JPH0322140Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322140Y2
JPH0322140Y2 JP1985168992U JP16899285U JPH0322140Y2 JP H0322140 Y2 JPH0322140 Y2 JP H0322140Y2 JP 1985168992 U JP1985168992 U JP 1985168992U JP 16899285 U JP16899285 U JP 16899285U JP H0322140 Y2 JPH0322140 Y2 JP H0322140Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
outer diameter
neck
canopy
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985168992U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6278627U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985168992U priority Critical patent/JPH0322140Y2/ja
Publication of JPS6278627U publication Critical patent/JPS6278627U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322140Y2 publication Critical patent/JPH0322140Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は3ピース罐に関するものである。
3ピース罐は飲料罐やスプレー罐に多く利用さ
れている。
〔従来の技術〕
従来のスプレー罐に使用される3ピース罐10
1は第3図に示すように、罐胴102を有し、罐
胴102の上端部はメガネ蓋103が巻締められ
ている。メガネ蓋103の上端にキヤツプ104
が巻締固着している。また罐胴102の下端部に
は地蓋107が巻締固着している。カバーキヤツ
プ105はネツクイン罐101の上端部を覆うた
めに用いられるものであるが、このカバーキヤツ
プ105は下端部で巻締部106の内側に嵌着す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように構成されたネツクイン罐101にお
いては、巻締部106がカバーキヤツプ105の
外方に突出しているために、これをカートン等に
収納して包装する場合に、密な収納ができず、収
納空間が無駄になつて、保管や運搬に不便であ
る。また、スプレーを使用する場合には、カバー
キヤツプ105を取り外すわけであるが、その取
り外したカバーキヤツプ105がネツクイン罐1
01から離れて散逸し易く、取扱いに不便であ
り、更に、洗面所等で使用する場合に、罐底部が
濡れて発錆が起り、内容液の漏洩、爆発の危険が
あり、これらの点の改良が望まれている。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、罐にカバーキヤツプを被せた状態に
おいて、罐の外側に突出する部分がなく、従つて
カートン等に密に収納することができ、保管や運
搬に有利であり、かつカバーキヤツプ等を取り外
した場合にも、その散逸を防ぐことができ、しか
も、罐底部の発錆の防止に有効に機能し得る3ピ
ースネツクイン罐を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に対応して、この考案の3ピースネツ
クイン罐は、罐胴と、前記罐胴の上端に巻締られ
ている天蓋と、前記罐胴の下端に巻締られている
地蓋と、前記罐胴の上端を覆うキヤツプとを有
し、前記罐胴と前記天蓋との間の巻締部の外径と
前記罐胴と前記地蓋との間の巻締部の外径とはほ
ぼ等しくかつ共に前記罐胴の外径より小さく、前
記キヤツプは上下端部開放の下キヤツプと上端部
が天板によつて閉じられ下端部が開放していて下
端部が前記下キヤツプの上端部にアンダーカツト
部において嵌合している上キヤツプとからなり、
前記上キヤツプ及び前記下キヤツプの外径は共に
前記罐胴の外径とほぼ等しく、前記下キヤツプは
下端部が前記罐胴と前記天蓋との間の巻締部の外
側にアンダーカツト部において嵌合しており、か
つ前記上キヤツプの下端部は前記罐胴と前記地蓋
との間の巻締部の外側にアンダーカツト部におい
て嵌合可能であることを特徴としている。
〔作用〕
この考案の3ピースネツクイン罐では内容物を
取り出す場合には罐胴上端に嵌合しているキヤツ
プの上キヤツプを外す。この外した上キヤツプは
罐胴の下端の巻締部に嵌合させることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の詳細をこの考案をスプレー罐
に適用した一実施例を示す図面について説明す
る。
第1図において、1は3ピースネツクイン罐で
あり、3ピースネツクイン罐1は、罐胴2を備
え、罐胴2の上端には巻締部3において天蓋4が
巻締固着しており、また、罐胴2の下端には巻締
部5において地蓋6が巻締固着している。天蓋4
にはスプレーノズル10が取付けられる。
罐胴2の上下端にはネツクインが施されてい
る。上端ネツクイン部7と下端ネツクイン部8と
は等量のネツクイン加工が施され、従つて上端ネ
ツクイン部7の径D1と下端ネツクイン部8の径
D2とは等しい。かつ、D1,D2は罐胴2の外径D
よりも僅かに小さい。
罐胴2の上端はキヤツプ11によつて覆われて
いる。キヤツプ11は上段キヤツプ12と下段キ
ヤツプ13とからなる2段構成で、上段キヤツプ
12の上端は天板14によつて閉じられ、かつ下
端は開放である。下段キヤツプ13は上下端が開
放である。上段キヤツプ12と下段キヤツプ13
の外径は同径D3で、その外径D3は罐胴2の外径
Dと等しい。
上段キヤツプ12は下端部に係止用のアンダー
カツト15が形成され、一方、下段キヤツプ13
の上端には係止用のアンダーカツト16が形成さ
れ、かつ下段部にはアンダーカツト17が形成さ
れている。
上段キヤツプ12はそのアンダーカツト15に
よつて下段キヤツプ13のアンダーカツト16に
取外し可能に係止し、また、下段キヤツプ13は
そのアンダーカツト17において罐胴2の巻締部
3の下のネツクイン部7に嵌合している。
上段キヤツプ12は下段キヤツプ13から外し
て、第1図の仮想線で示すように、罐胴2の下端
の巻締部5の外側に嵌着させることができる。
このように構成された3ピースネツクイン罐1
においては、天蓋4を覆う上段キヤツプ12を使
用することができるが、この場合に上段キヤツプ
12の下端部を上端ネツクイン部7の外側に係止
させることができる。また、下端ネツクイン部8
は上端ネツクイン部7と同径であるので、上段キ
ヤツプ12を下端ネツクイン部8の外側に係止さ
せることもできる。
〔考案の効果〕
このように、この考案の3ピースネツクイン罐
では、上段キヤツプを3ピースネツクイン罐1の
上端にも下端にも巻締部の外側においてとりつけ
ることができるので、例えば、スプレーの使用に
際して上端から外した上段キヤツプ12を下端に
係止させることができるから、常に3ピースネツ
クイン罐1と上段キヤツプ12とを一体的に取扱
うことができ、3ピースネツクイン罐1と上段キ
ヤツプ12との分離、上段キヤツプ12の散逸を
防ぐことができる。しかも、上段キヤツプ12を
3ピースネツクイン罐1の下端に嵌着させる状態
でこれを洗面台や卓上等に載置させる場合には、
3ピースネツクイン罐1の下端部を載置に適した
形状にしておかなくても上段キヤツプ12だけを
載置に適した形状しておけば、3ピースネツクイ
ン罐を安定して卓上に載置させることができる。
このことから3ピースネツクイン罐1の下端部に
ついてデザインや構造強度上の自由な選択の範囲
を広げることができる。しかも上段キヤツプが3
ピースネツクイン罐1の罐底部を覆うことにな
り、罐底部の濡れや発錆を防ぎ、内容液の漏洩や
爆発を防ぐことができる。このことは、キヤツプ
が上段キヤツプと下段キヤツプとに分離していな
い一体型のものであつても同様であつて、キヤツ
プを上端ネツクイン部7から外して、下端ネツク
イン部8の外側に嵌着させることができる。
また、罐胴2の外径とキヤツプの外径が同じで
あるので、罐胴2の側面とキヤツプ11の側面と
が一致し、外側に突出する部分がないので、カー
トン等に密に収納することができ、空間の利用上
有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は3ピースネツクイン罐を示す縦断面説
明図、第2図は3ピースネツクイン罐の正面説明
図、及び第3図は従来のネツクイン罐を示す縦断
面説明図である。 1……3ピースネツクイン罐、2……罐胴、3
……巻締部、4……天蓋、5……巻締部、6……
地蓋、7……上端ネツクイン部、8……下端ネツ
クイン部、11……キヤツプ、12……上段キヤ
ツプ、13……下段キヤツプ、15,16,17
……アンダーカツト、101……ネツクイン罐、
102……罐胴、103……メガネ蓋、104…
…キヤツプ、105……カバーキヤツプ、106
……巻締部、107……地蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 罐胴と、前記罐胴の上端に巻締られている天蓋
    と、前記罐胴の下端に巻締られている地蓋と、前
    記罐胴の上端を覆うキヤツプとを有し、前記罐胴
    と前記天蓋との間の巻締部の外径と前記罐胴と前
    記地蓋との間の巻締部の外径とはほぼ等しくかつ
    共に前記罐胴の外径より小さく、前記キヤツプは
    上下端部開放の下キヤツプと上端部が天板によつ
    て閉じられ下端部が開放していて下端部が前記下
    キヤツプの上端部にアンダーカツト部において嵌
    合している上キヤツプとからなり、前記上キヤツ
    プ及び前記下キヤツプの外径は共に前記罐胴の外
    径とほぼ等しく、前記下キヤツプは下端部が前記
    罐胴と前記天蓋との間の巻締部の外側にアンダー
    カツト部において嵌合しており、かつ前記上キヤ
    ツプの下端部は前記罐胴と前記地蓋との間の巻締
    部の外側にアンダーカツト部において嵌合可能で
    あることを特徴とする3ピースネツクイン罐。
JP1985168992U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0322140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168992U JPH0322140Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985168992U JPH0322140Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6278627U JPS6278627U (ja) 1987-05-20
JPH0322140Y2 true JPH0322140Y2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=31102386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985168992U Expired JPH0322140Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0322140Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453624U (ja) * 1990-09-12 1992-05-07

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110021U (ja) * 1980-12-27 1982-07-07
JPS58112467U (ja) * 1982-01-27 1983-08-01 武内プレス工業株式会社 エアゾ−ル容器の残留ガス抜装置
JPS6014527Y2 (ja) * 1982-04-16 1985-05-09 特殊エアゾ−ル株式会社 賦圧充填製品排出弁のアクチュエ−タ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6278627U (ja) 1987-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0322140Y2 (ja)
JPH0647804Y2 (ja) 食品入り容器
JPH0232202Y2 (ja)
JPS638585Y2 (ja)
JPH0525719Y2 (ja)
JPH0421453U (ja)
JPH0738136Y2 (ja) 容器の口金
KR200187668Y1 (ko) 포장용 깡통
JPS63144466U (ja)
JPS6030177Y2 (ja) 包装容器
JPH0237703Y2 (ja)
JPH0356526U (ja)
JPS5951862B2 (ja) 包装用噴霧容器のトツプキヤツプ
JPS5843564Y2 (ja) ペイントダブル丸缶用塗料取出し口
JPS633941Y2 (ja)
JP2599000Y2 (ja) 液体注出容器
JPS593863U (ja) 金属缶
JPS6226358Y2 (ja)
JPH01103550U (ja)
JPH0480829U (ja)
JPH043988U (ja)
JPH0459187U (ja)
JPH0332071U (ja)
JPS59106839U (ja) 食品収納容器
JPH0465742U (ja)