JPH03219464A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はローバンドでの記録再生を基本とし、ハイバン
ド記録されたテープも反転現象の発生を抑制して簡易的
に再生する磁気記録再生装置に関２７．７ するものである。

従来の技術 近年、ＶＨ８Ｋ対−ｊ−る５−ＶＨ３，８ミリに対する
ハイ８．ベータに対するＥＤベータなどハイバンド記録
するＶＴＲを始めとする磁気記録再生装置が多くなって
いる。しかし、ハイバンド記録テープを従来のＶＨ８な
どのローバンドＶＴＲにて再生すると、反転現象の発生
により画像が見ずらくなるという問題が発生している。

以下、図面を参照しながら、従来の磁気記録再生装置の
一例について説明する。第３図は、高域周波数強調回路
を備えた従来の磁気記録再生装置のブロック図を示すも
のである。第３図において、２１は磁気テープから信号
を再生するヘッド、２２はヘッドからの微小な再生信号
を増幅する再生増幅回路、２３は再生増幅回路２２の出
力の周波数・位相を補償する周波数・位相補償回路、２
４は周波数・位相補償回路２３の出力の高域周波数を更
に強調する高域周波数強調回路、２５は高域周波数強調
回路２４の有無を切換えるスイッチ回路、３゜ ２６は再生増幅回路２２の出力より記録モードを検出し
スイッチ回路２５を制御するハイバンド記録検出回路、
２７は振幅変動を除去し、高域のサイドバンドの再現を
助けるリミッタ回路、２８は周波数変調信号を復調する
復調回路、２９は記録時にエンファシスされた信号を元
に戻すデイエンファシス回路、３０はローバンド記録、
ハイバンド記録による信号の振幅レベル差をなくするレ
ベル切替え回路、３１は高域の不要信号を除去するロー
パスフィルター、３２１ｄローパスフイルり＝３１の出
力信号である輝度信号と色信号１３とを混合する輝度・
色信号混合回路、３４は輝度・色信号混合回路３２の出
力をモニタなどに出力するだめの出力回路である。

以上のように構成された従来の磁気記録再生装置につい
て、以下その動作を説明する。まず、磁気テープ上に記
録された信号をヘッド２１により再生し、再生増幅回路
２２で増幅し、周波数・位相補償回路２３で第２図ａの
ように周波数・位相を補償する。ここで、高域周波数強
調回路２４にてハイバンド記録時には反転現象の発生を
抑制するように周波数・位相補償回路の出力の高域周波
数を更に第２図すのように強調する。この切替えは再生
増幅回路２２の出力より記録モードを検出するハイバン
ド記録検出回路２６にてスイッチ回路２６を制御するこ
とにより行われる。そしてリミッタ回路２７で、振幅変
動を除去し、高域のサイドバンドの再現を助け、復調回
路２８で元信号に復調する。次に、デイエンファシス回
路２９にて記録時にエンファシスされた信号を元に戻し
、レベル切替え回路３ｏにてローバンド記録、ハイバン
ド記録による信号の振幅レベル差をなくし、ローパスフ
ィルり３１にて高域の不要信号を除去する。そして輝度
・色信号混合回路３２にてローパスフィルター３１の出
力信号である輝度信号と色信号３３とを混合し、出力回
路３４にてモニタなどに出力する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ハイバンド記録テ
ープの再生では、長時間モード時や磁気６へ−７ テープが減磁している場合など十分な大きさの再生信号
が得られない場合に反転現象が起シ、画像が見ずらくな
るという問題を有していた。

本発明は上記問題に鑑み、記録モードを検出し、ハイバ
ンドモード時の反転現象の発生を抑制する磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の磁気記録再生装置
は、ヘッドからの再生信号を増幅する再生増幅回路と、
前記再生信号を補償する周波数・位相補償回路と、前記
周波数・位相補償回路出力の高域周波数を強調する高域
周波数強調回路と、高域周波数強調回路の有無を切換え
る第１のスイッチ回路と、前記周波数・位相補償回路出
力の低域周波数を減衰する低域周波数減衰回路と、低域
周波数減衰回路の有無を切換える第２のスイッチ回路と
、前記再生増幅回路出力より記録モードを検出し前記第
１及び第２のスイッチ回路を制御するハイバンド記録検
出回路とを備えたものである。

作　　用 ６、−７ 本発明は上記した構成によって、再生増幅回路により増
幅された再生信号より記録モードを検出し、ハイバンド
モード時に、リミッタ回路への入力信号の高域周波数を
強調するのみならず、低域周波数を減衰することにより
、反転現象の発生を抑制することが可能となる。

実施例 以下、本発明の一実施例の磁気記・緑再生装置について
、図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実
施例の磁気記録再生装置のブロック図である。第１図に
おいて、１は磁気テープから信号を再生するヘッド、２
はヘッドからの微小な再生信号を増幅する再生増幅回路
、３は再生増幅回路２の出力の周波数・位相を補償する
周波数・位相補償回路、４は周波数・位相補償回路３の
出力の高域周波数を更に強調する高域周波数強調回路、
６は高域周波数強調回路４の有無を切換えるスイッチ回
路ａ、６は周波数・位相補償回路３の出力の低域周波数
を更に減衰する低域周波数減衰回路、７は低域周波数減
衰回路６の有無を切換え了・・７ るスイッチ回路す、ｓは再生増幅回路２の出力よ少記録
モードを検出し２つのスイッチ回路５，６を制御するハ
イバンド記録検出回路、９は振幅変動を除去し、高域の
サイドバンドの再現を助けるリミッタ回路、１０は周波
数変調信号を復調する復調回路、１１は記録時にエンフ
ァシスされた信号を元に戻すデイエンファシス回路、１
２はロバンド記録、ハイバンド記録による信号の振幅レ
ベル差をなくするレベル切替え回路、１３は高域の不要
信号を除去するローパスフィルり、１４はロー−パスフ
ィルり１３の出力信号である輝度信号と色信号１５とを
混合する輝度・色信号混合回路、１６は輝度・色信号混
合回路１４の出力をモニタなどに出力するための出力回
路である。以上のように構成された本実施例の磁気記録
再生装置について、以下第１図、第２図を用いてその動
作を説明する。

まず、磁気テープ上に記録された信号をヘッド１により
再生し、再生増幅回路２で増幅し、周波数・位相補償回
路３で周波数・位相を第２図ａのように補償する。ここ
で、高域周波数強調回路４にてハイバンド記録時には反
転現象の発生を抑制するように周波数・位相補償回路の
出方の高域周波数を更に第２図すのように強調する。さ
らに低域周波数減衰回路６にてハイバンド記録時の反転
現象の発生を一層抑制するように周波数・位相補償回路
の出力の低域周波数を更に第２図Ｃのように減衰する。

この切替えは再生増幅回路２の出方よ少記録モードを検
出するハイバンド記録検出回路８にてスイッチ回路５．
７を制御することにょシ行われる。そしてリミッタ回路
って、振幅変動を除去し、高域のサイドバンドの再現を
助け、復調回路１０で元信号に復調する。次に、デイエ
ンファシス回路１１にて記録時にエンファシスされた信
号を元に戻し、レベル切替え回路１２にてローバンド記
録、ハイバンド記録による信号の振幅レベル差ヲなくシ
、ローパスフィルタ１３にて高域の不要信号を除去する
。そして輝度・色信号混合回路１４にてローパスフィル
り１３の出方信号である輝度信号と色信号１５とを混合
し、出方口９ベー／ 路１６にてモニタなどに出力する。

以上のように本実施例によれば、ヘッドからの再生信号
を増幅する再生増幅回路と、前記再生信号を補償する周
波数・位相補償回路と、前記周波数・位相補償回路出力
の高域周波数を更に強調する高域周波数強調回路と、高
域周波数強調回路の有無を切換えるスイッチ回路と、前
記周波数・位相補償回路出力の低域周波数を更に減衰す
る低域周波数減衰回路と、低域周波数減衰回路の有無を
切換えるスイッチ回路と、前記再生増幅回路出力よ少記
録モードを検出し前記２つのスイッチ回路を制御するハ
イバンド記録検出回路とを設けることにより、ハイバン
ドモード時の反転現象の発生を抑制することが可能とな
る。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、ヘッドからの再生信
号を増幅する再生増幅回路と、前記再生信号を補償する
周波数・位相補償回路と、前記周波数・位相補償回路出
力の高域周波数を強調する高域周波数強調回路と、高域
周波数強調回路の１ｏ・・−７ 有無を切換える第１のスイッチ回路と、前記周波数・位
相補償回路出力の低域周波数を減衰する低域周波数減衰
回路と、低域周波数減衰回路の有無を切換える第２のス
イッチ回路と、前記再生増幅回路出力より記録モードを
検出し前記第１及び第２のスイッチ回路を制御するハイ
バンド記録検出回路とを設けることにより、ハイバンド
モード時の反転現象の発生を抑制し、簡易的にノ・イバ
ンドモードの映像を見ることが可能となるという優れた
効果が得られる。さらに、本発明は回路を複雑にするこ
ともなく、既存の回路を利用してわずかな部品点数にて
安価に容易に実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置の構成を
示すブロック図＝毒者、第２図は同実施例の磁気記録再
生装置のリミッタ回路に入力される信号の説明をするた
めの特性ス、第３図は従来の磁気記録再生装置の構成を
示すブロック図である。 １・・・・・・ヘッド、２・・・・・・再生増幅回路、
３・・・・・・周１１Ａ−ジ 波数・位相補償回路、４・・・・・・高域周波数強調回
路、６・・・・・・スイッチ回路ａ、６・・・・・・低
域周波数減衰回路、７・・・・・・スイッチ回路す、８
・・・・・・ハイバンド記録検出回路、９・・・・・・
リミッタ回路、１０・・・・・・復調回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッドからの再生信号を増幅する再生増幅回路と、前記
   再生信号を補償する周波数・位相補償回路と、前記周波
   数・位相補償回路出力の高域周波数を強調する高域周波
   数強調回路と、高域周波数強調回路の有無を切換える第
   １のスイッチ回路と、前記周波数・位相補償回路出力の
   低域周波数を減衰する低域周波数減衰回路と、低域周波
   数減衰回路の有無を切換える第２のスイッチ回路と、前
   記再生増幅回路出力より記録モードを検出し前記第１及
   び第２のスイッチ回路を制御するハイバンド記録検出回
   路とを備えた磁気記録再生装置。