JPH03219130A - 粘性ダンパ - Google Patents
粘性ダンパInfo
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- JPH03219130A JPH03219130A JP1153590A JP1153590A JPH03219130A JP H03219130 A JPH03219130 A JP H03219130A JP 1153590 A JP1153590 A JP 1153590A JP 1153590 A JP1153590 A JP 1153590A JP H03219130 A JPH03219130 A JP H03219130A
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は粘性ダンパに係り、特に高粘度の粘性流体の粘
性抵抗により振動を減衰させるよう構成した粘性ダンパ
に関する。
性抵抗により振動を減衰させるよう構成した粘性ダンパ
に関する。
従来の技術
例えば、ビル等の建物あるいは比較的重量のある構造物
等においては、建物及び構造物を地震から守るため免震
構法を用いた建設が行なわれており、このような建物あ
るいは構造物全体を免震する免震構法では、地盤と建物
あるいは構造物との間に設けた免震装置により地盤から
の振動を緩和するようになっている。この種の免震装置
としては、例えば表面にゴムを被覆された円盤状の金属
板と、円盤状に形成されたゴム板とを交互に複数枚積重
し、それらが互いに分離しないように保持してなる複数
個の積層ゴム部材を地盤と建築物との−に設けるととも
に、両者間に粘性ダンパを設けてなるものがある。
等においては、建物及び構造物を地震から守るため免震
構法を用いた建設が行なわれており、このような建物あ
るいは構造物全体を免震する免震構法では、地盤と建物
あるいは構造物との間に設けた免震装置により地盤から
の振動を緩和するようになっている。この種の免震装置
としては、例えば表面にゴムを被覆された円盤状の金属
板と、円盤状に形成されたゴム板とを交互に複数枚積重
し、それらが互いに分離しないように保持してなる複数
個の積層ゴム部材を地盤と建築物との−に設けるととも
に、両者間に粘性ダンパを設けてなるものがある。
従って、上記免震装置を適用した場合、地震発生時には
地盤からの振動は積層ゴム部材のせん断力により弾力的
に減衰され、且つ粘性ダンパの作動により緩衝される。
地盤からの振動は積層ゴム部材のせん断力により弾力的
に減衰され、且つ粘性ダンパの作動により緩衝される。
この種の粘性ダンパは、例えば、円筒状のケーシング内
に可動円板を設けるとともに高粘性流体を充填してなり
、ケーシング内で可動円板が受ける粘性抵抗により振動
を減衰する構成となっている。
に可動円板を設けるとともに高粘性流体を充填してなり
、ケーシング内で可動円板が受ける粘性抵抗により振動
を減衰する構成となっている。
発明が解決しようとする課題
しかるに、上記粘性ダンパでは粘性抵抗をより大きくす
るため、複数の可動円板がケーシングに固定された複数
の固定板間で移動自在に設けられる場合、各可動円板と
固定板との間隔が小さくしかも粘性流体が高粘度である
ので、粘性流体をケーシング内に充填する際可動円盤と
固定板との間に空気が残りやすく、この残留空気を抜く
ことが難しいといった課題がある。又、粘性流体中に空
気が混入してしまうと可動円板に作用する粘性抵抗が変
動してしまい、安定した減衰効果が得られなくなる。
るため、複数の可動円板がケーシングに固定された複数
の固定板間で移動自在に設けられる場合、各可動円板と
固定板との間隔が小さくしかも粘性流体が高粘度である
ので、粘性流体をケーシング内に充填する際可動円盤と
固定板との間に空気が残りやすく、この残留空気を抜く
ことが難しいといった課題がある。又、粘性流体中に空
気が混入してしまうと可動円板に作用する粘性抵抗が変
動してしまい、安定した減衰効果が得られなくなる。
そこで、本発明は上記課題を解決した粘性ダンパを提供
することを目的とする。
することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は高粘度の粘性流体が充填されるケーシングと、
該ケーシング内に固定された複数の固定板と、該複数の
固定板間に介在し該ケーシング内で移動自在に配設され
た複数の可動板と、よりなる粘性ダンパにおいて、 前記複数の固定板および複数の可動板の夫々を1枚ずつ
分離可能に設け、 前記固定板と可動板との隙間に充填される量の粘性流体
を前記ケーシングの上部開口より注入し、次いで前記固
定板又は可動板を1枚ずつ前記上部開口よりケーシング
内部に組付けうるよう構成してなる。
該ケーシング内に固定された複数の固定板と、該複数の
固定板間に介在し該ケーシング内で移動自在に配設され
た複数の可動板と、よりなる粘性ダンパにおいて、 前記複数の固定板および複数の可動板の夫々を1枚ずつ
分離可能に設け、 前記固定板と可動板との隙間に充填される量の粘性流体
を前記ケーシングの上部開口より注入し、次いで前記固
定板又は可動板を1枚ずつ前記上部開口よりケーシング
内部に組付けうるよう構成してなる。
作用
複数の固定板および複数の可動板を交互にケーシング内
に組付ける際、固定板と可動板との隙間に充填される量
の粘性流体をケーシングの上部開口より注入した後固定
板又は可動板をケーシング内部に組付け、この繰り返し
により固定板と可動板との隙間に空気が混入しないよう
に粘性流体を充填して複数の固定板および可動板が順次
組付けられる。
に組付ける際、固定板と可動板との隙間に充填される量
の粘性流体をケーシングの上部開口より注入した後固定
板又は可動板をケーシング内部に組付け、この繰り返し
により固定板と可動板との隙間に空気が混入しないよう
に粘性流体を充填して複数の固定板および可動板が順次
組付けられる。
実施例
第1図及び第2図に本発明になる粘性ダンパの一実施例
を示す。
を示す。
両図中、粘性ダンパ1は大略平板状のベース2上に円筒
状の外筒3を固着してなるケーシング4と、ケーシング
4の内部に固定された複数(本実施例では3枚)の固定
板51〜53と、各固定板51〜53間に介在するよう
に設けられた複数(本実施例では2枚)の可動円板61
.62とよりなり、ケーシング4内には高粘度の粘性流
体7が充填されている。8はベース2より垂立する取付
ねじ棒8で、固定板51〜53の外周近傍に穿設された
孔91〜93に挿通される。又、各固定板51〜53の
間隔は取付ねじ棒8に嵌合する筒状のスペーサ10によ
り決まる。尚、下側に位置する第1の固定板5Iは円板
状に形成され、その外周縁近傍に各取付ねじ棒8が挿通
される複数の孔91が設けられており、第2.第3の固
定板52.53は外径が第1の固定板51と同径である
が内径の異なる環状に形成されている。
状の外筒3を固着してなるケーシング4と、ケーシング
4の内部に固定された複数(本実施例では3枚)の固定
板51〜53と、各固定板51〜53間に介在するよう
に設けられた複数(本実施例では2枚)の可動円板61
.62とよりなり、ケーシング4内には高粘度の粘性流
体7が充填されている。8はベース2より垂立する取付
ねじ棒8で、固定板51〜53の外周近傍に穿設された
孔91〜93に挿通される。又、各固定板51〜53の
間隔は取付ねじ棒8に嵌合する筒状のスペーサ10によ
り決まる。尚、下側に位置する第1の固定板5Iは円板
状に形成され、その外周縁近傍に各取付ねじ棒8が挿通
される複数の孔91が設けられており、第2.第3の固
定板52.53は外径が第1の固定板51と同径である
が内径の異なる環状に形成されている。
第1の可動円板6Iは第1の固定板51と第2の固定板
52との間に介在するように組付けられ、第2の可動円
板62は第2の固定板52と第3の固定板53との間に
介在するように組付けられている。
52との間に介在するように組付けられ、第2の可動円
板62は第2の固定板52と第3の固定板53との間に
介在するように組付けられている。
下側の可動円板61の中心孔61−aには軸11が起立
するように固着されている。又、上側の可動円板6zの
中心孔62−aには中空軸12が固着されている。この
中空軸12は上記軸11の鍔部11aに当接載置され、
これにより第1゜第2の可動円板6+ 、62の間隔が
決まる。尚、軸11と中空軸12とは結合部材13を介
して軸11、中空軸12に螺合するボルト14.15に
より一体的に結合される。
するように固着されている。又、上側の可動円板6zの
中心孔62−aには中空軸12が固着されている。この
中空軸12は上記軸11の鍔部11aに当接載置され、
これにより第1゜第2の可動円板6+ 、62の間隔が
決まる。尚、軸11と中空軸12とは結合部材13を介
して軸11、中空軸12に螺合するボルト14.15に
より一体的に結合される。
又、中空軸12の外周には環状のブラケット16が固着
され、ブラケット16上には被載置物(図示せず)が載
置される。例えば、地震が発生した場合、被載置物は可
動円板6+ 、62とともに水平方向に移動する。その
際可動円板61゜62は固定板51〜53の問を移動し
て粘性流体7の抵抗力を受け、水平方向の振動が減衰さ
れる。
され、ブラケット16上には被載置物(図示せず)が載
置される。例えば、地震が発生した場合、被載置物は可
動円板6+ 、62とともに水平方向に移動する。その
際可動円板61゜62は固定板51〜53の問を移動し
て粘性流体7の抵抗力を受け、水平方向の振動が減衰さ
れる。
17は蓋で、中空軸12の外周に取付けられ、ケーシン
グ4の上部開口を閉蓋する。又、蓋17の周縁とケーシ
ング4の外筒3との間には蓋17とケーシング4との間
を密封するカバー18が設けられている。これにより、
ケーシング4内に塵埃等が侵入することが防止される 19は調整棒で、第3図に示す如く、下側の可動円板6
Iのねじ孔6+ −bに螺入するおねじ19aと、工具
係合面19bと、おねじ19aと逆ねじの取外し用おね
じ19cとを有する。この調整棒19は第4図に示す如
く上側の可動円板62に穿設された貫通孔62−bより
下側の可動円板61のねじ孔6+−aに螺入する。そし
て、おねじ19aの先端は固定板51に当接しており、
後述する組立時にねC孔6+ −t)に対するねじ込量
により固定板51〜53と可動板6+ 、62との隙間
が調整される。尚、上記可動円板6Iには複数本の調整
棒19が所定間隔毎に螺着されており、各調整棒19を
同じように調整する。
グ4の上部開口を閉蓋する。又、蓋17の周縁とケーシ
ング4の外筒3との間には蓋17とケーシング4との間
を密封するカバー18が設けられている。これにより、
ケーシング4内に塵埃等が侵入することが防止される 19は調整棒で、第3図に示す如く、下側の可動円板6
Iのねじ孔6+ −bに螺入するおねじ19aと、工具
係合面19bと、おねじ19aと逆ねじの取外し用おね
じ19cとを有する。この調整棒19は第4図に示す如
く上側の可動円板62に穿設された貫通孔62−bより
下側の可動円板61のねじ孔6+−aに螺入する。そし
て、おねじ19aの先端は固定板51に当接しており、
後述する組立時にねC孔6+ −t)に対するねじ込量
により固定板51〜53と可動板6+ 、62との隙間
が調整される。尚、上記可動円板6Iには複数本の調整
棒19が所定間隔毎に螺着されており、各調整棒19を
同じように調整する。
20は電熱式のヒータで、ケーシング4の外筒3の外周
に取付けられている。ヒータ20の周囲は火災防止のた
めアルミクロス製の保護カバー21により覆われ、且つ
保護カバー21の内面には断熱材22が充填されている
。尚、ベース2の四隅では第2図、第5図に示すように
、上記保護カバー21を避けるように外筒3を保持する
支持板26が固着されている。
に取付けられている。ヒータ20の周囲は火災防止のた
めアルミクロス製の保護カバー21により覆われ、且つ
保護カバー21の内面には断熱材22が充填されている
。尚、ベース2の四隅では第2図、第5図に示すように
、上記保護カバー21を避けるように外筒3を保持する
支持板26が固着されている。
23.24は粘性流体7の温度を検知する熱電対で、1
lJIilF装置25に接続されている。制m装置25
は熱雷対23.24で検出した温度に応じてヒータ20
に通電し、例えば気温の低いとき粘性流体の粘度が高く
なって粘性抵抗が増大するため、と−タ20の加熱によ
り粘性流体7を一定温度に保温する。これにより、粘性
流体7は気温の低いときでも粘性抵抗が増大せず、気温
の変化に拘らず安定した粘性抵抗を発生する。よって、
粘性ダンパ1は気温の低いときも良好に振動を減衰しう
る。
lJIilF装置25に接続されている。制m装置25
は熱雷対23.24で検出した温度に応じてヒータ20
に通電し、例えば気温の低いとき粘性流体の粘度が高く
なって粘性抵抗が増大するため、と−タ20の加熱によ
り粘性流体7を一定温度に保温する。これにより、粘性
流体7は気温の低いときでも粘性抵抗が増大せず、気温
の変化に拘らず安定した粘性抵抗を発生する。よって、
粘性ダンパ1は気温の低いときも良好に振動を減衰しう
る。
尚、熱雷対23と24とは夫々独立に制御装置25に接
続されているので、一対が故障しても他方がバックアッ
プできるようになっている。又、気温が高くなる夏期に
は粘性流体7の粘度が下がり粘性抵抗が小さくなるので
、IIIIIl装置25により冷風発生装置(図示せず
)を作動させてハウジング4に冷II風を当てて粘性抵
抗を高めるようにしても良い。
続されているので、一対が故障しても他方がバックアッ
プできるようになっている。又、気温が高くなる夏期に
は粘性流体7の粘度が下がり粘性抵抗が小さくなるので
、IIIIIl装置25により冷風発生装置(図示せず
)を作動させてハウジング4に冷II風を当てて粘性抵
抗を高めるようにしても良い。
ここで、上記構成になる粘性ダンパ1を組立てる際につ
き説明する。
き説明する。
第6図に示す如く、まず一番下側に位置する第1の固定
板51をハウジング4内に組付ける前にベース2と固定
板51との隙間に充填される量の粘性流体7をハウジン
グ4の上部開口4aより注入する。次いで、第1の固定
板51が上部開口4aよりベース2の突起2a上に載置
される。同時に第1の固定板51の周縁部分に穿設され
た孔91に取付ねじ棒8が挿通されて位置決めされる。
板51をハウジング4内に組付ける前にベース2と固定
板51との隙間に充填される量の粘性流体7をハウジン
グ4の上部開口4aより注入する。次いで、第1の固定
板51が上部開口4aよりベース2の突起2a上に載置
される。同時に第1の固定板51の周縁部分に穿設され
た孔91に取付ねじ棒8が挿通されて位置決めされる。
次に、可動円板6Iを組付ける前に第1の固定板5Iと
第1の可動円板6Iとの隙間に充填される量の粘性流体
を上部開口4aより注入する。そして、軸11と一体な
可動円板61が第1の固定板51上に載置される。この
とき、可動円板61はねじ孔6I−bに螺入した調整棒
19の突出量により固定板51との隙間が決まる。
第1の可動円板6Iとの隙間に充填される量の粘性流体
を上部開口4aより注入する。そして、軸11と一体な
可動円板61が第1の固定板51上に載置される。この
とき、可動円板61はねじ孔6I−bに螺入した調整棒
19の突出量により固定板51との隙間が決まる。
次に、スペーサ10が取付ねじ棒8に挿通され、第1の
固定板5I上に載置される。そして、第1の可動円板6
1と第2の固定板5zとの隙間に充填れる齢の粘性流体
7が注入される。その際スペーサ10の上端が粘性流体
7の注入量の目やすになる、続いて、第2の固定板52
が上部同口4aより可動円板61の上面に対向するよう
にケーシング4内に挿入され、周縁部分に穿設された孔
92に取付ねじ棒8が挿通されるとともにスペーサ10
上に載置される。
固定板5I上に載置される。そして、第1の可動円板6
1と第2の固定板5zとの隙間に充填れる齢の粘性流体
7が注入される。その際スペーサ10の上端が粘性流体
7の注入量の目やすになる、続いて、第2の固定板52
が上部同口4aより可動円板61の上面に対向するよう
にケーシング4内に挿入され、周縁部分に穿設された孔
92に取付ねじ棒8が挿通されるとともにスペーサ10
上に載置される。
次に、第2の固定板52と第2の可動円板61とのm間
に充填される量の粘性流体7が上部開口4aから注入さ
れる。そして、中空軸12と一体な可動円板62が第2
の固定板52及び第1の可動円板6Iに対向するように
組付けられる。その際中空軸12は軸11と嵌合し、貫
通孔12aの段部12bが軸11の鍔部11aに載置さ
れる、又、可動円板61に螺着された前記調整棒19は
第2の可動円板62の周縁部分に穿設された孔62−b
に相対的に挿入する。そして、第1図に示すように、結
合部材13を介して軸11と中空軸12とを一体的に固
着する。
に充填される量の粘性流体7が上部開口4aから注入さ
れる。そして、中空軸12と一体な可動円板62が第2
の固定板52及び第1の可動円板6Iに対向するように
組付けられる。その際中空軸12は軸11と嵌合し、貫
通孔12aの段部12bが軸11の鍔部11aに載置さ
れる、又、可動円板61に螺着された前記調整棒19は
第2の可動円板62の周縁部分に穿設された孔62−b
に相対的に挿入する。そして、第1図に示すように、結
合部材13を介して軸11と中空軸12とを一体的に固
着する。
次に、スペーサ10が取付ねじ棒8に挿通され、第2の
固定板5z上に載置される。そして第2の可動円板61
と第2の固定板53との隙間に充填される量の粘性流体
7が注入される。その際スペーサ10の上端が粘性流体
7の注入量の目やすになる。続いて、第3の固定板53
が上部開口4aより可動円板62及び第2の固定板52
に対向するようにケーシング4内に挿入され、周縁部分
に穿設された孔93に取付ねじ棒8が挿通されるととも
にスペーサ10上に載置される。
固定板5z上に載置される。そして第2の可動円板61
と第2の固定板53との隙間に充填される量の粘性流体
7が注入される。その際スペーサ10の上端が粘性流体
7の注入量の目やすになる。続いて、第3の固定板53
が上部開口4aより可動円板62及び第2の固定板52
に対向するようにケーシング4内に挿入され、周縁部分
に穿設された孔93に取付ねじ棒8が挿通されるととも
にスペーサ10上に載置される。
その後、各取付ねじ棒8にナツト27を締付けて各固定
板51〜53を固定する。又、可動円板61と62とが
一体的に組付けられているので、可動円板6+ 、6z
と各固定板51〜53との隙間は前述した調整棒19の
ねじ込量を変えることにより調整できる。
板51〜53を固定する。又、可動円板61と62とが
一体的に組付けられているので、可動円板6+ 、6z
と各固定板51〜53との隙間は前述した調整棒19の
ねじ込量を変えることにより調整できる。
このように固定板と可動円板との隙間に充填される口の
粘性流体が注入されてから各固定板51〜53.可動円
板6+ 、6zが一枚ずつ組付けられるため、高粘度の
粘性流体7が各St間に充填される際空気が粘性流体7
に混入しない。従って、組付後の粘性ダンパ1では安定
た粘性抵抗が得られる。
粘性流体が注入されてから各固定板51〜53.可動円
板6+ 、6zが一枚ずつ組付けられるため、高粘度の
粘性流体7が各St間に充填される際空気が粘性流体7
に混入しない。従って、組付後の粘性ダンパ1では安定
た粘性抵抗が得られる。
又、上記調整棒19は可動円板6+ 、62が水平方向
に移動するwA固定板52の内周に当接してストッパと
しても機能する。
に移動するwA固定板52の内周に当接してストッパと
しても機能する。
尚、上記実施例では環状の同定板と円形の可動板とを交
互に組み合わせたが、固定板、可動板の形状はこれに限
らないのは勿論である。
互に組み合わせたが、固定板、可動板の形状はこれに限
らないのは勿論である。
発明の効果
上述の如く、本発明になる粘性ダンパは固定板と可動板
との隙間に充填される量の粘性流体を注入して固定板又
は可動板を1枚ずつ重ね合わせるよう構成したため、複
数の固定板と可動板との隙間に充填される粘性流体に空
気が混入することがなく、従って可動板に作用する粘性
抵抗が空気混入により変動することが防止され、安定し
た粘性抵抗が得られるなどの特長を有する。
との隙間に充填される量の粘性流体を注入して固定板又
は可動板を1枚ずつ重ね合わせるよう構成したため、複
数の固定板と可動板との隙間に充填される粘性流体に空
気が混入することがなく、従って可動板に作用する粘性
抵抗が空気混入により変動することが防止され、安定し
た粘性抵抗が得られるなどの特長を有する。
第1図は本発明になる粘性ダンパの一実施例の縦断面図
、第2図は粘性ダンパの平面図、第3図は調整棒の側面
図、第4図は調整棒がねじ込まれた状態を説明するため
の拡大縦断面図、第5図はヒータ及び支持板を示す側面
図、第6図は粘性ダンパの組付手順を説明するための縦
断面図である。 1・・・粘性ダンパ、2・・・ベース、3・・・外筒、
4・・・ケーシング、51〜53・・・固定板、6+
、62・・・可動円板、7・・・粘性流体、8・・・取
付ねじ棒、1゜・・・スペーサ、11・・・軸、12・
・・中空軸、13・・・結合部材、16・・・ブラケッ
ト、19・・・調整棒、2゜・・・ヒータ、21・・・
保護カバー、23.24−・・熱電対。 第3図 第4図 第5図
、第2図は粘性ダンパの平面図、第3図は調整棒の側面
図、第4図は調整棒がねじ込まれた状態を説明するため
の拡大縦断面図、第5図はヒータ及び支持板を示す側面
図、第6図は粘性ダンパの組付手順を説明するための縦
断面図である。 1・・・粘性ダンパ、2・・・ベース、3・・・外筒、
4・・・ケーシング、51〜53・・・固定板、6+
、62・・・可動円板、7・・・粘性流体、8・・・取
付ねじ棒、1゜・・・スペーサ、11・・・軸、12・
・・中空軸、13・・・結合部材、16・・・ブラケッ
ト、19・・・調整棒、2゜・・・ヒータ、21・・・
保護カバー、23.24−・・熱電対。 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高粘度の粘性流体が充填されるケーシングと、該ケーシ
ング内に固定された複数の固定板と、該複数の固定板間
に介在し該ケーシング内で移動自在に配設された複数の
可動板と、よりなる粘性ダンパにおいて、 前記複数の固定板および複数の可動板の夫々を1枚ずつ
分離可能に設け、 前記固定板と可動板との隙間に充填される量の粘性流体
を前記ケーシングの上部開口より注入し、次いで前記固
定板又は可動板を1枚ずつ前記上部開口よりケーシング
内部に組付けうるよう構成したことを特長とする粘性ダ
ンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153590A JP2799024B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | 粘性ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153590A JP2799024B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | 粘性ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03219130A true JPH03219130A (ja) | 1991-09-26 |
JP2799024B2 JP2799024B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=11780660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153590A Expired - Fee Related JP2799024B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | 粘性ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799024B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4206097A1 (de) * | 1992-02-27 | 1993-09-02 | Gerb Gmbh & Co Kg | Horizontal und vertikal wirkender viskoser schwingungsdaempfer |
JPH10319972A (ja) * | 1997-05-15 | 1998-12-04 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置 |
-
1990
- 1990-01-20 JP JP1153590A patent/JP2799024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4206097A1 (de) * | 1992-02-27 | 1993-09-02 | Gerb Gmbh & Co Kg | Horizontal und vertikal wirkender viskoser schwingungsdaempfer |
US5373920A (en) * | 1992-02-27 | 1994-12-20 | Cerb Schwingungsisolierungen Gmbh & Co. | Horizontally and vertically acting viscous medium vibration damper |
JPH10319972A (ja) * | 1997-05-15 | 1998-12-04 | Nissan Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2799024B2 (ja) | 1998-09-17 |
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