JPH03214671A - 半導体集積回路装置の配線形成方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の配線形成方法

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JPH03214671A
JPH03214671A JP1041690A JP1041690A JPH03214671A JP H03214671 A JPH03214671 A JP H03214671A JP 1041690 A JP1041690 A JP 1041690A JP 1041690 A JP1041690 A JP 1041690A JP H03214671 A JPH03214671 A JP H03214671A
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JP
Japan
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signal line
wiring
signal
integrated circuit
semiconductor integrated
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JP1041690A
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Yasuo Sato
康夫 佐藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置の配線形成方法に関し、
特にマスタースライス方式の半導体集積回路装置の配線
形成方法に適用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
マスタースライス方式の単導体集積回路装置の配線形成
方法に関する技術については、例えば、特願昭59−1
82540号公報に記載されている。
この半導体集積回路装置は、半導体チップの周囲に複数
のボンディングパッド及びこのボンディングパッドに対
応した複数の入出力回路を備えている。前記半導体チッ
プの前記ボンディングパッド及び入出力回路で周囲を規
定された領域内には、−3− 内部セル領域が設けられている。この内部セル領域には
、セルがマトリックス状に配置されている。
このセルを複数個配列することにより、回路ブロック(
機能ブロック)が構成されている。前記回路ブロックは
、前記半導体チップ上に、所定間隔で配列されている。
各回路ブロックは、複数個の回路ブロック間に共通な信
号配線(バス)と接続される端子を備えている。
前記バスを介して伝送される信号は、例えばアドレス信
号、クロック信号等である。従って、バスの抵抗及び容
量による信号伝送遅延が大きくなると、半導体集積回路
装置の動作速度の高速化を図ることができない。そこで
、前記回路ブロック間に、前記バスを配置する領域(固
定チャネル領域)を配置している。この固定チャネルは
、通常の論理回路を構成するのに使用される配線チャネ
ル領域と異なる領域に設けられている。この固定チャネ
ル領域には、例えば、論理回路を構成する配線と比べて
配線幅の太い配線が配置される。従って、信号伝送遅延
が問題となるバスを、予め定−4− められた固定チャネル上に配置することにより、バスの
容量及び抵抗による信号伝送遅延を低減し、半導体集積
回路装置の動作速度の高速化を図ることができる。
また、他のマスタースライス方式の半導体集積回路装置
の配線形成方法に関しては、例えば、1988年7月1
1日、日経エレクトロニクス社発行、日経エレクトロニ
クス、第90頁乃至第91頁に記載されている。
この半導体集積回路装置は、前述の半導体集積回路装置
と同様に、内部セル領域に、所定間隔で配列された複数
の回路ブロックを備えている。各回路ブロック間には、
回路ブロック間を接続して論理回路を構成する配線が配
置される領域、すなわち配線チャネル領域が設けられて
いる。この配線チャネル領域には、2層の配線が形成さ
れる。
この2層の配線のうち下層の配線は、予め所定形状にパ
ターンニングされ、前記配線チャネル領域に形成されて
いる。また、この下層の配線の上層には、眉間絶縁膜が
形成されている。この層間絶縁膜には、前記下層の配線
と上層の配線との間を接続するための接続孔が予め形成
されている。
前記2層の配線のうち上層の配線は、前記層間絶縁膜の
上層に形成される。この上層の配線を形成することによ
り、この上層の配線のみで各回路ブロック間を接続する
か、または、前記上層の配線と前記下層の配線とを接続
孔を介して接続して上層の配線と下層の配線の両者を用
いて各回路ブロック間を接続し、種々の論理回路を構成
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら,本発明者は、前記マスタースライス方式
の半導体集積回路装置の配線形成方法を検討した結果、
以干のような問題点を見出した。
前記第1の半導体集積回路装置の形成方法においては、
通常の論理回路を構成する配線の形成を、自動配置配線
(D A : D esign A utomatio
n)システムを使用して行なっている。しかし、同様に
DAシステムを使用してバスを形成した場合、バスを構
成する複数本の信号線の信号経路長が夫々均等かどうか
を考慮していないため、各信号線毎の信号経路長が異な
り、各信号線毎の容量、抵抗にばらつきが発生するとい
う問題があった。
また、前記第2の半導体集積回路装置においても、同様
に,バスの配置について特に考慮されていないため、バ
スを構成する複数本の信号線の信号経路長が夫々均等か
どうかを考慮していないため、各信号線毎に信号経路長
さが異なり、各信号線毎の容量、抵抗にばらつきが発生
するという問題があった。
本発明の目的は、マスタースライス方式の半導体集積回
路装置の配線形成方法において、等抵抗化した信号線を
備えたマスタースライス方式の半導体集積回路装置を形
成することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記マスタースライス方式の半導
体集積回路装置の配線形成方法において、等抵抗化及び
等容量化した信号線を備えたマスタースライス方式の牛
導体集積回路装置を形成することが可能な技術を提供す
ることにある。
7− 本発明の他の目的は、前記マスタースライス方式の半導
体集積回路装置を、自動配置配線システムを使用して形
成することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)マトリックス状にセルを配列して複数の回路ブロ
ックを形成し、該回路ブロック間の領域に、同一方向に
平行に延在する第1信号線を第1配線層に形成し、前記
第1信号線と交差する方向に平行に延在する第2信号線
を第2配線層に形成し、前記第1信号線と第2信号線と
を各信号線の信号伝送経路長を均等(ほぼ均等を含む)
にして電気的に接続するマスタースライス方式の半導体
集積回路装置の配線形成方法であって、前記第1信号線
8 と第2信号線とを電気的に接続する均等(ほぼ均等を含
む)な長さの信号伝送経路を、行列式を用いて決定する
工程と、該決定された信号伝送経路に基づいて配線を形
成する工程とを備える。
(2)前記手段(1)に記載の半導体集積回路装置の配
線形成方法において、予め所定長さに分割して浮遊容量
を均等化した前記第1信号線及び第2信号線を形成する
工程を備える。
〔作  用〕
前述した手段(1)によれば、信号伝送経路の長さは均
等化されるので、信号線の抵抗は均等化される。従って
、バスの抵抗による信号伝送遅延を均等化することがで
きる。
また、同時に、前記行列式による演算はDAシテムで処
理することができるので、等抵抗化されたバスを備えた
マスタースライス方式の半導体集積回路装置を、DAシ
ステムを使用して形成することができる。
前述した手段(2)によれば、信号線の容量は等容量化
されるので、バスの容量による信号伝送遅延は均等化さ
れる。従って、前述したように、抵抗は等抵化されてい
るので、バスの抵抗及び容量による信号伝送遅延を均等
化することができる。
また、同時に、通常のDAシステムを使用して等容量化
した信号線を形成することができるので、等抵抗化及び
等容量化されたバスを備えたマスタースライス方式の半
導体集積回路装置を、DAシステムを使用して形成する
ことができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための企図において、同一機能
を有するものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第1図は、本発明の配線形成方法で形成した一実施例の
マスタースライス方式の半導体集積回路装置の平面図で
ある。
第1図に示すように、本実施例のマスタースライス方式
の半導体集積回路装置は、方形状の半導体基板1で構成
されている。この半導体基板1は例えば単結晶珪素で構
成されている。
前記半導体基板工の周辺部には、ボンディングパッド2
が複数個配置されている。このボンディングパッド2の
近傍には、このボンディングパッド2に対応した入出力
回路3が複数個配置されている。
前記半導体基板1のボンディングバッド2及び入出力回
路3で周囲を規定された領域内には、回路ブロック5(
機能ブロック)が所定間隔で複数個配置されている。こ
の回路ブロック5は、複数個のセルを配列することによ
り構成されている。
前記入出力回路3と回路ブロック5との間の領域及び回
路ブロック5間の領域は、バスを配置する固定チャネル
領域7として使用される。前記バスを介して伝送される
信号は、例えばアドレス信号、クロック信号等である。
前記固定チャネル領域7には、前記バスを構成する第1
信号線8及び第2信号線eの夫々がマトリックス状に配
責されている。前記第1信号線8は、X方向において第
1配線層に複数本配置され一11 ?いる。前記第2信号線9は、Y方向において第2配線
層に複数本配置されている。この第1信号線8と第2信
号線9が交差する部分を、同第1図では交差部10(1
0a.10b,10c,10d)で示す。
前記回路ブロック5のうち、同第1図の左上に示す回路
ブロック5aは、前記バスと接続される端子6 S1y
 6112の夫々を備えている。 この端子6s■,6
5■の夫々は、配線12を介して、前記バスとして使用
される第1信号線8と接続されている。
また、同第1図の右下に示す回路ブロック5bは、前記
バスと接続される端子6。1,68■の夫々を備えてい
る。この端子68■,6。の夫々は、配線12を介して
、前記バスとして使用される第1信号線8と接続されて
いる。
前記配線l2と第1信号線8との間は、接続孔11を介
して接続されている。前記配線12は、前記固定チャネ
ル領域7内で、前記第2信号線9と同様に、Y方向にお
いて第2配線層に配置されている。
この配線12は、夫々同一長さなので、その浮遊容量を
等しい。
−12 前記回路ブロック5aと5bとの間を接続するバスの信
号伝送経路上にない交差部10aでは、第2図(第1図
中一点鎖線で囲った領域■内を示す要部平面図)に示す
ように、所定長さの第1信号線8と所定長さの第2信号
線9の夫々を重ねて配置する。従って、この交差部le
aにある第1信号線8の夫々の浮遊容量は等しい。また
、この交差部10aにある第2信号線9の夫々の浮遊容
量は等しい。
また、前記バスの信号伝送経路上にない第1信号線8及
び第2信号線9の夫々は、前記交差部10との間を所定
間隔離して複数本に分割されている。
この複数本に分割された第1信号線8の夫々は長さが等
しいので、夫々の浮遊容量は等しい。また、この複数本
に分割された第2信号線9の夫々は長さが等しいので、
夫々の浮遊容量は等しい。
前記回路ブロック5aと5bとの間を接続するX方向か
らY方向またはY方向からX方向へのバスの信号伝送経
路上にある交差部10bを、第3図(第1図中一点鎖線
で囲った領域m内を拡大して示す要部平面図)に示す。
第3図に示すように、この交差部10bでは、前記第1
信号線8と第2信号線9との間を、接続孔11を介して
接続し、バスの信号伝送経路上にある第1信号線8同志
及び第2信号線9同志を夫々接続している。
また、X方向のバスの信号伝送経路上にある交差部10
cでは、第4図(第1図中一点鎖線で囲った領域■゛内
を拡大して示す要部平面図)に示すように、第1信号線
8同志を接続している。
また、Y方向のバスの信号伝送経路上にある交差部10
dでは、第5図(第1図中一点鎖線で囲った領域V内を
拡大して示す要部平面図)に示すように、第2信号線9
同志を接続している。
次に、前記交差部10aにおいて、前記信号線8と9と
の間を接続する接続孔l1の位置決定方法の原理を説明
する。なお、この接続孔1lの位置決定方法は、前記第
1信号線8と配線12どの間を接続する接続孔l1の位
置決定方法にも適用できる。
第6図(接続孔の位置決定方法を説明するための要部平
面図)は、4本の第1信号線8(a1乃至?4)と、4
本の第2信号線9(b1乃至b4)との間を接続孔11
を介して接続する交差部10aを示す。
なお、前記接続孔11は、この交差部10aにおいて、
第1信号線a■乃至a4の夫々に一個づつ形成する。
従って、前記第1信号線a■乃至a4のうちのいずれか
一つと、前記第2信号線b■乃至b4のうちのいずれか
一つとが一対一で接続されている。
この信号線a1乃至a4とb1乃至b,との間のマトリ
ックスは、b 1=831 b2”821b3”8G+
 l)4=a■で表わされる。従って、このマトリック
スは、また、この式(i)は、 式(ii)で表わされる。
b =Mbaa − (ii) なお、Mbaは、 ベクトルで表すと、次の である。
一15− ?に、前記第1信号線8をm本、第2信号線9をn本形
成し、この信号線8と9とで形成される交差部10bに
おいて、前記信号線8(a1乃至a■)のうちのいずれ
か一つa1と、前記信号線9(b1乃至bn)のうちの
いずれか一つb,とを接続した状態を、第7図(接続孔
の位置決定方法を説明するための要部平面図)に示す。
前記第1信号線8の配線ピッチはα、第2信号線9の配
線ピッチはβである。同第7図では、前記第1信号線8
と第2信号線9とで形成されるマトリックスに網点を施
す。前記第1信号線aiのマトリックス内にある部分を
太線で示す。この第1信号線alのマトリックスの端部
から接続孔11の中心部までの部分を、夫々A1、A2
で示す。
また、前記第2信号線b,のマトリックス内にある部分
を太線で示す。この第2信号線b,のマトリックスの端
部から接続孔11の中心部までの部分を、夫々B1、B
2で示す。
前記第1信号線a■のA1、A2で示す部分の配線長は
、A1=β(j−1)、A2=β(n−j)で算−16
一 出することができる。また、前記第2信号線b,のB1
、B2で示す部分の配線長は、B1=α(j−1)、B
2=α(m−1)で算出することができる。
前記信号線a.及びb.を接続孔11を介して接続する
ことにより形成される信号伝送経路は、第8A図及び第
8B図(接続孔の位置決定方法を説明するための要部平
面図)に示すように、I(B2〜Al)、 n(B2〜
A2)、 III(Bl〜Al)、IV(Bl〜A2)
、 V(Al〜B2)、VI(A2〜B2)、■(Al
〜Bl)、■(A2〜Bl)の八通りある。
各信号伝送経路の信号伝送経路長は、次の式(1)乃至
(4)で算出することができる。
1(B2〜Al) Qa1b4=a軸一i)+β(j−1)+ fl 、+
fl2 − ( 1 )II(B2〜A2) Q a1bl= a (m−j)+β(n−j)+ Q
1+ Il2 ・・・ ( 2 )m(Bl〜Al) Q a,b,= a (j−1)+β(j−x)+ n
 1+ n 2 ・・・ ( 3)IV(Bl〜A2) ?l a,b,= a (i−1)十β(n−j)+ 
Q1+ Q2 ・・・  ( 4 )V(Al〜B2) Q aLb,=βC:h−1)+ tx (m−i)+
 n 1+ Q2 ・・・  ( i )VI(A2〜
B2) Q a.b,=β(n−j)+ a (m−i)+ Q
1+ Q2 ・・・  ( 2 )■(Al〜Bl) Q alJ=β(j−1)+ a (i−1)+ D 
1+ Q 2−  ( 3 )■(A2〜Bl) Q a.b,=β(n−j)+ a (i−1)+ Q
 ,+ 0 2−( 4 )なお、前記Q■は、前記第
1信号線8の延在方向における所定位置から71・リッ
クスまでの距離を示す。前記+22は、前記第2信号線
9の延在方向における所定位置からマトリックスまでの
距離を示す。
次に、前記信号線a及びbの夫々を4本づつ形成した場
合、すなわち前記m=n=4とした場合を説明する。
前記第7図に示すI (B 2〜Al)の経路において
、前記a1乃至a4のうちのいずれか一つと、前記b■
乃至b4のうちのいずれか一つとを接続孔11?介して
接続すると、このマトリックスは、前記式(ii)を用
いて表わすと、b=Mbaaで表される。
ここで、前記1)dbaは4行、4列の行列なので、コ
,J r k + 1を夫々異なる正の整数とし、1行
i列の成分を″1′″、2行J列の成分をu 1 n、
3行k列の成分を″1′″、4行1列の成分を゛′1′
″とし、これ以外の成分をLL O I+とすれば、任
意の71・リックスを表すことができる。また、この任
意のマトリックスに対応する行列式を、 bi&at+
 b2:a1+b3:ak,b4=alと表すことがで
きる。
次に、前記式( 1 ) ( 0 aIb,= tx 
(m−j.)+β(お1)十Qエ+Q2}を用いて、各
信号伝送経路長を算出する。
なお、α=β=1とする。
Q a,b■=1・(4−i)+1・(]−1)+ Q
 1+ Q 2=4−i+ Q 1+ n 2Q a,
b2=1・(4−j)+1・(2−1)+ Q ■+M
 ,=5−j+ Q ,+ Q 2Q alb3=1・
(4−k)+1・(3−1)+ Q ,+ Q ,,=
6−k+ fl ..+ Q.Q alb.=1・(4
−1)+1・(4−1)+ Q ■+ Q 2=7−l
+ n 1+ Q2ここで、各信号伝送経路長が均等、
すなわちΩa,b1= n a,b2= (l akb
3= Q aIb4となるには、4−i=5j=6−k
=7−1が成り立てば良い。前記i r J r k 
+19ー ■の夫々は正の整数だから、i=1,,j=2,k=3
.1=4となる。従って、前記Mbaは、となる。従っ
て、前記マトリックスは、次の行列式(iii)で表す
ことができる。
?3”a31ba”a4で表わサレル。
前記行列式(jii)に基づいて、配線間を接続孔!1
を介して接続した状態を第9図(接続孔の位置決定方法
を説明するための要部平面図)に示す。第9図では、信
号伝送経路を太線で示す。
また、前記第7図に示す信号経路IT(B2〜A2)に
おいて、前記aよ乃至a4のうちのいずれか一つと、前
記b■乃至b4のうちのいずれか一つとを接続孔11を
介して接続し、信号伝送経路長を均等にする場合、前述
した信号経路Iと同様の方法でMbaを決定すると、 となる。従って、この場合のマトリックスは、次の行列
式(iv)で表すことができる。
また、この71−リックスは、b l”8 4l b 
2”a 39b 3”a21b4”aiで表わされる。
前記行列式(iV)に基づいて、配線間を接続孔11を
介して接続した状態を、第10図(接続孔の位置決定方
法を説明するための要部平面図)に示す。
第10図では、信号伝送経路を太線で示す。
前記第6図乃至第10図を用いて説明したように、種々
のマトリックを行列式に対応伺け、この行列式と前記式
(1)乃至(4)のいずれかを用いてMbaを決定する
と、二種類のMbaが決定される。
この二種類のMbaのうち、前者は第8A図及び第8B
図に示す信号経路1,■,V,■の夫々に対応し、後者
はn ,I[VI,■の夫々に対応する。
2lー このように、種々のマトリックスを行列式に対応付け、
前記式(1)乃至(4)のいずれを用いて行列式を決定
し、この決定された行列式に基づいて接続孔11を形成
することにより、信号伝送経路の信号伝送経路長を均等
にすることができる。
なお、前記配線ピッチαとβが等しくない場合には、信
号経路の信号伝送経路長が均等になる信号伝送経路を決
定することはできないが、ほぼ均等になる信号伝送経路
を決定することは可能である。
また、前記信号伝送経路長の算出及び行列演算は、DA
システムで処理することができるので、等抵抗化した信
号線(バス)をDAシテムを使用して形成することがで
きる。
次に、本発明の実施例である前記第1図に示すマスター
スライス方式の半導体集積回路装置を、前述した原理に
基づく配線形成方法で形成した例を説明する。なお、本
実施例では、DAシステムを使用して配線を形成する方
法を説明する。従って、以下に述べる各プロセスは、基
本的にコンビ二一タのメモリ上に表われるものである。
プロセスのフローを、第11図(フローチャート)に示
す。
まず、方形状の半導板基板1の周囲に、複数のボンディ
ングバッド2及び入出力回路3を形成する。
次に、前記ボンディングパット2及び入出力回路aで周
囲を規定された領域内にセルを複数配列し、第1−2図
(平面図)に示すように、マトリックス状に所定間隔で
回路ブロック5を配列する〈01>. この回路ブロック5間の領域及び回路ブロック5と入出
力回路3どの間の領域は、固定チャネル領域7である。
この段階で、バスに接続される複数個の回路ブロック5
は決定されている。バスに接続される回路ブロック5は
、同第12図では、の左上に示す回路ブロック5a及び
右下に示す回路ブロック5bの夫々である。前記回路ブ
ロソク5aは、前記バスと接続される端子6 ax +
 8 112の夫々を備えている。前記回路ブロック5
b は、前記バスと接23ー ?される端子E3!1+61+■の夫々を備えている。
次に、第13図(平面図)に示すように、前記固定チャ
ネル領域7において、X方向に平行に延在する複数本の
第1−信号線8を第1配線層に形成し、この第1信号線
8と交差するY方向に平行に延在する複数本の第2信号
線9を第2配線層に形成する。前記第1信号線8は、D
Aシステムのメモリ上に表われるXチャネル上に配置さ
れる。前記第2信号線9は、DAシステムのメモリ上の
Yチャネル」二に配置される。
この信号線8及び9の夫々を形成する際には、両者が交
差する交差部10で、同じ長さに分割された第1信号線
8と、同じ長さに分割された第2信号線9とを重ねる。
従って、前記交差部10にある第1信号線8の夫々の長
さは等しいので、夫々の容量は等しい。また、前記交差
部10にある第2信号線9の夫々の長さは等しいので、
夫々の容量は等しい。
また、前記交差部10との間を所定間隔離して、前記信
号線8及び9の夫々を複数本に分割する。
−24− 従って、前記交差部lOでその両端を規定されて分割さ
れた信号線8の夫々の長さは等しいので、夫々の容量は
等しい。また、前記交差部10でその両端を規定されて
分割された信号線9の夫々の長さは等しいので、夫々の
容量は等しい。
次に、前記第13図に示す回路ブロック5、信号線8及
び9を、第14図(平面図をグラフ化して示す図)に示
すようにグラフ化するく02〉。
第14図において、前記交差部10を丸で示す。
信号線8及び9の夫々を、単純化して一本の線で示す。
前記回路ブロック5aの端子6s及び回路ブロック5b
の端子6つの夫々を二重丸で示す。
次に、公知の方法例えば迷路法、ラインサーチ法等によ
り同第14図に示すグラフ上で、信号伝送経路を探索す
る。この探索によって見出された信号伝送経路15を、
第15図(平面図をグラフ化して信号伝送経路を示す図
)に太線で示す〈03〉。この信号伝送経路15上にな
い交差部10を、交差部10aで示す。X方向からY方
向またはY方自からX方向への信号伝送経路l5上にあ
る交差部10?」交差部10bで示す。X方向の信号伝
送経路」二にある交差部10を.交差部10cで示す。
Y方向の信号伝送経路上にある交差部10を、交差部1
0dで示す。
次に、前記グラフ化した回路ブロック5、信号線8及び
9を、第J−6図(平面図)に示すように、再度具体的
に表現する。
第16図に示すように、前記回路ブロック5aの端子6
s■,6s2の夫々及び前記回路ブロック5bの端子6
8■,68,の夫々と、前記信号線8との間を接続する
配線12は、前記第2信号線9と同様に、第2配線層に
おいてY方向に延在している。
この配線12は、前記固定チャネル領域7内に設けられ
、各配線12の長さは均等である。従って、各配線12
の長さは均等なので、各配線l2の容量は等しい。この
配線12と第1信号線8とを接続する交差部を、これ以
後、前記交差部10bと同様の扱う。
次に、前記交差部10bを、夫々、マトリックスIN4
 s ,M x ,M 2 ,M wで表す。前記マト
リックスM 6 ,M +. , M 2 , M.の
夫々を、同第コ,6図では、一点鎖?で囲って示す。ま
た、後で行列演算を行なうために、前記信号経路15上
にある信号線8,9及び配線12の夫々を、ベクトルa
,To,e,al,eの夫々を用いて表す。このベクト
ルa + b l e l d + ”の夫々及び前記
マトリックスMs,M■g M 2 H M wの夫々
を用いて各交差部10bを表すと、 b=Msa+c=
Mibzal=M2e,e=Midと表わすことができ
るく04〉。
次に、前述した原理に基づいて、マトリックスM s 
,M 1,M 2 ,M wを決定する。決定されたマ
トリックスは、以下の通りである〈05〉。
?のM.,M■, M 2, M.の夫々に対応する行
列式を決定する。この決定された行列式に基づいて接続
孔11を形成する。また、前記信号経路l5上にある第
1信号線8同志を接続パターン16を介して接続し、前
記第2信号線9同志を接続パターンエ7を介して接続す
る。
また、前記交差部10cでは、第1信号線8同士を接続
パターンl6を介して接続し、前記交差部10dでは第
2信号線9同士を接続パターンl7を介して接続する〈
06〉。前記接続孔11、接続パターン16及び17の
夫々を形成した状態を、第17図(平面図)に示す。
以上の工程により、前記信号線8,9及び配線12の夫
々から構成されるバス配線に、前記回路ブロック5a及
び5bの夫々を接続することができる。
この後、従,来と同様の方法により、論理回路を構成す
る配線を形成することにより、前記第1図に示す本実施
例のマスタースライス方式の半導体集積回路装置は完成
する。なお、この完成図に示す状態は、前述したように
、コンピュータのメモリ上に表われるものである。
実際の製品の場合には、前記コンピュータのメモリ上に
ある配線パターンに基づいてマスクを作成し、このマス
クを用いて通常のウェーハブロセスを行なうことにより
、製品を完成する.ことができる。完成時の製品での配
線の形状は、前記第1図に示す配線と同様である。
28− 以上の説明から分かるように、本実施例によれば、バス
として使用される第1信号線8、第2信号線9及び配線
12の夫々の間を接続する接続孔11を、前記信号線8
、9、12の夫々から構成される信号伝送経路の信号伝
送経長が均等またはほぼ均等になる位置に形成したこと
により、各信号線毎の抵抗による信号伝送遅延は均等ま
たはほぼ均等になるので、等抵抗化したバスを形成する
ことができる。
また、バスを構成するのに使用される信号線8、9、1
zは、夫々の容量が等しいので、これらの配線から構成
されるバスの容量は、等容量になり、等容量化されたバ
スを形成することができる。
従って、等抵抗化、等容量化されたバスを形成すること
ができる。
また、同時に、DAシステムで前記行列演算及び信号伝
送経路長の算出を行うことができるので、等抵抗化及び
等容量化されたバスを備えたマスタースライス方式の半
導体集積回路装置を、DAシステムを使用して形成する
ことができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る マスタースライス方式の半導体集積回路装置の配線形成
方法において、等抵抗化した信号線を形成することがで
きる。
マスタースライス方式の半導体集積回路装置の配線形成
方法において、等抵抗化及び等容量化した信号線を形成
することができる。
前記マスタースライス方式の半導体集積@路装置の配線
形成方法において、等抵抗化及び等容量化した信号線を
DAシステムを使用して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の配線形成方法で形成した一実施例の
マスタースライス方式の半導体集積回路装置の平面図、 第2図は、前記第1図中一点鎖線で囲った領域■内を示
す要部平面図、 第3図は、前記第」,図中一点鎖線で囲った領域■内を
示す要部平面図、 第4図は、前記第1−図中一点鎖線で囲った領域■内を
示す要部平面図、 第5図は、前記第1図中一点鎖線で囲った領域V内を示
す要部平面図、 第6図乃至第1−o図は、信号伝送経路の信号伝送経路
長を均等にする方法の原理を説明するための要部平面図
、 第11図は、前記半導体集積回路装置の配線形成方法の
フローを示すフローチャート、第12図及び第1−3図
は、前記半導体集積路装置を工程毎に示す平面図、 第14図及び第15図は、前記半導体集積回路装置をグ
ラフ化して示す図、 第16図及び第17図は、前記半導体集積回路装置を工
程毎に示す平面図である。 図中、1・・・半導体基板、2・・・ボンティングバッ
ド、3・・・入出力回路、5 回路ブロック、6・・・
端子、7・・・固定チャネル領域、8・第1信号線、9
・第2信号線、 10 交差部、 l1・・接続孔、 12 配 線、 16, 17 接続パターンである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マトリックス状にセルを配列して複数の回路ブロッ
    クを形成し、該回路ブロック間の領域に、同一方向に平
    行に延在する第1信号線を第1配線層に形成し、前記第
    1信号線と交差する方向に平行に延在する第2信号線を
    第2配線層に形成し、前記第1信号線と第2信号線とを
    各信号線の信号伝送経路長を均等(ほぼ均等を含む)に
    して電気的に接続するマスタースライス方式の半導体集
    積回路装置の配線形成方法であって、前記第1信号線と
    第2信号線とを電気的に接続する均等(ほぼ均等を含む
    )な長さの信号伝送経路を、行列式を用いて決定する工
    程と、該決定された信号伝送経路に基づいて配線を形成
    する工程とを備えたことを特徴とするマスタースライス
    方式の半導体集積回路装置の配線形成方法。 2、前記請求項1に記載の行列式は、 la_ib_j=α(m−i)+β(j−1)+l_1
    +l_2・・・(1)la_ib_j=α(m−i)+
    β(n−j)+l_1+l_2・・・(2)la_ib
    _j=α(i−1)+β(j−1)+l_1+l_2・
    ・・(3)la_ib_j=α(i−1)+β(n−j
    )+l_1+l_2・・・(4)のいずれか一つであり
    、la_ib_jは前記第1信号線(a_1乃至a_m
    )と第2信号線(b_1乃至b_n)との信号伝送経路
    長、αは第1信号線の配線ピッチ、βは第2信号線の配
    線ピッチ、mは第1信号線の本数、nは第2信号線の本
    数、l_1及びl_2は所定位置から第1信号線と第2
    信号線との交差部までの距離を示すことを特徴とする半
    導体集積回路装置の配線形成方法。 3、前記請求項1又は請求項2に記載の半導体集積回路
    装置の配線形成方法において、予め所定長さに分割して
    浮遊容量を均等化した前記第1信号線及び第2信号線を
    形成する工程を備えたことを特徴とする半導体集積回路
    装置の配線形成方法。 4、前記請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の
    半導体集積回路装置の配線形成方法において、前記第1
    信号線及び第2信号線は、自動配置配線システムの配線
    チャネル上に配置されることを特徴とする半導体集積回
    路装置の配線形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022133909A1 (zh) * 2020-12-24 2022-06-30 京东方科技集团股份有限公司 显示面板和显示装置

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WO2022133909A1 (zh) * 2020-12-24 2022-06-30 京东方科技集团股份有限公司 显示面板和显示装置
CN115004292A (zh) * 2020-12-24 2022-09-02 京东方科技集团股份有限公司 显示面板和显示装置
CN115004292B (zh) * 2020-12-24 2024-01-30 京东方科技集团股份有限公司 显示面板和显示装置

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