JPH03210693A - 紙幣収納装置 - Google Patents

紙幣収納装置

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JPH03210693A
JPH03210693A JP2005611A JP561190A JPH03210693A JP H03210693 A JPH03210693 A JP H03210693A JP 2005611 A JP2005611 A JP 2005611A JP 561190 A JP561190 A JP 561190A JP H03210693 A JPH03210693 A JP H03210693A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動販売機(以下、自Ui機ともいう)等
に搭載される紙幣識別収納機の中に組立られる紙幣収納
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の自Ui機等に搭載される紙幣識別収納機は縦形で
あって、その紙幣収納装置の中で収納紙幣の長手方向は
上下に向いている。収納紙幣を取り出すには紙幣収納装
置の前面(例えば自販機の扉の内側面)の蓋を下方の支
点で回動して行う(例えば、特公昭64−5355号公
報、実公昭635099号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来の技術は収納紙幣の長手方向が上下に向いて
紙幣識別収納機全体が縦形となるので、自販機等の扉に
設置したときに扉が薄くなり、それだけ自販機の商品収
納スペースが大きくなる利点がある。
一方、最近の自販機は扉の中央部が周辺より曲面状に突
き出たいわゆるアークパネル形をなし、観客の関心を引
いて集客力を高めるものが増加している。このようなア
ークパネル形扉のほぼ中央部に設置される紙幣識別収納
機を従来と同様に縦形に配!したのでは扉の厚さを有効
に使用できない。
そこで前記文献のものを応用して紙幣が水平になるよう
にした第12図の従来例1が考えられるが、紙幣通路1
を挟んで駆動部2の上方の収納部3とその後方の識別部
4に共通なカバー91を設けるもので、紙幣回収動作の
たびに識別部4が開閉され、識別部4のセンサの位置が
ずれ誤識別の恐れがある。第13図の従来例2は識別部
4のカバー92に収納部3のカバー93をヒンジで継げ
る多関節形であり、識別部4の保守の操作性が悪い。
この発明の目的は、水平に設置した紙幣識別収納機の水
平な紙幣収納装置の前面から紙幣を水平に回収できて扉
等の活用スペースを広げ、回収の時に識別部に何の動き
も与えないような紙幣収納装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明1の紙幣収納装置は、 前面が開口する外箱と、この外箱の中で前面へ引出し可
能に設けられ紙幣を水平に収納し前面が開口するスタッ
カと、このスタッカと前記外箱との相互間に設けられ前
記スタッカの引出を阻止する係止手段と、前記外箱の開
口又は前記スタッカの開口に設けられこのスタッカの押
込位置で閉位置を保持する蓋とからなり、前記係止手段
は係止ばね又は自重で付勢されて係止位置を保持し、こ
の係止位置を手動で解除可能とされるものである。
この場合、係止手段は発明2に記載するラッチレバーと
第2のピンのほか、この両者を外箱とスタッカとに入れ
替えて取付けてもよく、側面でなく上面又は下面でもよ
く、外箱とスタッカとの対向面の一方に先端に半円形の
突起を持つ板ばねを固定し、他方に前記突起が係止され
る凹みを設けてもよい。
また蓋は発明2に記載する構造のほか、閉位置で弾性的
に係止される突起と凹みでもよく、閉位置にばねで付勢
されるものでもよく、蓋のヒンジは開口の上辺、両側辺
等でもよい。
発明2の紙幣収納装置は、発明1において、前記係止手
段は、フック部を備えて回動可能に前記スタッカの側面
の支点に支承されるラッチレバーと、前記係止ばね又は
自重で付勢される前記フック部を係止し前記外箱の側面
に設けられる第1のピンとからなり、 前記蓋は、側面に滑動面を備え蓋ばね又は自重で開方向
に付勢されて回動可能に前記スタッカの両側面の支点で
支承され、 前記外箱の側面に第2のピンを設け、この第2のピンは
前記スタッカの押込位置では前記滑動面に当接して前記
蓋を閉位置に保持し、前記スタッカが引出されると前記
滑動面から離れて前記蓋を開閉可能とする位置に設けら
れるものである。
発明3の紙幣収納装置は、発明2において、前記ラッチ
レバーと前記蓋とを一体に形成するものである。
発明4の紙幣収納装置は、発明1.2又は3において、 前記スタッカに引出方向に付勢するスライドばねと、所
望の位置で停止させるストッパとを設けるものである。
発明5の紙幣収納装置は、発明lにおいて、前記スタッ
カの後方に紙幣の識別部を設け、この識別部を覆うよう
に前記外箱を延設し、この外箱の後方端に開閉支点を備
えるものである。
〔作用〕
発明1においては、外箱とその中の前面に引出可能なス
タッカとはいずれも前面が開口しているから、スタッカ
を前面に引出せば外箱から露出し、蓋を開けば水平に収
納された紙幣の東を指で握んで水平方向前面に回収でき
る。スタッカを押し込んで蓋を閉めれば蓋は閉位置を保
持して収納されている紙幣が前面にはみ出たり脱落した
りすることを防ぐ。係止手段は係止ばね又は自重で付勢
されてスタッカが振動等で引出されることを阻止し、回
収のために係止手段を手動で係止解除してスタッカを引
出せる。
発明2においては(第1図等を参照)、発明1の作用に
加えて、係止手段のラッチレバーと蓋の滑動面はスタッ
カの側面に集中して配置されて、外箱は幅広で厚さが薄
くなる。ラッチレバーと第1のピンとの係止を外してス
タッカを引出すと蓋の滑動面が第2のピンから離れ、蓋
ばね又は自重で付勢されて蓋は支点を中心にして自動的
に開く。
蓋を少し閉じ気味にしてスタッカを押込めば第2のピン
が滑動面に当って蓋は自動的に閉じる。完全に押込めば
ラッチレバーが第1のピンに係止され係止ばねが作用し
てスタッカを押込位置で係止し、同時に蓋も第2のピン
で閉の位置を保持する。
発明3においては(第11図を参照)、発明2の作用に
加えて、ラッチレバーと蓋とが一体になるばかりでなく
、両者の支点が兼用され、自重でなく係止ばねと蓋ばね
を用いるものではそれらが兼用されて構造が簡潔になる
発明4においては、発明1.2又は3において、係止手
段(ラッチレバー等)の係止を解除すると、スタッカが
スライドばねで自動的に飛び出して所望の位置でストッ
パにより停止する。
特に発明2を利用する発明4は、ラッチレバーを外すと
スタッカが自動的に飛び出し、蓋も自動的に開く。
発明5においては、紙幣の回収にはスタッカを引出した
り、押し込んだりするだけで外箱を動かさないが、この
外箱を識別部のカバーに兼用される。
〔実施例〕
第1図は実施例1の透視左側面図であってラッチレバー
を少し外した状況を示し、第2図は第1図のものを自販
機等の扉に取付けた透視左側面図であり、 第3図は第1図のより詳細な透視左側面図であって押込
位置を示し、第4図は第3図の透視右側面図、第5図は
第3図の透視平面図、第6図は第3図のVl−Vl断面
図、第7図は第6図の部分拡大断面図、第8図は第3図
の操作図であり、第9図は実施例2の左側面図、第10
図は実施例3の左側面図、第11図は実施例4の部分動
作図である。従来例及び各図と同一符号を付けるものは
およそ同一機能を持ち、以下では説明を省くこともある
実施例1の取付状態を示す第2図において、紙幣識別収
納機6は紙幣通路1を挟む駆動部2と収納部3、その後
方の識別部4及びガイトロ5からなり、紙幣挿入部7に
連続して自販機等の扉8に装着される。収納部3と識別
部4を覆う外箱10はピン44のまわりに回動して開け
られる。なお紙幣収納装置の前面は扉8の内側面すなわ
ち裏面であり、以下収納装置から見た前面、後方、後方
側等は自販から見た裏面、正面方向、正面側等と呼ぶ。
前記収納部3の前面側には商品収納スペース9aがあり
、扉の正面には前記紙幣挿入部7、観客のための操作部
9b、ショーケース9c、9dが設けられる。
さて、第1図は前記収納部3を示し、収納部3には前面
が開口する外箱10の中に前面が開口するスタッカ11
が前面へ引出可能に設けられ、このスタッカ11と外箱
10に張設したスライドばね12でスタッカ11は引出
方向に付勢されている。スタッカ11には収納された紙
幣Bを押え板13を介して押圧するばね14が設けられ
る。
スタッカ11の前部左側にはフック部15aと指掛部1
5bを備えたラッチレバー15がスタッカに設けたねし
造式の支点16で回動可能に支承され、両端をスタッカ
11のばね止めllaとラッチレバー15の小穴に引っ
掛けた係止ばね17によって支点16のまわりに図示で
左まわりに付勢されている。そして外箱IOの左側面(
図では透視されて図に表れない)に固定したピン18に
、図示のスライド量SがOの時には、前記フック部15
aが前記係止ばね16で付勢されて係止され、ラッチレ
バー15は係止位置を保持する。したがってこの状態で
は前記スライドばね12があっても、手で引出そうとし
てもスタッカ11は外箱10から引出せない。
蓋20はコ字状の形を持ち、コ字状の中通がスタフ力1
1の前面の開口を閉じることができ、コ字状の両辺のア
ーム20aの先端は前記支点16で回動可能に支承され
、両端を前記ばね止めllaと前記アーム20aの肩に
引っ掛けた蓋ばね21によって支点16のまわりに図示
で左まわりに付勢されている。蓋20の前記アーム20
aの少くも一辺には滑動面20bが形成され、前記Sが
Oまたはこれに近い時には、滑動面20bが前記ピン1
8に当接して、蓋20が蓋ばね21で開こうとしても蓋
20を閉位置に保持する。スタッカ11が充分引出され
てSが大きくなり、スタッカ11の支点16が外箱10
のピン18に近ずく位置ではじめてピン18は滑動面2
0bから外れ、蓋20が蓋ばね21で付勢されて開く。
なお、前記で支点16がラッチレバー15と蓋20の支
点を兼ねているが別個に支点を設けてもよく、またピン
18がフック部15aを係止しあわせて滑動面20bに
係合しているが別個にピンを設けてもよい。
実施例1のここまでの説明でおよそ発明2及び発明4に
係る部分を説明したことになり、第8図による動作説明
をすることができるが、その前に更に実施例1の細部を
説明する。
第3図から第7図までは第1図の実施例1の詳細を表し
、スタッカ11は完全に押込位置にあってラッチレバー
15がピン18により係止位置にある。
これらの図では便金上スライドばね12は第1図の左側
面でなく右側面にあり、また第1図及び第2図で説明し
なかった部分の符号にはなるべ(30以上を用いる。
これらの図において、スタフ力11には外箱10に対す
る引出しを滑かにするため合成樹脂等からなる一対のレ
ール30が固定される。レール30は第6図に示すよう
にコ字状部を持ち、外箱10の紙幣通路1例の一対の折
り曲げ部を囲むように設けられ、スタッカ11の引出を
滑かにする。レール30の両側に形成した各2個のU字
状の固定部31の爪31aはスタフ力11の穴31bに
引きかけて固定され、スタッカ11の爪31cも固定と
位置決めに用いられる。固定部31のU字状の端部はス
タッカ11の外箱10上面に対する滑動を滑かにする。
前述のばね止めllaはスタッカ11に直接でなく、レ
ール30に成形させて構造を簡単にする。
係止ばね17、蓋ばね21を引きかけない後方の突起1
1bばばね止めllaと同形とし、レール30を前後対
称に形成して組立を楽にするためで、当然に左右一対の
レール30は同一成形品を使用できる。
前述のスライドばね12は、第4図に示すように前記固
定部31を固定する作用もあるスタッカ11の切起し部
32に一端が掛けられ、他端は外箱lOにかしめて固定
したピン18に掛けられる。
外箱10に設けた着脱可能なねじ33がスタッカ11の
後方の切起し部32に当ってスタッカ11の引出し量を
規制して停止させるストッパとなる。
スタッカ11にはラッチレバー15が過大に動かないよ
うに、また蓋20が閉位置で止るようにストッパ用の切
起し部34が設けられる。
第7図は蓋20の一方の側とラッチレバー15のための
支点16の構造を示し、スタッカ11の押し出し部にバ
ーリングねし穴を形成し、おねじ部を持つ支点16とカ
ラー35を用いてHoのアーム20a、ラッチレバー1
5、ラッチレバー用の係止ばね16を組付ける。他側の
支点16にはカラー35を用いず、アーム20a、蓋ば
ね17を組付ける。
第5図に示すようにスタッカ11の前部の上面と押え板
13の前部とには切欠け36がそれぞれ設けられ、引出
したスタッカ11から紙幣Bを指先で握み出せるように
なっている。また外箱1゜の両側は開いた蓋20のため
の切欠け37がある。
外箱10の側壁の前面部には、駆動部2の外箱40に延
びる突出部41があってピン42がかしめられ、外箱4
0側のラッチ43が係止可能であって、押して外せば外
箱40に対し外箱10が第2図に示すピン44のまわり
に回動して開き識別部4を点検できる。
前記実施例1の操作方法を第8図の操作図により説明す
る。
(a 、)はスタ・7カ11が押込位置にあって紙幣が
順次収納でき、また紙幣の回収が終って再び押込位置に
復帰した状態を示す。ピン18にラッチレバー15のフ
ック部15aが係止ばね17で付勢されて係止位置に係
止されている。ラッチレバー15はスタッカ11に、ピ
ン18は外箱lOに取付けられているのでスタッカ11
1よ外箱10からの引出しが阻止される。
(b)ラッチレバ−15に指を掛は係止ばね17に抗し
て引き下げればフック部15aがピン18から外れスラ
イドばね12(第1図及び第3図に示す)の付勢でスタ
ッカ11は外箱10から引出されはじめる。この時スタ
ッカ11の切起し部34がラッチレバー15の過大な動
きを止める。スタッカ11が引き出されはじめると蓋2
0のアーム20aに設けた滑動面20bがピン18に当
りながら滑るがまだ蓋は開かない。
(C)スタッカ11が更に引出され滑動面20bがピン
18から外れる状態で、蓋20は蓋ばね21で付勢され
て開くことができる状態に近ずく。
(d)スタッカ11がストッパ(第5図のねじ33と切
起し部32)で停止して完全な引出位置に来ると、滑動
面20bはピン18から完全に離れ、蓋20は蓋ばね2
1に付勢されて開く。
ここで紙幣を握み取ることができ、再び収納位置に戻す
ときには、 (e)スタッカ11を引出位置がら押込むため、蓋20
を蓋ばね21に抗して回動させる。
(f)滑動面20bがピン18で妨害されない位置まで
蓋20を回動したら、蓋20を押込方向に押してスタッ
カ11を押込む。実際上、蓋を回動させながら押込み、
ピン18がアーム20aを滑りながら滑動面20bに乗
る動作をしてもよい。
(g)スタッカ11の押込につれ、ピン18でラッチレ
バー15も回動をはじめ、ピン18がフック部15aに
係止直前となる。(a)更に押込めばフック部15aが
ピン18に係止され、手を離しても係止ばね17でラッ
チレバー15は係止位置を保持し、スタッカ11は押込
位置に保持され、紙幣収納可能に復帰する。
第9図に示す実施例2は、前記実施例1のものを上下逆
に配置したものであり、蓋20は自重で開くので蓋ばね
21は不要てあり、手で閉じる方向は実施例1と逆にな
る。
第10図に示す実施例3は、実施例1において、蓋20
のみを逆さにした蓋320を用いるもので、蓋ばね21
は不要であり、蓋320が駆動部2に阻害されないよう
にスタッカ11のスライド量が大きくなるが、紙幣の握
み取りはより容易になる。
第11図に示す実施例4は、発明3に係り、蓋420は
ラッチレバーも兼ねたもので、蓋ばねと係止ばねも兼用
の係止ばね417となる。ラッチレバーに蓋の重量も加
わるので係止ばね417は強くなる。もっとも第9図の
ように逆さに配置すれば係止ばね417は弱くてよい。
第3図のラッチレバー15と蓋20のためのストッパ用
の切起し部34に相当するストッパ434は図示の位置
となり、引出位置から押込位置にスタッカ15を押し込
む時[(d)−(a)) 、蓋420を太きく右にまわ
して押込んだ後に、フック部の深さだけ少し左にまわす
ように操作する。
〔発明の効果〕
この発明群の紙幣収納装置は、 前面が開口する外箱と、この外箱の中で前面へ引出し可
能に設けられ紙幣を水平に収納し前面が開口するスタッ
カと、このスタッカと前記外箱との相互間に設けられ前
記スタッカの引出を阻止する係止手段と、前記外箱の開
口又は前記スタッカの開口に設けられこのスタッカの押
込位置で閉位置を保持する蓋とからなり、前記係止手段
は係止ばね又は自重で付勢されて係止位置を保持し、こ
の係止位置を手動で解除可能とされるようにしたので、 自販機等の厚い扉等に紙幣識別収納機を水平に設置する
場合に、水平な紙幣収納装置の前面から紙幣を水平方向
に回収することができることとなり、蓋の前面面積は小
さく動きも少なくて、前記扉等の活用スペースが増加す
るという効果があり、紙幣回収時に識別部に何の動きも
与えないという効果がある。
発明2は更に、ラッチレバーを指先で外すだけでスタッ
カは引出可能となり、引出すと蓋が自動的に開くことと
なり、スタッカを押込む時も同様であって、紙幣回収の
スタッカ操作が簡単で素早くできるという効果がある。
発明3は更に、ラッチレバーと蓋が一体となって構造が
簡単になるという効果がある。
発明4は、発明1.2又は3において利用され、係止手
段が外れるとスタッカが自動的に飛び出し、特に発明2
に利用すれば、ラッチレバーを外すだけで紙幣が直ちに
回収できるという効果があり、ワンタンチ操作となる。
発明5は、回収操作の時に識別部に何の動きも与えず、
外箱が識別カバーを兼ね、識別部保守が簡単になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例1の透視左側面図であってラッチレバー
を少し外した状況を示し、第2図は第1図のものを自販
機等の扉に取付けた透視左側面図であり、 第3図は第1図のより詳細な透視左側面図であって押込
位置を示し、第4図は第3図の透視右側面図、第5図は
第3図の透視平面図、第6図は第3図のVI−Vl断面
図、第7図は第6図の部分拡大断面図、第8図は第3図
の操作図であり、第9図は実施例2の左側面図、第10
図は実施例3の左側面図、第11図は実施例4の部分動
作図であり、 第12図は従来例1の左側面図、第13図は従来例2の
左側面図である。 3・・・収納部、10・・・外箱、11・・・スタッカ
、12・・・スライドばね、15・・・ラッチレバー 
15a・・・フック部、16・・・支点、17,417
・・・係止ばね、18 ・・・ピン、20,320,4
20−・・蓋、20a・・・アーム、20b・・・滑動
面、21・・・蓋ばね、B・・・紙幣。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)前面が開口する外箱と、この外箱の中で前面へ引出
    し可能に設けられ紙幣を水平に収納し前面が開口するス
    タッカと、このスタッカと前記外箱との相互間に設けら
    れ前記スタッカの引出を阻止する係止手段と、前記外箱
    の開口又は前記スタッカの開口に設けられこのスタッカ
    の押込位置で閉位置を保持する蓋とからなり、前記係止
    手段は係止ばね又は自重で付勢されて係止位置を保持し
    、この係止位置を手動で解除可能とされることを特徴と
    する紙幣収納装置。 2)請求項1記載の紙幣収納装置において、前記係止手
    段は、フック部を備えて回動可能に前記スタッカの側面
    の支点に支承されるラッチレバーと、前記係止ばね又は
    自重で付勢される前記フック部を係止し前記外箱の側面
    に設けられる第1のピンとからなり、 前記蓋は、側面に滑動面を備え蓋ばね又は自重で開方向
    に付勢されて回動可能に前記スタッカの両側面の支点で
    支承され、 前記外箱の側面に第2のピンを設け、この第2のピンは
    前記スタッカの押込位置では前記滑動面に当接して前記
    蓋を閉位置に保持し、前記スタッカが引出されると前記
    滑動面から離れて前記蓋を開閉可能とする位置に設けら
    れることを特徴とする紙幣収納装置。 3)請求項2記載の紙幣収納装置において、前記ラッチ
    レバーと前記蓋とを一体に形成することを特徴とする紙
    幣収納装置。 4)請求項1、2又は3記載の紙幣収納装置において、 前記スタッカに引出方向に付勢するスライドばねと、所
    望の位置で停止させるストッパとを設けることを特徴と
    する紙幣収納装置。、 5)請求項1記載の紙幣収納装置において、前記スタッ
    カの後方に紙幣の識別部を設け、この識別部を覆うよう
    に前記外箱を延設し、この外箱の後方端に開閉支点を備
    えることを特徴とする紙幣収納装置。
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