JPH0321948Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321948Y2 JPH0321948Y2 JP1984031230U JP3123084U JPH0321948Y2 JP H0321948 Y2 JPH0321948 Y2 JP H0321948Y2 JP 1984031230 U JP1984031230 U JP 1984031230U JP 3123084 U JP3123084 U JP 3123084U JP H0321948 Y2 JPH0321948 Y2 JP H0321948Y2
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- Japan
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- packaging
- layer
- metal
- vapor deposited
- insulating material
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な断熱材用包装材に関する。
従来断熱素材を包装材で包装し、また場合によ
つては真空包装して断熱用パネルとしているがこ
の断熱用パネルの包装材として金属層を積層した
ものを使用すると熱線反射により断熱し、また真
空包装したときは真空が戻ることなく断熱効果が
大きくなる等の利点があつた。しかし、本考案者
はこのような金属層を積層したものを包装袋とし
て断熱素材を包装した場合包装袋の熱接着部の熱
伝導により高温側の熱が低温側に熱伝導し断熱効
果を意外に小さくしていることに気付き本考案を
完成するに至つたのである。
つては真空包装して断熱用パネルとしているがこ
の断熱用パネルの包装材として金属層を積層した
ものを使用すると熱線反射により断熱し、また真
空包装したときは真空が戻ることなく断熱効果が
大きくなる等の利点があつた。しかし、本考案者
はこのような金属層を積層したものを包装袋とし
て断熱素材を包装した場合包装袋の熱接着部の熱
伝導により高温側の熱が低温側に熱伝導し断熱効
果を意外に小さくしていることに気付き本考案を
完成するに至つたのである。
本考案の構成は、金属箔もしくは金属蒸着層を
含む断熱材用包装材において、断熱素材を包装す
る包装袋の接着予定部の全部もしくは一部の金属
箔もしくは金属蒸着層を除去したことからなる断
熱材用包装材であつて、例えば内面に熱接着性合
成樹脂層を有し、外面の少なくとも一層はアルミ
ニウム箔等の金属箔もしくはアルミニウム等の金
属蒸着層を有する断熱材において断熱素材を包装
する包装袋の熱接着予定部全部もしくは一部をス
リツト状に全周に亘り金属箔もしくは金属蒸着層
を除去してなる包装材である。しかして上記包装
材において、金属層の表面にポリエステル、ナイ
ロン、ポリプロピレン等からなる保護層を設けた
り、或はポリエステル、ポリエチレン等のフイル
ム上に金属蒸着した場合には金属蒸着支持フイル
ム上に前述の保護層を設けると好適である。
含む断熱材用包装材において、断熱素材を包装す
る包装袋の接着予定部の全部もしくは一部の金属
箔もしくは金属蒸着層を除去したことからなる断
熱材用包装材であつて、例えば内面に熱接着性合
成樹脂層を有し、外面の少なくとも一層はアルミ
ニウム箔等の金属箔もしくはアルミニウム等の金
属蒸着層を有する断熱材において断熱素材を包装
する包装袋の熱接着予定部全部もしくは一部をス
リツト状に全周に亘り金属箔もしくは金属蒸着層
を除去してなる包装材である。しかして上記包装
材において、金属層の表面にポリエステル、ナイ
ロン、ポリプロピレン等からなる保護層を設けた
り、或はポリエステル、ポリエチレン等のフイル
ム上に金属蒸着した場合には金属蒸着支持フイル
ム上に前述の保護層を設けると好適である。
本考案の包装材は熱接着性層を内面として二つ
折り又は重ね合せて包装袋にしパーライト等の無
機質断熱材や空間部を分割する隔壁からなる断熱
素材を包装し熱接着予定部を熱接着密封して使用
するものである。
折り又は重ね合せて包装袋にしパーライト等の無
機質断熱材や空間部を分割する隔壁からなる断熱
素材を包装し熱接着予定部を熱接着密封して使用
するものである。
これを図面について説明すると第１図ないし第
３図は接着予定部の全部の金属箔２もしくは金属
蒸着層３を除去した場合であつて、熱接着層１を
内面として接着すると第５図に示すように接合部
７には金属箔２もしくは金属蒸着層３が介在せ
ず、また第４図は接着予定部の金属箔２もしくは
金属蒸着層３の一部をスリツト状に全周にわたり
除去した場合で、これを接合すると第６図のよう
に接合部７において金属箔２もしくは金属蒸着層
３は切断しており、何れの場合も熱接合部におけ
る熱伝導は生じない。
３図は接着予定部の全部の金属箔２もしくは金属
蒸着層３を除去した場合であつて、熱接着層１を
内面として接着すると第５図に示すように接合部
７には金属箔２もしくは金属蒸着層３が介在せ
ず、また第４図は接着予定部の金属箔２もしくは
金属蒸着層３の一部をスリツト状に全周にわたり
除去した場合で、これを接合すると第６図のよう
に接合部７において金属箔２もしくは金属蒸着層
３は切断しており、何れの場合も熱接合部におけ
る熱伝導は生じない。
しかして、本考案の断熱材用包装材にあつて
は、熱接着予定部の全部もしくは一部には金属層
が除去されているため高温側から低温側への熱伝
導が阻止されるので断熱効果は大きく、また、真
空包装した場合には真空度の低下がなく長時間真
空度を維持できるものである。
は、熱接着予定部の全部もしくは一部には金属層
が除去されているため高温側から低温側への熱伝
導が阻止されるので断熱効果は大きく、また、真
空包装した場合には真空度の低下がなく長時間真
空度を維持できるものである。
第１図乃至第４図は本考案よりなる断熱材用包
装材の断面図を示し、第５図は第２図よりなる包
装材で第６図は第４図よりなる包装材でそれぞれ
断熱素材を包装した場合の接合部を示す。 １……熱接着性層、２……金属箔、３……金属
蒸着層、４……金属蒸着支持層、５……保護層、
６……断熱素材、７……接合部。
装材の断面図を示し、第５図は第２図よりなる包
装材で第６図は第４図よりなる包装材でそれぞれ
断熱素材を包装した場合の接合部を示す。 １……熱接着性層、２……金属箔、３……金属
蒸着層、４……金属蒸着支持層、５……保護層、
６……断熱素材、７……接合部。
Claims (1)
- 金属箔もしくは金属蒸着層を含む断熱材用包装
材において断熱素材を包装する包装袋の接着予定
部の全部もしくは一部の金属箔もしくは金属蒸着
層を除去したことからなる断熱材用包装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984031230U JPS60142928U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 断熱材用包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984031230U JPS60142928U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 断熱材用包装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60142928U JPS60142928U (ja) | 1985-09-21 |
| JPH0321948Y2 true JPH0321948Y2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=30531645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984031230U Granted JPS60142928U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 断熱材用包装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60142928U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5517150B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2014-06-11 | 東洋アルミニウム株式会社 | 真空断熱パネル用包装材及び真空断熱パネル |
| JP6775585B2 (ja) * | 2016-08-05 | 2020-10-28 | 三菱電機株式会社 | 真空断熱材及び断熱箱 |
| WO2018042612A1 (ja) * | 2016-09-02 | 2018-03-08 | 三菱電機株式会社 | 真空断熱材及び断熱箱 |
-
1984
- 1984-03-06 JP JP1984031230U patent/JPS60142928U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60142928U (ja) | 1985-09-21 |
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