JPH03214030A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

Info

Publication number
JPH03214030A
JPH03214030A JP911990A JP911990A JPH03214030A JP H03214030 A JPH03214030 A JP H03214030A JP 911990 A JP911990 A JP 911990A JP 911990 A JP911990 A JP 911990A JP H03214030 A JPH03214030 A JP H03214030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ccd
temperature
cell
accumulated
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP911990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinichi Seki
關 金一
Kunio Matsukura
松倉 国男
Hiroshi Nakanishi
博 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP911990A priority Critical patent/JPH03214030A/ja
Publication of JPH03214030A publication Critical patent/JPH03214030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ミクロンオーダの微小領域の温度分布を測定
する温度センサに係わり、特に電荷転送素子(CCD)
を用いた温度センサに関する。
(従来の技術) 近年、マイクロエレクトロニクスやバイオテクノロジー
の分野では、ミクロンオーダの微小領域の温度分布を測
定する必要性が生じている。
しかし、ミクロンオーダでの温度分布を測定するには問
題が多く、マイクロエレクトロニクスやバイオテクノロ
ジーの分野で望まれている微小領域の温度測定はできて
いないのが現状である。
従来、温度を測定する装置として各種の温度計が用いら
れているが、温度計はその原理上、力学的な量を利用し
て温度を測定するもの、電気的な量を測定するもの、さ
らに放射を利用したものに大別できる。
力学的温度計には、液体の膨張収縮を利用した液体温度
計、圧力が温度により変化することを利用した圧力式温
度計、気体の体積及び圧力を利用した気体温度計、熱膨
張係数の違い2種類の金属を張り合わせその曲りを利用
したバイメタル温度計等がある。これらの力学的温度計
は、感温部が比較的大きく、感温部全体が計ろうとする
温度になって初めて正しい温度測定ができるため、微小
領域の温度測定には不向きである。
電気的温度計には、電気抵抗か温度によって変化するこ
とを利用した抵抗温度計と、起電力を利用した熱電対温
度計がある。このような電気的温度計は、力学的温度計
に比べれば感温部を小さくできるものの、ミクロンオー
ダの微小領域の温度分布を測定するにはその大きさが大
きく、また微小化するには構造が複雑になる。
また、放射を利用した温度計は、高温(700℃以上)
領域では、測定する物体からの黒体放射が可視光になる
ため実用になるが、常温や低温域では測定感度が著しく
低く実用的でない。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の温度計にあっては、感温部が大きすぎ
る、微小化に向かない、測定温度範囲が狭い等の問題が
あり、ミクロンオーダでの温度分布を良好に測定するこ
とは困難セあった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、ミクロンオーダの微小領域の温度分
布を良好に測定することのできる温度センサを提供する
ことにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の骨子は、CODの熱雑音による電荷の蓄積量が
、温度に対して変化することを利用して、CCDの各セ
ルの大きさ(ミクロンオーダ)に相当する微小領域の温
重分布を測定することにある。
即ち本発明は、ミクロンオーダの微小領域の温度を測定
する温度センサにおいて、半導体基板上に絶縁膜を介し
て複数の転送電極を形成して構成される電荷転送素子を
1次元若しくは2次元状に配置してなり、この電荷転送
素子を被測定物体に密着させ、熱雑音により該電荷転送
素子に蓄積される電荷量の変化を測定することにより、
被測定物体の微小領域の温度分布を得るようにしたもの
である。
また、本発明は上記構成に加え、CCDの測定感度を上
げるためにCCDを液体窒素温度に冷却した金属基体上
に設置する、さらに光の侵入を防止するためにCCD表
面に光遮蔽膜を被着するようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、温度を検知する方法が従来の温度計の
それとは根本的に異なり、CCDの熱雑音による電荷の
蓄積量の変化を利用しているので、CCDのセルの大き
さに相当する微小領域の温度分布が測定可能になる。ま
た、放射を利用した温度計とは異なり常温や低温域でも
温度nj定を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる温度センサを示す概
略構成図である。図中10はCCDチップであり、この
CCDチップ10はCu等の金属基体30上に取り付け
られている。金属基体30は、液体窒素やドライアイス
等の寒剤50の入った金属容器40に接触しており、こ
れにより金属基体30及びCCDチップ10が冷却され
る。そして、CCDチップ10は被測定物体60に密着
配置されるものとなっている。
なお、冷却は必ずしも必要ないが、感度向上には必要で
ある。また、冷却下でのCCD周辺の結露については、
全体を真空下に置く等の対策をとればよい。
CCDチップ10は例えば2相クロツクφ1゜φ2で駆
動されるもので、第2図(a)に示す如く構成されてい
る。即ち、ライン状のCCDチャネル上に転送電極を配
置したCCD部11゜読出しゲート12.読出しアンプ
13 リセットゲート14及びクロ・ツク発生回路15
等がら構成されている。ここで、CCD部11はイメノ
センサ等のように受光部を備えたものであってもよいし
、シフトレジスタのように受光部のないものであっても
よい。
CCD部11は、第2図(b) 1.:示す如<Si基
板21上にゲート酸化膜22を介して複数の転送電極2
3を形成したものであり、転送電極23の大きさがセル
の大きさに相当する。そして、CCD部11の各セルの
大きさは、例えばlOμmφとなっている。また、CC
D部11への光の侵入による電荷の発生を防止するため
に、第2図(c)に示す如<CCDCD部上1上遮蔽膜
24を被着してもよい。
このような構成であれば、被測定物体60の熱がCCD
チップ10に伝わると、CCDチップlOのCCD部1
1の各セルでは熱雑音により電荷が蓄積される。そして
、この電荷は一定時間だけ蓄積されたのち、順次読み出
される。
ここで、CCD部11の各セルに蓄積される電荷の量は
該セルに近接する領域の温度に比例したものとなる。さ
らに、各セルは前述したように極めて小さいものである
。従って、CCDチップ〕Oの出力から被測定物体60
の微小領域の温度分布を測定することが可能となる。
本発明者らは、前記第1図に示す如き温度センサを構成
するために、市販のCCDイメージセンサ(東芝製TC
D131D)を用い、このウィンドガラスを取り外し、
光の侵入による電荷の発生を防止するためにCCD受光
面へのAIの蒸着を行った。そして、被測定物体60内
に熱源70を配置し、被測定物体60に温度差を付けて
測定を行った。なお、測定は真空下で行い、寒剤50と
して液体窒素を用い、熱源70の温度を40℃、被測定
物体60に熱源70を接触させてから30sec後に、
I MHzのクロックでCCDチップ10の蓄積電荷を
読出した。
その結果、第3図に示す如き結果が得られた。
ここで、横軸はセル位置を示し、縦軸は検出電圧(蓄積
電荷量に相当)を示している。Aの位置が熱源70の位
置に相当し、そこからの熱分布か1謬られている。温度
が高いほど蓄積電荷量が大きくなることから、検出電圧
が基準電圧Eoより負側に高いほど温度が高いことを示
しティる。Aの位置(40℃)での検出電圧は0,05
Vであり、これから離れるに伴い検出電圧が負側に高く
 (測定温度が低く)なっている。そして、各セルの検
出電圧値を温度に換算することによって、被測定物体6
0の微小領域の温度分布が得られる。
このように本実施例によれば、CCDチップ10を被測
定物体60に密着させ、一定時間だけ熱雑音による電荷
の蓄積を行い、その後この電荷の読出しを行う二出によ
り、被測定物体60のCCDチップ10と密着した領域
の温度分布を測定することができる。そしてこの場合、
CCD部11の各セルが10μm幅と極めて小さいため
、微小領域の温度分布を測定することができる。また、
CCDチップ10を冷却しているため、初期状態におけ
る熱雑音による電荷の発生を少なくすることができ、こ
れにより測定感度の向上をはかることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例ではりニアイメージセンサタイプのCCDを
用いたが、2次元分布が必要ならばエリアタイプのCC
Dを用いればよい。
また、本発明の原理からして必ずしも受光部は必要では
なく、CCDのみが配置されたものであってもよい。ま
た、実施例では光の侵入による電荷の発生を防止するた
め表面に光遮蔽膜を設けたが、CCDを不透明な被測定
物体に密着して用いる場合、光遮蔽膜は省略することも
できる。また、CCDを冷却する手段として寒剤の代わ
りにベルチェ素子等を用いることも可能である。さらに
、CCDを冷却しなくても、被測定物体からの電熱によ
り蓄積電荷の変化量が大きい場合、冷却手段を省略して
もよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、CCDの熱雑音に
よる電荷の蓄積量が、温度に対して変化することを利用
して、CCDの各セルの大きさ(ミクロンオーダ)に相
当する微小領域の温度を測定することができ、これによ
り微小領域の温度分布を良好に測定することのできる温
度センサ実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる温度センサを示す概
略構成図、第2図は上記実施例に用いたCCDチップの
具体的構成を示す図、第3図は上記実施例による測定結
果を示す図である。 10・・・CCDチップ、 11・・・CCD部、 12・・・読出しゲート、 13・・・読出しアンプ、 14・・・リセットゲート、 15・・・クロック発生回路、 30・・・Cu板(金属基体)、 0・・・金属容器、 0・・・液体窒素。 ドライアイス等の寒剤、 0・・・被測定物体、 0・・・熱源。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に絶縁膜を介して複数の転送電極を
    形成して構成される電荷転送素子を1次元若しくは2次
    元状に配置してなり、この電荷転送素子を被測定物体に
    密着させ、熱雑音により該電荷転送素子に蓄積される電
    荷量の変化を測定することにより、被測定物体の微小領
    域の温度分布を得ることを特徴とする温度センサ。
  2. (2)前記電荷転送素子を金属基体上に設置し、該金属
    基体を液体窒素温度に冷却してなることを特徴とする請
    求項1記載の温度センサ。
  3. (3)前記電荷転送素子表面に、光の侵入を防止する光
    遮蔽膜を被着してなることを特徴とする請求項1記載の
    温度センサ。
JP911990A 1990-01-18 1990-01-18 温度センサ Pending JPH03214030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP911990A JPH03214030A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP911990A JPH03214030A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 温度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03214030A true JPH03214030A (ja) 1991-09-19

Family

ID=11711750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP911990A Pending JPH03214030A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 温度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03214030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6751497B2 (en) Infrared thermometer
US4095453A (en) Differential thermal analysis cell
US11268861B2 (en) SMD-enabled infrared thermopile sensor
CN101566643B (zh) 一种基于双材料微悬臂梁的薄膜热电变换器的结构及制作方法
CN101566506B (zh) 一种基于微型桥谐振器的薄膜热电变换器的结构及制作方法
JP2003344156A (ja) 赤外線センサおよびそれを用いた電子装置
JPS63259440A (ja) 露点測定装置
US20070227575A1 (en) Thermopile element and infrared sensor by using the same
JPS6122676A (ja) 熱電センサ
US20050152431A1 (en) Dynamic dew point analysis method and a device for determining the dew point temperature and relative humidity
US20200232853A1 (en) Non-contact type infrared temperature sensor module
JPH03214030A (ja) 温度センサ
RU2456559C1 (ru) Тепловой приемник излучения
JP3388207B2 (ja) 熱電式センサデバイスおよびその製造方法
JP3855458B2 (ja) 放射温度検出素子
EP3211404B1 (en) Cmos-compatible dew point sensor device and method of determining a dew point
JPH11258040A (ja) サーモパイル型赤外線センサ
RU2813117C1 (ru) Микрофлюидный тепловой сенсор потока жидкости
JPH0539467Y2 (ja)
US20240280415A1 (en) Sensor, sensor system and method for detecting thermodynamic parameters of a sample, and use of the sensor or sensor system
KR20160015611A (ko) 온도 측정 모듈 및 휴대용 온도 측정 장치
JPH0769221B2 (ja) 温度検知材料、温度センサー及び温度測定方法
Rahnamai Pyroelectric enthalpimetric sensor
JPH0584867B2 (ja)
SU940025A1 (ru) Устройство дл определени температур фазовых превращений