JPH0322606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322606Y2 JPH0322606Y2 JP1986129538U JP12953886U JPH0322606Y2 JP H0322606 Y2 JPH0322606 Y2 JP H0322606Y2 JP 1986129538 U JP1986129538 U JP 1986129538U JP 12953886 U JP12953886 U JP 12953886U JP H0322606 Y2 JPH0322606 Y2 JP H0322606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- stator core
- large diameter
- recess
- buffer member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 10
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 241000287462 Phalacrocorax carbo Species 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は安全弁、制御弁等として広く用いられ
ている低騒音型の電磁弁に関する。
ている低騒音型の電磁弁に関する。
（従来の技術）
従来の電磁弁として、プランジヤと固定子鉄心
との間に緩衝部材を介在させ、これにより吸着時
の騒音を低減するようにしたものは知られる。
との間に緩衝部材を介在させ、これにより吸着時
の騒音を低減するようにしたものは知られる。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、上記従来の電磁弁はソレノイド
の通電時にプランジヤが固定子鉄心に吸引される
が、直接吸着されるのではなくテフロン、ゴム等
の透磁率の小さい材料（磁気抵抗の大きい材料）
から成る緩衝部材を介して間接的に吸着されるの
で、プランジヤと固定子鉄心との間において漏洩
磁束が極めて多くなり、その結果吸引力が弱くな
つて吸着状態が不安定となる不都合を伴なう。
の通電時にプランジヤが固定子鉄心に吸引される
が、直接吸着されるのではなくテフロン、ゴム等
の透磁率の小さい材料（磁気抵抗の大きい材料）
から成る緩衝部材を介して間接的に吸着されるの
で、プランジヤと固定子鉄心との間において漏洩
磁束が極めて多くなり、その結果吸引力が弱くな
つて吸着状態が不安定となる不都合を伴なう。
（問題点を解決するための手段）
本考案は吸着音が低く且つ吸着状態が安定して
電磁弁を提供しようとするものであつて、プラン
ジヤと固定子鉄心との当接面のいずれか一方に、
大径と、小径の凹部を連続して２段に形成し、該
凹部と相似の大径部と小径部を形成した吸着片を
該凹部に嵌入し、該軟磁性材料から成る吸着片の
大径部と該大径の凹部の底面との間に環状の緩衝
部材を介在させて成る。
電磁弁を提供しようとするものであつて、プラン
ジヤと固定子鉄心との当接面のいずれか一方に、
大径と、小径の凹部を連続して２段に形成し、該
凹部と相似の大径部と小径部を形成した吸着片を
該凹部に嵌入し、該軟磁性材料から成る吸着片の
大径部と該大径の凹部の底面との間に環状の緩衝
部材を介在させて成る。
（作 用）
本考案は上記構成によるもので、これによれば
軟磁性材料から成る吸着片の小径部は環状の緩衝
部材を貫通し凹部に入り込むため、電磁弁のソレ
ノイドの通電時に、ソレノイドから発生される磁
束は透磁率の大きいプランジヤと吸着片と固定子
鉄心とを通つてソレノイドに戻ることになり、プ
ランジヤと固定子鉄心との間の漏洩磁束は極めて
少なくなるので、プランジヤは固定子鉄心に強い
力で吸引されて、吸着状態は安定となる。
軟磁性材料から成る吸着片の小径部は環状の緩衝
部材を貫通し凹部に入り込むため、電磁弁のソレ
ノイドの通電時に、ソレノイドから発生される磁
束は透磁率の大きいプランジヤと吸着片と固定子
鉄心とを通つてソレノイドに戻ることになり、プ
ランジヤと固定子鉄心との間の漏洩磁束は極めて
少なくなるので、プランジヤは固定子鉄心に強い
力で吸引されて、吸着状態は安定となる。
また、吸着音は環状の緩衝部材により低減され
る。
る。
（実施例）
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面で１は弁筐、２は該弁筐１の上端の電磁ソ
レノイド装置を示す。
レノイド装置を示す。
該電磁ソレノイド装置２は、ケース３内に、中
央のプランジヤ４及び固定子鉄心５と、それら外
周のソレノイド６とを備える構成のもので、ソレ
ノイド６の通電によれば、プランジヤ４がばね７
の弾発力に抗して固定子鉄心５に吸引され、これ
に伴ないプランジヤ４の先端に取付けた弁体８が
弁筐１内の弁座９から離脱して、電磁弁が開弁状
態となり、またソレノイド６への通電を断てば、
プランジヤ４がばね７の弾発力により元の位置に
戻り、これに伴ない弁体が８が弁座９に当接し
て、電磁弁が開弁状態となる。
央のプランジヤ４及び固定子鉄心５と、それら外
周のソレノイド６とを備える構成のもので、ソレ
ノイド６の通電によれば、プランジヤ４がばね７
の弾発力に抗して固定子鉄心５に吸引され、これ
に伴ないプランジヤ４の先端に取付けた弁体８が
弁筐１内の弁座９から離脱して、電磁弁が開弁状
態となり、またソレノイド６への通電を断てば、
プランジヤ４がばね７の弾発力により元の位置に
戻り、これに伴ない弁体が８が弁座９に当接し
て、電磁弁が開弁状態となる。
上記構成の場合、吸着時にプランジヤ４が固定
子鉄心５に衝突して騒音を発生するので、これを
低減させるため、プランジヤ４と固定子鉄心５と
の間に緩衝部材１０を介在させる必要があるが、
単に介在させるだけでは吸引力を弱める作用を
し、吸着状態を不安定として好ましくない。
子鉄心５に衝突して騒音を発生するので、これを
低減させるため、プランジヤ４と固定子鉄心５と
の間に緩衝部材１０を介在させる必要があるが、
単に介在させるだけでは吸引力を弱める作用を
し、吸着状態を不安定として好ましくない。
そこで、図示のものでは、固定子鉄心５のプラ
ンジヤ４との当接面に大径と小径の凹部１１，１
２を連続して２段に形成し、該凹部１１，１２と
相似の大径部１３ａと小径部１３ｂを形成した軟
磁性材料から成る吸着片１３を該凹部１１，１２
に嵌入し、該吸着片１３の大径部１３ａと該大径
の凹部１１の底面との間に環状のゴム等から成る
緩衝部材１０を介在させて、吸着音は該緩衝部材
１０で低減し、またソレノイド６からの磁束は透
磁率の大きい吸着片１３を通過させてプランジヤ
４と固定子鉄心５との間の漏洩磁束を極めて少な
くして吸引力を強め、吸着状態が安定するように
した。
ンジヤ４との当接面に大径と小径の凹部１１，１
２を連続して２段に形成し、該凹部１１，１２と
相似の大径部１３ａと小径部１３ｂを形成した軟
磁性材料から成る吸着片１３を該凹部１１，１２
に嵌入し、該吸着片１３の大径部１３ａと該大径
の凹部１１の底面との間に環状のゴム等から成る
緩衝部材１０を介在させて、吸着音は該緩衝部材
１０で低減し、またソレノイド６からの磁束は透
磁率の大きい吸着片１３を通過させてプランジヤ
４と固定子鉄心５との間の漏洩磁束を極めて少な
くして吸引力を強め、吸着状態が安定するように
した。
図中、１４は吸着片１３の抜け止め用の止め輪
を示す。
を示す。
尚、図示のものでは、凹部１１，１２を固定子
鉄心５側に設けたが、プランジヤ４側に設けても
良い。
鉄心５側に設けたが、プランジヤ４側に設けても
良い。
（考案の効果）
このように本考案によるときは、凹部に嵌入し
且つその小径部が環状の緩衝部材を貫通した軟磁
性材料から成る吸着片によりプランジヤと固定子
鉄心との間の漏洩磁束を極めて少なくして吸引力
を強めると共に環状の緩衝部材により吸着音を低
減するようにしたので、低騒音で且つ吸着状態が
安定した高品質の電磁弁を提供することができる
効果を有する。
且つその小径部が環状の緩衝部材を貫通した軟磁
性材料から成る吸着片によりプランジヤと固定子
鉄心との間の漏洩磁束を極めて少なくして吸引力
を強めると共に環状の緩衝部材により吸着音を低
減するようにしたので、低騒音で且つ吸着状態が
安定した高品質の電磁弁を提供することができる
効果を有する。
図面は本考案の電磁弁の実施の１例を示す断面
図である。 ４…プランジヤ、５…固定子鉄心、１０…緩衝
部材、１１…大径の凹部、１２…小径の凹部、１
３…吸着片、１３ａ…大径部、１３ｂ…小径部。
図である。 ４…プランジヤ、５…固定子鉄心、１０…緩衝
部材、１１…大径の凹部、１２…小径の凹部、１
３…吸着片、１３ａ…大径部、１３ｂ…小径部。
Claims (1)
- プランジヤと固定子鉄心との当接面のいずれか
一方に、大径と小径の凹部を連続して２段に形成
し、該凹部と相似の大径部と小径部を形成した軟
磁性材料から成る吸着片を該凹部に嵌入し、該吸
着片の大径部と該大径の凹部の底面との間に環状
の緩衝部材を介在させて成る電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986129538U JPH0322606Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986129538U JPH0322606Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6336774U JPS6336774U (ja) | 1988-03-09 |
| JPH0322606Y2 true JPH0322606Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=31026195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986129538U Expired JPH0322606Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322606Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51134425A (en) * | 1975-05-17 | 1976-11-20 | Masaharu Fukushima | Silent electromagnetic valve |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP1986129538U patent/JPH0322606Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51134425A (en) * | 1975-05-17 | 1976-11-20 | Masaharu Fukushima | Silent electromagnetic valve |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6336774U (ja) | 1988-03-09 |
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