JPH03218790A

JPH03218790A - 電気かみそり

Info

Publication number: JPH03218790A
Application number: JP1322990A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Kato; 裕一加藤; Atsushi Isaka; 篤井坂; Kaoru Furukawa; 薫古川; Toyokatsu Okamoto; 豊勝岡本; Toshimi Miyata; 宮田　敏視
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1990-01-22
Filing date: 1990-01-22
Publication date: 1991-09-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は電気かみそりに関するものである．

【従来の技術】

電気かみそりでは髭を剃った時の髭くずが内部に収納さ
れることから、髭くずの掃除を定期的に行わなくては外
刃の刃孔から髭くずがこぼれ落ちたり、外刃フレームの
隙問からこぼれ出るだけでなく、内刃にこびりついて切
れ味が悪くことになる．

【発明が解決しようとする課題】

しかし、従来の電気かみそりでは、通常内部に溜まった
髭くずがどの《らいの量になったかがわからない上に、
２〜３回の使用で掃除を行うことが好ましいのがわかっ
ていても、何回使用したのか忘れてしまうことが多々あ
るために、掃除時期を逸して髭くずがこぼれ出たり切れ
味が悪くなってしまうことがある．本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは使用者に掃除時期を認識させること
ができるために、髭くずがこぼれ出たり切れ味が悪くな
ったりすることが少なくなる電気かみそりを提供するに
ある．

【課題を解決するための手段】

しかして本発明は、髭の濃さの設定手段と、掃除時期を
表示する表示手段とを備えるとともに、設定手段におけ
る髭の濃さの設定に応じた時期に上記表示手段の掃除時
期の表示を動作させる制御手段を備えていることに特徴
を有している．［作用］本発明によれば、所定の時期になれば掃除の催促表示が
なされるために、掃除時期を逸することがなく、またこ
の掃除の催促表示は髭の濃さに応じてなされるために、
常に適切な時期に催促表示がなされるものである．［実施例］以下本発リを図示の実施例に基づいて詳述すると、この
電気かみそりの本体１は、第２図及び第３図に示すよう
に、上部に主刃４を、前面に上下動自在とされたスイッ
チハンドル３を備えるとともに、スイッチハンドル３の
下方側の前面に液晶表示パネルからなる表示装置６が配
されており、更に表示装置６の下方側に設定用スイッチ
２とリセットスイッチ７とが配されている，またスイッ
チハンドル３の上部にはトリマー刃５が起倒自在に設け
られている．このトリマー刃５は、スイッチハンドル３
の上下スライド操作に伴って起倒す！．ＩＩ中３０はロ
ックハンドル、４３は主刃４における外刃４１を保持し
ている外刃フレーム４０の着脱用釦である．上記表示装置６は、第３図及び第４図に示すように、内
蔵する蓄電池Ｖの残量表示部６０と、髭の濃さの表示部
６１と、掃除催促表示部６２とからなるもので、髭の濃
さの表示部６１は、薄い髭と普通の髭と濃い髭の三つの
表示６１ａ，６ｌｂ，６１ｃと、どの濃さに設定されて
いるかを示す指標６１ｄとからなるものとして形成され
ており、また第５図に示すように、本体１の前面に設け
られた透明パネル６５の背後に設置されている．尚、第
４図は晋通の濃さに設定された状態を示している．また、設定用スイッチ２及びリセットスイッチ７は、第
５図及び第６図に示すように、本体１内に配設されてい
４プリント基板１０上の導電ノ｛ターン１１．１１と、
導電ゴム２１，復帰ばねを兼ねるとともに導電ゴム２１
が一面に装着された絶縁ゴム２２、そしてビン２３とか
ら構成されており、本体１によってスライド自在に保持
されるとともに一端面を本体１表面に露出させているピ
ン２３を絶縁ゴム２２の弾性に抗して押し込めば、導電
ゴム２１が導電パターンｌ１を短絡させるものとなって
いる．尚、これらスイッチ２．７は、ピン２３の頭が本
体１表面よりも落ち込んだところに位置しており、不用
意にオンオフされることがないようにされている．またこの電気かみそりでは、本体１における外刃フレー
ム４０の装着部にもリセットスイッチ８が配されている
．このリセットスイッチ８は、第７図〜第９図に示すよ
うに、導電パターン８１を備えた基板８８と、導電ゴム
８１及び絶縁ゴム８２と、レバー８３とからなり、レバ
ー８３における押釦部８４が外刃フレーム４０の装着面
に突出するように配設されて、外刃フレーム４０が装着
されている時には、第９図に示すように、押釦部８４が
外刃フレーム４０で押されたレバー８３が，絶縁ゴム８
２に抗して導電ゴム８１を基板８８に押し付けて、導電
パターン８０を短絡させるものとなっている．第７図中
４２は内刃である．そして、本体１内の前記プリント基
板１ｏ上には、第１図に示す制御処理回路９が実装され
ている．この制御処理回路９は、表示駆動回路９ｏと、
設定用スイッチ２のオンオフを検出して濃さ設定信号を
形成する濃さ設定信号処理部９１と、濃さ設定信号処理
部９１から与えられる信号に応じて所定値をセットする
時間設定部９２と、スイッチハンドル３によるメインス
イッチＳＷのオンオフによって時間カウントの開始及び
停止を行うカウンター９４と、カウンター９４の計測時
問を積算する積算部９５と、積算部９５の値と時間設定
部９２にセットされた値とを比較して、積算部９５の値
が時間設定部９２にセットされた値以上となれば表示駆
動回路９０に出力を出す比較部９６と、前記リセットス
イッチ７，８の立ち下がりによって積算部９５と宍示駆
動回路９０とにリセット信号を出力するリセット部９８
とから構成されている．今、設定用スイッチ２を操作して、表示装置６における
髭の濃さ表示部６１における指標６１ｄが指している表
示を求める濃さのものとすれば、この濃さに応じた値、
たとえば薄いに設定された時には１５分、普通に設定さ
れた時には８分、濃いに設定された時には６分が時間設
定部９２にセ・ントされる．この状態でスイッチハンドル３の操作でスイッチＳＷを
オンさせて髭剃りを開始すれば、カウンター９４による
時間カウントが開始され、このカウント値が積算部９５
に積算される．この積算はカウントと並行して行っても
、スイッチＳＷがオフとされた時点で行うようにしても
よい．そして、積算部９５に積算された値が時間設定部
９２にセットされた値を越えたならば、比較部９６の出
力の立ち上がりを受けて表示駆動回路９０は掃除催促表
示部６２に催促表示を行う．この催促表示は、図に示し
た図形を点滅させたり、それまで消えていた図形を表示
させたり、逆にそれまで表示されていた図形を消すこと
によって行うことができる．掃除催促表示に応じて髭く
ずの掃除を行えばリセット操作によって、積算部９５を
クリアするとともに表示駆動回路９０を通じて掃除催促
表示を通常状態に戻す．この実施例においては、掃除の
ために外刃フレーム４０を外せば、リセットスイッチ８
がオフとなってリセット部９８がリセット信号を出力す
るために、手間を要することがない．尚、髭剃りは通常
３分以内で終了することから、スイッチＳＷがオンとさ
れている時間が所定時間、たとえば５分を越える時には
この越えた時間分はカウントしないようにしておくこと
が精度の点で好ましい．また、所定の時間間隔（たとえ
ば５分以上で１時間以内）にスイッチＳＷが再度オンさ
れた時にも、時間カウントを行わないようにしてもよい
．何故なら、一度目の使用で髭は殆ど剃れており、１時
間で伸びる髭の量は僅かであるため、無視した方が精度
が高くなるからである．また、時問の積算中に髭の濃さ
の設定が変更された時には，時間設定部９２にセットす
る値を変更し、この時点で積算部９５の値が時問設定部
９２に新たにセットされた値を越えた時には、直ちに掃
除催促表示を行うようにしておくと、髭くずがこぼれる
ような事態を招くことがない．尚、時間設定部９２にセットされる値は、その電気かみ
そりの髭くず収納容量と、１回の髭剃りで溜まる髭くず
の量、たとえば髭の濃い人で６０’ａｇｒ普通の人で４
５ｍｇ、薄い人で２０−ｇという量とから算定して設定
する．また、掃除催促表示は、残り時間を表示する形態
であってもよい．更に、ここでは使用時間によって掃除
催促を行うものを示したが、スイッチＳＷのオンオフ回
数で掃除催促を行うようにしてもよい．この場合、髭の
濃さが濃いに設定されている時には、たとえば２回の使
用で掃除催促を、普通の濃さ及び薄いに設定されている
時には夫々３回と６回の使用で掃除催促を行うようにす
る．また一度スイッチＳＷがオフとされてから所定の時
間内（たとえば１時間内》に再度スイッチＳＷがオンさ
れる時には、継続使用中、あるいは髭が伸びていないと
して、回数のカウントをしない方が好ましい．

【発明の効果】

以上のように本発明においては、所定の時期になれば、
掃除の催促表示がなされるために、掃除時期を逸するこ
とがなく、従って髭くずがこぼれ出たり内刃の切れ味が
悪くなってしまう前に使用者は掃除を行うことになるも
のであり、そして掃除の催促表示は髭の濃さに応じてな
されるために、常に適切な時期に催促表示がなされるも
のであって、掃除の回数が無駄に増えることもないもの
である

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例のブロック回路図、第２図は同
上の斜視図、第３図は同上の正面図、第４図は同上の表
示装置の部分拡大正面図、第５図は同上の断面図、第６
図は同上の設定用スイッチ及びリセットスイッチの分解
斜視図、第７図は同上の分解斜視図、第８図及び第９図
は他のリセットスイッチの分解斜視図と断面図であって
，１は本体、２は設定用スイッチ、６は表示装置、９は制御処理回路を示す．

Claims

【特許請求の範囲】

（１）髭の濃さの設定手段と、掃除時期を表示する表示
手段とを備えるとともに、設定手段における髭の濃さの
設定に応じた時期に上記表示手段の掃除時期の表示を動
作させる制御手段を備えていることを特徴とする電気か
みそり。
（２）制御手段は設定手段で設置された髭の濃さに応じ
た基準時間と、主刃を駆動する使用時間との比較で表示
手段を動作させるものであることを特徴とする請求項１
記載の電気かみそり。
（３）制御手段は外刃フレームの着脱でリセットを行う
ものであることを特徴とする請求項１記載の電気かみそ
り。