JPH03211032A - 射出成形機の監視方法 - Google Patents
射出成形機の監視方法Info
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- JPH03211032A JPH03211032A JP20018590A JP20018590A JPH03211032A JP H03211032 A JPH03211032 A JP H03211032A JP 20018590 A JP20018590 A JP 20018590A JP 20018590 A JP20018590 A JP 20018590A JP H03211032 A JPH03211032 A JP H03211032A
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Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、射出成形機の監視方法に関し、−層詳細には
、射出成形機の無人運転を行い、また、合理化、省力化
を進めていくための、射出成形機の運転状況における異
常を発見する監視装置、および成形品品質監視装置に用
いて好適な監視方法に関する。
、射出成形機の無人運転を行い、また、合理化、省力化
を進めていくための、射出成形機の運転状況における異
常を発見する監視装置、および成形品品質監視装置に用
いて好適な監視方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来の
射出成形機の監視方法には、射出シリンダ内油圧圧力、
金型内樹脂圧力、金型温度、樹脂温度、射出バレル温度
、射出ラム速度等の成形条件を、成形行程中のある一時
点あるいは複数点について検出し、または射出行程中の
ある時間内の最大値あるいは最小値を検出し、この検出
値が予め設定しである上下限のリミットを越えたときに
異常信号を発注させるものがある。しかるにこの監視方
法は、成形行程中のある一点あるいは射出行程中のある
1の時間内の最大値等の監視であり、全体を監視してい
るものではないので、その監視は正確でなく、また、成
形行程中に複数点の監視位置を設定した場合、その数お
よび位置を最適とすることは極めて困難である等の課題
がある。
射出成形機の監視方法には、射出シリンダ内油圧圧力、
金型内樹脂圧力、金型温度、樹脂温度、射出バレル温度
、射出ラム速度等の成形条件を、成形行程中のある一時
点あるいは複数点について検出し、または射出行程中の
ある時間内の最大値あるいは最小値を検出し、この検出
値が予め設定しである上下限のリミットを越えたときに
異常信号を発注させるものがある。しかるにこの監視方
法は、成形行程中のある一点あるいは射出行程中のある
1の時間内の最大値等の監視であり、全体を監視してい
るものではないので、その監視は正確でなく、また、成
形行程中に複数点の監視位置を設定した場合、その数お
よび位置を最適とすることは極めて困難である等の課題
がある。
また、前記射出シリンダ内油圧圧力等の成形条件をモニ
ターし、射出行程中の圧力が一定の曲線に従って変化し
ているかをパターン認識によって監視する方法がある。
ターし、射出行程中の圧力が一定の曲線に従って変化し
ているかをパターン認識によって監視する方法がある。
このパターン認識による監視方法は、点でとらえた前記
監視方法よりも正確であるが、装置が高価なものとなり
、また、パターンの中には成形品品質に多大に影響する
部分とそうでない部分とがあり、より確実な監視をする
ためには、部分的に上下限のリミットの設定を異なった
ものとしなければならず、その装置は一層高価なものに
なるという課題がある。
監視方法よりも正確であるが、装置が高価なものとなり
、また、パターンの中には成形品品質に多大に影響する
部分とそうでない部分とがあり、より確実な監視をする
ためには、部分的に上下限のリミットの設定を異なった
ものとしなければならず、その装置は一層高価なものに
なるという課題がある。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため本発明は次の構成を備える。
すなわち、射出成形機の射出シリンダ内油圧圧力、金型
内樹脂圧力、金型温度、射出ラム速度等の成形品の品質
に影響を与える圧力、温度、速度等の物理的数値を監視
する方法において、該物理的数値を電気信号として検出
し、該電気信号をデータ入力器により電気信号が示す値
に比例した電圧信号に変換し、該電圧信号を電圧−周波
数信号として出力し、各成形サイクル内において予め定
められた複数の時間区間毎に前記周波数信号をカウンタ
ーで計数することにより前記物理的数値を積分すべく積
算し、該積算により求められた積算値が前記時間区間毎
における積算値の予め設定された当該時間区間毎の許容
範囲内にあるかコンパレータにより比較し、前記時間区
間毎の前記積算値が時間区間毎に定められている前記許
容範囲から1箇所でも外れた際には異常信号を出力する
ことを特徴とする。
内樹脂圧力、金型温度、射出ラム速度等の成形品の品質
に影響を与える圧力、温度、速度等の物理的数値を監視
する方法において、該物理的数値を電気信号として検出
し、該電気信号をデータ入力器により電気信号が示す値
に比例した電圧信号に変換し、該電圧信号を電圧−周波
数信号として出力し、各成形サイクル内において予め定
められた複数の時間区間毎に前記周波数信号をカウンタ
ーで計数することにより前記物理的数値を積分すべく積
算し、該積算により求められた積算値が前記時間区間毎
における積算値の予め設定された当該時間区間毎の許容
範囲内にあるかコンパレータにより比較し、前記時間区
間毎の前記積算値が時間区間毎に定められている前記許
容範囲から1箇所でも外れた際には異常信号を出力する
ことを特徴とする。
(実施例)
一
以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づき、詳細に
説明する。
説明する。
第1図に、射出成形機における射出−計量行程に亘って
の射出シリンダ内油圧圧力曲線の一例を示し、横軸は時
間、縦軸は圧力である。この曲線において、時点Aから
Cまでは射出行程であり、時点りからEまでは計量行程
である。また射出行程中のB点は射出二次用切換指令点
である。
の射出シリンダ内油圧圧力曲線の一例を示し、横軸は時
間、縦軸は圧力である。この曲線において、時点Aから
Cまでは射出行程であり、時点りからEまでは計量行程
である。また射出行程中のB点は射出二次用切換指令点
である。
前記射出−計量行程の所望の時間区間における油圧圧力
を監視する装置の構成ブロック図を第2図に示し、これ
について説明する。なお、前記時間区間は、図示しない
が射出ストローク中のスクリュー位置検出器を使用して
計測される予め定められた射出ストロークの区間と一致
する。
を監視する装置の構成ブロック図を第2図に示し、これ
について説明する。なお、前記時間区間は、図示しない
が射出ストローク中のスクリュー位置検出器を使用して
計測される予め定められた射出ストロークの区間と一致
する。
lは射出シリンダ内油圧圧力を検出するセンサであり、
射出シリンダに取付けられて油圧圧力に応じた電気信号
を出力する。
射出シリンダに取付けられて油圧圧力に応じた電気信号
を出力する。
2はデータ入力器であり、センサ1に接続されセンサ1
の出力信号を油圧圧力に比例した電圧信号に変換する。
の出力信号を油圧圧力に比例した電圧信号に変換する。
3は電圧−周波数変換器(以下V/F変換器と略す)で
あり、データ入力器2の出力側に接続され、データ入力
器2の出力電圧である電圧信号に比例した発振周波数の
周波数信号を出力する。
あり、データ入力器2の出力側に接続され、データ入力
器2の出力電圧である電圧信号に比例した発振周波数の
周波数信号を出力する。
4は射出成形機の制御装置である。
5は監視装置の制御部であり、前記制御装置4に接続さ
れ、制御装置4から射出開始指令、計量開始指令等の所
定の信号が入力される。
れ、制御装置4から射出開始指令、計量開始指令等の所
定の信号が入力される。
6は時間設定部であり、前記制御部5に接続され、前記
射出開始指令あるいは射出二次圧切換指令等の信号を入
力したときから予め設定された時間経過後に制御部5へ
信号を出力する。
射出開始指令あるいは射出二次圧切換指令等の信号を入
力したときから予め設定された時間経過後に制御部5へ
信号を出力する。
7はカウンターであり、前記V/F変換器3および制御
部5の出力側に接続され、前記制御装置4あるいは時間
設定部6の出力信号に応じ制御部5から出力される計数
スタート信号によってV/F変換器3の出力である周波
数信号を積分すべく計数(積算)を開始し、制御装置4
あるいは時間設定部6の出力信号に応じて制御部5から
出力される計数ストップ信号によってその計数を終了す
8は基準値設定部であり、前記射出−計量行程中の所望
の時間区間に亘ってカウンター7により積算される油圧
圧力の積算値の許容範囲を決める上下限の基準値が予め
設定される。
部5の出力側に接続され、前記制御装置4あるいは時間
設定部6の出力信号に応じ制御部5から出力される計数
スタート信号によってV/F変換器3の出力である周波
数信号を積分すべく計数(積算)を開始し、制御装置4
あるいは時間設定部6の出力信号に応じて制御部5から
出力される計数ストップ信号によってその計数を終了す
8は基準値設定部であり、前記射出−計量行程中の所望
の時間区間に亘ってカウンター7により積算される油圧
圧力の積算値の許容範囲を決める上下限の基準値が予め
設定される。
9はコンパレータ部であり、前記カウンター7、制御部
5、基準値設定部8の出力側に接続され、制御部5の計
数ストップ信号の出力後にこの制御部5から出力される
比較指令信号によって、カウンター7において計数され
た所定区間の油圧圧力の積算値と基準値設定部8の基準
値とを比較し、この積算値が基準値の上下限の許容範囲
外にある場合に制御部5の指令により信号が出力する。
5、基準値設定部8の出力側に接続され、制御部5の計
数ストップ信号の出力後にこの制御部5から出力される
比較指令信号によって、カウンター7において計数され
た所定区間の油圧圧力の積算値と基準値設定部8の基準
値とを比較し、この積算値が基準値の上下限の許容範囲
外にある場合に制御部5の指令により信号が出力する。
10は異常信号発生器であり、コンパレータ部9の出力
信号を受けて適宜外部回路へ異常信号を出力する。そし
て、この異常信号によって警報音を発するようにし、あ
るいは機械をストップさせ、製品受皿に信号を与え良品
と不良品の仕分けをし、また連続して一定回数の不良信
号が発生したら機械をストップさせることができる。
信号を受けて適宜外部回路へ異常信号を出力する。そし
て、この異常信号によって警報音を発するようにし、あ
るいは機械をストップさせ、製品受皿に信号を与え良品
と不良品の仕分けをし、また連続して一定回数の不良信
号が発生したら機械をストップさせることができる。
11は表示部であり、カウンター7に接続され、カウン
ター7によって計数された積算値を表示する。
ター7によって計数された積算値を表示する。
なお、制御部5は前記比較指令信号を出力した後の一定
時間経過後に、カウンター7およびコンパレータ部9ヘ
リセット信号を出力し、カウンター7の計数積算値は零
となり、異常信号発生器10が異常信号を出力している
ときはコンパレータ部9の出力信号によって異常信号の
出力はOFFされ次の監視に備える。
時間経過後に、カウンター7およびコンパレータ部9ヘ
リセット信号を出力し、カウンター7の計数積算値は零
となり、異常信号発生器10が異常信号を出力している
ときはコンパレータ部9の出力信号によって異常信号の
出力はOFFされ次の監視に備える。
また、前記センサ1および制御装置4を除くデータ入力
器2等の各部は、適宜場所に配置される監視袋212内
に組み込まれている。
器2等の各部は、適宜場所に配置される監視袋212内
に組み込まれている。
このように構成された監視装置によって、第1図に示す
射出シリンダ内油圧圧力曲線のa区間、すなわち時点A
から時間t1が経過するまでの油圧圧力を監視する方法
について説明する。
射出シリンダ内油圧圧力曲線のa区間、すなわち時点A
から時間t1が経過するまでの油圧圧力を監視する方法
について説明する。
射出シリンダ内祖圧圧力はセンサ1によって検出され、
データ入力器2によって油圧圧力に比例した電気信号に
変換され、V/F変換器3から油8− 正圧力に比例した発振周波数の信号として出力される。
データ入力器2によって油圧圧力に比例した電気信号に
変換され、V/F変換器3から油8− 正圧力に比例した発振周波数の信号として出力される。
射出成形機の制御装置4の射出開始指令信号を受けて制
御部5はカウンター7へ計数スタート信号を出力し、カ
ウンター7はV/F変換機3の出力周波数の計数を開始
する。一方、時間設定部6は制御部5を介して射出開始
指令信号を受け、予め設定されたt1時間後に信号を出
力し、この信号によって制御部5はカウンター7へ計数
ストップ信号を出力するとともにコンパレータ部9へ比
較指令信号を出力する。
御部5はカウンター7へ計数スタート信号を出力し、カ
ウンター7はV/F変換機3の出力周波数の計数を開始
する。一方、時間設定部6は制御部5を介して射出開始
指令信号を受け、予め設定されたt1時間後に信号を出
力し、この信号によって制御部5はカウンター7へ計数
ストップ信号を出力するとともにコンパレータ部9へ比
較指令信号を出力する。
しかして、射出開始時間Aからt1時間に亘る油圧圧力
はカウンター7によって計数され積算値として表示器1
1に表示されるとともに、その積算値はコンパレータ部
9で予め設定された基準値設定部8の上下限の基準値と
比較され、異常の有無を異常信号発生器10から出力す
るものとなる。
はカウンター7によって計数され積算値として表示器1
1に表示されるとともに、その積算値はコンパレータ部
9で予め設定された基準値設定部8の上下限の基準値と
比較され、異常の有無を異常信号発生器10から出力す
るものとなる。
なお、射出シリンダ内油圧圧力とカウンター7の積算値
との関係は、 データ入力器2の出力電圧をE(t)[V] 、V/F
変換器3の変換レートをα[H2/Vlとし、油圧圧力
を時間の関数として表せば p [kg/cdl) = f (t) =αE(t)
となり、前記a区間の積算は、 例えば、油圧圧力が積算開始時から一定であり、そのと
きの電圧をEi [v] と仮定し、時間の単位を[5
ecl とし、t [5ecl間積算すると、積算最終
カウント数Nは、 N=α(H2/v) ×Ei (v) X t (s
)=αXEiXt(カウント〕 となり、 カウント値が油圧圧力の積分値を表すことがわかる。な
お、データ入力器2の増巾率、V/F変換器3の変換レ
ートは監視区間の時間あるいは必要とする検出精度によ
って決定される。
との関係は、 データ入力器2の出力電圧をE(t)[V] 、V/F
変換器3の変換レートをα[H2/Vlとし、油圧圧力
を時間の関数として表せば p [kg/cdl) = f (t) =αE(t)
となり、前記a区間の積算は、 例えば、油圧圧力が積算開始時から一定であり、そのと
きの電圧をEi [v] と仮定し、時間の単位を[5
ecl とし、t [5ecl間積算すると、積算最終
カウント数Nは、 N=α(H2/v) ×Ei (v) X t (s
)=αXEiXt(カウント〕 となり、 カウント値が油圧圧力の積分値を表すことがわかる。な
お、データ入力器2の増巾率、V/F変換器3の変換レ
ートは監視区間の時間あるいは必要とする検出精度によ
って決定される。
上記関係式は、油圧圧力に限らず、温度、あるいは速度
についても適宜センサの出力電気信号により、同様にカ
ウント値として積分できることを表す。
についても適宜センサの出力電気信号により、同様にカ
ウント値として積分できることを表す。
また、第1図におけるb区間すなわち射出開始時点Aか
らt2時間経過した時点から射出二次圧切換指令点Bま
での区間、あるいはC区間すなわち射出二次圧切換指令
点Bからt3時間経過するまでの区間、さらにd区間す
なわち計量開始指令点りから計量停止指令点までの区間
の射出シリンダ内油圧圧力の監視も前記a区間の監視と
同様に行うことができる。
らt2時間経過した時点から射出二次圧切換指令点Bま
での区間、あるいはC区間すなわち射出二次圧切換指令
点Bからt3時間経過するまでの区間、さらにd区間す
なわち計量開始指令点りから計量停止指令点までの区間
の射出シリンダ内油圧圧力の監視も前記a区間の監視と
同様に行うことができる。
さらにまた、金型のキャビティ表面近傍の温度も前述の
油圧圧力の監視と同様に行うことができる。
油圧圧力の監視と同様に行うことができる。
すなわち、金型のキャビティ表面近傍の温度曲線の一例
を第3図に示し、図において横軸は時間、縦軸は温度で
ある。また、時点A1は射出開始点、時点C1は射出行
程終了点、時間B1は射出開始点A1からt1時間の経
過点を示す。そして第2図に示すセンサ1として熱電対
が用いられ、金型の前記温度は前述の油圧圧力と同様に
、第3図におけるC区間すなわち射出開始点A1からt
1時間の経過点Blの区間あるいはf区間すなわち前記
経過点B1から射出行程終了点CIの区間、さらに射出
行程の全区間において監視を行うことができる。
を第3図に示し、図において横軸は時間、縦軸は温度で
ある。また、時点A1は射出開始点、時点C1は射出行
程終了点、時間B1は射出開始点A1からt1時間の経
過点を示す。そして第2図に示すセンサ1として熱電対
が用いられ、金型の前記温度は前述の油圧圧力と同様に
、第3図におけるC区間すなわち射出開始点A1からt
1時間の経過点Blの区間あるいはf区間すなわち前記
経過点B1から射出行程終了点CIの区間、さらに射出
行程の全区間において監視を行うことができる。
次に他の実施例について説明する。
第4図は金型内樹脂圧力曲線の一例であり、横軸は時間
を、縦軸は樹脂圧力を示す。
を、縦軸は樹脂圧力を示す。
図において、時点KからNまでの区間の金型内樹脂圧力
は成形品の品質に大きく影響を与えるものである。また
時点り、Mは前記区間を三等分した点であり、それぞれ
の間隔はt4時間となっている。なお時点Kにおける樹
脂圧力をPlとする。
は成形品の品質に大きく影響を与えるものである。また
時点り、Mは前記区間を三等分した点であり、それぞれ
の間隔はt4時間となっている。なお時点Kにおける樹
脂圧力をPlとする。
前記金型内樹脂圧力を監視する装置の構成ブロック図を
第5図に示しこれについて説明する。なお図中において
前記第2図に示すものと同じ機能を有するものは同一番
号を付し説明を省略する。
第5図に示しこれについて説明する。なお図中において
前記第2図に示すものと同じ機能を有するものは同一番
号を付し説明を省略する。
20はマイクロプロセッサ部(以下MPUと略す)であ
り、射出成形機の制御装置4、時間設定部6、カウンタ
ー7、基準値設定部8、異常信号発生器10、表示部1
1が電気的に接続されている。
り、射出成形機の制御装置4、時間設定部6、カウンタ
ー7、基準値設定部8、異常信号発生器10、表示部1
1が電気的に接続されている。
1
21はA/Dコンバータであり、データ入力器2とMP
U20との間に接続され、データ入力器2の出力電圧が
デジタル信号としてMPU20に入力される。
U20との間に接続され、データ入力器2の出力電圧が
デジタル信号としてMPU20に入力される。
22は圧力設定器であり、前記金型内樹脂圧力曲線上の
時点Kにおける樹脂圧力P1に予め設定されており、M
PU20に電気的に接続されている。
時点Kにおける樹脂圧力P1に予め設定されており、M
PU20に電気的に接続されている。
23.24.25はそれぞれメモリであり、カウンター
7の積算値を所定の時間区間についてそれぞれ記憶する
ために、MPU20に接続されている。
7の積算値を所定の時間区間についてそれぞれ記憶する
ために、MPU20に接続されている。
26は偏差値設定部であり、メモリ23.24.25に
記憶されている積算値と比較するための許容偏差値が予
め設定されており、MPU20に接続されている。
記憶されている積算値と比較するための許容偏差値が予
め設定されており、MPU20に接続されている。
27はMPU20に接続されるデータ読み出しスイッチ
であり、メモリ23.24.25に記憶されている積算
値を表示部11へ表示する。
であり、メモリ23.24.25に記憶されている積算
値を表示部11へ表示する。
28は適宜な場所に配置される監視装置であり、センサ
1および制御袋W4を除く他のデータ入力12 器2、MPU20等の各部が組み込まれている。
1および制御袋W4を除く他のデータ入力12 器2、MPU20等の各部が組み込まれている。
このように構成された監視装置によって、第4図に示す
金型内樹脂圧力曲線のg区間、h区間、i区間すなわち
、時点Kからし、時点りからM、時点MからNの区間の
樹脂圧力を監視する方法について説明する。
金型内樹脂圧力曲線のg区間、h区間、i区間すなわち
、時点Kからし、時点りからM、時点MからNの区間の
樹脂圧力を監視する方法について説明する。
金型内樹脂圧力は、センサ1によって検出され、データ
入力器2によって樹脂圧力に比例した電圧信号に変換さ
れ、V/F変換器3からその電圧信号に比例した発振周
波数の周波数信号として出力される。
入力器2によって樹脂圧力に比例した電圧信号に変換さ
れ、V/F変換器3からその電圧信号に比例した発振周
波数の周波数信号として出力される。
射出成形機の制御装置4の射出開始指令信号を受けてM
PU20はリセット信号を出力し、カウンター7の積算
値を零とするとともに、メモリ23.24.25および
警報出力等をイニシャライズする。
PU20はリセット信号を出力し、カウンター7の積算
値を零とするとともに、メモリ23.24.25および
警報出力等をイニシャライズする。
射出行程に入ってから金型内樹脂圧力が圧力設定器22
の設定値P1となったとき、MPU20はカウンター7
の計数を開始させるとともに時間の計測を開始する。時
間設定部6による設定時間t4時間経過したときにMP
tJ20はカウンター7の計数をストップさせ、まずg
区間におけるカウンター7の積算値をメモリ23に記憶
させる。
の設定値P1となったとき、MPU20はカウンター7
の計数を開始させるとともに時間の計測を開始する。時
間設定部6による設定時間t4時間経過したときにMP
tJ20はカウンター7の計数をストップさせ、まずg
区間におけるカウンター7の積算値をメモリ23に記憶
させる。
続いて、MPU20はカウンター7をリセットし、カウ
ンター7にh区間の計数を開始させるとともに時間の計
測を開始し、時間設定部6による設定されたt4時間経
過時に計数をストップさせ、h区間における積算値をメ
モリ24に記憶させる。
ンター7にh区間の計数を開始させるとともに時間の計
測を開始し、時間設定部6による設定されたt4時間経
過時に計数をストップさせ、h区間における積算値をメ
モリ24に記憶させる。
同様にi区間の積算値はメモリ25に記憶される。
なおりランター7の計数停止から次の計数再スタートま
での時間は2〜5 m5ecの短時間に行われ、前記i
区間の積算が終了したら、カウンター7の積算値はその
まま保持される。
での時間は2〜5 m5ecの短時間に行われ、前記i
区間の積算が終了したら、カウンター7の積算値はその
まま保持される。
1区間の積算が終了した後に、MPU20はメモリ23
.24.25に記憶された積算値と基準値設定部8、お
よび偏差値設定部26に予め設定された各区間にそれぞ
れ対応する基準値と許容変化値と順次比較し、g区間、
h区間、i区間のうち一区間でも積算値が所定の許容範
囲からはずれたときは、異常信号発生器10から異常信
号を出15〜 力する。
.24.25に記憶された積算値と基準値設定部8、お
よび偏差値設定部26に予め設定された各区間にそれぞ
れ対応する基準値と許容変化値と順次比較し、g区間、
h区間、i区間のうち一区間でも積算値が所定の許容範
囲からはずれたときは、異常信号発生器10から異常信
号を出15〜 力する。
なお、前記各区間の測定時間を同一なt4時間としたが
、それぞれに異なる時間について監視を行ってもよい。
、それぞれに異なる時間について監視を行ってもよい。
表示部11は、センサ1による樹脂圧力の検出値を、デ
ータ入力器2、A/Dコンバータ21、MPU20を通
して絶対値として表示し、あるいは、データ読み出しス
イッチ27の操作によって、g区間、h区間、i区間の
積算値をそれぞれ表示する。なお、積算値の表示に際し
てはMPU20の演算機能を使用することにより、各監
視区間の樹脂圧力の平均値として算出表示することもで
きる。すなわち、積算されたカウント数をその積算時間
で除すればよい。このような平均値表示は、積算値その
ままの一般的に使用されない値を表示するよりも極めて
取扱い易いものとなる。
ータ入力器2、A/Dコンバータ21、MPU20を通
して絶対値として表示し、あるいは、データ読み出しス
イッチ27の操作によって、g区間、h区間、i区間の
積算値をそれぞれ表示する。なお、積算値の表示に際し
てはMPU20の演算機能を使用することにより、各監
視区間の樹脂圧力の平均値として算出表示することもで
きる。すなわち、積算されたカウント数をその積算時間
で除すればよい。このような平均値表示は、積算値その
ままの一般的に使用されない値を表示するよりも極めて
取扱い易いものとなる。
また、射出ラム速度を監視する場合には、センサ1とし
てタコメータ、ジェネレータ等を使用し、あるいはポテ
ンショメータ等の位置の検出装置を用いて、位置のアナ
ログ信号として検出し、この16 電気信号を微分器により微分して電圧信号に変換させて
、データ入力器2の入力信号とすれば、前述の圧力、温
度の監視と同様に速度の監視も行うことができる。
てタコメータ、ジェネレータ等を使用し、あるいはポテ
ンショメータ等の位置の検出装置を用いて、位置のアナ
ログ信号として検出し、この16 電気信号を微分器により微分して電圧信号に変換させて
、データ入力器2の入力信号とすれば、前述の圧力、温
度の監視と同様に速度の監視も行うことができる。
なお、上述の各実施例においては、温度、圧力、速度を
単独で監視する方法について説明したが、監視装置の共
用を図るため、データ入力器2の切換装置および監視時
期をそれぞれ変える機能を付加すれば、異なった種類の
データも同時に監視することが容易にでき、監視装置を
一層廉価にかつ使い易いものとすることができる。
単独で監視する方法について説明したが、監視装置の共
用を図るため、データ入力器2の切換装置および監視時
期をそれぞれ変える機能を付加すれば、異なった種類の
データも同時に監視することが容易にでき、監視装置を
一層廉価にかつ使い易いものとすることができる。
また、油圧圧力等をセンサ1で電気信号として検出した
が、油圧圧力等に比例した電気信号として検出できるも
の、例えば成形機駆動用油圧ポンプの電動機の電流値な
どのように成形機の繰り返し安定度を表すものであれば
、監視装置の入力信号として利用することができる。
が、油圧圧力等に比例した電気信号として検出できるも
の、例えば成形機駆動用油圧ポンプの電動機の電流値な
どのように成形機の繰り返し安定度を表すものであれば
、監視装置の入力信号として利用することができる。
(発明の効果)
このようにして本発明によれば、成形品の品質に影響を
与える射出シリンダ内油圧圧力、金型内樹脂圧力、金型
温度、射出ラム速度等をV/F変換器を介してデジタル
化し、複数の時間区間毎に亘る積分値として積算監視す
ることにより、監視範囲をそれぞれ面としてとらえるこ
とができ、例えば第1図のB点における圧力値のように
過渡的な検出対象の変位に対しても誤検出することがな
くなるので監視精度がよく、また、温調された金型の温
度のように変動の少ないものについては長時間に亘る監
視とし、変動の多いものについては短時間に亘る多区間
の監視をするなど、監視を必要とする監視区間を任意に
設定することができるので、特に圧力や速度等の物理的
数値がサイクル内で複数(多)段に変化する場合に変化
の各段に対応して時間区間を設定することにより高精度
の監視を行うに好適となる。さらに監視区間の許容値を
自由に設定することができ、監視精度の向上が図れると
ともに使い易いものとなり、成形品の品質不良あるいは
成形機の異常を適確に発見することができる。さらに構
成が簡単であるので監視装置は廉価なものとなるので、
射出成形機の無人運転を合理的に進めることができると
いう著効を奏する。
与える射出シリンダ内油圧圧力、金型内樹脂圧力、金型
温度、射出ラム速度等をV/F変換器を介してデジタル
化し、複数の時間区間毎に亘る積分値として積算監視す
ることにより、監視範囲をそれぞれ面としてとらえるこ
とができ、例えば第1図のB点における圧力値のように
過渡的な検出対象の変位に対しても誤検出することがな
くなるので監視精度がよく、また、温調された金型の温
度のように変動の少ないものについては長時間に亘る監
視とし、変動の多いものについては短時間に亘る多区間
の監視をするなど、監視を必要とする監視区間を任意に
設定することができるので、特に圧力や速度等の物理的
数値がサイクル内で複数(多)段に変化する場合に変化
の各段に対応して時間区間を設定することにより高精度
の監視を行うに好適となる。さらに監視区間の許容値を
自由に設定することができ、監視精度の向上が図れると
ともに使い易いものとなり、成形品の品質不良あるいは
成形機の異常を適確に発見することができる。さらに構
成が簡単であるので監視装置は廉価なものとなるので、
射出成形機の無人運転を合理的に進めることができると
いう著効を奏する。
以上本発明につき好適な実施例について種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は射出シリン
ダ内油圧圧力曲線、第2図は監視装置の構成ブロック図
、第3図は金型のキャビティ表面近傍の温度曲線、第4
図は金型内樹脂圧力曲線、第5図は他の実施例を示す監
視装置の構成ブロック図である。 1・・・センサ、 2・・・データ入力器、3・・・
V/F変換器、 4・・・制御装置、5・・・制御部、
6・・・時間設定部、7・・・カウンター、 8・・
・基準値設定部、9・・・コンパレータ部、 10・
・・異常信号発生器、 11・・・表示部、 12
・・・監視装置、 20・・・マイクロプロセッサ、2
1・・・A/Dコンバータ、 22・・・圧力設定器
、 23,24.25・・・メモリ、26・・・偏差値
設定部、 27・・・データ読み出しスイッチ、 28
・・・監視装置、P、PL・・・圧力、 T・・・温度
、t、 tl、 t2. t3. t4 ・・・時間
、A、B、C,D、E、A’、B’、C’、に、L。 M、N・・・時点、 a、b、c、d、e、f。 g、h、i・・・時間区間。
ダ内油圧圧力曲線、第2図は監視装置の構成ブロック図
、第3図は金型のキャビティ表面近傍の温度曲線、第4
図は金型内樹脂圧力曲線、第5図は他の実施例を示す監
視装置の構成ブロック図である。 1・・・センサ、 2・・・データ入力器、3・・・
V/F変換器、 4・・・制御装置、5・・・制御部、
6・・・時間設定部、7・・・カウンター、 8・・
・基準値設定部、9・・・コンパレータ部、 10・
・・異常信号発生器、 11・・・表示部、 12
・・・監視装置、 20・・・マイクロプロセッサ、2
1・・・A/Dコンバータ、 22・・・圧力設定器
、 23,24.25・・・メモリ、26・・・偏差値
設定部、 27・・・データ読み出しスイッチ、 28
・・・監視装置、P、PL・・・圧力、 T・・・温度
、t、 tl、 t2. t3. t4 ・・・時間
、A、B、C,D、E、A’、B’、C’、に、L。 M、N・・・時点、 a、b、c、d、e、f。 g、h、i・・・時間区間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、射出成形機の射出シリンダ内油圧圧力、金型内樹脂
圧力、金型温度、射出ラム速度等の成形品の品質に影響
を与える圧力、温度、速度等の物理的数値を監視する方
法において、該物理的数値を電気信号として検出し、 該電気信号をデータ入力器により電気信号 が示す値に比例した電圧信号に変換し、 該電圧信号を電圧−周波数信号として出力 し、 各成形サイクル内において予め定められた 複数の時間区間毎に前記周波数信号をカウンターで計数
することにより前記物理的数値を積分すべく積算し、 該積算により求められた積算値が前記時間 区間毎における積算値の予め設定された当該時間区間毎
の許容範囲内にあるかコンパレータにより比較し、 前記時間区間毎の前記積算値が時間区間毎 に定められている前記許容範囲から1箇所でも外れた際
には異常信号を出力することを特徴とする射出成形機の
監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200185A JPH0713568B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 射出成形機の監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200185A JPH0713568B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 射出成形機の監視方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9322683A Division JPS59217119A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 射出成形機の監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03211032A true JPH03211032A (ja) | 1991-09-13 |
JPH0713568B2 JPH0713568B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=16420212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2200185A Expired - Lifetime JPH0713568B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 射出成形機の監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713568B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008542083A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-11-27 | プリーアムス ジステーム テヒノロギース アーゲー | 射出成形機の射出成形工程の制御方法 |
JP2011224893A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Japan Steel Works Ltd:The | 圧力制御装置及び圧力制御方法 |
TWI410320B (ja) * | 2010-05-17 | 2013-10-01 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55119012A (en) * | 1979-03-08 | 1980-09-12 | Komatsu Ltd | Data effectiveness or ineffectiveness discriminator and data processor |
JPS57203321U (ja) * | 1982-04-07 | 1982-12-24 | ||
JPS58109340A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-06-29 | Komatsu Ltd | ロ−ルフイ−ダ制御装置における自己診断方式 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP2200185A patent/JPH0713568B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55119012A (en) * | 1979-03-08 | 1980-09-12 | Komatsu Ltd | Data effectiveness or ineffectiveness discriminator and data processor |
JPS58109340A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-06-29 | Komatsu Ltd | ロ−ルフイ−ダ制御装置における自己診断方式 |
JPS57203321U (ja) * | 1982-04-07 | 1982-12-24 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008542083A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-11-27 | プリーアムス ジステーム テヒノロギース アーゲー | 射出成形機の射出成形工程の制御方法 |
JP2011224893A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Japan Steel Works Ltd:The | 圧力制御装置及び圧力制御方法 |
TWI410320B (ja) * | 2010-05-17 | 2013-10-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713568B2 (ja) | 1995-02-15 |
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