JP2017006604A - 腰掛け付き杖兼松葉杖 - Google Patents

腰掛け付き杖兼松葉杖 Download PDF

Info

Publication number
JP2017006604A
JP2017006604A JP2015133906A JP2015133906A JP2017006604A JP 2017006604 A JP2017006604 A JP 2017006604A JP 2015133906 A JP2015133906 A JP 2015133906A JP 2015133906 A JP2015133906 A JP 2015133906A JP 2017006604 A JP2017006604 A JP 2017006604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
rod
stool
attached
crutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015133906A
Other languages
English (en)
Inventor
山田 正
Tadashi Yamada
正 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015133906A priority Critical patent/JP2017006604A/ja
Publication of JP2017006604A publication Critical patent/JP2017006604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】歩くのに支障がある高齢者などにとって杖は必需品であるが、歩くのを助ける補助具としてだけでなく、たまには休憩したり荷物運びにも使いたいという希望もあり、多機能を持った杖が望まれている。【解決手段】棒状体上端を握り部兼脇支え部とし、長さが調節できる棒状体の中間に腰掛け座面を設け、歩くときはそのまま杖としても松葉杖としても使用でき、疲れたときには杖を横に倒し、腰掛け座面に取り付けた3本の支持脚を起こして腰掛けとしても利用できるものを考えた。支持脚にキャスターを付ければ、キャリヤーとして荷物を運ぶ運搬車としての役割も果たしてくれる。【選択図】図1

Description

本発明は、自力での歩行に支障がある人が使用する歩行補助具の杖や松葉杖に関するものである。
従来、杖や松葉杖は、杖は杖としてだけ使用する、松葉杖は松葉杖としてだけ使用するというように、単体として用途を限定して使っている場合が普通であった。しかし最近では、杖を使っている人が杖を椅子としても使いたいし、松葉杖としても使えればなおよいという願いがあり、それが決して贅沢なことではなくなってきている。これまでに出願されている特許や実用新案を見ても、杖に関連した数々のアイデアが出願され社会の要望が見てとれるのであるが、いまだにそうした歩行補助具が一般化していないのが現実である。
特開平9−201215号公報
上述した状況からもわかるように、これまでは杖のような歩行補助具があって、それが本来持っている機能が達成されればそれでよかったものが、社会ニーズの多様化によって最近では多くの用途が求められる時代になってきている。そこで本発明は、高齢者を中心に要望が多いと思われる杖の用途を多様化して、杖だけではなく簡単な松葉杖としても使え、腰をおろして休むことのできる椅子としても使え、また手荷物が運べる手軽なキャリャーとしても使える複数機能を備えた杖の登場を実現しようとするものである。
そこで本発明の歩行補助具である杖は、請求項1に述べるように、上端を90度曲げて握り兼脇支えとした棒状体上部と棒状体下部との間に略方形の腰掛け座面枠体を設けたものを杖本体とし、該棒状体上部に挿入する全長調節用の内棒の一端を該枠体の上辺中央部にジョイントを介して装着し、枠体の上辺両角部に取り付けた支持脚および枠体の下辺中央部に取り付けた棒状体下部を3本の腰掛け座面の支持脚として形成し、該取り付け部位にいずれも90度屈曲するジョイントを介したものである。
また、請求項2の本発明の歩行補助具は、腰掛け座面を囲む枠体内に枠体の相対する辺にまたがる補強板を設け、該補強板上に平板およびクッション材を装着し、補強板と支持脚をつなぐステーを設けたものである。
また、請求項3に述べる本発明の歩行補助具は、腰掛け座面の枠体に形成した3本の支持脚の先端にキャスターを取り付け、枠体周囲に紐掛けフックを設けたものである。
本発明の腰掛け付き杖兼松葉杖は、杖または松葉杖を使い歩いて疲れを感じたときに、腰掛けの枠体に取り付けた3本の支持脚を起こすという簡単な操作で腰を降ろして休むことができるほか、小さな荷物であればそこに載せて運ぶこともできる。
本発明の腰掛け付き杖兼松葉杖の背面図である。 本発明の腰掛け付き杖兼松葉杖の側面図である。 本発明の腰掛け付き杖兼松葉杖の腰掛け使用状態を示す斜視図である。 腰掛け枠体への支持脚取り付けジョイントを示す部分斜視図である。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る、腰掛け付き杖兼松葉杖を示す背面図である。杖兼松葉杖は、棒状体上部1aと棒状体下部(兼支持脚)1b(以下、棒状体下部1bという)およびその中間に取り付ける腰掛け用の略方形座面7で構成される。本体を杖または松葉杖として使用するときには、棒状体上部1aとその中をスライドする内棒3とで全長を使用者の身長に合わせて長さ調節をし、雄ねじ9で留めてから使用する。内棒3および棒状体下部1bは、それぞれ枠体6上辺中央部、枠体6下辺中央部に、いずれもジョイントを介して取り付ける。枠体6下辺に取り付ける棒状体下部1bは、起こして腰掛け座面7の支持脚となるため90度屈曲できるジョイントを使用し、補強板10とステー11でつなぎ直立状態を維持する。
本体を腰掛けとして使用する場合のために、腰掛け用略方形の枠体6の上辺両角部に各1本の支持脚8を棒状体下部1bと同じ面に直立するように取り付け、不使用時には折りたたんで枠体6に沿わせておき、使用時に直立させて棒状体下部1bと3本セットの支持脚として使用する。したがって、この2本の支持脚も90度屈曲できる支持脚ジョイント5を介して取り付けるが、使用時に直立状態を維持するために支持脚8と補強板10間をステー11でつなぎ常に一定の直立角度を保つ。
これを杖または松葉杖として使用するときには、握り兼脇支え部2を手で握り、棒状体上部1aから棒状体下部1bに至るまで全体を曲げず一直線にして使用する。したがって、棒状体が屈曲しないようにジョイント部をジョイントカバー上4aおよびジョイントカバー下4bで覆い固定して使用する。なお、これを松葉杖として使用する場合は、握り兼脇支え2を脇の下にあてがい歩行する。このとき手は棒状体上部1aまたは内棒3を握って歩行するが、棒状体上部1aの途中にグリップを設けて握ってもよい(図示省略)。
図2は本発明の実施形態1に係る腰掛け付き杖兼松葉杖を示す側面図である。腰掛けとして使用するときには、腰掛けの枠体6と内棒3との連結部ならびに枠体6と棒状体下部1bとの連結部のジョイントカバー4a、4bをずらして外し、腰掛けの枠体6に取り付けた3本の支持脚を90度起こして直立させた後、支持脚8および棒状体下部1bと補強板10とをステーでつなぎ支持脚を固定する。これで全体を横に倒せば腰掛けとして使用できる。この場合、棒状体下部1bは支持脚3本のうちの1本として機能する。なお、3本の支持脚の長さであるが、背の低い人、高い人のいずれの人にとっても楽に座ることができる30cm前後が適当である。
杖兼松葉杖を構成する骨組みである棒状体上部1aと棒状体下部1b、腰掛けの枠体6およびその支持脚8、ステー11などは、使用者に高齢者や歩行に支障のある人が多いと思われることから、一定の強度に加えて取り扱いやすい軽量の素材が望ましい。この条件を満たせば金属に限らないが、アルミなどの軽い金属は理想的といえる。
腰掛け座面7内側には、枠体6の相対する辺をまたいで補強板10をしっかりと取り付ける必要があるが、これは使用者の体重を支えるとともに、腰掛けの支持脚8を直立した状態に固定するステー11を取り付ける台座としての役割をも担う。なお、補強板10に取り付ける固定用ステー11は支持脚のフックなどにしっかりと留めないと、支持脚が不安定になり腰掛けが倒れないとも限らないので注意が必要である。
腰掛け座面7の補強板10上には金属等の薄板を敷き、その上に例えばポリエチレンフォームのような防水型クッション材を載せると、腰をおろしたときに快適なうえ天候に左右されない座面が利用できてよい。薄板の代わりに金属または合成樹脂製の網シートを敷いてもよい。なお、補強板10は強度が要求されるため、材質は金属が望ましい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施形態2に係る腰掛け付き杖兼松葉杖の腰掛け使用状態を示す斜視図である。腰掛け座面7の枠体6に取り付けた3本の支持脚8先端にキャスター12を、枠体6の周囲には荷物を固定する数個の紐掛けフック13を設け、腰掛け座面7を荷物運びの荷台として利用する。杖または松葉杖として使い歩行しているときに食料品などを買い求めた場合、手に持つと歩きづらいときなど腰掛け座面7に買物品を載せ、紐掛けフック13を利用して紐で固定すれば転がして運ぶことができて楽である。
腰掛け座面7の支持脚8に一度キャスターを取り付けておけば、腰をおろすたびにキャスターを取り外す必要がなく、そのままの状態であるときは荷物運びに使い、またあるときは腰掛けとして使い、利用範囲が広がって便利である。なお、腰掛けとして使う場合は、握りの付いている棒状体上部1aを地表に接地して置くと安定するし、キャリヤーとして物を運ぶ場合には握り兼脇支え2を持ち上げて引っ張ったり押したりすれば運びやすい。
キャスター12は杖に常備しておき、キャリヤー使用の都度、枠体6上辺に取り付けた2本の支持脚8および棒状体下部1bの先端に差し込み式で取り付けることもできる。ただし、杖本体を使用するときには棒状体下部1bにキャスター12がない状態で接地させたいので、該棒状体下部にはキャスターを常設しておくことができない。したがって、枠体6上辺の2本の支持脚8だけにキャスターを常設しておき、棒状体下部1bのキャスターはキャリヤー使用時に取り付けて使用してもよい(図示省略)。
1a・・・棒状体上部
1b・・・棒状体下部(兼支持脚)
2 ・・・握り兼脇支え
3 ・・・内棒
4a・・・ジョイントカバー上
4b・・・ジョイントカバー下
5 ・・・支持脚ジョイント
6 ・・・枠体
7 ・・・腰掛け座面
8 ・・・支持脚
9 ・・・雄ねじ
10 ・・・補強板
11 ・・・ステー
12 ・・・キャスター
13 ・・・紐掛けフック

Claims (3)

  1. 上端を90度曲げて握り兼脇支えとした棒状体上部と棒状体下部との間に略方形の腰掛け座面枠体を設けたものを杖本体とし、該棒状体上部に挿入する全長調節用の内棒の一端を該枠体の上辺中央部にジョイントを介して装着し、枠体の上辺両角部に取り付けた支持脚および枠体の下辺中央部に取り付けた棒状体下部を3本の腰掛け座面の支持脚として形成し、該取り付け部位にいずれも90度屈曲するジョイントを介したことを特徴とする腰掛け付き杖兼松葉杖。
  2. 腰掛け座面を囲む枠体内に枠体の相対する辺にまたがる補強板を設け、該補強板上に平板およびクッション材を装着し、補強板と支持脚をつなぐステーを設けた請求項1に記載の腰掛け付き杖兼松葉杖。
  3. 腰掛け座面の枠体に形成した3本の支持脚の先端にキャスターを取り付け、枠体周囲に紐掛けフックを設けた請求項1および請求項2に記載の腰掛け付き杖兼松葉杖。
JP2015133906A 2015-06-16 2015-06-16 腰掛け付き杖兼松葉杖 Pending JP2017006604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015133906A JP2017006604A (ja) 2015-06-16 2015-06-16 腰掛け付き杖兼松葉杖

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015133906A JP2017006604A (ja) 2015-06-16 2015-06-16 腰掛け付き杖兼松葉杖

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017006604A true JP2017006604A (ja) 2017-01-12

Family

ID=57762585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015133906A Pending JP2017006604A (ja) 2015-06-16 2015-06-16 腰掛け付き杖兼松葉杖

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017006604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019010963A1 (zh) * 2017-07-11 2019-01-17 高小慧 一种变形拐杖

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019010963A1 (zh) * 2017-07-11 2019-01-17 高小慧 一种变形拐杖
JP2020523174A (ja) * 2017-07-11 2020-08-06 高小慧GAO, Xiaohui 変形可能な松葉杖
AU2018299361B2 (en) * 2017-07-11 2021-03-25 Xiaohui GAO Deformable walking stick
US11083257B2 (en) 2017-07-11 2021-08-10 Xiaohui GAO Deformable crutch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7614414B2 (en) Convertible crutches
US7377285B2 (en) Walker
US8146615B1 (en) Crutch device with leg support
US20130319488A1 (en) Folding walker with height adjustable crutches
KR101307223B1 (ko) 체형에 따라 하중분산과 운동성 조작이 가능한 개인 맞춤형 보행보조기
KR101061563B1 (ko) 보행 보조기
US20200155408A1 (en) Ergonomic walker
US20140183831A1 (en) Walking aid device with foldable seat
JP2017006604A (ja) 腰掛け付き杖兼松葉杖
KR20140002433A (ko) 보행보조기능을 가지는 쇼핑카트
TWI488596B (zh) 具拐杖與助行器功能之行動輔具
US673100A (en) Invalid's walking-chair.
KR20180101293A (ko) 바퀴 달린 지지대가 부착된 배낭 받침대
JP2022184670A (ja) 傾斜握り載台付き杖
US8632092B2 (en) Rollator having an adjustable seat orientation
US20190105219A1 (en) Leg support apparatus
JPH0321604Y2 (ja)
JP6667063B2 (ja) 背負子
JP3223044U (ja) 杖補助具
KR102268508B1 (ko) 다기능 지팡이
JPS6125478Y2 (ja)
KR100795438B1 (ko) 보행보조기
US20230329957A1 (en) Seated walker
KR20170095773A (ko) 휘어진 전완 거치대 미끄럼방지 손잡이 넓은 고무끝 목발
KR200181064Y1 (ko) 의자겸용 지팡이