JPH03222192A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH03222192A
JPH03222192A JP2014946A JP1494690A JPH03222192A JP H03222192 A JPH03222192 A JP H03222192A JP 2014946 A JP2014946 A JP 2014946A JP 1494690 A JP1494690 A JP 1494690A JP H03222192 A JPH03222192 A JP H03222192A
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JP
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circuit
write pulse
clock
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signal
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JP2014946A
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English (en)
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Masato Ikeda
正人 池田
Kazuhisa Miyamoto
和久 宮本
Shuichi Miyaoka
修一 宮岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えば、複数
のランダムアクセスメモリとゲートアレイとを備えた論
理機能付メモリ等に利用して特に有効な技術に関するも
のである。
〔従来の技術〕
マクロセルとして形成される複数のランダムアクセスメ
モリと、これらのランダムアクセスメモリの入出力デー
タに所定の演算処理を施す演□算ユニット等を構成する
ためのゲートアレイとを備えた論理機能付メモリがある
論理機能付メモリについては、例えば、1989年2月
15日付「アイ−ニス・ニス・シー・シー (I 5S
CC: International  5olid−
3tate  C1rcuits Conferenc
e )ダイジェスト オフ テクニカル ペーパーズ(
Digest Of Technjcal  Pape
rs ) 5ESSION 2 Jの第26頁〜第27
頁に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本願発明者等は、この発明に先立って、第7図に示され
るような論理機能付メモリを考えた。
第7図において、論理機能付メモリは、バイポーラ・C
MO5型RAM (ランダムアクセスメモリ)からなる
8個のランダムアクセスメモリRAM0−RAM7と、
例えばデータ照合回路のような所定の論理ユニットを効
率良く構成するためのゲートアレイGAとを備える。論
理機能付メモリは、外部から供給される6相の相補クロ
ック信号CP1〜−〇P6 (ここで、例えば非反転ク
ロック信号CPIと反転クロック信号CPIをあわせて
相補クロック信号CPIのように表す、以下、相補信号
について同様〉に従って同期動作される。
また、ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7は、
このうち第1相の相補クロック信号CPIすなわち相補
内部クロック信号土1に従ってその動作タイミングが設
定され、所定の書き込みパルスに従って書き込み動作を
実行する。このため、論理機能付メモリは、上記相補ク
ロ7り信号cp1を相補内部クロック信号±1として各
ランダムアクセスメモリに中継分配するクロック分配回
路ODAと、この相補内部クロック信号1−1をもとに
相補書き込みパルスJj−wを形成する書き込みパルス
発生回路WPGとを備え、上記相補クロック信号11及
び相補書き込みパルス1wをもとに内部クロック信号φ
lO〜φ17ならびに内部書き込みパルスφWO〜φW
7を形成するクロックスイッチアンプC3A0〜C3A
7を備える。上記書き込みパルス発生回路WPGは、す
べてのランダムアクセスメモリRAM0−RAM7に共
通に設けられ、これによって論理機能付メモリのチップ
面積及び消費電力の削減が図られる。
ところが、上記のような論理機能付メモリには次のよう
な問題点があることが明らかとなった。
すなわち、書き込みパルス発生回路WPGは、論理機能
付メモリが形成される半導体基板面の中央部に配置され
、ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7との間に
比較的大きな距離をおいて配置される。このため、各ラ
ンダムアクセスメモリの動作タイミングを設定する相補
内部クロック信号土1と相補書き込みパルス1wとの間
にスキューが生じるとともに、各ランダムアクセスメモ
リの書き込みパルスφwO〜φ↓7相互間にもスキュー
が生じ、相応して論理機能付メモリの書き込み動作の高
速化が制限される。
この発明の目的は、複数のランダムアクセスメモリを備
えかつ各ランダムアクセスメモリ間の書き込みパルスの
スキューを抑制した論理機能付メモリ等の半導体集積回
路装置を提供することにある。この発明の他の目的は、
複数のランダムアクセスメモリを備えた論理機能付メモ
リ等の書き込み動作の高速化を図ることにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、複数のランダムアクセスメモリを備えた論理
機能付メモリ等に、クロ7り信号をECLL/ヘルのま
ま各ランダムアクセスメモリに中継分配しかつ各ランダ
ムアクセスメモリまでの距離のバラツキが最小となるべ
く半導体基板面の中央部に配置されるクロック分配回路
を設番チ、所定のクロック信号をもとにMOSレベルの
内部クロック信号を形成するクロックスイッチアンプと
、上記内部クロック信号をもとに書き込み動作に必要な
所定の書き込みパルスを形成しかつその立ち上がりタイ
ミング及び信号振幅等を調整しうる書き込みパルス発生
回路を、各ランダムアクセスメモリに対応して個別に設
ける。
〔作 用〕
上記した手段によれば、内部クロック信号と書き込みパ
ルスとの間ならびに各ランダムアクセスメモリの書き込
みパルス相互間のスキューを抑制し、相応して論理機能
付メモリ等の書き込み動作を高速化することができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用された論理機能付メモリの
一実施例の基板配置図が示されている。
また、第2図には、第1図の論理機能付メモリのランダ
ムアクセスメモリRAM0に含まれるクロンクスインチ
アンブC3A0及び書き込みパルス発生回路WPGOの
一実施例の接続図が示され、第3図及び第4図には、ク
ロンクスイ、チアンブC3A0及び書き込みパルス発生
回路WPGOの一実施例の回路図がそれぞれ示されてい
る。さらに、第5図及び第6図には、第4図の書き込み
パルス発生回路WPGOに含まれるバイポーラ・0MO
3(以下、単にBi−0MO3と略称する)ナントゲー
ト回路NAI及び0MO3(相補型MO3)ナントゲー
ト回路NA8の一実施例の回路図がそれぞれ示されてい
る。これらの図をもとに、この実施例の論理機能付メモ
リの構成と動作の概要ならびにその特徴について説明す
る。
なお、第3図ないし第6図の各回路素子ならびに第1図
及び第2図の各ブロックを構成する回路素子は、公知の
半導体集積回路の製造技術によって、特に制限されない
が、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上におい
て形成される。以下の図において、そのチャンネル(バ
ックゲート〉部に矢印が付加されるMOSFETはPチ
ャンネル型であって、矢印の付加されないNチャンネル
MOS F ETと区別して示される。また、図示され
るバイポーラトランジスタは、特に制限されないが、す
べてNPN型トランジスタである。
第1図において、この実施例の論理機能付メモリは、特
に制限されないが、マクロセルとして形成される8個の
ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7と多数の標
準セルからなるゲートアレイGAとを備える。
このうち、ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7
は、特に制限されないが、バイポーラ・CMO5型RA
Mを基本として構成され、その内部信号レベルは、例え
ば5.Ovを信号振幅とするMOSレベルとされる。ラ
ンダムアクセスメモリRAM0〜RAM7は、特に制限
されないが、第1図に示されるように、論理機陣付メモ
リが形成される半導体基板面の左辺及び右辺にそって、
4個ずつ対称的に配置される。
一方、ゲートアレイGAは、特に制限されないが、論理
ゲート回路やフリンプフロフブ回路等、バイポーラ・C
MO3型の標準量)P多数を含み、その信号レベルは、
同様に上記MOSレベルとされる。ゲートアレイGAは
、第1図に示されるように、ランダムアクセスメモリR
AM0〜RAM3ならびにRAM4〜RAM7の内側に
はさまれるように配置される。ゲートアレイGAは、こ
れらのランダムアクセスメモリと論理的に結合されるこ
とで、例えばデータ照合回路のような一つの演算ユニ7
トを構成する。
ところで、この実施例の論理機能付メモリは、特に制限
されないが、外部から供給されるECLレベルの相補ク
ロンク信号CPI〜CP6に従って同期動作される。ま
た、ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7は、こ
のうち第1相の相補クロック信号CPIに従って起動さ
れ、その動作タイミングが設定される。このため、論理
機能付メモリには、特に制限されないが、2個のクロッ
ク整形回路cspo及びC3P1と1個のクロック分配
回路CDAとを含むクロ7り系回路が設けられる。また
、ゲートアレイGAには、クロック分配回路CDAから
供給されたECLレベルの相補内部クロ7り信号11−
16をMOSレベルに変換する図示されないクロックス
イッチアンプが設けられ、ランダムアクセスメモリRA
M0〜RAM7には、同様なりロンクスイッチアンプC
8AO−C3A7と、これらのクロックスイッチアンプ
から出力されるMOSレベルの内部クロック信号110
〜117をもとに書き込みパルスφWO〜φW7を形成
する書き込みパルス発生回路WPGO〜WPG7とが個
別に設けられる。
クロック整形回路cspo及びC3PIは、特に制限さ
れないが、第1図に示されるように、半導体基板の上辺
及び下辺の中央にそれぞれ配置され、クロック分配回路
CDAは、各ランダムアクセスメモリとの距離のバラツ
キが最小となるべく半導体基板面の中央部に配置される
。クロックスイッチアンプC3AO−C3A7ならびに
書き込みパルス発生回路WPGO〜WPG7は、対応す
るランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7の入力側
にそれぞれ配置される。
ここで、クロック整形回路cspo及びC3P1は、E
CL差動回路を基本として構成され、対応する相補クロ
ック信号CPI−CP3ならびにCP4〜CP6の立ち
上がりや信号振幅を調整することで、整形された相補内
部クロック信号11〜i3ならびに14〜16を形成す
る。これらの相補内部クロック信号は、上記相補クロッ
ク信号CPI〜CP6と同様に、例えば0.8vを信号
振幅とするECLレベルとされ、対称的に配置されたほ
ぼ同長のクロック信号線を介してクロック分配回路CD
Aに伝達される。
クロック分配回路ODAは、やはりECL差動回路を基
本として構成され、クロック整形回路C3PO及びC3
P1から供給される相補内部クロック信号i1〜i6を
、論理機能付メモリの各部に中継分配する。このうち、
第1相の相補内部クロック信号L1は、前述のように、
ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7の動作タイ
ミングの設定に供されることから、対称的に配置された
クロ7り信号線を介してクロックスイッチアンプC3A
0〜C3A3ならびにC3A4〜C3ATに伝達される
一方、各ランダムアクセスメモリに対応して設けられる
クロックスイッチアンプC3A0〜C3A7は、第2図
に示されるように、カレントスインチ回路C8及びレベ
ル変換回路LCをそれぞれ備える。このうち、カレント
スイッチ回路C8の相補入力端子には、上記相補内部ク
ロック信号11が供給され、その相補出力信号115は
、対応するレベル変換回路LCの相補入力端子に供給さ
れる。レベル変換回路LCの出力信号は、内部クロ7り
信号φ10〜φ17として、書き込みパルス発生回路W
PGO〜WPG7等、対応するランダムアクセスメモリ
の各部に分配供給される。書き込みパルス発生回路WP
GO〜WPG7の出力信号は、書き込みパルスφWO〜
φW7として、対応するランダムアクセスメモリの書き
込み回路にそれぞれ供給される。
ところで、クロックスイッチアンプC3A0〜C5A7
のカレントスイッチ回路C8は、特に制限されないが、
第3図に示されるように、一対の差動トランジスタTI
及びT2を基本とする差動回路と、トランジスタT4及
びT5を基本とする一対のエミッタフォロア回路をそれ
ぞれ含む、また、レベル変換回路LCは、トーテムポー
ル形態とされる一対のトランジスタT8及びT9と、そ
の前段に設けられたCMO3回路とをそれぞれ含む、こ
れにより、各クロックスイッチアンプに入力されたEC
Lレベルの相補内部クロック信号11は、カレントスイ
ッチ回路C8を介してECLレベルのまま伝達された後
、対応するレベル変換回路LCによってMOSレベルに
変換され、上記内部クロック信号φ10〜φ17となる
つまり、この実施例の論理機能付メモリでは、外部の図
示されないクロック発生装置からECLレベルで入力さ
れた相補クロック信号CPIは、各ランダムアクセスメ
モリとの距離のバラツキが最小となるべく半導体基板面
の中央部に配置されたクロック分配回路ODAを介して
、ECLレベルのままランダムアクセスメモリRAM0
〜RAM7に中継分配され、これによって各ランダムア
クセスメモリの受信端における相補内部クロック信号L
1のスキニーが抑制される。
次に、書き込みパルス発生回路WPGO〜WPG7は、
特に制限されないが、第4図の書き込みパルス発生回路
WPGOに代表して示されるように、12個のナントゲ
ート回路NAl−NAl2と5個のノアゲート回路NO
I〜NO5ならびに8個のインバータ回路N1−88を
含む、このうち、ナントゲート回路NAI〜NA8なら
びにノアゲート回路NOI〜NO3は、特に制限されな
いが、第5図のナントゲート回路NAIに代表して示さ
れるように、Bi−CMOS回路形態とされ、その他の
ナントゲート回路及びノアゲート回路ならびにインバー
タ回路は、第6図のナントゲート回路NA8に代表して
示されるように、CMO8回斃形態とされる。第4図で
は、BL−CMOS回路形態とされる論理ゲート回路の
出力端子側が、部分的に黒く塗りつぶされて示される。
なお、特に制限されないが、Bi−CMOS回路形態の
ナントゲート回路は、その一方の入力端子が回路の接地
電位に結合され、またBi−CMOS回路形態のノアゲ
ート回路は、その一方の入力端子が回路の電源電圧に結
合されることで、それぞれインバータ回路として兼用さ
れる。以下、書き込みパルス発生回路WPGOの場合を
例に、書き込みパルス発生回路WPGO〜WPG7の構
成と動作の概要を説明する。
第4図において、対応するクロックスインチアンブC3
A0から出力された内部クロック信号φ10は、特に制
限されないが、ナントゲート回路NAI及びノアゲート
回路NOIからなる遅延回路DLIを経た後、ナントゲ
ート回路NA2及びノアゲート回路NO2からなる遅延
回路DL2ならびにナントゲート回路NA4及びノアゲ
ート回路NO3からなる遅延回路DL3に順次伝達され
る。遅延回路DLIの出力信号は、特に制限されないが
、さらにナントゲート回路NA3によって内部制御信号
SCOと論理積がとられた後、ナントゲート回路NA7
の第3の入力端子に供給される。一方、遅延回路DL2
の出力信号は、ナントゲート回路NA5によって内部制
御信号SCIと論理積がとられた後、上記ナントゲート
回路NA7の第2の入力端子に供給される。同様に、遅
延回路DL3の出力信号は、ナントゲート回路NA6に
よって内部制御信号SC2と論理積がとられた後、上記
ナントゲート回路NA7の第1の入力端子に供給される
。これにより、内部クロック信号φ10は、上記内部制
御信号SCO〜SC2が択一的にハイレベルとされるこ
とでその遅延時間が選択的に切り換えられ、ナントゲー
ト回路NA7の出力信号すなわち内部信号φnlとなる
。後の説明から明らかなように、この遅延時間の切り換
えにより、書き込みパルスφWOの立ち上がりタイミン
グの微調整が実現される。
ナントゲート回路NA7の出力信号すなわち内部信号φ
n1は、特に制限されないが、ノアゲート回路NO4及
びNO5からなるランチ回路LTのセント入力端子に供
給されるとともに、インバータ回路Nlを経てナントゲ
ート回路NAl2の第3の入力端子に供給される。上記
ラッチ回路LTのリセット入力端子には、ナントゲート
回路NAl2の出力信号のインバータ回路N8による反
転信号すなわち内部信号φn6が供給される。このため
、ランチ回路LTは、内部信号φn1つまり内部クロッ
ク信号φ1がハイレベルとされることでセット状態とさ
れ、内部信号φn6がハイレベルとされることでリセッ
ト状態とされる。言うまでもなく、ラッチ回路LTがセ
ット状態とされるとき、その反転出力信号すなわち内部
信号φn2はロウレベルとされ、非反転出力信号すなわ
ち内部信号φn3がハイレベルとされる。また、ラッチ
回路LTがリセット状態とされるとき、内部信号φn2
がハイレベルとされ、代わって内部信号φn3がロウレ
ベルとされる。
ラッチ回路LTの反転出力信号すなわち内部信号φn2
は、特に制限されないが、さらにナントゲート回路NA
8により反転された後、書き込みパルスφWOとされる
。これにより、書き込みパルスφwQは、ラッチ回路り
、Tがセント状態とされることでハイレベルとされ、リ
セット状態とされることでロウレベルに戻される。書き
込みパルスφWOは、特に制限されないが、所定のライ
トイネーブル信号に従ってゲート制御された後、対応す
るランダムアクセスメモリRAM0の書き込み回路に供
給される。
一方、ランチ回路LTの非反転出力信号すなわち内部信
号φn3は、特に制限されないが、インバータ回路N2
及びN3からなる遅延回路DL4を経た後、インバータ
回路N4及びN5からなる遅延回路DL5ならびにイン
バータ回路N6及びN7からなる遅延回路DL6に順次
伝達される。
遅延回路DL4の出力信号すなわち内部信号φn4は、
上記ナントゲート回路NAl2の第2の入力端子に供給
される。また、遅延回路DL5の出力信号は、ナントゲ
ート回路NA9により内部制御信号WCOと論理積がと
られた後、ナントゲート回路NAIIの一方の入力端子
に供給され、遅延回路DL6の出力信号は、ナントゲー
ト回路NAl0により内部制御信号WCIと論理積がと
られた後、上記ナントゲート回路NAILの他方の入力
端子に供給される。ナントゲート回路NAl1の出力信
号すなわち内部信号φn5は、上記ナントゲート回路N
Al2の第1の入力端子に供給される。ナントゲート回
路NAl2の出力信号は、前述のように、インバータ回
路N8により反転された後、内部信号φn6としてラン
チ回路LTのリセット入力端子に供給される。
これらのことから、ナントゲート回路NAl2の出力信
号のインバータ回路N8による反転信号すなわち内部信
号φn6は、内部信号φnlがロウレベルとされかつ内
部信号φn4及びφn5がともにハイレベルとされると
き、言い換えると、内部クロック信号φlがハイレベル
とされることでランチ回路LTがセント状態とされた後
、内部制御信号WCO又はWCIによって指定される所
定の遅延時間が経過しかつ内部クロック信号φ1がロウ
レベルに戻されたことを条件に、選択的にハイレベルと
される。そして、この内部信号φn6がハイレベルとさ
れることで、ランチ回路LTがリセット状態とされ、こ
れによって書き込みパルス発生回路WPGOが初期状態
に戻される。その結果、ランチ回路LTのセントタイミ
ングすなわち内部信号φn1の立ち上がりは、書き込み
パルスφWOの立ち上がりタイミングを決定するものと
なる。また、ランチ回路LTがセント状態とされてから
リセット状態とされるまでの時間は、書き込みパルス−
WOのパルス幅を決定するものとなり、このパルス幅は
、内部制御信号WCO又はWClが択一的にハイレベル
とされることで選択的に切り換えられるものとなる。言
うまでもなく、書き込みパルスの立ち上がりタイミング
及び信号振幅の切り換えは、書き込みパルス発生回路W
PGO〜WPG7のそれぞれにおいて独立して実現でき
、これによってランダムアクセスメモリRAM0〜RA
M7における書き込みパルスφWO〜φV7のスキニー
が抑制される。その結果、相応して論理機能付メモリの
書き込み動作が高速化されるものとなる。
以上のように、この実施例の論理機能付メモリは、マク
ロセルとして形成される8個のランダムアクセスメモリ
RAM0−RAM7と、所定の演算ユニットを形成する
ためのゲートアレイGAとを備える。論理機能付メモリ
は、6相の相補クロンク信号旦Pi−旦P6に従って、
同期動作される。また、ランダムアクセスメモリRAM
0〜RAM7は、このうち第1相の相補クロック信号旦
P1に従ってその動作タイミングが設定され、所定の書
き込みパルスに従ってその書き込み動作を実行する。こ
の実施例において、上記相補クロンク信号旦Plを相補
内部クロック信号i1として各ランダムアクセスメモリ
に中継分配するクロ。
り分配回路CDAは、ECL差動回路を基本として構成
され、かつ各ランダムアクセスメモリまでの距離のバラ
ツキが最小となるべく半導体基板面の中央部に配置され
る。また、上記相補内部クロック信号L1をもとに上記
書き込みパルスを形成するための書き込みパルス発生回
路は、ランダムアクセスメモリRAM0 A−RAM7
に対応して個別に設けられ、対応する書き込みパルスの
立ち上がりタイミング及び信号振幅を微調整するための
複数の遅延回路をそれぞれ含む、その結果、この実施例
の論理機能付メモリでは、書き込みパルスφWのスキニ
ーが抑制され、相応して論理機能付メモリの書き込み動
作が高速化される。
以上の本実施例に示されるように、この発明を論理機能
付メモリ等の半導体集積回路装置に通用することで、次
のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)複数のランダムアクセスメモリを備えた論理機能
付メモリ等に、クロック信号をECLレベルのまま各ラ
ンダムアクセスメモリに中継分配しかつ各ランダムアク
セスメモリまモの距離のバラツキが最小となるべく半導
体基板面の中央部に配置されるクロック分配回路を共通
に設け、所定のクロック信号をもとにMOSレベルの内
部クロック信号を形成するクロックスイッチアンプと、
上記内部クロック信号をもとに書き込み動作に必要な所
定の書き込みパルスを形成しかつその立ち上がりタイミ
ング及び信号振幅等を調整しうる書き込みパルス発生回
路とを各ランダムアクセスメモリに対応して個別に設け
ることで、内部クロック信号と書き込みパルスとの間な
らびに各ランダムアクセスメモリの書き込みパルス相互
間のスキューを抑制できるという効果が得られる。
(2)上記(l)項により、゛各うンダムアクセスメモ
リの書き込み動作タイミングのバラツキを縮小できると
いう効果が得られる。
(3)上記rts項及び(2)項により、相応して論理
機能付メモリの書き込み動作を高速化できるという効果
が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図におい
て、論理機能付メモリは、任意数のランダムアクセスメ
モリ及びゲートアレイを備えることができるし、専用化
された他の論理ユニットを備えることもできる。また、
論理機能付メモリに供給される相補クロック信号の相数
は任意であるし、ランダムアクセスメモリの動作タイミ
ングも、任意相のクロック信号に従って設定できる。ク
ロンク整形回路cspo及びcspiは、単一化できる
。ランダムアクセスメモリRAM0〜RAM7が半導体
基板面のいずれかに偏って配置される場合、クロック分
配回路CDAは、これらのランダムアクセスメモリのほ
ぼ中央部に配置すればよい、ランダムアクセスメモリR
AM0〜RAM7は、例えばスタティック型RAMによ
り構成してもよいし、クロック系回路を構成する各回路
ならびにゲートアレイGA及びランダムアクセスメモリ
RAM0〜RAM7の具体的な配置は、この実施例に−
よる制約を受けるものではない、第2図及び第3図にお
いて、クロックスイッチアンプC3A0〜C3A7は、
対応する内部クロック信号φ10〜φ17のスキューを
補正するための遅延回路を備えることができる。
第3図ないし第6図において、クロックスインチアンブ
C3A0〜C3A7ならびに書き込みパルス発生回路W
PGO〜WPG7及び各論理ゲート回路の具体的な回路
構成やトランジスタ及びMOSFETの導電型ならびに
電源電圧の組み合わせは、種々の実施形惚を採りうる。
辺上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である論理機能付メモリに
適用した場合について説明したが、それに限定されるも
のではなく、例えば、キャッシュメモリ等の専用化され
たメモリ集積回路や複数のランダムアクセスメモリを備
えた汎用のゲートアレイ集積回路ならびに各種のディジ
タル集積回路装置等にも通用できる。本発明は、少なく
とも書き込みパルスを必要こする複数のランダムアクセ
スメモリを備える半導体集積回路装置に広く適用できる
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、複数のランダムアクセスメモリを備えた
論理機能付メモリ等に、クロック信号をECLレベルの
まま各ランダムアクセスメモリに中継分配しかつ各ラン
ダムアクセスメモリまでの距離のバラツキが最小となる
べく半導体基板面の中央部に配置されるクロック分配回
路を共通に設け、所定のクロック信号をもとにMOSレ
ベルの内部クロック信号を形成するクロックスイッチア
ンプと、上記内部クロック信号をもとに書き込み動作に
必要な所定の書き込みパルスを形成しかつその立ち上が
りタイミング及び信号振幅等を調整しうる書き込みパル
ス発生回路とを各ランダムアクセスメモリに対応して個
別に設けることで、内部クロック信号と書き込みパルス
との間ならびに各ランダムアクセスメモリの書き込みパ
ルス相互間のスキニーを抑制し、論理機能付メモリの書
き込み動作を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用された論理機能付メモリの一
実施例を示す基板配置図、 第2図は、第1図の論理機能付メモリに含まれるクロッ
クスイッチアンプ及び書き込みパルス発生回路の一実施
例を示す接続図、 第3図は、第1図の論理機能付メモリに含まれるクロッ
クスインチアンプの一実施例を示す回路図、 第4図は、第1図の論理機能付メモリに含まれる書き込
みパルス発生回路の一実施例を示す回路図・ 第5図は、第4図の書き込みパルス発生回路に含まれる
l31−CMOSナントゲート回路の一実施例を示す回
路図、 第6図は、第4図の書き込みパルス発生回路に含まれる
CMOSナントゲート回路の一実施例を示す回路図、 第7B!!Iは、この発明に先立って本m発明者等が開
発した論理機能付メモリの一例を示す基板配置図である
。 、RAM0〜RAM?・・・ランダムアクセスメモリ、
GA・・・ゲートアレイ、cspo〜C3PI・・・ク
ロック整形回路、ODA・・・クロック分配回路、C3
A0〜C3A7・・・クロックスイッチアンプ、WPG
O〜WPG?、WPG・・・書き込みパルス発生回路。 C8・・・カレントスイ:・子回路、LC・・・レベル
変換回路。 NAI〜NAl2・・・ナントゲート回路、NO1〜N
O5・・・ノアゲート回路、NlへN7・・・インバー
タ回路、LT・・・ランチ回路、DLI〜DL6・・・
遅延回路。 T1−T11・・・N P N型バイポーラトランジス
タ、Q1〜Q5・・・PチャンネルMO3FET、Ql
l〜Q22−・・NチャンネルMO3FET、R1−R
5・・・抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定のクロック信号を中継分配するクロック分配回
    路と、上記クロック信号をもとに所定の内部クロック信
    号を形成するクロックスイッチアンプならびに上記内部
    クロック信号をもとに所定の書き込みパルスを形成する
    書き込みパルス発生回路をそれぞれ備える複数のランダ
    ムアクセスメモリとを具備することを特徴とする半導体
    集積回路装置。 2、上記ランダムアクセスメモリは、半導体基板面に分
    散して配置され、上記クロック分配回路は、上記ランダ
    ムアクセスメモリまでの距離のバラツキが最小となるべ
    く上記半導体基板面の中央部に配置されるものであって
    、上記書き込みパルス発生回路のそれぞれは、対応する
    書き込みパルスの立ち上がりタイミング及び信号振幅を
    調整するための複数の遅延回路を備えるものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回
    路装置。 3、上記半導体集積回路装置は、論理機能付メモリであ
    り、上記ランダムアクセスメモリは、その内部信号レベ
    ルがMOSレベルとされるものであって、上記クロック
    信号は、上記クロックスイッチアンプの入力端子までE
    CLレベルで伝達され、上記内部クロック信号及び書き
    込みパルスは、対応する上記クロックスイッチアンプ及
    び書き込みパルス発生回路の出力端子においてMOSレ
    ベルとされるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953286A (en) * 1997-08-25 1999-09-14 Nec Corporation Synchronous DRAM having a high data transfer rate
KR100308119B1 (ko) * 1998-11-24 2001-10-20 김영환 카스(CAS)레이턴시(Latency)제어회로
JP2009295263A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置

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