JPH0322441Y2 - - Google Patents

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JPH0322441Y2
JPH0322441Y2 JP1986186679U JP18667986U JPH0322441Y2 JP H0322441 Y2 JPH0322441 Y2 JP H0322441Y2 JP 1986186679 U JP1986186679 U JP 1986186679U JP 18667986 U JP18667986 U JP 18667986U JP H0322441 Y2 JPH0322441 Y2 JP H0322441Y2
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JP
Japan
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cage
tank
link
floor
lever
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JP1986186679U
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JPS6391658U (ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は機械式駐車装置の自動車収納ケージ上
に溜まる水を自動的に排水する排水装置の改良に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に多雪地域の駐車場においては自動車に付
着した雪が溶けてケージの床に溜まるため、従来
第2図に示すように、ケージの床1に適宜孔を穿
孔すると共に、この孔には金物2を縁取りし、ゴ
ム栓3を嵌着して、ケージが立体駐車設備の最下
部にきたとき人手によりこのゴム栓3をはずして
雪溶け水を排水していた。しかし、近年の人件費
の高騰に伴い駐車場自体に専従の操作員を配置せ
ずに、運営面での管理の合理化を図る目的から、
最近第3図に示すようなケージ水抜装置が提案さ
れている。
即ち、各ケージの床1に設けた水抜穴に水抜栓
4を嵌脱自在に嵌装し、各ケージが立体駐車設備
最下部に位置したとき、この水抜栓4下面に衝突
してこの水抜栓4を持ち上げ、水抜穴よりケージ
床面に溜まつた水を排水するようにビツト床5上
にカム6を設けてなる排水装置がある。
しかし、このようにピツト床上にカムを設け
て、このカムと水抜栓との衝接により排水を行う
装置では、各ケージが最下部を通過するたびに、
カムと水抜栓との衝撃音が発生し、新たな騒音の
発生源になつてしまう。又、ケージ床には単に水
のみが溜まるだけでなく、砂、ジヤリ等も溜まる
ため、ときにはケージ床を掃除する必要があり、
凹凸形状の少ない掃除のしやすいケージ床構造が
要望されていた。
このため、第4図及び第5図に示す例えば実開
昭61−11850号のように、ケージの床10の裏面
に前後方向に摺動自在に設けられたシヤフト31
の外周には溝31aを備え、同じく前後方向に摺
動自在に設けられたスライダー32にはピン32
aを有し、このピン32aと溝31aとが常時係
合する機構からスライダー32の直線運動をタン
ク33の回転運動に変換させて水を自動的に排水
する装置が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このようにスライダー32を押してタ
ンク33を回転させる機構では、ケージを必ず停
止させてから排水動作を行う必要があり、長時間
自動車が格納されたケージの排水動作は全く行わ
れず、タンクに溜まつた水があふれてポタポタ下
に落ち下方の自動車などを汚す虞れがある。つま
り、各ケージの排水動作が満遍なく行われるとは
限らない欠点を有する。又、タンク33自体を回
転させる機構のため、強度上問題が生じやすく、
第4図に示すピン31aが破損する虞が高い。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、ケー
ジの停止中、循環中の何れにかわらずケージ床の
水を効率的に、かつ可能な限り静粛に排水できる
自動排水装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ケージの床の車輪乗入れ部に水抜穴
が設けられたものにおいて、ケージ床の裏面に
は、水抜穴から落ちてくる水等を貯溜するタンク
が固定され、該タンクの斜めに傾斜した側面の開
口部には回動自在に開閉する蓋を設け、該蓋の回
動中心点にはレバーの一端を連結して、該蓋は該
レバーと連動して回動するように構成し、レバー
の他端には下部にローラを備えたリンクを垂設
し、該リンクの中間部をリンクが常時垂直状態を
保つようにブラケツトで案内する如く構成するも
のである。
〔作用〕
以上の如く構成すれば、リンクの移動に応じて
蓋が開閉することにより、タンク内の水の排水動
作が行われる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を用いて
説明する。
第1図は本考案による自動排水装置を備えたケ
ージの部分側面断面図であり、図中10は適当な
深さで凹状に形成された自動車の車輪乗入れ部
(図示しない)を両側に備えたケージの床で、車
輪乗入れ部には水抜穴10aが設けられている。
11は水抜穴10aから落ちてくる水、砂等を内
部に貯溜できるようにケージ床10の裏面に固定
されたタンクで、このタンク11の斜めに傾斜し
た側面の開口部11aには、タンク11の底部に
固定されたブラケツト12のa点において蓋13
が回動自在に設けられている。14,15はタン
ク11の底部に固定されたブラケツト12のa点
において蓋13と一体となつて回動自在に設けら
れたレバーで、ケージの床10の裏面に固定され
たブラケツト16の下端とレバー14の下端の間
にはスプリング17が設けられ、常時レバー14
を時計方向に回転させる力を与えて蓋13がタン
ク11の開口部11aを塞ぐように構成してい
る。又、レバー15の端部には下端に回動自在の
ローラ18を有するリンク19が回動自在に垂設
され、リンク19はリンク19の中間部に設けら
れたピン19aがタンク11の底に固定されたブ
ラケツト20の曲線状の長穴20aに案内されて
垂直状態のまま移動自在に構成されている。
このような構成を有する本考案装置において、
ケージが例えば最下階の自動車搬出入位置まで駆
動されて停止すると、パワーシリンダー等の周知
の駆動装置(図示しない)により、ローラ18が
リンク19と共に第1図の矢印方向に押し上げら
れる。すると、リンク19はピン19aがブラケ
ツト20の長穴20aに案内されて垂直状態を保
つて移動することから、レバー15がブラケツト
12のa点を中心に反時計方向に回転するにつ
れ、レバー14及び蓋13もスプリング17のバ
ネ圧に抗してブラケツト12のa点を中心に反時
計方向に回転し、二点鎖線で示すようにタンク1
1の開口部11aを開くことにより、タンク11
に溜まつている水を蓋13を通じて一気に排出さ
せる。
一方、ケージが自動車搬出入位置から循環駆動
される場合には、ケージの循環運動が始まる前に
前述の駆動装置(図示しない)が逆転して引つ込
みローラ18から離れるため、今度はスプリング
17のバネ圧により、レバー14がブラケツト1
2のa点を中心に時計方向に回転して蓋13をa
点を中心に時計方向に回転させてタンク11の開
口部11aを塞ぐとともに、レバー15もa点を
中心に時計方向に回転させ、リンク19もピン1
9aにブラケツト20の長穴20aに案内されて
元の状態に復帰する。
尚、今までの説明では、ケージが停止した場合
に自動排水装置が動作する場合を説明したが、こ
の装置の機構の特徴として、ピツト等にカムを設
置しておき、ケージがピツトに面する位置にきた
とき、このカムとリンク19のローラ18とが干
渉してリンクを移動させるように構成すれば、ケ
ージの循環中に排水動作を行わせることは極めて
容易である。この場合、カムの両端の形状を滑ら
かにしておけば、第3図に示す従来技術の場合の
ように衝撃音を発生するようなことはない。この
ことは、本考案がリンク19を常に垂直状態に支
持する構成にしているため、可能になるものであ
る。又、本考案はタンクではなく蓋を回転させる
機構のため、強度的に部材が破損してしまう虞れ
も極めて低い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、下端にロー
ラを有するリンクを垂設しているため、ケージが
停止中か循環中かの動きに関係なく必要なときに
何時でも排水動作が行え、タンクに溜まつた水が
あふれてポタポタ下に落ちるようなことは起らな
い。又、ケージ循環中に排水動作を行つても、特
に衝撃音は発生することがなく、タンク自体を回
転させる機構ではないため、全体的に軽量化で
き、強度上の問題により部材が破損するようなこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動排水装置を備えたケ
ージの部分側面断面図、第2図〜第5図は従来技
術を示す説明図である。 1,10……ケージの床、10a……水抜穴、
11……タンク、11a……開口部、13……
蓋、14,15……レバー、18……ローラ、1
9……リンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケージの床の車輪乗入れ部に水抜穴が設けら
    れたものにおいて、 前記ケージ床の裏面には、前記水抜穴から落
    ちてくる水等を貯溜するタンクが固定され、該
    タンクの斜めに傾斜した側面の開口部には回動
    自在に開閉する蓋を設け、該蓋の回動中心点に
    はレバーの一端を連結して、該蓋は該レバーと
    連動して回動するように構成し、前記レバーの
    他端には下部にローラを備えたリンクを垂設
    し、該リンクの中間部を前記リンクが常時垂直
    状態を保つようにブラケツトで案内する如く構
    成したことを特徴とする機械式駐車装置の自動
    排水装置。 (2) 前記ブラケツトは前記タンクの底部に固定さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の機械式駐車装置の自動排水装
    置。
JP1986186679U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0322441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186679U JPH0322441Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986186679U JPH0322441Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391658U JPS6391658U (ja) 1988-06-14
JPH0322441Y2 true JPH0322441Y2 (ja) 1991-05-16

Family

ID=31136457

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JP1986186679U Expired JPH0322441Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111850B2 (ja) * 1982-09-02 1986-04-04 Kubota Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111850U (ja) * 1984-06-25 1986-01-23 フジテツク株式会社 機械式駐車装置の自動排水装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6111850B2 (ja) * 1982-09-02 1986-04-04 Kubota Ltd

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JPS6391658U (ja) 1988-06-14

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