JPH03212703A - 製造支援装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はコンピュータ援用製造システム（−般にはＣＡ
Ｍと呼ばれている）で人手作業による製造作業を音声に
よって支援する製造支援装置に関する。

（従来の技術） ＮＣ工作機械やロボットを制御するＦＡシステムではコ
ンピュータ援用製造システム（ＣＡＭ）として、コンピ
ュータ援用設計システム（ＣＡＤ）のデータを利用して
各種製品を製造することが盛んであるが、配電盤や制御
盤等では受注生産が多く多品種少量生産となる関係上、
ロボット化が難しく人手作業によってこれら配電盤や制
御盤を製造することが多い。

例えば、配電盤や制御盤の組立て作業方法としては、第
５図に示す如（ＣＡＤと呼ばれるコンピュータ援用設計
システム１０１のＣＰＵ１０２によってデータベース１
０３内に図形、用品、接続。

仕様書等の情報を作成した後、設計者の指示により前記
データベース１０３内に格納されている図形、用品、接
続、仕様書等の情報を読み出させるとともにこれら組み
合わせて組立図１０４、接続図１０５、用品リスト１０
６．製造仕様書１０７等の図面を出力させ製造作業員１
０８にこれらの図面を提示し配電盤や制御盤等を製造さ
せている。

この場合、コンピュータ援用設計システム１０１から出
力される接続図１０５では、例えば第６図に示す如く、
通常、用紙１１０上に各用品１１１．１１２ａ〜１１２
ｎ、１１３ａ〜１１３ｍ、１１４ａ＼１１４ｃ、１１５
ａ　〜１１５ｐ等を実装図で配置するとともに、Ｘ座標
を１°゛〜　ｎ、）′座標をＡ°゛〜”　ｚ　”のアル
ファヘットを用いて区分し、これらを組み合わせた番地
番号Ａ１〜Ｚ　■１て各用品１１１〜１１５ｐの位置を
表現している。

この場合、配線指示としては、番地番号Ａｌの端子番号
”　１１　”から線番号”５０１５　Ｘ’ｌ”’で２Ｉ
ＩＩｌ１２の電線を使用し、番地番号°゛Ｃ３°゛の端
子番号”　Ａ　”へ接続等を表現する方法を採っている
。

そして、この接続図１０５に基づいて配電盤や制御盤等
を組み立てる場合、配線１本完了する毎に、接続した線
番号を塗りつぶしチエツクを行ないながら配線作業を行
なっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上述した従来の製造システムにおいては、
コンピュータ援用設計システム１０１が出力した数種類
、十数枚の図面を製造作業員が目で直接見ながらその内
容を判断して作業を行なっているので、図面の数が多く
なると図面の見間違いや感違い、見落とし等のミスによ
る製造ミスが発生し易く、また製造ミスを削減するため
にチエツクを重要視すると作業効率が低下してしまうと
いう問題があった。

また、製造作業員は一作業毎に図面を塗りつぶして製造
作業に誤りがないかチエツクし、さらに製造されたもの
に対して検査員が改めてチエツクするという方法を採っ
ているため、チエツク作業に時間がかかり過ぎるととも
に、チエツク作業に人手がかかり過ぎるという問題があ
った。

特に、検査員が接続図１０５に基ついて製造されたもの
をチエツクするときには、通常、１人が図面を見てその
内容を読み上げ、他の１がテスタ等を用いて接続を確認
するという二人−組の体制でチエツクｆｔ業を行なって
いるので、チエツク作業に人手がかかり過ぎてしまうと
いう問題があった。

また、製造進度具合や生業工数管理の面では。

図面の塗りつぶしチエツクの終了具合でどの程度完成し
ているのかを判断するようにしているので、図面の塗り
つぶし量を再度確認しなければ製造進度具合を判断する
ことができないという不都合があった。また、ｆヤ業工
数管理面では正確な工程管理データかないため作業工程
数を正確に管理することができないという不都合があっ
た。

本発明は上記の事情に鑑み、図面の見誤りや見落とし等
のミスを無くすことができ、またチエツク作業に要する
時間を大幅に短縮することができるとともに、チエツク
作業の効率を大幅に向上させることができる製造支援装
置を提供することを〔発明の構成〕 （課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明による製造支援装置
は、コンピュータ援用設計システムの設計データを製造
作業手順に一元化して音声データに変換するとともに、
入力された音声データの内容を認識して前記一元化して
音声データから出力対象となる音声データを抽出する音
声認識制御装置と、無線信号を受信したときにはこの無
線信号を音声データに変換して前記音声認識制御装置に
供給し、またこの音声認識制御装置から音声データが出
力されたときにはこの音声データを無線信号に変換して
送信する音声送受信装置と、音声が入力されたときには
この音声を無線信号に変換して前記音声送受信装置側に
送信し、また前記音声送受信装置側側からの無線信号を
受信したときにはこれを音声で出力する音声出力装置と
を備えたことを特徴としている。

（作用） 被っている製造作業員等から音声によって知りたい作業
手順が入力されれば、音声入出力装置によってこれが無
線信号に変換されて音声送受信装置に伝えられ、音声認
識制御装置でコ２識されて一元化された作業手順の音声
データのうち、前記認識結果に対応する音声データが抽
出されて音声送受信装置に送られ、ここで無線信号に変
換されて音声入出力装置に送信されて音声で前記製造作
業員等に伝えられる。

（実施例） 第１図は本発明による製造支援装置の一実施例を示すブ
ロック図である。

この図に示す製造支援装置はコンピュータ援用設計シス
テム（ＣＡＤ＞１と、音声認識制御装置２と、音声送受
信装置３と、これらを接続するＬＡＮネットワーク４と
、音声入出力装置５とを備えており、音声入出力装置５
を頭に被っている製造作業員６から音声によって入力さ
れた内容に基づいてコンピュータ援用設計システム１に
よって作成された各種図面の内容を音声に変換し、これ
を音声入力出力装置５から出力して前記製造作業具６に
教える。

コンピュータ援用設計システム１は設計者の指示によっ
て各種の図面を作成してこれを記憶する。

この後、ＬＡＮネットワーク４を介して音声認識制御装
置２から読出し指令が供給されたとき、前記読出し指令
によって指定された図面の内容（ＣＡＤデータ）をＬＡ
Ｎネットワーク４上に送出して前記音声認識制御装置２
に供給する。

音声認識制御装置２は第２図に示す如く前記ＬＡＮネッ
トワーク４を介して前記音声送受信装置３から音声信号
が入力されたときこれを認識してする音声認識部１１と
、この音声認識部１１の認識結果に基づいて前記コンピ
ュータ援用設計システム１とデータの受は渡しを行なう
とともにこのコンピュータ援用設計システム１から供給
されるＣＡＤデータを製造作業手順に一元化する作業手
順制御部１０と、この作業手順制御部１０によって一元
化された作業内容を音声データに変換する音声変換部１
２とを備えており、前記ＬＡＮネットワーフ４を介して
前記音声送受信装置３から音声信号が入力されたときこ
れをｉ！識するとともに、前記コンピュータ援用設計シ
ステム１から前記認識結果に応じたＣＡＤデータを読出
しこれを作業手順に一元化した後、これを音声データに
変換して前記ＬＡＮネットワーク４上に送出し前記音声
送受信装置３に供給する。

音声送受信装置３は音声入出力装置５がらの無線信号を
受信したときこれを音声データに変換して前記ＬＡＮネ
ットワーク４上に送出し前記音声認識制御装置２に供給
する音声受信部１３と、前記ＬＡＮネットワーク４を介
して音声データが供給されたときこれを無線信号に変換
して送信する音声送信部１４とを備えており、前記音声
入出力装置３から無線信号で音声信号が供給されたこれ
を音声データに変換して前記前記ＬＡＮネットワーク４
上に送出して前記音声認識制御装置２に供給し、また前
記ＬＡＮネットワーク４を介して音声データが供給され
たときこれを無線信号に変換して送信し前記音声入出力
装置５に供給する。

音声入出力装置５はマイクを有し製造作業員６の言葉を
無線信号に変換して前記音声受信部１３に送信する音声
入力部１５と、前記音声送信部１４からの無線信号を受
信してその内容をレシーバから音声で出力する音声出力
部１６とを備えており、マイクから入力された製造作業
員の言葉を無線信号に変換して前記音声受信部１３に送
信したり、前記音声送信部１４からの無線信号を受信し
てその内容をヘッドホーンスピーカから音声で出力して
製造作業員６に知らせたりする。

次に、第３図に示すフローチャートを参照しながらこの
実施例の動作を説明する。

まず、製造作業員６が音声にて必要とする製造番号等の
コードを言ってスタート指令を言えば、音声入出力装置
５によってこれらの音声が無線信号に変換されて音声送
受信装置３に供給され、ここで音声データに変換されこ
れがＬＡＮネットワーク４を介して音声認識制御装置２
に供給される。

これによって、音声認識制御装置２は前記スタート指令
によりコンピュータ援用設計システム１に読出し指令を
供給して前記製造番号等のコードに対応したＣＡｒ）デ
ータを出力させこれを取り込む（ステップ５ＴＩ）。

この後、音声制御認識制御装置２は予め設定されている
ルールにしなかって前記ＣＡＤデータを製造作業手順に
一元化してこれを整理した後（ステップ５Ｔ２）、ＬＡ
Ｎネットワーク４を介して作業開始を示す音声データが
入力されるまで待つ（ステップ５Ｔ３）。

そして、製造作業員６が製造作業を開始することを言い
、これに応して音声コ２識制御装置２に音声データが入
力されれば、音声認識制御装置２はこの音声データを認
識してこれがどこの製造開始を示しているかを認識しく
ステップ５Ｔ４）、元止されている製造作業手順を検索
して前記認識結果に応した作業手順を抽出するとともに
（ステップ５Ｔ５）、抽出した作業手順の内容を音声デ
ータに変換した俊（ステップ５Ｔ６）、これをＬＡＮネ
ットワーク４を介して音声送受信装置３に供給しこれを
無線信号に変換させて送信させる（ステ・ノブ５Ｔ７）
。

これによって、音声入出力装置５の音声出力部１６はこ
れを受信して音声信号に変換した後、ヘッドホーンスピ
ーカから音声として出力し製造作業員６にアナウンスし
て作業手順にしたがった作業を行なわせる（ステップ５
Ｔ８）。

この場合、例えば第４図に示す如く製造作業員６が゛製
造番号コードＡＢ１２３４　　スタート°。

と言えば、パ製番コードＡ３１２３４　　客先名ＸＸＸ
Ｘ　仕上補機盤の接続図番２Ｓ３ＦＸＸＸの作業手順を
開始します゛という音声が出力され、また゛ロケーショ
ンＡ１　スタート′°と言えば、“”ＡＩの１１端子か
ら線番５０１５ＸＹで２１１１１１２電線を使用し、ロ
ケーションＣ３のＡ端子へ接続°゛という音声が出力さ
れる。

この後、製造作業員６がマイクを介してずヤ業完了次へ
と言えば（ステップ５Ｔ９）、音声入出力装置５の音声
入力部１５はこれを無線信号に変換して音声送受信装置
３に送信する。

そして、音声送受信装置３がこれを受信し、この無線信
号に対応する音声データを生成してＬＡＮネット・ワー
フ４上に送出し、これが音声認識制御装置２に供給され
れ４よ、音声コ２識制御装置２はこの音声データを認識
する（ステップ５Ｔ１１）。

以下、音声認識制御装置２は一元化されている製造作業
手順を検索して前記認識結果に応した作業手順を抽出す
るとともに（ステップ５Ｔ５）、抽出した作業手順の内
容を音声データに変換した後（ステップ５Ｔ６）、これ
をＬＡＮネットワーク４を介して音声送受信装置３に供
給し、これを無線信号に変換させて送信させ（ステップ
５Ｔ７）、音声出力部１６のヘッドホーンスピーカから
音声として出力させ製造作業員６にアナウンスする。

この場合、例えば製造作業員６が“°作業完了Ｎ　Ｅ　
Ｘ　Ｔ　”と言えば、“’Ａｌの１２端子から線番５０
１６ＡＢて１．２５１１１ｍ”電線を使用し、ロケーシ
ョンＤ３の６端子へ接続゛°という音声が出力され、ま
たＡ１の１２端子に関する内容が良く聞き取れなかった
ことを示す°’Ａｌの１２端子　ＡＧＡＩＮ”と言えば
、°゛Ａ１の１２端子から線香５０１６　Ａ　Ｂで１．
２５１１１ｍ’電線を使用し、ロケーションＤ３の６端
子へ接続”という音声が再度出力される。

以下、上述した動作が繰り返されて一元化された製造手
順の内容が音声で製造作業員６に伝えられる。

そして、マイクから°゛製番コードＡ３１２３４ストッ
プ°′と入力されたとき、°゛製番コードＡＢ１２３４
　　ストップします。現在、配線時間３０時間経過し、
完成度は４０％です。標準配線時間より４時間遅れで進
行しています。°という音声が出力された後、全ての動
作が終了する。

このようにこの実耀例においては、図面を見る代わりに
作業手順を音声で聞くことができるので、製造作業員６
が目で図面内容を追う時間を零にすることができ、これ
によって作業時間を大幅に短縮することができるととも
に、配線のチエツク作業を１人で行なうことができ、こ
れによって製造作業、検査作業の大幅な省力化を達成す
ることができる。

また、コンピュータ援用設計システム１によ−ってイヤ
成された最新のテークや変更された最新情報に基づいた
１ヤ業手順内容を製造生業＠６に教える二とかできるの
で、設計作業から製造１ヤ業までの無駄時間を大幅に短
縮することができるとともに。

設計変更時の連絡を製造作業員６に直接伝えて設計変更
内容を製造作業に迅速に反映させることができる。

また、設計データと製造データとを一元化することがで
きるので、製造標準工程数の自動生成や現状の製造進度
等の工程管理データをも把握することかでき、これによ
って製造進度具合や作業工数管理を容易にすることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれは、図面の見誤りや見
落とし等のミスを無くすことができ、またチエツク作業
に要する時間を大幅に短縮することができるとともに、
チエツク作業の効率を大幅に向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による製造支援装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は第１図に示す製造支援装置の要部の
詳細なブロック図、第３図は同実施例の動作例を示すフ
ローチャート、第４図は同実施例の音声入力例、音声出
力例を示す模式図、第５図は従来の製造システム例を示
すブロック図、第６図は第５図に示す製造システムで使
用される接続図の一例を示す模式図である。 １・・・コンピュータ援用設計システム２・・・音声認
識制御装置 ３−・音声送受信装置 ５・・・音声出力装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンピュータ援用設計システムの設計データを製
   造作業手順に一元化して音声データに変換するとともに
   、入力された音声データの内容を認識して前記一元化し
   て音声データから出力対象となる音声データを抽出する
   音声認識制御装置と、無線信号を受信したときにはこの
   無線信号を音声データに変換して前記音声認識制御装置
   に供給し、またこの音声認識制御装置から音声データが
   出力されたときにはこの音声データを無線信号に変換し
   て送信する音声送受信装置と、 音声が入力されたときにはこの音声を無線信号に変換し
   て前記音声送受信装置側に送信し、また前記音声送受信
   装置側からの無線信号を受信したときにはこれを音声で
   出力する音声出力装置と、を備えたことを特徴とする製
   造支援装置。