JPH04298623A - 内燃機関用フィルタ再生装置 - Google Patents
内燃機関用フィルタ再生装置Info
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- JPH04298623A JPH04298623A JP3064454A JP6445491A JPH04298623A JP H04298623 A JPH04298623 A JP H04298623A JP 3064454 A JP3064454 A JP 3064454A JP 6445491 A JP6445491 A JP 6445491A JP H04298623 A JPH04298623 A JP H04298623A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/027—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means
- F01N3/028—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means using microwaves
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガス中
の炭素を含む微粒子（パティキュレート）を除去するた
めのフィルタの再生装置に関するものである。
の炭素を含む微粒子（パティキュレート）を除去するた
めのフィルタの再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より内燃機関（特にディーゼルエン
ジン）の排気ガス内のパティキュレートを捕集するため
のフィルタ及び、フィルタに蓄積したパティキュレート
を除去再生する装置に関しては、大気汚染を防止し環境
保全に努めるために排気ガスの規制が年々厳しくなるに
従って種々検討がおこなわれており、フィルタについて
もその構成によりフォームタイプやモノリシスタイプ等
があり、また再生装置の熱源についても石油バーナー、
電気ヒーターに加え、マイクロ波を用いる考案もなされ
ているが実用化には至っていない。
ジン）の排気ガス内のパティキュレートを捕集するため
のフィルタ及び、フィルタに蓄積したパティキュレート
を除去再生する装置に関しては、大気汚染を防止し環境
保全に努めるために排気ガスの規制が年々厳しくなるに
従って種々検討がおこなわれており、フィルタについて
もその構成によりフォームタイプやモノリシスタイプ等
があり、また再生装置の熱源についても石油バーナー、
電気ヒーターに加え、マイクロ波を用いる考案もなされ
ているが実用化には至っていない。
【０００３】以下図２とともに熱源にマイクロ波を用い
た従来例（特開平１−２９０９１０号公報）について説
明する。同図において１はエンジン、２，３はＴＭ０１
ｐ モードが励振される円筒状の空胴共振器、４はマイ
クロ波放射アンテナ、５は導波管、６はマイクロ波発生
手段、７は多孔質セラミック隔壁にパティキュレートを
捕集するフィルタ、８は排気ガス流の切換弁である。こ
の様な構成においてフィルタは空胴共振器の管軸方向の
略中心部に配設されたフィルタと空胴共振器の両端面と
の間にそれぞれ空間９，１０が設けられている。
た従来例（特開平１−２９０９１０号公報）について説
明する。同図において１はエンジン、２，３はＴＭ０１
ｐ モードが励振される円筒状の空胴共振器、４はマイ
クロ波放射アンテナ、５は導波管、６はマイクロ波発生
手段、７は多孔質セラミック隔壁にパティキュレートを
捕集するフィルタ、８は排気ガス流の切換弁である。こ
の様な構成においてフィルタは空胴共振器の管軸方向の
略中心部に配設されたフィルタと空胴共振器の両端面と
の間にそれぞれ空間９，１０が設けられている。
【０００４】マイクロ波発生手段６が発生するマイクロ
波は導波管５を通って上記空間９，１０内に突出した放
射アンテナ４より空胴共振器２または３に給電される。 フィルタの多孔質セラミック隔壁に捕集されたパティキ
ュレートは給電されたマイクロ波によって誘電加熱され
６００℃程度になると着火し燃焼してフィルタは再生さ
れる。
波は導波管５を通って上記空間９，１０内に突出した放
射アンテナ４より空胴共振器２または３に給電される。 フィルタの多孔質セラミック隔壁に捕集されたパティキ
ュレートは給電されたマイクロ波によって誘電加熱され
６００℃程度になると着火し燃焼してフィルタは再生さ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成において単一のマイクロ波発生手段６から導波管５を
経由して放射アンテナ４により空胴共振器２に２ヶ所よ
りマイクロ波を給電しているため、フィルタ７のパティ
キュレートの付着状態（燃焼によるパティキュレートの
減少も含む）によって負荷の比誘電率および誘電正接が
変化することにより、空胴共振器２の等価寸法が変わり
安定してＴＭ０１ｐ モードが励振しえなかった。
成において単一のマイクロ波発生手段６から導波管５を
経由して放射アンテナ４により空胴共振器２に２ヶ所よ
りマイクロ波を給電しているため、フィルタ７のパティ
キュレートの付着状態（燃焼によるパティキュレートの
減少も含む）によって負荷の比誘電率および誘電正接が
変化することにより、空胴共振器２の等価寸法が変わり
安定してＴＭ０１ｐ モードが励振しえなかった。
【０００６】更に、再生時フィルタ７の外周部は空胴共
振器２を介して放熱が激しいため、マイクロ波を放射し
てフィルタ７内の堆積するパティキュレートを加熱して
も充分な温度上昇を得られない為、着火しなかったりあ
るいは一旦着火しても燃焼が持続しなかったりして未再
生部分が発生する恐れがあり、再生時のパティキュレー
ト捕集の際、未再生部分でフィルタの圧力損失が増大し
、エンジンの良好運転の障害になるばかりでなく、前面
部で目詰まりをおこし、まったくフィルタ機能を失って
しまう危険性があった。また、パティキュレートの燃焼
に要する酸素を排気ガスの一部を用いると酸素濃度が低
く酸素の拡散が悪いため同じく未再生部分が発生する恐
れがあった。再生時に専用の酸素を含む流体を用いると
任意の酸素濃度に調整出来るが流体通路を別個に設ける
必要性があり、構造が複雑になるなどの問題があった。
振器２を介して放熱が激しいため、マイクロ波を放射し
てフィルタ７内の堆積するパティキュレートを加熱して
も充分な温度上昇を得られない為、着火しなかったりあ
るいは一旦着火しても燃焼が持続しなかったりして未再
生部分が発生する恐れがあり、再生時のパティキュレー
ト捕集の際、未再生部分でフィルタの圧力損失が増大し
、エンジンの良好運転の障害になるばかりでなく、前面
部で目詰まりをおこし、まったくフィルタ機能を失って
しまう危険性があった。また、パティキュレートの燃焼
に要する酸素を排気ガスの一部を用いると酸素濃度が低
く酸素の拡散が悪いため同じく未再生部分が発生する恐
れがあった。再生時に専用の酸素を含む流体を用いると
任意の酸素濃度に調整出来るが流体通路を別個に設ける
必要性があり、構造が複雑になるなどの問題があった。
【０００７】そこで、本発明は、フィルタ内に堆積した
パティキュレートを短時間でかつ確実に燃焼でき、加熱
効率が良く再生能力を継続的に維持できる信頼性の高い
内燃機関用フィルタ再生装置を提供することを目的とし
ている。
パティキュレートを短時間でかつ確実に燃焼でき、加熱
効率が良く再生能力を継続的に維持できる信頼性の高い
内燃機関用フィルタ再生装置を提供することを目的とし
ている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで目的を達成するた
めに本発明の内燃機関用フィルタ再生装置は、内燃機関
の排気通路に設けられた排気ガス中に含まれるパティキ
ュレートを捕集するフィルタと、前記フィルタを収納保
持するキャビティと、前記フィルタに蓄積されたパティ
キュレートを誘電加熱し燃焼させるマイクロ波発振器と
、前記マイクロ波発振器で発振されたマイクロ波を前記
キャビティに搬送する導波管とを有し、前記導波管を前
記フィルタの位置する前記キャビティの周囲に環状に配
置させる構成としている。
めに本発明の内燃機関用フィルタ再生装置は、内燃機関
の排気通路に設けられた排気ガス中に含まれるパティキ
ュレートを捕集するフィルタと、前記フィルタを収納保
持するキャビティと、前記フィルタに蓄積されたパティ
キュレートを誘電加熱し燃焼させるマイクロ波発振器と
、前記マイクロ波発振器で発振されたマイクロ波を前記
キャビティに搬送する導波管とを有し、前記導波管を前
記フィルタの位置する前記キャビティの周囲に環状に配
置させる構成としている。
【０００９】また、導波管よりキャビティ内へマイクロ
波を放射する開口をキャビティ壁に複数個設ける構成と
している。
波を放射する開口をキャビティ壁に複数個設ける構成と
している。
【００１０】また、内燃機関の排気通路に設けられた排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成として
いる。
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成として
いる。
【００１１】
【作用】本発明の内燃機関用フィルタ再生装置は、内燃
機関の排気通路に設けられた排気ガス中に含まれるパテ
ィキュレートを捕集するフィルタと、前記フィルタを収
納保持するキャビティと、前記フィルタに蓄積されたパ
ティキュレートを誘電加熱し燃焼させるマイクロ波発振
器と、前記マイクロ波発振器で発振されたマイクロ波を
前記キャビティに搬送する導波管とを有し、前記導波管
を前記フィルタの位置する前記キャビティの周囲に環状
に配置させる構成であるから、マイクロ波によるパティ
キュレートの加熱時、フィルタ外周部よりの放熱が導波
管内の空気層で抑制されるので断熱効果があり、また導
波管の壁面はマイクロ波壁面電流が流れ僅かながらも発
熱するため更に放熱抑制に効果的である。
機関の排気通路に設けられた排気ガス中に含まれるパテ
ィキュレートを捕集するフィルタと、前記フィルタを収
納保持するキャビティと、前記フィルタに蓄積されたパ
ティキュレートを誘電加熱し燃焼させるマイクロ波発振
器と、前記マイクロ波発振器で発振されたマイクロ波を
前記キャビティに搬送する導波管とを有し、前記導波管
を前記フィルタの位置する前記キャビティの周囲に環状
に配置させる構成であるから、マイクロ波によるパティ
キュレートの加熱時、フィルタ外周部よりの放熱が導波
管内の空気層で抑制されるので断熱効果があり、また導
波管の壁面はマイクロ波壁面電流が流れ僅かながらも発
熱するため更に放熱抑制に効果的である。
【００１２】また、導波管よりキャビティ内へマイクロ
波を放射する開口を、環状に配置した導波管に対向する
キャビティ壁に複数個設ける構成としているので、容易
に複数箇所からマイクロ波を放射できキャビティの共振
モードに関係なくキャビティ内のマイクロ波電界分布が
均一化され、フィルタ内のパティキュレートを有効に加
熱燃焼できる。
波を放射する開口を、環状に配置した導波管に対向する
キャビティ壁に複数個設ける構成としているので、容易
に複数箇所からマイクロ波を放射できキャビティの共振
モードに関係なくキャビティ内のマイクロ波電界分布が
均一化され、フィルタ内のパティキュレートを有効に加
熱燃焼できる。
【００１３】また、内燃機関の排気通路に設けられた排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成である
から、限られた空間の中でパティキュレートの加熱燃焼
に必要なマイクロ波エネルギーと酸素を含む流体をキャ
ビティ内のフィルタに供給でき装置を小型化できる。ま
た、導波管の壁面はマイクロ波壁面電流が流れ僅かなが
らも発熱するため、流体を予熱することができ、再生時
の酸素の拡散が活性化され再生効率が向上する。
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成である
から、限られた空間の中でパティキュレートの加熱燃焼
に必要なマイクロ波エネルギーと酸素を含む流体をキャ
ビティ内のフィルタに供給でき装置を小型化できる。ま
た、導波管の壁面はマイクロ波壁面電流が流れ僅かなが
らも発熱するため、流体を予熱することができ、再生時
の酸素の拡散が活性化され再生効率が向上する。
【００１４】
【実施例】以下本発明の一実施例における内燃機関用フ
ィルタ再生装置について、図面とともに説明する。
ィルタ再生装置について、図面とともに説明する。
【００１５】図１のシステム及び主要部の断面図におい
て、１２はエンジンの排気をキャビティ１３に導入する
排気導入管、１４はキャビティ１３内に設けられたパテ
ィキュレートを捕集するためのフィルタであり、ハニカ
ム形状で隣接する貫通孔を交互に風上，風下側で閉塞し
ており、隔壁を排気ガスが通過する際にパティキュレー
トが隔壁に堆積する。１５はフィルタ１４を断熱および
緩衝するためのスペーサーである。１６はパティキュレ
ートの加熱源のマイクロ波発振器であるマグネトロン、
１７はマグネトロン１６より発振されたマイクロ波をキ
ャビティ１３に搬送する導波管であり、キャビティ１３
内に位置するフィルタ１４を囲むように環状に設けられ
ている。１８は導波管１７に対向するキャビティ１３壁
に同心的に複数個設けられたマイクロ波放射用の開口で
ある。１９はパティキュレートの燃焼に必要な酸素を含
む流体をキャビティ１３に供給する流体供給手段であり
、導波管１７の側壁に設けられた小孔群２０より導波管
１７内を通過して開口１８よりキャビティ１３に搬入さ
れる。２１は流体供給手段１９と導波管１７壁の小孔群
２０とを連通する流体導入管である。
て、１２はエンジンの排気をキャビティ１３に導入する
排気導入管、１４はキャビティ１３内に設けられたパテ
ィキュレートを捕集するためのフィルタであり、ハニカ
ム形状で隣接する貫通孔を交互に風上，風下側で閉塞し
ており、隔壁を排気ガスが通過する際にパティキュレー
トが隔壁に堆積する。１５はフィルタ１４を断熱および
緩衝するためのスペーサーである。１６はパティキュレ
ートの加熱源のマイクロ波発振器であるマグネトロン、
１７はマグネトロン１６より発振されたマイクロ波をキ
ャビティ１３に搬送する導波管であり、キャビティ１３
内に位置するフィルタ１４を囲むように環状に設けられ
ている。１８は導波管１７に対向するキャビティ１３壁
に同心的に複数個設けられたマイクロ波放射用の開口で
ある。１９はパティキュレートの燃焼に必要な酸素を含
む流体をキャビティ１３に供給する流体供給手段であり
、導波管１７の側壁に設けられた小孔群２０より導波管
１７内を通過して開口１８よりキャビティ１３に搬入さ
れる。２１は流体供給手段１９と導波管１７壁の小孔群
２０とを連通する流体導入管である。
【００１６】エンジンが運転されている間は、パティキ
ュレートを含む排気ガスは排気導入管１２より図中Ａ方
向よりキャビティ１３内のフィルタ１４に流入し、フィ
ルタ１４の隔壁でパティキュレートが除去され大気中に
放出される。一定時間エンジンが運転されるとパティキ
ュレートの堆積によりフィルタ１４の圧力損失が増大し
、エンジンの良好な運転が維持できなくなるため、前述
の圧力損失を検知してフィルタ１４の再生を行なう。 再生サイクルにおいて、エンジン１１よりの排気ガスを
弁（図示せず）等で排気導入管１２への導入は停止され
、マグネトロン１６より発振されたマイクロ波は導波管
１７を伝送し、開口１８よりキャビティに放射され、対
向するフィルタ前面近傍のパティキュレート加熱昇温さ
せる。パティキュレートが着火温度に達すると流体供給
手段１９は燃焼用空気を吐出し始める。流体供給手段１
９より吐出された流体は流体導入管２１を経て導波管１
７の壁面の小孔群２０より導波管１７を流通し開口１８
よりキャビティ１３に入る。フィルタ前面近傍ではじま
ったパティキュレートの燃焼は供給される流体中の酸素
と反応し次第に風下側に広がってゆき、やがて燃焼は終
了しフィルタ１４は再生され流体供給手段も停止される
。マイクロ波の供給はパティキュレートが着火したこと
を検出した後、速やかに停止させればよい。このように
して再生が終了すれば再び排気ガスをフィルタに導入し
パティキュレートの捕集を再開する。
ュレートを含む排気ガスは排気導入管１２より図中Ａ方
向よりキャビティ１３内のフィルタ１４に流入し、フィ
ルタ１４の隔壁でパティキュレートが除去され大気中に
放出される。一定時間エンジンが運転されるとパティキ
ュレートの堆積によりフィルタ１４の圧力損失が増大し
、エンジンの良好な運転が維持できなくなるため、前述
の圧力損失を検知してフィルタ１４の再生を行なう。 再生サイクルにおいて、エンジン１１よりの排気ガスを
弁（図示せず）等で排気導入管１２への導入は停止され
、マグネトロン１６より発振されたマイクロ波は導波管
１７を伝送し、開口１８よりキャビティに放射され、対
向するフィルタ前面近傍のパティキュレート加熱昇温さ
せる。パティキュレートが着火温度に達すると流体供給
手段１９は燃焼用空気を吐出し始める。流体供給手段１
９より吐出された流体は流体導入管２１を経て導波管１
７の壁面の小孔群２０より導波管１７を流通し開口１８
よりキャビティ１３に入る。フィルタ前面近傍ではじま
ったパティキュレートの燃焼は供給される流体中の酸素
と反応し次第に風下側に広がってゆき、やがて燃焼は終
了しフィルタ１４は再生され流体供給手段も停止される
。マイクロ波の供給はパティキュレートが着火したこと
を検出した後、速やかに停止させればよい。このように
して再生が終了すれば再び排気ガスをフィルタに導入し
パティキュレートの捕集を再開する。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関用フィ
ルタおよび、フィルタ再生装置によれば、下記の効果を
得ることが出来る。
ルタおよび、フィルタ再生装置によれば、下記の効果を
得ることが出来る。
【００１８】（１）内燃機関の排気通路に設けられた排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管とを有し、前記導波管を前記フィルタの位置する前記
キャビティの周囲に環状に配置させる構成であるから、
マイクロ波によるパティキュレートの加熱時、フィルタ
外周部よりの放熱が導波管内の空気層で抑制されるので
断熱効果があり、また導波管の壁面はマイクロ波壁面電
流が流れ僅かながらも発熱するため更に放熱抑制に効果
的であり再生効率が向上する。
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管とを有し、前記導波管を前記フィルタの位置する前記
キャビティの周囲に環状に配置させる構成であるから、
マイクロ波によるパティキュレートの加熱時、フィルタ
外周部よりの放熱が導波管内の空気層で抑制されるので
断熱効果があり、また導波管の壁面はマイクロ波壁面電
流が流れ僅かながらも発熱するため更に放熱抑制に効果
的であり再生効率が向上する。
【００１９】（２）導波管よりキャビティ内へマイクロ
波を放射する開口を、環状に配置した導波管に対向する
キャビティ壁に複数個設ける構成としているので、容易
に複数箇所からマイクロ波を放射できキャビティの共振
モードに関係なくキャビティ内のマイクロ波電界分布が
均一化され、フィルタ内のパティキュレートを有効に加
熱燃焼でき再生効率が向上する。
波を放射する開口を、環状に配置した導波管に対向する
キャビティ壁に複数個設ける構成としているので、容易
に複数箇所からマイクロ波を放射できキャビティの共振
モードに関係なくキャビティ内のマイクロ波電界分布が
均一化され、フィルタ内のパティキュレートを有効に加
熱燃焼でき再生効率が向上する。
【００２０】（３）内燃機関の排気通路に設けられた排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成である
から、限られた空間の中でパティキュレートの加熱燃焼
に必要なマイクロ波エネルギーと酸素を含む流体をキャ
ビティ内のフィルタに供給できるので装置を小型化でき
る。
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タと、前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記
フィルタに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃
焼させるマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で
発振されたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波
管と、パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体
供給手段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビテ
ィに供給される流体通路を前記導波管とする構成である
から、限られた空間の中でパティキュレートの加熱燃焼
に必要なマイクロ波エネルギーと酸素を含む流体をキャ
ビティ内のフィルタに供給できるので装置を小型化でき
る。
【００２１】（４）導波管の壁面はマイクロ波壁面電流
が流れ僅かながらも発熱するため、流体を予熱すること
ができ、再生時の酸素の拡散が活性化され再生効率が向
上する。
が流れ僅かながらも発熱するため、流体を予熱すること
ができ、再生時の酸素の拡散が活性化され再生効率が向
上する。
【図１】本発明の一実施例における内燃機関用フィルタ
再生装置の正面及び側面の断面図
再生装置の正面及び側面の断面図
【図２】従来の内燃機関用フィルタ再生装置の構成を示
す断面図
す断面図
１２ 排気導入管
１３ キャビティ
１４ フィルタ
１６ マグネトロン
１７ 導波管
１８ 開口
１９ 流体供給手段
Claims (3)
- 【請求項１】内燃機関の排気通路に設けられた排気ガス
中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタと、
前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記フィル
タに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃焼させ
るマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で発振さ
れたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波管とを
有し、前記導波管を前記フィルタの位置する前記キャビ
ティの周囲に環状に配置させる構成とした内燃機関用フ
ィルタ再生装置。 - 【請求項２】導波管よりキャビティ内へマイクロ波を放
射する開口をキャビティ壁に複数個設ける構成とした請
求項１に記載の内燃機関用フィルタ再生装置。 - 【請求項３】内燃機関の排気通路に設けられた排気ガス
中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタと、
前記フィルタを収納保持するキャビティと、前記フィル
タに蓄積されたパティキュレートを誘電加熱し燃焼させ
るマイクロ波発振器と、前記マイクロ波発振器で発振さ
れたマイクロ波を前記キャビティに搬送する導波管と、
パティキュレートの燃焼に必要な酸素を含む流体供給手
段とを有し、前記流体供給手段より前記キャビティに供
給される流体通路を前記導波管とする構成とした内燃機
関用フィルタ再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064454A JPH04298623A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 内燃機関用フィルタ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064454A JPH04298623A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 内燃機関用フィルタ再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298623A true JPH04298623A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13258708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3064454A Pending JPH04298623A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 内燃機関用フィルタ再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04298623A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6080976A (en) * | 1993-02-02 | 2000-06-27 | Naraseiki Kabushiki Kaisha | Heating apparatus utilizing microwaves |
| EP3301270A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-04-04 | Fujitsu Limited | Filter regeneration device, filter plugging detection device, and exhaust gas treatment apparatus |
| US10221739B2 (en) | 2016-01-18 | 2019-03-05 | Fujitsu Limited | Particulate filter and exhaust gas purifier |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064454A patent/JPH04298623A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6080976A (en) * | 1993-02-02 | 2000-06-27 | Naraseiki Kabushiki Kaisha | Heating apparatus utilizing microwaves |
| US10221739B2 (en) | 2016-01-18 | 2019-03-05 | Fujitsu Limited | Particulate filter and exhaust gas purifier |
| EP3301270A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-04-04 | Fujitsu Limited | Filter regeneration device, filter plugging detection device, and exhaust gas treatment apparatus |
| US10526944B2 (en) | 2016-09-28 | 2020-01-07 | Fujitsu Limited | Filter regeneration device, filter plugging detection device, exhaust gas treatment apparatus, and filter plugging determination method |
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