JPH03215947A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH03215947A
JPH03215947A JP2323425A JP32342590A JPH03215947A JP H03215947 A JPH03215947 A JP H03215947A JP 2323425 A JP2323425 A JP 2323425A JP 32342590 A JP32342590 A JP 32342590A JP H03215947 A JPH03215947 A JP H03215947A
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    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/778Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface
    • H01L29/7782Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with confinement of carriers by at least two heterojunctions, e.g. DHHEMT, quantum well HEMT, DHMODFET
    • H01L29/7783Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with confinement of carriers by at least two heterojunctions, e.g. DHHEMT, quantum well HEMT, DHMODFET using III-V semiconductor material
    • GPHYSICS
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    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、一般に超格子多状態回路に関するものであり
、特に、多状態記憶回路または多状態論理回路で利用で
きる基本的構成単位の多状態インバータ回路に関するも
のである。多状態インバータ回路は、階段状のドレイン
電流−ゲート電圧特性を有する、インバータ負荷と直列
な超格子トランジスタを含む。特定の実施例では、各記
憶セルが3つ以上の安定な記憶状態を有する交差結合さ
れた1対のインバータ回路を含み、各インバータが超格
子電界効果トランジスタを有する、改良された消去可能
なメモリが形成される。
B.従来の技術 従来の消去可能半導体記憶セルは、2つの安定状態のい
ずれかをラッチ(ロック)する1対の交差結合されたイ
ンバータを含む、ラッチ回路に基づいている。記憶セル
の2つの状態(0.1)は、単にインバータの安定な論
理状態であり、インバータの伝達関数によって決まる。
電界効果トランジスタ(FET)に関して具体的に本発
明の説明を行なうが、本明細書の教示は、他の種類のト
ランジスタおよび半導体にも適用できる。電界効果トラ
ンジスタは一般に単層のデバイスで、電荷のキャリアが
ゲートの制御下でソースからドレインへ流れるものであ
り、ソース、ゲート、およびドレインはそれぞれ金属製
の接点電極を有する。ゲートは、ゲートの下をソースか
らドレインへ流れる電荷の伝達を制御するため、空乏層
を形成するショットキー・バリアを含むことができる。
最近の半導体の発達により、多層へテロ接合デバイスが
開発された。これらのデバイスは、一般にガリウムひ素
(GaAs)とアルミニウムガリウムひ素(AflGa
As)の交互の層から構成されている。このようなデバ
イスに適当な電圧を印加すると、GaAs層の材料接合
部に、易動度の高い電子が高濃度で形成できる。この領
域を2次元電子ガス(2DEC)という。2DEG中の
電子は易動度がきわめて高く、高濃度であり、このため
他のトランジスタに比べてスイッチング速度がほぼ4倍
のトランジスタが得られる。
電界効果トランジスタなど易動度の高いデバイスでは、
共通の上面にソース接点およびドレイン接点を設けるこ
とが知られている。ショットキー・バリアをゲートとし
て、共通の上面上のソースとドレインの間に設ける。こ
のゲートは、ゲート電極の下の2DEG中の電荷の流れ
を制御する。たとえば、米国特許第4558337号、
第4471367号、および第4455564号明細書
を参照のこと。これらのデバイスでは、ソース接点およ
びドレイン接点は、上部導電層にのみ延びて5− いる。
従来技術におけるもうひとつの方法は、超格子から形成
したベース領域を有するトランジスタを製作するもので
ある。米国特許第4137542号明細書に開示するよ
うに、超格子は、G a A sとGaAQAsなどの
異種の材料の交互の層から形成することができる。超格
子の他の例は、Surface Sciences N
o.  1 1 3、1 9 8 2年、pp.479
〜480に開示されたもので、固有層を間に挟んで、n
型およびp型にドーピングしたGaAs層を周期的に配
列したものである。特開昭58−114455は、n型
にドーピングしたGaInAsのエミッタ層とコレクタ
層の間に挟んだ、p+にドーピングしたGaAsSbと
、p−にドーピングしたGa I nAsの交互の層か
ら形成した超格子ベースを開示している。さらに、米国
特許第4424525号明細書には、本明細書に開示す
るものと類似のへテロ構造超格子電界効果トランジスタ
が開示されている。しかし、本発明と、上記の多くの従
来技術によるGaAsと6一 GaAQAsの交互の層を有するデバイスとの主な相違
点は、従来技術によるデバイスでは、GaAs層のみが
電荷キャリアを有しN G a A Q A sにはな
<、シたがって通常の動作中に本発明の階段状のド1ノ
イン電流−ゲート電圧特性が得られないことである。
数個の2状態デバイスを接続して多状態出力を得るとい
う概念も、従来技術で知られている。たとえば、1つの
記憶セル中で、しきい電圧の小さい順に電界効果トラン
ジスタを接続すると、多状態出力が得られる。第2の例
は、従来技術による階段状の伝達特性を有する離散型多
状態回路であり)これはN  ” Electroni
c Implementation ofMultiv
alued Logic Networks ” z 
Appl. Phys.Lett.、Vol.33、N
o.7、1978年、pp.665〜667に記載され
ている。
C.発明が解決しようとする課題 本発明の主目的は、階段状のドレイン電流−ゲート電圧
特性を有する、超格子トランジスタと直列なインバータ
負荷を含む基本的構成単位の多状態インバータ回路で形
成された、超格子多杖態回路を提供することにある。こ
の多状態インバータは、基本的構成要素となる回路で、
組合せ論理回路、順次論理回路、消去可能記憶回路など
の各種の回路で使用することができる。
本発明の他の目的は、複数ビット(ワード)のデータが
各記憶セルに記憶できるように各多状態記憶セル中のデ
ータ記憶容量を増大させた、改良された消去可能多状態
メモリを提供することにある。
D.課題を解決するための手段 各記憶セルは、1対の交差結合されたインバータ回路か
ら形成され、各回路は超格子トランジスタを宵し、3つ
以上の安定な記憶状態が得られる。
この超格子トランジスタ・インバータは、従来の記憶セ
ルの交差結合されたトランジスタ・インバータの代りに
使用でき、多状態の交差結合されたインバータを、適当
な駆動電圧の印加によって駆動すると、複数の安定状態
の任意の1つをとらせることができる。本明細書に開示
する実施例では、交差結合された超格子トランジスタは
、4つの安定な記憶状態の任意の1つに駆動され、2ビ
ットのメモリを形成する。超格子内の層の数に応じて、
超格子トランジスタから形成される交差結合されたイン
バータ回路を、実用の範囲内で任意の数、たとえば8つ
の安定状態に駆動して3ビットのメモリを形成し、また
は16の安定状態の任意の1つに駆動して4ビットのメ
モリを形成するように設計することもできる。
本明細書の教示によれば、本発明は、階段状のドレイン
電流−ゲート電圧特性を宵する超格子トランジスタと直
列なインバータ負荷を含む、基本的多状態インバータ回
路を提供する。このトランジスタは、移動性キャリアの
最大濃度が高く、キャリアの易動度が高い、高σ伝導度
の半導体材料と、移動性キャリアの最大濃度が低く、キ
ャリアの易動度が低い、低σ伝導度の半導体材料の複数
の交互の層から形成され、電流がデバイスの異なる層を
選択的に通過する、多層チャネル構造を有する。
高σ層は電流を通す層で、低グの比較的非導電性一9ー の層によって互いに分離されている。各導電層は独立の
電流経路を画定し、これにより少なくとも2つの独立し
た電流経路が得られる。キャリア空乏制御手段が、導電
層および比較的非導電性の層中の電荷キャリアの空乏を
制御して、導電層中を流れる電流を、階段状の特性が得
られるように選択的に制御する。最大濃度とは、キャリ
アがその層に流れるようにゲートにバイアスをかけた時
に達する濃度であり、そうでない場合は、この層はキャ
リアの空乏を生じる。各層で到達できる濃度は、その層
の材料の特性だけでなく、i)構造中での層の配置(2
DECの場合のように、隣接の層がドーピングされてい
るかどうか)およびii)バイアス状態にも依存する。
印加されるドレイン電圧での層の伝導度によって、ゲー
ト電圧の増加に比例するドレイン電流の増加が決まる。
超格子の様々な実施例では、キャリアは電子でも正孔で
もまたはその両方でもよく、実施例によっては、層によ
ってキャリアが異なることがある。各トランジスタは、
多層チャネルの両側にソースおよび一10一 ドレインを宵する電界効果トランジスタが好ましい。伝
導度は、易動度μと移動性キャリアの濃度の積であり、
材料特性であってバイアス条件等には無関係な易動度μ
とは違って、ゲートのバイアス条件に依存する。
好ましい実施例では、多層チャネル構造は、露出した表
面に実質的に平行な基板」二に設けた高σおよび低グの
半導体材料の交互に重ねた複数の層を含む。ソース電極
およびドレイン電極の領域が、露出した表面から複数の
層を通って延び、各高σ導電層と各低σ導電層を電気的
に接触させる。キャリアの空乏制御または蓄積制御手段
が、露出した表面の第1および第2の表面接点の間にあ
り、導電層および比較的非導電性の層中に電荷キャリア
が順次存在できるようにする。キャリア空乏制御手段は
、これにより導電層を通ってソース電極からドレイン電
極へ流れる電流を選択的に制御する。
キャリア空乏制御手段は、デバイスの表面上に設けたシ
ョットキー・バリア電極の形でよい。例示した常時オフ
の実施例では、ショットキー電極にバイアス電圧が印加
されない時は、ソース電極とドレイン電極の間に電流が
流れない。ショットキー・ゲート電極の下の、一番下の
導電層中の電荷キャリアの空乏を不可能にするのに十分
な、小さいバイアス電圧をショットキー電極に印加する
と、一番下の導電層に電流が流れる。ショッ1・キー・
ゲート電極に印加する電位を増大させると、そのすぐ上
の空乏になっていない導電層にも電流が流れ、同様にし
て、その他の空乏になっていない導電層にも次々に電流
が流れる。
これとは異なる常時オンの多層ゲート構造の実施例も、
ゲート電極にバイアス電圧を印加しないと常時オンで動
作し、バイアス電圧を増大させると、その下の導電層お
よび比較的非導電性の層中で電荷キャリアが次第に空乏
になるような、適当な材料およびドーピング・レベルを
用いて設計することができる。
E.実施例 第2図は、従来の消去可能な半導体記憶セルを形成する
、1対の交差結合されたインバータQl−R1およびQ
2−R2を含む、従来技術による代表的なメモリ・ラッ
チ回路を示す。この回路で、トランジスタQ3およびQ
4は通過制御トランジスタであり、記憶素子へのデータ
・ビット(Oまたは1)の書込み、または記憶素子の状
態(0または1)の読取りを可能にするオン/オフ・ス
イッチとして機能する。抵抗R1およびR2はNVDD
と、交差結合されたインバータ・トランジスタQ1およ
びQ2との間に接続された電流供給抵抗、すなわち負荷
抵抗であり、概念的に、抵抗R1およびR2は等価の電
流供給トランジスタで置き換えることができる。
交差結合されたインバータQl−RlおよびQ2−R2
は、第3図に示すインバータ伝達関数によって決まる安
定な論理状態である、2つの安定状態(0または1)の
いずれかにラッチすることができる。第3図は、2つの
安定な状態と不安定な状態を決定する、伝達関数を実線
で示し、反射を破線で示す。Vout=4.5V、Vi
n=0.5■、およびVout=0.5V、Vin=4
.13 5vにおける2つの安定状態は、1ビットのデータを安
定に記憶することができる。記憶セルは、通過制御トラ
ンジスタQ3(書込み1)または通過制御トランジスタ
Q4(書込み0)を介して駆動電位を供給することによ
り、いずれかの安定な状態に駆動することができ、駆動
電位を除去した後も記憶セルは安定な状態に保たれ、通
過制御トランジスタQ3またはQ4のいずれかを介して
電位をサンプリングすることによりそれを読み取ること
ができる。
第4図は、Vout=3.5V、Vin=0.5VN 
VO u t=2.5VN V in= 1.5V1V
out=1.5Vs Vin=2.5V1およびVou
t=0.5V、Vin=3.5Vにおける黒丸で示した
、本明細書で教示する多状態(論理または記憶)回路の
基礎となる4つの安定状態を有するデバイスの概念的な
伝達特性曲線を示す。
第5図は、各種の多状態論理回路で使用できる、本発明
による多状態インバータ回路を示す。トランジスタQO
は、第1図に示すような超格子多状一14 態トランジスタであり、第6図に示すような階段状のド
レイン電流−ゲート電圧特性を有する。この回路で、負
荷抵抗ROは適当な負荷トランジスタで置き換えること
ができる。第5図に示すインバータ回路は、消去可能な
記憶回路、および各種の組合せ回路または順次論理回路
の基本要素であり)Vranesic, et al.
1″ElectronicImplementatio
n of Multi−Valued LogicNe
tworks ” N 1974 Internati
onal Symposium onMultiple
−Valued Logicz米国ヴアージニア州Mo
rgantown zに開示され教示されているように
して、論理回路に利用することができる。
第5図のインバータ回路は、第2図の交差結合されたイ
ンバータ回路Ql−RlおよびQ2−R2のそれぞれの
代りに使用することができ、適当な駆動電圧の印加によ
って駆動して、複数の安定状態の任意の1つをとらせる
ことができる。本明細書に開示する記憶回路の特定の実
施例では、超格子トランジスタを有する交差結合された
インバータ回路は、4つの安定状態の任意の1つに駆動
されて、2ビットのメモリを形成することができる。
超格子構造内に多少の層を有する超格子トランジスタは
、実用の範囲内で、任意の数、たとえば3元メモリで3
つの安定状態、すなわち8つの安定状態に駆動して3ビ
ッl・のメモリを形成し、または16の安定状態の任意
の1つに駆動して4ビットのメモリを形成するように設
計することもできる。
第1図のへテロ構造超格子構造は、階段状のドレイン電
流−ゲート電圧特性を存するFETをもたらす。この構
造は、表面接点電極を有するゲート14で分離された、
表面接点電極を有するn+にドーピングしたソース10
と、表面接点電極を有するn+にドーピングしたドレイ
ン12を含み、n型にドーピングしたA Q G a’
 A s等の低σ伝導度の材料の層の間に、ドーピング
しないGaAs等の高σ材料の層を挟んで構成された多
層超格子構造で形成されている。第1図を参照すると、
半絶縁体であるGaAs基板32上に、複数のn型にド
ーピングしたAQGaAs層18、22、26、30と
、複数のドーピングしないGaAsの層16、20、2
4、28を交互に成長させる。
この後、AQGaAs層とGaAs層をn+にドーピン
グして、ソース電極およびドレイン電極領域を形成する
。第5図のゲート構造の材料およびドーピング・レベル
は、ショットキー電極にバイアス電極が印加されない場
合はソースとドレインの間に電流が流れない、常時オフ
のデバイスをもたらすように選択する。ショットキー・
ゲート電極の下の、一番下の導電層16中の電荷キャリ
アの空乏を不可能にするのに十分な小さいバイアス電圧
をショットキー・ゲート電極に印加すると、一番下の導
電層中に電流が流れる。ショットキー・ゲート電極に印
加する電位を増大すると、比較的非導電性の層18にも
ある程度の電流が流れることがあるが、多くはない。し
かし、ゲートに印加する電位をさらに増大すると、下か
ら2番目の空乏でない導電層20にもかなりの電流が流
れ、同様にして、その次の空乏でない導電層24、28
にも電流が流れ、第6図に示すような階段状の特性曲−
17一 線が得られる。
ゲート電極にバイアス電圧を印加しない場合は常時オン
で動作し、バイアス電圧を増大すると、その下の高σ層
および低σ層が、下の届ほど電荷キャリアが次第に空乏
になる、別の常時オンの多層ゲート構造の実施例も、適
当な材料とドーピング・レベルで設計することができる
ソース表面電極接点10とドレイン表面電極接点12の
間にショットキー・ゲート電極14を設ける。強化モー
ドでは、ゲート・ソース間の電圧VaSを増大させるに
つれて、次第に浅い多層ゲート領域が伝導に関与するよ
うになる。第1図の構造では、高σGaAs半導体材料
と低σG aAflAs半導体材料の交互の超格子層の
厚みは、約10OAである。低σGaAQAs半導体材
料は、アルミニウムを含みかつ不純物が拡散しているた
めに、キャリアの易動度が低く、またキャリア濃度が高
いにもかかわらず、キャリアが捕捉されるために、移動
性キャリアの濃度が低<、シたがって、電流を余り運ば
ない。高σGaAs半導体材18 ー 料はアルミニウムを含まず、不純物の拡散がなく、2D
ECが形成されるために、移動性キャリアの濃度が高ク
、シたがって電流を比較的よく通す。
第1図のドーピング・レベルと構造は、ゲート電極のバ
イアス電圧がOの場合にデバイスが常時オフとなり、高
σ層および低σ層16ないし30のすべてでキャリアが
空乏となるように選択する。
第6図に示すように、ゲートに小さい正の電圧VQSを
印加すると、一番下の高σ層16中のキャリアが、曲線
の最下部Aに示すようなドレイン電流IDを与える。ゲ
ート電位をさらに増大すると、空乏でないキャリア領域
が、次第に一番下の低σ層18を含むようになる。しか
し、低σ層18は、ドレイン電流I。には余り寄与せず
、ドレイン電流は曲線の部分Bの間、比較的一定に保た
れる。
ゲート電位を増大すると、空乏でないキャリア領域が、
次第に下から2番目の高σ層20を含むようになり、曲
線の部分A“で示すように、電流が次第に増大する。ゲ
ート電位をさらに増大すると、空乏でないキャリア領域
が、次第に下から2番目の低σ層22を含むようになる
。しかし、低σ層22は、ドレイン電流■。には余り寄
与せず、ドレイン電流は、曲線の部分B“の間、比較的
一定に保たれる。このようにして、ゲート電位が増大し
て次々に上の高σ層を含むようになるにつれて、ドレイ
ン電流Inは次第に増大し、ゲート電位が増大して次第
に上の低σ層を含むようになるときは、ドレイン電流は
平坦に保たれ、第6図の曲線が得られる。
このように、ヘテロ構造の超格子構造は4つの安定な動
作状態(電圧値)を有し、交差結合したインバータでこ
れを使用して、第4図の伝達特性曲線に示すように、4
つの安定状態の任意の1つでラッチすることにより、安
定なメモリを形成することができる。
本発明に使用するトランジスタは、シリコン、ゲルマニ
ウム、ガリウムひ素等、任意の半導体材料で製作するこ
とができる。ペテロ結合構造ではなく、同一材料で異な
るドーピングを行なった層を有するトランジスタも使用
することができる。
ドーピングした層とドーピングしない層の各対の厚み、
すなわち超格子の周期は、用途に応じて選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、多状態論理回路または多状態記憶セルを形成
するのに利用できる、ペテロ構造超格子電界効果トラン
ジスタの構造を示す図である。 第2図は、1対の交差結合されたインバータから形成し
た、従来技術による消去可能な記憶セルを示す図である
。 第3図は、第2図に示す従来技術による消去可能な記憶
セルの伝達特性曲線を示すグラフである。 第4図は、第1図に示すような4つの安定状態を有する
多状態論理回路または多状態記憶セルの基礎となる、概
念的な伝達特性曲線を示すグラフである。 第5図は、各種の多状態論理回路または記憶回路で使用
できる、本発明による多状態インバータ回路を示す図で
ある。 第6図は、ゲート電圧V。,を増大させるとき、21 ドレイン電流工,が階段状になる性質を示す、第1図の
トランジスタの特性曲線である。 10・・・・ソース、12・・・・ドレイン、14・・
・・ゲート、16、20、24、28・・・・高cr(
GaAs)層、18、22、26、30・・・・低σ(
AQGaAs)層、32・・・・基板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)階段状のドレイン電流−ゲート電圧特性を有する
    、超格子トランジスタと直列なインバータ負荷を含むイ
    ンバータ回路において、 上記のトランジスタが、デバイスの異なる層を電流が選
    択的に通過できるようにする多層チャネル構造と、キャ
    リア空乏制御手段とを含み、上記の多層チャネル構造は
    、高σ伝導度の半導体材料と、低σ伝導度の半導体材料
    とを交互に重ね合わせた複数の層を含み、高σ層は電荷
    キャリアを含み電流を伝導する層であり、やはり電荷キ
    ャリアを含むがσ伝導度が低く、比較的非導電性である
    低σ伝導度の層によって互いに分離されて、各導電層が
    独立した電流経路を画定し、これにより少なくとも2つ
    の独立した電流経路を形成し、上記のキャリア空乏制御
    手段は、導電層および非導電層中の電荷キャリアの空乏
    を制御して、上記の階段状の特性により、導電層を通る
    電流を選択的に制御することを特徴とする、インバータ
    回路。
  2. (2)各トランジスタが、上記チャネルの両側にソース
    とドレインを有するヘテロ構造の電界効果トランジスタ
    であることを特徴とする、請求項1に記載のインバータ
    回路。
  3. (3)複数の記憶セルを含む高密度の消去可能な記憶回
    路中にあり、 各記憶セルは、3つ以上の安定な記憶状態のうちの任意
    の1つをラッチすることにより、2ビット以上の情報を
    記憶することができ、 各消去可能記憶セルは、3つ以上の安定した記憶状態を
    提供する1対の交差結合した上記のインバータ回路を含
    み、適当な駆動電圧の印加によって駆動されて、安定な
    記憶状態のうち任意の1つをとるようになることを特徴
    とする、請求項1に記載のインバータ回路。
  4. (4)多層チャネル構造が、少なくとも4層の、高σお
    よび低σ伝導度半導体材料の交互の層を含み、交差結合
    されたインバータ回路が4つの安定状態のうち任意の1
    つに駆動されて、少なくとも2ビットのメモリを形成す
    ることができることを特徴とする、請求項3に記載のイ
    ンバータ回路。
  5. (5)組合せ論理回路中で使用される、請求項1に記載
    のインバータ回路。
  6. (6)順次論理回路中で使用される、請求項1に記載の
    インバータ回路。
JP2323425A 1989-12-19 1990-11-28 メモリ装置 Expired - Lifetime JPH088355B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US45288489A 1989-12-19 1989-12-19
US452884 1989-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03215947A true JPH03215947A (ja) 1991-09-20
JPH088355B2 JPH088355B2 (ja) 1996-01-29

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ID=23798347

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