JPH032263Y2 - - Google Patents

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JPH032263Y2
JPH032263Y2 JP1986128313U JP12831386U JPH032263Y2 JP H032263 Y2 JPH032263 Y2 JP H032263Y2 JP 1986128313 U JP1986128313 U JP 1986128313U JP 12831386 U JP12831386 U JP 12831386U JP H032263 Y2 JPH032263 Y2 JP H032263Y2
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periurethral
urinary incontinence
cup
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female urinary
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    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/307Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the urinary organs, e.g. urethroscopes, cystoscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/107Measuring physical dimensions, e.g. size of the entire body or parts thereof
    • A61B5/1076Measuring physical dimensions, e.g. size of the entire body or parts thereof for measuring dimensions inside body cavities, e.g. using catheters
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/451Genital or anal receptacles
    • A61F5/455Genital or anal receptacles for collecting urine or discharge from female member
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、女性用尿失禁処置装置に関するもの
である。
従来の技術 各種の女性用尿失禁処置装置が、過去におい
て、尿失禁に悩んでいる女性患者から尿を導き、
集めるために提案されているが、しかしながら、
一般的には、このような尿失禁処置装置は、漏
れ、着用者に不快、圧感及び壊死(一つ以上の細
胞、又は、組織などの一部分の病理的な死を現す
医学用語)などの問題を伴つている。このような
従来の尿失禁処置の有効でないことの一つの証拠
は、それらが市販に成功していないことである。
従来の尿失禁処置装置における上記の問題は、
特に、歩行可能な患者の場合に増大される。なぜ
ならば、歩行運動の間に、尿道周囲の中に生ずる
複雑な解剖学的変化及びこのような変化に適合す
る尿失禁処置装置が無いからである。しかしなが
ら、有効な尿失禁処置装置に対する需要は、歩行
可能な患者だけに限定されるものでは決して無
い。例えば、脊椎索障害を有している歩行能な女
性患者は、このような患者のほんの最少の身体の
運動にもかかわらず、現存する尿失禁処置装置
(内在カテーテル、間欠的カテーテルなど)によ
つては、良好に看護されることは出来ない。
従来の特許が、尿収集装置を作動装置に保持す
るために、ちつの中に差し込まれるように意図さ
れている位置決め要素を設けられた女性用尿失禁
処置装置を開示している。(米国特許第2483079;
2490963;3116737;3528423;3512185;
3776235;3611155;426901号明細書参照)。位置
決め要素が比較的に硬いそれらの構造物は、運動
の間に生ずる身体の解剖学的変化に合致すること
は、明らかに不可能である。たわみ可能、又は、
変形可能なちつ位置決め要素を有している従来の
尿失禁処置装置は、筋肉の刺激を減少させ、患者
の心地良さを向上させるが、それにもかかわら
ず、接触線、又は、接触領域に沿う漏れに有効な
漏れ止めを与え、漏れを阻止するという問題は、
残つたままである。
他に、関連する米国特許として、第4270539;
3651810;4198979及び3194238号明細書がある。
考案が解決しようとする課題 本考案は、このような現状に鑑がみ、従来公知
のものにおける各種の問題点を解決することが可
能である、改良された新規な女性用尿失禁処置装
置を得ることを、その課題とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本考案による女性
用尿失禁処置装置の一つの特徴によると、周囲筋
肉との有効な漏れ止めは、若しも、女性用尿失禁
処置装置が、その尿道周囲カツプが、圧縮可能で
はあるが、しかしながら、一般的に、形状を保持
するように構成され、また、尿道周囲カツプが、
独立して、少なくとも、ある限定された範囲内に
おいて、女性用尿失禁処置装置の着用者と外部接
触をする女性用尿失禁処置装置の部分に関して動
くことが出来るように取り付けられるならば、達
成されるということの発見にあるものである。
また、本考案の他の特徴は、若しも、このよう
な成形された圧縮可能な要素が、輪郭が尿道周囲
カツプの形状であり且つ外部パツド(これ自体、
所定位置に、パンツ、又は、支持ベルトによつて
保持される)に、女性用尿失禁処置装置が着用さ
れた時に、外部パツドに上向きの力を加える管状
の弾性ベローによつて作動的に連結され、同時
に、外部パツドに関する尿道周囲カツプの限定さ
れた独立の運動と干渉しないならば、このような
組み合わせは、従来の女性用尿失禁処置装置にお
ける前述の問題を無くし、又は、実質的に減少す
る女性用尿失禁処置装置が得られるという認識に
ある。常時は、一方道弁により閉塞されている空
気入口部分が、空気が女性用尿失禁処置装置の中
へ入ることを許し、女性用尿失禁処置装置の内部
に相対的な負圧の発生することを阻止し、また、
通気弁が、尿収集容器(普通には、膨張可能なプ
ラスチツク製である)の中に備えられ、尿収集容
器の膨張、又は、変形を阻止するが、この膨張、
又は、変形は、さもないと、捕らえられた空気及
び相対的な正圧の発生から生ずるものである。
このような女性用尿失禁処置装置の尿道周囲カ
ツプは、軟らかな、圧縮可能ではあるが、しかし
ながら、一般的には、形状を保持する材料から、
一つの部材に成形されるが、この材料は、シヨア
Aスケールで約1〜30の範囲、好ましくは、約5
〜20の範囲内の硬度を有するべきであることが、
見いだされている。尿道周囲カツプの外表面が平
滑であり且つ無孔性であるように形成されたエラ
ストマ材料が、特に、有効であることが、発見さ
れた。
尿道周囲カツプは、前部、後部及び側部の壁部
分から構成されており、これらの壁部分により、
上部開口及び下部開口が形成すされており、ま
た、これらの壁部分は、実質的な壁厚さ(約8〜
15mm)を有しており、また、滑らかな、丸められ
た表面を有しており、尿道床及びちつ入口と実質
的な面接触を作るようにする。後部壁部分は、前
部壁部分及び側部壁部分の上限を越えて上方に延
びており、この後部壁部分は、弾性的な、ちつに
差し込み可能な、尿を転向させるための突起を形
成するようになつておいるが、このことは、尿道
開口が、ちつ入口の中に置かれている患者、又
は、尿道開口が、ちつ入口に直接的に隣接して置
かれている患者に対して、重要な特徴となつてい
る。また、この尿を転向させるための突起は、尿
道周囲カツプの開口の方へたわむこと及び開口か
ら離れるようにたわむことは可能であるが、この
場合に、尿道周囲床及びちつ入口に係合している
滑らかな、丸められた接触面に、曲げが生じた
り、又は、ねじれが生じたりすることは無い。な
ぜならば、尿道周囲カツプは、圧縮性があり、ま
た、壁は、実質的な厚さを有しているからであ
る。
軟らかな、弾性的な且つたわみ可能な材料から
成る外部パツドは、女性用尿失禁処置装置の着用
者の大陰唇に外部接触するように寸法決めされ、
また、外部パツドを貫通する開口を有している。
この開口は、尿道周囲カツプの下部開口との間
に、管状の弾性ベローがあるが、この弾性ベロー
は、女性用尿失禁処置装置が着用される時に、尿
道周囲カツプに上向きの力を働かすような寸法と
され、身体運動の間に生ずる複雑な解剖学的変
化、又は、変形にもかかわらず、尿道周囲カツプ
の丸められた接触面と、尿道周囲床及びちつ入口
の表面との間に、有効な漏れ止めを維持するよう
にする。弾性ベローの長さは、女性用尿失禁処置
装置の各着用者に対する尿道周囲床と、大陰唇の
外部表面との間の距離により、あるあらかじめ定
められた限度以内において変動し、また、女性用
尿失禁処置装置の構造に従つて輪郭を付けられた
寸法決め測定器具が、ある与えられた患者に対し
て適正な弾性ベローの長さを確立するために使用
されても良い。このような測定器具は、若しも、
必要と見なされ、又は、希望であるならば、内視
鏡検査を許すように設計されても良い。
外部パツドは、若しも、希望されるならば、患
者の大陰唇に直接的に接触するように、軟らかな
吸収性の裏打ちを設けられても良い。たわみ可能
な導管が、外部パツドの出口から、脚用尿収集
袋、又は、他の適当な尿収集装置まで延びていて
も良い。外部パツドは、好適には、着用者の下着
(パンツによつて所定位置に保持されるが、しか
しながら、ひも、又は、帯の形状の他の支持手段
が使用されても良い。
外部パツドは、若しも、希望されるならば、患
者の大陰唇に直接的に接触するように、軟らかい
吸収性の裏打ちを設けられても良い。たわみ可能
な導管が、外部パツドの出口から、脚用尿収集
袋、又は、他の適当な尿収集装置まで延びていて
も良い。外部パツドは、好適には、着用者の下着
(パンツ)によつて所定位置に保持されるが、し
かしながら、ひも、又は、帯の形状の他の支持手
段が使用されても良い。
実施例 以下、本考案をその実施例を示す添付図面に基
づいて詳細に説明をする。
まず、第1〜6図には、本考案による女性用尿
失禁処置装置の第一実施例が示されているが、こ
の女性用尿失禁処置装置10の主要部材は、尿道
周囲カツプ11と、外部パツド12と、管状の弾
性ベロー13とである。たわみ可能な導管14
が、尿を適当な尿収集容器15に運搬する。歩行
可能な患者に対しては、尿収集容器15として、
1981年6月15日に米国において特許出願された特
許願第273363号に開示されている袋のような脚用
尿収集袋の形状を、普通には、取るものとする。
しかしながら、他の形式の尿収集容器15が、
使用者の必要及び身体的条件に合うように設けら
れても良いことを理解されたい。普通には、たわ
み可能な導管14は、適当な取り外し自在な継手
16を含んでいる。この第2図に示された継手1
6は、米国特許第4280498号明細書に示され、記
載されているものと同様であるが、しかしなが
ら、他の形式の継手が設けられても良い。
尿道周囲カツプ11は、軟らかな、圧縮可能
な、しかしながら、一般的に形状を保持する材料
から一つの部材に成形される。平滑な、実質的に
無孔の外表面を有している成形されたエラスト
マ、シリコン材料が、特に、有効であることが発
見されたが、しかしながら、弾性的な発泡材料の
ような、他の成形された圧縮可能な材料も、使用
可能である。選択された材料には無関係に、この
ような材料は、シヨアAスケールで、約1〜30、
好適には、5〜20の範囲内の硬度を持つべきもの
であることが、発見された。特に有効な結果は、
約10の硬度を有している材料によつて得られら。
尿道周囲カツプ11の側壁が、実質的な厚さを
有していること及び尿道周囲カツプ11の最上面
が、第2及び3図に示されるように、滑らかな湾
曲され、又は、丸められることも重要である。一
層詳細には、図示されるように、尿道周囲カツプ
11は、それぞれ、上部開口17及び下部開口1
8を有している。一体の側壁19は、それぞれ、
前部壁部分19a、後部壁部分19b及び側部壁
部分19cから成り立つている。上部開口17を
形成している領域内においては、それらの壁部分
のそれぞれは、尿道33の回りにおいて、尿道周
囲床32及びちつ入口と係合する部分であるの
で、約3〜15mmの範囲内の厚さd(第3図)を有
していなければならない(第5図参照)。その結
果、以後に説明をされるように、尿道周囲カツプ
11は、尿道周囲床及びちつ入口と実質的に接触
する上部表面を有するようになるが、この尿道周
囲カツプ11は、軟らかく且つ圧縮可能であり、
弾性ベロー13によつて働かされる上向きの力に
もかかわらず、使用中は形状を維持する傾向を有
している。
後部壁部分19bは、前部壁部分19a及び側
部壁部分19cの上限を越えて上方に突出し、弾
性的な、ちつに差し込み可能な、尿を転向させる
ための突起20を形成している。この尿を転向さ
せるための突起20の本質的な目的は、女性人口
の15%〜20%と推定されるその尿道開口が、ちつ
入口内部、又は、それに直接的に隣接して置かれ
ている女性に対する尿転向装置として役立つこと
にある。尿を転向させるための突起20が、尿道
周囲カツプ11を所定位置に置き、保持すること
を遂行するという何らかの機能は、二次的な重要
性のものである。後に詳細に説明をされるよう
に、圧縮可能な尿道周囲カツプ11の広く且つ滑
らかに丸められた接触面は、弾性ベロー13によ
つて働かされる穏やかな上向きの力と組み合わさ
れ、主として、尿道周囲カツプ11を、その作動
位置に維持するのに役立つている。
第1〜3図に示されるように、尿を転向させる
ための突起20の丸めらた上表面20aは、尿道
周囲カツプ11の残つている側部壁部分及び前部
壁部分に、滑らかに且つ漸進的に移行している。
特に、尿を転向させるための突起20の上方の前
方部分の表面は、第2図に実質的な半径rを有し
ているものとして現されている曲線に沿つて、側
部壁部分の上表面に移行している。この半径r
は、通常は、約5〜12mmの範囲内のものである。
尿を転向させるための突起20が、第2図に鎖線
により現されているように、前方に押し進められ
る時にでさえも、半径rの箇所において、壁に曲
がり、又は、ねじれが生ずることの無いという事
実が、特別に重要である。なぜならば、尿道周囲
カツプ11が形成されている材料には、圧縮性が
あるからである。従つて、尿道周囲カツプ11の
上方に突出している湾曲された上表面(尿を転向
させるための突起20を含んでいる)と、患者の
接触面との間に有効な漏れ止めが、正常の身体の
運動の間に維持される傾向となる。
外部パツド12は、尿道周囲カツプ11と同一
の軟らかな、圧縮可能な材料から形成されること
も出来、また、どのような場合にも、弾性のあ
る、たわみ可能な合成樹脂材料から形成されるべ
きである。外部パツド12は、一般的に、平面輪
郭が卵形であり、尿道周囲カツプ11よりも実質
的に、より大きく、また、貫通して延びている開
口21を有している(第2図)。図示されるよう
に、外部パツド12は、上表面12aを有してお
り、これは、好適には、凹形、又は、皿形であ
り、また、若しも、希望されるならば、上表面1
2aは、不織木棉繊維、又は、他の適当な吸収性
材料から作られた裏打ち22(第2図)を有して
いても良い。外部パツド12は、その下表面12
bに沿つて、ヴエルクロ・パツチの名称の下に市
販されている形式のナイロンかぎ、又は、ループ
を有している織物の形状の取り付け手段23を設
けられても良い。若しも、こような取り付け手段
23が使用されるならば、その時には、患者は、
取り付け手段23と係合し、連結するために、は
けを設けられたナイロン製のまたパネルを有して
いるパンツをも着用し、外部パツド12を、大陰
唇の外表面に対して維持することを補助するよう
にしても良い。
弾性ベロー13は、任意の適当なエラストマ材
料から形成されることが出来、また、未圧縮、又
は、膨張された状態においては、第1〜3図に現
された外観を取つている。ある与えらた尿収集容
器が使用される場合に対して、弾性ベロー13の
波、又は、うず13aの個数は、女性用尿失禁処
置装置10を着用されるべき着用者の大陰唇と、
尿道周囲床との間の距離に依存し、これによつ
て、着用された時に、波が、第4及び6図に示さ
れるように圧縮され、又は、軸方向に減少される
ようにする。普通には、成人の着用者に対して
は、波の個数は、2個(第2図)と、6個との間
の範囲であり、また、波部分の変形されていない
長さは、10〜30mmの範囲であり、それらの範囲内
の3個の選択された寸法が、成人の女性人口の90
%以上の要求を満たす。弾性ベロー13は、ポリ
ウレタンンシリコン・ゴム、ラテツクス、又は、
同様の性質を有している多種類の他の材料の任意
のエラストマら形成されることが出来る。特別に
有効な材料は、Dow Corning社によつて、Q7−
4840の名称の下に市販されているシリコン材料で
あることが発見された。同社の他の利用可能なも
のは、MDX4−4210である。
図示されている実施例においては、弾性ベロー
13及び尿道周囲カツプ11は、別々に形成さ
れ、それから、弾性ベロー13の上端部が、接着
剤、又は、他の適当な手段によつて、下部の開口
18の回りにおいて尿道周囲カツプ11に固着さ
れる。しかしながら、若しも、希望されるなら
ば、これらの2個の要素が、一体に形成されても
良いことを理解すべきである。弾性ベロー13の
下端部は、外部パツド12の開口21の上端部に
おいて、たわみ可能な導管14に、その上方に拡
大された延長部25によつて連結される。たわみ
可能な導管14の延長部25は、弾性ベロー13
及び外部パツド12の壁に、接着剤、熱シール、
又は、他の任意の手段によつて接合されても良
い。
第4〜6図は、通常の使用条件の下における女
性用尿失禁処置装置10の解剖学的位置を示すも
のである。外部パツド12が、大陰唇30の外表
面を上方に押圧し、その位置に、外部パツド12
の下部に延びると共に環状のヴエルクロ・パツチ
23(若しも、備えられているならば)によつて
連結され、パンツ、又は、他の手段(図示されて
いない)によつて保持される。尿道周囲カツプ1
1は、小陰唇31の間を上方に延びており、ま
た、軟らかな、丸められた前部壁部分及び側部壁
部分19a及び19cの上表面11aは、尿道3
3の回りにおいて尿道周囲床32に係合する。尿
を転向させるための突起20は、上方へ小距離
を、ちつ31の入口の中に延びる。それ故、尿道
周囲カツプ11の穏やかな丸められた上表面20
a及び11aは、患者の尿道が後方へ湾曲し且つ
ちつ入口と直接的に連通している(第4図に破線
35で現されるように)少数の患者の場合でさえ
も、尿道周囲の表面と弾性的な漏れ止め接触を作
る。尿道周囲カツプ11の広い滑らかに丸められ
た上表面は、着用者と実質的な面接触を作り、力
の局地化の可能性を大いに減少するが、この局地
化は、不快を生じさせ、また、圧力えその危険を
生じさせるかも知れない。尿道周囲カツプ11の
壁の厚さは、尿道周囲カツプ11が作られている
材料の軟らかさ及び圧縮性にもかかわらず、泡を
保持している構造を生ずる。若しも、尿道周囲カ
ツプ11の限定された変形が使用の際に生ずるな
らば(例えば、第2図に鎖線で示されるように)、
このような変形は、尿道周囲カツプ11の材料の
圧縮性によつて、漏れを生じさせるかも知れない
曲がりや、ねじりを伴うこと無しに、又は、刺激
及び不快を生じさせるかも知れない体の筋肉と、
尿道周囲カツプ11の表面との間における相対的
運動無しに、適応されることが出来る。形状を保
持する尿道周囲カツプ11は、尿道周囲床と、ち
つ入口との漏れ止め接触をするように、上方に押
し進められるが、これは、エラストマ製の弾性ベ
ロー13によつて働かされる膨張力によるもので
ある。女性用尿失禁処置装置10が適正に着用さ
れる時には、弾性ベロー13は、第4図及び第6
図に最も良く示されるように、部分的に圧縮され
た状態にある。外部パツド12は、大陰唇30に
対して不動とされ、弾性ベロー13の膨張力が、
外部パツド12に向かつて下方向に加えられる基
台として作用をする。外部パツド11によつて尿
道33の周囲表面に向かつて加えられる上向きの
力は、それ故、その大きさ及び方向において、比
較的に一定である。
弾性ベロー13は、単に、尿道周囲カツプ11
を図示された位置に維持するために、尿道周囲カ
ツプ11の上に、ある一定の穏やかな上向きの力
を働かすだけでは無く、人体の運動の動力学から
生ずる変化に適応するように、ねじれ、曲げ及び
たわみも、可能である。第5図は、着用者の運動
のために、尿道周囲カツプ11及び外部パツド1
2が、横方向に配置されるが、それにもかかわら
ず、形状を保持するが、しかしながら、圧縮可能
な尿道周囲カツプ11と、尿道33の周囲表面と
の間における実質的な接触面と組み合わされて、
弾性ベロー13によつて加えられる膨張力が、依
然として、尿道周囲カツプ11を着用者と漏れ止
め接触を維持する典型的な状態であると信じられ
ているものを、示すものである。
第7図は、着用者が女性用尿失禁処置装置10
を適当に着用するために必要とされる弾性ベロー
13の長さを決定するために便利に使用されるこ
とが出来る測定器具40の1例を、参考のために
示すものである。尿道周囲カツプ111は、上述
の尿道周囲カツプ11と実質的に同一寸法及び同
一形状のものであるが、実質的な相違は、尿道周
囲カツプ111が、弾性ベロー13から延びてい
るのでは無く、目盛りを設けられた硬い管41の
上端部に固着されていることが、第一である。外
部パツド112は、前述の外部パツド12と同様
であつても良く、弾性的なエラストマ材料から形
成され(Dow Corning社のQ7−4840が、特に、
有効であることが発見された)、また、実質的に
同一寸法である。主要な相違は、弾性ベロー13
及びたわみ可能な管14に固着される代わりに、
外部パツド112が、目盛りを設けられた硬い管
41を滑動自在に受け入れているスリーブ42を
設けられていることにある。外部パツド111
は、それ故、硬い管41の長さに沿つて滑動され
ることが出来、また、その位置が、目盛り線43
及び数字標示44を参照して決定されることが出
来る。
測定器具40は、医師、又は、医学的に訓練さ
れた人によつて処理され、尿道周囲カツプ111
を第4図における尿道周囲カツプ11によつて占
められる位置に差し込み、それから、外部パツド
122を目盛り線43を付けられた硬い管41に
沿つて軸方向に、外部パツド12に対して説明さ
れたのと同じ方法で、大陰唇にもたれるまで滑動
させせることによつて使用される。若しも、検査
が、尿道周囲カツプ111が、尿道周囲床及びち
つ入口に対して正しく置かれることを必要とし、
又は、確立されることが、望ましいと見なされて
いるならば、又は、若しも、検査が、他の理由で
必要であるならば、医師は、従来の内視鏡の心棒
を硬い管41の通路45を貫いて差し込み、これ
によつて、内視鏡の対物レンズが、開放している
尿道周囲カツプ112の中に延びるようにする。
一たん、尿道周囲カツプ111及び外部パツド1
12の両方が、適当に位置決めされると、測定器
具40は取り外され、患者によつて使用されるべ
き女性用尿失禁処置装置10に対する弾性ベロー
13の長さの決定が、目盛り線43及び数字標示
44からなされる。
以下の例は、本考案による女性用尿失禁処置装
置10の他に、使用するのに特別に有効であるこ
とが発見された軟らかな、圧縮可能な材料の準備
及びこの材料から形成される尿道周囲カツプの詳
細である。Dow Corning社の形式Q7−4840の2
部材から成るシリコン・ゴム添加の重合剤の第一
成分の10重量分と、第二成分の7重量分とが、約
350センチポアズの粘度を有しているDow
Corning社の形式360のシリコン流体の1.7重量分
と混合され、それから、脱気され、尿道周囲カツ
プ11、外部パツド12及び弾性ベロー13に対
する成形用鋳型の中に注入される。硬化が、149゜
〜204℃(200゜〜400〓)の温度に、約6分間まで
の時間加熱することによつて達成された。最終部
分のシリコン・ゴムは、均質であり、平滑で、澄
み切つており(半透明)、シヨアAスケールの硬
度で約10であつた。
部材は、エラストマ・フオームから作られるこ
とも出来る。1000〜6000センチポアズの範囲内の
粘度を有しているDow Corning社の形式Q7−
4296のシリコン・フオーム基の4重量分と、
35000〜65000センチポアズの範囲内の粘度を有し
ている同社のエラストマSilatic382の2.5重量分と
が完全に混合され、それから、形式Q7−7290の
シリコン・フオーム触媒の0.045重量分が加えら
れ、約30秒間完全に混合された。この混合物は、
約30秒間脱ガスされ、それから、強力にかき混ぜ
られた。脱ガス及びかき混ぜ過程が2回繰り返さ
れ、混合物は、それから、直ちに、尿道周囲カツ
プ11及び外部パツド12のための型の中に注入
された。尿道周囲カツプ11及び外部パツド12
は、約12分間の硬化時間間隔で、それらの各型キ
ヤピテイから取り出された。取り出しを容易とさ
せるために、型のキヤビテイは、適当な型はく離
剤(HEM41220)をあらかじめ塗布された。泡
部分の小さな細胞寸法は、脱ガス過程及び強力な
かき混ぜ作用によつて促進された。最終製品は、
平滑で、実質的に無孔性の外表面、又は、外被を
有しており、シヨアAスケールで約10の硬度を有
していた。
第8〜16図に示された第二実施例は、第1〜
4図の第一実施例と実質的に同一であるが、空気
の装入及びガス排出手段が相違している。この装
置は、着用者の大陰唇に接触するための外部パツ
ド212と、それぞれ上部開口217及び下部開
口218を有している尿道周囲カツプ211と、
尿道周囲カツプ211の下部開口218と外部パ
ツド212の開口との間を、外部パツド212が
大陰唇に対して保持される時に、尿道周囲カツプ
211を尿道周囲床及びちつ入口に係合するよう
に押圧するための管状の弾性ベロー213とを含
んでいる。尿道周囲カツプ211は、前部、後部
及び側部の壁部分219a,219b及び219
cから成り立つている一体の側壁219を有して
いる。上部開口217を形成している領域内にお
いて、それらの壁部分のそれぞれは、滑らかに丸
められた表面を有しており、また、約3〜15mmの
範囲内の実質的な壁厚さを有している。後部壁部
分219bは、前記及び側壁部分219cの上限
を越えて上方に突出しており、弾性ある、ちつの
中に差し込み可能な、尿を転向するための突起2
20を形成している。この実施例の特性、成分、
寸法、尿道周囲カツプ、弾性ベロー及び外部パツ
ドの機能は、第1〜6図の第一実施例に関して説
明されたそれらと、実質的に同一である。
弾性ベロー213及び尿道周囲カツプ211が
別個に形成されようと(図示され、前に説明をさ
れたように、後に、接着剤、又は、他の任意の手
段によつて接合される)、一体に形成されようと、
弾性ベロー213の上端部が、尿道周囲カツプ2
11と、下部開口218において直接的に連通す
る。弾性ベロー213の下端部は、そのたわみ可
能な導管214の上端部に、そのたわみ可能な導
管214の延長部225によつて連結される。第
8及び10図に一層明瞭に示されるように、たわ
み可能な導管214の延長部225は、壁225
aを有しているが、この壁225aは、上方及び
外方に広がり、弾性ベロー213のより大きな寸
法に適合している。しかしながら、この壁225
aの一部分225bは、一般的に、水平に、すな
わち、変形されない状態において弾性ベロー21
3の軸に対して垂直な平面の中に延びている。1
個、又は、それ以上の空気入口ポート250が、
後部壁部分225bを貫いて垂直に(すなわち軸
方向に)延びている。図示された形状において
は、1対のこのようなポートが設けられており、
各ポートは、横断面において見られる時に、弓形
の輪郭を有している(第11図)。円すいの形の
ひさし部分252及び心棒部分253を有してい
るかさ形の弁の形状を取つても良い弁部材251
が置かれ、周囲空気の入ることを許し、一方、同
時に、弾性ベロー213及びたわみ可能な導管2
14の上端部から流体(ガス及び液体)ぎ逃げる
ことを阻止する。第12〜14図に一層明らかに
示されるように、弁部材251の細長い心棒25
3は、壁部分225Bの中の開口254を貫いて
下方に延びるようにされているが、この開口25
4は、弓形のポート250の間に中心決めされて
いる。心棒253の中間の拡大部253aが、心
棒253の壁部分225bに関する上向きの運動
を制限している。下向きの運動は、円すい形のひ
さし部分252によつて囲まれている心棒253
の上方拡大部分253bによつて阻止される。
かさ形の弁部材251は、軟らかい、容易に変
形可能であり且つ容易に回復可能な、例えば、シ
リコン・ゴムのような弾性材料から成り立つてい
る。第13図は、弁部材を、張力を加えられてい
ない、又は、変形されていない状態で示している
が、しかしながら、第14図から、弁部材が、た
わみ可能な導管の延長部225の開口された壁2
25bに固着される時に、弁部材は、予応力を加
えられ、又は、予荷重を加えられ、ひさし部分2
52は、明確に下方に且つ外方に曲率を有し且つ
ひさし部分252の周縁が、壁225bの上表面
と、正常の漏れ止め係合関係に保持されることが
分かる。
その変形の可能性のために、また、予張力にも
かかわらず、弁部材251のひさし部分252
は、上方にたわむことが出来、小さな圧力差(例
えば、水柱1.27mm=0.5インチ)が存在する時に
でさえも、女性用尿失禁処置装置の中に空気の入
ることを許す。このような上方へのたわみは、第
12図に鎖線によつて示されている。他方、若し
も、女性用尿失禁処置装置の内部の圧力が、周囲
圧力と同一、又は、それを超過するならば、高度
にたわみ可能なひさし部分252は、壁部分22
5bの上面に対して有効に漏れ止めをし、また、
少なくとも、女性用尿失禁処置装置の正常の使用
において出会わされる圧力差範囲以内において
は、流体の流出を阻止する。第10図に示される
ように、外部パツド212は、壁部分225bの
中の開口250と連通している入口通路255を
有している。入口通路255は、外部パツド21
2の壁を貫いて、外部パツド212の下端部の入
口256から上方に延びている。ポート250及
び弁部材251の目的的は、尿道周囲カツプの尿
道周囲床及びちつ入口に対する尿道周囲カツプの
優れた漏れ止め作用が、たわみ可能な導管214
を通つて尿収集袋、又は、尿収集装置257への
尿の適正な流れに干渉しないことを確実にするこ
とにある。若しも、入口ポート250が無いなら
ば、たわみ可能な導管214を通つて下方へ流れ
る液体の柱が、相対的負圧を発生し、これが、弾
性ベロー213及び(又は)たわみ可能な導管2
14をつぶすのに十分でさえあり、尿道周囲カツ
プ211の取り付けに干渉し、恐らく、漏れ、又
は、着用者の不快の結果となる。ポート250及
び弁部材251が、たわみ可能な導管214の上
端部における空気の流入を許すので、圧力は均衡
され、このような問題は避けられる。
図示されたかさ形の弁部材が、高度に有効であ
ることが、見いだされたが、他の型式の空気流入
弁が使用されても良い。更に、かさ形の弁部材が
利用される場合には、転向器253に関して使用
されても、使用されなくても良い。転向器253
の目的は、単に、若しも、弁部材251のひさし
部分252が、弾性ベロー215を通つて急速に
流れ且つたわみ可能な導管214に入る尿の流れ
によつて衝撃されるならば、漏れが生ずるかも知
れないという可能性を、防止することにあるもの
である。若しも、弁部材に衝突し、これを変形す
ることによつて起こされる漏れの可能性が無視さ
れることが出来、又は、取るに足らないようにわ
ずかであると考えられるならば、その時には、転
向器258は、省略されても良い。
第12及び14〜16図に示されるように、転
向器258は、1対の間隔を置かれた下方に延び
ている脚260を有しているカバー板259の形
状を取つている。カバー板259が、弁部材25
1のひさし部分252の上に延び、所定位置に直
立する心棒261によつて保持されているが、こ
れらの心棒261は、たわみ可能な導管の延長部
225と一体に形成され、また、転向器258の
脚260の中に形成された溝、又は、穴262の
内部に受け入れられる。転向器258は、心棒2
61によつて所定位置に摩擦によつて保持される
ことも出来、また、図示されるように、心棒部分
261の自由端部は平にされ、これによつて、横
方向に拡大され、転向器258を作動位置に鎖錠
しても良い。あるいは、転向器258は、任意の
適当な手段によつて、永久的に接合され、又は、
一緒に融着されても良い。
女性用尿失禁処置装置の中にポートを経て膨張
する尿収集袋257から入る空気を防止するため
に、尿収集袋257の壁257aは、その上端部
に、通気手段270を設けられている。尿収集袋
257の上端部から空気を排出すると共に液体の
流出を防止するための任意の適当な手段が、使用
されても良い。通気手段は、壁257aの中に形
成された穴271の形状を取つており、これらの
穴271の面積は、尿収集袋257からガスが逃
げることが出来ると共に尿の通過を阻止する熱可
塑性合成樹脂の微細孔性ストリツプ272によつ
て裏打ちされている。ストリツプ272は、尿収
集袋257の壁に熱シール273、又に、任意の
他の適当なシール手段によつて周辺をシールされ
ている。種々の形式の微細孔性材料が、ストリツ
プの製造のために使用されることが出来るが、有
効な結果が、Gelman Corporation社によつて
「Versapor」の名称の下に市販されている3ミク
ロンのフイルタ材料を使用して達成された。たわ
み可能な導管114の下端部は、尿収集袋257
に、米国特許第4280498号明細書に示され且つ記
載されている形式の取り外し自在な継手280に
よつて連結されて示されている。たわみ可能な導
管214と、尿収集袋257との間に有効な液体
の漏らない漏れ止めを形成すると同時にたわみ可
能な導管と袋との間の制限された旋回運動を許す
ようにするために、米国特許第願273363号を参照
することも出来る。任意の種々の継手及び導管と
尿収集袋との間の連結が、設けられることが出来
るので、すべての尿収集装置に関して熟知してい
る者の知識内にある。従つて、この構造の一層詳
細な説明は、ここでは不要と思われる。
以上に、本考案の実施例を例示の目的で説明を
したが、当業者には、本考案の要旨から離れるこ
と無しに、実施例に多くの変更が加えられること
の出来ることを理解されたい。
考案の効果 本考案は、上記のような構成及び作用を有して
いるので、従来公知のものにおける問題点を解消
することが出来る新規な、改良された女性用尿失
禁処置装置を提供するという効果を発揮するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による女性用尿失禁処置装置
の1実施例を示す斜視図、第2図は、その縦断面
図、第3図は、第2図の3−3線による拡大断面
図、第4図は、第1図に示された女性用尿失禁処
置装置が着用された状態において示す略断面図、
第5図は、第4図と同様であるが、着用者が運動
の間における外部パツドと、尿道周囲カツプとの
間の相対的変位を示す断面図、第6図は、着用状
態における第1図に示す女性用尿失禁処置装置の
側面図、第7図は、本考案による女性用尿失禁処
置装置のための測定器具の1例を示す一部切断正
面図、第8図は、本考案による女性用尿失禁処理
装置の変形実施例を示す一部切断側面図、第9図
は、尿収集袋の通気口及びフイルタの拡大横断面
図、第10図は、第8図に示された女性用尿失禁
処置装置の一部分の拡大縦断面図、第11図は、
第10図の11−11線に沿う拡大横断面図、第
12図は、第11図の12−12線に沿う更に拡
大された縦断面図、第13図は、かさ形の弁の断
面図、第14図は、第11図の14−14線に沿
う拡大側断面図、第15図は、流体転向器の斜視
図、第16図は、女性用尿失禁処置装置に、弁部
材、流体転向器及び弁通路を与える部分の分解斜
視図である。 10……女性用尿失禁処置装置、11,211
……尿道周囲カツプ、12,212……外部パツ
ド、13,213……弾性ベロー、14,214
……たわみ可能な導管、15……尿収集容器、1
6……継手、17,217……上部開口、18,
218……下部開口、19,219……側壁、1
9a,219a……前部壁部分、19b,219
b……後部壁部分、19c,219c……側部部
分、20,220……尿を転向させるための突
起、22……裏打ち、23……ヴエルクロ・パツ
チ、225……たわみ可能な導管の延長部、22
5a……壁部分、225b……壁部分、250…
…空気入口ポート、251……弁部材、252…
…円すい形のひさし部分、253……心棒部分、
253a……心棒部分の中間拡大部分、253b
……心棒部分の上方拡大部分、255……入口通
路、257……尿収集袋、257a……壁、25
8……転向器、259……カバー板、260……
転向器の脚、261……心棒、270……通気手
段、271……穴、272……ストリツプ、27
3……熱シール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 女性用尿失禁処置装置において、着用者の大
    陰唇の外表面に接触するたわみ可能な、弾性材
    料製の、貫通する開口21を有している、平面
    輪郭が卵形である外部パツド12,212と、
    軟らかな圧縮可能な材料から成形されると共に
    着用者の尿道周囲床及びちつ入口に係合するよ
    うにされた滑らかな丸められた接触面によつて
    形成された上部開口17,217及び下部開口
    18,118を有している尿道周囲カツプ1
    1,211と、前記尿道周囲カツプ11,21
    1の前記下部開口1,218及び前記外部パツ
    ド12,212の前記開口21との間を延びて
    いる管状の弾性ベロー13,213とから成り
    立つており、前記外部パツド12,212が大
    陰唇に対して保持されている時に、前記弾性ベ
    ロー13,213が、前記尿道周囲カツプ1
    1,211を前記尿道周囲床及びちつ入口に押
    圧するようにな力を働かすようにした女性用尿
    失禁処置装置。 2 前記外部パツド12,212を、大陰唇に対
    して保持するための保持手段が設けられている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の女性用尿
    失禁処置装置。 3 外部パツド12,212が、前部、後部、側
    部壁部分19a,219a,19b,219
    b,19c,219cを含んでおり、それらの
    上表面が相互に滑らかに連結されると共に丸め
    られた横断面輪郭のものであり、着用者の尿道
    周囲床及びちつ入口に漏れ止めして係合するよ
    うに、広い、穏やかに丸められた接触面を与え
    るようにした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の女性用尿失禁処置装置。 4 前記後部壁部分19b,219bが、前記前
    部及び側部壁部分19a,219a,19c,
    219cを越えて上方に延び、弾性的な、ちつ
    に差し込み可能な尿を転向させるための突起2
    0,220を形成するようにした実用新案登録
    請求の範囲第3項記載の女性用尿失禁処置装
    置。 5 前記尿を転向させるための突起20,220
    が、前記上部開口17,217の方及び前記上
    部開口17,217から離れるようにたわむこ
    とが、尿道周囲カツプ11,211の圧縮性及
    び実質的な壁厚のために、前記尿道周囲カツプ
    11,211の前記側部及び後部壁部分19
    c,218c,19b,219bとの連結部に
    おける接触面が、曲がり、又は、ねじれること
    無しに出来るようになつている実用新案登録請
    求の範囲第4項記載の女性用尿失禁処置装置。 6 前記尿道周囲カツプ11,211の前記前部、後
    部、側部壁部分19a,219a,19b,2
    19b,19c,219cを形成している前記
    圧縮可能な材料が、シヨアAスケールで約1〜
    30の範囲内の硬度を有している実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の女性用尿失禁処置装置。
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