JPH0320877Y2 - - Google Patents

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JPH0320877Y2
JPH0320877Y2 JP2811485U JP2811485U JPH0320877Y2 JP H0320877 Y2 JPH0320877 Y2 JP H0320877Y2 JP 2811485 U JP2811485 U JP 2811485U JP 2811485 U JP2811485 U JP 2811485U JP H0320877 Y2 JPH0320877 Y2 JP H0320877Y2
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megaphone
telescope
lens
eyepiece
attached
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JP2811485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、望遠鏡付きメガホンに関し、特に
メガホンの胴部に望遠鏡用レンズを一体的に取り
付けた望遠鏡付き(特に双眼鏡付き)メガホンに
関するものある。
〈従来技術〉 野球、ラグビー、相撲等のスポーツ観戦の際、
声が遠方まで届かないので、声を拡大させて応援
するためにメガホンを使用している。また、後方
の席にいる時には、競技をしている遠方の選手等
の姿が小さくて、はつきり見ることができないの
で、選手等または物体の動静を視覚的に拡大して
明確に促える為に望遠鏡または双眼鏡を使用する
ことが多い。これまでは、スポーツ観戦等に行く
時には、メガホンと望遠鏡を別々に用意しなけれ
ばならず手荷物が増えることとなつて煩わしい思
いをしなければならなかつた。また、手荷物が増
える為、スポーツ観戦終了後、帰宅する時にどち
らかを置き忘れてきてしまうこともしばしばであ
る。望遠鏡はメガホンに比べて小型である為、置
き忘れる可能性が多く、更に、望遠鏡・双眼鏡は
高価でもあるのでその損失は大きい。
このようなメガホンと望遠鏡・双眼鏡をそれぞ
れ別々に用意しなければならないという煩雑さを
解決するために、メガホンの上壁部に対物レンズ
と接眼レンズをつけた「望遠鏡付きメガホン」
(実開昭59−121700号)が創作されている。しか
しながら、レンズの位置が固定されている為、対
物レンズと接眼レンズとの焦点距離を調節するこ
とが不可能であつた。また、望遠鏡として使用す
る際には、わざわざ対物レンズと接眼レンズの設
けられたプレートを引き起さなければならず、手
間が煩雑であつた。また、対物レンズと接眼レン
ズを起こした状態で持ち歩いた場合には、プレー
トが他の物にぶつかるなどして破損しやすい等の
欠点があつた。更には、対物レンズと接眼レンズ
との間は空間であり、まわりが何等囲まれていな
い為に、いろいろな光線が入りやすく目的物を明
瞭にとらえにくいという欠点もあつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、従来技術の欠点を除去した
新規な望遠鏡付きメガホンを提供することにあ
る。この考案に係る望遠鏡付きメガホンは、弾力
性を有する素材から成るメガホン本体の胴部に望
遠鏡用レンズが一体的に取付けられているので、
望遠鏡として併用することが可能であり、しか
も、メガホンの胴部を用意に湾曲させて望遠鏡用
レンズの焦点距離を自由に調節することができる
というメガホンの素材の特性を生かした望遠鏡付
きメガホンを提供することにある。
〈考案の構成〉 以下、図面に示す実施例に基づいてこの考案に
係る望遠鏡付きメガホンを詳細に説明する。
第1図は、この考案に係る望遠鏡付きメガホン
の全体を示す斜視図である。望遠鏡付きメガホン
10は、メガホン本体20と一対の望遠鏡用レン
ズ30とから成る。メガホン本体20は、弾力性
を有する合成樹脂材を一体成形したものであり、
メガホン胴部22と開口部23と口当部24と望
遠鏡用レンズ取付部26とから構成されている。
メガホン胴部22は先端に向かつて口が開いた
ラツパ状の円筒体である。開口部23は、メガホ
ン胴部22の大径(太口)端部である。口当部2
4は、メガホン胴部22の小径(細口)端部より
開口して突出成形されている。望遠鏡用レンズ取
付部26は、左側望遠鏡用レンズ取付部26aと
右側望遠鏡用レンズ取付部26bとからなり、メ
ガホン胴部22の外周面の相い対向する左右側部
に平行に、かつ、メガホン胴部22と一体的に成
形されている。左右のレンズ取付部26a,26
bは相互に平行になるようにメガホンの胴部の傾
斜に応じて凸状または凹状となる。対物レンズ3
2と接眼レンズ34とは互いに平行に設置される
必要があるので、左右のレンズ取付部26a,2
6bはメガホンの長手方向に沿つて平行な台形に
形成される。望遠鏡用レンズ30は、各々2枚づ
つの対物レンズ32と接眼レンズ34とから成り
双眼鏡を形成している。対物レンズ32は、左側
望遠鏡用レンズ取付部26aに、接眼レンズ34
は右側望遠鏡用レンズ取付部26bに取付けられ
る。
もちろん、双眼鏡である必要はなく、単眼の望
遠鏡も可能である。
本実施例においては、メガホン本体20は、合
成樹脂を素材として使用しているが、これに限定
されるものではなく、可撓性があり、かつ、弾力
性を有する素材であればどのような素材であつて
もよい。また、本実施例においては、口当部24
が胴部22の端部よりラツパ状に一体的に突出成
形されているが、必ずしも、その形状がラツパ状
に限定されるものではなく、口を当接できる形状
であればよい。更に、本実施例において、望遠鏡
用レンズ取付部26がメガホン胴部22に一体的
に突出成形されているが、これに限定されるもの
ではなく、対物レンズ32と接眼レンズ34が互
いに平行になるように取りつけられる形状であれ
ばよい。
〈考案の作用〉 この考案に係る望遠鏡付きメガホンを本来の応
援用のメガホンとして使用するにあたつては、望
遠鏡付きメガホン10の口当部24を口に接して
使用する。一方、必要に応じて遠方のものを拡大
して見たい時には、まず、メガホンを横にして接
眼レンズに両眼をつける。メガホン胴部22の外
周面には、その左右側に望遠鏡用の対物レンズ3
2と接眼レンズ34がメガホンの中空を挟んで平
行に、かつ、一体的に取付けられているので、対
物レンズ32が前方に、接眼レンズ34が手前に
位置する様に望遠鏡付きメガホン10を横向にし
て覗きこめば、容易に望遠鏡・双眼鏡として使用
することができる。また、この考案に係る望遠鏡
付きメガホン10にあつては、望遠鏡レンズ30
がメガホン胴部22に一体的に取付けられている
為、従来の様に対物レンズ32と接眼レンズ34
の間に光線が入り込むということがなく目的物を
明瞭にとらええることができる。特に、メガホン
胴部22全体を黒つぽい色で着色したり、更に
は、開口部23と口当部24を両手で塞ぎ外部か
らの光線を遮蕨して使用すれば、より目的物を明
瞭にとらえることができる。
第2図は、メガホン胴部を湾曲させた時の斜視
図である。メガホン本体20は、湾曲可能な弾力
性を有する素材を使用しているので、第2図に示
す様に、メガホン胴部22のレンズ取付部26
a,26bの両側または、メガホン胴部22の上
下部を手指で把持してわずかに力を加えるだけで
メガホン胴部22を縦長または横長の惰円形に押
圧変形させて対物レンズ32と接眼レンズ34の
焦点距離を自由に調節することがきる。従来、メ
ガホンに取り付けられていた望遠鏡は焦点を調節
できない形態のものであつた。それに対して、こ
の考案に係る望遠鏡付きメガホンは、メガホンの
可撓性を利用して焦点距離の調節を可能にした点
で画期的である。
〈考案の効果〉 この考案に係る望遠鏡付きメガホンは上記詳述
したような構成であるので、これ一つだけを携帯
すれば、声を拡大するメガホンとしても、また、
遠方のものを拡大する望遠鏡としても使用するこ
とができる。更に、メガホンの胴部を湾曲させる
ことにより、極めて容易にレンズの焦点を距離を
調節することができるという実用的効果を有す
る。また、全体の形状および構造が極めてシンプ
ルであるので、大量生産が可能であり安価な望遠
鏡付きメガホンを提供することができるという経
済的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る望遠鏡付きメガホンの
全体を示す斜視図、第2図はメガホン胴部を湾曲
させた時の斜視図。 10……望遠鏡付きメガホン、20……メガホ
ン本体、22……メガホン胴部、23……開口
部、24……口当部、26a,26b……レンズ
取付部、30……望遠鏡用レンズ、32……対物
レンズ、34……接眼レンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弾力性を有する素材からなるメガホンに望遠
    鏡用レンズを装着した望遠鏡付きメガホンにお
    いて、望遠鏡を構成する対物レンズと接眼レン
    ズがメガホンの胴部の長手方向に平行に一体的
    に取り付けられていることを特徴とする望遠鏡
    付きメガホン。 (2) 前記第1項記載の望遠鏡付きメガホンにおい
    て、レンズの取付けられる胴部がメガホン胴部
    の相対向する両側部であることを特徴とする前
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載の望遠鏡
    付きメガホン。 (3) 前記第1項記載の望造鏡付きメガホンにおい
    て、望遠鏡が双眼鏡であることを特徴とする前
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載の望遠鏡
    付きメガホン。 (4) 前記第1項記載の望遠鏡付きメガホンにおい
    て、望遠鏡の焦点調節が、可塑性あるメガホン
    胴部の押圧変形であることを特徴とする前記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の望遠鏡付き
    メガホン。
JP2811485U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0320877Y2 (ja)

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JP2811485U JPH0320877Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JPS61145997U JPS61145997U (ja) 1986-09-09
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