JPH03211295A - 極板洗浄装置 - Google Patents

極板洗浄装置

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JPH03211295A
JPH03211295A JP363390A JP363390A JPH03211295A JP H03211295 A JPH03211295 A JP H03211295A JP 363390 A JP363390 A JP 363390A JP 363390 A JP363390 A JP 363390A JP H03211295 A JPH03211295 A JP H03211295A
Authority
JP
Japan
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passage
plates
plate
cleaning
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP363390A
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English (en)
Inventor
Takeo Kimura
武夫 木村
Makoto Hosaka
誠 保坂
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH03211295A publication Critical patent/JPH03211295A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電解製錬において使用される多数の極板を同
時に洗浄出来る洗浄装置に関し,特に多数の陽極板と陰
極板とを同時に洗浄出来る装置に関する。
〔従来技術とその課題〕
電解製錬においては、従来、陽極板と陰極板とは夫々別
に処理されている。例えば、陰極板は電着金属を剥離回
収するために電解終了毎に電解槽から引上げられ電着金
属の剥離後に研磨処理されるなどして再び電解槽に戻さ
れる。一方、陽極板は電解を数回繰返した後に定期的に
電解槽から取り出され、表面に付着した電解生成物(ク
ラスト)を取り除き、必要に応じて平面度を矯正した後
に再び電解槽に戻される。このように陰陽両極板は夫々
処理サイクルが異なるので従来は両極板を同時処理する
ことは全く行なわれていない。また両極板の同時処理を
試みる場合でも、各極板の表面状態が異なるために同一
の処理方法では不充分である。−例として、陽極板では
、その表面に付着したクラストを機械的に剥離除去して
いる(特開昭58−153794号)。一方、陰極板は
スプレーにより、又は防爆のため温水スプレーを用いて
洗浄されている。なお、陽極板表面のクラストを高圧ス
プレーによって除去することも提案されているが(特開
平1−111891号)、陽極板と陰極板とを同時にス
プレー洗浄する場合、陽極板の洗浄水と陰極板の洗浄水
とを区別して供給する必要があり、また排水の状態も大
幅に異なるので、排水処理も個別に行う必要がある。
〔課題の解決手段:発明の構成〕
本発明は、フレームを用いて陽極板通路と陰極板通路と
を仕切り、各通路ごとに洗浄液の噴射機構を設け、更に
必要に応じて洗浄液を開通路ごとに集めて排出し、又循
環使用する機構を設けることにより陰陽両極板の同時処
理を可能とした。
本発明によれば、複数の極板を同時に洗浄する装置であ
って;極板の通路を形成する並列に立設された複数のフ
レームと;該フレームの両側に配設され、隣接する上記
通路に向って夫々洗浄水を噴射する噴射ノズルと;該ノ
ズルに洗浄液を導く供給管路とを具え、上記通路を通過
する極板に向って該噴射ノズルから洗浄水が噴射される
ことを特徴とする極板洗浄装置が提供される。
また本発明によれば、以下の態様の上記洗浄装置が提供
される。
(イ)交互に配列された複数の陽極板と陰極板とを同時
に洗浄する装置であって、陽極板の通路と陰極板の通路
に夫々設置された上記噴射ノズルに異なった洗浄液が供
給されることを特徴とする洗浄装置。
(ロ)陽極板通路と陰極板通路の底部に夫々排水管。(
3)陽極板通路と陰極板通路と陰極板通路とに分れて集
合され、洗浄液補給ピットを経て上記洗浄液供給管路に
連通されており、これにより洗浄液の循環路が形成され
ていることを特徴とする洗浄装置。
(ハ)上記フレームの内部が縦長の仕切板により上記通
路に沿って少なくとも2つの部分に区画されており、一
方の区画部分は、その陽極板通路または陰極板通路に面
する片側の側面が開放されて該通路に向う上記噴射ノズ
ルが設けられており、且つ他方の側面には隣接する通路
と上記通路とを遮断する仕切板が設けられており、また
、他方の区画部分は上記区画部分とは逆側の側面が夫々
開放され、又は仕切板が設けられており、上記噴射ノズ
ルとは逆向きに噴射ノズルが配設されていることを特徴
とする洗浄装置。
本発明の洗浄装置は、並列に立設されたフレームを有し
、該フレームの間を極板が通過する極板通路が形成され
ている。該フレームの形状は隣接する極板通路を仕切る
ことが出来るものであればよい、−例として、板状のフ
レームないし仕切板を有する枠状のフレームが用いられ
る。該フレームの両側には各通路に向って夫々洗浄液を
噴射するノズルと、該噴射ノズルに洗浄液を供給する供
給管が設けられている。
吊り下げられた状態で搬送される極板を洗浄するには、
極板の移動を妨げないようにフレームの下部をスタンド
に固定支持させ、また供給管は該スタンドから上記フレ
ームの上端に向って延設し、フレームの上方を開放した
構成とする。噴射ノズルは該供給管の側面に、その長手
方向に沿って複数個設けられる。
陰極板両極板を同時に洗浄するためには、洗浄液として
陽極板通路の供給管路には清水が導入され、陰極板通路
の供給管路には温水が導入される。
上記フレームに折曲部を設け、隣接する陽極板通路と#
i極板通路に向かって其々開口する噴射ノズルを備えた
洗浄液供給管を上記折曲部を間にしてその両側に配置し
、上記フレームによって仕切られた各供給管が上記通路
に沿って略−直線状に配列されるように形成すれば、極
板間隔が比較的狭い場合にも、複数の極板を同時に洗浄
することができ、また装置を小型化することができる。
具体的な一例としては、上記フレームの内部を縦長の仕
切板により上記通路に沿って少なくとも2つの部分に区
画し、各部分に噴射ノズルを具えた供給管を配設し、一
方の区画部分には陽極板通路と陰極板通路の何れか一方
、例えば陽極板通路に面する片面を開放して該通路に向
かう噴射ノズルを設け、陰極板通路に面する側には仕切
板を設けて該通路から遮断する。また、他方の区画部分
は上記区画部分とは逆に陰極板通路に面する側を開放し
て該通路に面する噴射ノズルを設け、陽極板通路に面す
る側には仕切板を設けて該通路から遮断する。上記構成
により隣接する通路に向かって其々開口する噴射ノズル
を上記フレームの限られた空間内に収納することができ
る。噴射ノズルの個数は極板の大きさや表面の性状に応
じて適宜室められる。
次に、陽極板通路の洗浄排水と陰極板通路の洗浄排水を
別々に処理するために上記通路の底部に排水管路が付設
される。具体的な一例として、各陰極板通路の底部に排
水口を設け、各排水口に排水管を接続する一方、陽極板
通路の底部には複数の通路に亘る排水シュートを設け、
洗浄排水を陽極板通路と陰極板通路ごとに分けて排出さ
せる。
更に、必要に応じて排水を清浄処理した後に洗浄水の供
給管路に循環して再使用しても良い。
〔実施例〕
本発明に係る洗浄装置の具体例を図面に示す。
第1図は該装置の部分正面図、第2図は該装置の部分側
面図、第3図は該装置の部分平面図である。
上記洗浄装置10は並列に配列された複数のフレーム2
0.21.22・・・を有する。該フレーム20.21
゜22・・・は個々に立設されその下部がベース(図示
せず)に固定されている。該フレーム20.21.22
・・・相互の間隙は極板通路となり、並列に交互に吊り
下げられた複数の陽極板40と陰極板50が上記各通路
を同時に通過する。該フレーム20は図示するように縦
長の仕切板30により上記通路に沿って内部が2つに区
画されており、各部分60.70に洗浄水の噴射ノズル
31.32を具えた洗浄水供給管33が立設されている
。該洗浄水供給管33は外部の洗浄水補給部(図示せず
)に接続している。一方の区画部分60は、隣り合う陽
極板通路80と陰極板通路90の何れか一方に面する側
面、例えば陽極板通路80に面する側面が開放され、上
記噴射ノズル31が該通路80に向かって7設けられて
おり、陰極板通路90に面する側は仕切壁34によって
閉塞されている。
また他方の区画部分70は上記区画部分60とは逆に陰
極板通路90に面する側が開放され該通路90に向かっ
て噴射ノズル32が設けられており、陽極板通路80に
面する側は仕切壁34によって閉塞されている。更に上
記フレーム20に隣接するフレーム21は上記フレーム
20と対称に形成されている。このように順次隣接する
フレームが対称に形成され、各通路80.90に其々そ
の両側から洗浄水を噴射する手段が形成されている。上
記陰極板通路90の底部には底板91が設けられており
、噴射ノズル32の近傍付近の底板91に排水口92が
穿設されている。該排水口92には排水管93が接続し
ている。一方、陽極板通路80の底部には複数の陽極板
通路80に亘って排水シュート81が接続されており、
該排水シュート81に排水管82が接続している。排水
管93を通して排出された陰極板洗浄排水は混入してい
る固形物を取り除いた後、洗浄水補給部を経て循環使用
される。また陽極板洗浄排水にはクラストが多量に混入
しているので、必要に応じてフィルター等により濾過処
理することにより循環使用することができる。
なお、上記フレーム20.21.22・・・の上下側端
には極板を案内するガイド35.36が設けられている
また、極板通路の出口付近に乾燥用空気の噴出手段(r
j!I示せず)が付設されている。
上記洗浄装置のフレーム間に、交互に並列に吊り下げら
れた多数の陰陽両極板が進入すると、付設されている制
御手段によって極板の進入が検知され、噴射ノズルから
各極板通路に向かって洗浄水が噴射される。洗浄水の噴
射圧力は陰極板、陽極板の其々について好適な範囲に設
定されている。
陰1lIIWJ極板は上記通路を通過する間に、噴射さ
れる洗浄液によって洗浄処理され、極板が噴射ノズルを
通過すると洗浄液の噴射が停止され、乾燥空気が極板表
面に向かって噴射される。極板が洗浄装置を通過すると
乾燥空気の噴出が停止され、次の極板が進入すると再び
上記作動を繰り返す。
〔発明の効果〕
本発明の洗浄装置は、フレームを多数並列に立設して極
板通路を形成しているので、多数の極板を同時に洗浄処
理することができ、洗浄時間を大幅に短縮できる。また
、本発明の洗浄装置は、陰極板通路と陽極板通路とを仕
切板を具えたフレームによって区画し、両極板の洗浄液
を混合せずに処理できるようにしたので多数の陰1ll
T&7J極板を同時に洗浄処理することができる。更に
、その好適な実施態様において、フレームの両面に陰陽
両極板通路に向かって其々開口する二種の噴射ノズルが
組み込まれているので、極板相互の間隔が狭い場合にも
使用でき、また装置も小型化できる。さらに、フレーム
は個々に並列に立設されているので容易に増設すること
ができ、極板の数が多い場合にも容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る洗浄装置の部分正面図、第2図は
該装置の部分側面図、第3図は該装置の部分平面図であ
る。 図面中、 10・・・洗浄装置、20.21.22・・
・フレーム、25・・・ベース、30・・・仕切板、 
31.32・・・噴射ノズル、33・・・洗浄水供給管
、34・・・仕切壁、35.36・・・ガイド、40・
・・陽極板、50・・・陰極板、60.70・・・区画
部分、80・・・陽極板通路、90・・・陰極板通路、
82.93・・・排水管、92・・・・・・排水口。 第 図 7−″”

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の極板を同時に洗浄する装置であって;極板
    の通路を形成する並列に立設された複数のフレームと;
    該フレームの両側に配設され、隣接する上記通路に向っ
    て夫々洗浄水を噴射する噴射ノズルと;該ノズルに洗浄
    液を導く供給管路とを具え、上記通路を通過する極板に
    向って該噴射ノズルから洗浄水が噴射されることを特徴
    とする極板洗浄装置。
  2. (2)交互に配列された複数の陽極板と陰極板とを同時
    に洗浄する装置であって、陽極板の通路と陰極板の通路
    に夫々設置された上記噴射ノズルに異なった洗浄液が供
    給されることを特徴とする第1請求項の装置。
  3. (3)陽極板通路と陰極板通路の底部に夫々排水管路が
    付設されており、該管路は陽極板通路と陰極板通路とに
    分れて集合され、洗浄液補給ピットを経て上記洗浄液供
    給管路に連通されており、これにより洗浄液の循環路が
    形成されていることを特徴とする第2請求項の装置。
  4. (4)上記フレームの内部が縦長の仕切板により上記通
    路に沿って少なくとも2つの部分に区画されており、一
    方の区画部分は、その陽極板通路または陰極板通路に面
    する片側の側面が開放されて該通路に向う上記噴射ノズ
    ルが設けられており、且つ他方の側面には隣接する通路
    と上記通路とを遮断する仕切板が設けられており、また
    、他方の区画部分は上記区画部分とは逆側の側面が夫々
    開放され、また仕切板が設けられており、上記噴射ノズ
    ルとは逆向きに噴射ノズルが配設されていることを特徴
    とする第2請求項の洗浄装置。
JP363390A 1990-01-12 1990-01-12 極板洗浄装置 Pending JPH03211295A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018145496A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 住友金属鉱山株式会社 不溶性電極の付着物除去方法、及び電気コバルトの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018145496A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 住友金属鉱山株式会社 不溶性電極の付着物除去方法、及び電気コバルトの製造方法

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