JPH03106618A - カバーシート成形装置 - Google Patents

カバーシート成形装置

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JPH03106618A
JPH03106618A JP24589989A JP24589989A JPH03106618A JP H03106618 A JPH03106618 A JP H03106618A JP 24589989 A JP24589989 A JP 24589989A JP 24589989 A JP24589989 A JP 24589989A JP H03106618 A JPH03106618 A JP H03106618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
sheet material
mounting jig
sheet
release base
Prior art date
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Pending
Application number
JP24589989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tomioka
弘嗣 冨岡
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子部品等のケースの開口部にカバーシートを
或形する装置に関するものである.〔従来の技術〕 従来、ケ〒スの開口部にカバーシートを或形する方法と
して、3種類の方法が知られている.第1の方法は、第
21a図,第21b図に示すように、成形済みのシート
材料40を必要な長さに切断し、このシート材料40を
ケース41の開口部に接着剤42で接着する方法である
. 第2の方法は、第22a図〜第22d図に示すように、
スクリーン印刷を用いてシート材料43を剥離基材44
上に塗布し、その上からケース45の開口部を圧着し、
シート材料43を硬化させた後、ケース45を剥離基材
44から剥がす方法である.さらに、第3の方法は、第
23a図〜第23c図に示すように、シート材料46を
剥離基板47上にケース開口部より広い面積に薄<塗布
し、このシート材料46上にケース48を圧着し、シー
ト材料46を硬化させた後、ケース48を剥離基板47
から剥がす方法である. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、第1の方法の場合には、シート材料40
以外に接着剤42が必要であり、しかも接着剤42がパ
リとなってケース4l外部にはみ出るという問題がある
. また、第2の方法の場合には、シート材料43がパリと
なってケース45外壁に付着しやすく、ケース45とシ
ート材料43との位置合わせを高精度で行わなければな
らない欠点がある. さらに、第3の方法の場合には、シート材料46がケー
ス48から綺麗に剥がれず、シート材料46の切片がケ
ース48に外壁に付着する欠点があり、しかもシート材
料46の無駄が多い. 本発明は上記従来の問題点を解決すぺ《なされたもので
あり、第1の目的は、パリの発生を無くし、ケースとシ
ート材料との位置合わせが簡単で、かつ材料の無駄がな
いカバーシートの成形装置を提供することである. また、第2の目的は、ケースおよびシート材料を簡単に
取付.取外しでき、生産性のよい成形装置を提供するこ
とにある. さらに、第3の目的は、慣性力によるシート材料の偏り
を防止し、均一な厚みのカバーシートを戚形できる成形
装置を提供することにある.【課題を解決するための手
段〕 上記目的を達成するため、第1の発明は、水平方向に回
転駆動される回転台と、上記回転台の回転中心以外の部
位に水平支軸を介して揺動自在に支持され、該支持点よ
り底部側に重心を有する取付治具と、取付治具の底部上
面に設けられ、上面に未硬化状態のシート材料が塗布さ
れるとともに、このシート材料を覆うようにケースが被
せられる剥離基材と、取付治具の頂部に挿通され、一端
部がケースの上面に接触するケース押え軸と、ケース押
え軸をケース方向へ付勢し、ケース開口部を剥R基材へ
圧着させる圧着用バネとを備え、上記回転台を回転させ
ることにより、シート材料に剥離基材方向への遠心力を
作用させ、シート材料をケースの開口部内壁まで拡張さ
せることを特徴とする. また、第2の発明は、水平方向に回転駆動される回転台
と、上記回転台の回転中心以外の部位に垂直支軸を介し
て播動自在に支持され、該支持点より底部側に重心を有
する取付治具と、取付治具の底部上面に設けられ、上面
に未硬化状態のシート材料が塗布されるとともに、この
シート材料を覆うようにケースが被せられる剥離基材と
、取付治具の頂部に挿通され、一端部がケースの上面に
接触するケース押え軸と、ケース押え軸をケース方向へ
付勢し、ケース開口部を剥離基材へ圧着させる圧着用バ
ネとを備え、上記回転台を回転させることにより、シー
ト材料に剥離基材方向への遠心力を作用させ、シート材
料をケースの開口部内壁まで拡張させることを特徴とす
る. さらに、第3の発明は、水平方向に回転駆動される回転
台と、上記回転台の回転中心以外の部位に自在継手を介
して揺動自在に支持され、該支持点より底部側に重心を
有する取付治具と、取付治具の底部上面に設けられ、上
面に未硬化状態のシート材料が塗布されるとともに、こ
のシート材料を覆うようにケースが被せられる剥離基材
と、取付治只の頂部に挿通され、一端部がケースの上面
に接触するケース押え軸と、ケース押え軸をケース方向
へ付勢し、ケース開口部を剥離基材へ圧着させる圧着用
バネとを備え、上記回転台を回転させることにより、シ
ート材料に剥離基材方向への遠心力を作用させ、シート
材料をケースの開口部内壁まで拡張させることを特徴と
する.〔作用〕 第1の発明によれば、取付治具が水平支軸を支点として
描動自在であるから、静止状態では取付治具は重力によ
り垂直姿勢にある.そのため、シ一ト成形面(剥離基材
)が水平状態にあり、シート材料が流動しない.回転台
を回転させると、回転上昇に伴って取付治具は水平方向
へ傾くが、遠心力と重力との合力がシート成形面に対し
て常に垂直であるから、シート材料には剥M基材方向へ
の押し付け力が作用する.そして、シート材料はケース
の開口部内壁まで拡張し、ケースの開口部を覆うカバー
シートが成形される. また、シート材料とケースの取付治具への取付.取外し
は、ケース押え軸を圧着用バネに抗して引き上げ、ケー
スへの圧着力を解除するだけで簡単に行うことができる
. 第2の発明では、取付治具が垂直支軸を支点として描動
自在であるから、回転初期および終期における円周方向
の加速度(慣性力)によるシート材料の流動が生じず、
シート材料を均一な厚みに成形できる.なお、シート材
料を剥離基材に塗布した状態では、剥N基材が垂直状態
にあるので、シート材料が重力で流動しない程度の粘性
が必要である。
さらに、第3の発明では、取付治具が自在継手を介して
回転台に連結されているので、重力および慣性力による
シート材料の流動の問題が完全に解消され、より均一な
膜厚のカバーシートを成形できる. 〔実施例〕 第1図〜第5図は本発明にかかるカバーシート成形装置
の第1実施例を示す. 第1図,第2図は取付治具lを示し、この取付治具lは
、略U字形の治具本体2とこの本体2の頂部にネジ4に
て固定された蓋体3とを備えており、本体2の両側面や
や上部に支軸5が突設されている.蓋体3の中央部に形
成された貫通孔3aにはケース押え軸6が摺動自在に挿
通されており、このケース押え軸6の下端部には後述す
るケースIOの上面に接触するフランジ部6aが設けら
れ、上端部には抜け止め用の止め輪6bが装着されてい
る。
そして、蓋体3とフランジ部6aの間には圧着用バ不7
が介装され、ケース押え軸6は常時下方(治具本体2の
底部2a側)へ付勢されている。
治具本体2の底部2a上面には、ポリプロピレンシ一ト
等よりなる剥離基材8が!!置されており、剥離基材8
の上面中央には未硬化状態のシリコン接着剤等のシート
材料9が塗布されている。この塗布量は、成形後のカバ
ーシートの体積(=シート成形面×必要膜厚)と同しか
少し多目に設定されている.シート材料9を塗布した&
.II離基材8の上面には、一面が開口したケース10
がシート材料9を覆うように被せられている.そして、
ケース10の上面には圧着用バネ7で付勢されたケース
押え軸6のフランジ部6aが圧接し、ケース10の開口
部10aを剥離基材8に圧着させ、、シート材料9がケ
ースlO外へ漏れないようにしてある。なお、ケース1
0はシート材料9と触れないように被せるのが望ましい
なお、上記ケースlOおよびシート材料9を含む取付治
具1全体の重心は支軸5より底部28側(第1図下方)
にあり、かつ支軸5より底部2a側の全部の重心が剥離
基材8の上面(シート成形面)と一致するのが望ましい
. 上記ケース10およびシート材料9を保持した取付治具
lは第3図〜第5図に示す回転装置にセットされる.即
ち、回転装置は例えばO〜30, 000rp―程度ま
で回転速度を変化させることができるモータl1を備え
、このモータ11はモータ取付台l2に固定されている
.なお、モータ11は起動時と停止時の時間を制御でき
るものが望ましい.モータ11の回転軸11aには、回
転台l3がナットl4によって水平に固定されている。
この回転台l3の周辺部には4対(8本)の下軸受l5
が水平方向へ突設されており、各下軸受l5の上面には
半円形の軸受溝158が形成されている。下軸受l5の
上面には上軸受l6がネジ17によって着脱可能に固定
されるようになっており、この上軸受16の下面には上
記軸受溝15aと対称な半円形の軸受溝16aが形威さ
れている.これら輪受溝15a+16aによって軸受孔
が構威される.したがって、下軸受l5の軸受溝15a
に取付治1の支軸5を嵌合した状態で、上軸受l6を下
軸受15の上面に固定することにより、取付治具1は軸
受15. 16に揺動自在に支持される.上記のように
4個の取付治具lを回転台l3に揺動自在に支持した状
態で、モータ11を駆動すると、取付治具1は水平方向
に播動し、これに伴い取付治具1に保持されたシート材
料9には押し付け方向の遠心力が作用し、所望のカバー
シートに成形される. ここで、成形動作を第6図〜第lO図にしたがって説明
する. 第6図は取付治具1を回転装置にセットした静止状態を
示す。このとき、遠心力は零であるので、重力により取
付治具lは垂直姿勢を保持する.そのため、シート成形
面(剥離基材8)は水平状態にあり、シート材料9は側
方へ流動することがなく、シート材料9がケースlOの
内壁に付着するおそれがない。
第7図は回転初期を示し、取付治具lには垂直方向の重
力Aと径方向の遠心力Bとが作用する.そして、両者の
合力Cはシート成形面に対して常に垂直となるので、シ
ート材料9には剥離基材8方向への押圧力が作用し、シ
ート材料9は剥離基材8に沿って拡張しようとする。
第8図は回転速度を上げて遠心力〉重力となった状態を
示し、取付治具1はほぼ水平姿勢となる.この状態で一
定時間だけ定常回転させることにより、シート材料9の
偏りが解消され、レベリングされるとともに、シート材
料9の外周部がケースlOの内壁にまで拡がる. 第9図は第8図の状態から減速したところを示し、重力
の作用によって取付治具lは下方へ傾き始める。このと
き、第7図と同様に重力Aと遠心力Bとの合力Cはシ一
ト成形面と垂直となるが、円周方向の加速度(慣性力)
によるシート材料9の流動は考慮されていないので、シ
ート材料9が流動しないように、回転台l3の減速は緩
やかに行う方がよい. 第10図は回転終了状態を示し、重力により取付治具1
は垂直姿勢を保持するので、シート材料9は側方へ流動
することがない. 上記のようにシート材料9をケースlOの内壁まで拡張
させた後、上軸受l6を下軸受15から外し、取付治具
lを回転装置からの取外す.そして、この取付治具l全
体を一定温度に加熱し、シート材料9を硬化させる.即
ち、ケース10と剥離基材8とを圧着したまま加熱する
ことによって、シート材料9を硬化させる。その後、ケ
ース押え軸6を圧着用バネ7に抗して引き上げ、取付治
具lからケースlOと剥離基材8とを一体に取外し、つ
いで第11図のように剥離基材8をケースlOから剥が
すと、カバーシート9aがケースlOの開口部10aに
成形される. 第12図は本発明にかかるカバーシート成形装置の第2
実施例を示す. 図において、回転台20は第3図.第4図に示される回
転台l3とほぼ同様のものであり、この回転台20の周
辺部には上下に2本の下軸受2lが水平方向に突設され
ている.この下軸受2lの側面には上軸受22がネジ2
3によって着脱可能に固定されるようになっており、下
軸受2Iと上軸受22との対向面には軸受孔を構威する
軸受溝21a,22aが形成されている.上記軸受孔に
は第1図,第2図と同様な取付治具1の支軸5が揺動自
在に支持される.なお、この場合には取付治具lの支軸
5が垂直に支持されるので、シ一ト成形面も垂直となり
、シート材料9の粘性が低いと下方へ垂れてしまうおそ
れがあるが、シート材料9としてチクソ性(無荷重的に
は粘性が高く、せん断応力が作用すると粘性が低くなる
性質)を有するシリコン接着剤等を用いれば、問題がな
い. 次に、成形動作を第13図〜第l7図にしたがって説明
する. 第13図は回転台20の起動時を示し、回転中心Oを中
心として軸受21,22を矢印方向に回転させると、加
速時の慣性力により取付治具lは底部側を後方にした姿
勢で回転し始める.このとき、慣性力の方向に対してシ
ート成形面が垂直となるので、加速時のシート材料9の
偏りが発生しない。
第14図は回転速度を上昇させた状態を示し、取付治具
1は外方へt3動し始める.このとき、シート材料9に
は慣性力Dと遠心力Bとが作用し、その合力Eはシ一ト
成形面(剥H基材8)に対して垂直となるので、シート
材料9は剥離基材B方向へ押圧され、シート材料9は剥
離基材8に沿って拡張しようとする.なお、シート材料
9には重力も作用するが、上述のようにシート材料9と
してチクソ性材料を使用すれば、重力による流動の影響
は殆どない. 第15図は定常回転状態を示し、取付治具1は下軸受2
lとほぼ平行となる。この状態で一定時間だけ定常回転
させることにより、遠心力の作用でシート材料9は平坦
化されるとともに、シート材料9の外周部がケースlO
の内壁にまで拡がる.第16図は第15図から減速した
状態を示し、慣性力の影響によって取付治具1は前方へ
傾き始める.このとき、慣性力Dと遠心力Bとの合力E
はシ一ト或形面に対して常に垂直となるので、回転台l
3を急速に減速しても、シート材料9が流動するおそれ
がない. 第17図は回転終了状態を示し、取付治具1はその底部
を前方にして停止する.このとき、シート成形面は垂直
となるが、シート材料9がチクソ性を有すれば、シート
材料9が流動しない.取付治具1を回転装置から取り外
した後は、第1実施例と同様に、取付治具1全体を一定
温度に加熱し、シート材料9を硬化させ、その後、取付
治具1から゜ケース10と剥離基材8とを一体に取外し
、ついで剥離基材8をケースlOから剥がすと、カバー
シートがケース10の開口部10aに成形されZ この装置の場合には、慣性力と遠心力との合力がシ一ト
成形面に対して常に垂直に作用するので、シート材料9
がチクソ性を有する材料であれば、加速・減速を短時間
で行ってもシート材料9の偏った流動がなく、短時間で
成形できる利点がある.第18図は本発明にかかるカバ
ーシート成形装置の第3実施例を示す. この場合には、モータ30の回転軸30aに回転台3l
が水平に連結されており、この回転台31の外周部下面
には90度間隔で4箇所に自在継手32を介して取付治
具1が揺動自在に吊り下げ支持されている. この実施例の動作は次の通りである. 即ち、静止状態では自在継手32によって取付治具lは
垂直方向に支持されているので、シート成形面(剥離基
材8)も水平となり、シート材料9が偏って流動するこ
とがない。
モータ30を起動すると、第19図のように慣性力によ
り取付治具1は後方へtS動ずるが、重力八と慣性力D
の合力Fはシート成形面に対して常に垂直であるから、
シート材料9には剥離基材8方向への押し付け力が作用
し、偏りが発生しない.また、モータ30の回転上昇に
伴い、遠心力Bによって取付治具lは第20図のように
外方へ揺動ずるが、この場合も重力Aと遠心力Bの合力
Cがシート成形面に対して常に垂直に作用するので、シ
ート材料9には偏りが発生しない. このように、自在継手32を介して取付治具lを支持す
ることにより、慣性力Dおよび重力Aによるシート材料
9の偏りを解消できる.つまり、シート材料9としてチ
クソ性材料を使用する必要がなく、また加速・減速を緩
やかに行う必要もない.したがって、シート材料9の選
択の自由度が大きく、しかも成形時間を短縮できる効果
がある.なお、この実施例の場合もシート材料9をレベ
リング後、ケースlOを剥離基材8に圧着した状態でシ
ート材料9を硬化させ、その後、剥離基材8をケース1
0から剥がすことにより、カバーシートを成形できる. 本発明は主記各実施例のものに限定されることなく、種
々変更が可能である.例えば、上記実施例では取付治具
lの底部上面に剥離基材8を分離自在にR置した例を示
したが、これに代えて.四フフ化エチレン樹脂などの剥
離性の良い材料を底部上面に直接コーティングしてもよ
い.また、取付治具lの支軸5を揺動支持するための軸
受孔を、下軸受と上軸受とを合体させることにより構成
したが、これに限らず、支軸5の引っ掛け溝を下軸受に
設けてもよい.この場合には、取付治具lの取付.取外
しが簡単となる.〔発明の効果〕 以上の説明で明らかなように、第1の発明によれば、シ
ート材料を覆うようにケースを剥a基材に圧着した状態
で、シート材料に対して遠心力を作用させ、シート材料
はケース内壁まで拡張させるようにしたので、シート材
料がケース外部にはみ出てパリ等が発生するといった不
具合が解消される.また、シート材料は遠心力によって
自動的にケースの内壁面まで拡張するので、シート材料
とケースとの位置合わせが簡単であり、しかもシ一ト材
料の総てがカバーシートとして使用されるので、材料の
無駄が全くなく経済的である.また、ケース押え軸を圧
着用バネに抗して引き上げるだけ、ケースを取付治具か
ら簡単に取付,取外しできるので、生産性のよい成形装
置を実現できる. さらに、遠心力と重力との合力がシート材料に対して常
に垂直に作用するので、回転速度や回転時間が変動して
も、シート材料の肉厚のバラッキが発生せず、均一な肉
厚に成形するのが容易である。
また、第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、
慣性力によるシート材料の偏りを防止できる利点がある
. さらに、第3の発明によれば、第1および第2の発明の
効果に加え、重力および慣性力によるシート材料の偏り
を防止でき、シート材料の選定が容易になるとともに、
回転速度の制御も容易になる.
【図面の簡単な説明】
第1図は取付治具の正面図、第2図は第1図のト」線断
面図、第3図は成形装置の第l実施例の平面図、第4図
は或形装置の正面図、第5図は取付治具と軸受部分の分
解斜視図、一第6図〜第lO図は成形動作を示す側面図
、第11図はケースから剥離基材を剥がす状態を示す断
面図、第l2図は第2実施例の取付治具と軸受部分の分
解斜視図、第13図〜第17図は成形動作を示す平面図
、第18図は成形装置の第3実施例の側面図、第19図
は回転途中の正面図、第20は回転途中の側面図、第2
l図〜第23図は従来のカバーシート成形方法を示す図
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケースの開口部にカバーシートを成形するための
    装置において、 水平方向に回転駆動される回転台と、 上記回転台の回転中心以外の部位に水平支軸を介して揺
    動自在に支持され、該支持点より底部側に重心を有する
    取付治具と、 取付治具の底部上面に設けられ、上面に未硬化状態のシ
    ート材料が塗布されるとともに、このシート材料を覆う
    ようにケースが被せられる剥離基材と、 取付治具の頂部に挿通され、一端部がケースの上面に接
    触するケース押え軸と、 ケース押え軸をケース方向へ付勢し、ケース開口部を剥
    離基材へ圧着させる圧着用バネとを備え、上記回転台を
    回転させることにより、シート材料に剥離基材方向への
    遠心力を作用させ、シート材料をケースの開口部内壁ま
    で拡張させることを特徴とするカバーシート成形装置。
  2. (2)ケースの開口部にカバーシートを成形するための
    装置において、 水平方向に回転駆動される回転台と、 上記回転台の回転中心以外の部位に垂直支軸を介して揺
    動自在に支持され、該支持点より底部側に重心を有する
    取付治具と、 取付治具の底部上面に設けられ、上面に未硬化状態のシ
    ート材料が塗布されるとともに、このシート材料を覆う
    ようにケースが被せられる剥離基材と、 取付治具の頂部に挿通され、一端部がケースの上面に接
    触するケース押え軸と、 ケース押え軸をケース方向へ付勢し、ケース開口部を剥
    離基材へ圧着させる圧着用バネとを備え、上記回転台を
    回転させることにより、シート材料に剥離基材方向への
    遠心力を作用させ、シート材料をケースの開口部内壁ま
    で拡張させることを特徴とするカバーシート成形装置。
  3. (3)ケースの開口部にカバーシートを成形するための
    装置において、 水平方向に回転駆動される回転台と、 上記回転台の回転中心以外の部位に自在継手を介して揺
    動自在に支持され、該支持点より底部側に重心を有する
    取付治具と、 取付治具の底部上面に設けられ、上面に未硬化状態のシ
    ート材料が塗布されるとともに、このシート材料を覆う
    ようにケースが被せられる剥離基材と、 取付治具の頂部に挿通され、一端部がケースの上面に接
    触するケース押え軸と、 ケース押え軸をケース方向へ付勢し、ケース開口部を剥
    離基材へ圧着させる圧着用バネとを備え、上記回転台を
    回転させることにより、シート材料に剥離基材方向への
    遠心力を作用させ、シート材料をケースの開口部内壁ま
    で拡張させることを特徴とするカバーシート成形装置。
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