JPH03208660A - インクジェット記録ヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの製造方法

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JPH03208660A
JPH03208660A JP348290A JP348290A JPH03208660A JP H03208660 A JPH03208660 A JP H03208660A JP 348290 A JP348290 A JP 348290A JP 348290 A JP348290 A JP 348290A JP H03208660 A JPH03208660 A JP H03208660A
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JP
Japan
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recording head
resin
partition wall
photosensitive
negative type
Prior art date
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Pending
Application number
JP348290A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Sakano
坂野 嘉和
Shigeru Terajima
茂 寺島
Toshimitsu Kawase
俊光 川瀬
Masahiko Enari
正彦 江成
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
に関し、特に低コスト、高精度、高密度という特徴を有
するインクジェット記録ヘッドの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のインクジェット記録ヘッドの形成方法について説
明する。
第4図は従来のインクジェット記録ヘッドの1つの吐出
口近傍を説明するための概略図(模式的切断面図)であ
る。ここで、4lは基板、42は発熱体、43は電極、
44は吐出口プレート、46は開口である。
従来、吐出口プレートを形成する隔壁とインク液室およ
び吐出口は、電鋳により作製された金属プレート、エッ
チンク加工により作製された金属プレートおよびガラス
プレート、機械加工により作製されたセラミックプレー
トおよび型成形された樹脂プレート等を接着剤を用いて
接合するという製造方法によって作製されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、プレート上に長さ数百mII1の範囲に
わたって高精度、高密度で、かつ均一なエッチ形状を有
する隔壁、インク液室および吐出口を形成することは非
常に難しく、従って歩留りが良く均一な、とくに隔壁,
インク滴室形成部材も一体にされた吐出口プレートを製
造することは困難であった。
このような吐出口プレートを発熱体および電極が形成さ
れた基板上に高精度にアライメントし、接合することは
困難であった。
また、吐出口プレートは接着剤を用いて基板に接合する
ために、接着層が流動して、液室および吐出口開口部に
流れ込み、流れ込んだ接着剤が不良発生の大きな原因と
なり、作製上歩留りが低下するという問題点があった。
さらに、吐出口プレートの形成およびその基板への接合
等の複雑な作製プロセスを必要とするために歩留りが非
常に悪く、作製コストが高いという問題点があった。
本発明の目的は上述の問題点を除去し、吐出口プレート
を形成する全ての部分に高分子物質を用い、リソグラフ
ィー技術により高精度、高密度かつ均一な隔壁とインク
液室および吐出口の形成を一括処理により行うという簡
単化した工程とし、低コストで作製することのできるイ
ンクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、所定の間
隔をおいた複数の隔壁と複数のインク液室とを第1の高
分子物質を用いてフォトリソグラフィにより同時に形成
する第1の工程と、第2の高分子物質を用いて前記隔壁
と前記インク液室とを平坦化する第2の工程と、第3の
高分子物質を用いたフォトリソグラフィにより複数のオ
リフィスを形成する第3の工程と、前記第2の工程で用
いた高分子物質を除去する第4の工程とを含む。
〔作 用〕
本発明においては、記録ヘッドの隔壁、インク液室およ
び吐出口の作製に高分子物質を用い、これらの製造には
りソグラフィの技術を用いることにより、接着剤を使わ
ずに作製することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、本発明の一実施例における隔壁とインク液室
および吐出口の製造工程を示す図である。工程は(^)
〜(1)の9工程である。
工程(A)は絶縁性の基板11上に発熱体l2、電極l
3を含む構造体を形成する。基板1lの厚さは1 mm
,発熱体l2の厚さは1500人、電極13の厚さは5
00大とした。電極13の開口部の寸法は本図で示す幅
が42μm1奥行きを84μmとした。
工程(B)は、所定膜厚を有するボジ型(もしくはネガ
型)の感光性材料18を電極13上に積層する。ここで
は、感光性材料l8の層厚は35μmとし、感光性材料
18にはポジ型のレジストであるAZ系のレジストを用
いた。
工程(C)は、露光現像等のリソグラフィー技術により
、感光性材料l8にポジ型を用いたので発熱体12に対
応した開口部分となる部分10以外に、木図に示すよう
に光を照射する。必要部分にのみ光を照射するために、
フォトマスク27を用いる。もし、感光性材料18がネ
ガ型であれば発熱体l2に対応した開口部分ioに光を
照射する。
工程(D)は、工程(C)により感光性材料18が発熱
体l2に対応した所定開口寸法を得た隔壁の形状を示す
。この幅は52μmとした。
工程(E)は、所定開口以外に隔壁を形成するネガ型の
感光性樹脂l4を感光性材料l8と平坦になるように形
成する。ここでは、感光性樹脂14にはドライフィルム
(東京応化製)を用いた。
工程(F)は、感光性材料18および感光性樹脂14上
に吐出口となるネガ型の感光性樹脂l5を積層する。積
層厚は感光性材料l8と同様で35μmとした。ここで
は液状のネガ型レジストであるOMR(東京応化製)を
用いた。
工程(G)は、露光現像等のリソグラフィー技術により
発熱体12に対応した吐出口孔となる部分以外に光を照
射する。吐出口の直径は40μmとした。19はフォト
マスクである。
工程(l{)は工程(6)における光照射により感光性
樹脂l5が、発熱体12に対応する吐出口寸法を得た形
状を示す。
工程CI)は、ボジ型もしくはネガ型の感光性材料l8
を溶解し、所定の隔壁の開口l6とインク液室および吐
出口孔を得た形状を示す。ここで用いた感光性材料はポ
ジ型であり、溶剤にはアセトンを用いた。アセトンによ
って感光性材料18はほぼ完全に除去される。
次に、第2図は本発明の他の実施例における隔壁とイン
ク液室および吐出口の製造工程を示す図である。工程は
(八)〜(1)の9工程である。各部分の厚さや寸法は
上述の実施例と同じである。各工程で用いた感光性材料
、感光性別脂および溶剤も上述の実施例と同じである。
すなわち第−2図において符号24. 25および28
で示したものは、第1図において符号14. 15およ
び18で示したものと同じである。
工程(八)は、基板絶縁性の21上に発熱体22、電極
23を含む構造体を形成した状態を示す。
工程(B)は、基板21上に所定の膜厚を有するネガ型
の感光性拐脂24を積層した状態を示す。
工程(C)は、露光現像等のリソグラフィー技術により
、発熱体22に対応した開口となる部分20以外に光を
照射する。27はフォトマスクである。
工程(D)は、工程(C)により感光性樹脂24が発熱
体22に対応した所定開口寸法を得た隔壁の形状を示す
工程(E)は、感光性樹脂24との平坦化をはかるボジ
型(もしくはネガ型)の感光性材料28を積層する。
工程(F)は感光性樹脂24および感光性材料28上に
、吐出口となるネガ型の感光性樹脂25を積層する。
工程(G)は露光現像等のリソグラフィー技術により発
熱体22に対応した吐出口孔となる部分以外に光を照射
する。29はフォトマスクである。工程(H)は工程(
G)によりネガ型の感光性樹脂25が発熱体22に対応
した吐出口寸法を得た形状を示す。
工程(I)はボジ型もしくはネガ型の感光性材料28を
溶解し所定の隔壁の開口とインク液室および吐出口の孔
を得た形状を示す。
上述した2つの実施例においては、感光性材料18およ
び28には一般的なフォトレジストを用いたが、ドライ
フィルムのようなフィルム状のレジストを用いることも
できる。
感光性樹脂l4および24にも実施例に限られず市販さ
れているフォトレジストを使用できる。
また、感光性樹脂l5および25には、感光性樹脂14
および24と同じものを使用することもてきる。
最後の工程(1)において、感光性材料1Bおよび28
の溶触にはアセトンを使用したが、これに限るものでは
なく、DMFあるいは使用したレジストのはく離液など
の有機溶剤を用いることができる。
なお、感光性材料18. 28と感光性樹脂14, 1
5,24. 25と有機溶剤の組み合わせは、有機溶剤
が感光性材料18. 28を溶解し、かつ感光性樹脂1
4.15, 24. 25を溶解しないようにしなけれ
ばならない。
実施例において示した各層の厚さや寸法は一例であり、
これに限るものではない。例えば、吐出口径を20μm
1電極13および23の厚さを500〜600入、電極
の開口部分の幅と奥行きを30×60μm,30X 9
0μmとすることができる。
第3図は、以上の工程により製造されたインクジェット
記録ヘッドの分解斜視図である。ここで、31は基板、
32は発熱体、33は電極、35は隔壁、36は開口(
吐出口)である。
11 以上説明したように本発明実施例の記録ヘッドおよびそ
の製造方法によれば次のような効果がある。
(1)隔壁とインク液室およびオリフィスに感光性材料
を用いたので、リソグラフィー技術による簡単な工程て
一括処理することができ、そのために低コストで作製す
ることができる。
(2)リソグラフィー技術を用いて記録ヘッドを作製し
たので、隔壁とインク液室およびオリフィスの形状を任
意にかつ高精度で形成することができる。
(3)リソグラフィー技術を用いて作製したので、隔壁
およびオリフィスを高密度なしかもプレート上に数百m
mの長さにわたって均一に形成することができる。
(4)一度、通路を埋めたあと吐出口プレートを形成す
る工程を有することで、特に、正確な吐出口の作成と、
吐出口の接着剤もれ等がない確実な固定ができる。
1 2 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明においては、記録ヘッドの
隔壁、インク液室およびオリフィスの作製に高分子物質
を用い、これらの製造にリソグラフィの技術を用いるこ
とにより、接着剤を使わずに作製することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の2実施例の記録ヘッドの
ノズル製造方法を示す工程図、第3図は本発明一実施例
によるインクジェット記録ヘッドの分解斜視図、 第4図は従来のインクジェット記録ヘッドを示す図であ
る。 11,21,31,41,・・・基板、12,22,3
2.42・・・発熱体、13,23,33.43・・・
電極、 14,15,24.25・・・感光性樹脂、16.26
,36.46・・・開口、 17.19,27.29・・・フォトマスク、18.2
8・・・感光性材料、 35・・・隔壁、 44・・・吐出口プレート、 45・・・隔壁。 工

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)所定の間隔をおいた複数の隔壁と複数のインク液
    室とを、第1の高分子物質を用いてフォトリソグラフィ
    により同時に形成する第1の工程と、 第2の高分子物質を用いて前記隔壁と前記インク液室と
    を平坦化する第2の工程と、 第3の高分子物質を用いてフォトリソグラフィにより複
    数のオリフィスを形成する第3の工程と、 前記第2の工程で用いた高分子物質を除去する第4の工
    程と、 を含むことを特徴とするマルチノズルインクジェット記
    録ヘッドの製造方法。 (2)前記第1、第2および第3の高分子物質は感光性
    を有する物質であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のマルチノズルインクジェット記録ヘッドの
    製造方法。(3)前記第2および第3の高分子物質は同
    一であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    マルチノズルインクジェット記録ヘッドの製造方法。 (4)前記第1および第3の高分子物質は同一であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマルチノズ
    ルインクジェット記録ヘッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005205916A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Samsung Electronics Co Ltd モノリシック・インクジェット・プリントヘッドの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205916A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Samsung Electronics Co Ltd モノリシック・インクジェット・プリントヘッドの製造方法
KR100517515B1 (ko) * 2004-01-20 2005-09-28 삼성전자주식회사 모놀리틱 잉크젯 프린트헤드의 제조방법

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