JPH0321953Y2 - - Google Patents
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- JPH0321953Y2 JPH0321953Y2 JP11476186U JP11476186U JPH0321953Y2 JP H0321953 Y2 JPH0321953 Y2 JP H0321953Y2 JP 11476186 U JP11476186 U JP 11476186U JP 11476186 U JP11476186 U JP 11476186U JP H0321953 Y2 JPH0321953 Y2 JP H0321953Y2
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- cotton
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は保温性が大で且つ通気性及び殺菌性が
大で蒸れのない下着等に使用するのに好適な防寒
用布地に関するものである。
大で蒸れのない下着等に使用するのに好適な防寒
用布地に関するものである。
〔従来の技術〕
従来防寒用下着の素材としては織布又は合成樹
脂フイルムにアルミニウム箔を接着又は蒸着した
素材を綿及び織布等と組合わせてキルテイング等
を施したものが用いられている。これらの素材は
通気性が悪いためパンチング加工を施して通気性
を改良することが行われている。
脂フイルムにアルミニウム箔を接着又は蒸着した
素材を綿及び織布等と組合わせてキルテイング等
を施したものが用いられている。これらの素材は
通気性が悪いためパンチング加工を施して通気性
を改良することが行われている。
上記の従来のアルミニウム箔を接着又は蒸着し
た布地にパンチング加工を施した素材では未だ通
気性が不充分であつて、汗を吸収した内部の綿が
むれ、臭いが発生し、綿の弾力性がなくなり固ま
る等の問題があつた。
た布地にパンチング加工を施した素材では未だ通
気性が不充分であつて、汗を吸収した内部の綿が
むれ、臭いが発生し、綿の弾力性がなくなり固ま
る等の問題があつた。
上記問題点を解決するために本考案者らが研究
を重ねた結果、ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維にアルミニウムを蒸着メツキした繊維を含む
布帛と銅メツキ繊維を含む綿を積層してキルテイ
ングを施すことにより、保温性及び通気性が大で
且つキルテイング布地内部の銅メツキ繊維の殺菌
力により、むれによる悪臭の発生の少い保温性キ
ルテイング布地が得られることを見出し本考案を
完成するに到つた。
を重ねた結果、ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維にアルミニウムを蒸着メツキした繊維を含む
布帛と銅メツキ繊維を含む綿を積層してキルテイ
ングを施すことにより、保温性及び通気性が大で
且つキルテイング布地内部の銅メツキ繊維の殺菌
力により、むれによる悪臭の発生の少い保温性キ
ルテイング布地が得られることを見出し本考案を
完成するに到つた。
本考案のキルテイング布地はその片面を構成す
る布地としてポリエステル、ナイロン、ポリアク
リロニトリル等の合成繊維の表面にアルミニウム
を蒸着した公知のアルミニウム蒸着繊維を含む織
布又は編布よりなる布地を用いる。このような合
成繊維の表面にアルミニウムを蒸着した繊維とし
ては、例えば特開昭61−132652号公報に記載され
る電導性布を構成する電導性繊維として開示され
るアクリル系繊維、ナイロン系繊維ポリエステル
系繊維、ウレタン系繊維、ポリオレフイン系繊
維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ビニルアルコー
ル系繊維等の合成繊維の表面にアルミニウムを蒸
着した繊維が好ましく用いられる。これらの合成
繊維の表面にアルミニウムを蒸着する方法として
は、例えば上記公報に開示されるように、真空下
で単繊維のフイラメントをボビンから解舒して一
定距離を走行させた後巻取りボビンに巻き取る。
このフイラメントの走行途中に溶融アルミニウム
を入れたアルミニウム蒸発るつぼを配置して、こ
れから蒸発したアルミニウム蒸気を走行中の単繊
維フイラメントの周りに均一に蒸着させることに
より、単繊維の1本1本の周りにアルミニウム層
を蒸着したアルミニウム蒸着繊維が得られる。ア
ルミニウム蒸着繊維の混紡率、交織率、又は交編
率は特に制限はないが、10〜100%が好ましく用
いられる。本考案のアルミニウム蒸着繊維とし
て、合成樹脂フイルムの表面にアルミニウムを蒸
着した後、これを繊維状に極めて細く裁断したも
のを用いてもよい。
る布地としてポリエステル、ナイロン、ポリアク
リロニトリル等の合成繊維の表面にアルミニウム
を蒸着した公知のアルミニウム蒸着繊維を含む織
布又は編布よりなる布地を用いる。このような合
成繊維の表面にアルミニウムを蒸着した繊維とし
ては、例えば特開昭61−132652号公報に記載され
る電導性布を構成する電導性繊維として開示され
るアクリル系繊維、ナイロン系繊維ポリエステル
系繊維、ウレタン系繊維、ポリオレフイン系繊
維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ビニルアルコー
ル系繊維等の合成繊維の表面にアルミニウムを蒸
着した繊維が好ましく用いられる。これらの合成
繊維の表面にアルミニウムを蒸着する方法として
は、例えば上記公報に開示されるように、真空下
で単繊維のフイラメントをボビンから解舒して一
定距離を走行させた後巻取りボビンに巻き取る。
このフイラメントの走行途中に溶融アルミニウム
を入れたアルミニウム蒸発るつぼを配置して、こ
れから蒸発したアルミニウム蒸気を走行中の単繊
維フイラメントの周りに均一に蒸着させることに
より、単繊維の1本1本の周りにアルミニウム層
を蒸着したアルミニウム蒸着繊維が得られる。ア
ルミニウム蒸着繊維の混紡率、交織率、又は交編
率は特に制限はないが、10〜100%が好ましく用
いられる。本考案のアルミニウム蒸着繊維とし
て、合成樹脂フイルムの表面にアルミニウムを蒸
着した後、これを繊維状に極めて細く裁断したも
のを用いてもよい。
キルテイング布地の他の片面の布地は特に制限
はないが、綿、毛等の天然の吸湿性の大なる繊維
を用いると発汗した際にその水分を吸収して蒸散
しやすくなるので好ましい。
はないが、綿、毛等の天然の吸湿性の大なる繊維
を用いると発汗した際にその水分を吸収して蒸散
しやすくなるので好ましい。
上記2枚の布地の間に挟む綿は天然の木綿、ナ
イロン又はポリエステル等よりなる合成綿、羊毛
綿等を用いることができるが、少くともその綿の
一部はナイロン、ポリエステル等の合成繊維の表
面に銅を化学メツキ法又は蒸着メツキ法によりメ
ツキした公知の銅メツキ繊維等の抗菌性繊維を用
いる。これらの銅メツキ繊維等の抗菌性繊維は他
の天然繊維よりなる天然綿又は合繊繊維よりなる
合繊綿と混綿して用いるのがよい。銅メツキ繊維
単独の綿では、熱伝導率が大きく保温性が小さく
なり、また綿の弾性復元力が小さく、圧縮されや
すいため、嵩高な空気層により保温性を長く保つ
ことができない。銅メツキ繊維の混綿率はとくに
制限はないが、1%以上が用いられ、10%以上が
好ましく用いられる。
イロン又はポリエステル等よりなる合成綿、羊毛
綿等を用いることができるが、少くともその綿の
一部はナイロン、ポリエステル等の合成繊維の表
面に銅を化学メツキ法又は蒸着メツキ法によりメ
ツキした公知の銅メツキ繊維等の抗菌性繊維を用
いる。これらの銅メツキ繊維等の抗菌性繊維は他
の天然繊維よりなる天然綿又は合繊繊維よりなる
合繊綿と混綿して用いるのがよい。銅メツキ繊維
単独の綿では、熱伝導率が大きく保温性が小さく
なり、また綿の弾性復元力が小さく、圧縮されや
すいため、嵩高な空気層により保温性を長く保つ
ことができない。銅メツキ繊維の混綿率はとくに
制限はないが、1%以上が用いられ、10%以上が
好ましく用いられる。
第1図は本考案の断熱保温布地の1例の断面図
である。1はアルミ蒸着繊維を含む断熱性布地、
2は綿布よりなる吸湿性布地である断熱性布地1
と吸湿性布地2の間に、銅メツキ繊維を含む綿3
を挟み、上記の3層を積層したものにキルテイン
グ糸4により、適当な間隔でキルテイングを施
す。キルテイングの間隔は特に制限はなく、布地
の用途に応じて、例えば1〜10cmの間隔で適宜キ
ルテイングすることができる。
である。1はアルミ蒸着繊維を含む断熱性布地、
2は綿布よりなる吸湿性布地である断熱性布地1
と吸湿性布地2の間に、銅メツキ繊維を含む綿3
を挟み、上記の3層を積層したものにキルテイン
グ糸4により、適当な間隔でキルテイングを施
す。キルテイングの間隔は特に制限はなく、布地
の用途に応じて、例えば1〜10cmの間隔で適宜キ
ルテイングすることができる。
本考案のキルテイング布地はその少くとも片面
にアルミニウム蒸着繊維を含む布地を使用したた
めに、熱線がそのアルミニウム蒸着層により反射
され、体表面からの熱輻射による熱損失が防止さ
れる。キルテイング布地の間に挟まれた綿の間に
含まれる空気層により伝熱熱損失が少く、保温性
が高まる。更にその綿の中に銅メツキ繊維よりな
る綿を含有するので、発汗した水分が綿に吸収さ
れたとき銅イオンの殺菌作用により微生物の繁殖
が抑制され、その結果悪臭の発生が防止される。
キルテイング布地の表布地と裏布地の間に挟まれ
る綿として、銅メツキ繊維等の抗菌性繊維と通常
の天然繊維又は合成繊維とを混綿してなる綿を用
いたため、その綿の保温性が高まり、又弾性復元
力が低下せず保温性が長期間保たれる。
にアルミニウム蒸着繊維を含む布地を使用したた
めに、熱線がそのアルミニウム蒸着層により反射
され、体表面からの熱輻射による熱損失が防止さ
れる。キルテイング布地の間に挟まれた綿の間に
含まれる空気層により伝熱熱損失が少く、保温性
が高まる。更にその綿の中に銅メツキ繊維よりな
る綿を含有するので、発汗した水分が綿に吸収さ
れたとき銅イオンの殺菌作用により微生物の繁殖
が抑制され、その結果悪臭の発生が防止される。
キルテイング布地の表布地と裏布地の間に挟まれ
る綿として、銅メツキ繊維等の抗菌性繊維と通常
の天然繊維又は合成繊維とを混綿してなる綿を用
いたため、その綿の保温性が高まり、又弾性復元
力が低下せず保温性が長期間保たれる。
本考案のキルテイング布地の表布地として繊維
1本1本の表面にアルミニウムを蒸着した繊維を
用い、これをそのまま製織又は編製して用いるた
め、アルミニウム蒸着層の耐久性が大で、従来の
ラメ糸織り込んだ布地や製織後の布地の表面にア
ルミニウムを蒸着した布地と異なり、洗濯等によ
りアルミニウム蒸着層が剥離する虞が殆どない。
又繊維1本1本の表面にアルミニウム蒸着層を有
するアルミニウム蒸着繊維を製織した表布地は、
通常の布地と同様な通気性を有し、製織後の布地
の表面にアルミニウムを蒸着した布地のように通
気性が妨げられる虞が全くない。
1本1本の表面にアルミニウムを蒸着した繊維を
用い、これをそのまま製織又は編製して用いるた
め、アルミニウム蒸着層の耐久性が大で、従来の
ラメ糸織り込んだ布地や製織後の布地の表面にア
ルミニウムを蒸着した布地と異なり、洗濯等によ
りアルミニウム蒸着層が剥離する虞が殆どない。
又繊維1本1本の表面にアルミニウム蒸着層を有
するアルミニウム蒸着繊維を製織した表布地は、
通常の布地と同様な通気性を有し、製織後の布地
の表面にアルミニウムを蒸着した布地のように通
気性が妨げられる虞が全くない。
本考案のキルテイング布地に用いられる裏布地
として吸湿性の大なる繊維よりなる布地を用いた
ため、体表面から発汗した水分が裏布地に吸収さ
れ徐々に放散され、上記表布地の通気性と相まつ
て、表布地の裏側で結露してキルテイング層内の
綿を濡らす虞が全くなくなる。
として吸湿性の大なる繊維よりなる布地を用いた
ため、体表面から発汗した水分が裏布地に吸収さ
れ徐々に放散され、上記表布地の通気性と相まつ
て、表布地の裏側で結露してキルテイング層内の
綿を濡らす虞が全くなくなる。
本考案のキルテイング布地は、下着類、防寒
具、靴下、寝具等の保温性、断熱性を必要とする
布地素材として用いられる。
具、靴下、寝具等の保温性、断熱性を必要とする
布地素材として用いられる。
実施例 1
ポリエステル繊維の表面にアルミニウムを蒸着
した繊維とナイロン繊維を50%ずつ混紡して製織
して得た断熱性布地と、綿織布よりなる布地の間
に銅メツキしたポリエステル繊維とポリエステル
繊維を混合してなる綿を挟み、これらの3層を重
ねてキルテイングを施しキルテイング布地を得
た。このキルテイング布地を用いアルミニウムメ
ツキ繊維を含む断熱性布地側を内側にしてアンダ
ーシヤツを縫製した。
した繊維とナイロン繊維を50%ずつ混紡して製織
して得た断熱性布地と、綿織布よりなる布地の間
に銅メツキしたポリエステル繊維とポリエステル
繊維を混合してなる綿を挟み、これらの3層を重
ねてキルテイングを施しキルテイング布地を得
た。このキルテイング布地を用いアルミニウムメ
ツキ繊維を含む断熱性布地側を内側にしてアンダ
ーシヤツを縫製した。
綿肌着1枚の上に上記アンダーシヤツを着用
し、その上にワイシヤツを着用して実験室温度3
℃で保温試験を行つた。上記アンダーシヤツの内
側の温度は33〜34度に保たれた。
し、その上にワイシヤツを着用して実験室温度3
℃で保温試験を行つた。上記アンダーシヤツの内
側の温度は33〜34度に保たれた。
上記のアンダーシヤツを水洗による洗濯を10回
繰返したのち、目視検査を行つたがアルミニウム
繊維を含む断熱性布地のアルミニウムの剥離がな
く、又キルテイング布地全体の柔軟性に変化は認
められなかつた。
繰返したのち、目視検査を行つたがアルミニウム
繊維を含む断熱性布地のアルミニウムの剥離がな
く、又キルテイング布地全体の柔軟性に変化は認
められなかつた。
実施例 2
実施例1と同一のキルテイング布地を用い、靴
下を縫製した。油足の素足に通常の薄いナイロン
製靴下1枚を着用した上で、この靴下を着用し、
実験室温度3℃で3日間同一靴下を着用し続け、
試験を行つたところ、靴下の蒸れ及び悪臭の発生
は認められず、靴下の柔軟性も損われなかつた。
下を縫製した。油足の素足に通常の薄いナイロン
製靴下1枚を着用した上で、この靴下を着用し、
実験室温度3℃で3日間同一靴下を着用し続け、
試験を行つたところ、靴下の蒸れ及び悪臭の発生
は認められず、靴下の柔軟性も損われなかつた。
本考案のキルテイング布地によれば、布地の通
気性が大であり、保温、断熱性が大で発汗による
蒸れ及び細菌の繁殖による悪臭の発生がなく、又
洗濯によつても断熱効果が失われず、柔軟性が低
下することもない。
気性が大であり、保温、断熱性が大で発汗による
蒸れ及び細菌の繁殖による悪臭の発生がなく、又
洗濯によつても断熱効果が失われず、柔軟性が低
下することもない。
本考案のキルテイング布地を下着類、防寒具、
靴下、寝具類の素材として使用すれば断熱性が大
で通気性があり、悪臭発生がなく、耐洗濯性のあ
る被服又は寝具を得ることができる。
靴下、寝具類の素材として使用すれば断熱性が大
で通気性があり、悪臭発生がなく、耐洗濯性のあ
る被服又は寝具を得ることができる。
第1図は本考案の断熱保温性キルテイング布地
の一例の断面図である。 符号の説明、1……断熱性布地、2……吸湿性
布地、3……綿、4……キルテイング糸。
の一例の断面図である。 符号の説明、1……断熱性布地、2……吸湿性
布地、3……綿、4……キルテイング糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アルミニウムを蒸着メツキした合成繊維を含
む織布又は編布よりなる表布地と吸湿性繊維よ
りなる裏布地の間に銅メツキ繊維と通常の天然
繊維又は合成繊維とを混綿してなる綿を挟み、
上記3層を積層したものにキルテイングを施し
たことを特徴とする断熱保温性キルテイング布
地。 (2) 下着縫製用の実用新案登録請求の範囲第1項
記載の断熱保温性キルテイング布地。 (3) 靴下縫製用の実用新案登録請求の範囲第1項
記載の断熱保温性キルテイング布地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11476186U JPH0321953Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11476186U JPH0321953Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321028U JPS6321028U (ja) | 1988-02-12 |
JPH0321953Y2 true JPH0321953Y2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=30997791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11476186U Expired JPH0321953Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321953Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4824882B2 (ja) * | 2001-05-24 | 2011-11-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 積層シート |
JP6168136B2 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-26 | 株式会社大木工藝 | 温熱衣料 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP11476186U patent/JPH0321953Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6321028U (ja) | 1988-02-12 |
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