JPH032073A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH032073A
JPH032073A JP13846089A JP13846089A JPH032073A JP H032073 A JPH032073 A JP H032073A JP 13846089 A JP13846089 A JP 13846089A JP 13846089 A JP13846089 A JP 13846089A JP H032073 A JPH032073 A JP H032073A
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JP
Japan
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sheet
recording
current
ink
recording paper
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JP13846089A
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Inventor
Kenji Asakura
建治 朝倉
Noboru Katakabe
昇 片伯部
Atsushi Sogami
淳 曽我美
Masatoshi Yoshida
雅俊 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリンタやデジタルコピア、ファクシミリな
どに用いられ、電気信号に応じて画像または文字などを
記録する記録装置に関するものである。
従来の技術 近年、記録装置としてインクシートとシリアル式のサー
マルヘッドを用いた記録装置が多数考案されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の記録装置の一
例について説明する。
第5図は従来の記録装置の構成図である。
第5図に置いて、14は記録用紙である。15はプラテ
ンであり、記録用紙14を保持している。
16はインクシートであり、熱溶融性インクを有し、記
録用紙とほぼ同等な幅である。17はサーマルヘッドで
、インクシート上に微細な熱分布を与え、記録用紙上に
熱溶融性インクを転写させるシリアルヘッドである。
サーマルヘッド17はインクシート16に圧接し、イン
クシート16のインク面と記録用紙14とを合わせた状
態でプラテン15に押し当てている。この状態でサーマ
ルヘッド17を記録用紙14の幅方向に走査し、記録信
号にしたがって記録用紙14上にインクを転写させ所望
の記録を得る。−行記録完了後、サーマルへノド17の
圧接を解放し、インクシート16と記録用紙14を所定
の送り量だけサーマルヘッド17の走査方向に対して垂
直方間に送る。この動作を繰り返して、所定量の記録を
得る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、サーマルへノド1
7がインクシート16に圧接して摺動するので、インク
シート16にシワが発生し易く、インクシート16が部
分的に折れ重なってしまい、記録できない部分が生じる
と言う課題を有していた。
また、感熱式の記録方式において、サーマルヘッドの代
わりに通電へノドと抵抗シートを用いる通電記録方式が
ある。この方式において抵抗シートを一度しか使用しな
ければ抵抗シートを頻繁に交換する必要があり、ランニ
ングコストを増大させる。そのため、抵抗シートを多数
回使用する方法が考案されているが、従来の方法におい
ては、抵抗シートを一旦終端まで使用した後に抵抗シー
トを始端まで巻戻したり、抵抗シートをエンドレスシー
トにしなければならない。
また、シリアルヘッドは通常1個であり、二個のシリア
ルヘッドを多段に設けたものも考案されているが、シリ
アルヘッドの間隔が固定されている。そのため、任意の
行間では同時に複数行を記録することができない。
本発明は上記課題に鑑み、インクシートのシワを発生さ
せることなく、記録へノドを記録用紙幅方向に走査させ
記録を行える記録装置、また通電記録方式において簡単
な機構で抵抗シートを多数回使用可能な記録装置、およ
び任意の行間で複数行を同時に記録する記録装置を提供
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の記録装置は、記録用
紙保持手段と、記録用紙に接し、記録用紙とほぼ同等の
幅を有するインクシートと、このインクシートに接し、
インクシートとほぼ同等の幅で、通電ヘッドからのia
流によって発熱する抵抗シートと、この抵抗シートに接
触して選択的に電流を流しながら記録用紙幅方向に走査
されるシリアル式の通電へノドを備え、記録用紙とイン
クシート及び抵抗シートをこの順序で記録用紙保持手段
上に重ね合わせ、通電ヘッドにより抵抗シートに通電し
発熱させ、インクシート上のインクを溶融させ記録用紙
上に転写させ記録を行うものである。
また、本発明の記録装置は記録用紙保持手段と、記録用
紙に接し、記録用紙とほぼ同等な幅のインクシートと、
このインクシート上に微細な熱分布を形成でき、インク
シート上のインクを溶融させ記録用紙上に転写させて記
録を行ないながら記録用紙幅方向に走査される複数個の
シリアルヘッドを備え、この複数個のシリアルヘッドの
間隔がシリアルヘッドの走査方向に対して垂直な方向に
可変であるものである。
また、本発明の記録装置は感熱紙保持手段と、感熱紙に
接し、感熱紙とほぼ同等の幅を有する抵抗シートと、こ
の抵抗シート上に選択的に通電し発熱させ、感熱紙上に
記録しながら記録用紙幅方向に走査されるシリアル式の
通電ヘッドと、抵抗シートを通電ヘッド走査方向に対し
て垂直な方向に送る挺抗シート送り機構を備えたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、記録時には記録用紙と
インクシート及び抵抗シートをこの順序で重ね合わせて
、シリアル式の通電ヘッドが抵抗シートに圧接し抵抗シ
ートを介してインクシートのインク面と記録用紙を合わ
せた状態で記録用紙保持手段に押しつけて記録し、この
状態で通電ヘッドを記録用紙幅方向に走査している。従
って、通電ヘッドは抵抗シート上を摺動し、インクシー
ト上を摺動するもがないので、インクシートにシワが発
生しないこととなる。
また、行記録毎の抵抗シートの送り量を通電ヘッドの記
録幅よりも小さく設定しているので簡単な構成で抵抗シ
ートを多数回使用することができる。
また、シリアルヘッド走査方向に対して垂直な方向に間
隔を可変にして複数個のシリアルヘッドを設けることに
より、任意の行間隔で複数行の記録を同時に行うことが
できる。
実施例 以下本発明の第1の一実施例の記録装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における記録装置の構成
図である。
第1図において、■は記録用紙である。2はプラテンで
あり、記録用紙1を保持している。3はインクシートで
あり、記録用紙1とほぼ同等の幅である。4は通電ヘッ
ドであり、所定の記録幅を得られるシリアルヘッドであ
る。5は抵抗シートであり、インクシート3とほぼ同等
の幅を有し、同一箇所を二回以上使用可能で、シリアル
式の通電ヘッド4からの電流により発熱する。プラテン
2に対して記録用紙1とインクシート3及び抵抗シート
5をこの順序で重ね合わせ、通電ヘッド4は抵抗シート
5に圧接して、抵抗シート5を介してインクシート3の
インク面と記録用紙lをあわせた状態でプラテン2に押
しつけられるように構成されている。また、通電ヘッド
4は記録用紙lの幅方向に走査され、抵抗シート5、イ
ンクシート3及び記録用紙1は通電ヘッド4の走査方向
に対して垂直な方向に送られるように構成されている。
6は前行の記録において通電ヘッド4が走査した部分、
7は現在行の記録において走査した部分である。
以上のように構成された記録装置について、以下第1図
を用いてその動作を説明する。
記録時には通電ヘッド4が抵抗シート5に圧接し、抵抗
シート5を介してインクシート3のインク面を記録用紙
1に合わせた状態でプラテン2に押しつけている。この
状態で通電ヘッド4が電気信号によって選択的に抵抗シ
ート5に電流を流し発熱させ、インクシート3上に微細
な熱分布を与え、インクを溶融させ記録用紙1上に転写
させて記録を得る。この状態で通電ヘッド4を記録用紙
1の幅方向に走査し、一部分の記録を得る。−行の記録
が完了した後、次の行記録開始前に通電ヘッド4の圧接
を解放し、抵抗シート5を通電ヘッド4の走査方向に対
して垂直な方向に通電ヘッド4の記録幅の半分だけ送り
、インクシート3と記録用紙1はともに記録用紙1の長
さ方向に次の記録に必要な量だけ送る。したがって、抵
抗シート5上で通電ヘッド4が前行の記録において走査
した部分6と現在行の記録において走査した部分7が半
分重複する。この送り動作完了後、再び通電ヘッド4を
抵抗シート5に圧接し、記録用紙lの幅方向に逆向きに
走査し、前行と同様にして一行を記録する。この動作を
繰り返して所定量の記録を得る。
以上のように第1の実施例によれば、記録時には、記録
用紙1とインクシート3及び抵抗シート5をこの順序で
重ね合わせた状態で、通電ヘッド4は抵抗シート5に圧
接し−で記録用紙lの幅方向に走査するので、インクシ
ート3上を摺動するものがないのでインクシート3にシ
ワの発生を防ぐことができる。
また、−行記録後の抵抗シート5の送り量を通電へノド
4記録幅の半分だけ送るよう設定しているので、抵抗シ
ート5上で通電ヘッド4が前行の記録において走査した
部分6と現在行の記録において走査した部分7が半分重
複する。したがって、抵抗シート5を巻戻したり、エン
ドレスシートにすることなく抵抗シート5の同一箇所を
二回使用することができ、しかも抵抗シート5を隙間な
く使用することができるので、抵抗シート5の交換頻度
を低下させ、ランニングコストの低下をもたらす。
また、−ICに普及しているような感熱転写プリンタと
異なり、インクリボンカートリッジなどを走査する必要
がなく、走査されるのは通電ヘッド4のみである。した
がって、走査するべき質量が小さ(、小さな出力のモー
ターで高速かつ一定速度で走査することができる。また
、通電ヘッド4の走査に同期した特別な抵抗シート5の
送り機構やインクシート3の送り機構なしに、ANヘッ
ド4の走査方向に往復の記録ができる。したがって、−
行記録ごとに通電ヘッド4を行頭まで無駄に移動させる
必要がないので、記録時間の短縮ができる。
また、シリアルプリンタにおいては通電ヘッド4の記録
幅以上の連続した画像などの記録を行うには、通電ヘラ
ド4の走査を複数回行わなければならないが、インクシ
ート3の全面にインクが塗布されており、インクシート
3が記録用紙1と共に通電へノド4走査方間に対して垂
直な方向に送られるので、記録用紙1上に複数回行った
記録の繋目にインクの存在しない部分や、インクが重複
した部分が生じることはないので、高画質の画像を得る
ことができる。
また、従来のインクリボンを用いた感熱転写プリンタに
おいては、インクリボンの中央部だけを使用し、その上
端部や下端部は全く使用されていないが、第1の実施例
においてはインクシート3は全体を隙間なく使用される
のでインクシート3を有効に使用でき、ランニングコス
トの低下をもたらす。
なお、第1の実施例においては、抵抗シート5の一行記
録ごとの送り量は通電ヘッド4の記録幅の半分としたが
、抵抗シートの一行記録ごとの送り量を通電ヘッド4の
記録幅の1/Hにすれば、巻戻すことなく、抵抗シート
の同一箇所を多数回(N回)使用できる。
また、通電ヘラド4の記録幅は一行の記録幅と必ずしも
一致する必要はない。
以下本発明の第2の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第2図は本発明の第2の実施例を示す記録装置の構成図
である。
第2図において第1図と同様に、1は記録用紙、2はプ
ラテン、3はインクシート、4は通電ヘッドである。8
は抵抗シートであり、通電へ、ト4の走査方向に長いリ
ボン状で、通電ヘッド4の記録幅よりも幅が広く、同一
箇所を多数回使用可能である。9はリボンカセットであ
り、抵抗シート8を内蔵している。lOはキャリッジで
あり、抵抗シート8とリボンカセット9を搭載して、記
録用紙1の幅方向に走査される。記録時には、抵抗シー
ト8は記録用紙1とインクシート3に対して相対移動し
ないように、キャリッジ10の走査に同期して送られる
。その他の構成は第1の実施例と同様である。
以上のように構成された記録装置においてその動作を説
明する。
通電ヘッド4が抵抗シート8に圧接して、インクシート
3と記録用紙lを重ね合わせてプラテン2に押しつけな
がら、抵抗シート8に電流を流し、発生するジュール熱
によりインクシート3上のインクを溶融させ、記録用紙
1上に転写させ記録を行う。この状態で、通電ヘッド4
を搭載しているキャリ・7ジ10を記録用紙lの幅方向
に走査させ、−行の記録を行う。この記録中に、抵抗シ
ート8をキャリッジ10の走査に同期して送る。−行記
録完了後、通電ヘッド4の圧接を解放し、インクシート
3をキャリッジ10の走査方向に対して垂直な方向に記
録用紙1と共に送り、キャリッジ10を行頭まで戻す。
その後、再び通電ヘッド4を抵抗シート8に圧接し、次
行の記録を行う。この動作を繰り返して所定の記録を得
る。そして、抵抗シート8を終端まで使いきったときに
は、リボンカセット9を裏返すことによってそのまま繰
り返し使用できる。
以上のように第2の実施例によれば、抵抗シート8を繰
り返して多数回使用可能であり、抵抗シート8を頻繁に
交換する必要がなく、ランニングコストの低下をもたら
すことができる。
また、多数回使用可能な抵抗シートを用いられるので、
装備すべき抵抗シート8が少量でよく、抵抗シート8を
リボンカセット9内にコンパクトに巻取ることができる
ので、裏返すなどの取扱に便利である。また、抵抗シー
ト8は通電ヘッド4の走査方向に長いリボン状であるか
ら、箇条書のように記録密度の低い文章の記録において
、改行後などの空白部分では消費されないので、抵抗シ
ート8を有効に使用することができる。
以下本発明の第3の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第3図は本発明の第3の実施例の措成図である。
第3図において第1図と同様に、1は記録紙であり、2
はプラテンであり、3はインクシートであり、5は抵抗
シートである。llaとIlbは二個の等しい通電ヘッ
ドであり、記録用紙1の幅方向に同時に走査され、この
走査方向に対して垂直な方向に間隔を可変にして設けら
れている。その他の構成は第1の実施例と同様である。
以上のように構成された記録装置について、その動作を
説明する。
二個の通電ヘッドlla、llbの間隔を記録すべき行
間隔に設定し、それぞれが抵抗シート5に圧接し、イン
クシート3のインク面と記録用紙1を合わせた状態で重
ね合わせた状態でプラテン2に押しつけて、抵抗シート
5に通電し記録を行う。この状態で二個の通電へシトl
la、Ilbを記録用紙1の幅方向に走査し、二部の記
録を同時に行う。この二部の記録が完了した後、通電ヘ
ッド11a、11.bの圧接を同時に解放し、インクシ
ート3を記録用紙1と共に、通電ヘッド11a。
11bの走査方向に対して垂直方向に次の記録に必要な
量だけ送り、抵抗シート5を通電ヘッド11a、Ilb
の記録幅だけ送る。この送り動作完了後、再び通電ヘッ
ドIla、llbを抵抗シートに同時に圧接し、次の記
録を行う。この動作を繰り返して所定の記録を得る。
以上のように本実施例によればその走査方向に対して垂
直な方向に間隔を可変にして二個の通電ヘッド11a、
11bを設けることにより、任意の行間隔で二部を同時
に記録することができ、記録時間を短縮することができ
る。通電ヘッド11a。
11bの間隔が可変でなければ規定の間隔以外の行間隔
で記録するときには、通電ヘッドl1a11bをどちら
か一個ずつ使用して記録しなければならず、二個設けた
ことが無駄になってしまうが、本実施例においてはこの
ような無駄が生じない。
また、インクリボンを用いるシリアル式の怒熱転写プリ
ンタにおいて、シリアルヘッドを二段設けようとすれば
、シリアルヘッドの他にインクリボンを二本用いなけれ
ばならない。しかも、シリアルヘッドの間隔を可変にす
るためには、インクリボンの支持機構、送り機構も間隔
を可変にして設けなければならない。しかし本発明にお
いては、インクシート3、抵抗シート5ともにシート状
であるので、シリアルヘッドを間隔を可変にしてニ段設
けても構成が簡単である。
なお、第3の実施例においてはシリアルヘッドとして通
電ヘッド11a、11bを用い、通電ヘッド11a、1
1’bとインクシート3の間に抵抗シート5を設けたが
、シリアルヘッドとしてサー?J[/ヘッドを用いても
よい。
また、第3の実施例ではシリアルヘッドを通電ヘッドl
la、Ilbとを二段だけ設けたが、さらに多数の複数
個のシリアルヘッドでもよい。また、通電ヘッド11a
、11bの1走査当りの抵抗シート5の送り量を通電ヘ
ッドlla、llbの記録幅の半分としたが、通電ヘッ
ドの個数と抵抗シートの耐久性に応じて、抵抗シートの
送り量を設定すればよい。
以下本発明の第4図の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第4図は第4の実施例における記録装置の構成図である
第4図において、12しよ感熱紙である。13はプラテ
ンであり、感熱紙12を保持している。その他の構成は
第1図に示した記録装置と同様で、4は通電ヘッドであ
り、所定の記録幅を得られるシリアルヘッドである。5
は抵抗シートであり、感熱紙12と同等の幅を有し、同
一箇所を二回以上使用可能で、通電ヘッド4からの電流
により発熱する。6は抵抗シート5上で前行の記録にお
いて通電ヘッド4が走査した部分、7は抵抗シート5上
で現在行の記録において通電ヘッド4が走査した部分で
ある。
以上のように構成された記録装置について、その動作を
説明する。
通電ヘッド4が抵抗シート5に圧接して、抵抗シート5
と感熱紙12を重ね合わせてプラテン13に押しつけて
おり、通電ヘッド4から抵抗シート5に通電し、発生す
る熱により感熱紙12上に記録を行う。この状態で通電
ヘッド4を感熱紙12の幅方向に走査し、一部分の記録
を行う。
行の記録が完了した後、次の行記録開始前に、通電ヘッ
ド4の圧接を解放し、抵抗シート5を通電ヘッド4の走
査方向に対して垂直方向に通電ヘッド4の記録幅の半分
だけ送り、感熱紙12を同じ方向に次の記録に必要な量
だけ送る。したがって、抵抗シート5上で通電ヘッド4
が前行の記録において走査した部分6と現在行の記録に
おいて走査した部分7とが半分重複する。この送り動作
完了後、再び通電ヘッド4を抵抗シート5に圧接し感熱
紙12の幅方向に逆方間に走査し、前行と同様にして一
行を記録する。この動作を繰り返して所定量の記録を得
る。
以上のように第4図の一実施例によれば、−行記録毎の
抵抗シート5の送り量を通電ヘッド4の記録幅の半分だ
け送るよう設定しているので、抵抗シート5上で通電ヘ
ッド4が前行の記録において走査した部分6と現在行の
記録において走査した部分7が半分重複する。したがっ
て、抵抗シート5を巻戻したり、エンドレスシートにす
ることなく抵抗シート5の同一箇所を二回使用すること
ができ、しかも抵抗シート5を隙間なく使用することが
できるので、抵抗シート5の交換頻度を低下させ、ラン
ニングコストの低下をもたらす。
なお、第4の実施例においては、抵抗シート5の一行記
録ごとの送り量は通電ヘッド4の記録幅の半分としたが
、多数回(8回)使用可能な抵抗シートを用い、抵抗シ
ートの一行記録ごとの送り量を通電ヘッド4記録幅のl
/Hの微小な送りにすれば、巻戻すことなく、抵抗シー
トの同一箇所を多数回使用で6る。
また、抵抗シートを送る時には通電ヘッドの圧接が解放
されているので、抵抗シートを抑えるものがなく、通電
ヘッド記録幅よりも小さい微小な送りをスムーズに行う
ことができる。
また、一般に普及しているような怒熱転写プリンタと異
なり、インクリボンカートリッジなどを走査する必要が
なく、走査されるのは通電ヘッド4のみであるので、走
査するべき質量が小さく、小さな出力のモーターで高速
かつ一定速度で走査することができる。
従来、シート状の抵抗シート5を用いる場合には、通電
ヘッドとして感熱紙の幅と同等な長さを有するライン式
の通電ヘッドが用いられているが、ライン式のヘッドは
高価である0本発明においては、シリアル式の通電ヘッ
ド4を用いているので、ヘッドの価格が安価であるため
、全体の装置を安価に構成することができる。
発明の効果 本発明では、通電ヘッドは抵抗シート上を摺動し、イン
クシート上を摺動するものが無いので、インクシートに
シワが発生しない。したがってシート上のインクシート
にシリアルヘッドを用いても、安定した記録を得ること
ができる。
また、シリアルヘッド走査方向に対して垂直な方向に間
隔を可変にして複数のシリアルヘッドを設けることによ
り、任意の行間隔で複数行の記録を同時に行うことがで
きる。したがって、一定の記録量を短時間で行うことが
できる。
また、シート上のインクシート及び抵抗シートを用いる
ことにより、シリアル式の通電ヘッドだけを走査すれば
よいので、小さな出力のモーターで高速化が図れ、簡単
な機構で通電ヘッド走査方向に往復の記録ができる。ま
た、簡単な構成でシリアルヘッドを複数個多段に設ける
ことができる。
また、通電ヘッド走査方向に対して垂直な方向に抵抗シ
ート及びインクシートを送ることにより、全面を隙間な
く使用することができる。そのうえ、通電ヘッド−走査
当りの抵抗シートの送り量を通電ヘッドの記録幅以下の
微小送りにすることによって、抵抗シートを巻戻すこと
なく、抵抗シートの同一箇所を多数回使用でき、抵抗シ
ートの交換頻度を低下させることができる。これらのこ
とによりランニングコストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における記録装置の構成
図、第2図は本発明の第2の実施例における記録装置の
構成図、第3図は本発明の第3の実施例における記録装
置の構成図、第4図は本発明の第4の実施例における記
録装置の構成図、第5図は従来の記録装置の構成図であ
る。 1・・・・・・記録用紙、2・・・・・・プラテン、3
・・・・・・インクシート、4・・・・・・通電ヘッド
、5・・・・・・抵抗シート、8・・・・・・リボン状
の抵抗シート、9・・・・・・リボンカセント、10・
・・・・・キャリ・ンジ、lla、llb・・・・・・
通電ヘッド。 代理人の氏名 弁理士 粟野正単 はか1名/ −一一
記薇ボ爪 2−70ラテン 3− インクシート 第1図 第3図 /−一一記jIL)fI玖 5−−一抵扼シート n(L、IIb −−−@ e ヘyド第 41A 羊−1電へ、7ド 5−抵抗シート 12−−一石丼濠へ 14−一一だ碑プ1代 プーマルヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録用紙を保持する記録用紙保持手段と、記録用
    紙に接し、記録用紙とほぼ同等の幅を有するインクシー
    トと、前記インクシートに接し、前記インクシートとほ
    ぼ同等の幅を有し、通電により発熱する抵抗シートと、
    前記抵抗シートに接触し選択的に電流を流しながら記録
    用紙幅方向に走査されるシリアル式の通電ヘッドとを備
    え、前記通電ヘッドが記録用紙と前記インクシート及び
    前記抵抗シートを順次重ね合わせて前記記録用紙保持手
    段に押しつけた状態で、前記抵抗シートに通電し、発生
    した熱により前記インクシート上のインクを溶融させ記
    録用紙上に転写させて記録を行うことを特徴とする記録
    装置。
  2. (2)行記録毎の抵抗シートの送り量を通電ヘッドの記
    録幅よりも小さくすることによって、前記抵抗シートの
    同一箇所を複数回使用可能にした請求項(1)記載の記
    録装置。
  3. (3)抵抗シートが通電ヘッド走査方向に長いリボン状
    であり、通電ヘッドによる記録中は前記抵抗シートとイ
    ンクシートを相対移動なく接触させるように構成した請
    求項(1)記載の記録装置。
  4. (4)記録用紙を保持する記録用紙保持手段と、記録用
    紙に接し、記録用紙とほぼ同等の幅を有するインクシー
    トと、前記インクシート上に微細に熱分布を形成でき、
    前記インクシート上のインクを溶融させ記録用紙上にイ
    ンクを転写させて記録を行いながら記録用紙幅方向に走
    査される複数個のシリアルヘッドを備え、前記シリアル
    ヘッド走査方向に対して垂直な方向に前記複数個のシリ
    アルヘッドの間隔が可変であることを特徴とする記録装
    置。
  5. (5)シリアルヘッドが通電ヘッドであり、前記通電ヘ
    ッドとインクシートの間に抵抗シートを有し、前記通電
    ヘッドから抵抗シートに局所的に通電することにより前
    記インクシート上に微細な熱分布を形成する請求項(4
    )記載の記録装置。
  6. (6)感熱紙を保持する感熱紙保持手段と、感熱紙に接
    し、感熱紙とほぼ同等の幅を有する抵抗シートと、前記
    抵抗シート上に選択的に通電し発熱させ、感熱紙上に記
    録しながら記録用紙幅方向に走査されるシリアル式の通
    電ヘッドと、前記抵抗シートを前記通電ヘッド走査方向
    に対して垂直な方向に送る抵抗シート送り機構とを備え
    たことを特徴とする記録装置。
JP13846089A 1989-05-31 1989-05-31 記録装置 Pending JPH032073A (ja)

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JP13846089A JPH032073A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 記録装置

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JP13846089A JPH032073A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 記録装置

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JP13846089A Pending JPH032073A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06210224A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Meruto Giken Kk 接着剤塗布装置

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JPH06210224A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Meruto Giken Kk 接着剤塗布装置

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