JPH03211023A - カバーシートの成形方法 - Google Patents

カバーシートの成形方法

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JPH03211023A
JPH03211023A JP24589889A JP24589889A JPH03211023A JP H03211023 A JPH03211023 A JP H03211023A JP 24589889 A JP24589889 A JP 24589889A JP 24589889 A JP24589889 A JP 24589889A JP H03211023 A JPH03211023 A JP H03211023A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
sheet material
sheet
release base
base material
Prior art date
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Pending
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JP24589889A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tomioka
富岡 弘嗣
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品等のケースの開口部にカバーシートを
成形する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ケースの開口部にカバーシートを成形する方法と
して、3種類の方法が知られている。
第1の方法は、第13a図、13b図に示すように、成
形済みのシート材料40を必要な長さに切断し、このシ
ート材料40をケース41の開口部に接着剤42で接着
する方法である。
第2の方法は、第14a図〜第14d図に示すように、
スクリーン印刷を用いてシート材料43を剥離基材44
上に塗布し、その上からケース45の開口部を圧着し、
シート材料43を硬化させた後、ケース45を剥H基材
44から剥がす方法である。
さらに、第3の方法は、第15a図〜第15c図に示す
ように、シート材料46を剥離基板47上にケース開口
部より広い面積に薄く塗布し、このシート材料46上に
ケース48を圧着し、シート材料46を硬化させた後、
ケース48を剥離基板47から剥がす方法である。
C発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、第1の方法の場合には、シート材料40
以外に接着剤42が必要であり、しかも接着剤42がパ
リとなってケース41外部にはみ出るという問題がある
また、第2の方法の場合には、シート材料43がパリと
なってケース45外壁に付着しやすく、ケース45とシ
ート材料43との位置合わせを高精度で行わなければな
らない欠点がある。
さらに、第3の方法の場合には、シート材料46がケー
ス48から綺麗に剥がれず、シート材料46の切片がケ
ース4日に外壁に付着する欠点があり、しかもシート材
料46の無駄が多い。
本発明は上記従来の成形方法の問題点を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、パリの発生を無くし、ケ
ースとシート材料との位置合わせが簡単で、かつ材料の
無駄がないカバーシートの成形方法を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、第1の発明は、剥離基材上に
未硬化状態のシート材料を塗布する工程と、該シート材
料を非接触で覆うように剥離基材上にケースの開口部を
圧着する工程と、上記剥離基材とシート材料とケースと
を、上記シート材料の中心部を通りかつケース開口面と
垂直な軸を中3 心として回転させ、上記シート材料に遠心力を作用させ
てケースの開口部内壁まで拡張させる工程と、ケースを
剥離基材に圧着した状態のままシート材料を硬化させる
工程と、ケースを剥離基材から引き離す工程と、を含む
ものである。
また、第2の発明は、剥離基材上に未硬化状態のシート
材料を塗布する工程と、該シート材料を非接触で覆うよ
うに剥離基材上にケースの開口部を圧着する工程と、上
記剥離基材とシート材料とケースとを、ケース開口面と
平行な軸を中心として回転させ、上記シート材料に剥離
基材方向への遠心力を作用させてケースの開口部内壁ま
で拡張させる工程と、ケースを剥離基材に圧着した状態
のままシート材料を硬化させる工程と、ケースを剥離基
材から引き離す工程と、を含むものである。
〔作用〕
第1の発明によれば、剥離基材上にシート材料をやや厚
めに塗布し、このシート材料を覆うようにケースを剥離
基材に圧着し、この状態でシート材料を中心として回転
させると、シート材料には放射方向の遠心力が作用する
ので、シート材料はケースの開口部内壁へと拡張し、ケ
ース開口部を覆うカバーシートが成形される。
また、第2の発明では、剥離基材とシート材料とケース
とをケース開口面と平行な軸を中心として回転させるた
め、シート材料には剥離基材方向への遠心力が作用し、
シート材料はケースの開口部内壁まで拡張してカバーシ
ートが成形される。
〔実施例〕
第1図は本発明が適用されるケース1を示し、このケー
ス1は一面1aが開口した箱型をなしている。ケースl
の内部には非円形の凹所1bが形成されており、この凹
所1b内に図示しない電子部品等が固定されている。
ここで、上記ケース1の開口部1aにカバーシート2を
成形する第1の方法を第2図〜第6図にしたがって説明
する。
第2図、第3図はカバーシート成形機を示し、モータ3
の回転軸3aには、回転台4が水平に連結されている。
この回転台4の外周部には凹溝4aが90度間隔で4箇
所設けられ、断面門型の支持枠5の下端爪部5aが上記
凹溝4aに係合している。上記支持枠5の上面中央には
、ケース押え軸6を摺動自在に挿通する貫通孔5bが設
けられ、ケース押え軸6は圧着用バネ7によって常時下
方(回転台4方向)へ付勢されている。なお、ケース押
え軸6の上端部と下端部には、それぞれ把手6aとフラ
ンジ6bとが設けられている。
回転台4の上面には、ポリプロピレンシート等よりなる
剥離基材8が載置されており、剥離基材8の上面中央、
すなわちモータ3の回転軸3aの軸線上に未硬化状態の
シリコン接着剤等のシート材料2aがスクリーン印刷等
によって均一な厚さで塗布されている。この塗布量は、
成形後のカバーシト2の体積(−シート成形面積×必要
膜厚)と同じか少し条目に設定されている。また、実施
例のようにシート材料2aの塗布形状をケース1の開口
部1aとほぼ相位形とすると、ケース1の開口部形状が
非円形であってもカバーシート2を均一な厚みに成形し
やすい利点がある。
シート材料2aを剥離基材8に塗布したのち、ケース1
をそのシート材料2aを覆うように被せる。
この時、ケース1の開口部1aの中心とシート材料2a
中心とが一致するように、かつケース1とシート材料2
aとが触れないように被せるのが望ましい。
そして、ケース1の上面をケース押え軸6によって押圧
し、ケース1の開口部1aを剥離基材8に圧着させ、シ
ート材料2aがケース1外へ漏れないようにする。
上記のように、成形機にシート材料2aおよびケース1
をセットしたのち、モータ3を駆動して回転台4.支持
枠5.ケース押え軸6.剥離基材8゜シート材料2aお
よびケース1を一体に回転させる。
この時、剥離基材8が回転軸3aに対して垂直に配置さ
れているので、剥離基材8上に塗布されたシート材料2
aは遠心力によって放射方向へ拡がり(第4図参照)、
やがてケース1の内壁まで拡がった時(第5図参照)、
モータ3の回転を中止する。これ以上回転を続けると、
シート材料2aの周辺部がケース1の内壁に沿って這い
上がり、中心部が薄肉となるからである。したがって、
シート材料2aを均一な厚みに成形するには、シート材
料2aの粘度1回転速度および回転時間の調整が必要で
ある。
つぎに、ケース1と剥離基材8とを圧着したまま加熱す
ることによって、シート材料2aを硬化させ、その後、
第6図のように剥離基材8をケース1から剥がすと、カ
バーシート2がケース1の開口部1aに成形される。
本発明者は、シート材料2aとして10万cp〜30万
cpの粘度を有するシリコン接着剤を用い、1200O
rpmの回転速度で2〜5秒間回転したところ、ケース
1の開口部1aにカバーシート2を略均−な厚みで成形
できた。なお、回転速度を下げた場合には、回転時間を
長くすることによって同様の効果を得るが、回転時間を
長くすればシート材料2aがケス1の内壁に沿って這い
上がる現象の制御が容易である。
なお、剥離基材8としてはポリプロピレンシトのほか、
他の剥離性のよい樹脂シート、ゴム等も使用可能である
。また、剥離基材8は回転台4上に載置したものに代え
て、四フッ化エチレン樹脂などの剥離性の良い材料を回
転台4の上面に直接コーティングしてもよい。
第7図、第8図は本発明の第2の成形方法を実施するた
めの成形機を示す。
図において、モータ10の回転軸10aには、外周部に
縦壁11aを有する回転台11が水平に連結されている
。この回転台11の中心部には短形状の枠部11bが一
体に設けられており、この枠部11bの対向する二側面
にはケース押え軸12を摺動自在に貫通するための貫通
孔11cが設けられている。2個のケース押え軸12は
バネ荷重の小さな圧着用バネ13によって互いに離反方
向に付勢されている。また、ケース押え軸12と対向す
る回転台11の縦壁11aには2箇所に平坦部lidが
設けられ、これら平坦部lidに剥離基材14が接触配
置され、この基材14の中央部にシート材料2aが塗布
されている。なお、この場合のシート材料2aの供給方
法は、第1実施例のように塗布形状に制約がないので、
デイスペンサ等で供給してもよい。ただ、塗布状態にお
いてシート材料2aの粘性が低いと、シート材料2aが
下方へ垂れてしまうので、チクソ性材料(無荷重的には
粘性が高く、せん断応力が作用すると粘性が低くなる材
料)を用いるのが望ましい。
シート材料2aを塗布した剥離基材14に対してケース
1をかぶせ、ケース押え軸12によってケース1の開口
部1aを剥離基材14に対し圧着することにより、シー
ト材料2aがケース1外へ漏れないようにする。
この状態でモータ10を起動すると、回転台11ととも
にケース押え軸12.剥離基材14.シート材料2aお
よびケース1が一体に回転する。このとき、剥離基材1
4は回転軸10aと平行に配置されているので、剥離基
材14上に塗布されたシート材料2aには、その垂直方
向に遠心力が作用する。そのため、シート材料2aは剥
離基材14へ押し付けられるように拡がり(第9図参照
)、やがてシート材料2aの外周部がケース1の内壁へ
到達する(第10図参照)。この状態で回転を持続する
と、シート材料2aの凸凹が解消して平坦化される(第
11図参照)。
シート材料2aが平坦化された後、回転を中止し、ケー
ス1を剥離基材14に圧着したまま加熱することによっ
て、シート材料2aを硬化させる。そして第12図のよ
うに剥離基材14をケース1から剥がすと、カバーシー
ト2がケース1の開口部1aに成形される。
この方法の場合には、回転速度や回転時間を増大させて
も、シート材料2aの肉厚が不均一にならないので、条
件設定が簡単である。また、第1の方法の場合には回転
軸3aの軸心とシート材料2aの中心とを略一致させる
必要があるのに対し、第2の方法ではこのような条件が
ないので、剥離基材14、ケース1およびシート材料2
aの配置の自由度が高い。
また、この方法の場合、ケース押え軸12の遠心力が圧
着用バネ13のバネ荷重と共にケース1に対して押圧方
向に作用するので、回転速度の上昇に伴ってケース1の
剥離基材14への圧着力が増大する。そのため、圧着用
バネ13のバネ荷重が小さく1 ても、ケース1と剥離基材14との良好なシール性が保
たれる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、第1の発明によれば、シ
ート材料を覆うようにケースを剥離基材に圧着した状態
で、ケース開口面に対して垂直な軸を中心として回転さ
せるようにしたので、シート材料には拡がり方向の遠心
力し、カバーシートが成形される。したがって、シート
材料がケース外部にはみ出てパリ等が発生するといった
不具合が解消される。また、シート材料は遠心力によっ
て自動的にケースの内壁面まで拡張するので、シート材
料とケースとの位置合わせが簡単であり、しかもシート
材料の総てがカバーシートとして使用されるので、材料
の無駄が全くなく経済的である。
また、第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、
遠心力がシート材料に対して垂直に作用するので、回転
速度や回転時間が変動しても、シート材料の肉厚のバラ
ツキが発生せず、均一な肉=12 厚に成形するのが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はケースの斜視図、第2図は本発明の第1の成形
方法を実施するための成形機の横断面図、第3図は第2
図の■−■線断面図、第4図〜第6図はその成形途中の
動作を示す断面図、第7図は本発明の第2の成形方法を
実施するための成形機の平面図、第8図は第7図の■−
■線断面図、第9図〜第12図はその成形途中の動作を
示す断面図、第13図〜第15図は従来のカバーシート
成形方法を示す図である。 1・・・ケース、1a・・・開口部、2・・・カバーシ
ート、2a・・・シート材料、3.10・・・モータ、
4,11・・・回転台、6,12・・・ケース押え軸、
7.13・・・圧着用バネ、8.14・・・剥離基材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケースの開口部にカバーシートを成形する方法に
    おいて、 剥離基材上に未硬化状態のシート材料を塗布する工程と
    、 該シート材料を非接触で覆うように剥離基材上にケース
    の開口部を圧着する工程と、 上記剥離基材とシート材料とケースとを、上記シート材
    料の中心部を通りかつケース開口面と垂直な軸を中心と
    して回転させ、上記シート材料に遠心力を作用させてケ
    ースの開口部内壁まで拡張させる工程と、 ケースを剥離基材に圧着した状態のままシート材料を硬
    化させる工程と、 ケースを剥離基材から引き離す工程と、 を含むカバーシートの成形方法。
  2. (2)ケースの開口部にカバーシートを成形する方法に
    おいて、 剥離基材上に未硬化状態のシート材料を塗布する工程と
    、 該シート材料を非接触で覆うように剥離基材上にケース
    の開口部を圧着する工程と、 上記剥離基材とシート材料とケースとを、ケース開口面
    と平行な軸を中心として回転させ、上記シート材料に剥
    離基材方向への遠心力を作用させてケースの開口部内壁
    まで拡張させる工程と、ケースを剥離基材に圧着した状
    態のままシート材料を硬化させる工程と、 ケースを剥離基材から引き離す工程と、 を含むカバーシートの成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012070658A1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-31 学校法人早稲田大学 高分子薄膜、高分子積層膜の製造方法、その製造方法で製造された高分子薄膜、および高分子積層膜
JP2017159653A (ja) * 2016-03-03 2017-09-14 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 成形体の製造方法

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