JPH03217530A - 一体格納式簡易ユニット住宅 - Google Patents

一体格納式簡易ユニット住宅

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JPH03217530A
JPH03217530A JP1467690A JP1467690A JPH03217530A JP H03217530 A JPH03217530 A JP H03217530A JP 1467690 A JP1467690 A JP 1467690A JP 1467690 A JP1467690 A JP 1467690A JP H03217530 A JPH03217530 A JP H03217530A
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JP
Japan
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core unit
panel
unit
panels
roof panel
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Pending
Application number
JP1467690A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Azuma
四阿 克彦
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一体格納式簡易ユニット住宅に係り、別荘等の
簡易住宅建物として利用できる。
〔背景技術〕
近年、生活の多様化に伴ってリゾート地で余暇を過ごす
ことが一般化しており、その拠点となる別荘の需要も増
している。
別荘建物としては、例えばログハウス等のような専用建
築もあるが、通常は一般的な住宅建築による比較的簡素
なものが利用され、工期が短く経費が安いことから組み
立て式のプレハブ式建築も利用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、別荘建築においては、滞在が短期であっても居
住に必要な水道や電気等の設備が必須であるうえ、地域
的な気候条件により冷暖房等の空調も不可欠であること
が多く、建物に対して居住設備を施工するために時間お
よび経費を要するという問題がある。
また、プレハブ式建築であっても複数のユニット等を搬
入して組み立てる作業が必要かあるうえ、前述の設備施
工の関係からも仕上げの完了までには数日が必要であり
、工期の大幅短縮は難しいという問題がある。
本発明の目的は、建設が簡単かつ工期を大幅に短縮でき
る一体格納式簡易ユニット住宅を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、側面に開口面を有しかつ内部に居住に必要な
設備か設置された箱状のコアユニットと、コアユニット
の開口面ないし上面を覆う断面略し字状に形成されかつ
上面の中央寄りの端縁を回動支持され、搬送時にはコア
ユニットに沿って保持されるが展開時には上方へ回動さ
れて開口面の前面上方に保持される屋根パネルと、搬送
時にはコアユニットに格納され、展開時には屋根パネル
の下方を囲って閉鎖された居住空間を形成する床面パネ
ルおよび壁面パネルと、を設けて一体格納式簡易ユニッ
ト住宅を構成したものである。
ここで、コアユニットとしては、通常のカプセル型プレ
ハブ式住宅建築に利用される箱状の居室ユニットと同様
なもの等が利用できる。
また、設置する居住設備としては、配線や照明等の電気
設備、水道配管や給湯設備、キッチンユニットやトイレ
ユニットを含む水廻りの設備、ヘッドや収納棚等の大型
調度品などが相当する。
さらに、壁面パネルには窓サッシ等の開口部分を適宜設
置しておくことか望ましい。なお、ドア等の大型開口部
はコアユニットの壁面に設置することが望ましい。
また、壁面パネルとしては、開口面に隣接したコアユニ
ットの閉鎖された外壁面に沿って折り曲げ格納されるも
の、あるいは当該部分に設置された戸袋内に分割格納さ
れて雨戸式に引き出されて再接続されるもの等が利用で
きる。
さらに、床面パネルとしては、コアユニットの床面内に
水平に格納されてスライド式に引き出されるもの等か利
用できる。
〔作 用〕
このような本発明においては、コアユニットを建設現場
に搬入して据え付け、屋根パネルを回動させるとともに
、張り出した屋根パネルの下方に床面パネルおよび壁面
パネルを展開することにより居住空間が形成され、コア
ユニット内部の居住空間は開口面を通して前面側へと拡
張される。ここで、コアユニットには予め居住設備が設
置されており、各々は外部の地域水道や商用電源に接続
すれば直ぐに利用でき、別途施工は必要ない。これらに
より、建設作業の簡略化および工期の短縮が実現され、
前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基ついて説明する。
第1図および第2図において、本実施例の一体格納式簡
易ユニット住宅Jは、別荘としてリゾート地等に建てら
れる平屋型の建物であり、箱状のコアユニット10と組
み立て式の拡張部分20とから構成される。
このうち、コアユニット10は、既存のプレハブ住宅用
居室ユニットと同様に箱状に形成されたものであり、長
い方の二つの側面が開口面11. 12として開放され
ている。また、コアユニットIOの上面には中空の天井
部l3が形成されている。一方、拡張部分20は、開口
面11に面した居室部分21およひ開口面12に面した
寝室部分22を有し、各々は予めコアユニットIOに格
納された屋根パネル3l、床面パネル32、壁面パネル
33で囲まれて閉鎖される空間である。
屋根パネル3lは、二枚の屋根材を略し字状に連結し、
各々の側端に三角形の端板を取付けて構成されたもので
あり、上側の屋根材はコアユニット10の上面に沿って
、また他方の屋根材はコアユニッl・10の開口面11
. 12に沿って、そして端板はコアユニソト10の側
面に沿って配置可能である。この屋根パネル3lは上側
の端縁をコアユニット10の上面の中央部に回動支持さ
れており、搬送時にはコアユニット10に沿った状態で
保持されるが、展開時には下端側を上方に撥ね上げるよ
うに回動され、開口面11. 12の前面上方に水平に
保持される(第3図ないし第4図参、照)。
床面パネル32は、展開状態の屋根パネル3lに対応し
た広さを有する二枚の床材であり、格納時にはコアユニ
ット10の床部14内に水平に積層格納されるが、展開
時には各々開口面11. 12の下縁から側方へ引き出
され、開口面11. 12の前面下方に水平に保持され
る(第5図およひ第6図参照)。
壁面パネル33は、いわゆる雨戸状の複数の壁材であり
、搬送時にはコアユニット10の両端部に配置された戸
袋■6内に格納される。一方、床面パネル32およひ屋
根パネル3lには周縁に沿ってレール35が配置され、
展開時の各パネル33は戸袋16から順次側方に引き出
されてレール35に沿って送られ、展開された床面パネ
ル32および下部屋根パネル33の周囲を廻るように配
列される(第6図およひ第7図参照)。これらの屋根パ
ネル31、床面パネル32および壁面パネル33により
居室部分21およひ寝室部分22が形成される。
なお、各パネル31〜33は予め内外装が仕上げられて
おり、壁面パネル32の適宜位置には窓サッシやドア等
が設けられている(図示省略)。
一方、コアユニットlOの内部は、予めキッチン41、
通路42、浴室43およびペッド収納部44に仕切られ
ており、各部には内装が施されたうえ、居住に必要な各
種の居住設備51〜54等が予め一括して設置されてい
る。
キッチン41は開口面11に開放されるとともに、通路
42を通して開口面12に連通されている。また、内部
には洗浄台やカスレンジを有するキッチンユニット51
および収納棚52が配置されている。
浴室42はバスとトイレを兼ねて内装を防水処理されて
おり、トア45を介してキッチン4lから出入りできる
。また、浴室43にはバスや洗面台ないしトイレが一体
化されたバスユニット53が設置されている。
ベッド収納部44は通路42の端部の両側に配置され、
各々開口面12に開放されている。ベッド収納部44に
はコアユニット10の外側へ展開される折り畳み式のヘ
ット54が配置されている。
また、二本の天井部13の内部およびヘット収納部44
の裏側部分には設備スペース46か設けられている。こ
の設備スペース46を利用して、コアユニットIOの外
面の適宜位置から内部の各部に至る電気配線および水道
やガス等の配管が設置されているとともに、ダクト式の
集中空調装置が配置されており(ともに図示省略)、コ
アユニット10内および拡張部分50内の照明等あるい
は換気や冷暖房等を一括して行えるように構成されてい
る。
このような本実施例においては、次のような手順で建設
作業を行う。
ます、予め工場でコアユニット10を製造し、各パネル
31〜33を格納した状態で建設現場に搬入し(第3図
参照)、簡易基礎等に据えつけた後、コアユニツNOに
外部から電気、ガス、水道等を接続する。
次に、格納されていた各パネル31〜33を展開して拡
張部分20を形成する。
すなわち、屋根パネル31を上向きに撥ね上げて開口面
11. 12を開き、このパネル33を水平に保持する
(第4図)。次に、床部14内に格納されていた床面パ
ネル32を開口面11. 12の下縁から引き出し(第
5図)、戸袋16内の壁面パネル33を開口面11. 
12の側縁から引き出し、床面パネル32のレール35
に沿って移動させ(第6図)、パネル31およびパネル
32の端部を囲うように配列し、これにより開口面11
. 12に面した居室部分21および寝室部分22を形
成する(第7図)。
これらの組み立て作業ののち、各接続部分に簡易防水処
理等を行うことにより、コアユニットlOに連続した居
室部分21および寝室部分22を存する拡張部分20が
形成され、コアユニツl−10と拡張部分20とを合わ
せた広い居住空間を有する住宅lが完成される。
このような本実施例によれば、以下に示すような効果か
ある。
すなわち、コアユニットlOを建設現場に搬入して据え
付け、格納された各パネル31〜33を展開することで
住宅1を形成することができるため、建築のための現場
作業を極めて簡単かつ短時間に行うことができる。
また、住宅1は拡張部分20によって現場搬入するコア
ユニット10に比べて広い居住空間を確保することかで
き、言い換えれば一定の広さの住宅1に対して搬送が必
要なコアユニットIOを縮小することができ、建築にあ
たっての搬送作業をも簡略にできる。
一方、住宅1においてはコアユニット10に居住設備5
0を予め設置しておくため、外部の地域水道や商用電源
等を接続するだけで各設備50が使用でき、従来はこれ
らの施工に必要だった現場作業を大幅に省略することが
でき、工期を一層短縮できる。
また、コアユニット10に設置しておく各設備50は、
水道やガス等の配管、電気や照明等の配線、および集中
空調装置等を設備スペース46に一体化して設置したた
め、構造的に簡略かつ小型にできるとともに、住宅lと
しての快適な居住性を確保できる。
一方、拡張部分20を形成する屋根パネル31として断
面L字状の屋根材および端板を組み合わせたものを用い
、展開時には通常の勾配屋根に近い形状とすることがで
き、外観としても違和感かなく、親しみ易いものにてき
る。
また、屋根パネル3lは居室部分21側および寝室部分
22側がそれぞれ一体であり、かつ基部の回動支持部分
には天井部l3が配置されて二重構造となるため、防水
処理を簡単かつ確実に行うことができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、コアユニット10の形状や寸法等は任意であ
り、コアユニット10内の予め設置しておく居住設備5
0も必要に応じて適宜変更、追加あるいは省略すればよ
い。
また、拡張部分20を形成する各パネル31〜35の形
状、寸法、材質等は実施にあたって適宜選択すればよい
。例えば、壁面パネル35には適宜窓サッシやトア等を
配置すればよく、あるいは屋根上面パネル3lの一部な
いし全体を透光性としかつ天井部13の対応部分を切欠
く等すれば屋根部分からの採光が可能であり、コアユニ
ッNO内の快適性を向上できる。
さらに、展開時の床面パネル32の先端側の隅部には、
必要に応じて、それぞれコアユニット10の基礎部l5
に応じた高さの支柱を配置していもよい。
また、拡張部分20の地上部分としては前記実施例のよ
うな居室部分21およひ寝室部分22に限らず、拡張部
分20の形態や用途は任意である。
一方、前記実施例ではコアユニット10の対向位置に開
口面11. 12を設けて拡張部分20を形成したが、
これらは何れか一方であってもよく、例えば、前記実施
例における開口面12を閉鎖し、屋根上面パネル31は
開口面11側のみとしてもよい。
また、三角屋根23およひ居室部分21の対をコアユニ
ット10の複数の側面に沿って配置してもよく、これら
の形態は適宜選択すれはよい。
さらに、屋根パネル31としては、予めコアユニット1
0の側面に沿う端板を固定したものに限らず、端板のな
いもの、あるいは搬送時には屋根パネル31の裏等に格
納されて展開時に屋根パネル31と壁面パネル33との
間を補完する部材等を用いてもよく、これら細部の構成
は実施にあたって適宜選択すればよい。
この他、本発明の一体格納式簡易ユニット住宅は前記実
施例のような別荘用の住宅1に限らず、災害時の緊急避
難用などの一時的な居住施設として広く利用できるもの
である。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば予め必要な居住設
備をコアユニットに設置し、併せて組み立て式の拡張部
分を形成する各パネルを一体格納しておくことにより、
建築現場への搬送作業、現場での組み立て作業およひ内
装施工等を極めて簡略にでき、建設を簡単に行えるとと
もに、工期を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の内部構成を示す斜視図、第
2図は同実施例の内部構成を示す平面図、第3図ないし
第7図はそれぞれ同実施例の組み立て状態を示す斜視図
である。 ■・・・一体格納式簡易ユニット住宅、10・・・コア
ユニット、20・・・拡張部分、3I・・・屋根パネル
、32・・・床面パネル、33・・・壁面パネル、50
・・・居住設備。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側面に開口面を有しかつ内部に居住に必要な設備
    が設置された箱状のコアユニットと、コアユニットの開
    口面ないし上面を覆う断面略L字状に形成されかつ上面
    の中央寄りの端縁を回動支持され、搬送時にはコアユニ
    ットに沿って保持されるが展開時には上方へ回動されて
    開口面の前面上方に保持される屋根パネルと、 搬送時にはコアユニットに格納され、展開時には屋根パ
    ネルの下方を囲って閉鎖された居住空間を形成する床面
    パネルおよび壁面パネルと、を備えたことを特徴とする
    一体格納式簡易ユニット住宅。
JP1467690A 1990-01-23 1990-01-23 一体格納式簡易ユニット住宅 Pending JPH03217530A (ja)

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