JPH03223719A - 電極の形成方法 - Google Patents

電極の形成方法

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JPH03223719A
JPH03223719A JP2267278A JP26727890A JPH03223719A JP H03223719 A JPH03223719 A JP H03223719A JP 2267278 A JP2267278 A JP 2267278A JP 26727890 A JP26727890 A JP 26727890A JP H03223719 A JPH03223719 A JP H03223719A
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JP
Japan
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film
ito
corrosion
ito film
auxiliary
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Pending
Application number
JP2267278A
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English (en)
Inventor
Hiroki Nishino
浩己 西野
Keiji Tarui
垂井 敬次
Hideyuki Toyokichi
秀幸 豊吉
Tatsuo Morita
達夫 森田
Shuhei Tsuchimoto
修平 土本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電極の形成方法に関する。さらに詳しくは、
例えば液晶表示装置、エレクトロルミネセンス表示装置
、ホトダイオードアレイによね構成された密着型イメー
ジセンサ等において用いられるITO電極とA/電極の
積層部を形成する際に用いられる方法であって、フォト
エツチング法等による電極の加工の際にAl膜に接触す
る導電膜の腐食を防止する方法に特徴を有する電極の形
成方法に関するものである。
〈従来の技術〉 透明電極を用いる液晶表示デバイス(LCD )、エレ
クトロルミネッセンス表示デバイス(ELD)等の表示
デバイスや、フォトダイオードやフォトダイオードのプ
レイで構成するイメージセンサ等エレクトロニクスデバ
イスでは、例えば作製上rn2o3を主成分として5n
02を添加した170透明導電膜が用いられ、これに電
気抵抗が低いAl膜を接続して配線とした電極パターン
が多く用いられている。
そして、この電極パターンを形成する際にフォトエツチ
ング法がよく用いられている。フォトエソチング法によ
り電極を形成する際に用いられるレジストにはネガ型と
ポジ型の2種類があり、精度が要求され不場合には解像
度の良いポジ型のレジストが用いられる。このポジ型の
レジストを現像するには、通常アルカリ性の現像液が用
いられる。しかし第9図(a)に示すように、基板3上
に形成されたITO電極4上にA4’膜5を成膜しフォ
トエ、ッチング法によりITO電極4上にAl電極を形
成する際にこのポジ型のレジストを用いると、AI!膜
5上のレジスト6の現像時に現像液である電解液1によ
るITO電極4の腐食が生じることがある。この腐食を
防ぐためにこれまでは腐食の起こる時間を経験的に把握
し、電極パターン形成に支障のない程度を考慮して現像
時間を調節するという方法を採っていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記ITO電極の腐食は、第9図(b)に示すように、
AI!膜5の表面に不純物′の偏析、歪、あるいは格子
欠陥等の局所的な腐食活性点11が存在し、現像液であ
る電解液1に/l’膜5が浸されるとこの腐食活性点1
1よりAlの溶解反応が進行することによりA7’膜5
に微小なピンホール18が発生し、A、 l膜5、IT
O電極4、および電解液1とにより局部電池が形成され
ることによ多発生する。このとき、ITO電極4内の腐
食部12ではITOの主成分であるIn2O3が還元さ
れて金属化し、一方の電極として作用している。このた
め、AJ膜の厚ざやその質またはITO膜の質により腐
食速度は大きく異なる。基板上にITO膜やAl膜を成
膜する場合に、基板上の位置により膜厚や膜質が変わり
、また成膜のたびに膜厚や膜質が変わるという事は程度
の差はあるが普通に起こることである。
このためにITO膜の腐食速度にも変化が生じ従来のよ
うに現像時間を調節するというような方法では、電極の
形成きれる面積が大きければ大きい程完全に防食するの
は難しくなり、また、基板間で防食の度合いが異なり、
歩留まりを上げれないという問題があった。
また、電極形成に際しては電解液によるエツチングがよ
く用いられるが、上記の場合に限らすAJ膜と他の種類
の導電膜が接触していると、電解液の介在により局部電
池が形成されて腐食が発生しやすい。
本発明は上記状況に鑑みてなされたものであり、現像液
中に浸される時間にかかわりなくITO膜の腐食を防止
することを目的とする。
さらに、Al膜と接する他種の導電膜の電解液中での腐
食を防止することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、ITO膜とAl
膜がこの順に形成された基板を電解液に浸す際に、上記
Al膜と電気的に接続されたITO膜を上記電解液に接
触させることを特徴とする電極の形成方法を提供する。
この方法は、前記現像液中での腐食防止だけではなく、
後に示す作用から明らかなように、基板上に形成された
Al膜下部のITO膜の防食に関して、基板を電解液に
浸す工程を有する電極形成の際に広く利用できるもので
ある。
本発明においてITO膜とは酸化インジウム錫膜のこと
であり、上記AI!膜と電気的に接続されかつ電解液に
接触させるITO膜(以下説明の便宜のために補助IT
O膜と呼ぶ)は防食をする領域のITO膜(以下説明の
便宜のために被防食ITO膜と呼ぶ)と同一基板上に形
成したものでも良いし、別の基板上に形成したものでも
良い。
より好ましくは同一基板上に形成するのが良く、この場
合、補助ITO膜と被防食ITO膜は連続した膜となっ
ていても良いが、より好ましくは、補助ITO膜と被防
食ITO膜は分離するのが良い。同一基板上に形成する
と、補助1rO膜と被防食ITO膜とを同時に形成する
ことができ、簡便で好ましい。
また、本発明は、導電膜と、ll膜が接触して形成され
た基板を電解液に浸す工程を有する電極の形成方法にお
いて、上記電解液にD−グルコースを添加することを特
徴とする電極の形成方法を提供する。この場合のD−グ
ルコースの添加量は、1〜3%程度が適当である。
さらに、ITO膜とAl膜がこの順に形成された基板を
電解液に浸す工程において、上記AI!膜と電気的に接
続きれたITO膜を上記電解液に接触させ、かつ上記電
解液にD−グルコースを添加することを特徴とする電極
の形成方法を提供する。
く作用〉 補助ITO膜を用いる方法では以下のような作用によっ
て腐食が防止ブれる。
ITO膜とAl膜の間に電解液を介して局部電池が形成
きれITO膜の腐食反応が起きると、電解液中の反応物
の拡散の速度に応じてITO膜に濃度分極が生じる。A
I!膜下部の防食の必要とされる領域のITO膜、すな
わち被防食ITO膜の腐食は上部のAl膜に存在するピ
ンホール内で起こる。これに対して、電解液に接触する
ように設けた補助ITO膜はピンホール内のような閉ざ
された狭い領域ではなく、開放された広い領域で腐食が
生じるために、反応物の拡散速度が速く、また単位面積
あたりの反応物生成も少ないので、被防食ITO膜に比
べて小さい濃度分極をもつ。したがって、電解液に接触
し、Al膜と電気的に接続された補助ITO膜を用いる
と、被防食ITO膜と補助ITO膜と゛は電気的につな
がり、かつ両ITO膜間に局所的な電位差を生じて、補
助ITO膜に腐食が集中し、被防食ITOの腐食を抑制
する。
尚、被防食ITO膜と補助ITO膜は同じ種類の材質か
ら成るので、同一基板上に同時に形成でき、工程が簡略
化される。
D−グルコースを用いる方法では、現像液などの電解液
に添加したD−グルコースが、例えば前記ピンホール中
で電解液中に浸漬したAlとITOのうち、AI!表面
に吸着して電解液によるAlの溶解反応(酸化反応)を
抑制する。そして、このD−グルコースによるA/の腐
食抑制剤としての作用により、ITOとAI!間に流れ
る電気化学的電流を減少して、前記ITOとA1間の防
食が行われる。
さらに、ITO膜の防食に上記2つの方法を併用すると
、補助ITO膜への腐食の集中と、Dグルコースの添加
によるAlの溶解反応の抑制とが相乗されて、より効果
的に防食がなされる。
〈実施例〉 実施例1 同一基板上に補助ITO膜と被防食ITO膜を形成した
場合の例について第1図から第3図を参照しながら示す
第1図(a)、 (b)に示すように、ガラス基板3上
に被防食ITO膜4Aと補助ITO膜7BをEB蒸着に
よって形成し、ざらにスパッタ蒸着によりAl膜5を形
成した。被防食ITO膜4AはA7膜5によシ完全に覆
われ補助ITO膜7Bは端部でAl膜5と重なっており
、その境界線10の長さは5uである。A7膜5の面積
は200−であり補助ITO膜7Bの面積は50−であ
る。上記ITO膜の膜厚は700λで、そのシート抵抗
は50Ω/口であり、Al膜厚は1.6μmである。
この試料のA/膜膜上上、ポジ型レジストを塗布し、露
光し、ナトリウムのリン酸塩系の現像液IA(PH13
)中で現像を行い、レジストパターン6を形成した後、
被防食ITO膜4Aを観察したところ腐食は見られなか
った。これに対し、第1図(c)に示すようにAl膜5
と補助ITO膜7Bの境界部には腐食12Bが集中して
いるのがみられた。
次に境界線10の長さを一定にし、補助ITO膜7Bと
Al膜5の面積を変え、上記と同様にして作製した試料
について、被防食ITO膜4Aの腐食の有無を調べたと
ころ、第2図に示すようなデータが得られた。尚、A7
膜5の面積を変える場合には、この下の被防食ITO膜
4Aの面積も変え、その大きさはほぼAl膜5と同じ大
きさとなるようにした。このデータより、Al膜の面積
すなわち防食領域の大きさと被防食ITO膜の面積の間
に相関があり、防食領域の大きさに応じて補助ITO膜
は一定以上の面積が必要であることがわかった。第2図
において、安全圏内とは、この領域内では100%の確
率で防食が達成されることを示す。
場らに、補助ITO膜7BとAl膜5の面積を変えずに
、境界線10をジグザグにしてその長さをLowにした
試料を作成し、上記と同様にして腐食を調べたところ、
境界線が5fiの場合よりも小さい面積のITO膜で被
防食ITO膜4Aの腐食が防げることがわかった。
これらのことから、防食に有効でかつ確実に防食できる
補助ITO膜7Bの配置や形状のあることがわかった。
このような形状としては、第3図に示す(a)、 (b
)のものや、さらに補助ITO膜の面積に制限がある場
合には、第3図(c)、(d)のようなものが挙げられ
る。第3図(C)、 (d)の方が第3図(a)(b)
の形状よりもより効率的な防食が可能である。
以上水した関係において、その絶対的な相関は補助IT
O膜の膜質、その他によって変わるが、補助ITO膜の
膜質については、その抵抗が小さい程、膜厚が厚い程、
防食の効果は大きくなり、より小さい面積の補助ITO
膜により防食が可能となる。
実施例2 別の基板に形成された補助ITO膜とA/膜とを接続し
て防食を行った場合の例を第4図に示す。
1.5X4cI4のガラス基板3上にITO電極4を形
成し、これを全て覆うようにAI!膜5を着膜し、この
A/膜膜上上ポジ型レジストを塗布後、露光を行った。
次に、ナトリウムのリン酸塩系の現像液LA(PH13
)中に基板3ごとA/膜5を浸し現像を行い、レジスト
パターン6を形成した。
この際に、1.5X4cmの大きさの別のガラス基板3
A上に形成した補助ITO膜7AとA/膜5を外部配線
8によシ接続し、補助ITO膜7Aを2備現像液1に浸
した。現像後、ITO電極4には腐食はみられず、ピン
ホール等の欠陥は生じていなかった。
また、外部配線8による接続を行わなかった場合には、
ITO電極4に微小な腐食がみもれ、ピンホール等の欠
陥が生じた。
実施例3 第5図は、D−グルコースを添加する本発明の方法を実
施するための基本データを作成する試験セルを示してお
り、!極は2枚のガラス基板3(40gg X 15 
mで厚さが1.1mm  )の各ガラスにスパック法に
よる厚さ8000AのA/膜5、又は、電子ビーム(E
B)蒸着による厚さ700AのITO膜4が堆積された
ものである。以上の2つのN、極は小型の浴槽52のな
かの電解液1に浸漬して、その上部を外部配線58を接
続したワニグチグリップ50で吊るしている。
以上の試験セルにより、ITO膜4とAl膜5との電解
液1による電気化学的腐食の大きさは、2つの電極を外
部配線58で接続した時点からのITO膜4電極からA
I!膜5膜種電極れる電流値を経時的変化を、デジタル
マルチメータ60などで測定することで判断することが
できる。本実施例では電解液1として、次の第1表に示
した■から(Φ迄の7種の現像液を用いて測定した。
(以下余白〕 第1表 現像液 [注]0)は、シブレイ社のMFDC−26であり、←
)は、シブレイ社のマイクロポジ1.トデベロッパーで
ある(いずれもアルカリ性電解液)。
以上の各現像液を前記の試験セルに入れ、外部配線を接
続した時点からの放電電流の経時変化を示したのが第6
図である。第6図は、縦軸に放電電流値をmA単位で示
し、横軸に放電開始からの時間を叢単位で示している。
又、各曲線に付記した記号は、その記号に対応する第1
表の現像液を用いたことを示している。
第6図から判るように試験セルの放電電流量は、電解液
1である現像液の種類によって異なるが、その現像液に
添加した少量のD−グルコースにより大幅に減少できて
、10から15分の1程度になっている。このように、
D−グルコースの添加による効果は、現像液に添加した
D−グルコースの分子がA/の表面に吸着してAlの溶
解反応を抑制するためである。
第7図は、AI!電極パターン形成での、AI膜膜上上
フォトレジスト76の現像工程を示す断面図である。
この第7図では、ガラス基板上に形成したITO膜電極
パターン74を覆うように基板3表面上にAI膜5が堆
積されていて、このAI!膜5をフォトエツチング法で
パターン化するための現像によるフォトレジスト76が
形成されている。
以上の基板3などは、浴槽52に入れた現像液IBに浸
漬しているが、現像液IBに添加したD−グルコース1
2は、Al膜10の表面に吸着してDグルコース12の
保護層を形成している。
上記のA/膜5は、堆積直後、又は、その後の熱処理な
どの後も、不純物の付着や偏析又は歪や格子欠陥等の局
所的に腐食されやすい腐食活性点が高密度で存在するた
め、強アルカリ電解液である現像液IB(例えばナトリ
ウムのリン酸塩など)でフォトレジスト76の現像を行
なうと、露出したA/衣表面腐食活性点から溶解してピ
ンホールを形成する。このAl膜5のピンホールがIT
O膜74に達すると異種金属接合部が電解液に浸漬され
た状態になり局部電池を形成して、ITO膜74も腐食
していたが、前記のように電解液中に適量のD−グルコ
ース12を添加することによシ、そのD−グルコース分
子12のAII表面への吸着でAlの腐食を抑制し、I
TO−AI!間の腐食電流を減少して防食の目的を達成
していた。
以上で説明したA/膜5はその堆積条件やその後の処理
条件で腐食活性点の存在密度が変化し、更に、現像液に
よってAl膜5でのピンホールの溶解速度も変わるが、
これらの条件と前記本発明の効果を示した第6図を参照
して本実施例のようにA/膜5に被覆したフォトレジス
ト76の現像液IBに適量のD−グルコース12を添加
することにより、そのD−グルコース12分子をAI!
膜5の表面に吸着させてAr膜5とITO膜74の腐食
を防止するとともに、前記フォトレジストの現像工程も
効率よく行なうものである。
実施例4 第8図は補助ITO膜とD−グルコースを用いる本発明
の詳細な説明する図である。本実施例の特徴は、現像液
I BKD−グルコースが添加されると共に、一部がA
/膜5と電気的に接続され、一部がA/膜5に被服され
ていない補助ITO膜7Bが設けられていることである
フォトレジスト76の現像を行なったとき、現像液I 
BKD−グルコースを添加したにもかかわらず、そのD
グルコースの量でAI!膜5の表面での溶解反応を抑制
できなくなり、前記で説明したようにA/膜5へのピン
ホールの形成によってITOとA/の接合部が電解液に
浸される状態で電気化学的腐食を進行させる腐食電流が
流れる状態が発生しても、そのピンホール内に形成され
る局部電池系に比較して、補助ITO膜7Bとその上の
Al膜5の境界線近傍は、第8図(b)に拡大して示し
たように、局部電池系としてのスケールが大きくアノー
ドやカンードの反応をさせる濃度分極に差が生じて腐食
電流はこの補助ITO膜7Bによって形成される局部電
池系に集中する。従って、補助ITO膜7Bに大きいI
TO腐食部15が形成されても、他のAI膜5のピンホ
ールに形成された局部電池の動作を停止させそのピンホ
ールでの腐食の進行を止めることができる。
以上のように、本実施例に於ては、前述の現像液中に添
加したD−グルコース分子12のA1表面への吸着と、
補助ITO膜による腐食電流の集中とにより、更に確実
に防食を行なうことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。
〈発明の効果〉 これら本発明の電極形成方法を用いることによリ、現像
液中に浸される時間にかかわりなくITO膜の腐食を防
止することができ、ITO電極上にAl14iをフォト
エツチングにより形成する際に、その現像工程において
生じていたITO電極の腐食を防止できるようになり、
電極の欠陥発生を防げるようになった。
また、Alは安価であり、後のプロセスとの整合性に富
んでいることから、Al以外の金属、例えばT1を用い
てITO電極の腐食を防ぐ場合に比べて安価に電極を作
製できる。
さらに、Al膜を薄くすると生じるようなピンホールが
Al膜にあっても、ITO電極を腐食することがないた
めに、Al膜を薄くでき、またAJ膜の作製条件を緩や
かにすることができる。
そして、本発明によれば、密着型イメージセンサや液晶
表示装置等、ITO電極上にAI!電極を形成すること
が必要とされる装置を歩留り良く、安価に作製できる。
また、本発明によれば広<ITO膜とAl膜との積層部
の電解液中での腐食を防止することができ、さらにD−
グルコースを用いる方法では、広く導電膜とAl膜とが
接触して形成されている場合に、導電膜の電解液中での
腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の構成を説明する図、第2図は実施例
1の境界線1fl当りのAr膜の面積と補助ITO膜1
−当りのAl膜の面積と被防食ITO膜の腐食の関係を
示す図、第3図は補助ITO膜の形状例を説明する図、
第4図は実施例2の構成図、第5図は実施例3に示した
試験セルの構成図、第6図はD−グルコースの添加量と
組成を変えた現像液でのITOとAI!電極間の放電電
流と経過時間の特性図、第7図は実施例3を示す構成図
、第8図は実施例4を示す構成図、第9図は従来例を示
す構成図である。 1:電解液、IA、IB:現像液、4A:被防食ITO
膜、4.74:ITO電極、5:Al膜、7A、7B:
補助ITO膜、8.58:外部配線、10:境界線、1
2:D−グルコース分子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. ITO膜とAl膜がこの順に形成された基板を電
    解液に浸す際に、上記Al膜と電気的に接続されたIT
    O膜を上記電解液に接触させることを特徴とする電極の
    形成方法。
  2. 2. 導電膜とAl膜が接触して形成された基板を電解
    液に浸す工程を有する電極の形成方法において、上記電
    解液にD−グルコースを添加することを特徴とする電極
    の形成方法。
  3. 3. ITO膜とAl膜がこの順に形成された基板を電
    解液に浸す工程において、上記Al膜と電気的に接続さ
    れたITO膜を上記電解液に接触させ、かつ上記電解液
    にD−グルコースを添加することを特徴とする電極の形
    成方法。
JP2267278A 1989-10-03 1990-10-03 電極の形成方法 Pending JPH03223719A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25985789 1989-10-03
JP1-259857 1989-10-03
JP1-303772 1989-11-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03223719A true JPH03223719A (ja) 1991-10-02

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JP (1) JPH03223719A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5389026A (en) * 1991-04-12 1995-02-14 Fujitsu Limited Method of producing metallic microscale cold cathodes
KR100543039B1 (ko) * 1998-07-31 2006-04-06 삼성전자주식회사 액정 표시 장치

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US5389026A (en) * 1991-04-12 1995-02-14 Fujitsu Limited Method of producing metallic microscale cold cathodes
KR100543039B1 (ko) * 1998-07-31 2006-04-06 삼성전자주식회사 액정 표시 장치

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