JPH03227378A - 赤外線吸収印刷インキ - Google Patents
赤外線吸収印刷インキInfo
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は、近赤外波長域７００〜１１０００ｎに吸収を
もつ赤外線吸収印刷インキに関する。
もつ赤外線吸収印刷インキに関する。
さらに詳しくは、本発明は近赤外波長域７００〜１０１
０００ｎで検知するバーコード用印刷及び擬造防止用印
刷に用いられる赤外線吸収印刷インキに関する。
０００ｎで検知するバーコード用印刷及び擬造防止用印
刷に用いられる赤外線吸収印刷インキに関する。
（従来の技術）
従来、各種証明書等には改ざん、擬造防止のため様々な
機能が施されている。たとえば通常の条件下で肉眼を以
ってしては識別し得ないようにし、特定の操作によって
のみ識別できる機能のある液晶、導電性物質、磁性物質
をほどこすことによって、照合や改ざん防止機能が付与
されている。これらの方法は、たとえば、肉眼での通常
の条件下で視認防止効果が不十分であったり、使用中の
剥離、損傷や改ざんが容易であったり、照合の操作が容
易に出来なかったりして、必ずしも満足なものではなか
った。
機能が施されている。たとえば通常の条件下で肉眼を以
ってしては識別し得ないようにし、特定の操作によって
のみ識別できる機能のある液晶、導電性物質、磁性物質
をほどこすことによって、照合や改ざん防止機能が付与
されている。これらの方法は、たとえば、肉眼での通常
の条件下で視認防止効果が不十分であったり、使用中の
剥離、損傷や改ざんが容易であったり、照合の操作が容
易に出来なかったりして、必ずしも満足なものではなか
った。
近年、赤外線吸収を利用した検知方法が比較的容易な方
法として用いられるようになり、バーコード印刷にも応
用されるようになってきた。一般に、赤外線吸収剤とし
ては、７セチル７セトンの金属キレート化合物７ントラ
キノン系化合物、ナフトキノン系化合物、ジアミンシス
エチレンチオラトニソケル誘導体、芳香族ジアミン金属
錯体、脂肪族ジアミン金属錯体、芳香族ジチオール金属
錯体、脂肪族ジチオール金属錯体等が知られている。と
ころで、印刷インキのビヒクル中に１０μｍ以上の粒子
径の物質が存在すると転移不良がおきたり、版を傷めた
り、印刷中にこれらの物質が版やプランケットに堆積し
て印刷不能になる等、満足な印刷ができなくなるが、こ
れらの物質は、印刷インキ用ビヒクル中への練肉分散性
が悪くインキビヒクル中に１０８ｍ以下の粒子として存
在しえず、かつビヒクル中で凝集をおこすため印刷イン
キ用素材としては用いることができない。
法として用いられるようになり、バーコード印刷にも応
用されるようになってきた。一般に、赤外線吸収剤とし
ては、７セチル７セトンの金属キレート化合物７ントラ
キノン系化合物、ナフトキノン系化合物、ジアミンシス
エチレンチオラトニソケル誘導体、芳香族ジアミン金属
錯体、脂肪族ジアミン金属錯体、芳香族ジチオール金属
錯体、脂肪族ジチオール金属錯体等が知られている。と
ころで、印刷インキのビヒクル中に１０μｍ以上の粒子
径の物質が存在すると転移不良がおきたり、版を傷めた
り、印刷中にこれらの物質が版やプランケットに堆積し
て印刷不能になる等、満足な印刷ができなくなるが、こ
れらの物質は、印刷インキ用ビヒクル中への練肉分散性
が悪くインキビヒクル中に１０８ｍ以下の粒子として存
在しえず、かつビヒクル中で凝集をおこすため印刷イン
キ用素材としては用いることができない。
又、これらの物質は、印刷インキに必要な耐熱性、耐光
性、耐薬品性にも欠けている。
性、耐薬品性にも欠けている。
（発明が解決しよとする課Ｂ）
本発明者らは検討の結果一般式Ｉで示される化合物が赤
外線吸収物質であり、殊に７００〜１１０００ｎに強い
吸収を示すこと、従って７００〜１１０００ｎに主波長
を有する近赤外線センサーにより検出されること、又こ
の物質はインキ用ビヒクルへの分散性、練肉性が良好で
ビヒクル中での経時凝集が無いこと、耐熱性、耐光性、
耐薬品性に優れていること、を見出し、本発明に至った
もので、本発明は前記の従来の種々の欠点を改良し印刷
適性、貯蔵安定性に優れ、かつ肉眼での識別が容易でな
い上、種々の耐性に優れた印刷物を与える赤外線吸収印
刷インキを提供するものである。
外線吸収物質であり、殊に７００〜１１０００ｎに強い
吸収を示すこと、従って７００〜１１０００ｎに主波長
を有する近赤外線センサーにより検出されること、又こ
の物質はインキ用ビヒクルへの分散性、練肉性が良好で
ビヒクル中での経時凝集が無いこと、耐熱性、耐光性、
耐薬品性に優れていること、を見出し、本発明に至った
もので、本発明は前記の従来の種々の欠点を改良し印刷
適性、貯蔵安定性に優れ、かつ肉眼での識別が容易でな
い上、種々の耐性に優れた印刷物を与える赤外線吸収印
刷インキを提供するものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、一般式１で示される化合物を赤外線吸収剤と
して用いることを特徴とする赤外線吸収印刷インキであ
る。
して用いることを特徴とする赤外線吸収印刷インキであ
る。
（式中、Ｍは銅またはコバルト原子を示す、）本発明に
於て一般式Ｉで示される化合物はＪ、Ｃ。
於て一般式Ｉで示される化合物はＪ、Ｃ。
Ｓ、 、 １９３７．９１１に記載されたもので、印刷
インキ用ビヒクル或は印刷インキに２０重量％以下、１
〜１５重量％が好ましい。２０重量％を超える添加量で
はインキ流動性が劣化し、印刷上好ましくない。特に１
−１５重量％で良好なインキ流動性が得られる。１重量
％未満では赤外線センサーで検知するのに充分な吸収が
得られない可能性がある。
インキ用ビヒクル或は印刷インキに２０重量％以下、１
〜１５重量％が好ましい。２０重量％を超える添加量で
はインキ流動性が劣化し、印刷上好ましくない。特に１
−１５重量％で良好なインキ流動性が得られる。１重量
％未満では赤外線センサーで検知するのに充分な吸収が
得られない可能性がある。
５〜２０重量％の範囲では可視波長域での吸収も強いた
め擬造防止用として用いる場合、任意の色相、彩度、明
度を得るには適宜調色を必要とする。又、肉眼での識別
が容易でないバーコード印刷物を得るには、特開昭６３
−３０７９９６公報に示されたように印刷領域を２つに
分ける必要がある。
め擬造防止用として用いる場合、任意の色相、彩度、明
度を得るには適宜調色を必要とする。又、肉眼での識別
が容易でないバーコード印刷物を得るには、特開昭６３
−３０７９９６公報に示されたように印刷領域を２つに
分ける必要がある。
印刷インキ用ビヒクルに１〜５重量％添加する方法では
、可視波長域での吸収が弱くなるため前記のような方法
だけでなく、赤外線吸収ニスとして印刷機、或はコータ
ーで印刷物上に塗布し赤外線吸収のある印刷物を得るこ
とができる。
、可視波長域での吸収が弱くなるため前記のような方法
だけでなく、赤外線吸収ニスとして印刷機、或はコータ
ーで印刷物上に塗布し赤外線吸収のある印刷物を得るこ
とができる。
なお、印刷インキとしては、従来から使用されている種
々の印刷インキが使用できる。
々の印刷インキが使用できる。
（実施例）
以下実施例により本発明を説明する。列中部とは重量部
を、％とは重量％をそれぞれ表わす。
を、％とは重量％をそれぞれ表わす。
実施例１
０ジン変性フ工ノール樹脂４００部、桐油２００部、ア
マニ油２００部、５号すルベント（目方化学製インキ溶
剤）２００部、ＡＬＣＨ（用研ファインケミカル製ゲル
化剤）１．２部から成る印刷インキ用ビヒクル８７％、
一般式１で表わされるＭが銅（ｎ）又はコバル） （Ｉ
［Ｉ）の化合物１２．５％、ナフテン酸マンガン０．５
％を３本ロールミルにて練肉したものを作成した。
マニ油２００部、５号すルベント（目方化学製インキ溶
剤）２００部、ＡＬＣＨ（用研ファインケミカル製ゲル
化剤）１．２部から成る印刷インキ用ビヒクル８７％、
一般式１で表わされるＭが銅（ｎ）又はコバル） （Ｉ
［Ｉ）の化合物１２．５％、ナフテン酸マンガン０．５
％を３本ロールミルにて練肉したものを作成した。
このインキをアート紙にオフセット印刷校正機によって
印刷し乾燥した（この印刷物をＡ、Ｂとする）。また比
較のため先の印刷インキ用ビヒクル８４．５％とナフテ
ン酸マンガン０．５％を混合したものに、それぞれβ型
銅フタロシアニン１５％ジスアヅイエロー１５％、カー
ミン６Ｂ１５％を３本ロールミルで練肉したインキ３色
（黄、紅、藍）を作成した。印刷物Ａ、Ｂと肉眼では色
相の差異が識別できないようにこの３色を各々０．３〜
７％の範囲でインキ用ビヒクルに混合し、調色して同様
にアート紙に印刷して乾燥した（この印刷物をＣ，Ｄと
する）。
印刷し乾燥した（この印刷物をＡ、Ｂとする）。また比
較のため先の印刷インキ用ビヒクル８４．５％とナフテ
ン酸マンガン０．５％を混合したものに、それぞれβ型
銅フタロシアニン１５％ジスアヅイエロー１５％、カー
ミン６Ｂ１５％を３本ロールミルで練肉したインキ３色
（黄、紅、藍）を作成した。印刷物Ａ、Ｂと肉眼では色
相の差異が識別できないようにこの３色を各々０．３〜
７％の範囲でインキ用ビヒクルに混合し、調色して同様
にアート紙に印刷して乾燥した（この印刷物をＣ，Ｄと
する）。
ＡとＣ，ＢとＤは肉眼で色相差を識別できないが、赤外
線センサーを用いるとＡ、Ｂは吸収があることが検出さ
れたが、Ｃ，Ｄは検出されなかった。
線センサーを用いるとＡ、Ｂは吸収があることが検出さ
れたが、Ｃ，Ｄは検出されなかった。
実施例２
実施例１で用いた印刷物の９００部ｍに於ける、アート
紙原反に対するＰＯ２値をＯＣＲテスター（村上色彩研
究断裂）を用いて測定した。Ａ、 Ｂは光学読取の指
標として充分なＰＯ３（プリント・コントラスト・シグ
ナル）値を示したが、ＣＤは小さいＰＯ２値しか示さな
い。この結果を第１表に示す。
紙原反に対するＰＯ２値をＯＣＲテスター（村上色彩研
究断裂）を用いて測定した。Ａ、 Ｂは光学読取の指
標として充分なＰＯ３（プリント・コントラスト・シグ
ナル）値を示したが、ＣＤは小さいＰＯ２値しか示さな
い。この結果を第１表に示す。
（以下余白）
第１表
〔発明の効果〕
本発明によりインキビビクルへの分散性、練肉性が良好
でビヒクル中での経時凝集が無く、印刷適性、貯蔵安定
性に優れ、かつ熱、光、薬品等の耐性に優れ、肉眼での
識別が容易でない印刷物を与える赤外線吸収印刷インキ
が得られるようになった。
でビヒクル中での経時凝集が無く、印刷適性、貯蔵安定
性に優れ、かつ熱、光、薬品等の耐性に優れ、肉眼での
識別が容易でない印刷物を与える赤外線吸収印刷インキ
が得られるようになった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、一般式 I で示される化合物を赤外線吸収剤として
用いることを特徴とする赤外線吸収印刷インキ。 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｍは銅またはコバルト原子を示す。）２、前記
一般式 I で示される化合物を１〜２０重量％含有する
ことを特徴とする請求項１記載の赤外線吸収印刷インキ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185590A JP2769377B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 赤外線吸収印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185590A JP2769377B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 赤外線吸収印刷インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03227378A true JPH03227378A (ja) | 1991-10-08 |
| JP2769377B2 JP2769377B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=12066730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2185590A Expired - Lifetime JP2769377B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 赤外線吸収印刷インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769377B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0599218A1 (en) * | 1992-11-20 | 1994-06-01 | Toppan Printing Co., Ltd. | Method and copying machine for preventing illegal copying |
| CN100462409C (zh) * | 2004-03-18 | 2009-02-18 | 凸版印刷(上海)有限公司 | 红外线吸收油墨及其制成的透明银行卡 |
| US7802881B2 (en) | 2007-11-06 | 2010-09-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink set for ink-jet recording, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| US8252104B2 (en) | 2007-11-06 | 2012-08-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Water-based infrared absorptive ink for ink-jet recording, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| CN105109228A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-02 | 江苏昌昇集团股份有限公司 | 一种利用印刷机印刷条形码的方法 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2185590A patent/JP2769377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0599218A1 (en) * | 1992-11-20 | 1994-06-01 | Toppan Printing Co., Ltd. | Method and copying machine for preventing illegal copying |
| US5475468A (en) * | 1992-11-20 | 1995-12-12 | Toppan Printing Co., Ltd. | Method and copying machine for preventing illegal copying |
| US5740514A (en) * | 1992-11-20 | 1998-04-14 | Toppan Printing Co., Ltd. | Information carrying sheet and illegal copying preventive image pattern |
| CN100462409C (zh) * | 2004-03-18 | 2009-02-18 | 凸版印刷(上海)有限公司 | 红外线吸收油墨及其制成的透明银行卡 |
| US7802881B2 (en) | 2007-11-06 | 2010-09-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink set for ink-jet recording, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| US8252104B2 (en) | 2007-11-06 | 2012-08-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Water-based infrared absorptive ink for ink-jet recording, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| CN105109228A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-02 | 江苏昌昇集团股份有限公司 | 一种利用印刷机印刷条形码的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2769377B2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |