JPH03217512A - 集排水管および集排水装置 - Google Patents

集排水管および集排水装置

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JPH03217512A
JPH03217512A JP1151290A JP1151290A JPH03217512A JP H03217512 A JPH03217512 A JP H03217512A JP 1151290 A JP1151290 A JP 1151290A JP 1151290 A JP1151290 A JP 1151290A JP H03217512 A JPH03217512 A JP H03217512A
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JP
Japan
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pipe
collection
drainage
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vertical
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JP1151290A
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Naoki Kumagai
直樹 熊谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はグラウンド、ゴルフ場などの暗渠排水工事や各
種の水排除処理工に配設され、地表面または地中の水を
集約して排水するのに好適な集排水管および集排水装置
に関するものである。
[従来の技術] 公園、グラウンド、造成地、林業治水工事の暗渠排水工
、道路、鉄道等の路盤排水工、ゴルフ場のグリーン、バ
ン力等の排水工、トンネルの湧水処理工、軟弱地盤の浸
造水排除工等には水を集めて排出する集排水管が用いら
れている。
第9図はその従来技術の一例を示すもので、集排水管2
0はS字を横にしたような管体2lを複数個連結したも
のから成り、さらに全体をフィルタネット22で被包し
たものから形成される。フィルタネット22を通過した
水は管体2lの間隙部から内部に入り、その長手方向に
沿って排出するよう形成される。フィルタネット22は
管体2lに土砂が侵入し内部に堆積することを防止する
ためのものである。使用に当たっては図示の如く板状に
配設する場合の他、これをのり巻状にしたり、広面積の
敷地場所に対しては多数枚のものを地中に敷設して配置
するのが一般的に採用される。
[発明が解決しようとする課題コ ところが、第9図に示す集排水管20は集水する部分が
細いため排水がしにくいと共に管内が詰りやすく、また
集排水管20を合流する場合にはこれらの端部を連結管
上に搭載し、端部から落下する水を前記連結管内に導入
するように構成されているため合流部における水捌が円
滑に行われないという欠点を有していた。また図示の如
き集排水管20と他の形状の排水管、例えば円筒管を連
結することが難しいという欠点もあった。
また、断面S字状の管体21同志を連結して組み立てる
のに手間がかかり、断面S字状で開放端があるために耐
圧性が無《地圧によって水の通路および開放端の間隙が
狭められるように変形を起こし、水捌が次第に悪くなっ
てくる。さらに、このように耐圧性に問題があることか
ら、浅く敷設できず深い穴を掘削して埋設しなければな
らず作業効率が悪い。組み立ておよび埋設の作業効率が
悪いため作業コストが上昇し、全体として高価なものと
なってしまうという問題があった。
本発明は上記の点を解決しようとするもので、その目的
は集排水が円滑に行われ、地圧による変形が少な《耐圧
性に優れ、敷設が浅くて済み、集水のための間隙部の寸
法が地圧にかかわらず維持でき、どんな場合にも管内へ
の水の導入がスムーズに行われ、施工が容易であり、作
業効率が高《、押出成形で容易に製造でき、敷設現場で
の組立の手間がかからず、同形または他の形状の管体と
の連結も容易にでき、軽量で搬送も容易であり、区画室
内の土砂の堆積も生じない集排水管およびこの集排水管
を備えた集排水装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、管体であって、その横断面形状が縦部材とそ
の上下端に接続する上部横部材および下部横部材とで囲
まれた複数個の区画室を中央から左右にほぼ対象形に形
成したものから成り、かつ前記上部横部材は中央に向か
って下り傾斜しその傾斜端には前記区画室に連通する間
隙部が形成され、前記下部横部材は中央から離隔する方
向に向かって下り傾斜して形成され、前記上部横部材の
接続されていない前記縦部材の上部には空気室が形成さ
れ、前記集排水管の上部横部材の傾斜端近傍に縦部材が
連接されて成ることを特徴とする集排水管と、さらに前
記集排水管間または該集排水管と他の形状の排水管とを
バイブ継手で連結して成る集排水装置に関するものであ
る。
[作用] 下部横部材が中央から離隔する方向に下り傾斜しており
、多数の縦部材があり、しかも上部横部材の傾斜端近傍
に縦部材が連接されているため、上方からの地圧に対し
下方に垂れ下がらず管の水の通路が狭まるような変形が
起こりにくく、水を導入する間隙の寸法が維持され、耐
圧性に優れ、形くずれがなく常に円滑な集水・排水が行
われる。集排水管の上部の水は間隙部より管の区画室に
入る。また、空気室に導かれた空気がパイプ継手の部分
で区画室内に連通し区画室内の水はスムーズに排水側に
送られる。また、複数の縦部材により複数の区画室に分
割されているため排水の流量が増大しても抵抗が小さく
なり乱流になりにくい。また、最も外側の縦部材の上部
に水導入口を穿設すると、集排水管の横倒および下側の
水はこの水導入口より区画室内に導入される。すなわち
、管の上側だけでなく、横側および下側の水を集水・排
水できるようになり集排水効率が上がる。
また、フィルタネットを被包することにより集排水管内
の土砂等の侵入が防止され区画室内の土砂の堆積が防止
される。またパイプ継手により集排水管同志および該集
排水管と他の形状の管体との連結ができ広範囲の場所に
敷設することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1図
に本発明の集排水装置2の斜視図を示す。集排水装置2
は集排水管1.1とこれらの間に跨設されるバイブ継手
3とから構成される。後述するが、パイプ継手3の構造
を変えることにより集排水管1と他の形状の管体を連結
したものも集排水装置2に含まれる。また集排水装置2
は図示の如きフィルタネット4によってその上部を被包
する。フィルタネット4は集排水装置2に特に固定され
る必要もなく、埋設時の砂利等の重みで固定される。
第2図に本発明の集排水管1の横断面図を示す。集排水
管1は管体でありその横断面形状としては、まず中央に
縦部材5a,この左右対称の位置に縦部材5b, 5c
さらに外側の左右対称の位置に縦部材5d, 5eが設
けられている。縦部材5b, 5c, 5d,5eの上
方には上部横部材6a, 6bがそれぞれ設けられ、か
つ上部横部材6a, 6bの両端近《が縦部材5b, 
5dと縦部材5c, 5eでそれぞれ接続され、これら
の上部横部材6a, 6bは中央に向かって下り傾斜す
るものである。また縦部材5b, 5dと縦部材5a、
縦部材5c, 5eと縦部材5aの下方にはそれぞれ下
部横部材7a, 7bが接続され、これらの下部横部材
7a, 7bは中央から離隔する向きに下り傾斜するも
のである。上部横部材の接続していない縦部材5aの上
にはV型部材10と弧状部材11と縦部材5aの上から
延びて弧状部材11と接続している縦部材5fとこれら
で囲まれた左右対称の空気室12a, 12bが形成さ
れている。区画室8aは縦部材5a, 5b,下部横部
材7a, V型部材lOにより、区画室8bは縦部材5
a,5c,下部横部材7b, V型部材lOにより、区
画室8cは縦部材5b, 5d,上部横部材6a,下部
横部材7aにより、区画室8dは縦部材5c, 5e,
上部横部材6b,下部横部材7bによりそれぞれ形成さ
れる。上部横部材6a, 6bの下り傾斜端と弧状部材
11の間には間隙部9a, 9b形成され、また縦部材
5d, 5eの上部横部材6a, 6bとの接続部近傍
には水導入口9c, 9dが部分的に形成される。
第3図は集排水管1に挿入されているパイプ継手3(第
4図)のA−A′で切断したときの横断面形状を示す。
パイプ継手3は集排水管lの外周を被包し得るようにそ
の外輪郭に見合う内断面形状を有するものからなり、こ
れに集排水管1の端部を挿入することにより集排水管1
の端部はパイプ継手3により被包されることになる。第
4図は第3図に示す内断面形状を均一に有するパイプ継
手3を示すもので、互いに一直線上に分離して配列され
る集排水管1,l同志を左右から挿入し両者を連結する
のに利用するものである。
第5図および第6図は第3図に示す内断面形状を有する
継手部14と円形状のバイブが挿入される円筒部15を
一体的に形成したパイプ継手13aを示す。これにより
集排水管1と円筒管を連結することができる。また第7
図は集排水管1が挿入される内断面形状を有する継手部
16と集排水管lまたはその他の形状の管体が挿入され
る形状を有し、継手部l6と直交して配設される継手部
17を有するバイブ継手13bを示すものである。前記
したパイプ継手3 , 13a, 13bおよびこれ以
外の形状のパイプ継手を用いることにより各種の管体を
自由に連結することができる。
第8図は集排水管1を地中に埋設した状態を示すもので
ある。集排水管1を埋設する場合には埋設場所の面積、
形態、用途に合わせて種々の埋設方法が採用されるが本
実施例の集排水管1は横長で強靭な形状を有しているた
め比較的地表面に近い位置に埋設可能となる。
第8図は土砂l8と砂利層l9との間に集排水管lを埋
設した場合を示す。砂利層19を通った水は矢視の如《
流れフィルタネット4を通過した後、間隙部9a, 9
bから区画室8a,8bヘ、また間隙部9c,9dから
区画室8c, 8dへ侵入する。前記した如く侵入した
水は下部横部材7a, 7bの傾斜端に沿い図の左右の
外方側に流れて集約される。一方、空気室12a,12
bには多数連接された集排水管の端の開口から空気が導
入され、この導入空気はパイプ継手3を介して区画室8
a, 8b, 8c, 8d内に侵入する。この空気の
流れにより区画室8a, 8b, 8c, 8d内に集
約されている水が滞ることなく長手方向に沿って流され
排出されることになる。またそれぞれの区画室8a, 
8b, 8c, 8dが狭《形成されているので排水の
流量が増大しても抵抗がより小さ《なり乱流になりにく
くスムーズに排水される。また集排水管1の縦部材5a
, 5b, 5c. 5d, 5e, 5fが多いため
集排水管1自身が補強され、また下部横部材?a, 7
bは中央から離隔する方向に沿って下り傾斜する構造を
とるため地圧に対する曲げ抵抗が強くなり優れた耐圧性
を有するものとなる。また上部横部材6a, 6bがそ
れぞれ2本の縦部材5d, 5eでその両端近くを固定
されているため間隙部9a, 9bが維持できる。
集排水管1はシンプルな構造で合成樹脂を押出整形する
ことにより適宜の長さのものを安価に製造することがで
き、かつ軽量のため運搬、施工が極めて容易にでき漏れ
の心配もない。またフィルタネット4は従来の技術の如
く管体全体を被包するものではなくその上部のみを覆う
構造のため材料の節減が可能であり、特に固定する必要
もなく埋設時の砂利等の重みで固定される。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の集排水管および
集排水装置によれば、集排水が円滑に行われ、地圧によ
る変形が少なく耐圧性に優れ、敷設力脣曵《て済み、集
水のための間隙部の寸法が地圧にかかわらず維持でき、
どんな場合にも管内への水の導入がスムーズに行われ、
施工が容易であり、作業効率が高《、押出成形で容易に
製造でき、敷設現場での組立の手間がかからず、同形ま
たは他の形状の管体との連結も容易にでき、軽量で搬送
も容易であり、区画室内の土砂の堆積も生じないという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる集排水装置の一実施例の全体構
造を示す斜視図、第2図は本実施例の集排水管の構造を
示す横断面図、第3図は集排水管を被包するパイプ継手
の横断面形状を示す断面図、第4図は同形状の集排水管
同志を連結するパイプ継手の側面図、第5図は集排水管
と他の形状の管体とを連結するバイブ継手の断面図、第
6図は第5図は側面図、第7図は互いに直交する挿入口
を有するバイブ継手の横断面図、第8図は本実施例の地
中への配設状態を示した横断面図、第9図は従来の集排
水管の構造を示す斜視図である。 l・・・集排水管、2・・・集排水装置、3・・・バイ
ブ継手、4・・フィルタネット、5a,5b,5c,5
d,5e,5f−縦部材、6a, 6b・・上部横部材
、7a, 7b・・・下部横部材、8a, 8b, 8
c, 8+1 ・・区画室、9a,9b−間隙部、9c
, 9d・・水導入口、 10・・・v型部材、1l・
・弧状部材、12a, 12b・・ 空気室、13a,
 13b・・・パイプ継手、 l4・・・継手部、15・・・円筒部、l6・・・継手
部、17・・・継手部、18・・・土砂、l9・・・砂
利層、20・・・集排水管、21・・・管体、22・・
・フィルタネット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管体であって、その横断面形状が縦部材とその上
    下端に接続する上部横部材および下部横部材とで囲まれ
    た複数個の区画室を中央から左右にほぼ対象形に形成し
    たものから成り、かつ前記上部横部材は中央に向かって
    下り傾斜しその傾斜端には前記区画室に連通する間隙部
    が形成され、前記下部横部材は中央から離隔する方向に
    向かって下り傾斜して形成され、前記上部横部材の接続
    されていない前記縦部材の上部には空気室が形成され、
    前記集排水管の上部横部材の傾斜端近傍に縦部材が連接
    されて成ることを特徴とする集排水管。
  2. (2)前記集排水管の最も外側の縦部材と上部横部材の
    接続部の近傍に水導入口を穿設したことを特徴とする請
    求項1に記載の集排水管。
  3. (3)管体であって、その横断面形状が縦部材とその上
    下端に接続する上部横部材および下部横部材とで囲まれ
    た複数個の区画室を中央から左右にほぼ対象形に形成し
    たものから成り、かつ前記上部横部材は中央に向かって
    下り傾斜しその傾斜端には前記区画室に連通する間隙部
    が形成され、前記下部横部材は中央から離隔する方向に
    向かって下り傾斜して形成され、前記上部横部材の接続
    されていない前記縦部材の上部には空気室が形成され、
    前記集排水管の上部横部材の傾斜端近傍に縦部材が連接
    されて成る集排水管と、これと同形状の集排水管との間
    または該集排水管と他の形状の排水管の間に跨設される
    パイプ継手とを有することを特徴とする集排水装置。
  4. (4)前記集排水装置がフィルタネットで被包されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の集排水装置。
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