JPH03207198A - イヤホン等を用いる音響機器用騒音対策装置 - Google Patents

イヤホン等を用いる音響機器用騒音対策装置

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JPH03207198A
JPH03207198A JP2001967A JP196790A JPH03207198A JP H03207198 A JPH03207198 A JP H03207198A JP 2001967 A JP2001967 A JP 2001967A JP 196790 A JP196790 A JP 196790A JP H03207198 A JPH03207198 A JP H03207198A
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JP
Japan
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earphone
external sound
sound
signal
audio signal
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Application number
JP2001967A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tamura
寛 田村
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Original Assignee
Individual
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ラジオ、音声再生装置、トランシーバなどの
イヤホンを用いる音響機器用騒音対策装置に係り、特に
、携帯用音響機器に好適なものに関する.
【従来の技術】
近時、携帯用音響機器の昔及はめざましく、特に、通勤
・通学途中の電車あるいはバス等の中で用いられている
ことが少なくない.この携帯用音響機器はイヤホン(ヘ
ッドホンを含む)を備えていて、利用者はそのイヤホン
で音楽や言語や講義などを聞いている.
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯用音響機器は、イヤホン
で音楽等を聴くようにしてあるが、環境の外音、例えば
電車内で聴いている場合は、電車の騒音による影響を受
け易いので、良く間こえるようにするため、ボリューム
を大きくして聴いている. したがって、音声がイヤホンから漏れ、周囲の人に不快
感を与えるばかりでなく、自身の耳を傷めるという問題
点があった. このような問題点を解決するために、外音を物理的に完
全に遮断するようにしてもよいが、このような完全遮蔽
型のイヤホンは大型化し、携帯には不便である. そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、外音を電気的に処理し、
従来のイヤホンでも外音の影響を受けずに明瞭に聴くこ
とができ、従って周囲の人に迷惑とならない小さな音量
で音楽等を楽しむことのできる音響機器用騒音対策装置
を提供することにある.
【課題を解決するための手段】
本発明に係る音響機器用騒音対策装置は、上記目的達成
のために、音楽または話声等の音声信号を出力する音声
信号発生手段と、音声信号を音声に変換するイヤホンと
、前記イヤホンの近傍に設Cノ゛られ、外音を捕捉する
マイクロホンと、前記マイクロホンで捕捉した外音の電
気信号を反転するとともに、その反転した信号の出力値
を調整する外音制御手段と、前記外音制御手段で制御さ
れた反転信号と前記音声信号発生手段からの音声信号と
をミキシングし、前記イヤホンに出力するミキサーとか
らなることを特徴としている.
【作用】
上記構成において、マイクロホンで捕捉された外音の信
号は、外音制御手段で反転処理されるとともに、出力値
が調整されて音声信号発生手段からの音声信号とミキサ
ーでミキシングされる. ミキシングされた音声信号はイヤホンで音声に変換され
て耳の鼓膜に達するが、同時に、マイクロホンで捕捉さ
れた外音も鼓膜に達し、実外音と反転外音が相殺するた
め、音声信号発生手段からの本来の音のみが聴かれるよ
うに作用する.
【実施例】
以下、本発明の一実施例に係る音響機器用騒音対策装置
を図面に基いて説明する.第1図は、実施例装置の概略
構成を示すブロック図であって、一対のイヤホン部のう
ちの一方のみを図示してある.他方のイヤホン部も同一
構成であるので、説明の重複を避けるため、ここでは一
方のイヤホン部についてのみ説明する. 図中、1は音声信号発生手段であって、周知のカセット
テープレコーダ,CDプレーヤまたはラジオ受信器から
構成されている.2はイヤホン部であって、本発明に従
ってイヤホン2aのほかにマイクロホン2bを有してお
り、後述のミキサー5を挿入したリード線3aにより音
声信号発生手段1と接続されている. 第2図は、上記イヤホン部2の側面図であって、周知の
イヤホン2aの左側、すなわちイヤホン2aの背面にダ
ンバー6を介して無指向性のマイクロホン2bが設けら
れており、イヤホン2aを耳に装着したときは、マイク
ロホン2bが耳の外方に位置して、耳に到達する外音を
鼓膜に達する前に捕捉することができるようになってい
る.このとき、ダンパー6は、イヤホン2a自身の音が
マイクロホン2bに捕捉されること防止する. なお、第2図の3はリード線であって、上記リード線3
aと、マイクロホン2bが捕捉した外音を変換して出力
する電気信号を後述の外音制御手段4へ送出するための
リード線3bとを1本化したものである. 前記外音制御手段4は、マイクロホン2bの出力する外
音信号を入力して、これを反転処理するOPアンプから
構成される反転回路4aと、反転された外音信号を所定
時間遅延させる遅延回路4bと、反転された外音信号の
大きさを調整するためのボリューム回路4Cとを直列に
接続して構成されている.図中、5は周知のミキシング
回路から構成されるミキサーであって、リード線3a中
に設けられている.このミキサー5には、音声信号発生
手段1からの本来の音声信号と、上記外音制御手段4か
らの外音信号とが入力され、これら両信号の重畳された
音声信号がリード線3aを介してイヤホン2aに出力さ
れる. 反転回路4a,遅延回路4b,ボリューム回路4c及び
ミキサー5は、第3図に示されるような、リード線3中
に設けられた中継ユニット7中に内蔵されている. この中継ユニット7は、被服のポケット等に装着するた
めのクリップ8を有している.なお、この中継ユニット
7は従来の携帯用音響機器のON,OFF及びボリュー
ムを備えた中継ユニットと合体させるようにしてもよい
.中継ユニット7には、遅延回路4bの遅延時間及びボ
リューム回路4Cの出力値を調整するダイヤル4b−,
4c−を設けてある.次に、本実施例装置の動作につい
て説明する. 今、音声信号発生手段1からベクトルAの音声信号が出
力されているとともに、耳イの近傍にベクトルBの外音
が生じたものとする.したがって、マイクロホン2bに
おいてもこのベクトルBの外音が捕捉される. マイクロホン2bによって捕捉された外音は電気信号に
変換され、その外音信号は、リード線3bを介して反転
回路4aに入力され、ここで入力時の信号のレベルと全
く逆のレベルに変換処理されて遅延回路4bに出力され
る. マイクロホン2bで捕捉された外音は、反転回路4aで
反転処理され、ミキサー5を経てイヤホン2aより再び
音声として出力されるが、同一外音が鼓膜に達する前に
マイクロホン2bで捕捉されるようにマイクロホン2b
はイヤホン2aよりも僅かに外側に設けてある。そして
、遅延回路4bは、マイクロホンで捕捉された外音が反
転処理された後イヤホン2aを経て耳イの鼓膜ロまで達
する時点と、外音が直接鼓膜口に達する時点とを一致さ
せるために設けられるものである. この遅延時間Tは、例えば、イヤホン2aから鼓膜ロま
での距離が1αで、周囲温度が常温とすれば、T=1 
(czI)/340 (m/s)=27μsである.し
たがって、遅延回路4bの遅延時間Tは、周囲温度とイ
ヤホン2aから鼓膜までの距離によって決められる.ダ
イヤル4b−は、温度条件に応じて遅延時間Tの調整(
位相調整)を可能にする.反転され、かつ遅延処理され
た外音信号は、ボリューム回路4Cに出力され、ここで
大きさが調整される.大きさの調整は、反転処理されて
イヤホン2aから出力される外音の大きさと、外音その
ものの大きさの絶対値が鼓膜ロにおいて一致するように
行われる.反転処理されるとともに、遅延処理され、か
つ大きさの調整されたボリューム回路4Cからの外音信
号は、ミキサー5に出力され、ここで音声信号発生手段
1からの音声信号と重畳処理されてイヤホン2aに出力
される.したがって、音声信号発生手段1から発生され
る音のベクトルがAであるとすると、このベクトルAか
ら外音のベクトルBが減算された形(A−B)でミキサ
ー5から出力される.そして、鼓膜口においては、イヤ
ホン2aからベクトル(A−B)と外音ベクルトBとが
加算された形、すなわちベクトル(A−B+B)となり
、結局、外音は相殺されるため、鼓膜に達する音は、音
声信号発生手段1からの音ベクトルAのみとなる. 本実施例装置においては、イヤホン2a近傍にマイクロ
ホン2bを設けて外音を捕捉し、この捕捉した外音信号
を外音制御手段4で、反転処理するとともに、遅延処理
し、かつ音量調整したのち、ミキサー5において音声信
号発生手段1からの音声信号と重畳処理してイヤホン2
aへ出力するようにしたので、耳イでは外音の相殺され
た、つまり、外来騒音の無い、音声信号発生手段1から
発生された音のみを聴くことができる. したがって、音声信号発生手段1から発生される音量を
小さくしても明瞭に聴くことができ、周囲の人に迷惑と
ならず、また、自身の耳を傷めることがない. また、音声信号発生手段1からの音声信号出力をOにし
たときは、騒音遮断装置、いわゆる耳栓としても用いる
ことができる.なお、上述の実施例においては、外音制
御手段4の構成を反転回路4a,遅延回路4b及びボリ
ューム回路4Cの順に接続したが、この順序を任意にし
ても同効である. また、マイクロホン2bのイヤホン2aからの突出量に
よっては、反転外音信号の位相調整が不要な場合もある
ので、遅延回路4bは必ず要るものではない.しかし、
周囲温度の変化量が大きい環境では、遅延回路を備えた
ものが好ましい. さらに、音声信号発生手段1は、携帯用に限らず、設置
型の音響装置であってもよいことはもちろんである. また、外音制御手段4及びミキサー5は音声信号発生手
段1の本体内に組込むようにしてもよい.
【発明の効果】
本発明装置においては、イヤホン近傍にマイクロホンを
設けて外音を捕捉し、この捕捉した外音信号を外音制御
手段で、反転処理するとともに、音量調整したのち、ミ
キサーにおいて音声信号発生手段からの音声信号と重畳
処理してイヤホンへ出力するようにしたので、外音の影
響を受けることなく、音声信号発生手段から発生される
音のみを聴くことができる. したがって、音声信号発生手段から発生される音量を小
さくすることができ、周囲の人に迷惑とならず、また、
自身の耳を傷めることがない.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る音響機器用騒音対策装
置の概略構成を示すブロック図、第2図はイヤホン部の
側面図、第3図は中継ユニットの側面図である. 1・・・音声信号発生手段、 2・・・イヤホン部、 2a・・・イヤホン、 2b・・・マイクロホン、 4・・・外音制御手段、 5・・・ミキサー 代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  音楽または話声等の音声信号を出力する音声信号発生
    手段と、 音声信号を音声に変換するイヤホンと、 前記イヤホンの近傍に設けられ、外音を捕 捉するマイクロホンと、 前記マイクロホンで捕捉した外音の電気信 号を反転するとともに、その反転した信号の出力値を調
    整する外音制御手段と、 前記外音制御手段で制御された反転信号と 前記音声信号発生手段からの音声信号とをミキシングし
    、前記イヤホンに出力するミキサーと、 からなることを特徴とする音響装置。
JP2001967A 1990-01-09 1990-01-09 イヤホン等を用いる音響機器用騒音対策装置 Pending JPH03207198A (ja)

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