JPH032218A - 抄紙機のプレス用布 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明ｔよ抄紙ＩＩ　（ｐａｐｅｒ　ｍａｃｈｉｎｅ　
＞のプレス用布（　ｐｒｅｓｓｉｎｇ　ｆａｂｒｉｃｓ
）に関するものであって、特に、ポリアミド材料から製
造され寿命および表面層における偏平化抵抗性が改善さ
れている、抄紙機のプレス用布に関する。

抄紙機では、１フ７−ニツシ−ｘ　（ｆｕｒｎｉｓｈ　
）　Ｊと称する製紙用成分のスラリがシート形成用布す
なわら「ワイヤ」の上にｍ　ｋ＋し、ぞしてこの液状成
分ノＩ−ニッシュは館記布またはワイヤによって引取ら
れ又は引出されて自己凝集シートを１成する。この自己
凝集シートはそれから抄紙機のプレスセクション、次い
で乾燥セクションを通過する。

プレスセクションにおいて、紙シートはプレス用布によ
って１対のローラーへと搬送される。そこで、′プレス
用布と紙シートは［］−ラーのニップ間を通過して機械
的圧力によって紙シートを脱水さＵる。

紙シート自体はその他のタイプの化学的フ？−ニツシ１
および添加剤を含有していてしよく、そして同時に、脱
水を助けるために高温を受けることもある。従って、抄
紙プレス用布はその紙シートと一緒に過酷な化学的環境
下で高温で非常に大ぎな圧ツノを受けがちである。抄紙
プレス用布は一般にバットｌｌ維（ｂａｔｔ　ｒｉｂｅ
ｒ）をベース織布（ｗｏｖｅｎ　ｂａｓｅ　ｆａｂｒｉ
ｃ　）にニードリング（ｎｅｅｄｌｉｎｇ）することに
よって製造され、多数の機能を有する：第一に、形成さ
れた紙シートを機械のプレスはクシコンのＩＮ中支持Ｊ
る；第一に、各プレスニップで絞り出されたシート水を
受容する；最後に、紙シートに仕１げまたは表面地合い
を付与する。

バット繊１ｔＦ＋は紙シートのための「クツション」お
よび支持体を構成し、他方、織ったペースは絞り出され
たシート水を受容するための主として溝または空隙を与
える。バット繊ＩＩ層の品質、特に、その表面特性およ
び経時による表面特性のばらつきのなさは極めてｌｆｉ
なしのである。バット繊維―の表面特性が劣化すると、
プレスされた紙シートの表向の質ならびに脱水の一様性
も悪化する。

プレスロールのニップ中で、バット・繊維は大きな圧力
下で、かつ大きな照度で、折り曲げられ変形される。従
って、バット繊維の機械的性質はかかるプロセスではか
なり重要なものである。

ポリアミド６およびポリアミド６、６は抄紙機のプレス
用布の製造に広く使用されてきた。これ等重合体は容易
に繊維として成形可能であり、そしてそれ等の繊１を特
性は許容できる抄紙プレス用布を製造するためにコント
ロール可能である。

ポリアミド（ＰＡ）繊維の処理は一般に提案されている
が、抄紙機用布に使用されるような繊維の機械的性能の
改善に特に関するものではない。

ポリアミド繊維の処理についての従来の提案の中には次
のようなものがある： 米１η特許第２．４３４．２４７号は合成の線状ポリア
ミドをホルムアルデヒドおよびアルコールで改質し゛（
織布用のより９１性なｌイロンを得ることに関する。

米田特許第２．４３０．９５３号はより柔らかい風合い
、より良好なドレープ性、Ｊ３よび加えて、より高い融
点、より良好な染料受理性、および増大した耐溶剤性を
有するナイロン糸の￥Ｊ造に関づる。ポリアミド糸はア
ルクール中でｐＨ３未満”Ｃホルムアルデヒドと艮応さ
せられる。

米国特許用２．４２５．３３４号はポリアミドを元の長
さの７５％以）に常温延伸でさるようにｐＨ３未満でホ
ルムアルデヒドで改質することに関する。

米国特許用３．２７６．８３９号は合成１４０２編織物
材料をアルカリ媒体中で一ノ〔ノールおよび脂肪族アニ
オン活性化合物の存在下で仕上げおよび染色する方法を
記載している。

米国特許用３．３２２．４８８号は合成ポリアミド繊維
用の染料レジストとし一〇＠！用されるスルホメブル化
ビスフェノール／ホルムアルデヒド綜合生成物に関する
。

米国特許用２．５３３．１００号は合成の線状ポリアミ
ドを）Ｉノール類のチオ誘導体またはそれ等の対応還元
組成物で処理する方法に関する。

米国特許用２．３８８．６７６号はナイロンの中でカテ
°」−ルアルデヒド樹脂を成形することによってポリア
ミド繊維の光安定性を改善することに関する。

上記ケースのいずれにおいても、ナイロン材料は衣料ま
たは装飾集成品に使Ｉｌｌするための即ち抄紙機の攻撃
的な物理的および化学的環境を被らない条件下で使用す
るための改善された性質を示すに１ぎない。

抄紙機技術の取良として、速度、操作温度、Ｊ３よび圧
力を増大させた場合、現在のプレス用布では収縮および
摩耗しがちな性向が増大する結果となる。さらに、操作
温度を増大させ、そしてマシン速度を増大させることに
よる劣化の増大はこれ等布の作用寿命を有意に短くする
。

本発明は、増加したアミン末端基ｍ麿を有する多様なポ
リアミドの繊維を使用した抄紙プレス用布は有意に改善
された性質を生じるようにさらに加工および改質される
ことができるということを、解明した。

本発明によれば、多様なポリアミドから形成されたｍｍ
ｉを含む抄紙プレス用布であって、前記ポリアミドはア
ミン末端基／カルボＬシ末端基の比が１より大きいよう
なアミン末端基濃度を有しており、未処理材料に比べて
少なくとも４％は固有粘度を増大させるようにフェノー
ル／アルデヒド処理加工を受けていることを特徴とする
、前記プレス用布が提供される。

本発明の一態様において（上、アミン末端基濃度は少な
くと（＞６０当塔／１０６９である。ボリア・ミドがポ
リアミド６．６である場合には、処坤加」、後の固有粘
度ｉよ好ましくは１．３ｄＪ／ｇ以上て・あり；前記繊
１１１ｆｌはバット構造体の表向層（単数また番よ複数
）自体であること及び／又はバット構造体の１００％ま
でのバットの任意部分であることができる。

本願のもう一つの発明においては、抄紙プレス用布の製
造方法−Ｃあつ−（、少なくと６６０当壜／１０６ｇの
アミン末端基濃度を有するポリアミド繊維を６編でアル
デヒドの水溶液と、そし−Ｃ高温でフェノールの水溶液
と接触させることによってアルデヒド／フェノール処理
加工で処即し、４［ｉＬ、前記処理加工はポリアミドの
固有粘度を少なくとも４％は増大させるのに十分な温度
および時間で行われ、その後、１）ａ記！！雑の層を形
成し、そしてベース絹布の」二にニードリングすること
を特徴とする、前記製造方法が提供される。前記繊維は
ベース布への取り付けに先だって、アルデじド／フ１ノ
ール処理手順の前または侵どららにおいてバット層状に
形成されてもよい。

ベース絹布ｔよ七ノノイラメントの糸、マルチフィラメ
ントの糸、またはステーブルファイバーから防止された
糸を含有し、ぞれ簀糸は通゛常ポリアミドを基材として
いるので、本発明の技術はこれ等糸形態のためにも利用
できる。何故ならば、これ等糸形態も、先に記載した熱
、ａ力、および化学的環境にさらされるからである。４
法安定性、強度ｍ持、および水処理容量の維ドＪという
利貞は実に重要Ｃあり、本発明によって製造された糸を
使用づることによって改善される。

また、ｍ帷からつくったバットをベース織布の上に適用
するのが通常の製造技術であるが、本発明の馳囲はこれ
に限定されるべきでない。ベースが織布であるか不織布
であるかにかかわらず・または支持ベースが存在するか
どうかにががわらず・繊維を適用するための、１Ｊ＜【
わち機械的ニードリングの代わりに繊維を固定覆るだめ
のその他の方法は全て、プレス用布の製造において考１
道されるべきである。

用語「繊維」もまた、サイズまたは形状の意味て゛は制
限されるべきではなく、しかし、成分を考慮すべぎであ
る。従って、この意味で、本明細書のためには、用油「
繊１ｔＪの使用ｔよ「糸１をも包含するはずである。

この加工に使用できるフェノールはフェノール、ビロカ
テー１−ル、レゾルシノール、ヒドロキノン、ヒロガロ
ール、およびフロ［ｌグルシノール（ｐｈｌｏｒｏｇｌ
ｕｃｉｎｏｌ　）　、ならびに、少なくとも２個の反応
部位が芳香環上にオーブンなまま残されていること条件
に上記化合物の置換生成物などである。また、ビスフエ
ノール、ジヒドロキシ−ナフタレンなども利用でさよう
。

この加二［に使用可能なアルデヒドはホルムアルデヒド
、ホルムアルデヒドｈｔ出性化合物、オキシ／ルデヒド
、マロンアルアヒド、スクシンアルデヒド、グルタルア
ルデヒド、アジブアルデヒド、ピメルアルデヒド、スペ
ルアル１ヒト、アぜルアルデヒド、およびセバクアルデ
ヒドなど、ならびに、それ等の置換された対応物である
。

処理されたポリアミドのバット繊Ｉｌｌ＆ｉｔ使用され
た７１ノ一ル系化合物および後続の熱処理に依存して２
５％までの固有粘度の増大を示す。これ等経Ｎはまた、
処理加工の前および後どちらにおいても、しかし特に、
処理加工の後では、標準ポリアミドＩ！雑に比べて、」
、リハい湿潤伸びを示す。耐薬品性、特に、抄紙機上で
の使用中に塩素含有化合物による酸化によって起こる物
理的性Ｃｔの劣化に対する抵抗性という意味での耐薬品
性も有意に改善されている。これ等繊維は粉砕炭酸カル
シウムのような充填剤を含有する紙をブレスすることか
ら生じる磨滅に対してし増大した低抗性を示す。

かかるプレス用布は特に不利な化学的および機械的磨滅
ｍ境十での使用において１００％も延びた寿命を示した
。

以）は本発明を実施する方法の単なる例示による説明で
ある。

実施例１ ６６．４当吊／１０６９のアミン末９’ａ　ｕ濃度およ
び１．３５６Ｊ／ｇの固有粘度を右するポリアミド６．
６の１５ｄスデープルフアイバーに次の−ようにフェノ
ール処理加工を受各ノさせた。

まず、繊維を、０．５％エチレンジアミンと２．０％ホ
ルムアルデヒドからなる水性浴に１３０°１：で３０分
間浸漬した。りすいだ後、ｍ維を、１．５％レゾルシノ
ールと１％ホルムアルデヒドの第二水溶液に１３０下で
１時間さらした。−１すぎサイクルの後、サンプルを自
然乾燥し、そして３００　’Ｆぐ１０分開側熱した。

後述の第１表には、上記配合物で処理された繊維と、７
ミン末端填を高濃度ならびに低濃度で右する未処理ＰΔ
６．６繊紺との、固有粘度および引張特性が比較されて
いる。第２表には、標準劣化試験において次昨塩ｆｉ酸
ナトリウム溶液にさらされた後の性質を表ねりデータが
包含されている。

アミン末端基を高濃度Ｃ含有するｌ＆Ｉｉ帷は処理後に
固有粘度の６％増加を観察した。加えて、これ等ｍｔｔ
ｔａは標準対象に比べて高い伸びを右していた。

この高い伸びは高い引張１ネルギー吸収すなわら「タフ
ネス、１値に寄与する。このパラメーターは抄ｍ機での
Φ要なファクターであるレジリエンスのような最終用途
の要求を考慮する場合重要て・ある。処理された、高濃
度アミン末端基繊維は標準対照に比べて、次亜塩素酸塩
にざらした後でさえ高い伸びおよび引張１ネルギー吸収
を帷持していた。

実施例２ 低いアミン部位ならびに高いアミン濃度を１１する別の
Ｐ　Ａ　６　、６　ｍ　ｆｆＩｆ　９ン７　／Ｌ／　ヲ
、１／　１０ｔ３　Ｊ：　Ｕ１／２の科学的ｍｒＳ１を
使用して実施例１に記載されているように処理した（「
Ｘｌは処理を意味Ｊる）。それから、サンプルに模擬抄
紙試験を受けさせた。この模擬抄紙試験では、リンプル
を所定サイクル数の反復圧縮にさらし、そして鑑定して
０〜５段階の相対等級で判定した。

第３表の検査によって示されているように、処理された
高濃度アミン末端阜Ｉ＆Ｉｉ雑は模擬抄紙プレスについ
での改善された等級という意味で優れた性質を与える。

この表によれば、等級が低いほど、良い結果である。

実施例３ 二１−トされてない印刷・印字用紙、主としてボンド紙
およびコピー紙を製造する抄紙機の第三ブレス位置で実
地試験を行った。具体的な抄紙機はストック水およびシ
ャソー水の中に極度に高い塩素残留物（２，０１）Ｉ）
−を越す）を有することを認定されたちのＣあった。

ｅｌｌ布製バット構造体の中のポリアミドｌＪｉ雑に成
る度合の保護を与えるために最良の既知技術によって化
学的に処理されていた。そうであっても、有効布寿命は
３遍間未満−ぐあり、かなりの摩耗および収縮が効率的
脱水を損なわしめた。４４Ｑな場合、これら布は崩壊状
態のけいて実際に裂りτ抄紙機から剥がれた。

この試験で、先の１５３つは各々１２日問走行し、それ
は裂けて剥がれた。試験に利用した本発明の布の構造体
は改質ポリアミド１００％からなり、本発明の特殊加工
工程が付加されていた。本発明の布の試験は１２日問走
行し、予定を終了した。

この布は不安定性の徴候を示さなかった。使用したこの
布を分析したところ、ｍｍ損失は低り、繊維のフィブリ
ル化および疲労は認められず、かつ嵩高および水処理能
力の損失は殆ど無かった。

本発明の加工を受けた後の布（よこの位’１１　′ｃ３
９日問も走行し、それでもなお、これら布は取り出した
ときに使用可能な物理的状態にあった。比較布【よこの
期間中１４８より長く走行しなかった。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポリアミド系からなる高分子材料であつて、前記
   ポリアミドは少なくとも６０当量／１０＾６ｇのアミン
   末端基濃度を有し、そして標準材料に比べて少なくとも
   ４％は固有粘度を増大させるようにフェノール／アルデ
   ヒド処理加工を受けていることを特徴とする、前記高分
   子材料。
2. （２）次いで、さらに少なくとも４％は固有粘度を増大
   させるように熱処理にさらされている、請求項（１）に
   記載の高分子材料および加工。
3. （３）請求項（１）および（２）に請求の高分子材料か
   ら生成された繊維および糸。
4. （４）請求項（３）に記載の繊維および／または糸から
   構成されたプレス用布。
5. （５）ポリアミド繊維から形成された繊維層を含む、抄
   紙機のプレス用布であつて、 前記ポリアミド繊維はアミン末端縫／カルボキシ末端基
   の比が１より大きいような末端基濃度を有し、そして未
   処理材料に比べて少なくとも４％は固有粘度を増大させ
   るようにフエノール／アルデヒド処理を受けていること
   を特徴とする、前記プレス用布。
6. （６）過剰のアミン末端基濃度が少なくとも６０当量／
   １０＾６ｇである、請求項（５）に請求のプレス用布。
7. （７）ポリアミドがポリアミド６，６であり、そして処
   理後の固有粘度が１．３ｄｌ／ｇ以下である、請求項（
   ５）に請求のプレス用布。
8. （８）繊維が高温でアルデヒドの水溶液と、そして高温
   でフェノールの水溶液と接触させられており、そしてこ
   れ等処理はポリアミドの固有粘度を少なくとも４％は増
   大させるのに十分な温度および時間で行われ、その後、
   前記繊維の層がベース布上に形成されたものである、請
   求項（５）に請求のプレス用布。
9. （９）繊維がベース布へ取り付けられる以前にアルデヒ
   ド／フェノール処理の前または後どちらかにおいてバッ
   ト層状に形成されている、請求項（８）に請求のプレス
   用布。
10. （１０）繊維の処理に使用されたフエノールが、フェノ
    ール、ピロカテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン
    、ピロガロール、およびフロログルシノールからなる群
    から選択されている、請求項（５）に請求のプレス用布
    。
11. （１１）処理に使用されたアルデヒドが、ホルムアルデ
    ヒド、ホルムアルデヒド放出性化合物、オキシアルデヒ
    ド、マロンアルデヒド、スクシンアルデヒド、グルタル
    アルデヒド、アジブアルデヒド、ピメルアルデヒド、ス
    ベルアルデヒド、アゼルアルデヒド、およびセバクアル
    デヒドからなる群から選択されている、請求項（５）に
    請求のプレス用布。
12. （１２）ポリアミドがポリアミド６およびポリアミド６
    ，６からなる群から選択されている、請求項（５）に請
    求のプレス用布。