JPH0320841Y2 - - Google Patents

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JPH0320841Y2
JPH0320841Y2 JP4476587U JP4476587U JPH0320841Y2 JP H0320841 Y2 JPH0320841 Y2 JP H0320841Y2 JP 4476587 U JP4476587 U JP 4476587U JP 4476587 U JP4476587 U JP 4476587U JP H0320841 Y2 JPH0320841 Y2 JP H0320841Y2
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JP
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liquid supply
pipe
supply device
slit
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JP4476587U
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JPS63153264U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフセツト印刷の刷版を製版する電
子写真製版機等の湿式現像装置に関し、特に、高
耐刷性の液体現像剤を用いて感光紙に形成された
静電潜像を現像する湿式現像装置の液供給装置に
関する。
〔従来の技術〕
本考案が対象とする従来の湿式現像装置は、例
えば、実公昭56−14525号公報に開示の現像装置
である。これを第3図で説明すると、静電潜像が
形成された感光紙1を現像装置内に送りこむため
の一対のローラ2,2′、画質向上及び、液路形
成のため傾斜を有する補助電極3、この補助電極
3と対向した画質向上及び液路形成のための主電
極4、前記補助電極3上に設かた感光紙1の通過
を容易にし感光紙通過時に感光紙1の後端が強制
噴射した液体現像剤によりあおられるのを防止す
るための導電性網5、静電潜像を形成した感光紙
面に液体現像剤6をスリツト7′から一様に強制
噴射し主電極4と補助電極3間に液路を形成させ
るための液供給装置7、そして現像された感光紙
1を送り出すと共に現像液の紋りを兼ねる一対の
ローラ8,8′の具備したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
電子写真製版機で製版された感光紙は、印刷機
の刷版となり軽印刷に供される。このような刷版
には画質品質と共に高耐刷が要求される。従来の
現像剤で現像した刷版の場合、1つの刷版で3000
枚以上の印刷が可能であるが、高耐刷の場合に
は、10000枚以上の印刷が要求される。また、高
耐刷用現像剤は液体でも現像剤粒子が結合しやす
い性質を有する。従つて、このような液体現像剤
を使用すると従来の液供給装置ではスリツト部で
目づまりを起こすという問題があつた。そのため
現像のための整流が得られなく現像ムラを生じて
しまう。目づまりを防ぐためにはスリツト間隙を
拡げればよいが、整流を保証するために現像液供
給のためりポンプモータのパワーを上げる必要が
あり実用的にはスリツト間隙にも制限ができる。
スリツト間隙を拡げかつそれに見合つたパワーを
上げたポンプモータを使用した場合、動作初期に
は整流が得られ現像上特に問題はないが、時間経
過とともに液流がみだれ現像ムラが発生するとい
う問題が生じる。
また、従来の液供給装置では、運転が終了しポ
ンプモータが停止した後でも液供給装置内に現像
液が一部残るという問題があつた。これはスリツ
ト部が現像液の表面張力のため密閉されたことに
起因すると思われる。このように液供給装置に現
像液が残るとスリツト部に現像液が固定し目づま
りの原因になること、また、メンテナンス時に液
供給装置を外す場合があるがその時残留現像液が
流出し機内を汚すという不具合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決すべくなされたも
ので、静電潜像の形成された感光紙の搬送方向に
直交しかつ搬送路上に配置され、一端が密封され
多端から現像液が供給されるパイプであつて前記
感光紙側にスリツトが形成され前記感光紙面に現
像液を一様に強制噴射して前記静電潜像を現像す
る湿式現像装置の液供給装置において、前記パイ
プの現像液供給側であつて前記パイプの上部に空
気孔を設けたことを特徴とする湿式現像装置の液
供給装置である。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例を示す湿式現像装
置の液供給装置の概略分解図であり、第2図は第
1図に示す液供給装置の断面図である。
第1図において、13は断面矩形のパイプで、
一方の端部に空気孔14を有し、一方の側面下部
にスリツト状の切欠き部15を有している。パイ
プ13の内部には断面コ字状のスリツト整流板1
6が挿入される。この状態で、パイプ13の一端
はパツキン17を介してパイプシールド18で密
封され、他端はパツキン19を介して供給パイプ
ジヨイント20が取付けられる。給液パイプジヨ
イント20には図示しない給液パイプが取付けら
れる。一方、切欠き部15には給液量を調整する
ための調整板21が取付けられスリツト7′が形
成される(第2図)。スリツト7′のスリツト間隙
は現像液の粒子結合性、感光紙への供給液量およ
び現像液供給のためのポンプモータのパワー等を
考慮して決められる。
次に、以上の構成でなる本考案の液供給装置の
動作を説明する。
本考案に係る湿式現像装置に使用する現像液は
前述のような高耐刷用の液体現像剤であるため、
スリツト部での目づまり防止から本考案による液
供給装置ではスリツト7′のスリツト間隙を従来
より拡げてある。これに伴つて感光紙に対して整
流を保証するためにポンプモータのパワーもアツ
プされている。つまり現像タンクから液供給装置
のパイプ13に送り込まれる液流は従来より速く
なる。この場合前述のように液供給装置の作動当
初は整流が得られるが時間経過に伴つて整流が得
られないという問導がでた。これは画像品質を重
視する製版機では重大な問題といえる。
これを解決したのが本考案で、液供給装置の構
成するパイプ13の給液側上部に空気孔14を設
けて解決した、これによつて時間経過に無関係に
常に整流が得られた。
空気孔14がないと整流が時間経過とともに乱
れるのは給液速度が速いためにパイプ13内に貯
まる空気魂の影響と思われる。このことは給液側
近傍のスリツトから流出する液流から整流の乱れ
が発生しだすのが観測されることで理解される。
空気孔14はパイプ13内に貯まる空気魂が外部
に逃げ常にパイプ13内の空気圧が外気圧と等し
くなるため、液流への影響が解消されるためと考
えられる。このことはパイプ13の空気孔14が
設けられる上面を透明体で置換えたもので観測し
て現像的には確認された。なお、空気孔14を従
来の液供給装置に設けてもよいことはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、液供給装置のパ
イプの給液側上部に空気孔を設けるという簡単な
構造で、感光紙に対して常に整流が得られ現像ム
ラを完全に防止することができた。また、運転終
了にパイプ内に現像液が残留することもなくなり
メンテナンス性が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す湿式現像装置
の液供給装置の概略分解図、第2図は第1図に示
す液供給装置の断面図、第3図は従来の湿式現像
装置を説明するための概略構成図である。 13……パイプ、14……空気孔、16……ス
リツト整流板、7……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 静電潜像の形成された感光紙の搬送方向に直交
    しかつ搬送路上に配置され、一端が密封され他端
    から現像液が供給されるパイプであつて前記感光
    紙側にスリツトが形成され前記感光紙面に現像液
    を一様に強制噴射して前記静電潜像を現像する湿
    式現像装置の液供給装置において、前記パイプの
    現像液供給側であつて前記パイプの上部に空気孔
    を設けたことを特徴とする湿式現像装置の液供給
    装置。
JP4476587U 1987-03-26 1987-03-26 Expired JPH0320841Y2 (ja)

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JP4476587U JPH0320841Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

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JP4476587U JPH0320841Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS63153264U JPS63153264U (ja) 1988-10-07
JPH0320841Y2 true JPH0320841Y2 (ja) 1991-05-07

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