JPH03211406A - 表面粗さ測定装置および表面粗さ測定方法 - Google Patents

表面粗さ測定装置および表面粗さ測定方法

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JPH03211406A
JPH03211406A JP684390A JP684390A JPH03211406A JP H03211406 A JPH03211406 A JP H03211406A JP 684390 A JP684390 A JP 684390A JP 684390 A JP684390 A JP 684390A JP H03211406 A JPH03211406 A JP H03211406A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、表面粗さ測定装置および表面粗さ測定方法
に関し、より詳細には、金属板などの被測定体をレーザ
ビームで照射してその反射スポット光をライン状の受光
素子で受光して得られた出力から被測定体の表面粗さを
算出するようにした表面粗さ測定装置および表面粗さ測
定方法に関するものである。
〔従来の技術〕
物体の表面の粗さは、通常、被測定体の表面に触針を摺
接させる、いわゆる触針式によって測定される。
しかしながら、この触針式のものは、例えばアルミニウ
ムのような表面の柔い材料に対しては、触針によって表
面を損傷するとともに、測定に多くの時間がかかるとい
う欠点がある。
この触針式の欠点を回避し得る方式として光学的に表面
粗さを測定する光学式のものがある。この光学式の粗さ
測定方法は、被測定体の表面に光を照射させ、この被測
定体の表面からの反射光の反射光強度分布曲線の広がり
を示す半価幅や標準偏差をフォトトランジスタやCdS
受光素子などの単一の光センサを移動させることによっ
て求めるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記光学式の場合は、被測定体の表面に対して非接触で
測定できるため、被測定体の表面を損傷するおそれがな
い利点を有する反面、反射光強度分布曲線の半価幅や標
準偏差の測定には、この分布曲線のバックグラウンドの
みならず、この分布曲線全体を測定する必要があり、こ
のため光センサを移動させざるを得す、この結果、構成
の複雑化を招来するばかりでなく測定速度にかなりの時
間がかかるという問題があった。
この発明は、上述の事情に鑑みてな之れたもので、その
目的とするところは1反射光強度分布曲線のピーク付近
のみの反射光強度を測定する二とによって、データの処
理過程が簡単であるとともに被測定体の表面粗さを非接
触でしかも迅速に測定し得る表面粗さ測定装置および表
面粗さ測定方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る表面粗さ測定装置は、ト記目的を達成す
るために、被測定体表面にレーザビームを照射するレー
ザ発振器と、上記被測定体表面にほぼ平行であって上記
被測定体表面からの反射スボノ1〜光を受光し得る位置
に配置されたライン状の受光素子列と、この受光素子列
から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換す
るアナログ/ディジタル変換器と、このアナログ/ディ
タル変換器の出力を記憶するメモリと、このメモリに記
憶されたデータから上記被測定体の表面粗さに対応する
反射光強度分布曲線のピーク付近をガウス関数で近似し
、二のガウス関数の標準偏差を表すガウス曲線パラメー
タを3点以上の反射光強度の測定点から所定の演算式に
より求めて、このガウス曲線パラメータと予め対応づけ
られた表面粗さデータとの対比から上記被測定体の表面
粗さを算出する演算手段とを具備することを特徴とした
ものである。
また、この発明に係る表面粗さ測定方法は、上記の目的
を達成するために、被測定体表面にほぼ垂直にレーザビ
ームを照射してこの被測定体表面からの反射スポット光
を上記被測定体表面とほぼ平行に配置したライン状の受
光素子列で受光し、この受光素子列の出力のうち、n個
の出力データを用いて上記被測定体の表面からの反射光
強度分布のピーク付近をガウス関数で近似し、二のガウ
ス関数の広がりを表すガウス曲線パラメータGCPを、 ただし、 1nは自然対数、 3’jは反射光強度。
t、= L     (n  +  1)/  2  
   (i  = 1 +   2  +   =・ 
t   n)T1= l 2 tl” −n2+ 1に
=cv’n  n−−1(n−−430(Cはn1II
の各点の受光素子列面上の間隔)なる演算式により3点
以上の反射光強度の測定点から求めて、このガウス曲線
パラメータGCPと予め関係づけられた中心線平均粗さ
データとを対比させることにより上記被測定体の表面粗
さを求めることを特徴としたものである。
〔作 用〕
上記のように構成された表面粗さ測定装置および測定方
法においては、レーザ発振器から出力されるレーザビー
ムを被測定体の表面にほぼ垂直に照射し、その反射光を
被測定体の表面にほぼ平行に配置したライン状の受光素
子列で受光し、この受光素子のアナログ出力をアナログ
/ディジタル変換器でディジタル信号に変換した後、メ
モリに記憶する。このメモリに記憶したデータを用いて
被測定体の表面からの反射光強度分布のピーク付近をガ
ウス関数で近似し、このガウス関数の広がりを表すガウ
ス曲線パラメータを所定の演算式より算出する。このガ
ウス曲線パラメータは、被測定体の表面粗さによく対応
しているところから被測定体の表面粗さを求めることが
できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的に
説明する。
第1図は、この発明に係る表面粗さ測定装置の一実施例
の全体構成を示すブロック図である。
第1図において、1は、例えば、アルゴンガスレーザよ
りなるレーザ発振器であり、このレーザ発振器1から出
力されたレーザビーム2は、ミラー3で被測定体4の表
面に照射されるようになっている。
この被測定体4の表面に照射されるレーザビム2のビー
ムスポット5は、この実施例の場合2I程度の径であり
、このビームスポット5は、被測定体4の表面をほぼ垂
直方向に照射するようになっている。この被測定体4に
レーザビーム2を照射するのに、この実施例ではミラー
3を使用している場合を例示しているが、レーザ発振器
1および被測定体4の設置個所によっては、ミラー3を
省略してもよく、要はレーザビーム2が被測定体4の表
面に対してほぼ垂直方向に入射すればよし1゜ また、この被測定体4の表面にほぼ平行であって所定距
、W(二の実施例の場合、60im)Jt隔してライン
状の受光素子列6が配置されている。この受光素子列6
としては、例えばプラズマ結合素子(Plas@a C
oupled Device  以下+略してrPcD
Jという)が使用されている。
この受光素子列6は、被測定体4の表面からの反射スポ
ット光のピーク付近をカバーする長さを有している。こ
の受光素子列6として、本実施例においては、512素
子のPCDを用いており。
各素子間の幅は、50μ国であり、したがって、PCD
の長さは。
50μm x512素子=25.6  mである。
この受光素子列6から出力されるアナログ信号は、並列
−直列交換回路7で直列信号に変換された後、アナログ
/ディジタル(以下、r A、 / D Jという)変
換器8に入力されて、そこでディジタル信号に変換した
後、メモリ9に転送して、そこで記憶するようになって
いる。
また、メモリ9に記憶されたデータは、制御装置i10
の読み出し指令により読み出されて、演算装置11に送
出されるようになっている。
演算装置11は、制御袋WIOの指令に基づき。
メモリ9に記憶されたデータ、換言すれば、反射光強度
的のデータから反射光強度分布のピーク付近をガウス関
数で近似し、このガウス関数の広がりを表すガウス曲線
パラメータ(Gaussiancurve param
eter)  G CPを、ただし。
1nは自然対数、 y□は反射光強度。
し□ =i−(n+1)/2     (i=1.  
2.   ・・ 、n)T4=  l  2  t4”
  −n”+  1に=c  n(、n−−1n−−4 (Cはn個の各点の受光素子列面上の間隔)なる演算式
により求めて、このGCPと予め表面粗さに対応させた
データとから被測定体4の表面粗さを算出するようにな
っている。この演算装置11の算出結果は、制御装置1
10の指示に基づき、表示装置12に表示したり、プリ
ンタ13でプリントアウトするようになっている。
このように構成されたこの実施例の動作について説明す
る。表面の粗さが異なる8種類のアルミニウム試験片を
被測定体4とする。まず、レーザ発振器lから出力され
たレーザビーム2は、ミラー3で反射され、被測定体4
の表面にほぼ垂直にビームスポット5として照射される
にの被測定体4とほぼ平行に固定状態で配置した受光素
子列6に被測定体4の表面からの反射スポット光が受光
され、被測定体4の表面の粗さに対応した反射光強度分
布が受光素子列6によって光電変換されその電気信号が
受光素子列6からそれぞれ出力される。
上記反射光強度分布は、一般に正反射光(1面による光
の反射のように、入射光がそのまま反射するように、入
射光と光強度分布の変わらない反射光)と拡散反射光(
入射光が物体表面で散乱し正反射光成分がない反射)か
ら成っている。
被測定体4の表面の中心線平均粗さRaがレーザビーム
2の波長程度の表面粗さの場合には、反射光は、正反射
光となる。
この受光素子列6の出力信号は、並列−直列変換回路7
に入力され、そこで並列信号を直列信号に変換した後、
A/D変換器8に送られ、ディジタル信号に変換される
。このディジタル信号は、制御装置10の指令に基づき
メモリ9の所定エリアに記憶される。
また、メモリ9に記憶された反射光強度均としてのn個
のデータは、制御装置10の指令により読み出され、演
算袋!11に送られる。この演算装置11において、n
個の反射光強度的データをもとに上記(1)式のGCP
を演算して反射光強度の広がりの評価を行う。
この場合、被測定体4の表面に照射したレーザビーム2
の反射光は、この被測定体4の表面の粗さが大きくなる
ほど広がる。
そこで、被、Ig定体4の表面から反射した光強度分布
曲線のピーク付近を近似したガウス関数の標準偏差σを
用いて光強度分布曲線の広がりを評価する場合について
説明する。
ここで1反射光強度分布曲線のピーク付近を近(以した
ガウス関数を次の(2)式で表す。
g(x)=A−exp (−a (x−p) ’)  
−−(2)ただし、A、aは正の定数、pは、ガウス関
数の主軸の位置を表す。
このガウス関数の広がりを表す分散σ2は次の(3)式
で定義される。
この(3)式のガウス関数の広がりを表す分散σ′は、
X座標の原点をガウス関数の主軸の位置pに移動しても
、その値は変わらないので、次の(4)式に書き変える
ことができる。
J、’:::f  (x)dx ただし、f (x)は、上記(2)式のg (X)の主
軸の位置を原点に移動した関数で、f (x)=A−e
xp (−a x2)    −・= (5)である。
この(5)式を上記(4)式に代入して、積分を計算す
ると。
f、l:exp(−a x2)d x したがって、ガウス関数の標準偏差σは、σ=1/fl
コー      ・ ・・・・・・・・・・(7)とな
る。
このガウス関数の標準偏差σは、上記GCP(Gaus
sian curve paramet、er )と呼
ばれており。
したがって1反射光強度分布曲線を近似したガウス関数
である上記(2)式の定数aが求まれば、(7)式から
ガウス関数の広がりを表すGCPが求まる。
第2図は、受光素子列6の面上の一定の間隔Cて測定し
た場合の反射光強度分布曲線の模式図であり、この第2
図の又は、反射光強度を測定する受光素子列6の受光面
上の位置、縦軸のyは1反射光強度である5 この第2図に示したように、反射光強度分布曲線のピー
ク付近のn個の点(X1+ y工)、・・(xJ+yi
)r  ・−、(xn+yn)に最小自乗法によって当
てはめた(2)式のガウス関数の定数aを(7)式に代
入すれば、GCPが上記(1)式のように求まる。
なお、光強度の受光素子列6による実測値yjからバッ
クグランド(以下、rBGJ という)強度y1.jを
差し引いた強度 zj=3’i  ’bユ にガウス関数をあてはめる場合には、上記(1)式の光
強度の実測値均の代わりに、2.を代入すればよい。
しかしながら、80強度を差し引くと、それだけ多くの
時間がかかるのみならず、反射光が広がると、80強度
は正確に決定できないので、この実施例では、80強度
を差し引かずに、(1)式からGCPを求めた。
なお、上記(1)式において、 Σ T□=0 ]−=1 の関係があるから、光の強度を定数倍しても、Gcp値
は変わらない。
次に、実験結果について説明する。上述のガウス曲線法
を用いて被測定体4として、その表面の粗さが異なる8
種類のアルミニウム試験片の表面粗さを第1図ですでに
述べたようにして実測し、演算袋w11で反射光強度分
布からGCPを計算し、また、予め触針式粗さ測定装置
(Taly−surf  3M)を用いて試験片の中心
線平均粗さRa を測定し、G CPと比較した。
この実験に用いたアルゴンガスレーザの波長は、514
.5+mである3反射光強度分布の測定に用いた受光素
子列6としてのPCDは、上記したように素子数512
(一つの素子の幅が50μm)、反射光強度データの取
り込み時間は、20 msで、G CPは、各試験片に
対し3個所づつ測定した。
また、触針式表面粗さ測定装置を用いて、試験片上にお
けるレーザビーム2のビームスポット5の径とほぼ同し
謂定長さ1.75onの粗さを一つのレーザビーム照射
面内でそれぞれ3回測定してその平均値をとった。
第3図(a)、(b)および(c)は、触針式粗さ測定
装置により測定した8種類の試験片(被測定体)のうち
、三つの試験片の粗さ波形をそれぞれ示しており、それ
ぞれ中心線平均粗さRaが0、1 μrtr、  0.
3 μtsおよび0.5 μmであり、横軸に距離(m
)、縦軸に粗さの高さ(μm)をとって示している。
また、第4図(a)、(b)および(c)は、それぞれ
これらの試験片のレーザビームによる反射光強度分布を
PCDで測定した結果を示すグラフであり、第3図(a
)、(b)および(c)に対して第4図(a)、(b)
および(0)がそれぞれ対応しており、第4図(a)〜
第4図(c)においては、横軸に、PCDの受光面上の
位置Xを取り、縦軸に反射光強度y1を取って示してい
る。
第4図(a)は、最も滑らかな試験片表面からの反射光
強度分布を示すグラフで、入射光がそのまま反射した正
反射光の強度分布を示しており、入射レーザビームの強
度分布と同様にガウス関数でよく近似できる。
また、第4図(C)は、粗い試験片表面からの反射光強
度分布で、正反射光成分が完全に消失した拡散反射光強
度分布を示しているが、この強度分布曲線もガウス関数
でよく近似できることがわかる。
一方、第4図(b)は、第4図(a)と第4図(c)に
用いた試験片の中間の粗さをもつ試験片による結果であ
り、ガウス分布をもつ正反射光強度に、粗い試験片表面
からの拡散反射光強度が重なり合った分布を示している
第5図は、受光素子列6としてのPCDによって測定し
た光強度のデータを隣接した7点の平均をとる二とによ
って平滑化した後、上記(1)式を用いて求めたGCP
と、平滑化を行わないですへての測定点を(1)式に代
入して求めたGCPとを比較した結果を示すものであり
、GCPの最も大きい一点を除いて、両者は、はとんど
一致している。
したがって、GCPによって光強度分布曲線の広がりを
求めるときには、光強度データの平滑化を行う・必要が
ないと考えられる。
さらに、第6図は、8種類の粗さの異なる試験片に対し
てそれぞれ3個所ずつ測定したGCPと、触針式粗さ測
定装置によって求めた中心線平均粗さRaとの関係を示
したものであり、図中の直線Bは、最小自乗法によって
求めた実験式で、0.1 μn <Ra <0.5μn
+の範囲の中心線平均粗さRa  (μQl)は、上記
演算によって求められたG CP (m)から、Ra 
=8.8x10−20CP+3.2xlO−2・+・(
8)によって求められる。なお、一つのGCPの測定時
間は、約2秒である。
次に、上記のようにして求めた表面粗さは、制御装置!
10の指令に基づき1表示装置12に表示したり、プリ
ンタ13でプリントアウトされるようになっている。
このように、この実施例によれば、被測定体4の表面に
ほぼ直角にレーザビーム2を照射し、その反射光をライ
ン状の受光素子列6で受光し、被測定体4の表面の粗さ
に対応する反射光強度分布を測定し、その反射光強度分
布曲線のピーク付近を近似したガウス関数の標準偏差で
あるG CPを所定の演算式を用いて算出し、このGC
Pの値に対し予め対応させた表面粗さ値との対比により
例えば(8)式のような演算を演算装置11で行うよう
に構成したから、被測定体4の表面粗さを非接触でしか
も迅速に測定することができるという利点がある。
また、−上記実験結果からも明らかなように、反射光強
度分布曲線のピーク付近はガウス関数でよく近似でき、
しかもバラツキをもつ反射光強度のデータを平滑化して
求めたGCPは、平滑化せずに光強度の実測値からその
まま計算したGCPとほぼ一致するので、GCPによっ
て光強度分布曲線の広がりを求める際には、光強度デー
タを平滑化する必要がない。従って、その分5演算処理
が簡略化される。
また、中心線平均粗さRaが増加するとともに。
G (’: Pも増加し、0.1 μn<Ra <o、
54 μryの範囲では、上記(8)式から被測定物体
の中心線平均粗さが測定できる利点がある。
なお、この発明は、上記実施例にのみ限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形実
施ができるものである。
たとえば、受光素子列6としてPCDに代えて、CCD
 (Charge Coupled Device  
+電荷結像素子) 、  B B D (Bucket
  Brigade Dvice 、バケッリレーデバ
イス) 、 CTD (Charge Transfe
r Device、電荷伝送素子) 、 CI D (
Charge I njection Device 
 、電荷注入型デバイス)、CP D (Charge
 Pr1IIli、ngDevice  v呼水転送方
式撮像デバイス)、等を1個あるいは複数個用いてもよ
く、また、上記中心線平均粗さRaを上記(8)式から
求める場合に、この中心線平均粗さRa を0.1μm
<Ra<0.5μmの範囲内としたが、これに限定され
るものではない。
また、メモリ9.制御装置10.演算装置11等の機能
部分は、マイクロコンピュータまたはパーソナルコンピ
ュータの当該機能を使用することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、従来用いられていた反射光強度分
布曲線の広がりを表す半価幅と標準偏差は、分布曲線全
体を測定する必要があったが、この発明によれば、被測
定体の表面にレーザビームを照射し、その反射光を被測
定体の表面とほぼ平行に配置したライン状の受光素子列
で受光して、その反射光強度分布曲線のピーク付近を近
似したガウス関数の広がりを表すGCPを3点以上の反
射光強度の測定点から算出し、このGCPを基に被測定
体の表面の粗さを演算装置で算出するようにしたので、
反射光強度分布曲線のピーク付近のみの反射光を一つの
受光素子列を移動させずに同時に測定でき、被測定体の
表直粗さを非接触でしかも迅速に測定し得る表面粗さ測
定装置および表面粗さ測定方法を提供することができる
また、GCPによって光強度分布曲線の広がりを求める
際に光強度データを平滑化する必要がないので、演算処
理がその分簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る表面粗さ測定装置の一実施例
の全体構成を示すブロック図、第2図は、同実施例にお
ける受光素子列で測定した被測定体の表面からの反射光
強度分布曲線の模式図、第3図(a)ないし第3図(c
)は、それぞれ粗さが異なる場合の3種の試験片の表面
粗さを触針式粗さ測定装置によりそれぞれ測定した場合
の波形図。 第4図(a)ないし第4図(c)は、それぞれ第3図(
a)〜第3図(c)に示した波形図に対応する試験片の
レーザビームによる反射光強度分布をPCDによってそ
れぞれ測定した場合のPCDの受光上の位置対反射光強
度の特性図、第5図は、PCDによって測定した光強度
のデータを隣接した7点の平均による平滑化後のGCP
と平滑化しないGCPとの比較結果を示す説明図、第6
図は、8種類の粗さの異なる試験片に対して3個所ずつ
測定したGCPと触針式粗さ測定装置によって求めた中
心線平均粗さRaとの関係を示す説明図である。 1・・・・レーザ発振器、 2・・・・レーザビーム、 3 ・・・ミラー 4−・被測定体、 6・・・・受光素子列、 7 ・・並列−直列変換回路。 8・・・A/D変換器、 9・・・・・メモリ、 10・・・・・制御装置、 11  ・・ 、寅算装置、 12・・表示装置、 ・・プリンタ。 3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定体表面にレーザビームを照射するレーザ発
    振器と、上記被測定体表面にほぼ平行であって上記被測
    定体表面からの反射スポット光を受光し得る位置に配置
    されたライン状の受光素子列と、この受光素子列から出
    力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するアナ
    ログ/ディジタル変換器と、このアナログ/ディタル変
    換器の出力を記憶するメモリと、このメモリに記憶され
    たデータから上記被測定体の表面粗さに対応する反射光
    強度分布曲線のピーク付近をガウス関数で近似し、この
    ガウス関数の標準偏差を表すガウス曲線パラメータを3
    点以上の反射光強度の測定点から所定の演算式により求
    めて、このガウス曲線パラメータと予め対応づけられた
    表面粗さデータとの対比から上記被測定体の表面粗さを
    算出する演算手段とを具備することを特徴とする表面粗
    さ測定装置。
  2. (2)被測定体表面にほぼ垂直にレーザビームを照射し
    てこの被測定体表面からの反射スポット光を上記被測定
    体表面とほぼ平行に配置したライン状の受光素子列で受
    光し、この受光素子列の出力のうち、n個の出力データ
    を用いて上記被測定体の表面からの反射光強度分布のピ
    ーク付近をガウス関数で近似し、このガウス関数の広が
    りを表すガウス曲線パラメータGCPを、 GCP=▲数式、化学式、表等があります▼ ただし、 lnは自然対数、 y_iは反射光強度、 t_i=i−(n+1)/2(i=1、2、・・・、n
    )T_i=12t_i^2−n^2+1 K=c√(n(n^2−1)(n^2−4)/30)(
    cはn個の各点の受光素子列面上の間隔)なる演算式に
    より3点以上の反射光強度y_iの測定点から求めて、
    このガウス曲線パラメータGCPと予め関係づけられた
    中心線平均粗さデータとを対比させることにより上記被
    測定体の表面粗さを求めることを特徴とした表面粗さ測
    定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010525364A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 シック アイヴィピー エービー ビジョンシステム装置内での散乱光量を測定するための方法と装置

Citations (2)

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