JPH03212612A - 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

垂直配向型の液晶表示素子の製造方法

Info

Publication number
JPH03212612A
JPH03212612A JP778390A JP778390A JPH03212612A JP H03212612 A JPH03212612 A JP H03212612A JP 778390 A JP778390 A JP 778390A JP 778390 A JP778390 A JP 778390A JP H03212612 A JPH03212612 A JP H03212612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
vertical alignment
electrode layer
transparent
display element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP778390A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Nishikawa
良一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP778390A priority Critical patent/JPH03212612A/ja
Publication of JPH03212612A publication Critical patent/JPH03212612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶層と電極層との間に垂直配向膜を有し、
無電界印加状態において液晶分子が液晶層表面に対して
直角方向に配向する垂直配向型の液晶表示素子の製造方
法に関する。
[従来の技術] 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法の一例を第3図に
示す。
まず、一対の透明基板1.2の主表面にITO(インデ
イラム・ティン・酸化物〉膜20をそれぞれ真空蒸着し
、ITO膜20をフォトリソ法により所定形状にパター
ニングして透明電極層3を形成しく電極層形成工程10
0)、洗浄工程101で洗浄した債、透明基板1.2の
表面及び透明電極層3の上に垂直配向膜5を被着しく垂
直配向膜形成工程103)、次に、垂直配向膜5上にシ
ール剤をスクリーン印刷した侵、100℃で20分間、
加熱乾燥して仮硬化させ、同時に、シール剤に含まれて
いるエタノールを蒸散させてシール部7を形成しくシー
ル部形成工程200) 、垂直配向膜6上にスペーサ1
1を散布しくスペーサ散布工程106)、透明基板2を
洗浄した後(洗浄工程107)、両ガラス基板1.2を
貼り合わせて内部に垂直配向型の液晶材料9を封入して
いる(液晶封入工程108)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の工程で製造された垂直配向型の液晶表
示素子の製造方法では、液晶分子の垂直配向不良を原因
として歩留りが悪く(例えば、歩留り10%以下)、歩
留り向上が必須課題となっていた。
本発明者らは、各種試験の結果、上記液晶分子の垂直配
向不良が、シール剤に含まれる水分や溶剤によるという
ことを突止めた。すなわち、シール剤に含まれる水分や
溶剤が垂直配向膜5に浸透して垂直配向膜5を膨潤させ
、垂直配向膜5の垂直配向性を劣化させる。
また、シール剤をスクリーン印刷する場合には、印刷用
のスクリーンの表面に付着した付着物が垂直配向膜5の
表面に移転して垂直配向膜5の垂直配向性を劣化するこ
と、更には、スクリーンと垂直配向膜5との接触により
垂直配向膜5の垂直配向性が劣化することも考えられる
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、垂直配向
膜が優れた垂直配向性をもつ垂直配向型の液晶表示素子
の製造方法を提供することを、その解決すべき課題とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明の垂直配向型の液晶表示素子の製造方法は、一対
の基板の各一主面上の所定部位に電極層を形成する電極
層形成工程と、該電極層形成工程の後で実施され、前記
両基板の一主面上又は前記電極層上の所定部位にシール
剤を塗付した後、加熱乾燥してシール部を形成するシー
ル部形成工程と、該シール部形成工程の後で実施され、
前記両基板の少なくとも前記電極層上にそれぞれ垂直配
向膜を形成する垂直配向膜形成工程と、該垂直配向膜形
成工程の後で実施され、貼り合わされた前記両基板間に
垂直配向型の液晶材料を封入する液晶封入工程とを備え
ることを特徴としている。
垂直配向型の液晶表示素子として、無電界時に液晶表示
素子の厚さ方向に液晶分子が配列する、例えば、PC十
型GH−LCD、HAN型LCDなどに採用することが
できる。
垂直配向膜として、例えば、5−51 (商品名二大日
本塗料株式会社製)などを採用することができる。
[発明の効果] 上述したように、本発明の垂直配向型の液晶表示素子の
製造方法は、シール剤の塗付後、加熱乾燥してシール部
を形成し、その後、垂直配向膜を被着しているので、シ
ール剤に含まれる水分や溶剤を垂直配向膜の被着前に蒸
散させることができ、シール部に含まれていた水分や溶
剤か垂直配向膜に浸透して膨潤させ、その垂直配向性を
劣化させるのを防止する。
また、垂直配向膜形成工程から直ちに液晶封入工程に進
行して、その間にシール部形成工程のような介在工程を
もたないので、このような介在工程に随伴する垂直配向
膜の汚染がなく、垂直配向不良面の汚染に伴う垂直配向
性の劣化を低減することも可能となる。
したがって、本発明の垂直配向型の液晶表示素子の製造
方法によれば、全面にわたって優れた垂直配向性をもつ
垂直配向型の液晶表示素子の製造が可能となる。
[実施例] まず、本発明の製造方法により製造される垂直配向型の
液晶表示素子の一例を第2図に示す。
この垂直配向型の液晶表示素子の製造方法は、約10μ
mの間隔を隔てて対向配置された一対の透明基板(本発
明でいう基板)1.2を有しており、透明基板1.2の
主表面に所定形状の透明電極@3.4が形成されている
。透明基板1.2の主表面上及び透明電極層3.4の全
面にわたって垂直配向膜5.6が被着されており、そし
て、シル部7が透明基板1.2間の液晶封入空間Sを密
閉している。液晶封入空間S内に間隙保持用のスペーサ
11、液晶材料9、色素材料10が充填されている。
ここで、透明基板1.2として厚さ1.1mm、長辺2
00mm、短辺7Qmmのガラス基板を用い。透明電極
3.4はITO(In203−3n02)を素材として
おり、0.05μmの厚さをもつ。垂直配向膜5.6は
有機チタンを含む551(商品名二大日本塗料株式会社
製)を素材としており、数人の厚さをもつ。液晶材料9
として負の誘電異方性ネマチック液晶であるZLI−2
806(商品名:メルク株式会社製)を用い、色素材料
10として黒色のZLI−3200(商品名:メルク株
式会社製〉を用い、シール部7に用いるシール剤として
DSESlolo (商品名二大日本塗料株式会社製)
が使用されまた、スペーサ11としてミクロバール(商
品名:積水ファインケミカル株式会社製)を用いた。
この垂直配向型液晶表示素子の製造方法を以下に説明す
る。
まず一対の透明基板1.2の表面にITO膜20を真空
蒸着し、ざらにこのITO膜20を必要なパターンにエ
ツチングして所望形状の透明電極3.4を形成した(電
極層形成工程100)。
次いで上記透明基板1.2を、アルカリ性洗剤、中性洗
剤、純水、IPA(イソプロピルアルコール)、フレオ
ン−113(商品名:デュポン株式会社製)を洗浄剤と
して順に用いて、計30〜40分洗浄した(洗浄工程1
01)。
次に、透明基板1の主表面にシール剤をスクリーン印刷
し、100’Cで20分間、加熱処理することにより仮
硬化したシール部7を形成し、同時に、シール剤に含ま
れているエタノールを蒸散させた(シール部形成工程1
02)。
一方、透明基板2の表面上に垂直配向剤をスピンナーに
より塗布し、これを200℃で30分間、加熱処理して
乾燥させ垂直配向膜6を形成した(垂直配向膜形成工程
103) 次に、シール部7が形成された透明基板1と、垂直配向
膜6が被着された透明基板2をフレオン−113にディ
ッピングし、その後、フレオン−113の蒸気にさらし
ながら乾燥させた。このディッピングから乾燥が終了す
るまでの浸漬、乾燥時間は2〜3分である(洗浄工程1
04)。
次に、シール部7が被着された透明基板1の表面上に垂
直配向剤をスピンナーにより塗布し、これを100℃、
5分の加熱処理で仮乾燥させて垂直配向膜5を形成した
(垂直配向膜形成工程105)。
一方、透明基板2に被着された垂直配向膜6上にスペー
サ11を湿式にて散布しくスペーサ散布工程106)、
その後、透明基板2をフレオン=113にディッピング
し、その後、フレオン−113の蒸気にざらしながら乾
燥させて、スペーサ11に含まれる溶剤を洗浄する。こ
のディッピングから乾燥が終了するまでの浸漬、乾燥時
間は1分である(洗浄工程107〉。
次に、上記透明基板1.2を重ねてシール部7によって
貼り合わせ後、200℃、2時間の条件で加熱してシー
ル部7を硬化させ、次に、透明基板1.2の間の液晶封
入空間S内に液晶材料9及び色素材料10@:混合した
ものを注入して垂直配向型の液晶表示セルを製造した(
液晶封入工程108)。
本実施例の製造方法により製造された液晶層表示素子で
は、総製造数39台中、28台と全体の約72%も均一
な垂直配向を得ることができた。
方、第3図に示す従来方法により製造された液晶層表示
素子では、総製造数336台中、全面均一な垂直配向を
得ることができたのは53台と全体の約16%にしか過
ぎなかった。
なお、電極層形成工程100、洗浄工程101、垂直配
向膜6形成工程103、洗浄工程104、スペーサ散布
工程106、洗浄工程107、液晶封入工程108は第
3図に示す従来の製造方法と同一である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の垂直配向型の液晶表示素子の製造方法
を示す工程図、第2図は本発明の製造方法により製造さ
れた液晶層表示素子の断面図である。第3図は従来の垂
直配向型の液晶表示素子の製造方法を示す工程図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一対の基板の各一主面上の所定部位に電極層を形成する
    電極層形成工程と、 該電極層形成工程の後で実施され、前記両基板の一主面
    上又は前記電極層上の所定部位にシール剤を塗付した後
    、加熱乾燥してシール部を形成するシール部形成工程と
    、 該シール部形成工程の後で実施され、前記両基板の少な
    くとも前記電極層上にそれぞれ垂直配向膜を形成する垂
    直配向膜形成工程と、 該垂直配向膜形成工程の後で実施され、貼り合わされた
    前記両基板間に垂直配向型の液晶を封入する液晶封入工
    程と、 を備えることを特徴とする垂直配向型の液晶表示素子の
    製造方法。
JP778390A 1990-01-17 1990-01-17 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法 Pending JPH03212612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP778390A JPH03212612A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP778390A JPH03212612A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03212612A true JPH03212612A (ja) 1991-09-18

Family

ID=11675275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP778390A Pending JPH03212612A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03212612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109586A1 (ja) * 2005-04-06 2006-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha 導電層を備えた基板、表示装置および導電層を備えた基板の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109586A1 (ja) * 2005-04-06 2006-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha 導電層を備えた基板、表示装置および導電層を備えた基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6011609A (en) Method of manufacturing LCD by dropping liquid crystals on a substrate and then pressing the substrates
JP2572915B2 (ja) 液晶表示素子及びその製造方法
EP0533928A1 (en) Process for producing liquid-crystal cells
JPH06230398A (ja) 液晶表示素子及びその製造方法
US3966304A (en) Liquid crystal display device
JPH03212612A (ja) 垂直配向型の液晶表示素子の製造方法
JPH0475025A (ja) Lcdパネル
JPS6026303A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JPS6388522A (ja) 垂直配向型液晶セルの製造方法
KR920003350B1 (ko) 액정표시소자의 제조방법
JP2737330B2 (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JPS62247327A (ja) 強誘電性液晶素子の製造方法
JPH04225325A (ja) 液晶分子配向体の製造方法
JP3832950B2 (ja) プラスチック液晶表示素子の製造方法
JPS63200124A (ja) 液晶素子
JP2728636B2 (ja) 液晶表示素子の製造方法
JPH0786612B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
KR20040057663A (ko) 멀티도메인 액정표시장치의 제조 방법
JP2000214799A (ja) 液晶素子およびその製造方法
JPH02236527A (ja) 液晶セルの製造方法および液晶セル
JPH04366914A (ja) 振動板付き液晶セルの製造方法
JPH01254916A (ja) 液晶表示装置
JPH10253965A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JPS6349734A (ja) 液晶素子の製造方法
JPH0634959A (ja) 液晶表示装置