JPH03212794A - 発送委託装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、物品の受は取りまたは購入、及びその発送を
代行業者などに委託する際に、その委託手続を行うため
の発送委託装置に関する。

【従来の技術】

病院の薬局において患者が処方薬を受は取る場合、医師
が発行した処方薬引き換え票を薬局の窓口に差し出した
後、薬剤師による調合を終えさらに受は取りの呼出また
は表示があるまで待ち、窓口に再度出向いて受は取るの
が一般的である。その場合、患者数の多い大病院では１
時間以上の待ち時間になることもしばしばで、はんの数
分の診断を受けるために通院したのに処方薬の受は取り
だけで長時間待たされ、その長さに郡易させられること
が多い。 しかし、このような事態にも拘らず、適切な対策が何等
講じられていないのが現状である。 ところで、特開昭５５−１５９２９２号公報には、事務
所、役所、病院等に使用するものであって、多数の人を
対象として書類、物品の交付の申請受付および交付を行
う場合、申請者と被交付者が同一であるか、または委託
された人であることを特定する手段を有し、必要に応じ
て交付する書類または物品を指定し、これを基に交付に
ともなう手数料の徴収ならびに領収書発行手段を有し、
且つ申請受付および交付にともなう書類や物品の収納容
器を自動的に指定または払出す手段を保有する書類等の
受付・交付装置が開示され、この装置は、病院の薬局に
おける患者への処方薬の投与の手段としても活用できる
と記載されている。

【発明が解決しようする課題】

しかし、病院の薬局で取り扱われる処方薬の種類は非常
に多く、多数の薬種のなかから目的の処方薬を自動的に
判別して提供することは至難であり、投与ミスは人命に
もかかわることになるため、上記の装置を処方薬投与手
段とするのは実用上不可能である。また、処方薬は、医
師が発行する処方薬引き換え票に従って薬剤師が調合し
て患者に与えられているもので、これを機械的に自動化
することは信幀性などの問題から現実的でない。 病院の薬局での処方薬の受は取りに関しては、このよう
なやり方よりも、処方薬引き換え票を受は取り代行業者
等に渡して代行させ、患者宅へ郵送や配送に付す方法の
方が、ミスが少なく安全であり、しかも患者にとっては
受は取りの待ち時間がなくなるばかりでなく、持ち帰る
手間も省け、また病院側にとっても繁忙時を避けて調合
や薬剤管理を行えるため能率が向上する。しかし、その
代行の委託手続が面倒でそのためにまた時間がかかるよ
うでは、患者にとっては代行委託を躊躇せざるを得なく
なる。 そこで本発明の目的は、例えば病院の薬局においてこの
ような代行方法を採った場合、委託手続を簡単に行える
発送委託装置を提供することにある。

【課題を解決するための手段】

本発明による発送委託装置は、発送委託しようとする物
品の委託票が収容された封筒を取り込む封筒取り込み口
と、受託票排出口と、地区別された宛先を手動選択する
ための宛先選択手段と、選択した宛先に応じた代金を現
金またはプリペイドカード等で支払うための代金支払い
口と、その代金支払い額の多少を判別する自動金額判別
装置と、委託確認事項等を表示するためのディスプレイ
装置と、委託同意の際に手動操作する同意操作手段と、
この同意操作手段が操作されたとき上記封筒取り込み口
からの封筒を回収する封筒回収装置と、回収された封筒
に所要事項を記入するプリンタと、封筒回収後に上記受
託票排出口から受託票を排出する受託票排出装置とを備
えてなるものである。

【作　　用】

この発送委託装置を使用して患者が処方薬の受は取り及
びその発送の委託をする場合を例にすると、患者は、医
師から渡された処方薬引き換え票（この場合、ｅの引き
換え票がそのまま委託票となる）を、処方薬を送るため
に用意された封筒に入れ、この封筒を本発送委託装置の
封筒取り込み口に挿入する。そして、宛先選択手段で発
送の宛先を選択し、その宛先に応じた代金を現金または
プリペイドカードで支払う。その支払い額が規定額より
多いか少ないかは自動金額判別装置で判別される。規定
額が支払われると、ディスプレイ装置に委託確認事項等
が表示される。同意操作手段を操作すると、封筒取り込
み口に挿入された封筒が本発送委託装置内に回収され、
その封筒に所要事項がプリントされるとともに、受託票
排出口から受託した旨の受託票が排出される。

【実　施　例】

以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
。 第１図は本発明による発送委託装置の外観正面図で、そ
のハウジングｌの前面パネル２には、現金またはプリペ
イドカードを挿入するための代金挿入口３、金額表示窓
４、地区別による複数の宛先選択ボタン５（例えば本発
送委託装置を東京都に設置する場合は部内と部外の２個
のボタン）、釣銭返却口６、委託同意事項等のメツセー
ジを表示するメソセージ表示窓７、同意ボタン８、現金
不要で発送を委託する際に操作する特別委託ボタン８ａ
、封筒取り込み口９及び受託票排出口１０が設けられて
いる。 第２図は本発送委託装置の電気的構成を示すブロンク図
で、この装置には、ＣＰ　Ｕｌｌ、上記金額表示窓４に
おいて金額を表示する金額表示用ディスプレイ装置１２
、上記メツセージ表示窓７においてメソセージを表示す
るメツセージ表示用ディスプレイ装Ｗ１３、代金挿入口
３から挿入される現金またはプリペイドカードを検知す
る代金挿入センサ１４、その挿入された現金またはプリ
ペイドカードの金額を判別する自動金額判別装置１５、
封筒取り込み口９に挿入された封筒をハウジング２内の
所定個所に回収する封筒回収装置１６、その回収される
封筒内の委託票の有無を検知する委託票センサ１７、封
筒がプリント位置に来たことを検知するプリント位置セ
ンサ１８、このセンサ１８で検知された封筒に所要事項
をプリントする封筒用プリンタ１９、このプリンタ１９
を制御するプリンタコントローラ２０、受託票に所要事
項をプリントする受託乗用プリンタ２１、このプリンタ
２１を制御するプリンタコントローラ２２、プリントア
ウトされた受託票を受託票排出口１０へ排出する受託票
排出装置２３、封筒が最終的に回収されたことを検知す
る封筒回収完了センサ２４が備えられている。 なお、金額表示用ディスプレイ装置１２とメツセージ表
示用ディスプレイ装Ｗ１３とは一つのディスプレイ装置
で共用することができる。また、宛先選択ボタン５及び
同意ボタン８は他の手動操作手段でも構わない。 第３図は第２図の電気的構成の動作のタイミングチャー
ト、第４図はＣＰＵＩＩの制御に従って行われるフロー
チャートである。そこで、患者が処方薬の受は取り及び
その発送の委託をする場合を例にして、本発送委託装置
の動作を説明する。 今、第５図に示すように医師が発行する処方薬引き換え
票２５には識別のためのバーコード（可視または不可視
いずれでもよい）が記録されており、第６図に示すよう
に処方薬を送るために用意された封筒２６には、宛先記
入欄２７と処方薬引き換え票２５を透視するための透明
窓２８が設けられているとする。 患者は封筒２６の宛先記入欄２７に処方薬の発送宛先を
記入するとともに、医師から渡された処方薬引き換え票
２５を第７図に示すように透視窓２８から見えるように
封筒２６に入れ、その封筒２６を封筒取り込み口９に差
し込み、発送する宛先に応じた代金を支払うべく現金ま
たはプリペイドカードを代金挿入口３に挿入する。これ
が挿入されると代金挿入センサ１４によってそのことが
検知される（第４図ステップ３０）。 宛先選択ボタン５によって宛先を選択すると（ステップ
３１）、支払われた金額は選択された宛先の規定の代金
に適合しているか、差額はいくらかが自動金額判別装置
１５により判別され（ステップ３２）、その金額が金額
表示用ディスプレイ装置１２によって表示され（ステ、
プ３３）、同時に表示時間タイマがセットされる（ステ
ップ３４）。また、釣銭を要するか否か判定され（ステ
ップ３５）、要する場合には釣銭が釣銭返却口６へ排出
される（ステップ３６）。 また、上記のように宛先選択ボタン５で宛先を選択する
と、メツセージ表示用ディスプレイ装置１３により委託
同意確認等のためのメソセージが表示されるとともに（
ステップ３７）、同意ボタン８の操作を促すために該同
意ボタン８自体またはその近傍に設けられたランプが点
滅する（ステップ３８）。同意ボタン８を操作すると（
ステップ３９）、そのランプが消灯するとともに（ステ
ップ４０）、封筒回収装置１６が駆動され、封筒取り込
み口９に差し込まれている封筒２６がハウジング１内に
取り込まれる（ステップ４１）。表示時間タイマの設定
時間内に同意ボタン８を操作しないでタイムアウトにな
ると（ステップ４２）、支払われた代金の全額が釣銭返
却口６へ排出される（ステップ４３）。 封筒２６が取り込まれると、その中に処方薬引き換え票
（本例の場合、これがそのまま委託票となる）２５が有
るか否かが委託票センサ１７で検知され（ステップ４４
）、有れば次にプリント位置センサ１８で封筒２６がプ
リント位置へ来たか否か検知される（ステップ４５）。 本例の場合、委託票センサ１７は処方薬引き換え票２５
のバーコードを読み取るバーコードリーグとすることが
できる。なお、処方薬引き換え票２５の有無を封筒２６
外より検知する方法としては、磁気による方法とか電磁
誘導による方法などであっても良い。封筒２６内に処方
薬引き換え票２５が無い場合は封筒２６を封筒取り込み
口９へ戻す（ステップ４６）。封筒２６がプリント位置
に来ると封筒用プリンタ１９によって封筒２６に所要事
項（例えば日時、受理番号など）がプリントされるとと
もに（ステップ４７）、受託票用プリンタ２１によって
受託票に同様にプリントされる（ステップ４８）。この
後、封筒２６は封筒回収装置１６によって所定の回収位
置へ送られ（ステップ４９）、その回収位置に回収され
たことが封筒回収完了センサ２４によって検知されると
（ステップ５０）、プリントアウトされた受託票が受託
票排出装置２３によって受託票排出口１０へ排出され（
ステップ５１）、連の処理を終了する。 代金不要または後払いで処方薬やその他の物品（例えば
書物）の発送を委託する場合は、委託票を封筒に入れて
封筒取り込み口９に差し込み、特別委託ボタン８ａを押
す。この場合は、第４図における金額についての処理は
行われず、メンセージ表示用ディスプレイ装置１３上に
上記とは異なる表示がされ、同意ボタン８を押すと、封
筒が回収されて受付番号等がプリントされ、受託票排出
口１０から受託票が排出される。 なお、本発明は、処方薬の受は取り及びその発送の委託
をする場合の使用に限られるものではな（、種々の物品
の受は取りまたは購入の代行、その発送の委託にも活用
できる。 【発明の効果］ 以上述べた通り本発明によれば、発送用の封筒に宛名を
記入し、その封筒に委託票を入れて封筒取り込み口に差
し込み、現金またはプリペイドカードで代金を支払うだ
けで、物品の受は取りまたは購入とその発送の代行を委
託できる。従って、例えば病院の薬局において、処方薬
の受は取りとその発送の代行業務方式を採った場合、本
発送委託装置を使用することにより、患者は処方薬の受
は取りのために長時間待たされるようなことがなくなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による発送委託装置の外観正面図、第２
図はその電気的構成のブロック図、第３図はそのタイミ
ングチャート、第４図はフローチャート、第５図は処方
薬引き換え票の平面図、第６図は発送用封筒の平面図、
第７図はこの封筒に処方薬引き換え票を入れた状態の平
面図である。 ３・・・・・・代金挿入口、５・・・・・・宛先選択ボ
タン、８・・・・・同意ボタン、Ｉ３・・・・・・メソ
セージ表示用ディスプレイ装置、１５・・・・・・自動
金額判別装置、１６・・・・・・封筒回収装置、１９・
・・・・・封筒用プリンタ、２３・・・・・・受託票排
出装置。 第 図 手 続 補 正 書 平成２年４月１２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、発送委託しようとする物品の委託票が収容された封
   筒を取り込む封筒取り込み口と、受託票排出口と、地区
   別された宛先を手動選択するための宛先選択手段と、選
   択した宛先に応じた代金を現金またはプリペイドカード
   等で支払うための代金支払い口と、その代金支払い額の
   多少を判別する自動金額判別装置と、委託確認事項等を
   表示するためのディスプレイ装置と、委託同意の際に手
   動操作する同意操作手段と、この同意操作手段が操作さ
   れたとき上記封筒取り込み口からの封筒を回収する封筒
   回収装置と、回収された封筒に所要事項を記入するプリ
   ンタと、封筒回収後に上記受託票排出口から受託票を排
   出する受託票排出装置とを備えてなることを特徴とする
   発送委託装置。