JPH03219122A - マグネットクラッチ - Google Patents

マグネットクラッチ

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Publication number
JPH03219122A
JPH03219122A JP2013985A JP1398590A JPH03219122A JP H03219122 A JPH03219122 A JP H03219122A JP 2013985 A JP2013985 A JP 2013985A JP 1398590 A JP1398590 A JP 1398590A JP H03219122 A JPH03219122 A JP H03219122A
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JP
Japan
Prior art keywords
armature
hub
magnetic
excitation coil
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2013985A
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English (en)
Inventor
Junichi Oguchi
純一 大口
Masashi Tobayama
昌史 鳥羽山
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03219122A publication Critical patent/JPH03219122A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転動力の伝達および遮断を行うマグネット
クラッチに関する。
U従来の技術] 例えば、車両用空気調和装置に使用される冷凍サイクル
の冷媒圧縮機には、必要に応じて冷媒圧縮機の駆動およ
び停止を行うためのマグネットクラッチが装着されてい
る。
このマグネットクラッチては、一般に、励磁コイルへの
通電が停止された際にアーマチュアを復帰させるために
板バネが使用されるが、この板バネの代わりに、アーマ
チュアを固定するアウタハブを設けるとともに、このア
ウタハブと、駆動軸に固定されたインナハブとの間にゴ
ムハブを介在させることにより、トルク変動の抑制や、
作動音の低下を図る従来技術がある。
また、板バネを使用したマグネットクラッチでは、アー
マチュアを半径方向に分割して、アーマチュアの全周に
亘って磁気遮断孔を形成することで、磁気性能を向上さ
せることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、ゴムハブを使用した従来のマグネットクラッ
チにおいて、半径方向に分割したアーマチュアを採用す
る場合には、アーマチュアを固定するための部品点数が
増加することからコストアップとなる。このため、ゴム
ハブを使用したマグネットクラッチでは、ブ刃ツジ部を
残して複数の磁気遮断用の長孔を形成したアーマチュア
が採用されている。その結果、ブリッジ部からの磁気漏
洩が大きく、磁気性能の観点からは、ブリッジ部を残す
ことが磁気性能低下の原因となる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目
的は、トルク変動の抑制、および作動音の低下を図るた
めにゴムハブを使用したマグネットクラッチにおいて、
コストアップを招くことなく、磁気性能を向上させるこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段
を採用する。
通電されると磁力を発生する励磁コイルと、軸受を介し
て回転自在に支持され、前記励磁コイルの磁路の一部を
形成するクラッチロータと、軸方向に前記クラッチロー
タと対向して配置されるとともに、全周に亘って磁気遮
断孔を形成することで半径方向に内周側と外周側とに分
割され、前記励磁コイルへの通電によって前記クラッチ
ロータ側へ吸引されるアーマチュアと、駆動軸と連結さ
れて、該駆動軸と一体に回転するインナハブと、前記ア
ーマチュアの外周側部分を固定する外側固定部、および
適宜な箇所で内側に折り曲げられて、前記アーマチュア
の内周側部分を固定する内側固定部が設けられたアウタ
ハブと、前記インナハブと前記アウタハブとの間に介在
されて、前記インナハブと前記アウタハブとを連結する
とともに、前記励磁コイルへの通電が停止された際に、
前記アーマチュアを復帰させるゴムハブとを具偏する。
[作用および発明の効果] 上記構成よりなる本発明は、アウタハブに、アーマチュ
アの外周側部分を固定する外側固定部と、内周側部分を
固定する内側固定部とが設けられ、その内側固定部は、
適宜な箇所で内側に折り曲げられることで形成されてい
る。従って、半径方向に内周側と外周側とに分割してブ
リッジ部をなくしたアーマチュアを、部品点数を増加す
ることなく、アウタハブのみで固定することができるた
め、ゴムハブを使用した従来のマグネットクラッチより
、コストアップを招くことなく磁気性能を向上させるこ
とができる。
また、アーマチュアをアウタハブのみで固定する構造で
あるため、半径方向に分割しなアーマチュアを、アウタ
ハブとともに別部材と使用して固定する場合と比較して
、インナハブの振動が抑えられる。その結果、別部材を
使用する場合より作動音を低減することができる。
[実施例] 次に、本発明のマグネットクラッチを図面に示す一実施
例に基づき説明する。
第1図はマグネットクラッチの半断面図である。
マグネットクラッチ1は、冷凍サイクルの冷媒圧縮機(
図示しない)に装着され、必要に応じて、エンジンの回
転出力を冷媒圧縮機の駆動軸(図示しない)に伝達また
は遮断するものである。
本実施例のマグネットクラッチ1は、大別して、励磁コ
イル2と、この励磁コイル2を支持するステータハウジ
ング3と、エンジンの回転出力が伝達されて回転するク
ラッチロータ4と、励磁コイル2が通電された際に、ク
ラッチロータ4の前方側端面く第1図左側面)に吸引さ
れるアーマチュア5と、該アーマチュア5を保持するハ
ブアッシー6とから構成される。
励磁コイル2は、樹脂製ボビン7の周囲に、絶縁抜膜を
施した導電線を巻回した周知なもので、通電されると磁
力を発生する。
クラッチロータ4は、励磁コイル2を前方(第1図左側
)より覆う断面コの字形の円環状を呈するとともに、外
周部に、多段式■ベルト(図示しない)が掛は渡される
プーリ8が固着されている。
また、クラッチロータ4は、該クラッチロータ4の内周
に配設されたボールベアリング(本発明の軸受)9を介
して回転自在に支持され、多段式■ベルトを介して伝達
されたエンジンの回転動力によって回転する。
このクラッチロータ4は、鉄などの磁性体材料より成り
、前方側端面が平滑な摩擦面として設けられている。ま
た、前方側端面の内周寄りおよび外周部りには、はぼ全
周に亘って磁気遮断用の長孔4a、4bが形成されてい
る。
アーマチュア5は、鉄などの磁性体材料より成り、クラ
ッチロータ4の前方側端面である摩擦面と対面して配置
され、その摩擦面と対面する後端面(第1図右側面)が
平滑な摩擦面とされている。
このアーマチュア5には、アーマチュア5に作用する磁
気を遮断するための磁気遮断孔10が、第2図(アーマ
チュア5の平面図)に示すように、アーマチュア5の全
周に亘って形成されている。
従って、アーマチュア5は、環状を呈する磁気遮断孔1
0によって、その磁気遮断孔10より内周側部分の内極
5aと外周側部分の外極5bとに分割されている。
この、磁気遮断孔10は、半径方向において、クラッチ
ロータ4の内周寄りに形成した磁気遮断用の長孔4aと
外周部りに形成した磁気遮断用の長孔4bとのほぼ中間
位置に形成されている。
ハブアッシー6は、冷媒圧縮機の駆動軸に固定されるイ
ンナハブ11と、該インナハブ11と、円環状を呈する
ゴムハブ12によって連結されたアウタハブ13とから
成る。このアウタハブ13には、第3図(ハブアッシー
6の平面図)に示すように、アーマチュア5の外極5b
をリベット14によって固定するための3か所の凸部(
外側固定部)13aが形成され、該凸部13aには、リ
ベット14を挿通させる貫通孔13bが形成されている
また、各凸部13aとの対称位置には、3か所の突設部
(内側固定部)13Cが形成され、該突設部13cが、
第3図に示すように、ゴムハブ12の側面(第1図右側
面)に沿って内側へ折り曲げられている。そして、この
折り曲げられた3か所の突設部13cには、第1図に示
すように、アーマチュア5の内極5aが、接着剤等を使
用して接合されている。
ゴムハブ12は、アウタハブ13に固定されたアーマチ
ュア5の摩擦面とクラッチロータ4の摩擦面との間を、
励磁コイル2の通電停止時において約0.5mmの間隙
に保つように設定されている。このゴムハブ12は、励
磁コイル2が通電された際に、アーマチュア5がクラッ
チロータ4に吸引されるため、アーマチュア5と一体に
移動するアウタハブ13と、冷媒圧縮機の駆動軸に固定
されたインナハブ11との間で、軸方向に弾性変形を生
じる。また、励磁コイル2への通電が停止された際には
、ゴムハブ12の弾性力によって、アーマチュア5を当
初の位置に復帰させる。
なお、アウタハブ13とアーマチュア5との組み付けは
、まず、アウタハブ13の突設部13cとアーマチュア
5の内極5aとを接合した後、アウタハブ13の凸部1
3aに、アーマチュア5の外極5bがリベット14によ
り固定される。
次に、上記実施例の作動を簡単に説明する。
励磁コイル2への通電によって発生した磁力により、ア
ーマチュア5が、ゴムハブ12の弾性力に抗して、クラ
ッチロータ4側へ吸引される。この結果、クラッチロー
タ4の摩擦面とアーマチュア5の摩擦面とが密着して摩
擦係合することにより、プーリ8を介して伝達されたエ
ンジンの回転動力が、ハブアッシー6を介して冷媒圧縮
機の駆動軸に伝達される。
また、励磁コイル2への通電が停止されると、励磁コイ
ル2の発生していた磁力が消失するため、クラッチロー
タ4側へ吸引されていたアーマチュア5が、ゴムハブ1
2の弾性力によってクラッチロータ4より離れ、当初の
位置まで変位する。この結果、クラッチロータ4へ伝達
されたエンジンの回転動力は、冷媒圧縮機の駆動軸へ伝
達されなくなる。
上述したように、本実施例では、アウタハブ13に、ア
ーマチュア5の外極5bを固定する凸部13aと内極5
aを固定する突設部13cとを設けたことにより1部品
点数を増加することなく、アウタハブ13のみで、磁気
遮断孔10を全周に亘って形成したアーマチュア5を使
用することできる。従って、従来のブリッジ部を無くす
ことができるため、ブリッジ部からの磁気漏洩が無くな
り、その分、磁気性能を向上させることができる。
また、アーマチュア5をアウタハブ13のみで固定する
構造であるため、半径方向に分割したアーマチュア5を
、アウタハブ13とともに別部材を使用して固定する場
合と比較して、インナハブ11の振動が抑えられ、その
結果、別部材を使用する場合より、作動音を低減するこ
とができる。
さらには、磁気遮断孔10によって、アーマチュア5が
内周側部分と外周側部分とに分割されるため、アーマチ
ュア5の内極5aと外極5bとを別体で製作することが
できる6つまり、アーマチュア5の内極5aと外極5b
とをそれぞれリング状に打ち抜くだけで良いため、磁気
遮断孔10の形成に制約を受けることかなく、アーマチ
ュア5の加工性を向上させることができる。その結果、
設計上や製造上の観点からも、従来よりアーマチュア5
の製作が容易になる。
また、アーマチュア5の板厚によって磁気遮断孔10の
孔幅に制約を受けることがないため、孔幅を小さく設定
することで、径方向の小型化を可能にすることができる
本実施例では、アーマチュア5の固定に際して、内極5
aと外&5bとをそれぞれ3が所ずつ、計6が所でアウ
タハブ13に固定しているため、従来(従来では3か所
で固定)よりしっかりと固定される。
その結果、アーマチュア5の吸引時における振動低減が
図れ、従って、吸引音を低減することが可能である。
上記実施例では、アウタハブ13の突設部13cとアー
マチュア5の内i5aとを接着によって接合させたが、
第4図ないし第6図に示すように、他の方法によって接
合させても良い。
第4図は、接着と溶接とを兼ねて接合した状態を示すも
のである。また、第5図は、アーマチュア5の内極5a
をかしめ固定した状態を示すものである。さらに、第6
図は、アーマチュア5の内極5aとアウタハブ13の突
設部13cとをボルト15によって固定した状態を示す
ものである。
なお、本部位にはトルクが加わるため、最適な接合方法
としては、溶接またはボルト15による方法が良いが、
トルクの大きさ等に応じて、最適な固定方法を選択すれ
ば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はマグネットクラッチの半断面図、第2図はアー
マチュアの平面図、第3図はハブアッシーの平面図、第
4図ないし第6図はアーマチュアの内極とアウタハブの
突設部との固定方法の変形例を示す部分断面図である。 図中 1・・・マグネットクラッチ 2・・・励磁コイル4・
・・クラッチロータ   5・・・アーマチュア9・・
・ボールベアリング(軸受) 10・・・磁気遮断孔     11・・・インナハブ
12・・・ゴムハブ      13・・・アウタハブ
13a・・・凸部(外側固定部) 13c・・・突設部(内側固定部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)通電されると磁力を発生する励磁コイルと、 (b)軸受を介して回転自在に支持され、前記励磁コイ
    ルの磁路の一部を形成するクラッチロータと、 (c)軸方向に前記クラッチロータと対向して配置され
    るとともに、全周に亘って磁気遮断孔を形成することで
    半径方向に内周側と外周側とに分割され、前記励磁コイ
    ルへの通電によって前記クラッチロータ側へ吸引される
    アーマチュアと、 (d)駆動軸と連結されて、該駆動軸と一体に回転する
    インナハブと、 (e)前記アーマチュアの外周側部分を固定する外側固
    定部、および適宜な箇所で内側に折り曲げられて、前記
    アーマチュアの内周側部分を固定する内側固定部が設け
    られたアウタハブと、 (f)前記インナハブと前記アウタハブとの間に介在さ
    れて、前記インナハブと前記アウタハブとを連結すると
    ともに、前記励磁コイルへの通電が停止された際に、前
    記アーマチュアを復帰させるゴムハブと を具備したマグネットクラッチ。
JP2013985A 1990-01-24 1990-01-24 マグネットクラッチ Pending JPH03219122A (ja)

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JP2013985A JPH03219122A (ja) 1990-01-24 1990-01-24 マグネットクラッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630535U (ja) * 1992-08-12 1994-04-22 日本電装株式会社 電磁クラッチの被着音防止機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0630535U (ja) * 1992-08-12 1994-04-22 日本電装株式会社 電磁クラッチの被着音防止機構

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