JPH0321055Y2 - - Google Patents

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JPH0321055Y2
JPH0321055Y2 JP3963481U JP3963481U JPH0321055Y2 JP H0321055 Y2 JPH0321055 Y2 JP H0321055Y2 JP 3963481 U JP3963481 U JP 3963481U JP 3963481 U JP3963481 U JP 3963481U JP H0321055 Y2 JPH0321055 Y2 JP H0321055Y2
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JP
Japan
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amplifier
pass filter
frequency
low
negative feedback
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JP3963481U
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JPS57152814U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は負帰還回路と負荷端まで延長した増幅
器に関する。
近時、オーデイオ用アンプは負荷となるスピカ
ーの特性及び線路特性をも考慮した負帰還増幅を
行なうことが一般となつている。
第1図及び第2図は従来例であり、各図におい
てR0,R4は帰還抵抗、11は増幅器、12はス
ピーカー等の終端負荷、13はミユーテングリレ
ー、14はケーブル等の伝送路であつて、増幅器
11の出力はケーブル等の伝送路14を通過して
スピーカー等の終端負荷に入力される。ここでの
信号は上記負荷12、ミユーテイングリレー13
及び伝送路14等の周波数特性によつて歪を伴う
ので歪分を増幅器の反転入力端子に入力し結果的
に平担な周波数特性を得ようというものである。
しかし第1図においては全ての周波数帯域で負
帰還がかかる為にケーブル等による信号の時間遅
れや負荷の容量成分などによつてアンプの安定動
作が困難となつていた。
そこで第2図に示すものにおいては、高域信号
のバイパス回路を付加してセンシングの及ぶ周波
数帯域を限定し、安定動作を可能ならしめたので
あるが、その特性の急峻化が困難であるというこ
とと、コンデンサーC3にはカツトオフ周波数と
の関連から比較的大容量なものが必要であつて電
解コンデンサーを使用せざるを得ないために音質
劣化の原因になるという不都合があつた。
なお、ここでコンデンサーC3と抵抗R5は、
ある特定の周波数s(カツトオフ周波数)のとき
に両者のインピーダンスが等しくなるようにその
各々の値が設定されており、周波数s以上の高域
信号に対して、コンデンサーC3と帰還抵抗R4
により増幅器11の負帰還路が形成され、周波数
s以下の低域信号に対しては、負荷12より抵抗
R5、帰還抵抗R4を介して負帰還路が形成され
るようになつている。
本明細書では、この周波数s以下の周波数帯域
をセンシングの及ぶ周波数帯域と称している。
本考案は上記問題点を解決した増幅器を提供す
ることを目的とする。
以下本考案の実施例を第3図及び第4図に基づ
いて説明する。
第3図において、R0,R2は帰還抵抗、1は増
幅器、2はスピーカー等の終端負荷、3はミユー
テイングリレー、4はケーブル等の伝送路、R1
及びC1はハイパスフイルターを構成する抵抗及
びコンデンサーを夫々示し、R3及びC2はローパ
スフイルターを構成する抵抗及びコンデンサーを
夫々示す。ここで増幅器1の出力を上記ハイパス
フイルターで低周波域を波して増幅器1の反転
入力端子に入力し、一方ミユーテイングリレー
3、及びケーブル等の伝送路4を経た出力は上記
ローパスフイルターで高周波域で波され、増幅
器1の反転入力端に入力される。
すなわち、高域信号に対しては、上記ハイパス
フイルターにより増幅器1の負帰還路を形成し、
低域信号に対しては、終端負荷2より上記ローパ
スフイルター、帰還抵抗R2を介して増幅器1の
負帰還路が形成されて、低域信号についてのみ負
帰還回路が負荷端まで延長されるようになつてい
る。したがつて、上記ローパスフイルターのカツ
トオフ周波数も、上記ハイパスフイルターのカツ
トオフ周波数s付近に設定される。
第4図はフイルター効果を急峻化するために多
段化した例を示した図においてHはハイパスフイ
ルターを構成する抵抗及びコンデンサー、Lはロ
ーパスフイルターを構成する抵抗及びコンデンサ
ーである。
本考案による第3図の構成においては第2図の
従来のものと対比した場合以下の式が成り立つ。
第3図及び第2図の各定数間には R1=R4=R2+R3 C2≒4C1が成立する。
また第2図に示す従来方式ではセンシング効果
をカツトするバイパス回路を構成するR5及びC3
がアンプのゲインに不要な周波数特性を持たせな
いために R5≪R4とする必要がある。
今センシング効果をしや断する周波数をsとす
ると第2図では、周波数sのときに抵抗R5とコ
ンデンサーC3のインピーダンスが等しくなり、
第3図では、周波数sのときに抵抗R1とコンデ
ンサーC1のインピーダンスが等しくなるから 第2図ではs≒1/2πR5C3 第3図ではs≒1/2πR1C1となる。
従つて同じsに対して必要な容量はR1=R4
R5よりC1≪C3となる。このため、C3は実用上電
解コンデンサーが必要となつていたがC1の容量
範囲ではそれが不要となり、音質劣化の原因が取
り除かれた。さらにC1の容量が小さくても済む
為に大電流を通過させる虞れがなく、電源ON,
OFF時のシヨツクノイズの発生を防ぐためにミ
ユーテイングリレーの後に設けざるを得なかつた
高周波域でのNFBポイントを増幅器出力の直後
に設けることが出来る様になり、安定度が向上す
る。
さらに本考案に依れば、従来方式では非常に困
難であつたフイルター効果の急峻化を、第4図に
示すようにハイパスフイルターHとローパスフイ
ルターLを構成することにより容易に実現するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の増幅器の例を示す回
路図であり第3図及び第4図は本考案に係る増幅
器の実施例を示す回路構成図である。 1……増幅器、2……スピーカー等の終端負
荷、3……ミユーテイングリレー、4……ケーブ
ル等の伝送路、R0,R2,R4……帰還抵抗、
R1……ハイパスフイルター構成用抵抗、R5…
…バイパス回路構成用抵抗、R3……ローパスフ
イルター構成用抵抗、C1……ハイパスフイルタ
ー構成用コンデンサー、C3……バイパス回路構
成用コンデンサー、C2……ローパスフイルター
構成用コンデンサー、H……ハイパスフイルタ
ー、L……ローパスフイルター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅器の出力端と負荷端とを第1の線路を介し
    て接続し、前記負荷端に表れる信号成分を第2の
    線路を介して前記増幅器の負帰還回路に導くよう
    にした増幅器であつて、前記負荷端からの負帰還
    回路中にローパスフイルターを設けると共に前記
    増幅器の出力端に接続されたハイパスフイルター
    の一端を前記増幅器の反転入力端子に接続し前記
    ローパスフイルターを経て誘導した出力と前記ハ
    イパスフイルターを経て誘導した出力とを前記増
    幅器の反転入力端で混合し、前記第1の線路と第
    2の線路とが前記負帰還回路の一部を成す様に構
    成したことを特徴とする増幅器。
JP3963481U 1981-03-20 1981-03-20 Expired JPH0321055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3963481U JPH0321055Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JP3963481U JPH0321055Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS57152814U JPS57152814U (ja) 1982-09-25
JPH0321055Y2 true JPH0321055Y2 (ja) 1991-05-08

Family

ID=29836760

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JPS57152814U (ja) 1982-09-25

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