JPH03220179A - 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法 - Google Patents

新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法

Info

Publication number
JPH03220179A
JPH03220179A JP1327390A JP1327390A JPH03220179A JP H03220179 A JPH03220179 A JP H03220179A JP 1327390 A JP1327390 A JP 1327390A JP 1327390 A JP1327390 A JP 1327390A JP H03220179 A JPH03220179 A JP H03220179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenylalanine
formula
histidine
arginine
asparagine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1327390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ri
李 浩喜
Masazumi Uchino
正純 内野
Hideaki Fukushi
英明 福士
Kaoru Oyama
大山 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP1327390A priority Critical patent/JPH03220179A/ja
Publication of JPH03220179A publication Critical patent/JPH03220179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な環状ジペプチド話導体及びその製造法に
関する。
更に詳細には、一般式 (式中R1、R2はそれぞれ独立にアラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン
、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、ス
レオニン、システィン、アスパラギン、グルタミン、リ
シン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若しく
はグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖である)により表さ
れる環状ジペプチド話導体においてR1、R2に直接結
合した不斉炭素原子の絶対配置がそれぞれ(L−、L−
) 。
(L−、D−) 、 (D−、L−) 、 (D−、D
−)であるモノチオ環状ジペプチド訝導体及びその製造
法に関する。
[従来の技術] 環状ジペプチドは、既に文献・特許などに開示されてい
るように種々の生理活性、化学的性質を有することが知
られている0例えば、シクロ−1−トリプトファニル−
L−ロイシンは苦味素として、シクロ−し−チロシル−
し−アルギニンは鎮痛剤として、環状チロシンは抗菌剤
、血小板凝固阻止剤などの中間体として%またシクロフ
ェニルアラニルヒスチジンは触媒として重要である。
これらの環状ジペプチドの合成法としては、すでに文献
に開示されているようにジペプチドエステルをメタノー
ル性アンモニア中室温で反応させる (Bar、、39
.2893 (1903) 、Fischer法)%S
−ブタノールートルエン混合溶媒中で反応させる(J、
Org、Cham、、33,864(1968)) 、
またはメタノール(Bull、Chsm、Soc、Jp
n、、56.51i8(1983) )あるいはフェノ
ール中で還流して合成する方法(J、Org。
Ches、、33.862(19611))などがある
[発明が解決しようとする問題点] これらの環状ジペプチドはすへてアミド基を有し、チオ
アミド基を有するものは知られていない。
また合成法としてメタノール性アンモニア、S−ブタノ
ール、トルエンまたはフェノールなど毒性のたがいもの
を使用し、化学触媒の存在下高温で加熱撹拌して反応を
進行させる必要がある。
従って得られる生成物のラセミ化が起こる可能性がある
本発明者は、分子中の酸素原子を硫黄原子に変換するこ
とにより機能変換、構造変換、活性向上を0指してぎた
。硫黄原子は周期率表上で酸素の次の周期の同族に属し
、1個または複数の原子の置換は、構造的、機能的変化
をもたらす事が期待される。
即ち、硫黄原子のペプチド結合への導入により天然型に
ない稟8性質の発現が期待できる。たとえばチオカルボ
ニルの水素結合力はカルボニルのそれに比へ弱いことが
知られている。そのため構造変化を生じ酵素作用などの
生物化学的反応を受けにくくなる。チオカルボニルはカ
ルボニルに比べ光酸化を受けやすくなる。
従って本発明の目的はペプチド鎖中に酸素原子にかわり
硫黄原子を導入することによって環状ジペプチドの物理
的化学的により高機能を有する誦導体並びにその製造法
を提供することにある。
[問題点を解決する手段] 即ち本発明は、−形成 (式中81、R2はそれぞれ独立にアラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン
、フェニルアラニン、ブ田リン、グリシン、セリン、ス
レオニン、システィン、アスパラギン、グルタミン、リ
シン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若しく
はグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖であり、R3は脂環
状アルキル基、アリール基、アラルキル基または脂環式
化合物であり、R1、R2に直接結合した不斉炭素原子
の絶対配置がそれぞれ(L−、L−1、(L−、D−1
、(D−、D−) 。
(D−、L−)である)で表されるモノチオジペプチド
話導体を水と混合性の有機溶媒とpHを5−11に調節
した塩の緩li液との混合溶媒中で加熱攪拌して反応さ
せることにより 一般式 (式中81、R2はそれぞれ独立にアラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトファン
、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン、ス
レオニン、システィン、アスパラギン、グルタミン、リ
シン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若しく
はグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖である)により表さ
れる環状ジペプチド話導体並びにこれを結晶として得る
製造法に関する。
本発明に於いて使用されるジペプチドエステルとしては
、例えばモノチオ−し−フェニルアラニル−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル、モノチオ−し−フェニルア
ラニル−D−フェニルアラニンメチルエステル、モノチ
オ−し−フェニルアラニル−し−ロイシンメチルエステ
ル、モノチオ−し−チロシル−し−チロシンメチルエス
テル、モノチオ−L−トリプトファニル−L−ロイシン
メチルエステル、モノチオ−し−ロイシル−し−バリン
メチルエステルなどの種々のローまたはL−α−アミノ
酸の任意の組み合わせよりなるジペプチドエステルを用
いる事ができる。
エステルとしては、メチル、エチル、プロピルなどのア
ルキルエステル、ベンジルエステルなどのアラルキル、
フ二ニルエステルなどのアリールエステルを用いる事が
できるが好ましくは、アルキル、アラルキルがよい。
溶媒は、メタノール、エタノール、プロパツールなどの
アルコール類及びアセトニトリル、ジオキサンなどの水
と混合性の有機溶媒かあげられる。
紐漬1液としてはリン酸、ホウ酸、炭酸、トリス緩衝液
などρ+15−11の範囲の緩衝液が使用できる。濃度
は、 (1,01M−0,1Mの範囲で好ましくは0.
1M程度である。
この緩(i液に上記のf機溶媒をI+/+lIで10−
7θ%混合したものを反応溶液として使用する。
反応温度は、20℃から反応溶液の還流温度までいずれ
も用いることができるが反応温度が高い場合、副生成物
が生じたりラセミ化が起こる場合があるので30−60
℃が好ましい。
[参考合成例1 ] (]Boc−L−Phe−L−P
heOMeの合成)t−ブトキシカルボニル−L−フェ
ニルアラニン(Boa−Phe) 13.8g (50
mmol)、L−フェニルアラニンメチルエステル・塩
酸塩(Phe−OMe−11cI) IO,8gf50
mmol)をジクロロメタン75m1に懸濁させ、トリ
エチルアミン(TEA) 7 vall  (50++
mol)を加え、水冷下ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(0CC)11]、5g<5IllOI)を加え、氷
玲下4時間、室温下20時間撹拌した。
反応溶液を減圧濃縮後、酢酸エチルを加え、生じた沈澱
を濾取した。im液を10%クエン酸水溶液、水、4%
炭酸ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥したのち減圧濃m後エーテルー石油エーテルを
加え再沈澱させ、濾取し乾燥結晶t9.8g(収率93
.8%)を得た。
[参考合成例2 ] (]Boc−L−Phe−0−P
heOMeの合成)Boc−Phe   1.72g 
  (6,5mmo 夏1.  D−Phe−OMe 
−HCl1.08g  (5Il1mol) TEAo
、9mf  (6mmol) 、ジクロロメタン 10
II+j2およびD[:C1,13g(5,5ma+o
l)とすること以外参考合成例1と同林に反応させ、乾
燥結晶2.o2g(収率95%)を得た。
[参考合成例3 ] (]Boc−L−Phe−L−A
laOMeの合成)アミノ成分としてL−フェニルアラ
ニンメチルエステル塩酸塩(1,−^1a−OMe−H
C1) 0.70g  (5mmol)を用いる事以外
参考合成例2と同様に反応させ乾燥結晶1.67g(収
率96%)を得た。
[参考合成例4 ] (]B0cmL−Phe−L−L
euOMeの合成)アミノ成分としてL−ロイシンメチ
ルエステル塩酸塩(L−Leu−OMa4CI) 0.
91g  (5mmol)を用いる事以外参考合成例2
と同様に反応させ乾燥結晶1.72g(収率88%)を
得た。
[参考合成例5 ]  (]Boc−L−Phet−L
−PheQMaの合成) 参考合成例1で得たBoc−L−Phe−L−Phe−
OMelo、7g (25msol)及び2,4−ビス
(4−メトキシフェニル)−1,3,2,4−ジチアジ
ホスフエタンー2,4−ジスルワイド(ローソン試薬、
141) 5.26g(13+n+nol)を乾燥ヘン
ゼン60w1lに懸濁させ30分間i!流した。反応液
を濃縮し、残漬を30%ジエチルエーテル石油エーテル
警用いてシリカゲルカラムで分取し、無色の粘性体とし
てBoc−L−Phet−L−Pha−01Je lO
,5g(収率95%)を得た。
[参考合成例6 ]  (]Boc−L−Phet−D
−PheOMeの合成) Boc−L−Phet−D−Phe−OMa 2.13
g (5mmol)及びLRl、05g (2゜6Il
lOI)を用いる事以外参考合成例5と同様に反応させ
無色の粘性体としてBoC−L−Phet−D−Phe
−OMe 2.08g (収率94%)を得た。
[参考合成例7 ]  (]Boc−L−Phet−L
−AlaOMeの合成) Boc−L−Phet−L−^1a−OMa 1.40
g (4a+a+ol)及びLRO,8g (2■al
)を用いる事以外参考合成例5と同様の反応を行い白色
粉末としてBoc−L−Phet−L−^1a−OMe
 1.08g (収率74%)を得た。
[参考合成例8 ]  (]Boc−L−Phet−L
−LeuOMeの合成) Boc−L−Phet−L−Leu−OMe 1.57
g (4mmall及びLR0,81g (2mmol
)を用いる事以外参考合成例5と同様に反応させ無色の
粘性体としてBoc−L−Phet−L−Lau−OM
e 1.25g (収率75%)を得た。
[参考合成例9 ]  (]H−L−Phet−L−P
he−01Jの合成)参考合成例5で得られたBoc−
L−Phet−L−Phe−OLlelo、5g (2
3,51Qmoll を4N塩酸−ジオキサン溶液15
0mjLに溶かし、室温で1時間攪拌した6反応液を(
IAmし、メタノールに溶解させジエチルエーテルを加
えて白色粉末そしてH−L−Phet−L−Phe−O
Me6.2g(収率69%)を得た。
[参考合成例10]  (H−L−Phet−L−Ph
e−OMeの合成)参考合成例6で得たBoc−L−P
het−D−Phe−OMgl、52g (3,4mm
ol)を用いる事以外参考合成例9と同様に反応し、白
色粉末L−Phet−D−Phe−OMe IJOg(
収率99%)を得た。
[参考合成例II]  ()I−L−Phet−L−^
1a−OMeの合成)参考合成例7で得られたBoC−
L−Phe−L−Ala−OMel、08g (2,9
mmol)を用いる事以外参考合成例9と同様に反応し
、白色粉末H−L−Phet−L−Ala−OMeo、
72g (収率95%)を得た。
[参考合成例+2]  (H−L−Phet−L−Le
u−OMeの合成)参考合成例8で得られたBoc−L
−Phet−L−Leu−OMel、25g (3,1
mmol)を用いる事以外参考合成例9と同様に反応し
、白色結晶)1−L−Phet−L−Leu−OMeo
、91g (収!i!85%)を得た。
[実施例1] (環状モノチオ−し−フェニルアラニル
−L−フェニルアラニン、 c(L−Phet−L−P
he)の合成) 参考合成例9で得られたH−L−Phet−L−Phe
−OMao、947g (2,5mmol)  をアセ
トニトリルと0.1Mリン酸緩ifi液(pH7)の混
合溶媒(50150,v/v%)loomρに溶解し、
24時間37℃で恒温漫1した。析出した結晶を濾取、
水洗したのち減圧乾燥して無色結晶、 c(L−Phe
t−L−Phe)  0.55g (収率68%)を得
た。
[実施例2] (環状モノチオ−L−フェニルアラニル
−L−フェニルアラニン、 c(L−Phet−L−P
he)の合成) 実施例1においてH−L−Phet−L−Phe−OM
e O,19g(0,5mmol)、エタノール3  
wailとリン酸緩衝液3  w(lの混合溶媒を用い
る事以外同様の条件で反応させ結晶0.09g (収率
55%)を得た。
[実施例3] (環状モノチオ−し−フェニルアラニル
−L−フェニルアラニン、 c(L−Phat−L−P
he)の合成) 実施例1においてメタノール3 trllとリン酸緩衝
液3 tailの混合溶媒を用いる事以外同様の条件で
反応させ結晶0.085g  (収!@50%)を得た
[実施例4](FA状モノチオ−L−フェニルアラニル
−L−72−−’−ルアラニン、 c(L−Phet−
L−Phe)の。
合成) 実施例2において反応温度を60℃、反応時間を5時間
とした事以外同様の条件で反応させ結晶0.10g (
収率61%)を得た。
[実施例5] (環状モノチオ−し−フェニルアラニル
−D−フェニルアラニン、 c(L−Phat−D−P
he)の合成) 実施例2においてL−Phet−D−Phe−OMe 
O,19g(0,5+*mol)を用いた以外同様の条
件で反応させ無色結晶c (L−Phet−D−Phe
) 0.20g (収率12%)を得た。
[実施例6] (環状モノチオ−し−フェニルアラニル
−L−フェニルアラニン、 c (L−Phet−L−
Ala)の合成) 実施例1においてL−Phet−L−^1a−OMe 
0.091g(0,3ssol) 、 アセトニトリル
1mλとリン酸li衝液1  mflを混合溶媒とする
以外同様の条件で反応し、無色の結晶c (L−Phe
t−L−^1a) 0.010g (収率13%)を得
た。
[実施例7] (環状モノチオ−し−フェニルアラニル
−L−ロイシン、 c(L−Phet−L−Leu)の
合成)実施例1においてL−Phet−L−Leu−O
Me O,34g(l■−01) アセトニトリル1 
■βとリン酸緩衝液0.5sjlを用いる事以外同様の
条件で反応させ無色の結晶c(L−Phet−L−Le
ul O,001g (収率0.3%)を得た。
以上の参考合成例1〜12、実施例1〜5で得られた合
成物のNMR分析値を以下に示す。
参考合成例I NMR(CD(43−TMS)δ: 1、40 (9H,s)、 2.99−3.10 (4
H,m) 。
3、67 (3H,s) 、 4.32 (IH,m)
 。
4、77 (1M、 m) 、 4.92 (IH,b
) 。
6、24 (IH,bd)、6.95−7.31 (I
OH)。
参考合成例3 NMR(CDCfli  TMS)δ:1、33 (3
H,d)、 1 3、07 (2H,d) 、 3゜ 4、38 (IH,b)、 4 5、06 (IH,b)、 6 7.20−7.31  (5H。
40 (9H,s)。
71  (3H,s)。
52(IH,m)。
53 (IH,bd)。
m) 参考合成例4 NMR(CDCら−TMS)δ: 0、90 (6H,dd)、 1.42 (9H,s)
1、45−1.60 (3H,m) 、 3.06 (
2H。
d)。
3.69 (3H,り、4.34 (IH,m)。
4.56 (1M、m)、5.00 (IH,b)。
6.25 (IH,b)、7.20−7.32 (5H
,m)参考合成例5 NMR(CDCj23−TMS)δ: 1、41 (9H,S) 、 3.13−3..30 
(4M1m) 。
3、64 (3H,S)、 4.56 (IH,dd)
5、22 (2H,b)、 6.98−7.29 (I
OH,m)。
7、90 (IH,bd) 参考合成例6 NMR(CDCj!s  TMS)δ61、42 (9
H,S)、 2.92−3.27 (4H,m)。
3、64 (3H,s)、 4゜62(IH,dd)。
5、29 (IH,b)、 5.32 (IH,dd)
6.87−7.32 (IOH,m)、8.03 (I
H,m)参考合成例7 40−1.42 (12H,m)、3.15 (2H,
d)。
70 (3H,s)、4.66 (IH,m)。
96 (IH,m)、5.31 (IH,b)。
20−7.29 (5H,m)、8.30 (IH,b
)参考合成例8 NMRCCDCCDC113−Tδ: 0、91 (6H,dd)、 1.40 (9H,s)
1、56−1.69 (3H,m)、 3.17 (2
H,d) 。
3、68 (3H,s)、 4.58 (IH,dd)
5、06 (IH,dd)、 5.30 (IH,b)
7.21−7.30 (5H,m)、  フ、95(I
H,b)参考合成例9 NMR(CDCfs−TMS)δ: 2、19−2.29 (3H,m) 、 3.52 (
41(、m) 。
4、85 (IH,dd)、 5.09 (IH,dd
)。
7、15−7.26 (IOH,m)、 8.63 (
3H,b)。
9、14 (IH,d) NMR(CDCILコーTMS)δ: 参考合成例1O NMR(CDCIts−TMS)δ: 2、97−3.36 (4H,m) 、 3.52 (
3H,s) 。
5.10 (IH,q)、 5.28 (IH,b)。
7、16−7、30 (IOH,m)、 8.33 (
3H9b)10、24 (IH,d) 参考合成例11 NMR(CDCjh  TMS)δ: 3.39−3.44 (2H,m) 、 3.69 (
3H,s) 。
4、82 (IH,m) 、 4.93 (IH,b)
7、26−7、33 (5H,m) 、 8.40 (
3H,b) 。
9、40 (II、 d) 参考合成例12 NMR(CDCl2コ −TMS)  δ0、89 (
6H,dd)、 1.67 (IH,m)1、83 (
2H,m)、 3.34−3.50 (2H,m)。
3、66 (3N、 s) 、 4.88 (IH,q
)。
5、 Of (IH,q)、 7.24−7.33 (
5H,m)8.51 (3E(、b)、9.39 (I
H,d)実施例1 NMR(CDCl2  TMS)δ: 2、21 (1M、 dd)、 2.53 (1)(、
dd)。
3、11 (IH,dd)、 3.38 (IHldd
)。
4、 to (IH,dd)、4.58 (1M、 d
a)。
5、81 (IH,b)、 7.12−7.40 (I
OH。
7、85 (IH,b) 実施例2〜4 実施例1と同じNMRスペクトルを与えた。
実施例5 NMR(CDCIIs  TMS)δ:2、77 (I
H,dd)、 3.22 (2H,m)。
3、36 (2H,m)、 4.40 (IH,q)。
5、92 (II(、b) 、 7.09−7.39 
(10H。
7、65 (18,b) m) m)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2はそれぞれ独立にアラニン、バリ
    ン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトフ
    ァン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン
    、スレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン
    、リシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若
    しくはグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖である)により
    表される環状ジペプチド誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2はそれぞれ独立にアラニン、バリ
    ン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトフ
    ァン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン
    、スレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン
    、リシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若
    しくはグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖である)により
    表される環状ジペプチド誘導体であってR1、R2に直
    接結合した不斉炭素原子の絶対配置がそれぞれ(L−,
    L−),(L−,D−),(D−,L−),(D−,D
    −)である特許請求の範囲第(1)項に記載の環状ジペ
    プチド誘導体。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2はそれぞれ独立にアラニン、バリ
    ン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトフ
    ァン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン
    、スレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン
    、リシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若
    しくはグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖であり、R^3
    は脂環状アルキル基、アリール基、またはアラルキル基
    または脂環式化合物であり、R^1、R^2に直接結合
    した不斉炭素原子の絶対配置がそれぞれ(L−,L−)
    ,(L−,D−),(D−,D−),(D−,L−)で
    ある)で表されるモノチオジペプチドエステル誘導体を
    水と混合性の有機溶媒とpHを5−10に調節した塩の
    緩衝液との混合溶媒中で加熱攪拌して反応させることに
    より 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2はそれぞれ独立にアラニン、バリ
    ン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、トリプトフ
    ァン、フェニルアラニン、プロリン、グリシン、セリン
    、スレオニン、システイン、アスパラギン、グルタミン
    、リシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸若
    しくはグルタミン酸のα−アミノ酸側鎖である)により
    表されることを特徴とする環状ジペプチド誘導体の製造
    法。
JP1327390A 1990-01-23 1990-01-23 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法 Pending JPH03220179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1327390A JPH03220179A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1327390A JPH03220179A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03220179A true JPH03220179A (ja) 1991-09-27

Family

ID=11828606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1327390A Pending JPH03220179A (ja) 1990-01-23 1990-01-23 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03220179A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6139862A (en) * 1993-03-04 2000-10-31 Cytran, Inc. Pharmaceutical dipeptide compositions and methods of use thereof
US8268880B2 (en) * 2005-12-19 2012-09-18 Trustees Of Tufts College Soft protease inhibitors and pro-soft forms thereof
WO2015194447A1 (ja) * 2014-06-20 2015-12-23 サントリーホールディングス株式会社 糖代謝改善剤
CN113214168A (zh) * 2021-04-29 2021-08-06 陕西慧康生物科技有限责任公司 一种固液联合合成含谷氨酸、天冬氨酸的环二肽的方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6139862A (en) * 1993-03-04 2000-10-31 Cytran, Inc. Pharmaceutical dipeptide compositions and methods of use thereof
US8268880B2 (en) * 2005-12-19 2012-09-18 Trustees Of Tufts College Soft protease inhibitors and pro-soft forms thereof
US8563533B2 (en) 2005-12-19 2013-10-22 Trustees Of Tufts College Soft protease inhibitors and pro-soft forms thereof
US8933056B2 (en) 2005-12-19 2015-01-13 Trustees Of Tufts College Soft protease inhibitors and pro-soft forms thereof
US9192646B2 (en) 2005-12-19 2015-11-24 Trustees Of Tufts College Soft protease inhibitors and pro-soft forms thereof
WO2015194447A1 (ja) * 2014-06-20 2015-12-23 サントリーホールディングス株式会社 糖代謝改善剤
JPWO2015194447A1 (ja) * 2014-06-20 2017-04-20 サントリーホールディングス株式会社 糖代謝改善剤
CN113214168A (zh) * 2021-04-29 2021-08-06 陕西慧康生物科技有限责任公司 一种固液联合合成含谷氨酸、天冬氨酸的环二肽的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102016009766A1 (de) Herstellung von Bitterstoffderivaten
US5117031A (en) Active esters used for production of esters or amides and process for producing esters or amides
JPH03220179A (ja) 新規な環状ジペプチド誘導体及びその製造法
AU2007263805B2 (en) Pseudo proline dipeptides
Alexakis et al. A practical and efficient synthesis of chiral N, N-disubstituted C2 symmetric diamines derived from (R, R)-1, 2-diaminocyclohexane
Lázár et al. A simple synthesis of β-alkyl-substituted β-amino acids
CA2003308A1 (en) Trialkylsilyl esters of amino acids and their uses in the synthesis of peptides
Jirgensons et al. A convenient reagent for N-hydroxyguanylation
JP2010275229A (ja) ヒダントイン誘導体
US5216125A (en) Active ester used for production of acylated amino acids
JPH01226868A (ja) スルホニウム化合物及びアシル化剤
JPH078855B2 (ja) スルホニウム化合物
JPH06122690A (ja) 新規なアミノホスフィンホスフィナイト、その製造方法及びエナンチオ選択反応におけるその使用
JPH04356482A (ja) 加水分解活性を有する環状ジペプチド誘導体
US4283328A (en) Preparation of dehydropeptides
CA1175424A (en) Method for preparing n-¬4-¬¬(2,4-diamino-6- pteridinyl)- methyl|methylamino|benzoyl|glutamic acid and analogues thereto
Raillard et al. An efficient procedure for the preparation of Fmoc-amino acids
JP3994171B2 (ja) 新規ビス(アミノメチル)ホスフィン酸誘導体およびビス(アミノメチル)ホスフィン酸誘導体の製法
US4350628A (en) Preparation of dehydropeptides
US4261884A (en) Preparation of dehydropeptides
JPS62226952A (ja) Nω−トリフルオロアセチル−アミノ酸の製造方法
US5948939A (en) Selective amidination of diamines
CA1141374A (en) Preparation of dehydropeptides
JPS5830299B2 (ja) トリペプチドおよびその誘導体
MORIGUCHI et al. Synthesis of histargin and related compounds and their inhibition of enzymes