JPH03219112A - 車両用プロペラシャフト - Google Patents

車両用プロペラシャフト

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Publication number
JPH03219112A
JPH03219112A JP1544290A JP1544290A JPH03219112A JP H03219112 A JPH03219112 A JP H03219112A JP 1544290 A JP1544290 A JP 1544290A JP 1544290 A JP1544290 A JP 1544290A JP H03219112 A JPH03219112 A JP H03219112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
propeller shaft
flange
shock absorbing
stress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1544290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Yasui
安井 義信
Yutaka Hamada
裕 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP1544290A priority Critical patent/JPH03219112A/ja
Publication of JPH03219112A publication Critical patent/JPH03219112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両用のプロペラシャフトに関し、さらに詳し
くは繊維強化プラスチック製のチューブとその両端の金
属製のフランジコークとの結合部の構造に関する。
従来の技術 フロペラシャフト自体の軽量化を図るためにプロペラシ
ャフトの中心となるチューブを繊維強化プラスチック(
G F RPあるいはCFRP等)で形成したものか例
えば実開昭58−90830号公報等において知られて
いる。
この種のプロペラシャフトの構造においては、製法上あ
るいは強度上の制約からチューブ両端のフランジヨーク
まではFRP化することが困難であることから、例えば
接着剤やボルト・ナツトのほか実開昭58−90830
号公報のようにアンカーキャップ等を用いてFRP製の
チューブの両端に金属製のフランジコークを結合するこ
とが行われる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、チューブとフランジヨークとては異材質
ゆえにその熱膨張率が異なるために温度によってはチュ
ーブとフランジヨークとの結合部に応力がかかり、結合
強度の信頼性の上でなおも問題を残している。特に実開
昭58−90830号公報に示されているようにFRP
製のチューブに穴をあけてこの穴にアンカーキャップや
ボルトを通す方式では、穴径とアンカーキャップもしく
はボルトとの径を一致させることが困難であることから
チューブとフランジヨークとの間に回転方向または軸方
向のガタが生じ、チューブとフランジヨークとの結合強
度の向上およびプロペラシャフトの回転に伴う騒音の抑
制に限界がある。
また上記の実開昭58〜90830号公報に代表される
ような構造においては、チューブとフランジヨークとか
直接結合されているためにプロペラシャフトに要求され
る振動伝達率が大きすぎ、いわゆる音振特性の悪化か危
惧される。特に、車両の始動時および加減速時等のトル
ク変動時に生じた動力伝達系のギヤ音(歯車装置のギヤ
噛み合いにより発生した振動)がプロペラシャフトの回
転に伴って増幅され、それによって騒音を発生するとい
う問題がある。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところはFRP製のチューブ自体の軽量
化の利点を活かしつつ、チューブとフラノンヨークとの
結合部における温度に対する応力を緩和し、併せてチュ
ーブの振動伝達率を低くして音振特性の改善を図ったプ
ロペラシャフトを提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、FRPにより形成されたチューブの両端に金
属製のフランジヨークを連結してなるプロペラシャフト
であって、チューブと各フランジヨークとの結合部に両
者の直接接触を阻止するゴム製の緩衝材を介在させたこ
とを特徴としている。
緩衝材を介在させる具体的方法としては、チューブとフ
ランジヨークとの間にこれらと同心状に緩衝材を配置し
てもよく、またチューブとフランジヨークとが複数のボ
ルト・ナンドあるいはアンカーキャップにより結合され
る場合には、ボルト・す、トあるいはアンカーキャップ
と同心状に緩衝材を配置する。
作用 この構造によると、FRP製のチューブと金属製のフラ
ンジヨークとの間に緩衝材が介在することで、温度変化
によるチューブとフランジヨークとの結合部の応力が緩
和され、同時に緩衝材の緩衝作用によってプロペラシャ
フトに要求される振動伝達率を低下させることができる
実施例 第1図は本発明の第1の実施例を示す構成説明図で、2
はプロペラシャフト1の中心となる繊維強化プラスチッ
ク(GFRPあるいはCFRP)製のチューブ、3.4
はチューブ2の両端に結合された金属製のフランジヨー
クで、一方のフラノンヨーク3は図示しないユニバーサ
ルジヨイントを介して自動車の変速機の出力軸に、また
他方のフラノンヨーク4は同じ(図示しないユニバーサ
ルジヨイントを介して自動車の後輪側のデファレンシャ
ル装置にそれぞれ連結される。
チューブ2と各フランジヨーク3,4の筒状部3a、4
aとの間にはこれらと同心状に複数のゴム製の緩衝材5
が介装されている。そして、各緩衝材5は例えばフラン
ジヨーク3,4の筒状部3a、4aに予め加硫接着して
おき、緩衝材5の表面に接着剤を塗布した上でフランジ
ヨーク3,4の筒状部3a、4aをチューブ2に圧入す
ることて緩衝材5はチューブ2に対しても接着固定され
、この緩衝材5によりチューブ2とフランジヨーク3.
4との直接接触が阻止される。
この実施例構造によると、チューブ2とフランジヨーク
3,4との結合部において両者の熱膨張率の違いによる
応力が加わったとしても、その応力は緩衝材5によって
吸収されることから、上記の結合部に無理な力が加わっ
たり、あるいはチューブ2と筒状部3a、4aとの間に
隙間やがたつきが発生して結合強度が低下することがな
い。
また、チューブ2とフランジヨーク3,4との間に介在
している緩衝材5の緩衝作用によって、プロペラシャフ
ト1として要求されるところの振動伝達率が抑制される
ことから、たとえ車両の始動時および加減速時等のトル
ク変動時に動力伝達系のギヤ音が生じたとしても、この
ギヤ音は増幅されることなく十分に抑制されたものとな
り、プロペラシャフト1の回転に伴う騒音が抑制される
第2図(A)は本発明の第2の実施例を示す図で、この
実施例ではFRP製のチューブ12の内周側にフランジ
ヨーク13の筒状部13aを挿入し、これらチューブ1
2と筒状部13aとの間に単一の筒状の緩衝材15を介
装したものである。
第2図(B)は本発明の第3の実施例を示す図で、この
実施例では第2の実施例とは逆にフランジヨーク13′
の筒状部13a′の内周側にFRP製のチューブ12′
を挿入し、これら筒状部I3a′とチューブ12′との
間に単一の筒状の緩衝材15′を介装したものである。
また、第3図に示すものは、本発明の第4の実施例とし
てフランジヨーク23の筒状部23aに環状の溝部26
を形成し、この溝部26に対し緩衝材25を介してFR
P製のチューブ22の端部を圧入したものである。
これら第2.第3.第4の実施例の場合にも緩衝材15
.15’、25の介在によりチューブ12.12’ ま
たは22とフランジヨーク13,13′または23との
直接接触が阻止されているので、第1実施例と同様の作
用効果が得られる。
第4図および第5図は本発明の第5の実施例を示す図で
、この実施例においてはFRP製のチューブ32とフラ
ンジヨーク33とを複数のホルト37およびナツト38
にて結合するにあたり、ホルト37が挿入されるチュー
ブ32側の穴39の周縁部にチューブ32とフランジヨ
ーク33との直接接触を阻止する環状の緩衝材40を介
装したものである。
また、第6図に示す実施例では、上記のボルト・ナツト
37.38に代えてチューブ42側の穴49に力、ブ状
のアンカーキャップ47を装着するとともに、このアン
カーキャップ47の底部を溶接にてフランジヨーク43
に固定するにあたり、穴49の周縁部にチューブ42と
フランジヨーク43との直接接触を阻止する環状の緩衝
材50を介装したものである。
これら第5.第6の実施例の場合にもまた第1の実施例
と同様の作用効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、チューブとフランジヨー
クとの結合部においてそれら両者の直接接触を阻止する
コム製の緩衝材か介在されているので、チューブとフラ
ンジヨークとの結合部に両者の熱膨張率の違いによる応
力が加わったとしても、その応力は緩衝材によって吸収
されることから、上記の結合部に無理な力が加わったり
、あるいはチューブとフランジヨークとの間に隙間やガ
タつきが発生して結合強度が低下することがなく信頼性
が向上する。
また、上記の緩衝材の介在によりプロペラシャフトとし
て要求される振動伝達率が抑制されることから、車両の
トルク変動時におけるキヤ音か増幅されることな(十分
に抑制されたものとなり、結果的にプロペラシャフトの
回転に伴う騒音か大幅に抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図(
A)は本発明の第2の実施例を示す要部断面図、第2図
(B)は本発明の第3の実施例を示す要部断面図、第3
図は本発明の第4の実施例を示す要部断面図、第4図は
本発明の第5の実施例を示す要部断面図、第5図は第4
図のA部拡大図、第6図は本発明の第6の実施例を示す
要部拡大断面図である。 1・・プロペラシャフト、2,12.12’、22.3
2.42・・・チューブ、3,4,13.13’23.
33.43・・フランジヨーク、5,15゜15’ 、
25,40.50・・・緩衝材。 8 33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維強化プラスチックにより形成されたチューブ
    の両端に金属製のフランジヨークを連結してなるプロペ
    ラシャフトであつて、 チューブと各フランジヨークとの結合部に両者の直接接
    触を阻止するゴム製の緩衝材を介在させたことを特徴と
    する車両用プロペラシャフト。
JP1544290A 1990-01-25 1990-01-25 車両用プロペラシャフト Pending JPH03219112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544290A JPH03219112A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 車両用プロペラシャフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544290A JPH03219112A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 車両用プロペラシャフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03219112A true JPH03219112A (ja) 1991-09-26

Family

ID=11888925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1544290A Pending JPH03219112A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 車両用プロペラシャフト

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JP (1) JPH03219112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056644A (ja) * 2001-08-22 2003-02-26 Washi Kosan Co Ltd 2輪車用ホイールの緩衝装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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