JPH0321604Y2 - - Google Patents

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JPH0321604Y2
JPH0321604Y2 JP13545986U JP13545986U JPH0321604Y2 JP H0321604 Y2 JPH0321604 Y2 JP H0321604Y2 JP 13545986 U JP13545986 U JP 13545986U JP 13545986 U JP13545986 U JP 13545986U JP H0321604 Y2 JPH0321604 Y2 JP H0321604Y2
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JP
Japan
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rod
shape
shaped body
handle
auxiliary support
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JP13545986U
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JPS6341216U (ja
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  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は休息機構付歩行杖に係るもので、更に
詳しくは歩行時は杖として使用し、随時必要に応
じ休息用の腰掛に変換できるようにした杖に係る
ものである。
〔従来の技術〕
病後のリハビリは勿論のこと、一般人特に老人
にとつて歩行は体力、気力の回復、増進の基本と
されており、歩行杖はその際の重要な補助具であ
る。骨折等の特殊な場合は松葉杖や、種々のリハ
ビリ機器が知られているが、これらも通常歩行の
みを目指しているものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 病後の人はもとより一般人にも、気ままな散策
は歩行効果に加えて精神的効果も大きいものであ
るが、その時の休息も重要な要素である。その際
必ずしも公園等のように腰掛けて休めるベンチが
用意されている所許りとは限らないので、立つた
まま休まねばならない場合があり、立つたままで
は心身共に充分な休息はとれない。休息専用の携
帯用組立腰掛は知られているが別にこれを持参し
なければならず、歩行中邪魔な荷物となり、特に
老人や病後者には好ましくない。
本考案はこのような問題点を解決し、歩行時に
は病後はもとより、リハビリや老人の散策用歩行
杖として軽量で使用し易く構成すると共に、路上
の随時、随所で休息したい場合、そのまま簡単に
腰掛に組立てられて休息することができ、休息が
済めば容易にもとの杖に復元できるようにした歩
行杖を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本考案は断面ほぼ半円形をなし、一端
に把手部3を有する棒状体1と、同様に一端に把
手部4を有する同形の棒状体2とを、前記把手部
3,4を一致させると共に本体内部に中空部を形
成するように各棒状体の凹面を互いに向き合せ
て、ネジ5によりこれを支点としてX形に開閉自
在に一体的に結合せしめ杖状本体を形成し、前記
中空部内には補助支柱7を収容してなり、前記棒
状1,2をX形に開脚した時、把手部3,4に腰
掛用布9を掛け渡し、補助支柱7の上端部をネジ
5の一端の係止部6に係止せしめて三脚椅子を形
成できるようにしてなるものである。
本考案において、前記棒状体1,2は通常ジユ
ラルミン等アルミニウム合金又はアルミニウム或
はステンレス等が用いられ、長さは85〜90cm、支
点ネジ止め部5を中心として第2図に示すように
X形に開脚した場合、上端部間(3,4間)の距
離40〜42cm、下端部間の距離60〜70cmとして、高
さ50〜60cmとなるようにするのが好ましい。また
把手3又は4が棒状体1又は2となす角θは、通
常75゜位とすることが椅子を形成した場合、該把
手3,4間に帳設する布面がほぼ水平となるから
腰掛ける際安定するので好ましい。なお腰掛用布
9は細く巻いて本体の上部中空部内に収容してお
いてもよく、また予め把手部に取付けておき、折
りたたんだ時把手部内に収納されるようにしても
よい。
〔作用〕
棒状体1,2は断面ほぼ半円形であるから、互
いに凹面を向き合せて一体的に結合された杖本体
は、内部に断面ほぼ円形の中空部が形成されてい
るので、この中に補助支柱7、更には細く巻いた
腰掛用布9などが収容できる(第1図)。第2図
及び第3図に示すようにネジ5を支点としてX形
に開脚し、把手部3,4に腰掛用布9を掛け渡
し、中空部から取り出した補助支柱7の上端部
を、ネジ部5に設けられた係止ネジ6にら着固定
すると三脚椅子が形成される。この状態で腰掛け
れば、重心は三点の中心に来るので身体は安定に
支持される。
休息を終えて歩行杖に戻す時は、布9を把手
3,4から抜き取り、補助支柱7を取り外し、X
形を閉じて一体の棒状体とし、下方から本体の中
空部内に補助支柱7を挿入し、該補助支柱7の下
端の石突部8′の上部に形成された固定部材8で
本体下部を固定すれば、棒状体1,2が開脚する
のが防がれると共に補助支柱7が本体内から抜け
落ることがない。
そして止め具10で把手部も一体に固定され、
歩行杖として使用し易い形態となる。
〔実施例〕
第1図は歩行杖を形成した本考案の正面図で、
第2図は開いて椅子を形成せしめた時の斜視図、
第3図はその側面図である。
1,2は断面ほぼ半円形の棒状体で互いに凹面
を向き合せ、ネジ5でX形に開閉自在に結合され
ている。3,4は把手部で、1,2を閉じた時上
下に一致して把手が形成される。6は補助支柱7
の上端部が、着結合される係止ネジである。8は
補助支柱7の下端の石突部8′の上部に形成され
た固定部材で棒状体1,2が開かないようにその
下端に嵌着して結束固定すると共に補助支柱7が
抜け落ちないようにするものである。9は把手部
3,4に掛け渡した腰掛用布で、10は歩行杖と
して使用する時把手部3,4の端部に嵌着された
止め具で、把手部3,4を一体に結束するもので
ある。
なお、本実施例では補助支柱7の上端部は係止
ネジ6でら着結合させているが、これに限らずい
わゆるバヨネツトソケツト型式等で差込結合させ
てもよいことは勿論である。また、補助支柱7か
ら本体1及び2の脚部に対し、補助支柱7の適宜
位置からそれぞれ同長のチエーン又は紐状物をか
け渡し連結しておくと、開脚して腰掛けるときの
補助支柱7の下端のすべりが防止され、三点によ
るほぼ正三角形状の接地が確実に保持されるの
で、腰掛け時の安定性が増大する。
〔効果〕
本考案は上記のように構成されているので、歩
行杖として使用する時は本体は1本のパイプ状に
形成され、把手が一体的に設けられているので、
軽量で外観もよく使用し易い。そして休息する時
は端部の固定部材8を外すと共に補助支柱7を引
き出し、X形に開き、把手部に布を架け渡し、補
助支柱7に係止部6に取付ければ三点支持された
安定した椅子が容易に形成されるので、楽に腰掛
けて休息することができる。したがつて、病後の
外出や老人の散策用として極めて好適であること
は勿論、一般人が使用しても携帯に便利であり、
ステツキと椅子の機能を兼ね備えているので、ハ
イキング或はスポーツ観戦等にも利用でき、その
効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は歩行杖とした場合の正面図、第2図は
椅子を形成した場合の斜視図、第3図は椅子を形
成した場合の側面図である。 1,2……棒状体、3,4……把手部、5……
結合ネジ、6……係止ネジ、7……補助支柱、9
……腰掛用布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面ほぼ半円形をなし、一端に把手部3を有す
    る棒状体1と、同様に一端に把手部4を有する同
    形の棒状体2とを、前記把手部3,4を一致させ
    ると共に本体内部に中空部を形成するように各棒
    状体の凹面を互いに向き合せてネジ5によりこれ
    を支点としてX形に開閉自在に一体的に結合せし
    めて棒状本体を形成し、前記中空部内には補助支
    柱7とを収容してなり、前記棒状体1,2をX形
    に開脚した時、把手部3,4に腰掛用布9を掛け
    渡し、補助支柱7の上端部をネジ5の一端の係止
    部6に係止せしめて三脚椅子を形成できるように
    したことを特徴とする休息機構付歩行杖。
JP13545986U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0321604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13545986U JPH0321604Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13545986U JPH0321604Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6341216U JPS6341216U (ja) 1988-03-17
JPH0321604Y2 true JPH0321604Y2 (ja) 1991-05-10

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JP13545986U Expired JPH0321604Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019076127A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 有限会社ルネセイコウ 杖兼用椅子

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CN103169217A (zh) * 2013-03-25 2013-06-26 河南理工大学 新型多功能拐杖

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JP2019076127A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 有限会社ルネセイコウ 杖兼用椅子

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JPS6341216U (ja) 1988-03-17

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