JPH03210016A - ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置

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Publication number
JPH03210016A
JPH03210016A JP2002894A JP289490A JPH03210016A JP H03210016 A JPH03210016 A JP H03210016A JP 2002894 A JP2002894 A JP 2002894A JP 289490 A JP289490 A JP 289490A JP H03210016 A JPH03210016 A JP H03210016A
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JP
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air
exhaust gas
purification device
particulates
filter
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JP2002894A
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English (en)
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Kazuya Komatsu
一也 小松
Takumi Nishida
西田 工
Hirobumi Yamauchi
山内 博文
Yasuhiro Yuzuriha
楪 泰浩
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/023Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
    • F01N3/027Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means
    • F01N3/028Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means using microwaves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、DPF (Diesel  Particu
late  Filter)をマグネトロン発振器で再
生するディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
低価格な軽油を使用するディーゼルエンジンは、ガソリ
ンエンジンと比較して燃費効率が優れているため、大型
自動車に限らず一般の普通自動車にも使用されるように
なっている。ところが、上記のディーゼルエンジンは、
排気ガス中に人体にとって有害な例えば未燃粒子である
SOF (S。
Ib1e  Organic  Fraction)や
カーボン粒子である5OOTからなる微粒子を含有して
いる。従って、上記の微粒子を除去する排気微粒子浄化
装置は、ディーゼルエンジンの性能を向上させる装置と
共に、環境を保全する低公害なエンジンを形成する上で
重要な要素となっている。
一般に、上記の排気微粒子浄化装置には、例えばセラミ
ックをハニカム構造に形成したDPFであるフィルター
が用いられており、排気ガス中の微粒子は、このフィル
ターで捕集されることにより除去されるようになってい
る。ところが、上記のフィルターは、微粒子を捕集する
ことで目詰まりを生じることになる。従って、従来の排
気微粒子浄化装置は、例えばバーナーやヒータ等のフィ
ルター再生装置やエンジンの吸排気絞り等で微粒子を燃
焼させ、フィルターの目詰まりを解消するようになって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のディーゼルエンジンの排気微
粒子浄化装置では、バーナーによるフィルター再生装置
の場合、フィルターに捕集された微粒子を確実に燃焼さ
せて目詰まりを解消することが可能になっているが、バ
ーナー等の構造が複雑化してコストの上昇を招来すると
共に、バーナーを着火する際の信顛性を充分に向上させ
ることが困難であるという問題を有している。
また、ヒータによるフィルター再生装置の場合には、上
記のバーナーの場合と比較して安価に構成することが可
能であるが、火炎がフィルターの半径方向に伝播しに<
<、微粒子を確実に燃焼させることが困難であるという
問題を有している。
また、吸排気絞りの場合には、微粒子を燃焼させること
ができる程度まで排気ガス温度を上昇させる必要がある
。従って、この場合には、ディーゼルエンジンを高速且
つ高負荷で運転させる必要が生じ、運転条件が非常に厳
しい制約を受けるという問題を有している。
このように、上記のフィルター再生装置や吸排気絞りに
よりフィルターを再生する従来の排気微粒子浄化装置は
、それぞれに問題を有しており、未だ商品化に至ってい
ない。
そこで、最近における排気微粒子浄化装置は、例えば特
開昭61−11414号公報に開示されているように、
上記のバーナーやヒータや吸排気絞りとは全く異なった
概念のマグネトロン発振器を用いたフィルター再生装置
で目詰まりの解消が図られている。
上記の排気微粒子浄化装置は、フィルター再生装置とし
て微粒子を選択的に加熱する高周波を出射するマグネト
ロン発振器と、マグネトロン発振器から出射された高周
波を反射する反射部材とが設けられた構成であり、マグ
ネトロン発振器から出射された高周波が反射部材で反射
されながら微粒子に照射されることで、微粒子のみを選
択的に効率良く加熱燃焼させるようになっている。
ところが、上記の排気微粒子浄化装置では、高温の排気
ガスがマグネトロン発振器に接触するため、マグネトロ
ン発振器に熱劣化を生じさせ易い。さらに、排気ガスと
マグネトロン発振器との接触は、排気ガス中に含まれる
微粒子をマグネトロン発振器に堆積させることになり、
この堆積物の燃焼は、上記の排気ガスの温度に加えてマ
グネトロン発振器を加熱することで熱劣化を一層促進さ
せることになる。また、堆積物となる微粒子は、高周波
で加熱されて燃焼するSOFや5OOTのみならず、燃
料中に含有された硫黄成分による硫酸化合物や可動部分
からの金属摩耗粉等の高周波で加熱されない不燃粒子も
有しており、これらの不燃粒子は、燃焼せずにマグネト
ロン発振器に堆積していくことになる。そして、この不
燃粒子の堆積物は、マグネトロン発振器の高周波の照射
能力を低下させる要因になる。
そこで、例えば実開昭6i−14709号公報や特開昭
63−9611号公報等には、マグネトロン発振器をセ
ラミック板で遮蔽することで、高温の排気ガスとマグネ
トロン発振器との接触が防止されたものが開示されてい
る。これにより、マグネトロン発振器は、排気ガスとの
接触および堆積物の燃焼による熱劣化が防止されるよう
になっている。ところが、堆積物中の不燃粒子は、高周
波で燃焼させることができないため、セラミック板に堆
積することになり、このセラミック板への堆積は、マグ
ネトロン発振器に堆積した場合と同様に高周波の照射能
力の低下を招来することになる。
従って、本発明においては、マグネトロン発振器の熱劣
化を防止すると共に、不燃粒子等の堆積による高周波の
照射能力の低下を防止することができるディーゼルエン
ジンの排気微粒子浄化装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置
は、上記課題を解決するために、排気ガス中の微粒子を
捕集するフィルターと、上記微粒子を燃焼させる高周波
を排気ガスの吸入口側から出力するマグネトロン発振器
等の発振手段とを有しており、上記発振手段には、外部
の空気を高周波の出力側に導入する例えばエアポンプに
接続された冷却筒部材等の2次空気供給手段が設けられ
ていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、発振手段から出力される高周波は
、フィルターに捕集された微粒子を加熱して燃焼させる
ことが可能になっており、排気微粒子浄化装置の排気ガ
スの吸入口側からフィルターに照射されるようになって
いる。この際、発振手段には、外部の空気を高周波の出
力側に導入する2次空気供給手段が設けられている。こ
の2次空気供給手段から導入された空気は、排気微粒子
浄化装置内の酸素濃度を増大させ、フィルターに捕集さ
れた微粒子の燃焼を促進させることになると共に、発振
手段の出力側においてエアーカーテンとして働くことに
なる。
上記のエアーカーテンは、発振手段と排気ガスとの接触
を防止することになる。そして、この接触の防止は、排
気ガスによる発振手段への加熱を防止すると共に、発振
手段への微粒子の堆積を防止することになる。これによ
り、発振手段は、堆積物の燃焼による加熱も防止される
ことになり、上記の排気ガスによる加熱の防止と共に、
熱劣化が抑制されることになる。さらに、微粒子の堆積
の防止は、例えば硫酸化合物や金属摩耗粉等の不燃粒子
の堆積も防止することになり、高周波の照射能力の低下
を防止することになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
本実施例に係るディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装
置11は、第1図に示すように、ディーゼルエンジン1
の排気管2に接続されており、排気管2の開口部が排気
微粒子浄化装置11の吸入口11a側の略中央部に配設
されている。上記のディーゼルエンジン1は、例えば4
本のピストンおよびシリンダーからなる燃焼室3・・・
を有しており、これらの各燃焼室3・・・には、空気を
吸い込む開口部4aを有する吸気マニホールド4が燃料
の吸入側に設けられている。そして、この吸気マニホー
ルド4には、開口部4aから吸入された空気を濾過する
エアクリーナ5と、このエアクリーナ5で濾過された空
気の吸入量を調整するスロッl〜ル6と、高周波を反射
する例えば金網等の反射部材22とがこの順に設けられ
ている。尚、この反射部材22は、排気微粒子浄化装置
11の吸入口11aに設けられていても良い。
また、ディーゼルエンジン1には、燃焼室3・・・で生
じた駆動力を伝達する駆動軸7が設けられており、この
駆動軸7は、例えば■ベルト等の伝達部材8を介して燃
料を高圧にして燃焼室3・・・へ送出する燃料噴射ポン
プ9および空気を強制的に排気微粒子浄化装置11へ送
出するエアポンプ10に接続されている。
上記のエアポンプ10は、後述の制御手段(CPU)1
3で制御される電磁クラッチ12を有しており、この電
磁クラッチ12は、上記の伝達部材8とエアポンプ10
との接続を任意に解除することで、エアポンプ10の駆
動を制御するようになっている。また、このエアポンプ
10には、酸素濃度が大きな外部の空気を2次空気とし
て排気微粒子浄化装置11へ導出するエア配管14が設
けられており、このエア配管14の開口部は、マグネト
ロン発振器15の周囲に配設された2次空気供給手段で
ある冷却筒部材32に接続されている。
上記の冷却筒部材32は、第2図に示すように、マグネ
トロン発振器15に当接する内周壁32bと、この内周
壁32bの外周方向に配設された外周壁32cとからな
っており、これらの内周壁32bと外周壁32cとの間
には、空間部32aが形成されている。そして、この空
間部32aは、エア配管14の中空部に連通されること
で、第1図のエアポンプ10から送出された空気を流通
させるようになっている。また、冷却筒部材32には、
第3図に示すように、マグネトロン発振器15からの高
周波を排気微粒子浄化装置11内に導出する導波管とな
る開口部32dが形成されており、この開口部32dの
周囲には、空間部32aを流通する空気を排気微粒子浄
化装置11内に吹き出して導入する複数の吹出口32e
・・・が内周壁32bに形成されている。これにより、
吹出口32e・・・から吹き出された空気は、開口部3
2dにおいてエアーカーテンとして排気ガスを遮断する
ようになっている。
また、第1図に示すように、上記の冷却筒部材32が配
設された排気微粒子浄化装置11の吸入口11a側には
、SOFや5OOTからなる微粒子を燃焼させるフィル
ター再生装置としての発振手段が設けられている一方、
排出口11b側には、上述の反射部材22と同様の反射
部材23が設けられていると共に、排気音を低減させる
サイレンサ24が設けられている。
上記の発振手段は、第2図に示すように、高周波を出力
するマグネトロン発振器15からなっており、高周波を
後述のフィルター17に斜のJfhから照射するように
なっている。この高周波は、誘導加熱用周波数として6
種類設定されており、13.56Mc±0.05%、2
7.12Mc±0.6%、40.68Mc±0.05%
、915Mc±0.05%、2.450Mc±5QMc
、および5,850MC±75Mcがある。これらの誘
導加熱用周波数のうち、上記のマグネトロン発振器15
は、2,450Mc±50Mcの誘導加熱用周波数であ
る高周波を出力するようになっている。これにより、マ
グネトロン発振器15から出射された高周波は、金属で
形成された排気微粒子浄化装置11の外壁や反射部材2
2・23に反射し、且つセラミ・ツクで形成されたフィ
ルター17を透過するようになっている。
上記の高周波を出力するマグネトロン発振器15には、
例えばレッヘル線共振式4分割陽極マグネトロンや空洞
共振式8分割マグネトロン等の多分割マグネトロンが用
いられており、陰極と陽極との間に適当な長さのレッヘ
ル線を配設することで振動回路が形成されている。そし
て、このマグネトロン発振器15は、制御手段13でレ
ッヘル線を移動することで出力等が調整され、また、陽
極の電圧で波長が2,450Mc±50Mcの範囲内で
調整されるようになっている。
また、排気微粒子浄化装置11には、上記の高周波が照
射されるDPFであるフィルター17が設けられている
。このフィルター17は、表面から裏面にかけて連通し
た微細孔を有するセラミ・ツク等がハニカム構造で形成
されたWall  FIOW型のものであり、ディーゼ
ルエンジン1からの排気ガス中に含有される未燃粒子で
あるSOFやカーボン粒子である5OOTからなる微粒
子を捕集するようになっている。尚、上記のフィルター
17は、セラミックフオーム型であっても良い。
上記のフィルター17には、微粒子の燃焼開始温度を低
下させる触媒層17cが形成されている、この触媒層1
7cは、例えば白金(PL)−パラジウム(Pd)系の
触媒からなっており、さらに、この触媒には、ニッケル
オキサイド、カッパーオキサイド、或いは酸化バナジウ
ム等の卑金属が含有されていても良い。また、触媒層1
7cは、マグネトロン発振器15とフィルター17の端
面17aとの距離が所定距離より大きくなった位置に形
成されており、この位置でフィルター17の両端面17
a・17bにかけて境界面17dが略水平に形成されて
いる。尚、触媒層17cは、フィルター17を例えば触
媒が収容された容器等に上記の所定位置まで水平にした
状態で浸けることで形成されるようになっている。
また、排気微粒子浄化装置11の吸入口11a側には、
第1図に示すように、吸入口11a側の圧力を検出する
排圧センサ18と、酸素濃度を検出する0□センサ19
とが設けられており、これらの排圧センサ18および0
□センサ19は、制御手段13に接続されている。さら
に、この制御手段13には、上記の排圧センサ18およ
び0□センサ19と同様の排圧センサ20および02セ
ンサ21が接続されており、これらの排圧センサ20お
よび0□センサ2】は、排気微粒子浄化装置11の排出
口11b側に設けられている。これにより、制御手段1
3は、排気微粒子浄化装置11の吸入口11a側と排出
口11b側との排圧および酸素濃度が入力されることで
、微粒子の燃焼状態やフィルター17の目詰まり状態を
認識するようになっている。また、制御手段13には、
上記の排圧および酸素濃度に加えて、ディーゼルエンジ
ン1の回転数、負荷、吸気温、水温、および油温か運転
データとして入力されるようになっている。
上記の構成において、排気微粒子浄化装置11のフィル
ター17を再生させる動作について以下に説明する。
先ず、第1図に示すように、制御手段13に排気ガス温
度、回転数、負荷、油温、水温、吸気温、および排圧が
運転条件として入力され、例えば上記の排圧を基にして
フィルター17の再生を要するか否かが判定される。そ
して、再生を要すると判定した場合には、マグネトロン
発振器15から高周波が出力されると共に、エアポンプ
10が作動される。作動されたエアポンプ10は、第2
図に示すように、外部の空気をエア配管14を介して冷
却筒部材32へ送出し、冷却筒部材32へ到達した空気
は、空間部32aで乱流状態で流動することになる。こ
れにより、空間部32aを形成する内周壁32bは、上
記の空気により強制的に冷却されることになり、ひいて
は内周壁32bを介してマグネトロン発振器15を冷却
することになる。
また、上記の空気は、第3図に示すように、吹出口32
e・・・から排気微粒子浄化装置ll内へ排出される。
この際、排出された空気は、矢視方向に流動して開口部
32dでエアーカーテンとして働き、排気ガスとマグネ
トロン発振器15との接触を防止することになる。さら
に、この空気は、第2図に示すように、フィルター17
方向へ流動し、排気ガスと共にフィルター17を通過し
てフィルター17内の酸素濃度を増大させ、微粒子の燃
焼を促進させることになる。
上記の燃焼が行われている間、第1図に示す制御手段1
3は、排気微粒子浄化装置11の吸入口11a側および
排出口11b側に設けられた両0□センサ19・21で
検出された酸素濃度を監視している。そして、排出口1
1b側の微粒子が燃焼して焼却が完了した場合には、吸
入口11a側および排出口11b側の両酸素濃度が等し
くなり、これらの酸素濃度が入力された制御手段13は
、微粒子の焼却が完了したとして、マグネトロン発振器
15およびエアポンプ10の作動を停止する。これによ
り、排気微粒子浄化装置は、フィルター17の再生が完
了することになる。
このように、本実施例の排気微粒子浄化装置は、エアポ
ンプ10からの空気をマグネトロン発振器15の冷却、
マグネトロン発振器15と排気ガスとの接触の防止、お
よび微粒子の燃焼用として利用できるようになっている
。これにより、マグネトロン発振器15は、強制的な冷
却と共に排気ガスとの接触による加熱が防止されること
で、熱劣化が防止されるようになっている。また、マグ
ネトロン発振器15と排気ガスとの接触の防止は、排気
ガス中に含有される微粒子がマグネトロン発振器15に
堆積することを防止することにもなり、ひいては堆積し
た微粒子の燃焼によるマグネトロン発振器15への加熱
の防止や堆積物中の例えば硫酸化合物や金属摩耗粉等の
不燃粒子による高周波の照射効率の低下を防止すること
も可能にしている。
尚、本実施例においては、エアポンプ10がマグネトロ
ン発振器15を出力するときに作動されるようになって
いるが、これに限定されることはない。即ち、エアポン
プ10は、微粒子の燃焼に要する酸素濃度が低下した場
合や排気ガスが高温となりマグネトロン発振器15が所
定温度以上に加熱された場合等の条件付きで作動される
ようになっていても良いし、或いはディーゼルエンジン
1が運転中であれば無条件に常時作動されるようになっ
ていても良い。そして、条件付きで作動された場合には
、ディーゼルエンジン1の出力を有効に使用することが
可能になり、また、無条件で常時作動された場合には、
空気がマグネトロン発振器15のエアカーテンとして常
時働くことになり、微粒子のマグネトロン発振器15へ
の堆積を一層防止することが可能になる。
また、冷却筒部材32の開口部32dには、第4図に示
すように、開口部32dの形状に略一致し、A方向およ
びB方向に回動可能なシャッター弁33が設けられてい
ても良い。これにより、マグネトロン発振器15の停止
中は、シャッター弁33を六方向に回動させることで、
第1図のエアポンプ10を作動させることなくマグネト
ロン発振器15と排気ガスとの接触を充分に防止するこ
とが可能になる。これにより、エアポンプ10の作動は
、マグネトロン発振器15を作動するときにシャッター
弁33をB方向に回動した場合にのみ限定されることに
なり、この限定は、ディーゼルエンジン1の出力を有効
に使用することを可能にする。また、マグネトロン発振
器15の作動中にシャッター弁33をA方向およびB方
向に回動させて高周波の進行方向を変更させた場合には
、微粒子を一層確実且つ均一に燃焼させることが可能に
なる。
さらに、本実施例の2次空気供給手段は、第5図および
第6図に示すように、壁面に複数の吹出口34e・・・
が形成され、高周波を排気微粒子浄化装置11内へ導出
する導波管34と、この導波管34の吹出口34e・・
・の周囲に配設された外周部材35とからなっていても
良い。この場合には、第1図のエアポンプ10から送出
された空気が導波管34と外周部材35とで形成された
空間部を経て、吹出口34e・・・から排気微粒子浄化
装置11内に排出されることになり、排出された空気が
矢視方向に進行することでエアーカーテンとして働くこ
とになると共に微粒子の燃焼用に利用されることになる
。そして、上記のエアーカーテンで排気ガスとの接触が
防止されたマグネトロン発振器15は、排気ガスとの接
触および堆積物の燃焼による加熱で生じる熱劣化を防止
することが可能になる。また、導波管34の内周側には
、第4図のシャッター弁33と同様のシャッター弁が設
けられていても艮(、この場合には、ディーゼルエンジ
ン1の出力を効率良く使用することが可能になる。
〔発明の効果〕
本発明に係るディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置
は、以上のように、排気ガス中の微粒子を捕集するフィ
ルターと、上記微粒子を燃焼させる高周波を排気ガスの
吸入口側から出力する発振手段とを有しており、上記発
振手段には、外部の空気を高周波の出力側に導入する2
次空気供給手段が設けられている構成である。
これにより、2次空気供給手段で高周波の出力側に導入
された空気が発振手段の出力側においてエアーカーテン
として働くことで、発振手段と排気ガスとの接触を防止
することが可能になり、ひいては排気ガスや堆積した微
粒子の燃焼による発振手段の熱劣化が防止可能になる。
さらに、上記の微粒子の堆積の防止が例えば不燃粒子の
堆積も防止することになり、高周波の照射効率の低下を
防止することが可能になる。また、上記の空気が排気微
粒子浄化装置内の酸素濃度を増大させることになるため
、フィルターに捕集された微粒子の燃焼を促進させるこ
とが可能になるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図は、ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置の
概略構成図である。 第2図は、2次空気供給手段から空気が排出される状態
を示す説明図である。 第3図は、第2図における2次空気供給手段の一部を拡
大して空気が排出される状態を示す説明図である。 第4図は、シャッター弁を有した2次空気供給手段の一
部を拡大して空気が排出される状態を示す説明図である
。 第5図は、本発明の他の実施例を示すものであり、2次
空気供給手段から空気が排出される状態を示す説明図で
ある。 第6図は、第5図における2次空気供給手段の一部を拡
大して空気が排出される状態を示す説明図である。 1はディーゼルエンジン、2は排気管、3は燃焼室、4
は吸気マニホールド、10はエアポンプ11は排気微粒
子浄化装置、13は制御手段、14はエア配管、15は
マグネトロン発振器(発振手段)、17はフィルター 
18・20は排圧センサ、19・21は02センサ、2
2・23は反射部材、32は冷却筒部材(2次空気供給
手段)、32eは吹出口、33はシャッター弁、34は
導波管(2次空気供給手段)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、排気ガス中の微粒子を捕集するフィルターと、上記
    微粒子を燃焼させる高周波を排気ガスの吸入口側から出
    力する発振手段とを有しており、上記発振手段には、外
    部の空気を高周波の出力側に導入する2次空気供給手段
    が設けられていることを特徴とするディーゼルエンジン
    の排気微粒子浄化装置。
JP2002894A 1990-01-10 1990-01-10 ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置 Pending JPH03210016A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2002894A JPH03210016A (ja) 1990-01-10 1990-01-10 ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04301120A (ja) * 1991-03-29 1992-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 内燃機関用フィルタ再生装置
JP2002190400A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Hitachi Ltd マイクロ波装置及びその制御方法
CN102774708A (zh) * 2011-05-11 2012-11-14 立达英格尔施塔特有限公司 纺织预处理机的换罐器以及用于换罐的方法

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