JPH03144413A

JPH03144413A - 装着式双眼鏡

Info

Publication number: JPH03144413A
Application number: JP2239798A
Authority: JP
Inventors: John J Yang; ジョン　ジェイ　ヤン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-09-11
Filing date: 1990-09-10
Publication date: 1991-06-19
Also published as: EP0418019B1; DE69009128D1; DE69009128T2; EP0418019A1; US4986644A; ATE106147T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は利用者が手で支える必要なしに頭部に装着でき
る双眼鏡に関するものである。

また、この双眼鏡は、別個に調整できる接眼レンズ装置
を備えており、焦点と射出ひとみ距離の調整と、片目ご
との焦点の調整とを容易にすることができる。

（発明の背景）従来の双眼鏡の焦点を調整するには、接眼レンズと対物
レンズの間の距離を調節するために、ねじ伝動の利用を
選択して行なわれることが多かった。製造技術に関して
言えば、このようなねじのダイス製造技術は難しいので
、このダイスの製造コストは普通のダイスよりも高かっ
た。よって採算を取るためには、このコストを価格にお
いて消費者に反映させざるを得ず、消費者の支払わなけ
ればならない価格を上昇させていた。それほとの精度は
必要とされないレジャー用の双眼鏡に関しては、その価
格は経済的に重要であった。

これに加え、一般にほとんとの人は左右の目の視力が違
うものだが、従来の双眼鏡は左と右の目の焦点の調整が
別々にはできず、人の両目について同時に行なわれるよ
うになっている。それゆえ、左右の視力が極端に違う人
にとっては、従来の双眼鏡は利用者の要求を満たすもの
ではなかった。

本発明の主要な目的は、焦点と射出ひとみ距離の調整、
及び片目ごとについての焦点の調整という二つの機能を
備えた双眼鏡を提供することにある。

本発明のもう一つの目的は、装着装置を備えており、手
で支える必要なしに利用者の頭に装着できるボータプル
な双眼鏡を提供することにある。

（発明の構成）上記目的を達成するために本発明に係る双眼鏡は、調整
装置を収容するＨ字形のハウジングを利用して製造され
ており、調整装置は２つの接眼レンズを収容する２つの
コントロールボックスよりなる。ハウジングの中の全部
材は、左右方向に相互に向かう方向にだけでなく、前方
及び後方にも対応して移動できることにより、左右の焦
点が別々に調整でき、また射出ひとみ距離の調整も自由
にできるという特徴を有する。

（実施例）第１．２図に示すように、本発明は、ハウジング１０、
調整装置２０、装着装置３０から成る。ハウジング１０
は、欧文字のＨの形に類似している。ハウジング１０の
内面には、ハウジング１０の中心部の壁に接している２
つのコントロールボックス２１の相互間の距離の調整と
前後方向の調整とのために、相互に平行に配列されてい
る複数のスライド？１Ｉｌｌが縦方向に並設されている
。ハウジング１０の内壁の後縁には接眼レンズ溝１２が
設けられており、上向き及び下向きに、相互に一致して
延びている。ハウジングエＯの前面にはカラーフィルム
１３が取り付けられている。調整装置２０は２つのコン
トロールボックス２１と、コントロールボックス２１に
伸縮自在に嵌合された２つの接眼レンズボックス２２か
らなる。対物レンズフレーム２１１はコントロールボッ
クス２１の前面にあり、対物レンズ２１２を収容してい
る。各コントロールボックス２１の内側には上方および
下方フランジ２１３が設けられており、縦方向にスライ
ドする関係になるようにハウジング１０の内壁のスライ
ド溝１１に嵌込まれている。これにより、スライド溝ｌ
１間で横方向に移動させて左右のコントロールボックス
２１の間の射出ひとみ距離を調整するだけでなく、各接
眼レンズボックス２２の各接眼レンズ２２２とコントロ
ールボックスの対物レンズ２１２との間の焦点を調整で
きる。各接眼レンズボックス２２の後縁にはフランジ（
はぞ）２２３が設けられており、ハウジング１０の内壁
の後縁の接眼レンズ溝１２と連結するように相互に一致
して上方及び下方に突出している。これにより、接眼レ
ンズボックス２２はハウジング１０に接しつつ横方向に
のみ動くことができる。各コントロールボックス２１の
後部には、スライド可能に嵌込まれた接眼レンズボック
ス２２が収容され、接眼レンズボックス２２の後部には
、中に接眼レンズ２２２が備えられた接眼レンズフレー
ム２２１が設けられている。

頭部への装着装置３０は、粘着固定具３１により結合されるベルト３２３と、硬質プラスチッ
クプレート３２１を有するヒンジタイプの連結具とより
成る。硬質プラスチックプレート３２１の前面には連結
チューブ３２が備えられており、ヒンジピン３２４によ
り、ハウジング１０の後部上縁に設けられた管状シンプ
ル１５に連結するようになっている。これによって連結
されたハウジング１０を９０度の角度の範囲内において
任意に上向きに回転させることができる。また、アーチ
状の軟質ゴム製のストリップ３２２が連結チューブ３２
の後方に備えられており、ベルト３２３は連結チューブ
３２の硬質プラスチックプレート３２１と軟質ゴム製の
ストリップ３２２との間に固定される。

次に本実施例の作用について、第３ａ〜ｄ図を参照しつ
つ説明する。

第３ａ図は横方向について外側にコントロールボックス
２１を配置した状態を示す横断面図であり、第３ｂ図は
横方向について内側にコントロールボックス２１を配置
した状態を示す図であり、第３ｃ図は縦方向について内
側にコントロールボックス２１を配置した状態を示す縦
断面図であり、第３図ｄは縦方向について外側にコント
ロールボックス２１を配置した状態を示す図である。

本発明に係る双眼鏡の焦点を調整する際には、上方およ
び下方フランジ２１３を個々に縦方向に、スライド溝１
１に沿ってスライドさせることにより、調整装置２０の
コントロールボックス２１をそれぞれについて調節して
、利用者の目にとって最良の焦点を得ることができる。

射出ひとみ距離を調整する時には、コントロールボック
ス２１用の上方および下方フランジ２１３をスライド溝
１１の中を縦方向に移動させ、それにより接眼レンズ溝
１２に沿って接銀レンズボックス２２が移動する。

スライド溝１１は最小限突出しているだけ４゜なので、コントロールボックス２１の押し、引きを行な
って上方及び下方フランジ２１３をスライド溝１１の間の隆起部を越えてスライド
させるには、はんの軽い力で足りる。

頭部連結具３０のベルト３２３は、粘着固定具３１の保
持力によって、利用者の頭に容易に合わせることができ
る。また、利用者に不快感を感じさせることがないよう
に、力をかけられている連結チューブ３２の軟質ゴム製
ストリップ３２２、またはベルト３２３により、額の湾
曲に一致させてしっかりと利用者の額に取り付けること
ができるようになっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装着式双眼鏡の位置実施例を示す
斜視図であり、第２図は第１図の実施例の一部切り欠き
分解組み立て図であり、第３ａ図は同じ実施例の、横方
向について外側にコントロールボックスを配置した状態
を示す横断面図であり、第３ｂ図は横方向について内側
にコントロールボックスを配置した状態を示す第３ａ図
と同様の図であり、第３ｃ図は同じ実施例の、縦方向に
ついて内側にコントロールボックスを配置した状態を示
す縦断面図であり、第３図ｄは縦方向について外側にコ
ントロールボックスを配置した状態を示す第３ｃ図と同
様の図である。１０・・・ハウジング、１１・・・スライド溝、１２・
・・接置レンズ溝、１３・・・カラーフィルム、１５・
・・管状シンプル、２０・・・調整装置、２１・・・コ
ントロールボックス、２１１・・・対物レンズフレーム
、２１２・・・対物レンズ、２１３・・・フランジ、２
２・・・接眼レンズボックス、２２１・・・接眼レンズ
フレーム、２２２・・・接眼レンズ、２２３・・・フラ
ンジ、３０・・・装着装置、３１・・・粘着固定具、３
２・・・連結チューブ、３２１・・・硬質プラスチック
プレート、３２２・・・ストリップ、３２３・・・ベル
ト、３２４・・・ヒンジピン。

Claims

【特許請求の範囲】中空の内部と、内面及び外面と、外端及び内端とを有す
るＨ字形の形状を有するハウジングと、ハウジングの上方及び下方の内面に縦方向に延びて、上
方の内面の溝と下方の内面の溝とは一致しており、外端
と内端との方向に延びる複数の平行な溝と、中空であり、前端及び後端と内側及び外側の部分を有し
、ハウジングの中空の内部に間隔を空けて対置された関
係にある一組のコントロールボックスと、前記溝の縦方向へのスライド移動及び前記溝の縦方向に
直角に調整するために、前記上方及び下方の平行な溝と
それぞれスライド可能に嵌込まれ、各コントロールボッ
クスの前記内側部分から延びる上方および下方フランジ
と、前記ハウジングの前記外端に備えられたカラーフィルム
と、各コントロールボックスの前端に備えられた対物レンズ
フレームと、各対物レンズフレームの中の対物レンズと、ハウジングの内端の内面に設けられ、前記平行な溝の縦
方向を横切って横方向に延びる上方および下方接眼レン
ズ溝と、前記一組のコントロールボックスの前記内端に伸縮自在
に嵌込まれ、中空で、外端及び内端を有し、前記外端は
コントロールボックスの中空の内部に配置された一組の
接眼レンズボックスと、前記ハウジングの内端の前記上方及び下方接眼レンズ溝
にスライド可能に嵌込まれるように各接眼レンズボック
スの後端に備えられた上向き及び下向きに延びるフラン
ジと、各接眼レンズボックスの内端に備えられた接眼レンズフ
レームと、各接眼レンズボックスの前記接眼レンズフレームの中の
接眼レンズと、前記ハウジングの後端の外面から上向きに延びる管状連
結部材と、管状連結部材が取り付けられた硬質プラスチックプレー
トと、前記硬質プラスチックプレートを前記ハウジングに回動
可能に連結させるように、前記ハウジングと前記プラス
チックプレートとの管状連結部材に挿入できるヒンジピ
ンと、利用者の額に嵌込まれるように、前記硬質プラスチック
プレートに取り付けられるアーチ状の軟質ゴムストリッ
プと、前記硬質プラスチックプレートと前記軟質ゴムストリッ
プとの間に取り付けられ、利用者の頭への調整のために
、調整可能な粘着固定具を各外端に有するベルト部材と
を具備し、前記コントロールボックスは、前記接眼レン
ズボックスの横方向の調整のために、隣り合う縦方向の
溝の間でスライドさせることにより手動にて横方向に調
整でき、また接眼レンズに対しての対物レンズの焦点を
調整するために手動にて縦方向に調整でき、またハウジ
ングは利用者の頭部に取り付けた時、硬質プラスチック
プレートに対して上向きに９０度回動可能であることを特徴とする装着式双眼鏡。