JPH03223874A - 粒状物体の搬送方法とそれを用いた現像方法 - Google Patents
粒状物体の搬送方法とそれを用いた現像方法Info
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- JPH03223874A JPH03223874A JP2019749A JP1974990A JPH03223874A JP H03223874 A JPH03223874 A JP H03223874A JP 2019749 A JP2019749 A JP 2019749A JP 1974990 A JP1974990 A JP 1974990A JP H03223874 A JPH03223874 A JP H03223874A
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Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は粒子状物体を搬送する方法に関する。
更には静電潜像の現像方法に関する。
従来、微小な粒子状物体を搬送させるには空気流をこの
粉体に当てるか、この空気流にこの粉体を巻き込んで、
微小な粒子状物体群を空気流とともに搬送させる方法や
、搬送基体に帯電した微小な粒子状物体を静電的に付着
させて移動する搬送基体とともに搬送する方法〒が知ら
れている。更には斜めに配置させた大きく振動する振動
版上に大きな粒子状物体を載せてこの傾斜に沿って滑り
落ちるのを振動によって助ける搬送方法が知られている
。
粉体に当てるか、この空気流にこの粉体を巻き込んで、
微小な粒子状物体群を空気流とともに搬送させる方法や
、搬送基体に帯電した微小な粒子状物体を静電的に付着
させて移動する搬送基体とともに搬送する方法〒が知ら
れている。更には斜めに配置させた大きく振動する振動
版上に大きな粒子状物体を載せてこの傾斜に沿って滑り
落ちるのを振動によって助ける搬送方法が知られている
。
しかしこのような方法では送り込む空気のために微小な
粒子状物体の搬送密度は空気で薄められて疎になり、低
効率な搬送方法であった。また振動によって搬送を助け
る搬送方法では、大きな振動を起こさせるために大きな
エネルギーが必要であったり、大きな振動音が発生した
りして不都合か生じていた。また更には、搬送基体に帯
電した微小な粒子状物体を静電的に付着させて移動する
搬送基体と共に搬送する方法を用いて、静電潜像を現像
するために現像部に上記帯電された記録用の顕画粒子、
所謂トナーを供給すると、この顕画粒子が搬送基体(通
常現像ローラ)に静電的に強く付着しているために、静
電潜像に引っ張られて現像されにくくなってしまう不都
合が生じた。
粒子状物体の搬送密度は空気で薄められて疎になり、低
効率な搬送方法であった。また振動によって搬送を助け
る搬送方法では、大きな振動を起こさせるために大きな
エネルギーが必要であったり、大きな振動音が発生した
りして不都合か生じていた。また更には、搬送基体に帯
電した微小な粒子状物体を静電的に付着させて移動する
搬送基体と共に搬送する方法を用いて、静電潜像を現像
するために現像部に上記帯電された記録用の顕画粒子、
所謂トナーを供給すると、この顕画粒子が搬送基体(通
常現像ローラ)に静電的に強く付着しているために、静
電潜像に引っ張られて現像されにくくなってしまう不都
合が生じた。
この現象は、特に低温・低湿度の環境下で顕著となった
。これは、低い絶対湿度の環境下で顕画粒子の帯電量か
著しく高くなってしまい、静電的鏡映力により、この顕
画粒子か搬送基体に静電的に強く付着してしまい、もは
や静電潜像に引っ張られて現像されに〈〈なってしまっ
たことによる。
。これは、低い絶対湿度の環境下で顕画粒子の帯電量か
著しく高くなってしまい、静電的鏡映力により、この顕
画粒子か搬送基体に静電的に強く付着してしまい、もは
や静電潜像に引っ張られて現像されに〈〈なってしまっ
たことによる。
これにより現像画像の濃度、諧調性、線画像再現性か低
下する。また顕画粒子の帯電量によって搬送基体に静電
的に付着する付着量が変化してしまう。すなわち、環境
変化により湿度が変化し、定の速度で移動する搬送基体
上に静電的に付着して搬送される帯電した微小な粒子状
物体の量(帯電した微小な粒子状物体の付着した層厚)
そのものが変動してしまい、如上の画像品質が変動する
等の不都合があった。
下する。また顕画粒子の帯電量によって搬送基体に静電
的に付着する付着量が変化してしまう。すなわち、環境
変化により湿度が変化し、定の速度で移動する搬送基体
上に静電的に付着して搬送される帯電した微小な粒子状
物体の量(帯電した微小な粒子状物体の付着した層厚)
そのものが変動してしまい、如上の画像品質が変動する
等の不都合があった。
更には、従来は機械的駆動部をなくすことができず、こ
の機械的駆動部の摩耗や振動負荷変動等による故障か発
生しやすかった。
の機械的駆動部の摩耗や振動負荷変動等による故障か発
生しやすかった。
[発明の目的]
本発明は前述した従来の方法の欠点を解決し、■少ない
エネルギーで ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送で
き、■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もな
く、安定して搬送でき、■静電潜像を現像する際、静電
的鏡映力の影響か少なく、■機械的駆動による故障発生
確率も著しく低い、従来にない粒子状物体の搬送方法の
提供を目的とする。
エネルギーで ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送で
き、■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もな
く、安定して搬送でき、■静電潜像を現像する際、静電
的鏡映力の影響か少なく、■機械的駆動による故障発生
確率も著しく低い、従来にない粒子状物体の搬送方法の
提供を目的とする。
〔発明の概要]
本発明によれば、対向した第1と第2の音波伝播部材の
片方もしくは両方の部材を超音波励振させ該部材に横波
の進行波を与えて、該部材間に定常液音場を移動させる
ことにより、該部材間に粒子状物体を浮揚させなから該
粒子状物体を搬送させるようにしたから、■少ないエネ
ルギーて ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送でき、
■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もなく、
安定して搬送でき、■静電潜像を現像する際、静電的鏡
映力の影響力か少なく、■機械的駆動による故障発生確
率も著し、く低く、安定して搬送できる。
片方もしくは両方の部材を超音波励振させ該部材に横波
の進行波を与えて、該部材間に定常液音場を移動させる
ことにより、該部材間に粒子状物体を浮揚させなから該
粒子状物体を搬送させるようにしたから、■少ないエネ
ルギーて ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送でき、
■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もなく、
安定して搬送でき、■静電潜像を現像する際、静電的鏡
映力の影響力か少なく、■機械的駆動による故障発生確
率も著し、く低く、安定して搬送できる。
また本発明によれば、上記粒子状物体として、記録用の
顕画粒子を用いることにより、上記■〜■、■・の効果
をもたせて記録用の顕画粒子を搬送できる。さらに、上
記記録用の顕画粒子として帯電された顕画粒子を用いた
ときは、上記効果に加えて持に■、■の効果をもたして
帯電された顕画粒子を搬送できる。本発明によれば「対
向した第1と第2の音波伝播部材の、片方もしくは両方
の部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波を与えて
、該部材間に定常液音場を移動させることにより、該部
材間に粒子状物体を浮揚させなから該粒子状物体を搬送
させる」か、「対向した第1と第2の音波伝播部材の、
片方もしくは両方の部材を超音波励振させ該部材に横波
の進行波を与える」には、例えば次のようにすれば良い
。進行波の与え方として、 ■音波伝播部材の一端に、横波の超音波励振発振手段を
設ける。
顕画粒子を用いることにより、上記■〜■、■・の効果
をもたせて記録用の顕画粒子を搬送できる。さらに、上
記記録用の顕画粒子として帯電された顕画粒子を用いた
ときは、上記効果に加えて持に■、■の効果をもたして
帯電された顕画粒子を搬送できる。本発明によれば「対
向した第1と第2の音波伝播部材の、片方もしくは両方
の部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波を与えて
、該部材間に定常液音場を移動させることにより、該部
材間に粒子状物体を浮揚させなから該粒子状物体を搬送
させる」か、「対向した第1と第2の音波伝播部材の、
片方もしくは両方の部材を超音波励振させ該部材に横波
の進行波を与える」には、例えば次のようにすれば良い
。進行波の与え方として、 ■音波伝播部材の一端に、横波の超音波励振発振手段を
設ける。
■音波伝播部材にsin(wt)とcos(wt)の横
波の超音波励振をそれぞれに与える超音波励振発振手段
を設け、共振周波数を接近させて励振させる。
波の超音波励振をそれぞれに与える超音波励振発振手段
を設け、共振周波数を接近させて励振させる。
■片方の音波伝播部材にsin(wt)とcos(wt
)の横波の超音波励振をそれぞれに与える超音波励振発
振手段を設け、もう一方の伝播部材にそれぞれに対向し
たsin(wt)とcos (wt)の横波の超音波励
振をそれぞれに与える超音波励振発振手段を設け、si
n(wt)とcos (wt)のいずれかの振動が対向
部材に対向するそれぞれの振動に対し、その一方が対称
モードで他方が非対称モートで、かつ共振周波数を接近
させて励振させる。
)の横波の超音波励振をそれぞれに与える超音波励振発
振手段を設け、もう一方の伝播部材にそれぞれに対向し
たsin(wt)とcos (wt)の横波の超音波励
振をそれぞれに与える超音波励振発振手段を設け、si
n(wt)とcos (wt)のいずれかの振動が対向
部材に対向するそれぞれの振動に対し、その一方が対称
モードで他方が非対称モートで、かつ共振周波数を接近
させて励振させる。
なお、片方の音波伝播部材に前述した横波の超音波励振
をさせ、進行波を与え、これに対向させて、他方の音波
伝播部材を接近させたときの効果は、他方の音波伝播部
材を接近させたことにより、この部材による反射効果に
よって、浮揚させようとする2つの音波伝播部材間の空
間の音圧を高めることができ、少ない音波のエネルギー
で粒子状物体を容易に浮揚搬送させることができる効果
かある。
をさせ、進行波を与え、これに対向させて、他方の音波
伝播部材を接近させたときの効果は、他方の音波伝播部
材を接近させたことにより、この部材による反射効果に
よって、浮揚させようとする2つの音波伝播部材間の空
間の音圧を高めることができ、少ない音波のエネルギー
で粒子状物体を容易に浮揚搬送させることができる効果
かある。
また両方の音波伝播部材に進行波を与えたときは、この
二つの部材間の音圧分布は部材間の中心部が低くなり、
空気の粒子速度(部材間隔方向の粒子速度)は部材間の
中心部が大となる。これにより、この部材間の中心部に
粒子状物体は集まり、有効に浮揚搬送させることができ
る効果がある。
二つの部材間の音圧分布は部材間の中心部が低くなり、
空気の粒子速度(部材間隔方向の粒子速度)は部材間の
中心部が大となる。これにより、この部材間の中心部に
粒子状物体は集まり、有効に浮揚搬送させることができ
る効果がある。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図〜第6図は本発明の実施例を示す。第1図は2枚
の近接して相対向する板状の音波伝播部材の内、片方の
音波伝播部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波を
与えて、該2枚の部材間に定常波音場を移動させること
により、この部材間に粒子状物体を搬送させる搬送方法
(実施例1)の説明図である。第2図は、2枚の近接し
て相対向する板状の音波伝播部材の両方の音波伝播部材
を超音波励振させ該部材に横波の進行波を与えて、該2
枚の部材間に定常波音場を移動させることにより、この
部材間に粒子状物体を搬送させる搬送方法(実施例2)
の説明図である。第3図は第2図に示した実施例におけ
る、音波伝播部材の超音波励振方法の代わりに別の方法
で励振させて、2枚の音波伝播部材間に定常波音場を移
動させることにより、この部材間に粒子状物体を搬送さ
せた搬送方法(実施例3)の説明図である。また第4図
(a)、(b)は、第3図の2枚の音波伝播部材間の様
子を示す、この部分の側面図である。第5図は静電潜像
を現像するために、粒子状物体として帯電した記録用の
顕画粒子を用いて、この粒子を本発明の別の搬送方法の
例により現像部に搬送して現像した、搬送方法及現像方
法と現像装置のしめした例(実施例4)である。さらに
第6図は、第5図とは異なる搬送方法により、帯電した
記録用の顕画粒子を用いて静電潜像を現像するために、
この粒子を現像部に搬送して現像した搬送方法及現像方
法と現像装置を示した例(実施例5)である。
の近接して相対向する板状の音波伝播部材の内、片方の
音波伝播部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波を
与えて、該2枚の部材間に定常波音場を移動させること
により、この部材間に粒子状物体を搬送させる搬送方法
(実施例1)の説明図である。第2図は、2枚の近接し
て相対向する板状の音波伝播部材の両方の音波伝播部材
を超音波励振させ該部材に横波の進行波を与えて、該2
枚の部材間に定常波音場を移動させることにより、この
部材間に粒子状物体を搬送させる搬送方法(実施例2)
の説明図である。第3図は第2図に示した実施例におけ
る、音波伝播部材の超音波励振方法の代わりに別の方法
で励振させて、2枚の音波伝播部材間に定常波音場を移
動させることにより、この部材間に粒子状物体を搬送さ
せた搬送方法(実施例3)の説明図である。また第4図
(a)、(b)は、第3図の2枚の音波伝播部材間の様
子を示す、この部分の側面図である。第5図は静電潜像
を現像するために、粒子状物体として帯電した記録用の
顕画粒子を用いて、この粒子を本発明の別の搬送方法の
例により現像部に搬送して現像した、搬送方法及現像方
法と現像装置のしめした例(実施例4)である。さらに
第6図は、第5図とは異なる搬送方法により、帯電した
記録用の顕画粒子を用いて静電潜像を現像するために、
この粒子を現像部に搬送して現像した搬送方法及現像方
法と現像装置を示した例(実施例5)である。
[実施例1]
第1図で、1と2は平板状の音波伝播部材で互いに近接
して対向配置されている。3は音波伝播部材2を支持し
ている支持部材である。4は超音波励振手段で、圧電性
の振動素子5とこれを駆動する高周波電源6とホーン7
より構成されている。8は超音波励振手段4による振動
を板状の音波伝播部材1の一端に、この音波伝播部材1
の幅方向に対して均一に伝えるための伝達手段である。
して対向配置されている。3は音波伝播部材2を支持し
ている支持部材である。4は超音波励振手段で、圧電性
の振動素子5とこれを駆動する高周波電源6とホーン7
より構成されている。8は超音波励振手段4による振動
を板状の音波伝播部材1の一端に、この音波伝播部材1
の幅方向に対して均一に伝えるための伝達手段である。
10は細長い穴である。この細長い穴10は音波伝播部
材lの幅方向に対して中央部とその両端に相当する部分
に対応する伝達手段8の位置にそれぞれ異なる形状の穴
を設け、超音波励振手段4による振動を板状の音波伝播
部材1に、この音波伝播部材1の幅方向に対して均一に
伝えられるように工夫されている。9は付加振動体で、
さらに音波伝播部材lの幅方向に対して超音波励振手段
4による振動が均一に伝えられるように、付加振動体9
が第1図のように伝達手段8の背後に設けて振動調整を
している。
材lの幅方向に対して中央部とその両端に相当する部分
に対応する伝達手段8の位置にそれぞれ異なる形状の穴
を設け、超音波励振手段4による振動を板状の音波伝播
部材1に、この音波伝播部材1の幅方向に対して均一に
伝えられるように工夫されている。9は付加振動体で、
さらに音波伝播部材lの幅方向に対して超音波励振手段
4による振動が均一に伝えられるように、付加振動体9
が第1図のように伝達手段8の背後に設けて振動調整を
している。
11は機械電気変換手段で、機械振動を電気エネルギー
に変換するためのものである。音波伝播部材1の上記と
反対側の一方(第1図では音波伝播部材1の右側)に、
上記と同様に伝達手段8と付加振動体9とを設け、伝達
手段8の背後にこの機械電気変換手段11が設けられて
いる。12は7と同様のホーンである。13は圧電素子
である。14は電気抵抗負荷で、圧電素子13により機
械振動を電気エネルギーに変換したエネルギーをこの電
気抵抗負荷で熱エネルギーに変換して、機械振動をエネ
ルギー吸収してしまうものである。機械電気変換手段1
1は、このホーン12と圧電素子13と電気抵抗負荷1
4とて構成されている。これらの目的は音波伝播部材I
を通して伝播し、てぎた機械振動を伝達手段8で受け、
さらに機械電気変換手段11によりこの機械振動をエネ
ルギー吸収してしまうためである。15はガイドて、音
波伝播部材1.20間隙を通って搬送されてきた粒子状
物体17を容器18に回収するためのガイドである。1
6はこの粒子状物体17を貯蔵しておく貯蔵容器である
。
に変換するためのものである。音波伝播部材1の上記と
反対側の一方(第1図では音波伝播部材1の右側)に、
上記と同様に伝達手段8と付加振動体9とを設け、伝達
手段8の背後にこの機械電気変換手段11が設けられて
いる。12は7と同様のホーンである。13は圧電素子
である。14は電気抵抗負荷で、圧電素子13により機
械振動を電気エネルギーに変換したエネルギーをこの電
気抵抗負荷で熱エネルギーに変換して、機械振動をエネ
ルギー吸収してしまうものである。機械電気変換手段1
1は、このホーン12と圧電素子13と電気抵抗負荷1
4とて構成されている。これらの目的は音波伝播部材I
を通して伝播し、てぎた機械振動を伝達手段8で受け、
さらに機械電気変換手段11によりこの機械振動をエネ
ルギー吸収してしまうためである。15はガイドて、音
波伝播部材1.20間隙を通って搬送されてきた粒子状
物体17を容器18に回収するためのガイドである。1
6はこの粒子状物体17を貯蔵しておく貯蔵容器である
。
伝達手段8を通じて超音波励振手段4による振動を板状
の音波伝播部材1の一端に伝えて超音波励振させ、音波
伝播部材lに横波の進行波を与えている。このときに音
波伝播部材1に、音波伝播部材2を近接接近して配置さ
せることによって、音波伝播部材2の超音波反射効果に
より、音波伝播部材1.2間の部材間の浮揚させようと
する空間音圧を高めることができ、効率よく定常波音場
を移動させることができる。このことにより該部材間に
粒子状物体を浮揚させながら該粒子状物体を搬送させる
ことができた。粒子状物体17としては、はとんど帯電
していないアルミニウムの微粉でも、松の花粉でも、平
均粒径が3ミクロンから30ミクロンの熱可塑性樹脂を
バインダー成分とした電子写真用(記録用)の帯電した
顕画粒子(トナー)でも、アルミニウム板からなる音波
伝播部材1.2にこの帯電した粒子か、静電的鏡映力に
強く静電付着してしまうことなく、充分に高速でかつ高
密度で搬送することが出来た。低湿等の厳しい環境下に
おいても搬送性は変動することなく安定して搬送できた
。なお高周波電源6の周波数を20kHz〜30kHz
の間の周波数で超音波励振させた。近接接近して配置さ
せる音波伝播部材1.2間の部材間隙長は例えば数十マ
イクロメ−タル数ミリメータ程度であるが、超音波励振
のパワーにも依存することは言うまでもない。
の音波伝播部材1の一端に伝えて超音波励振させ、音波
伝播部材lに横波の進行波を与えている。このときに音
波伝播部材1に、音波伝播部材2を近接接近して配置さ
せることによって、音波伝播部材2の超音波反射効果に
より、音波伝播部材1.2間の部材間の浮揚させようと
する空間音圧を高めることができ、効率よく定常波音場
を移動させることができる。このことにより該部材間に
粒子状物体を浮揚させながら該粒子状物体を搬送させる
ことができた。粒子状物体17としては、はとんど帯電
していないアルミニウムの微粉でも、松の花粉でも、平
均粒径が3ミクロンから30ミクロンの熱可塑性樹脂を
バインダー成分とした電子写真用(記録用)の帯電した
顕画粒子(トナー)でも、アルミニウム板からなる音波
伝播部材1.2にこの帯電した粒子か、静電的鏡映力に
強く静電付着してしまうことなく、充分に高速でかつ高
密度で搬送することが出来た。低湿等の厳しい環境下に
おいても搬送性は変動することなく安定して搬送できた
。なお高周波電源6の周波数を20kHz〜30kHz
の間の周波数で超音波励振させた。近接接近して配置さ
せる音波伝播部材1.2間の部材間隙長は例えば数十マ
イクロメ−タル数ミリメータ程度であるが、超音波励振
のパワーにも依存することは言うまでもない。
超音波伝播部材lと伝達手段8はホーン7とホーン12
の振動の節の部分を固定支持していることにより支えら
れている。
の振動の節の部分を固定支持していることにより支えら
れている。
〔実施例2]
第2図は、実施例1の第1図における超音波伝播部材2
にも、超音波伝播部材1を超音波励振させたと同様に超
音波励振させた実施例である。すなわち超音波伝播部材
2の一端から超音波励振手段4により実施例1と同様に
超音波伝播部材2を励振させ、音波伝播部材2の上記と
反対側の一方(第2図では音波伝播部材2の右側)に、
上記と同様に伝達手段8と付加振動体9とを設け、伝達
手段8の背後にこの機械電気変換手段11を設けること
によって、音波伝播部材2を通じて伝播してきた機械振
動を伝達手段8て受け、さらに機械電気変換手段11に
よりこの機械振動をエネルギー吸収する。このことによ
り、安定した進行波を音波伝播部材2に与えることがで
きる。
にも、超音波伝播部材1を超音波励振させたと同様に超
音波励振させた実施例である。すなわち超音波伝播部材
2の一端から超音波励振手段4により実施例1と同様に
超音波伝播部材2を励振させ、音波伝播部材2の上記と
反対側の一方(第2図では音波伝播部材2の右側)に、
上記と同様に伝達手段8と付加振動体9とを設け、伝達
手段8の背後にこの機械電気変換手段11を設けること
によって、音波伝播部材2を通じて伝播してきた機械振
動を伝達手段8て受け、さらに機械電気変換手段11に
よりこの機械振動をエネルギー吸収する。このことによ
り、安定した進行波を音波伝播部材2に与えることがで
きる。
2枚の板状の音波伝播部材1.2の同一方向のそれぞれ
の一端を超音波励振させ、音波伝播部材1.2に横波の
進行波を与える。このときに音波伝播部材1と音波伝播
部材2とを近接接近して配置させることによって、音波
伝播部材1.2のそれぞれの超音波反射効果も重なって
、音波伝播部材1.2間の部材間に強い定常波音場を移
動させることができる。このことにより該部材間に粒子
状物体を浮揚させながら該粒子状物体を搬送させること
が出来た。実施例1の効果に加えて、より安定して両方
の音波伝播部材l、2の部材間のほぼ中央に沿って粒子
状物体を搬送することができた。
の一端を超音波励振させ、音波伝播部材1.2に横波の
進行波を与える。このときに音波伝播部材1と音波伝播
部材2とを近接接近して配置させることによって、音波
伝播部材1.2のそれぞれの超音波反射効果も重なって
、音波伝播部材1.2間の部材間に強い定常波音場を移
動させることができる。このことにより該部材間に粒子
状物体を浮揚させながら該粒子状物体を搬送させること
が出来た。実施例1の効果に加えて、より安定して両方
の音波伝播部材l、2の部材間のほぼ中央に沿って粒子
状物体を搬送することができた。
[実施例3]
第3図は、実施例1及実施例2て用いた超音波励振手段
4による伝播部材の超音波励振方法とは異なる方法で、
音波伝播部材に進行波を与える方法で、粒子状物体を搬
送する別の実施例を示す。
4による伝播部材の超音波励振方法とは異なる方法で、
音波伝播部材に進行波を与える方法で、粒子状物体を搬
送する別の実施例を示す。
101.102はジュラルミンやステンレス鋼等の材質
からなる平板状音波伝播部材である。
からなる平板状音波伝播部材である。
103.104.105.106は音波伝播部材101
.102を屈曲振動の超音波励振をさせ、横波の進行波
を与えるための圧電性の振動素子である。この圧電性の
振動素子103.104.105.106に表示されて
いる+、−の表示は圧電性の振動素子の厚み方向の分極
配向方向の違いを示している。板状の圧電性の振動素子
103.104.105.106(7)広い両面ニハ電
極が設けられていて、103と105,104と106
がそれぞれ対向するように音波伝播部材101.102
の背面に接合されている。圧電性の振動素子103.1
05はsinモードの振動を与える素子で、圧電性の振
動素子104.106はCOsモートの振動を与える素
子である。107は圧電性の振動素子103.104.
105.106を駆動するための高周波電源である。1
08はカプラーで、圧電性の振動素子103.105の
sinモードの振動に対しては振動の腹の部分に相当し
、圧電性の振動素子104.106のCOsモートの振
動に対しては振動の節の部分に相当する音波伝播部材1
01.102の位置に、圧電性の振動素子103.10
4.105.106を挟むようにして四隅に四本の棒状
のカプラーを介して音波伝播部材101.102を互い
に固く接合している。近接接近して配置させる音波伝播
部材1.2間の部材間隙長は超音波励振のパワーにも依
存するが、例えば数十マイクロメ−タル数ミリメータ程
度で設定すれば良い。109は粒子状物体110を貯蔵
しておくための貯蔵容器である。圧電性の振動素子10
3と104.105と106の共振周波数を出来るだけ
接近させることが好ましく、このことにカプラー108
の使用は有効である。
.102を屈曲振動の超音波励振をさせ、横波の進行波
を与えるための圧電性の振動素子である。この圧電性の
振動素子103.104.105.106に表示されて
いる+、−の表示は圧電性の振動素子の厚み方向の分極
配向方向の違いを示している。板状の圧電性の振動素子
103.104.105.106(7)広い両面ニハ電
極が設けられていて、103と105,104と106
がそれぞれ対向するように音波伝播部材101.102
の背面に接合されている。圧電性の振動素子103.1
05はsinモードの振動を与える素子で、圧電性の振
動素子104.106はCOsモートの振動を与える素
子である。107は圧電性の振動素子103.104.
105.106を駆動するための高周波電源である。1
08はカプラーで、圧電性の振動素子103.105の
sinモードの振動に対しては振動の腹の部分に相当し
、圧電性の振動素子104.106のCOsモートの振
動に対しては振動の節の部分に相当する音波伝播部材1
01.102の位置に、圧電性の振動素子103.10
4.105.106を挟むようにして四隅に四本の棒状
のカプラーを介して音波伝播部材101.102を互い
に固く接合している。近接接近して配置させる音波伝播
部材1.2間の部材間隙長は超音波励振のパワーにも依
存するが、例えば数十マイクロメ−タル数ミリメータ程
度で設定すれば良い。109は粒子状物体110を貯蔵
しておくための貯蔵容器である。圧電性の振動素子10
3と104.105と106の共振周波数を出来るだけ
接近させることが好ましく、このことにカプラー108
の使用は有効である。
第4図(a)は第3図の二枚の音波伝播部材間の様子を
示す、この部分の側面からみた図である。第4図(a)
の(A)、(B)、(C)、(D)は音波伝播部材10
1.102の横波の屈曲振動の様子を分かり易く示した
屈曲振動模様を示す。(A)と(B)とはsinモード
の振動で、互いに対称モードで相対して振動している様
子を示している。これに対して(C)と(D)とはCO
sモートの振動で、互いに非対称モードで相対して従動
するように振動している様子を示している。また粒子状
物体110は相対向する音波伝播部材101.102の
間隙のほぼ中央に沿って浮揚搬送される様子を示してい
る。但し音波伝播部材101.102の間隙長が100
マイクロメータ以下だとあたかも両方の音波伝播部材1
01.102に沿って時々それぞれの部材に接触しなが
ら、粒子状物体110が搬送されるように見える。第4
図(b)は音波伝播部材101.102の間隙の間隙長
に対する間隙方向の空気の粒子速度Vと音圧pの大きさ
を模式的に表わした図である。すなわち、両方の音波伝
播部材に進行波を与えたときは、この2つの部材間の音
圧分布は部材間の中心部か低くなり、空気の粒子速度(
部材間隔方向の粒子速度)は部材間の中心部が大となる
。これにより、この部材間の中心部に粒子状物体は集ま
り、静電的鏡映力等により静電的Sこ付着してしまうこ
となく有効に浮揚搬送させることができた。
示す、この部分の側面からみた図である。第4図(a)
の(A)、(B)、(C)、(D)は音波伝播部材10
1.102の横波の屈曲振動の様子を分かり易く示した
屈曲振動模様を示す。(A)と(B)とはsinモード
の振動で、互いに対称モードで相対して振動している様
子を示している。これに対して(C)と(D)とはCO
sモートの振動で、互いに非対称モードで相対して従動
するように振動している様子を示している。また粒子状
物体110は相対向する音波伝播部材101.102の
間隙のほぼ中央に沿って浮揚搬送される様子を示してい
る。但し音波伝播部材101.102の間隙長が100
マイクロメータ以下だとあたかも両方の音波伝播部材1
01.102に沿って時々それぞれの部材に接触しなが
ら、粒子状物体110が搬送されるように見える。第4
図(b)は音波伝播部材101.102の間隙の間隙長
に対する間隙方向の空気の粒子速度Vと音圧pの大きさ
を模式的に表わした図である。すなわち、両方の音波伝
播部材に進行波を与えたときは、この2つの部材間の音
圧分布は部材間の中心部か低くなり、空気の粒子速度(
部材間隔方向の粒子速度)は部材間の中心部が大となる
。これにより、この部材間の中心部に粒子状物体は集ま
り、静電的鏡映力等により静電的Sこ付着してしまうこ
となく有効に浮揚搬送させることができた。
[実施例4]
第5図は静電潜像を現像するために、粒子状物体として
、熱可塑性樹脂をバインダー成分としで、それを着色し
た平均粒径が3乃至40μm帯電した記録用の顕画粒子
(トナー)を用いて、この粒子を本発明の別の搬送方法
の例により現像部に搬送して現像した現像装置を示した
図である。
、熱可塑性樹脂をバインダー成分としで、それを着色し
た平均粒径が3乃至40μm帯電した記録用の顕画粒子
(トナー)を用いて、この粒子を本発明の別の搬送方法
の例により現像部に搬送して現像した現像装置を示した
図である。
201.202.2o3は音波伝播部材で、板状音波伝
播部材203は静電潜像保持体に対向して配置された現
像電極も兼ねて接地されていて(または電源に接続して
もよい)、超音波反射効果も有している。204は板状
音波伝播部材201.202を横波振動させて進行波を
与えるための超音波励振手段で、圧電性の振動素子20
5と、これを駆動するための高周波電源206と、ホー
ン207より構成されている。208はカバーで、支持
部209によって全体が支持固定さされている。210
は粒子状物体である。この粒子状物体210は実施例1
と同様に、それぞれ近接配置された音波伝播部材201
と203との間隙中を、また音波伝播部材202と20
3との間隙中を浮揚搬送される。211は円筒状の静電
潜像保持ドラムで、背面電極212と静電潜像保持層(
光導電体層、または絶縁体層)213とから形成されて
いる。214は静電潜像保持層213上の静電潜像を示
し、音波伝播部材20+と203との間隙中を超音波i
・7揚搬送されてきた粒子状物体210は、現像電極も
兼ねた電気導電性を有する音波伝播部材203の先端部
において、背面電極212とこの音波伝播部材203の
先端部との間隙(G)で形成される静電潜像電界に従っ
て潜像方向に引っ張られ、付着し現像される。この付着
現像された可視像は、図において(I)で表現しである
。現像に寄与しなかった粒子状物体210は音波伝播部
材202と203との間隙中を超音波浮揚搬送されて戻
される。使用した粒子状物体210は帯電した電子写真
用の、非磁性現像剤を用いた。平均粒径は約7マイクロ
メータであった。厳しい低温・低湿下の環境下において
、粒子状物体210の帯電電荷量か増加しても、静電的
鏡映力によって音波伝播部材203に静電付着すること
なく十分に安定して、常に一定の現像剤層の厚みと密度
で搬送されるようになったから、常に安定した現像濃度
で現像ができるようになった。なお音波伝播部材203
の先端と静電潜像保持層213の表面との間隙長は約5
0マイクロメータ〜1mm程度に設定すれば良く、好ま
しくは100マイクロメータ〜500マイクロメータ程
度が画質的にエツジ効果等の点で好ましい。
播部材203は静電潜像保持体に対向して配置された現
像電極も兼ねて接地されていて(または電源に接続して
もよい)、超音波反射効果も有している。204は板状
音波伝播部材201.202を横波振動させて進行波を
与えるための超音波励振手段で、圧電性の振動素子20
5と、これを駆動するための高周波電源206と、ホー
ン207より構成されている。208はカバーで、支持
部209によって全体が支持固定さされている。210
は粒子状物体である。この粒子状物体210は実施例1
と同様に、それぞれ近接配置された音波伝播部材201
と203との間隙中を、また音波伝播部材202と20
3との間隙中を浮揚搬送される。211は円筒状の静電
潜像保持ドラムで、背面電極212と静電潜像保持層(
光導電体層、または絶縁体層)213とから形成されて
いる。214は静電潜像保持層213上の静電潜像を示
し、音波伝播部材20+と203との間隙中を超音波i
・7揚搬送されてきた粒子状物体210は、現像電極も
兼ねた電気導電性を有する音波伝播部材203の先端部
において、背面電極212とこの音波伝播部材203の
先端部との間隙(G)で形成される静電潜像電界に従っ
て潜像方向に引っ張られ、付着し現像される。この付着
現像された可視像は、図において(I)で表現しである
。現像に寄与しなかった粒子状物体210は音波伝播部
材202と203との間隙中を超音波浮揚搬送されて戻
される。使用した粒子状物体210は帯電した電子写真
用の、非磁性現像剤を用いた。平均粒径は約7マイクロ
メータであった。厳しい低温・低湿下の環境下において
、粒子状物体210の帯電電荷量か増加しても、静電的
鏡映力によって音波伝播部材203に静電付着すること
なく十分に安定して、常に一定の現像剤層の厚みと密度
で搬送されるようになったから、常に安定した現像濃度
で現像ができるようになった。なお音波伝播部材203
の先端と静電潜像保持層213の表面との間隙長は約5
0マイクロメータ〜1mm程度に設定すれば良く、好ま
しくは100マイクロメータ〜500マイクロメータ程
度が画質的にエツジ効果等の点で好ましい。
[実施例5〕
第6図は[実施例41とは異なる別の搬送方法及現像方
法と現像装置により粒子状物体からなるトナーを現像部
に超音波浮揚搬送して現像した現像装置を示した図であ
る。図において220.222.223は板状超音波伝
播部材で、221は超音波伝播部材220を支持してい
る支持手段である。超音波伝播部材220は少なくとも
表面か導電性の部材である。超音波伝播部材220は超
音波励振手段204によって、横波振動の進行波が与え
られる。これに近接して配置された超音波伝播部材22
2.223はカバーの役の他に超音波の反射効果も兼ね
た部材で、全体を支持している支持手段224によって
超音波伝播部材222.223を支持固定している。帯
電した電子写真用の現像剤の粒子状物体210は音波伝
播部材220と223との間隙中を超音波浮揚搬送され
、現像電極も兼ねた電気導電性を有する音波伝播部材2
20の先端部において、背面電極212とこの音波伝播
部材220の先端部との間隙(G)で形成される静電潜
像電界に従って潜像方向に引っ張られ、付着し現像され
る。現像に寄与しなかった粒子状物体210は音波伝播
部材220と222との間隙中の超音波浮揚搬送されて
戻される。これらの効果は実施例4と同様の効果が得ら
れた。
法と現像装置により粒子状物体からなるトナーを現像部
に超音波浮揚搬送して現像した現像装置を示した図であ
る。図において220.222.223は板状超音波伝
播部材で、221は超音波伝播部材220を支持してい
る支持手段である。超音波伝播部材220は少なくとも
表面か導電性の部材である。超音波伝播部材220は超
音波励振手段204によって、横波振動の進行波が与え
られる。これに近接して配置された超音波伝播部材22
2.223はカバーの役の他に超音波の反射効果も兼ね
た部材で、全体を支持している支持手段224によって
超音波伝播部材222.223を支持固定している。帯
電した電子写真用の現像剤の粒子状物体210は音波伝
播部材220と223との間隙中を超音波浮揚搬送され
、現像電極も兼ねた電気導電性を有する音波伝播部材2
20の先端部において、背面電極212とこの音波伝播
部材220の先端部との間隙(G)で形成される静電潜
像電界に従って潜像方向に引っ張られ、付着し現像され
る。現像に寄与しなかった粒子状物体210は音波伝播
部材220と222との間隙中の超音波浮揚搬送されて
戻される。これらの効果は実施例4と同様の効果が得ら
れた。
[効果]
以上の実施例で示したように、本発明は、超音波浮揚さ
せながら粒子状物体を搬送する方法により、■少ないエ
ネルギーで ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送でき
、■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もなく
、安定して搬送でき、■静電;替像を現像する際、静電
的鏡映力の影響が少なく常に安定した現象が得られ、■
機械的駆動による故障発生確率も著しく低い、効果な得
ることかできる。
せながら粒子状物体を搬送する方法により、■少ないエ
ネルギーで ■粒子状物体を高密度で効率良く搬送でき
、■静かで、■粒子状物体の搬送量の環境依存性もなく
、安定して搬送でき、■静電;替像を現像する際、静電
的鏡映力の影響が少なく常に安定した現象が得られ、■
機械的駆動による故障発生確率も著しく低い、効果な得
ることかできる。
第1図は本発明の第1実施例、
第2図は第2実施例、
第3図、第4図(a)、(b)は第3実施例、第5図は
第4実施例、 第6図は第5実施例、の説明図である。 1.2.102.101.201.202.203.2
20.222.223は音波伝播部材である。 、?/3
第4実施例、 第6図は第5実施例、の説明図である。 1.2.102.101.201.202.203.2
20.222.223は音波伝播部材である。 、?/3
Claims (3)
- (1)対向した第1と第2の音波伝播部材の片方もしく
は両方の部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波を
与えて、該部材間に定常波音場を移動させることにより
、該部材間に粒子状物体を浮揚させながら搬送する搬送
方法。 - (2)上記粒子状物体が記録用の顕画粒子であることを
特徴とする請求項第1項に記載の搬送方法。 - (3)対向した第1と第2の音波伝播部材の、片方もし
くは両方の部材を超音波励振させ該部材に横波の進行波
を与えて、該部材間に定常波音場を移動させることによ
り、該部材間に帯電した顕画粒子を浮揚させながら搬送
して静電潜像を保持した像保持体に供給し、該静電潜像
を現像する現像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019749A JP2994673B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 粒状物体の搬送方法とそれを用いた現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019749A JP2994673B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 粒状物体の搬送方法とそれを用いた現像方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223874A true JPH03223874A (ja) | 1991-10-02 |
JP2994673B2 JP2994673B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=12007993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019749A Expired - Fee Related JP2994673B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 粒状物体の搬送方法とそれを用いた現像方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2994673B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187388A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-25 | Kaijo Corp | 物体浮揚装置及び該装置を具備した物体搬送装置並びに物体浮揚方法 |
WO2010131509A1 (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-18 | 国立大学法人 東京工業大学 | 非接触搬送装置、非接触搬送方法及び非接触搬送システム |
JP2014052332A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Tokyo Institute Of Technology | 非接触液滴分注装置及び非接触液滴分注方法 |
JP2018143899A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | トヨタ自動車株式会社 | 粉粒体混合物の混入物質分離回収方法 |
WO2023238393A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | ヤマハロボティクスホールディングス株式会社 | 製品保持装置、製品保持方法、および、半導体装置製造装置 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2019749A patent/JP2994673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187388A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-25 | Kaijo Corp | 物体浮揚装置及び該装置を具備した物体搬送装置並びに物体浮揚方法 |
WO2010131509A1 (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-18 | 国立大学法人 東京工業大学 | 非接触搬送装置、非接触搬送方法及び非接触搬送システム |
JP5483239B2 (ja) * | 2009-05-14 | 2014-05-07 | 国立大学法人東京工業大学 | 非接触搬送装置、非接触搬送方法及び非接触搬送システム |
JP2014052332A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Tokyo Institute Of Technology | 非接触液滴分注装置及び非接触液滴分注方法 |
JP2018143899A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | トヨタ自動車株式会社 | 粉粒体混合物の混入物質分離回収方法 |
WO2023238393A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | ヤマハロボティクスホールディングス株式会社 | 製品保持装置、製品保持方法、および、半導体装置製造装置 |
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---|---|
JP2994673B2 (ja) | 1999-12-27 |
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