JPH03215957A - 膜厚の測定方法 - Google Patents

膜厚の測定方法

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JPH03215957A
JPH03215957A JP1049090A JP1049090A JPH03215957A JP H03215957 A JPH03215957 A JP H03215957A JP 1049090 A JP1049090 A JP 1049090A JP 1049090 A JP1049090 A JP 1049090A JP H03215957 A JPH03215957 A JP H03215957A
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light
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、石英基板上に形成した薄膜の膜厚を測定する
方法に関し、特に半導体装置の製造プロセスにおける品
質管理等に好適な膜厚の測定方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、石英基板上に形成した薄膜の膜厚を入射した
光の反射光によって測定する方法において、その石英基
板の薄膜形成面の裏面に乱反射面を形成することにより
、精度の高い測定を低コストで行うものである。
〔従来の技術] 従来より、膜厚の測定方法として、エリプソメトリー(
偏光解析法)により膜厚を測定する方法が知られており
、このエリプソメトリーでは、薄膜に対して或る角度で
光を入射し、その反射光の位相差Δと振幅比φを測定す
る。そして、この測定された位相差Δと振幅比φにより
薄膜の膜厚が得られる。
ところで、半導体装置の製造プロセスでは、高抵抗体や
ゲート電極等にポリシリコン層が多く用いられており、
その再現性を向上させるためには、形成するポリシリコ
ン層の膜厚をさらに細かい精度で把握しておくことが必
要である。
しかしながら、半導体装置の製造に一般的に用いられて
いる単結晶シリコン基板は、ポリシリコン層とその光学
定数が近い。例えば単結晶シリコンは、屈折率が3. 
8 5 8程度であるのに対し、ポリシリコンは、その
屈折率が4.0程度の値となっており、その差は大きい
ものとは言えない。従って、直接単結晶シリコン基板上
にポリシリコン層を形成し、その界面からの反射光を測
定することは困難である。
そこで、ポリシリコン層の膜厚を測定するために、第2
図に示すように、単結晶シリコン基板ll上にシリコン
酸化膜12を形成し、そのシリコン酸化膜12上に膜厚
を測定すべきポリシリコン層13を形成することが行わ
れている。
〔発明が解決しようとする課題] ところが、単結晶シリコン基板11上にシリコン酸化膜
12を形成し、そのシリコン酸化膜12上にポリシリコ
ン層13を形成する測定方法では、精度高くシリコン酸
化膜12を形成することが重要となり、そのシリコン酸
化膜12の膜厚や膜質等がばらついた時には、測定の精
度が劣化することになる。また、単結晶シリコンW仮1
1上にシリコン酸化膜12を形成することで、それだけ
作業工程が増加することになり、その費用が増大ずる。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、精度の良
い膜厚の測定を低コス1・で実現するような膜厚の測定
方法の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明の膜厚の測定方法
は、石英基板上に形成され該石英基板と屈折率が異なる
薄膜の膜厚を、その薄膜に対して光を入射させ、その人
躬光の反射光を用いて測定する方法において、上記石英
基板の薄膜形成面の裏面に乱反射面を形成することを特
徴とする。
」二記石英基板と屈折率が異なる薄膜としては、例えば
ポリシリコン層やアモルファスシリコン層等が挙げられ
る。また、乱反射面の形成は、例えばラッピング処理等
によって行われ、サン1・′ブラスト等を使用して上記
裏面を荒らすことによって行われる。実験結果からは、
400番〜700番程度のものが最も良好な結果となっ
ている。
〔作用] 測定されるべき薄膜を単結晶シリコン基板上に形成する
のではなく、該薄膜と屈折率の異なる石英基板上に形成
することで、反射光が有効に得られることになる。とこ
ろが、石英基板は透明であるために、石英基板と例えば
エリプソメータステージの間の界面での反射光によって
、位相差Δや振幅比φ等のデータが悪影響を受ける。そ
こで、石英基板の裏面に乱反射面を形成することで、石
英基板の裏面での反射が抑えられ、精度の高い測定が可
能となる。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
本実施例は、第1図に示すような石英基板1を用いてポ
リシリコン層の膜厚をエリプソメトリーにより測定する
方法である。
まず、その石英基板1について説明すると、その表面4
は極めて精度高く平坦な面とされており、その裏面3は
ラッピングされており、サンドブラフト加工されて粗い
面とされている。このように裏面3に粗い面からなる乱
反射面が形成された石英基板1を用いる。なお、この石
英基板lの厚みは400〜500μm程度である。
次に、膜厚を測定すべき薄膜として、ポリシリコン層2
を裏面3に乱反射面が形成された石英基板1の表面4上
に形成する。このポリシリコン層2は、例えばCVD装
置等により減圧CVD法を用いて形成される。
続いて、ポリシリコン層2を表面4に形成した石英基板
1をエリブソメー夕にセットする。すなわち、石英基板
1の乱反射面が形成された裏面3側をエリプソメータス
テージ5の表面に合わせるように、当該石英基板1をエ
リプソメータにセットすれば良い。
この石英基板1のセット後、第1図に示すように、所定
の角度例えば70度の入射角で、波長6328人のビー
ムを照射する。光が入射した時では、まず、ポリシリコ
ン層2と石英基板1の界面で光が反射し、その反射光を
測定して、位相差△と振幅比φを得ることで膜厚が測定
される。ポリシリコン層2はその屈折率が4.0−0.
2iであり、一方石英基板1はその屈折率が1.457
−0.0iであるため、両者の屈折率が大幅に異なる。
このため分解能を大きくすることができる。
このように分解能の大きな反射光が得られる一方で、同
時に入躬した光の一部は、石英基板1を透過して行く。
石英基板1は殆ど吸収がないために、石英基板1の裏面
3に到達する。ここで、本実施例の石英基板1では裏面
3が乱反射面とされているため、到達した光はそこで乱
反射する。その結果、ポリシリコン層2と石英基板1の
界面からの反射光の光路に、石英基板1の裏面3からの
反射光が進入する割合は大幅に減少し、精度の高い測定
が実現されることになる。
以上のように、本実施例の膜厚の測定方法では、石英基
板1の裏面に形成した乱反射面によって余分な光が乱反
射することになり、石英基板1」二に形成したポリシリ
コン層2の膜厚がエリブソメトリーにより精度高く測定
されることになる。しかも、その石英基板1の裏面3へ
の乱反射面の形成は、単にラッピング処理するだけで良
いため、低コス1・化を図ることができ、サンドブラス
ト加工する場合では、同時に多数の加工が可能であるか
ら、さらに低コスト化が可能である。
なお、本実施例では、石英基板1上にポリシリコン層2
を形成したが、アモルファスシリコン等の薄膜でも同様
に膜厚を測定できる。
〔発明の効果〕
本発明の膜厚の測定方法は、石英基板の裏面に乱反射面
を形成するために、その裏面での反射を抑えて精度の高
い膜厚の測定が可能である。また、石英基板の裏面に乱
反射面を形成することは、他の材料膜を形成する等の工
程に比較して、作業工程も簡単となり、大量な基板の加
工を低コスl・で実現できる。従って、半導体装置の製
造プロセスにおける品質管理の費用を抑えるのに好適と
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の膜厚の測定方法を説明するだめの石英
基板等の断面図、第2図は従来の膜厚の測定方法を示す
シリコン基板等の断面図である。 1・・・石英基板 2・・・ポリシリコン層 3・・・裏面 4・・・表面 5・・・エリプソメータステージ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 石英基板上に形成され該石英基板と屈折率が異なる薄膜
    の膜厚を、その薄膜に対して光を入射させ、その入射光
    の反射光を用いて測定する方法において、 上記石英基板の薄膜形成面の裏面に乱反射面を形成する
    ことを特徴とする膜厚の測定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000065536A (ja) * 1998-08-20 2000-03-03 Otsuka Denshi Kk 膜厚及び光学定数の測定方法及び装置
JP2005085817A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Mitsubishi Electric Corp 薄膜半導体装置およびその製造方法
JP2008292296A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Toray Eng Co Ltd 透明膜の膜厚測定方法およびその装置

Cited By (3)

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