JPH0322234Y2 - - Google Patents

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JPH0322234Y2
JPH0322234Y2 JP1985010111U JP1011185U JPH0322234Y2 JP H0322234 Y2 JPH0322234 Y2 JP H0322234Y2 JP 1985010111 U JP1985010111 U JP 1985010111U JP 1011185 U JP1011185 U JP 1011185U JP H0322234 Y2 JPH0322234 Y2 JP H0322234Y2
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chain
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horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、チエーンホイールに使用可能で、し
かも重荷重の荷役作業等の玉掛用具に使用して好
適なチエーンに関するものである。
(従来の技術) 一般にチエーンの用途は、ワイヤロープに比べ
て耐熱、耐食性にすぐれており、また形くずれし
にくい等の点からその特性を生かし、高熱物の玉
掛けや特殊作業等に使用されることが多い。
第3図は、従来使用されているシヨートリンク
チエーンの一例を示す。これを説明すると、この
リンクチエーン1は、チエーン用丸鋼または一般
構造用圧延鋼材を一定の長さのリング状のリンク
2に加工し、継ぎ目を鍛接または火花突合溶接で
加工し製作したものである。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成の従来のリンクチエーン1で
は、使用荷重が大きくなれば、当然第3図で示す
一リンク毎の長さL、幅Bおよび線径Dが大きく
なるため、チエーン全体の重量が大きくなつて取
扱いにくく、作業性が悪いという欠点があつた。
またチエーンを取扱う場合の一般的な注意事項と
して、チエーンをねじれた状態で使用すれば、強
度が著しく減少するという問題点があるため、使
用する場合には特に注意を要する必要性があつ
た。
また、重荷重用チエーンとしては、実公昭49−
13247号公報および実公昭40−31239号公報に開示
されるようなものが公知となつている。
前者のチエーンは、複数リンクチエーンのピツ
チを合わせた数列において、水平状態の各リンク
の直線部を横ぎるように十分な厚さの鋼帯環を設
けた構成としているので、チエーンホイール用と
しての使用は出来ず、またチエーンの自重が大き
くなつて、その分だけ玉掛作業の作業性が悪くな
るという問題点があつた。
一方、後者のチエーンは、下面を平にした底部
の前後左右両端にそれぞれ対向するカギ部を設け
たカギ形リンク1個とだ円形リンク2個とを備え
た構成としているので、前者のチエーンと同様の
問題点があつた。
本考案は、これらの従来技術の問題点に鑑みな
されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、隣接する水平リンクの直線部を共用し、か
つ複数個の長円孔を並列に備えた水平状の連接リ
ンクと、該連接リンクの長円孔に係合し、かつ前
記長円孔と同形状の長円孔を有する垂直リンクと
を、交互に順次繋着した構成としたものである。
(作用) このような構成とすれば、チエーンホイール用
として使用可能でしかも従来のリンクチエーンに
比べてねじれにくく、また同使用荷重のチエーン
に比べて重量の小さいチエーンとなる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図と第2図は、本考案にかかる重荷重用チ
エーンの構造を示す、正面図と平面図である。
3は、隣接する水平リンクの直線部3aを共用
し、かつ複数個の長円孔4,4,…を並列に備え
た水平状の連接リンクで、一般構造用圧延鋼材を
鍛造等で成形して加工したものである。この連接
リンク3の各長円孔4,4…には、垂直リンク
5,5…がそれぞれ係合する。この垂直リンク5
は、チエーン用丸鋼または一般構造用圧延鋼材を
一定の長さのリンク状に加工して、継ぎ目を鍛接
または火花突合溶接で加工して製作したものであ
り、前記長円孔4と同形状の長円孔孔6を有して
いる。このような水平状の連接リンク3と垂直リ
ンク5とを交互に順次繋着して、本考案の重荷重
用チエーン7は構成される。
第1図では、長円孔4を3個有する連接リンク
3について示しているが、長円孔の数をこれ以上
設けた連接リンクを用いる構成としてもよいこと
はもちろんである。
尚、図示を略したが、チエーン7の両端には、
各々環体やフツク等を設ければ、玉掛用具として
使用する際に便利である。
(考案の効果) 以上のように構成した本考案では、次のような
作用効果を奏する。
隣接する水平リンクの直線部を共用している
ので、従来の同使用荷重のチエーンに比べて重
量が軽くなる。これにより、取扱いやすく、玉
掛作業性が向上したチエーンを得ることが出来
る。
複数個の長円孔を一体的に備えた水平状の連
接リンクと垂直リンクとを順次繋着して形成し
ているので、ねじれにくいチエーンを得ること
が出来る。これにより、玉掛作業等の作業性お
よび安全性が向上する。
チエーンホイール用のチエーンとして使用可
能である。
また、同使用荷重のチエーンに比べて、一リ
ンクの形状が小さくてすむので、チエーンホイ
ールに用いた場合は、チエーンホイールのホイ
ール径が小さくてすむことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は従来のリンクチエーン
の正面図を示す。 3……連接リンク、4,6……長円孔、5……
垂直リンク、7……重荷重用チエーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する水平リンクの直線部を共用し、かつ複
    数個の長円孔を並列に備えた水平状の連接リンク
    と、該連接リンクの長円孔に係合し、かつ前記長
    円孔と同形状の長円孔を有する垂直リンクとを、
    交互に順次繋着して形成したことを特徴とする重
    荷重用チエーン。
JP1985010111U 1985-01-28 1985-01-28 Expired JPH0322234Y2 (ja)

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JPS61128265U JPS61128265U (ja) 1986-08-12
JPH0322234Y2 true JPH0322234Y2 (ja) 1991-05-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913247U (ja) * 1972-05-06 1974-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913247U (ja) * 1972-05-06 1974-02-04

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JPS61128265U (ja) 1986-08-12

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