JPH03215226A - 電子レンジ用圧力調理容器 - Google Patents
電子レンジ用圧力調理容器Info
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- JPH03215226A JPH03215226A JP1140790A JP1140790A JPH03215226A JP H03215226 A JPH03215226 A JP H03215226A JP 1140790 A JP1140790 A JP 1140790A JP 1140790 A JP1140790 A JP 1140790A JP H03215226 A JPH03215226 A JP H03215226A
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- resin
- microwave
- cooked
- heat
- pressure cooking
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- Pending
Links
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電子レンジで使用する容器、特に本体容器の
内部圧を高めて高圧・高温で調理および解凍でき、さら
に、殺菌処理などにも使用可能な電子レンジ用圧力調理
容器に関する. 従来の技術 従来、この種電子レンジ用圧力調理容器として、米国ノ
ルディックウェアー社が不飽和ポリエステル樹脂をもち
いて形成している(商品名:テンダークッカー). 発明が解決しようとする課題 電子レンジ用圧力調理容器としては、マイクロ波の照射
ムラおよびこれの選択吸収による異常温度上昇物(特に
油分)の存在並びにオーブン機能を具備した電子レンジ
におけるヒータの誤通電による異常温度上昇を考慮して
200℃以上の耐熱性と、圧力調理条件(120℃、2
kg/d)下での各種調理物による汚染(変色、機械的
強度の低下等)のないことが要求される. しかし、従来の材質のものでは前述した圧力調理条件下
での調理物(例えば、カレー,醤油等)による変色(色
差4以上)、および機械的強度の著しい低下(主として
加水分解:プレッシャーク7カーテスト、120℃/l
00時間で引張強度保持率50%)、さらには内部の調
理物と接する部分のみ温度上昇を生じその部分のみがよ
り強度低下をおこし最終的には破壊に至るという実用上
の問題があった. 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、調理物によ
る汚染の少ない実用的な電子レンジ用圧力調理容器を提
供することを目的とする.課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電子レンジ用圧力
調理容器は、耐熱性・耐圧性を有するマイクロ波透過性
樹脂と前記マイクロ波透過性樹脂の内部に分散されたマ
イクロ波吸収発熱物質とから成る. 作用 本発明による電子レンジ用圧力調理容器は、耐熱性・耐
圧性を有するマイクロ波透過性樹脂と少なくともこの内
部にマイクロ波吸収発熱物質が分散された構造体である
ので圧力調理中前記マイクロ波吸収発熱物質が発熱する
ことにより容器全体の温度分布を改善するとともに調理
物(特に水分)の侵入による前記樹脂の機械的強度の低
下を著しく阻害するという作用を有する. 実施例 以下、本発明の電子レンジ用圧力調理容器の一実施例に
ついて説明する. 圧力調理容器は、マイクロ波透過性樹脂として例えばガ
ラス繊維(40wt%)強化の半架橋タイプのボリフエ
ニレンサルファイド樹脂(以下PPS樹脂と称す)内に
マイクロ波吸収発熱物質として例えばカーボンブラック
粉末を混練した材料から成る. 上記構成において、PPS樹脂は連続使用温度220℃
以上の耐熱性と十分な耐圧性(これともっとも関係する
機械物性は引張強度であり1500kg/d以上)七圧
力調理条件(120℃、21Cg/d)下、各種調理物
による変色および調理物内の水による強度低下の度合い
は少なくこれだけでも十分実用に耐え得る(色差2以内
、プレッシャークッカーテスト前記温度1000時間後
の強度保持率70%以上)と思われるが、その内部にマ
イクロ波吸収発熱物質が存在するとこれが発熱し、調理
物(マイクロ波吸体)と接する部分だけではなくて容器
全体を均一に加熱するとともに内部の調理物と容器を構
成するPPS樹脂との温度差を軽減し調理物内の特に水
分の侵入を防止してこれにより生ずるPPS樹脂の強度
低下を阻害する.これによりプレッシャークッカーテス
トで強度保持率90%以上を維持できた. このため、前記圧力調理容器を長期間の実用に際して安
心して使用できる.また、前記実施例においてPPS樹
脂を用いたがこれに限定するものではなく、耐熱水性の
不十分な樹脂も含めて広範囲な樹脂に適用できる.なお
、マイクロ波吸収発熱物質としては誘電体損失電カの大
きいものであれば特に限定しない. 発明の効果 以上のように本発明の電子レンジ用圧カ調理容器によれ
ば、高い信親性を有しかつ広範囲な樹脂に適用できると
いう効果を有する.
内部圧を高めて高圧・高温で調理および解凍でき、さら
に、殺菌処理などにも使用可能な電子レンジ用圧力調理
容器に関する. 従来の技術 従来、この種電子レンジ用圧力調理容器として、米国ノ
ルディックウェアー社が不飽和ポリエステル樹脂をもち
いて形成している(商品名:テンダークッカー). 発明が解決しようとする課題 電子レンジ用圧力調理容器としては、マイクロ波の照射
ムラおよびこれの選択吸収による異常温度上昇物(特に
油分)の存在並びにオーブン機能を具備した電子レンジ
におけるヒータの誤通電による異常温度上昇を考慮して
200℃以上の耐熱性と、圧力調理条件(120℃、2
kg/d)下での各種調理物による汚染(変色、機械的
強度の低下等)のないことが要求される. しかし、従来の材質のものでは前述した圧力調理条件下
での調理物(例えば、カレー,醤油等)による変色(色
差4以上)、および機械的強度の著しい低下(主として
加水分解:プレッシャーク7カーテスト、120℃/l
00時間で引張強度保持率50%)、さらには内部の調
理物と接する部分のみ温度上昇を生じその部分のみがよ
り強度低下をおこし最終的には破壊に至るという実用上
の問題があった. 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、調理物によ
る汚染の少ない実用的な電子レンジ用圧力調理容器を提
供することを目的とする.課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電子レンジ用圧力
調理容器は、耐熱性・耐圧性を有するマイクロ波透過性
樹脂と前記マイクロ波透過性樹脂の内部に分散されたマ
イクロ波吸収発熱物質とから成る. 作用 本発明による電子レンジ用圧力調理容器は、耐熱性・耐
圧性を有するマイクロ波透過性樹脂と少なくともこの内
部にマイクロ波吸収発熱物質が分散された構造体である
ので圧力調理中前記マイクロ波吸収発熱物質が発熱する
ことにより容器全体の温度分布を改善するとともに調理
物(特に水分)の侵入による前記樹脂の機械的強度の低
下を著しく阻害するという作用を有する. 実施例 以下、本発明の電子レンジ用圧力調理容器の一実施例に
ついて説明する. 圧力調理容器は、マイクロ波透過性樹脂として例えばガ
ラス繊維(40wt%)強化の半架橋タイプのボリフエ
ニレンサルファイド樹脂(以下PPS樹脂と称す)内に
マイクロ波吸収発熱物質として例えばカーボンブラック
粉末を混練した材料から成る. 上記構成において、PPS樹脂は連続使用温度220℃
以上の耐熱性と十分な耐圧性(これともっとも関係する
機械物性は引張強度であり1500kg/d以上)七圧
力調理条件(120℃、21Cg/d)下、各種調理物
による変色および調理物内の水による強度低下の度合い
は少なくこれだけでも十分実用に耐え得る(色差2以内
、プレッシャークッカーテスト前記温度1000時間後
の強度保持率70%以上)と思われるが、その内部にマ
イクロ波吸収発熱物質が存在するとこれが発熱し、調理
物(マイクロ波吸体)と接する部分だけではなくて容器
全体を均一に加熱するとともに内部の調理物と容器を構
成するPPS樹脂との温度差を軽減し調理物内の特に水
分の侵入を防止してこれにより生ずるPPS樹脂の強度
低下を阻害する.これによりプレッシャークッカーテス
トで強度保持率90%以上を維持できた. このため、前記圧力調理容器を長期間の実用に際して安
心して使用できる.また、前記実施例においてPPS樹
脂を用いたがこれに限定するものではなく、耐熱水性の
不十分な樹脂も含めて広範囲な樹脂に適用できる.なお
、マイクロ波吸収発熱物質としては誘電体損失電カの大
きいものであれば特に限定しない. 発明の効果 以上のように本発明の電子レンジ用圧カ調理容器によれ
ば、高い信親性を有しかつ広範囲な樹脂に適用できると
いう効果を有する.
Claims (2)
- (1)耐熱性・耐圧性を有するマイクロ波透過性樹脂と
、前記マイクロ波透過性樹脂の内部に分散されたマイク
ロ波吸収発熱物質とから成る電子レンジ用圧力調理容器
。 - (2)マイクロ波透過性樹脂がポリフェニレンサルファ
イド樹脂である請求項1記載の電子レンジ用圧力調理容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140790A JPH03215226A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電子レンジ用圧力調理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140790A JPH03215226A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電子レンジ用圧力調理容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03215226A true JPH03215226A (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=11777166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140790A Pending JPH03215226A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電子レンジ用圧力調理容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03215226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001034702A3 (en) * | 1999-10-29 | 2001-08-16 | Bp Corp North America Inc | Polyester ovenware for microwave cooking applications |
JP2006512344A (ja) * | 2002-12-23 | 2006-04-13 | ユーランド ソシエタ ペル アチオニ | 有機キャリアで安定化された固形薬物分散物及び調製方法 |
JP2013050301A (ja) * | 2006-03-30 | 2013-03-14 | Advanced Composite Materials Llc | 電磁放射によって加熱された単結晶炭化ケイ素を含む複合材料および機器 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1140790A patent/JPH03215226A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001034702A3 (en) * | 1999-10-29 | 2001-08-16 | Bp Corp North America Inc | Polyester ovenware for microwave cooking applications |
JP2006512344A (ja) * | 2002-12-23 | 2006-04-13 | ユーランド ソシエタ ペル アチオニ | 有機キャリアで安定化された固形薬物分散物及び調製方法 |
JP2013050301A (ja) * | 2006-03-30 | 2013-03-14 | Advanced Composite Materials Llc | 電磁放射によって加熱された単結晶炭化ケイ素を含む複合材料および機器 |
US9688583B2 (en) | 2006-03-30 | 2017-06-27 | Advanced Composite Materials, Llc | Composite materials and devices comprising single crystal silicon carbide heated by electromagnetic radiation |
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