JPH03211247A - 加工用アルミニウム合金 - Google Patents
加工用アルミニウム合金Info
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- JPH03211247A JPH03211247A JP421690A JP421690A JPH03211247A JP H03211247 A JPH03211247 A JP H03211247A JP 421690 A JP421690 A JP 421690A JP 421690 A JP421690 A JP 421690A JP H03211247 A JPH03211247 A JP H03211247A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は加工用アルミニウム合金に関し、鋳塊内部にＡ
Ｎ−Ｆｅ系の金属間化合物が晶出する樅の未組織の境界
の変動を制御した加工用アルミニウム合金に係るもので
ある。
Ｎ−Ｆｅ系の金属間化合物が晶出する樅の未組織の境界
の変動を制御した加工用アルミニウム合金に係るもので
ある。
〔従来の技術とその諜Ｂ］
ＪＩＳ １０００系及び５０００系のアルミニウム合金
は、鋳塊内部にＡｆ−Ｆｅ系金属間化合物を晶出するが
、このＡｊ！−Ｆｅ系金属間化合物の晶出相の違いによ
り所謂樅の未組織が発生する。
は、鋳塊内部にＡｆ−Ｆｅ系金属間化合物を晶出するが
、このＡｊ！−Ｆｅ系金属間化合物の晶出相の違いによ
り所謂樅の未組織が発生する。
図面によって説明すると、第１図は連続鋳造による鋳塊
製造を示す略図であり、樋（１）内の溶湯（２）をノズ
ル（３）より内部が水冷された鋳型（４）に注ぎ、スリ
７）（５）から冷却水を噴射して凝固させつつ、下方に
引き出すことで鋳塊（６）が製造される。冷却効果は鋳
塊表面はど大きいため、凝固時の冷却速度は鋳塊表面が
大きく、内部はど小さくなる。
製造を示す略図であり、樋（１）内の溶湯（２）をノズ
ル（３）より内部が水冷された鋳型（４）に注ぎ、スリ
７）（５）から冷却水を噴射して凝固させつつ、下方に
引き出すことで鋳塊（６）が製造される。冷却効果は鋳
塊表面はど大きいため、凝固時の冷却速度は鋳塊表面が
大きく、内部はど小さくなる。
第２図に連続鋳造により製造された鋳塊の断面を示す。
Ａｌ−Ｆｅ系金属間化合物は冷却速度の大きい順にＡ
１２ ａ Ｆ ｅ相、Ａｊ！、Ｆｅ相、Ａ１．Ｆｅ相が
晶出するが、鋳塊内部の冷却速度は一様でないため、複
数の化合物相が鋳塊中に晶出する。
１２ ａ Ｆ ｅ相、Ａｊ！、Ｆｅ相、Ａ１．Ｆｅ相が
晶出するが、鋳塊内部の冷却速度は一様でないため、複
数の化合物相が鋳塊中に晶出する。
鋳塊内部の各化合物の境界は鋳塊長手方向で変動し、樅
の木状を呈することから、樅の未組織と呼ばれる。
の木状を呈することから、樅の未組織と呼ばれる。
鋳塊は圧延に先立って表面層を固剤により除去するが、
樅の未組織の境界が変動するため、開削後の表面に化合
物の異なる外部領域（Ａ）と内部領域（Ｂ）とが混在し
やすくなる。化合物によりエツチング特性は異なり、ア
ルマイトや苛性処理等で色調が均一にならないため、不
良とせざるを得ない。
樅の未組織の境界が変動するため、開削後の表面に化合
物の異なる外部領域（Ａ）と内部領域（Ｂ）とが混在し
やすくなる。化合物によりエツチング特性は異なり、ア
ルマイトや苛性処理等で色調が均一にならないため、不
良とせざるを得ない。
従って樅の未組織の境界位置を制御するか、開削位置（
１）を変更することで開削面を全て外部領域または内部
領域としなくてはならないが、境界の変動が大きいほど
、これは困難になる。
１）を変更することで開削面を全て外部領域または内部
領域としなくてはならないが、境界の変動が大きいほど
、これは困難になる。
樅の未組織の境界位置が、冷却速度およびＶ、Ｎｉ、Ｃ
ａ、Ｃｏ、Ｔｉ、Ｂ等の微量元素により変化することが
知られている０通常はこれらを制御することで、樅の未
組織の境界位置を開削位置と重ならないようにしている
。しかし境界の変動量は一般に３０ｍ以上であり、変動
を小さくすることは出来なかったため、樅の未組織に起
因する不良は皆無にできない問題があった。
ａ、Ｃｏ、Ｔｉ、Ｂ等の微量元素により変化することが
知られている０通常はこれらを制御することで、樅の未
組織の境界位置を開削位置と重ならないようにしている
。しかし境界の変動量は一般に３０ｍ以上であり、変動
を小さくすることは出来なかったため、樅の未組織に起
因する不良は皆無にできない問題があった。
本発明は上記の問題について検討した結果、Ｃ「の含有
量が樅の未組織の境界の変動に大きな影響を及ぼすこと
を見出し、Ｃｒの含有量を規制することにより樅の未組
織の変動を１０■以内に抑えることができる加工用アル
ミニウム合金を開発したものである。
量が樅の未組織の境界の変動に大きな影響を及ぼすこと
を見出し、Ｃｒの含有量を規制することにより樅の未組
織の変動を１０■以内に抑えることができる加工用アル
ミニウム合金を開発したものである。
〔課題を解決するための手段および作用］本発明は、Ｆ
ｅ１．５％以下、Ｍｇ２．５％以下、ＳｉＯ，５％以下
、Ｃｕ０．５％以下、Ｍｎ０．５％以下、Ｚｎ０．２％
以下、Ｔｉ０．１％以下（以上重量％） 、Ｃｒ ２５
０ｐｐ−以下、残部ＡＩｌおよび不可避不純物よりなる
加工用アルミニウム合金である。
ｅ１．５％以下、Ｍｇ２．５％以下、ＳｉＯ，５％以下
、Ｃｕ０．５％以下、Ｍｎ０．５％以下、Ｚｎ０．２％
以下、Ｔｉ０．１％以下（以上重量％） 、Ｃｒ ２５
０ｐｐ−以下、残部ＡＩｌおよび不可避不純物よりなる
加工用アルミニウム合金である。
すなわち本発明は、Ｆｅ、Ｍｇ、Ｓ ｉ、Ｃｕ、Ｍｎ、
Ｚｎ、Ｔｉ、Ｃｒなどを含有する加工用アルミニウム合
金の含有元素と樅の未組織の境界の変動について研究し
たところＣｒの含有量を２５０ｐｐｍ以下に規制するこ
とにより、上記の境界の変動を１０■以下にすることを
可能としたものである。
Ｚｎ、Ｔｉ、Ｃｒなどを含有する加工用アルミニウム合
金の含有元素と樅の未組織の境界の変動について研究し
たところＣｒの含有量を２５０ｐｐｍ以下に規制するこ
とにより、上記の境界の変動を１０■以下にすることを
可能としたものである。
しかして本発明合金の組成を上記のようにしたのは、加
工用アルミニウム合金としては一般的にこのような組成
のものが用いられているからであり、Ｆｅ、Ｍｇ、Ｓ
ｉ、Ｃｕ、ＭｎＸ Ｚｎ、Ｃｒは、それぞれ圧延製品の
用途に応じて、強度、圧延性、耐食性、アルマイト色調
、結晶粒度等の各要求特性から上記の範囲で決定される
ものである。
工用アルミニウム合金としては一般的にこのような組成
のものが用いられているからであり、Ｆｅ、Ｍｇ、Ｓ
ｉ、Ｃｕ、ＭｎＸ Ｚｎ、Ｃｒは、それぞれ圧延製品の
用途に応じて、強度、圧延性、耐食性、アルマイト色調
、結晶粒度等の各要求特性から上記の範囲で決定される
ものである。
ここで特にＣｒ量量は２５０ｐｐ−以下にすることで樅
の未組織の変動が１０閣以内に抑えられ、これにより不
良の防止が可能になるものである。
の未組織の変動が１０閣以内に抑えられ、これにより不
良の防止が可能になるものである。
以下に本発明の一実施例について説明する。
第１表に示す組成を有する合金に、Ｃｒを２０〜５００
ｐｐ−の範囲で添加し、連続鋳造により下記の鋳造条件
のものとで、鋳塊を製造した。
ｐｐ−の範囲で添加し、連続鋳造により下記の鋳造条件
のものとで、鋳塊を製造した。
鋳塊サイズ−厚さ５００閣、幅１０００＋ｗ＋鋳造速度
−−−−−６０ｗａ ／ ｍ ｉ ｎ注湯温度−・・−
６７５〜６８５℃ 冷却水量−−−−２５０１１／ ｗｉｎ第 １ 表 得られた鋳塊について、樅の未組織の境界の変動量を測
定した結果を第３図に示す、第３図より明らかなように
、Ｃｒ量を２５０ｐｐｍ以下に規制することで、樅の未
組織の境界の変動が１０閣以内に抑えられた。
−−−−−６０ｗａ ／ ｍ ｉ ｎ注湯温度−・・−
６７５〜６８５℃ 冷却水量−−−−２５０１１／ ｗｉｎ第 １ 表 得られた鋳塊について、樅の未組織の境界の変動量を測
定した結果を第３図に示す、第３図より明らかなように
、Ｃｒ量を２５０ｐｐｍ以下に規制することで、樅の未
組織の境界の変動が１０閣以内に抑えられた。
以上に説明したように本発明によれば、樅の未組織の境
界の変動を１０閤以内に抑えることができ、製品の不良
を大巾に防止することを可能としたもので工業上顕著な
効果を奏するものである。
界の変動を１０閤以内に抑えることができ、製品の不良
を大巾に防止することを可能としたもので工業上顕著な
効果を奏するものである。
４、脂、￥ｉ囁な説明
第１図は連続鋳造による鋳塊の製造方法を示す断面図、
第２図は連続鋳造により製造された鋳塊の断面に現れた
樅の未組織を示す斜視図、第３図は本発明の一実施例に
係る樅の未組織境界の変動量とＣｒ含有量の関係を示す
線図である。
第２図は連続鋳造により製造された鋳塊の断面に現れた
樅の未組織を示す斜視図、第３図は本発明の一実施例に
係る樅の未組織境界の変動量とＣｒ含有量の関係を示す
線図である。
ｌ・・・樋、 ２・・・溶湯、 ３・・・ノズル、 ４
・・・鋳型、 ５・・・スリット、 ６・・・鋳塊、
Ａ・・・樅の木外部領域、 Ｂ・・・樅の水内部領域、
ｉ・・・開削面。
・・・鋳型、 ５・・・スリット、 ６・・・鋳塊、
Ａ・・・樅の木外部領域、 Ｂ・・・樅の水内部領域、
ｉ・・・開削面。
Claims (1)
- Ｆｅ１．５％以下、Ｍｇ２．５％以下、Ｓｉ０．５％
以下、Ｃｕ０．５％以下、Ｍｎ０．５％以下、Ｚｎ０．
２％以下、Ｔｉ０．１％以下（以上重量％）、Ｃｒ２５
０ｐｐｍ以下、残部Ａｌおよび不可避不純物よりなる加
工用アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP421690A JPH03211247A (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 加工用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP421690A JPH03211247A (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 加工用アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03211247A true JPH03211247A (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=11578423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP421690A Pending JPH03211247A (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 加工用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03211247A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007012423A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Aluminium-Gusslegierung |
| CN107794412A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-13 | 宁波高新区力红新材料科技有限公司 | 一种铝合金及铸造方法 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP421690A patent/JPH03211247A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007012423A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Aluminium-Gusslegierung |
| CN107794412A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-13 | 宁波高新区力红新材料科技有限公司 | 一种铝合金及铸造方法 |
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