JPH032270Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032270Y2 JPH032270Y2 JP1986038336U JP3833686U JPH032270Y2 JP H032270 Y2 JPH032270 Y2 JP H032270Y2 JP 1986038336 U JP1986038336 U JP 1986038336U JP 3833686 U JP3833686 U JP 3833686U JP H032270 Y2 JPH032270 Y2 JP H032270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- pair
- stretcher
- back rest
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 claims description 11
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 claims description 10
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、救急用の担架に関するものである。
従来、真直の2本の杆体間に布を張装した担架
が多用されている。
が多用されている。
したがつて、被運搬人を臥伸状態で乗せて運ぶ
ので、狭い曲がり角を通過しにくく、また狭いエ
レベータには乗ることができなかつた。さらに階
段や坂などでは被運搬人がずり落ちないように配
慮する必要があり、使いにくく、急を要する場合
に用いられるものとして、大きな問題点となつて
いた。
ので、狭い曲がり角を通過しにくく、また狭いエ
レベータには乗ることができなかつた。さらに階
段や坂などでは被運搬人がずり落ちないように配
慮する必要があり、使いにくく、急を要する場合
に用いられるものとして、大きな問題点となつて
いた。
本考案は上述の問題点を解決しようとするもの
で、小回りができて使い易く、且つ安全に用いら
れる担架を提供することを目的とするものであ
る。
で、小回りができて使い易く、且つ安全に用いら
れる担架を提供することを目的とするものであ
る。
本考案は、被運搬人の背当部2と尻当部3とか
らなる布を折曲パイプからなる椅子状枠体1に張
装して搭乗部と運搬人の担持部とを備えた担架に
おいて、前記背当部2の枠体1に一対の長脚部
5,5を設けると共に、背当部2と尻当部3との
間の枠体1に一対の短脚部4,4をそれぞれ設
け、背当部2の上方両端に切欠をつけて一対の担
持部6,6を枠体1の折曲部に形成し、該背当部
2と尻当部3との枠体1に跨がつて固着した一対
の握持用杆を設けて、その一端に担持部7,7を
形成し、かつ前記枠体1に掛止ベルト8,9と吊
りベルト10,11を備えたことを特徴とする担
架である。
らなる布を折曲パイプからなる椅子状枠体1に張
装して搭乗部と運搬人の担持部とを備えた担架に
おいて、前記背当部2の枠体1に一対の長脚部
5,5を設けると共に、背当部2と尻当部3との
間の枠体1に一対の短脚部4,4をそれぞれ設
け、背当部2の上方両端に切欠をつけて一対の担
持部6,6を枠体1の折曲部に形成し、該背当部
2と尻当部3との枠体1に跨がつて固着した一対
の握持用杆を設けて、その一端に担持部7,7を
形成し、かつ前記枠体1に掛止ベルト8,9と吊
りベルト10,11を備えたことを特徴とする担
架である。
本考案は、上述の構成を備えることにより、被
運搬人を腰かけ状態として運び得るので、担架を
立て勝手とできて狭い所も通過し易く、また尻当
部に脚部や尻部が係止されることとなつて階段や
坂でも被運搬人がずり落ちるおそれがなく、安全
且つ容易に運ぶことができる。
運搬人を腰かけ状態として運び得るので、担架を
立て勝手とできて狭い所も通過し易く、また尻当
部に脚部や尻部が係止されることとなつて階段や
坂でも被運搬人がずり落ちるおそれがなく、安全
且つ容易に運ぶことができる。
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
被運搬人を搭乗させる椅子状部は枠体1に布を
張装して形成され、少なくとも背当部2と尻当部
3を備えているが、本実施例では背当部2は頭当
部も延長して有している。
張装して形成され、少なくとも背当部2と尻当部
3を備えているが、本実施例では背当部2は頭当
部も延長して有している。
枠体1は、2本の、L字状の側縁部と、その端
部相互を接続した上縁部及び下縁部とからなり、
側縁部には、屈曲部に短脚部4が、背当部側の中
央部に長脚部5が、それぞれ湾曲底面をもつて備
えられている。
部相互を接続した上縁部及び下縁部とからなり、
側縁部には、屈曲部に短脚部4が、背当部側の中
央部に長脚部5が、それぞれ湾曲底面をもつて備
えられている。
担架には、運搬人の担持部6,6,7,7が椅
子状部の部材又は担持用に別に設けた部材に備え
られる。本実施例では担持部6,6は枠体1の上
縁部の両端部を利用してあり、担持部7,7は、
枠体1に側縁部の背当部側の中央部から尻当部側
の端部を通つてさらに延長させて設けた、2本の
握持用杆の先端部で形成されている。この2本の
握持用杆の基部即ち、被運搬人の腰部の両側に位
置する部分は、被運搬人の握持部材や脱落防止部
材としても用いられる。
子状部の部材又は担持用に別に設けた部材に備え
られる。本実施例では担持部6,6は枠体1の上
縁部の両端部を利用してあり、担持部7,7は、
枠体1に側縁部の背当部側の中央部から尻当部側
の端部を通つてさらに延長させて設けた、2本の
握持用杆の先端部で形成されている。この2本の
握持用杆の基部即ち、被運搬人の腰部の両側に位
置する部分は、被運搬人の握持部材や脱落防止部
材としても用いられる。
図中、8,9は被運搬人を椅子状部に固定する
ための掛止ベルト、10,11は運搬人の首や肩
などに掛ける吊りベルトである。
ための掛止ベルト、10,11は運搬人の首や肩
などに掛ける吊りベルトである。
しかして、この担架は立て勝手にできるので、
狭い通路の曲り角も楽に通過でき、また狭いエレ
ベータも利用できる。また階段では、下る時は第
2図に示すように用い、上る時は被運搬人の向き
は変えずに運搬人の向きだけ逆にして用いること
ができる。また、運搬人を横歩きさせて、即ち担
架の進行方向を担架長手方向に直交又は斜交する
向きにして運ぶこともできる。その場合も立て勝
手にできるので狭い通路や階段でも通り易い。
狭い通路の曲り角も楽に通過でき、また狭いエレ
ベータも利用できる。また階段では、下る時は第
2図に示すように用い、上る時は被運搬人の向き
は変えずに運搬人の向きだけ逆にして用いること
ができる。また、運搬人を横歩きさせて、即ち担
架の進行方向を担架長手方向に直交又は斜交する
向きにして運ぶこともできる。その場合も立て勝
手にできるので狭い通路や階段でも通り易い。
他方、被運搬人から見ると、従来のものでは臥
伸状態を強いられれるので、運ばれる時に前方が
見えず不安感を覚えることもあつた。しかし、本
考案の担架は抵抗が少なく手軽に利用し易いもの
である。
伸状態を強いられれるので、運ばれる時に前方が
見えず不安感を覚えることもあつた。しかし、本
考案の担架は抵抗が少なく手軽に利用し易いもの
である。
上述の実施例のほか、椅子状部をリクライニン
グ方式として背当部2と尻当部3とがなす角を例
えば90゜〜180゜の範囲で調節可能とすることや尻
当部3に下脚当部を延長することなども可能であ
る。実施に際しては、前者の場合にあつては椅子
状部の角度で影響を受けないように別に担持部を
設けることが好ましく、後者の場合にあつては下
脚当部をスライド可能もしくは屈曲可能として必
要に応じて延長して用いるようにするのが好まし
い。
グ方式として背当部2と尻当部3とがなす角を例
えば90゜〜180゜の範囲で調節可能とすることや尻
当部3に下脚当部を延長することなども可能であ
る。実施に際しては、前者の場合にあつては椅子
状部の角度で影響を受けないように別に担持部を
設けることが好ましく、後者の場合にあつては下
脚当部をスライド可能もしくは屈曲可能として必
要に応じて延長して用いるようにするのが好まし
い。
なお、椅子状部や担持部などの構成部材を伸縮
可能又は屈曲可能として、全体を平に畳みコンパ
クトな形態にできるようにすれば、収納に便利で
ある。
可能又は屈曲可能として、全体を平に畳みコンパ
クトな形態にできるようにすれば、収納に便利で
ある。
本考案は、背当部2の枠体1に一対の長脚部
5,5を設けると共に、背当部2と尻当部3との
間の枠体1に一対の短脚部4,4をそれぞれ設
け、背当部2の上方両端に切欠をつけて一対の担
持部6,6を枠体1の折曲部に形成し、該背当部
2と尻当部3との枠体1に跨がつて固着した一対
の握持用杆を設けて、その一端に担持部7,7を
形成したことにより、担架を地面におろしたとき
にも安定した状態が維持でき、担持部も宙に浮い
て取扱いやすく搭乗者の姿勢に無理を強いること
なく、らくな状態で運搬できるほか、構成が簡単
で製造容易であり、コンパクトで軽量化され安価
な形態にでき狭い場所や階段や坂などは安全で搭
乗者に不安感を与えることなく容易に通過するこ
とが可能な、使い良い、安全に運べる担架とする
ことができ、実用上顕著な効果を奏することがで
きる。
5,5を設けると共に、背当部2と尻当部3との
間の枠体1に一対の短脚部4,4をそれぞれ設
け、背当部2の上方両端に切欠をつけて一対の担
持部6,6を枠体1の折曲部に形成し、該背当部
2と尻当部3との枠体1に跨がつて固着した一対
の握持用杆を設けて、その一端に担持部7,7を
形成したことにより、担架を地面におろしたとき
にも安定した状態が維持でき、担持部も宙に浮い
て取扱いやすく搭乗者の姿勢に無理を強いること
なく、らくな状態で運搬できるほか、構成が簡単
で製造容易であり、コンパクトで軽量化され安価
な形態にでき狭い場所や階段や坂などは安全で搭
乗者に不安感を与えることなく容易に通過するこ
とが可能な、使い良い、安全に運べる担架とする
ことができ、実用上顕著な効果を奏することがで
きる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜面
図、第2図は使用状態の斜面図である。 1……枠体、2……背当部、3……尻当部、4
……短脚部、5……長脚部、6,7……担持部、
8,9……掛止ベルト、10,11……吊りベル
ト。
図、第2図は使用状態の斜面図である。 1……枠体、2……背当部、3……尻当部、4
……短脚部、5……長脚部、6,7……担持部、
8,9……掛止ベルト、10,11……吊りベル
ト。
Claims (1)
- 被運搬人の背当部2と尻当部3とからなる布を
折曲パイプからなる椅子状枠体1に張装して搭乗
部と運搬人の担持部とを備えた担架において、前
記背当部2の枠体1に一の対の長脚部5,5を設
けると共に、背当部2と尻当部3との間の枠体1
に一対短脚部4,4をそれぞれ設け、背当部2の
上方両端に切欠をつけて一対の担持部6,6を枠
体1の折曲部に形成し、該背当部2と尻当部3と
の枠体1に跨がつて固着した一対の握持用杆を設
けて、その一端に担持部7,7を形成し、かつ前
記枠体1に掛止ベルト8,9と吊りベルト10,
11を備えたことを特徴とする担架。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038336U JPH032270Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038336U JPH032270Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152727U JPS62152727U (ja) | 1987-09-28 |
JPH032270Y2 true JPH032270Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=30850483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986038336U Expired JPH032270Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032270Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4408532B2 (ja) * | 2000-02-23 | 2010-02-03 | 株式会社前田シェルサービス | 座席式担架 |
JP5999920B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2016-09-28 | ディーブイエックス株式会社 | 担架 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063248U (ja) * | 1991-06-11 | 1994-01-18 | 安雄 高橋 | ホース保持部付きバケツとクリップ |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP1986038336U patent/JPH032270Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063248U (ja) * | 1991-06-11 | 1994-01-18 | 安雄 高橋 | ホース保持部付きバケツとクリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62152727U (ja) | 1987-09-28 |
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