JPH0321180Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321180Y2 JPH0321180Y2 JP1982190272U JP19027282U JPH0321180Y2 JP H0321180 Y2 JPH0321180 Y2 JP H0321180Y2 JP 1982190272 U JP1982190272 U JP 1982190272U JP 19027282 U JP19027282 U JP 19027282U JP H0321180 Y2 JPH0321180 Y2 JP H0321180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- rectifier
- sub
- capacity
- main storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N cadmium nickel Chemical compound [Ni].[Cd] OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の概要〕
本考案は電気機器用蓄電池の充電装置に係り、
交流電源に接続された降圧トランスの一次側に副
蓄電池を、また二次側に主蓄電池を接続すること
により、正負半波電流により主蓄電池と副蓄電池
を交互に充電し、かつ容量の小さい副蓄電池の充
電電流を制限して主蓄電池と副蓄電池をほぼ同時
に満充電するようにしたものである。
交流電源に接続された降圧トランスの一次側に副
蓄電池を、また二次側に主蓄電池を接続すること
により、正負半波電流により主蓄電池と副蓄電池
を交互に充電し、かつ容量の小さい副蓄電池の充
電電流を制限して主蓄電池と副蓄電池をほぼ同時
に満充電するようにしたものである。
例えば電気かみそりやバリカン等の各種電気機
器用蓄電池の放電特性は、できるだけ長時間所定
の電池電圧を保持するものが望ましく、例えばニ
ツケルカドニウム電池などが多用されている。し
かしこのような放電特性を有する蓄電池は、使用
中に放電完了が近づくと電池電圧は急激に低下し
て機器は運転を急停止し、再充電するまで機器は
使用不能となる弱点があつた。このため主蓄電池
と予備用の副蓄電池を設け、使用中に主蓄電池の
放電が終了したときは、スイツチを切り換えて副
蓄電池を使用するようにしたものがある。
器用蓄電池の放電特性は、できるだけ長時間所定
の電池電圧を保持するものが望ましく、例えばニ
ツケルカドニウム電池などが多用されている。し
かしこのような放電特性を有する蓄電池は、使用
中に放電完了が近づくと電池電圧は急激に低下し
て機器は運転を急停止し、再充電するまで機器は
使用不能となる弱点があつた。このため主蓄電池
と予備用の副蓄電池を設け、使用中に主蓄電池の
放電が終了したときは、スイツチを切り換えて副
蓄電池を使用するようにしたものがある。
しかして副蓄電池の容量は、その性格上主蓄電
池の容量よりもかなり小さいものであり、しかも
放電が完全に終了する前に充電されることが多い
ため、主蓄電池を副蓄電池と同時に充電すると、
容量の小さい副蓄電池の方が主蓄電池よりも早く
充電が完了し、副蓄電池が満充電された後も主蓄
電池の充電は続行されるため、副蓄電池は過充電
されることとなる。殊に、この種蓄電池は一般に
充電末期に電圧が急上昇する充電特性があり、主
蓄電池のかかる特性のために先きに充電が終了し
た副蓄電池に過大な電圧がかかり、副蓄電池を劣
化させることになる。
池の容量よりもかなり小さいものであり、しかも
放電が完全に終了する前に充電されることが多い
ため、主蓄電池を副蓄電池と同時に充電すると、
容量の小さい副蓄電池の方が主蓄電池よりも早く
充電が完了し、副蓄電池が満充電された後も主蓄
電池の充電は続行されるため、副蓄電池は過充電
されることとなる。殊に、この種蓄電池は一般に
充電末期に電圧が急上昇する充電特性があり、主
蓄電池のかかる特性のために先きに充電が終了し
た副蓄電池に過大な電圧がかかり、副蓄電池を劣
化させることになる。
そこで本考案はかかる主副蓄電池を備えた充電
装置の欠点を解消した装置を提供する目的でなさ
れたものであつて、交流電源1に接続された降圧
トランス2の一次側に、半波用第1整流器D2を
介して容量の小さい副蓄電池B2を接続するとと
もに、第1整流器D2と副蓄電池B2との接続回路
に並列に、上記第1整流器D2と逆向き第3整流
器D3を接続し、二次側に半波用第2整流器D1を
介して容量の大きい主蓄電池B1を接続し、かつ
第1整流器と第2整流器とが逆位相となる向きに
接続したものである。
装置の欠点を解消した装置を提供する目的でなさ
れたものであつて、交流電源1に接続された降圧
トランス2の一次側に、半波用第1整流器D2を
介して容量の小さい副蓄電池B2を接続するとと
もに、第1整流器D2と副蓄電池B2との接続回路
に並列に、上記第1整流器D2と逆向き第3整流
器D3を接続し、二次側に半波用第2整流器D1を
介して容量の大きい主蓄電池B1を接続し、かつ
第1整流器と第2整流器とが逆位相となる向きに
接続したものである。
したがつてこの考案によれば、降圧トランス特
有の一次側の電流の少なさと、二次側の出力電流
の多さを積極的に利用し、降圧トランスの一次側
に副蓄電池を、また二次側に主蓄電池を接続して
各々の側で充電電流を定め、ほぼ同時間で充電を
完了させるものであつて、特にこの考案は交流電
源の正負半波電流により主蓄電池と副蓄電池を充
電し、各々の充電電池が互いに干渉し合うのを防
止し、かつ容量の小さい副蓄電池の充電電流を簡
単な構成で制限して容量に大差のある主蓄電池と
副蓄電池をほぼ同時に満充電させるようにしたも
のである。
有の一次側の電流の少なさと、二次側の出力電流
の多さを積極的に利用し、降圧トランスの一次側
に副蓄電池を、また二次側に主蓄電池を接続して
各々の側で充電電流を定め、ほぼ同時間で充電を
完了させるものであつて、特にこの考案は交流電
源の正負半波電流により主蓄電池と副蓄電池を充
電し、各々の充電電池が互いに干渉し合うのを防
止し、かつ容量の小さい副蓄電池の充電電流を簡
単な構成で制限して容量に大差のある主蓄電池と
副蓄電池をほぼ同時に満充電させるようにしたも
のである。
以下、図面に沿つて本考案の実施例の説明を行
う。
う。
第1図は充電装置の電気回路を示すものであつ
て、1は交流電源であり、降圧トランス2の一次
側が接続されている。降圧トランス2の二次側の
極性は一次側の極性と同じであつて、二次側には
半波用第2整流器D1および保護抵抗R1を介して
大容量(500mAH)の主蓄電池B1がその正極を
第2整流器D1のカソード側にして接続されてい
る。また一次側には保護抵抗R2および半波用第
1整流器D2を介して小容量(50mAH)の副蓄電
池B2がその正極を第1整流器D2のカソード側に
して接続されている。
て、1は交流電源であり、降圧トランス2の一次
側が接続されている。降圧トランス2の二次側の
極性は一次側の極性と同じであつて、二次側には
半波用第2整流器D1および保護抵抗R1を介して
大容量(500mAH)の主蓄電池B1がその正極を
第2整流器D1のカソード側にして接続されてい
る。また一次側には保護抵抗R2および半波用第
1整流器D2を介して小容量(50mAH)の副蓄電
池B2がその正極を第1整流器D2のカソード側に
して接続されている。
この第1整流器D2と副蓄電池B2との接続回路
に並列に、上記第1整流器D2と逆向きの第3整
流器D3を接続し、また第1整流器D2と第2整流
器D1とは逆位相となる向きに接続されている。
に並列に、上記第1整流器D2と逆向きの第3整
流器D3を接続し、また第1整流器D2と第2整流
器D1とは逆位相となる向きに接続されている。
3aは主副蓄電池B1,B2の負極に接続された
接点、3b,3cは主副蓄電池B1,B2の各正極
にそれぞれ接続された接点であり、可変接点3d
を各接点3b,3cに選択的に接続することによ
り、機器駆動用モータMを主蓄電池B1または副
蓄電池B2により駆動する。すなわち通常時は可
変接点3dを接点3b側に投入して主蓄電池B1
によりモータMを駆動し、主蓄電池B1の放電が
終了してモータMが駆動不能となつたときは、可
変接点3dを接点3cに投入し、副蓄電池B2よ
りモータMを駆動する。
接点、3b,3cは主副蓄電池B1,B2の各正極
にそれぞれ接続された接点であり、可変接点3d
を各接点3b,3cに選択的に接続することによ
り、機器駆動用モータMを主蓄電池B1または副
蓄電池B2により駆動する。すなわち通常時は可
変接点3dを接点3b側に投入して主蓄電池B1
によりモータMを駆動し、主蓄電池B1の放電が
終了してモータMが駆動不能となつたときは、可
変接点3dを接点3cに投入し、副蓄電池B2よ
りモータMを駆動する。
第2図a,b,cはそれぞれ交流電源1の電圧
波形、降圧トランス2の二次側の電流波形を示す
ものであつて、交流電源1の正半波時において降
圧トランス2の二次側に誘導される正半波電流I2
は、第2整流器D1、抵抗R1を通つて主蓄電池B1
を充電する。また交流電源1の負半波時におい
て、降圧トランス2の二次側には電流は流れず無
負荷であり、一次側の負半波電流I1は抵抗R2、第
1整流器D2を通つて副蓄電池B2を充電する。こ
こで一次側の電力と二次側の電力はほぼ等しく、
一次側の電圧をV1、二次側の電圧をV2とすると
次式が成り立つ。
波形、降圧トランス2の二次側の電流波形を示す
ものであつて、交流電源1の正半波時において降
圧トランス2の二次側に誘導される正半波電流I2
は、第2整流器D1、抵抗R1を通つて主蓄電池B1
を充電する。また交流電源1の負半波時におい
て、降圧トランス2の二次側には電流は流れず無
負荷であり、一次側の負半波電流I1は抵抗R2、第
1整流器D2を通つて副蓄電池B2を充電する。こ
こで一次側の電力と二次側の電力はほぼ等しく、
一次側の電圧をV1、二次側の電圧をV2とすると
次式が成り立つ。
V1・I1=η・V2・I2(ηは効率)
I1=η・I2・V2/V1
降圧トランス2の巻数比は電圧比V2/V1=
1/10となるように決定されており、従つて負半
波時において副蓄電池B2に流れる充電電流I1は、
正半波時に主蓄電池B1に流れる充電電流I2の1/
10となり、その電流比は主蓄電池B1(500mAH)
と副蓄電池B2(50mAH)の容量比に等しい。従
つて本装置によれば容量の異る主蓄電池B1と副
蓄電池B2への給電量の比をその容量比と等しく
して両蓄電池B1,B2をほぼ同時に満充電するこ
とができる。もちろん容量比と充電電流とが比例
しないような容量の蓄電池を選定した場合は、保
護抵抗R1,R2の値を適当に選べばよく、この場
合であつても正負各サイクル単位で各々の蓄電池
を充電するものであれば、互いに干渉し合うこと
はない。
1/10となるように決定されており、従つて負半
波時において副蓄電池B2に流れる充電電流I1は、
正半波時に主蓄電池B1に流れる充電電流I2の1/
10となり、その電流比は主蓄電池B1(500mAH)
と副蓄電池B2(50mAH)の容量比に等しい。従
つて本装置によれば容量の異る主蓄電池B1と副
蓄電池B2への給電量の比をその容量比と等しく
して両蓄電池B1,B2をほぼ同時に満充電するこ
とができる。もちろん容量比と充電電流とが比例
しないような容量の蓄電池を選定した場合は、保
護抵抗R1,R2の値を適当に選べばよく、この場
合であつても正負各サイクル単位で各々の蓄電池
を充電するものであれば、互いに干渉し合うこと
はない。
以上説明したように本考案に係る充電装置は交
流電源1に接続された降圧トランス2の一次側
に、半波用第1整流器D2を介して容量の小さい
副蓄電池B2を接続するとともに、第1整流器D2
と副蓄電池B2との接続回路に並列に、上記第1
整流器D2と逆向き第3整流器D3を接続し、二次
側に半波用第2整流器D1を介して容量の大きい
主蓄電池B1を接続し、かつ第1整流器と第2整
流器とが逆位相となる向きに接続するようにして
いるので、副蓄電池B2に流れる充電電流I2を制限
して主副蓄電池B1,B2をほぼ同時に満充電する
ことができる。
流電源1に接続された降圧トランス2の一次側
に、半波用第1整流器D2を介して容量の小さい
副蓄電池B2を接続するとともに、第1整流器D2
と副蓄電池B2との接続回路に並列に、上記第1
整流器D2と逆向き第3整流器D3を接続し、二次
側に半波用第2整流器D1を介して容量の大きい
主蓄電池B1を接続し、かつ第1整流器と第2整
流器とが逆位相となる向きに接続するようにして
いるので、副蓄電池B2に流れる充電電流I2を制限
して主副蓄電池B1,B2をほぼ同時に満充電する
ことができる。
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は充電装置の電気回路図、第2図a,b,cは
電圧電流波形図である。 1……交流電源、2……降圧トランス、B1…
…主蓄電池、B2……副蓄電池、D1……第1整流
器、D2……第2整流器、D3……第3整流器。
図は充電装置の電気回路図、第2図a,b,cは
電圧電流波形図である。 1……交流電源、2……降圧トランス、B1…
…主蓄電池、B2……副蓄電池、D1……第1整流
器、D2……第2整流器、D3……第3整流器。
Claims (1)
- 交流電源1に接続された降圧トランス2の一次
側に、半波用第1整流器D2を介して容量の小さ
い副蓄電池B2を接続するとともに、第1整流器
D2と副蓄電池B2との接続回路に並列に、上記第
1整流器D2と逆向きの第3整流器D3を接続し、
二次側に半波用第2整流器D1を介して容量の大
きい主蓄電池B1を接続し、かつ第1整流器と第
2整流器とが逆位相となる向きに接続するように
した電気機器用蓄電池の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982190272U JPS5992547U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 電気機器用蓄電池の充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982190272U JPS5992547U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 電気機器用蓄電池の充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992547U JPS5992547U (ja) | 1984-06-23 |
JPH0321180Y2 true JPH0321180Y2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=30410012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982190272U Granted JPS5992547U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 電気機器用蓄電池の充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5992547U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016167012A1 (ja) * | 2015-04-15 | 2016-10-20 | 株式会社豊田自動織機 | 電源装置 |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP1982190272U patent/JPS5992547U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5992547U (ja) | 1984-06-23 |
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