JPH0322303B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322303B2 JPH0322303B2 JP7106782A JP7106782A JPH0322303B2 JP H0322303 B2 JPH0322303 B2 JP H0322303B2 JP 7106782 A JP7106782 A JP 7106782A JP 7106782 A JP7106782 A JP 7106782A JP H0322303 B2 JPH0322303 B2 JP H0322303B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing
- cylinder
- crank
- rocker
- gripper
- Prior art date
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 21
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 9
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007646 gravure printing Methods 0.000 description 1
- 238000007644 letterpress printing Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/04—Grippers
- B41F21/05—In-feed grippers
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、印刷機のシリンダに紙葉を移送する
ためのスインググリツパ装置に関するもので、そ
の揺動装置に係る。
ためのスインググリツパ装置に関するもので、そ
の揺動装置に係る。
フイーダにより印刷機に給送されてくる紙葉
は、印刷機の見当装置により規定位置に停止す
る。周知のように、スインググリツパはこの停止
している紙葉をくわえて揺動運動し、回転中のシ
リンダ爪へと正確に紙葉を移送する役目を果すも
のである。このシリンダ(胴)は印刷機の圧胴で
あることもあれば、圧胴に送る迄の間に中間的に
設けられたいわゆる受渡し胴(給紙胴)であるこ
ともある。いずれにしても、停止している紙葉を
シリンダ爪の速度に迄加速して紙葉の移送を行う
ので、同速度で回転しているシリンダ爪同志間で
の紙葉の受渡しとは異なり、見当精度を低下させ
る要因を多く持つ。その中でも、特にスインググ
リツパを揺動させる揺動機構は、高速印刷を行う
上で見当精度に与える影響が大きい。
は、印刷機の見当装置により規定位置に停止す
る。周知のように、スインググリツパはこの停止
している紙葉をくわえて揺動運動し、回転中のシ
リンダ爪へと正確に紙葉を移送する役目を果すも
のである。このシリンダ(胴)は印刷機の圧胴で
あることもあれば、圧胴に送る迄の間に中間的に
設けられたいわゆる受渡し胴(給紙胴)であるこ
ともある。いずれにしても、停止している紙葉を
シリンダ爪の速度に迄加速して紙葉の移送を行う
ので、同速度で回転しているシリンダ爪同志間で
の紙葉の受渡しとは異なり、見当精度を低下させ
る要因を多く持つ。その中でも、特にスインググ
リツパを揺動させる揺動機構は、高速印刷を行う
上で見当精度に与える影響が大きい。
従来のスインググリツパの揺動機構は、周縁カ
ムを原動節として行われるのが通例である。すな
わち、シリンダと共に回転する周縁カムが設けら
れ、この周縁カムにより揺動運動させられるレバ
ー(以下揺動レバーという)があつて、その運動
を連接棒等を介してスイング軸に固定されている
スイングアームに伝達してスイング軸を回動さ
せ、該軸に支持されているスインググリツパを揺
動させるか(特公昭30−116号公報、特公昭35−
8157号公報参照)、または、周縁カムにより揺動
させられる前記揺動レバー支軸がそのままスイン
グ軸であるように構成されていて、揺動レバーで
直接スインググリツパに揺動運動を行わせるか
(特公昭56−32100号公報参照)、のいずれかの形
式が用いられている。上記形式のものはどちらも
周縁カムが用いられる点で変わりはない。周縁カ
ムを用いれば当然のことながら、従動節である揺
動レバーがカムの動きに追随できるように、つま
り、揺動レバーに取付けてあるコロがカムの周面
に常に接触状態にあるように、バネを用いて押し
つけることが必要条件となる。
ムを原動節として行われるのが通例である。すな
わち、シリンダと共に回転する周縁カムが設けら
れ、この周縁カムにより揺動運動させられるレバ
ー(以下揺動レバーという)があつて、その運動
を連接棒等を介してスイング軸に固定されている
スイングアームに伝達してスイング軸を回動さ
せ、該軸に支持されているスインググリツパを揺
動させるか(特公昭30−116号公報、特公昭35−
8157号公報参照)、または、周縁カムにより揺動
させられる前記揺動レバー支軸がそのままスイン
グ軸であるように構成されていて、揺動レバーで
直接スインググリツパに揺動運動を行わせるか
(特公昭56−32100号公報参照)、のいずれかの形
式が用いられている。上記形式のものはどちらも
周縁カムが用いられる点で変わりはない。周縁カ
ムを用いれば当然のことながら、従動節である揺
動レバーがカムの動きに追随できるように、つま
り、揺動レバーに取付けてあるコロがカムの周面
に常に接触状態にあるように、バネを用いて押し
つけることが必要条件となる。
前記のようなカム構成よりなるものは、カム面
に接触するコロの圧接力が弱いと、高速回転時に
コロがカム面に追随できなくなり、紙葉受渡しの
際のタイミングがずれて、見当精度を著しく低下
させる。だからといつてバネの圧接力を強めれば
機構に無理がかかり、これまた各所の歪が、見当
精度の低下を招来するばかりでなく、機械の損耗
を早める。また、前記のカムを溝カム等の確動カ
ムにしてバネを使用しない構成にすることも考え
られるが、工作が面倒でカムの精度を出すこと
や、それを維持することが極めて困難であつて実
用性に乏しい。
に接触するコロの圧接力が弱いと、高速回転時に
コロがカム面に追随できなくなり、紙葉受渡しの
際のタイミングがずれて、見当精度を著しく低下
させる。だからといつてバネの圧接力を強めれば
機構に無理がかかり、これまた各所の歪が、見当
精度の低下を招来するばかりでなく、機械の損耗
を早める。また、前記のカムを溝カム等の確動カ
ムにしてバネを使用しない構成にすることも考え
られるが、工作が面倒でカムの精度を出すこと
や、それを維持することが極めて困難であつて実
用性に乏しい。
本発明は従来装置のもつ上記欠点を解決するこ
とを目的として開発されたものである。すなわ
ち、スインググリツパを揺動させるのに、従来の
カム機構はまつたく用いずに、機構学でいうクラ
ンク・アンド・ロツカー機構(crank and
rocker mechanism)と、疑似ゼネバモーシヨン
機構(ゼネバ機構における駆動側のピンが従動車
の溝の中に入つていくときの動きの様子が良く似
た機構)をうまく利用することにより、前記の揺
動運動をバネを用いることなく、しかも、理想的
な運動で行えるようにしたものである。
とを目的として開発されたものである。すなわ
ち、スインググリツパを揺動させるのに、従来の
カム機構はまつたく用いずに、機構学でいうクラ
ンク・アンド・ロツカー機構(crank and
rocker mechanism)と、疑似ゼネバモーシヨン
機構(ゼネバ機構における駆動側のピンが従動車
の溝の中に入つていくときの動きの様子が良く似
た機構)をうまく利用することにより、前記の揺
動運動をバネを用いることなく、しかも、理想的
な運動で行えるようにしたものである。
次に本発明の添付図面の実施例について詳述す
る。第1図、第2図は、それぞれ別の実施例を示
す。第1図のものは、シリンダ1の斜下方にスイ
ング軸3が設けられている形式のものである。第
2図のものは、シリンダ2の斜上方にスイング軸
3が設けられている形式である。しかして、シリ
ンダ1,2の回転方向は両者逆になつている。前
者の形式をとるものには、例えば特公昭56−
32100号公報に開示されているオフセツト印刷機
があり、シリンダ1はその受渡し胴(給紙胴)に
相当する。また、後者の形式のものは、シリンダ
2が印刷機の圧胴である場合が示される。本発明
の揺動装置はオフセツト印刷機の分野に限らず、
スインググリツパを用いてシリンダに紙葉を給送
するものについては、凸版、グラビヤ印刷機等を
問わず印刷機全搬に適用し得る。第3図はスケル
トンにより本発明揺動装置の動きをA、B、C、
Dの順序で示したものである。なお、図中、符号
は形式の相違にかかわらず同一部分には同一符号
をもつて表示することとする。
る。第1図、第2図は、それぞれ別の実施例を示
す。第1図のものは、シリンダ1の斜下方にスイ
ング軸3が設けられている形式のものである。第
2図のものは、シリンダ2の斜上方にスイング軸
3が設けられている形式である。しかして、シリ
ンダ1,2の回転方向は両者逆になつている。前
者の形式をとるものには、例えば特公昭56−
32100号公報に開示されているオフセツト印刷機
があり、シリンダ1はその受渡し胴(給紙胴)に
相当する。また、後者の形式のものは、シリンダ
2が印刷機の圧胴である場合が示される。本発明
の揺動装置はオフセツト印刷機の分野に限らず、
スインググリツパを用いてシリンダに紙葉を給送
するものについては、凸版、グラビヤ印刷機等を
問わず印刷機全搬に適用し得る。第3図はスケル
トンにより本発明揺動装置の動きをA、B、C、
Dの順序で示したものである。なお、図中、符号
は形式の相違にかかわらず同一部分には同一符号
をもつて表示することとする。
4はシリンダ1または2に固定されているクラ
ンクを示す。5はロツカーで支持ピン6により回
動自在に支持され、連接棒7によりクランク4と
連結している。すなわち、クランク軸8およびロ
ツカー支持ピン6間を固定リンクとする四ツ棒リ
ンク機構のクランク・アンド・ロツカー機構が形
成されるように設定されている。
ンクを示す。5はロツカーで支持ピン6により回
動自在に支持され、連接棒7によりクランク4と
連結している。すなわち、クランク軸8およびロ
ツカー支持ピン6間を固定リンクとする四ツ棒リ
ンク機構のクランク・アンド・ロツカー機構が形
成されるように設定されている。
9はロツカー5に取付けられている駆動子(コ
ロ)を示す。なお、10は連接棒7をロツカー5
に回動自在に取付けている取付ピンで、本実施例
においてはコロ9の取付ピンと同一軸心で示され
ている。このような取付ピンは図示を省略する
が、段付のピンを用いれば良いことは周知の通り
である。しかしながら、両者の中心は、設計上必
ずしも一致させる必要がないことは云うまでもな
い。
ロ)を示す。なお、10は連接棒7をロツカー5
に回動自在に取付けている取付ピンで、本実施例
においてはコロ9の取付ピンと同一軸心で示され
ている。このような取付ピンは図示を省略する
が、段付のピンを用いれば良いことは周知の通り
である。しかしながら、両者の中心は、設計上必
ずしも一致させる必要がないことは云うまでもな
い。
また、スイング軸3にはスイングアーム11が
固定される。このスイングアーム11には長溝1
2が設けられていて、この長溝内に前記のロツカ
ー5に取付けられているコロ9が高精度の嵌め合
いで摺動し得るように嵌合している。そして、ロ
ツカー5の支持ピン6と中心とコロ9の中心とを
結ぶ直線、および、スイング軸3とコロ9の中心
を結ぶ直線の両者が互に直交する位置において、
前記ロツカーが揺動して折返すその両折返点にな
るように機構が設定されている。換言すれば、コ
ロ9を入力側としてスイングアーム11が疑似ゼ
ネバモーシヨンによる揺動運動を行うように構成
されているのである。さらに、スイング軸3に支
持されているスインググリツパ13は、前記コロ
の移動により最大に加速されたとき、シリンダ爪
14と丁度出会う位置にあつて、このときシリン
ダ爪の速度と殆んど同速度となるように各部の動
きが設定されている。
固定される。このスイングアーム11には長溝1
2が設けられていて、この長溝内に前記のロツカ
ー5に取付けられているコロ9が高精度の嵌め合
いで摺動し得るように嵌合している。そして、ロ
ツカー5の支持ピン6と中心とコロ9の中心とを
結ぶ直線、および、スイング軸3とコロ9の中心
を結ぶ直線の両者が互に直交する位置において、
前記ロツカーが揺動して折返すその両折返点にな
るように機構が設定されている。換言すれば、コ
ロ9を入力側としてスイングアーム11が疑似ゼ
ネバモーシヨンによる揺動運動を行うように構成
されているのである。さらに、スイング軸3に支
持されているスインググリツパ13は、前記コロ
の移動により最大に加速されたとき、シリンダ爪
14と丁度出会う位置にあつて、このときシリン
ダ爪の速度と殆んど同速度となるように各部の動
きが設定されている。
スインググリツパ13は、紙葉15をシリンダ
1または2に給送した後は、折返し点eに至る間
次第に減速して停止し、再び折返すが、スイング
グリツパ13の先端がシリンダとの最接近点bを
通過するときに、シリンダ爪にくわえられて送ら
れていく紙葉の後半部が、まだ該部分を通過中で
ある。このときは干渉を防ぐためスインググリツ
パ13を支持しているスイング軸3をシリンダ1
および2から遠ざけるように動かせば良い。16
はそのための偏心メタルを示す。この技術は特公
昭35−16159号等により公知であるので詳細は省
略する。
1または2に給送した後は、折返し点eに至る間
次第に減速して停止し、再び折返すが、スイング
グリツパ13の先端がシリンダとの最接近点bを
通過するときに、シリンダ爪にくわえられて送ら
れていく紙葉の後半部が、まだ該部分を通過中で
ある。このときは干渉を防ぐためスインググリツ
パ13を支持しているスイング軸3をシリンダ1
および2から遠ざけるように動かせば良い。16
はそのための偏心メタルを示す。この技術は特公
昭35−16159号等により公知であるので詳細は省
略する。
次に作用について第3図のスケルトンを参照し
て述べると、ロツカー5の揺動はクランク4によ
つて行われるので、第3図A,Cに示すクランク
運動の両死点付近は、クランクの回転角にして数
度ではあるが、クランクが回動してもロツカー5
に揺動を与えないとみなされる疑似停留部分があ
る。一方、スイングアーム11はコロ9によりゼ
ネバモーシヨンによる揺動運動を行うように構成
されているから、前記のクランク運動同様、ロツ
カー5の動き始めの回動角数度は停止同然と云う
ことができる。すなわち、第3図A,C、でみる
ようにコロ9の中心の軌跡イに対し、スイングア
ーム11の中心線ロが切線をなす関係にあるから
である。
て述べると、ロツカー5の揺動はクランク4によ
つて行われるので、第3図A,Cに示すクランク
運動の両死点付近は、クランクの回転角にして数
度ではあるが、クランクが回動してもロツカー5
に揺動を与えないとみなされる疑似停留部分があ
る。一方、スイングアーム11はコロ9によりゼ
ネバモーシヨンによる揺動運動を行うように構成
されているから、前記のクランク運動同様、ロツ
カー5の動き始めの回動角数度は停止同然と云う
ことができる。すなわち、第3図A,C、でみる
ようにコロ9の中心の軌跡イに対し、スイングア
ーム11の中心線ロが切線をなす関係にあるから
である。
図示しないフイーダから給送される紙葉15
は、ロツカー5が停止しているとき、つまり、ス
インググリツパ13が第1図、第2図のaの位置
にきたときくわえられるのであるが、スインググ
リツパ13が紙葉を完全にくわえるのには或程度
の時間を要する。
は、ロツカー5が停止しているとき、つまり、ス
インググリツパ13が第1図、第2図のaの位置
にきたときくわえられるのであるが、スインググ
リツパ13が紙葉を完全にくわえるのには或程度
の時間を要する。
本発明においては、クランク・アンド・ロツカ
ー機構と、疑似ゼネバモーシヨン機構の組合せ機
構をスインググリツパを揺動させる装置に前述の
通りの構成で適用したので、紙葉をくわえるに必
要な長い停留期間をとることができるのである。
ちなみに、クランク運動で直接スイングアームを
揺動させる構成は、これのみでは必要な停留期間
をとることが困難である。
ー機構と、疑似ゼネバモーシヨン機構の組合せ機
構をスインググリツパを揺動させる装置に前述の
通りの構成で適用したので、紙葉をくわえるに必
要な長い停留期間をとることができるのである。
ちなみに、クランク運動で直接スイングアームを
揺動させる構成は、これのみでは必要な停留期間
をとることが困難である。
スインググリツパ13は、a位置で紙葉をくわ
えると、シリンダ1または2の回転につれてb位
置に移動する。このときグリツパは最高に加速さ
れたときで、第1図示のものについて云えば、ス
イングアーム11が第3図Bの位置にあるときで
ある。シリンダ爪14はこのとき図示の位置にあ
つて爪が閉ぢ、一方、スインググリツパ13は
b′の位置に開いて紙葉をシリンダ爪へと給紙す
る。これ等の機構は周知であり、また要旨でない
ので説明は省略する。紙葉をシリンダに給紙した
後は、スインググリツパ13は除々に減速し、e
点に至つて停止する。そして、戻り行程は第3図
Cのの位置からDを経てAへと、同様な運動によ
り復帰する。
えると、シリンダ1または2の回転につれてb位
置に移動する。このときグリツパは最高に加速さ
れたときで、第1図示のものについて云えば、ス
イングアーム11が第3図Bの位置にあるときで
ある。シリンダ爪14はこのとき図示の位置にあ
つて爪が閉ぢ、一方、スインググリツパ13は
b′の位置に開いて紙葉をシリンダ爪へと給紙す
る。これ等の機構は周知であり、また要旨でない
ので説明は省略する。紙葉をシリンダに給紙した
後は、スインググリツパ13は除々に減速し、e
点に至つて停止する。そして、戻り行程は第3図
Cのの位置からDを経てAへと、同様な運動によ
り復帰する。
本発明装置によれば、以上の説明で明らかなよ
うに、スインググリツパの見当装置部での停留期
間をカム装置を使用せずに充分にとることができ
る。しかも機構はカムを用いるものの如く厄介な
曲線の加工部分がなく簡単で製作が容易である。
また、特筆すべきは、従来のカムの機構のように
強力なバネが用いられてないから、運転中のシヨ
ツクがなく、さらに、スインググリツパの停止か
ら加減速される運動は、クランク機構および疑似
ゼネバモーシヨン機構の合理的な組合せ運動であ
つて、無理がなく騒音を発することもない。従つ
て高速運転が可能となる。
うに、スインググリツパの見当装置部での停留期
間をカム装置を使用せずに充分にとることができ
る。しかも機構はカムを用いるものの如く厄介な
曲線の加工部分がなく簡単で製作が容易である。
また、特筆すべきは、従来のカムの機構のように
強力なバネが用いられてないから、運転中のシヨ
ツクがなく、さらに、スインググリツパの停止か
ら加減速される運動は、クランク機構および疑似
ゼネバモーシヨン機構の合理的な組合せ運動であ
つて、無理がなく騒音を発することもない。従つ
て高速運転が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す側面概要図、
第2図は他の実施例を示す側面概要図、第3図は
本発明機構の要部を、スケルトンにて示したもの
で、A、B、C、D、の順に動作順序を表わした
説明図である。 1……シリンダ(受渡し胴)、2……シリンダ
(圧胴)、3……スイング軸、4……クランク、5
……ロツカー、9……駆動子(コロ)、11……
スイングアーム、12……長溝、13……スイン
ググリツパ、14……シリンダ爪、15……紙
葉。
第2図は他の実施例を示す側面概要図、第3図は
本発明機構の要部を、スケルトンにて示したもの
で、A、B、C、D、の順に動作順序を表わした
説明図である。 1……シリンダ(受渡し胴)、2……シリンダ
(圧胴)、3……スイング軸、4……クランク、5
……ロツカー、9……駆動子(コロ)、11……
スイングアーム、12……長溝、13……スイン
ググリツパ、14……シリンダ爪、15……紙
葉。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 印刷機のスインググリツパ給紙機構におい
て、シリンダ軸に固定されたクランクと、支持ピ
ンに支持されかつ連接棒を介して前記クランクに
よつて揺動せしめられるとともに先端部に駆動子
が付設されているロツカーと、前記駆動子が嵌合
して滑り動く長溝がアーム部分に設けられかつ一
端がスイング軸に固定されているスイングアーム
とを有し、前記各部材が下記条項を満足するよう
に設定されている構成を特徴とする印刷機のスイ
ンググリツパ揺動装置。 a クランクの両死点を結ぶ直線の延長線、すな
わち、クランクの回転軸心およびロツカーの両
折返点における駆動子の中心の3点を結ぶ直線
と、スイング軸およびロツカー支持ピンの中心
を結ぶ直線とが互いに直交する関係にあるこ
と。 b ロツカーが両折返点にあるとき、支持ピンお
よび駆動子の中心を結ぶ直線と、スイング軸と
駆動子の中心を結ぶ直線とが共に直交するよう
になつていること。 c 駆動子がシリンダから遠ざかつた折返点にあ
るとき、スインググリツパが紙くわえ位置にあ
り、また、支持ピンと駆動子およびスイング軸
のそれぞれの中心を結ぶ線が直線になるとき、
スインググリツパがシリンダ爪と出会う位置に
なつていることと、紙葉をシリンダに移送する
ためのスピードを得ていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106782A JPS58187354A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 印刷機のスインググリツパ揺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106782A JPS58187354A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 印刷機のスインググリツパ揺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58187354A JPS58187354A (ja) | 1983-11-01 |
JPH0322303B2 true JPH0322303B2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=13449805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7106782A Granted JPS58187354A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 印刷機のスインググリツパ揺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58187354A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4230218C2 (de) * | 1992-09-10 | 1999-06-10 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorgreifer einer Bogendruckmaschine |
CN103481657B (zh) * | 2013-09-12 | 2015-10-28 | 上海光华印刷机械有限公司 | 一种胶印机的递纸牙的止动机构 |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP7106782A patent/JPS58187354A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58187354A (ja) | 1983-11-01 |
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