JPH0320712B2 - - Google Patents

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JPH0320712B2
JPH0320712B2 JP56215963A JP21596381A JPH0320712B2 JP H0320712 B2 JPH0320712 B2 JP H0320712B2 JP 56215963 A JP56215963 A JP 56215963A JP 21596381 A JP21596381 A JP 21596381A JP H0320712 B2 JPH0320712 B2 JP H0320712B2
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signal
loran
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JP56215963A
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JPS57135376A (en
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Chaaruzu Jasupaa Sutesoobun
Binsento Janku Robaato
Sutanrei Robinsu Deibitsudo
Haabaato Rezaa Mitsusheru
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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Publication of JPH0320712B2 publication Critical patent/JPH0320712B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S1/00Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith
    • G01S1/02Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith using radio waves
    • G01S1/08Systems for determining direction or position line
    • G01S1/20Systems for determining direction or position line using a comparison of transit time of synchronised signals transmitted from non-directional antennas or antenna systems spaced apart, i.e. path-difference systems
    • G01S1/24Systems for determining direction or position line using a comparison of transit time of synchronised signals transmitted from non-directional antennas or antenna systems spaced apart, i.e. path-difference systems the synchronised signals being pulses or equivalent modulations on carrier waves and the transit times being compared by measuring the difference in arrival time of a significant part of the modulations, e.g. LORAN systems
    • G01S1/245Details of receivers cooperating therewith, e.g. determining positive zero crossing of third cycle in LORAN-C
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/12Neutralising, balancing, or compensation arrangements
    • H04B1/123Neutralising, balancing, or compensation arrangements using adaptive balancing or compensation means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は不要干渉信号の減衰装置に関するも
のであり、より具体的にいえば、ロランC電波航
法システムにおいて不要信号の干渉を大幅に減衰
させる干渉信号減衰装置及び方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
船舶その他の移動体の概略の位置を決定するた
めに、このような移動体にはロランC受信装置が
使用され得る。典型的なロランC電波航法システ
ムは、主局(master transmitting station)及
び異なる所定位置に配置された最小限2個の従局
(secondary transmitting station)を備えてい
る。各局は、重なり合わない異なる時間帯にパル
ス群、即ち8個の一連の無線周波パルスを送出す
る。より詳細には、主局によるパルス群の送出後
第1の従局によるパルス群の送出が行われる。こ
の第1の従局がパルス群を送出したのち、第2の
従局がパルス群を送出する。この主局及び従局に
よるパルス送出のシーケンスが無限に続けられ
る。
このロランC受信位置における主局信号と1つ
の従局信号との到達時間差として、時間差
(time difference(TD))が定義される。第1の
従局に関する時間差と第2の従局に関する時間差
は、それぞれこのロランC受信機の個々の位置に
応じて変化する。それぞれの時間差は、典型的に
は、このロランC受信機で表示され、海図上に2
本の互いに交差する双曲線の位置の線(lines of
position(LOP))が描かれ、このロランC受信機
の位置が決定される。このロランC電波航法シス
テムの更に詳細な説明については、これと同時に
出願され本件出願人に譲渡されたジヤスパー
(Jasper)らによる米国特許第222422号明細書
(特願昭56−215937号公報)を参照されたい。
ロランC受信機は、時として厳しい受信環境の
もとで動作しなければならない。即ち、このロラ
ンC受信機の通過帯域(典型的には90KHz〜
110KHz)内あるいはその近傍に不要外部無線局
波信号が存在することもあろう。上述した時間差
を決定するために、ロランC受信機は、典型的に
は、主局及び従局のそれぞれから送出されたパル
ス群の各パルスの搬送波(キヤリア)の第3の正
転(positive−going)ゼロクロス点(zero
crossing)をロツクしている。このようなゼロク
ロス点は、パルス追尾基準点(pulse tracking
reference point)、即ちPTRと称されている。不
要外部信号の存在はこのロランCパルス群のパル
ス追尾基準点へのロツクと干渉し、あるいは極端
な場合には妨害し、その結果として位置決めの精
度を低下させあるいは位置決めを全く不可能にす
る。明らかに、このような外部干渉信号を減衰さ
せることが望まれる。
1つの先行技術としてのロランC受信装置にお
いては、ロランC信号と干渉する不要無線周波信
号を減衰させるたに可変(同調可能な)
(tunable)帯域通過フイルタを可変ノツチフイル
タと共に使用している。この可変帯域通過フイル
タは、この受信機のオペレータの視野内に置かれ
た計器に結合された計器目盛(meter scaling)
及び駆動回路に接続されている。このオペレータ
は帯域通過フイルタを調整し、計器上で干渉信号
の相対的な振幅値を読み取る。次に可変ノツチフ
イルタを調整して、干渉信号を除去する。このよ
うなノツチフイルタによる同調調整方式ではこの
受信機の通過帯域(典型的には90kHz〜110kHz)
外に発生する干渉信号は充分に減衰可能である。
しかし、この種のフイルタによる同調調整方式で
は、特にノツチフイルタを使用してロランC通過
帯域内の信号を減衰させようとする場合には、不
要なロランCパルス歪みを発生する。
ロランC信号の受信に従来から用いられている
別の受信装置は、ロランC信号帯域内の不要干渉
信号を減衰させる干渉信号減衰装置を備えてい
る。電圧制御発振器が干渉信号に位相ロツクされ
ている。この発振器の出力信号の振幅は、その発
振器の出力信号が差動増幅器においてロランC信
号及び干渉信号と結合されたときにこの発振器の
出力信号と干渉信号とが相殺し合つてロランC信
号が干渉を受けずに残るように、調整される。こ
の相殺手法はその実現が容易であることから実際
に用いられうるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的の1つは、ロランC帯域内に出現
する不要無線周波信号をデイジタル的に実現でき
る手法により実質的に減衰させる干渉信号減衰装
置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的の1つは、ロランCパルスを
歪ませることなく所望のロランC信号と干渉する
信号を実質的に減衰させる干渉信号減衰装置及び
方法を提供することにある。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、本発明
についての以下の説明を考慮することにより当業
者には明らかなものとなろう。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ロランC信号と干渉する無線周波信
号を実質的に減少させる干渉信号減衰装置及び方
法を指向している。しかしながら、この発明は、
実質的に任意のパルス状周期波形と干渉する不要
無線周波信号を減衰するために適用できることに
留意されたい。
本発明の一実施例によれば、第2のパルス状無
線周波信号(例えばロランC信号)と干渉する不
要な第1の無線周波信号を実質的に減衰させる干
渉信号減衰装置は、これらの第1及び第2の信号
を受信する受信機を備えている。この受信機に
は、第2の信号のパルスをその所定の波形基準点
においてサンプリングするサンプリング回路が結
合されている。さらにこのサンプリング回路は、
第2の信号パルスの基準点サンプルに対応して第
1の信号の自己相関関数のピークに対応する時点
で、第1の信号のサンプリングを行う。こサンプ
リング回路には結合回路が接続され、第1の信号
のサンプルが第2の信号の対応のサンプルに結合
されて第1の信号が実質的に減衰される。
従つて、本発明の構成及び概要は下記に示す通
りである。即ち、本発明は、ロランC信号と干渉
する不要信号を実質的に減衰させる干渉信号減衰
装置であつて、 ロランC信号と不要干渉信号とをふくむ信号を
受信する受信手段と、 前記受信手段に結合され、パルス追尾基準点
(PTR)おいて前記ロランC信号のパルスをサン
プリングし、かつ選択された時点において前記干
渉信号をサンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段に結合され、ロランCパ
ルスのパルス追尾基準点(PTR)のサンプルに
関して干渉信号の自己相関関数のピーク値を決定
し、前記選択された時点は前記ピーク値において
実質的に生ずように定義されている、自己相関関
数決定手段と、 前記サンプリング手段に結合され、前記干渉信
号を実質的に減衰させるべく前記ロランC信号の
対応するサンプルと前記干渉信号のサンプルとを
組み合わせる結合手段と、から構成されたことを
特徴とするロランC信号と干渉する不要信号を減
衰させる干渉信号減衰装置としての構成を有する
ものであり、或いはまた、 前記受信手段は、正の極性の不要信号とロラン
C信号を+1の相対値を具備する信号に変換し、
かつ負の極性の不要信号とロランC信号を−1の
相対値を具備する信号に変換する。ハード・リミ
タを含むことを特徴とするる干渉信号減衰装置と
しての構成を有するものであり、或いはまた、 複数のロランC信号の無線周波数パルスを含む
望ましいロランC信号と干渉する不要干渉信号を
減衰させる干渉信号減衰方法であつて、 (a) ロランC信号と該ロランC信号と干渉する不
要信号とを含む信号を受信する工程と、 (b) 複数のパルス追尾基準点(PTR)のサンプ
ルを形成するように実質的にそのパルスの
PTRにおいて前記ロランC信号をサンプリン
グする工程と、 (c) 複数の不要信号のサンプルのセツトを形成す
るべく、各々のロランCパルスに隣接するが、
その期間中ではない時刻に各々のロランCパル
スに対して前記不要信号をサンプリングする工
程と、 (d) PTRのサンプルに関して不要信号の自己相
関関数のピークが生ずる時刻を決定する工程
と、 (e) PTRのサンプルに関して不要信号のの自己
相関関数のピークが生ずる前記時刻に最も近い
前記セツトの内のサンプルを選択する工程と、 (f) 工程(e)において選択された不要信号サンプル
を対応するPTRのサンプルとともに、不要信
号が実質的に減衰されるように組み合わせる工
程とを含むことを特徴とする干渉信号減衰方法
としての構成を有するものであり、或いはま
た、 複数のロランC信号の無線周波数パルスを含
む望ましいロランC信号に関する不要な干渉信
号を減衰させる干渉信号減衰方法であつて、 (a) 前記不要信号と前記ロランC信号を含む信号
を受信する工程と、 (b) 複数のサンプルS(t)を形成するべく、実
質的にそのパルスのパルス追尾基準点(PTR)
において前記ロランC信号をサンプリングする
工程と、 (c) 各々のロランCパルスに対して複数のサンプ
ルS(t−T)を形成するべく、各々の前記ロ
ランCパルスの前に予め、複数のサンプリング
ル時間Tで前記干渉信号をサンプリングする工
程と、 (d) 対応するS(t)サンプルに関して、前記S
(t−T)サンプルの自己相関関数の値を決定
する工程と、 (e) S(t)サンプルに関して、不要信号の自己
相関関数のピークにおいて選択されたS(t−
T)サンプルが発生するまでサンプリング時間
Tを変化させる工程と、 (f) 不要干渉信号が実質的に減衰されるように、
対応するS(t)サンプルへ、自己相関関数の
ピークにおいて発生するS(t−T)サンプル
を結合させる工程とを含むことを特徴とする干
渉信号減衰方法としての構成を有するものであ
る。
新規であると信ずる本発明の特徴は添付された特
許請求の範囲の特徴部分に明示された通りであ
る。その構成及び動作方法、さらには本発明の目
的及び利点は、添付の図面を参照して以下の説明
により一層明確に理解されよう。
〔発明の概要〕
所望のロランC信号に重畳する不要な干渉信号
を減衰するための方法及び装置が提供されてい
る。不要干渉信号サンプルは干渉の同期が知られ
ているような干渉信号の自己相関関数のピーク値
において発生する干渉信号サンプルが決定され
る。自己相関関数のピーク値において発生するサ
ンプルは、干渉信号が相殺されるか実質的に減衰
されるようにそのロランCのパルスの期間中に所
定の基準点において得られる所望のロランC信号
サンプルに対して加えられるか、或いはそこから
差引かれている。
〔実施例〕
第1図は、ロランCの主局M、第1の従局S1
び第2の従局S2のそれぞれが電波を送出する異な
る時間帯の時間的関係を図示したものである。図
示のように、第1の時間帯にわたつて主局Mが8
個の一連の無線周波のパパルスを送出する。次に
第1の従局S1が第2の時間帯にわたつて8個の無
線周波パルス群を送出し、この後第2の従局S2
第3の時間帯にわたつて8個のパルス群を送出す
る。このパルス群送出シーケンスは、上述した順
序に従つて無限に続けられる。このロランC受信
機の位置を求めあるいは位置めするために、主局
及び従局のパルス群の各パルスの第3の正転換ゼ
ロクロス(positive zero crossings)の発生時刻
が正確に監視される。この第3のゼロクロス点は
便宜的なパルス追尾基準点(PTR)として用い
られるが、他のゼロクロス点が基準点として用い
られてもよい。従来のロランC受信機は、第1の
従局と主局間のPTRの受信時間差(TD)を決定
して1本の位置の双曲線を得ている。この受信機
は更に、受信した主局パルス群のPTRと受信し
た第2の従局パルス群のPTRとの時間差を検出
し、第2の位置の双曲線を得る。これら位置の双
曲線の交点は、このロランC受信機の位置を示
す。
しかしながら、第2図における所望ロランCの
信号2の近傍の周波数を有する狭帯域信号1のよ
うな干渉信号が受信機側(receiver site)に存在
すると、従来のロランC受信機はPTRからの引
込みはずれ(unlocked)を起こす。このような
状態のもとでは、この受信機による位置決めが不
正確になる。第2図は、このように所望のロラン
C信号2のPTRをマスクする狭帯域干渉信号1
を減衰させるための本発明方法を例示する。ロラ
ンCのパルス2のサンプルには干渉信号成分とロ
ランC信号成分の両者が含まれていることに留意
されたい。各々のロランCパルス2のサンプルS
(t)は、受信機における現在のPTR推定時点で
行われる。第2に図示した例では、干渉信号1が
ロランCパルス2のPTRにおいて正の最大値と
なつているが、これに対して、PTRがゼロクロ
ス点で定義されることから、ロランC信号成分は
PTR推定時点においてゼロに極めて近くなつて
いることが示されている。従つて、第2図中のS
(t)サンプルの値は、干渉信号1と受信雑音の
和の瞬時値にほぼ全面的に依存する。
S(t)PTRサンプルのT時間前に、干渉信号
1のサンプルS(t−T)がとられる。このTの
値は、サンプルS(t−T)がPTRにおける干渉
信号の振幅に実質的に等しくなるように選択され
る。簡単に言えば、サンプルS(t−T)は、こ
れがS(t)サンプルと同極性であれ異極性であ
れ最大の相関を有するように選択される。即ち、
S(t−T)サンプルは、干渉信号のS(t)サン
プルに対する自己相関関数のピークを生ずる時点
で抽出される。
波形の自己相関関数R(T)は次式 R(T)=1/NN1 S(t)S(t−T) で表わされ、ここでNは選択されたサンプル数で
ある。
上述の条件が達成されると、即ちS(t−T)
サンプルとS(t)サンプルが高い相関あるいは
反相関(anticorrelated)を示すと、干渉信号サ
ンプルS(t−T)はPTRサンプルS(t)の干
渉信号電圧成分(あるいはその逆極性の値)にほ
ぼ等しくなる。追尾に対して臨界的意義を有する
PTRにおける干渉信号を相殺ないし大幅に減衰
させるには、両サンプルが同一極性で相関してい
る場合にはPTRにおけるS(t)サンプルからS
(t−T)サンプルを減算しなければならない。
あるいはまた、S(t−T)とS(t)が逆極性で
最大の相関を示している場合には、PTRにおけ
るS(t)サンプルにS(t−T)サンプルを加算
しなければならない。S(t−T)サンプルとS
(t)サンプルの干渉信号成分は、このような合
成(結合)過程において互いに相殺される。この
ような結合の結果得られた合成のPTRサンプル
は、干渉ロランC信号が大幅に低減化されてい
る。
第3図は、2個の典型的な干渉信号の自己相関
関数R(T)と時間tのグラフである。干渉信号
が比較的大きなSN比を有する場合には、自己相
関関数3が得られる。干渉信号が自己相関関数3
を発生する信号よりもいくぶん低いSN比を有し
ているときには、自己相関関数4が得られる。垂
直線Aの右方の破線は、ロランCパルス内の自己
相関関数部分を表わしているる。Tは、S(t)
PTRサンプル以前の時間の尺度として定義され
る。Tが変化すると、第3図中の5に示すよう
に、干渉信号のS(t−T)サンプルがS(t)サ
ンプルと最大の相関を示すようになる。このよう
な場合には、不要干渉波を相殺するため、干渉信
号のS(t−T)サンプルがPTRサンプルS(t)
から減算される。第3図に示すように、Tを更に
変化させで6で示すようにS(t−T)サンプル
がS(t)サンプルと反相関を示すようにするこ
ともできる。この場合には、両サンプルが加算さ
れてPTRにおけ不要干渉波が相殺される。
第4図は、所望ロランC信号の受信帯域内ある
いはその近傍に出現する不要干渉波を大幅に減衰
させることができるロランC受信装置を図示して
いる。本発明によるの受信装置は、ロランC信号
を受信すための、好適には全方向性型のアンテナ
10を備えている。このアンテナ10は、無線周
波(RF)帯域通過波回路20の入力端子に結
合されている。この波回路20は、受信しよう
とするロランC信号の周波数に合致する帯域を有
しているる。この波回路20は急峻な振幅制限
特性を有するハード・リミタ30に結合されてお
り、入力信号は、所望ロランC信号であるか不要
干渉信号であるかを問わず振幅制限され、+1又
は−1の相対値を表示する。さらに詳細には、こ
のハード・リミタ30の入力端子に供給された正
極性信号は、+1の相対電圧値を有する信号とし
てこのリミタ30の出力端子に発生される。これ
とは逆に、リミタ30の出力端子に供給された負
極性信号は、−1の相対電圧値を有する信号とな
つてこのリミタ30の出力端子に発生される。
リミタ30は、サンプリング回路40の入力端
子に結合され、このサンプリング回路40は振幅
制限された入力受信信号をサンプリングする。第
4図示のように、このサンプリング回路40は、
現在推定中のPTRにおいて入力信号をサンプリ
ングし、パルス群の各パルスについて1個当り、
複数個のPTRサンプルS(t)を作成する。この
サンプリング回路40はS(t)CONTROLと表
示された制御入力端子を備えており、この制御入
力端子は、位相ロツク・ループ回路80で決定さ
れた現在推定中のPTRにおいて入力信号をサン
プリングするようにサンプリング回路40に指令
する。このサンプリング回路40のS(t)
CONTROL端子に結合されている位相ロツク・
ループ回路については、後に詳述する。PTRサ
ンプルS(t)が、サンプリング回路40のS
(t)と表示された出力端子に出現する。このサ
ンプリング回路40は、また、この回路のT
CONTROL入力端子に供給された信号によつて
定められる時間軸上の少くとも1点において、入
力干渉信号のサンプリングを行う。入力干渉信号
からこのようにして得られた補助サンプルは、サ
ンプリング回路40のS(t−T)と表示された
出力端子に供給される。
干渉検出回路45は入力端子45A及び45B
を備えており、これらの入力端子、第4図示のよ
うに、サンプリング回路40の出力端子からそれ
ぞれS(t−T)及びS(t)信号を受ける。干渉
検出回路45として使用可能な干渉検出回路の1
つは、この出願と同日付で出願され本出願人に譲
渡されたJasperらの米国特許第4445223号明細書
(特願昭56−215937号公報報)に記載されクレー
ムされているものであり、その開示内容が以下参
照される。この干渉検出回路45については第6
図の説明に関し後に詳述するがが、簡単に言え
ば、検出回路45はPTRサンプルS(t)及び補
助サンプルS(t−T)を受けてこれらを処理す
る。この干渉検出回路45は干渉波の有無を検出
し、干渉波が存在すれば、S(t−T)サンプル
がS(t)サンプルとの自己相関関数のピークに
おいて抽出されるように時間Tを決定する。検出
回路45は、ロランCパルス群当り1ないし複数
のS(t−T)サンプルを取ることにより、上記
結果を実現する。サンプリング回路40のT
CONTROL入力端子に結合された制御出力端子
45Cは、所望のS(t−T)サンプルを得るた
めのサンプル時点をこの回路40に指令するる。
干渉検出回路45は、サンプルS(t−T)が自
己相関関数の略々ピークにおいて抽出されるよう
に決定されるまで、ロランCパルス当りの種々の
時間Tにおいて1ないし複数の干渉信号の補助サ
ンプルS(t−T)を抽出することをサンプリン
グ回路40に指令することにより、上述の自己相
関関数のピークを決定する。このような高い相関
を有するS(t−T)サンプルは、後述するよう
にこのS(t−T)サンプルの極性を反転し、あ
るいは反転することなく通過せしめる増幅回路7
0を経て2入力加算回路60の正入力端子に供給
される。この加算回路60の他方の負入力端子
は、サンプリング回路40のS(t)出力端子に
結合されている。このようにして、加算増幅回路
60は、各PTRサンプルS(t)を最大の相関を
示す干渉信号の対応の補助サンプルS(t−T)
と結合させ、S(t)サンプルの干渉信号成分を
大幅に相殺ないし減衰せしめる。干渉検出回路4
5は、S(t−T)サンプルを適切に極性反転し
て加算増幅回路60における干渉信号の相殺が行
われるように、増幅回路70に結合される。
S(t)サンプルとS(t−T)サンプルとの結
合の結果得られた信号は加算増幅回路60の出力
端子に発生され、位相ロツク・ループ回路80の
入力端子に結合される。この位相ロツク・ループ
回路80は、もはやほとんど干渉が除去されて加
算増幅回路60の出力端子に発生されたS(t)
信号に周波数及び位相ロツクされる。位相ロツ
ク・ループ回路80の出力端子に発生されたほと
んど干渉が除去されたS(t)信号は、正確な
PTR位置情報を提供する。このように干渉がと
んど除去されたS(t)サンプル信号は、サンプ
リング回路40のS(t)CONTROL入力端子に
供給され、現在のPTR推定時点において入力ロ
ランC信号のサンプリング動作をサンプリング回
路40に指令する。
説明を完全なものとするために、ここで、ロラ
ンC信号に対する干渉信号の周期を検出するため
の干渉検出回路45として使用できる干渉検出回
路について説明する。既に説明したように、干渉
検出回路45は、ロランCパルス期間内の干渉信
号の自己相関関数の所定の基準点(PTR)に対
するピークにおいて時間軸上のサンプルがとられ
るように干渉信号のサンプリングを行うことによ
り、干渉信号の周期、従つて干渉信号の周波数を
検出する。
更に詳細に説明すれば、干渉検出回路45は、
第5示のように、例えばマイクロププロセツサか
ら成る電子処理装置(プロセツサ)50を備えて
おり、このプロセツサは、サンプリング回路40
から補助サンプルS(t−T)及びPTR S(t)
を受るデータ入力端子45A及び45Bを備えて
いる。第1のモード(モード1)で動作する回路
100は、ロランC信号の選択された基準点に対
する干渉信号の自己相関関数のピーク近傍で補助
サンプルが抽出されるるように、適切なTを有す
る補助サンプルS(t−T)を決定する。このモ
ード1回路100は、プロセツサ50に結合され
た乗算回路群110を備えている。この乗算回路
群110は、ロランC信号当り抽出される干渉信
号の補助サンプルS(t−T)の数に等しい数の
乗算回路を備えている。この実施例においては、
各ロランC信号の基準点に先行して、等間隔に配
置された8個の点T1乃至T8において、8個のサ
ンプルの組が抽出される。本発明の他の実施例は
各ロランCパルスの後にこのようなサンプルを抽
出するものであり、これらの規範はロランCパル
ス区間外で1又は複数のサンプルを抽出すること
にある。従つて、乗算回路群110は2個の入力
端子を有する8個の乗算回路を備えている。乗算
回路群110の各乗算回路は、プロセツサ50を
経てこの乗算回路群50に供給されるS(t−T)
サンプルのいずれか1つに対して動作する。例え
ば、乗算回路群110の第1の乗算回路はS(t)
ロランC信号サンプル(第5図中便宜的にSZで表
示している)を補助サンプルS(t−T1)で乗算
する。乗算回路群110の第2の乗算回路はS
(t)をS(t−T)サンプルで除算し、第3の乗
算回路以降についても以下同様である。
乗算回路群110の各乗算回路の出力は、この
乗算回路と同数の積算回路(accumulator)を備
えている積算回路群120の各入力端子に結合さ
れる。積算回路群120の各積算回路は、この積
算回路群の入力端子に供給される乗算されたサン
プルの合計値を積算する。この積算回路群120
は、所定数LのロランC信号パルスが排出される
まで上記サンプルの積算を継続する。このLに対
する典型的な値はL=120である。次にこの積算
回路群120は、(便宜上プロセツサ50によつ
て)ゼロに設定され、上記積算が再び初期設定さ
れる。積算回路群120は、プロセツサ50から
制御信号線121を介して制御信号を受けること
により、L個のロランCパルスごとに、ゼロに再
設定される。積算回路群120の各積算回路の出
力は、各積算サンプル値が同じ正極性を有するよ
うに絶対値回路群130のそれぞれの絶対値回路
の入力端子に結合する。従つて積算サンプル値の
極性は同一である。この絶対値回路群130は、
1個のロランCパルス当り抽出される補助サンプ
ルS(t−T)の個数(この実施例では8個)と
同数の絶対値回路を備えている。この絶対値回路
群130の8個の出力は、それぞれ異なる自己関
関数値を与える。即ち、絶対値回路群130の第
1の絶対値回路(特には図示せず)は、ロランC
信号の基準点におけるサンプルS(t)に対する
干渉信号サンプルS(t−T1)の自己相関関数値
を与える。絶対値回路群130の第2の絶対値回
路はその出力端子にS(t−T2)サンプルの自己
相関関数値を出力し、以下、S(t−T8)サンプ
ルの自己相関関数値を出力端子に出力する第8番
目の絶対値回路に至るまで同様である。このよう
にして複数個の自己相関関数が絶対値回路群13
0の出力端子に出力される。ハード・リミタ13
5が積算回路群120の出力端子群に結合されて
いる。このリミタ135の出力は電子プロセツサ
50に結合され、積算回路群120で積算された
各積算値の極性情報がプロセツサ50に供給され
る。従つて、積算回路群120で検出された各自
己相関関数値の極性がプロセツサ50に通知され
る。
最大の自己相関関数値を与えるS(t−T)サ
ンプルは、自己相関関数のピークに現在最も近接
しているサンプルである。従つて、このようなS
(t−T)サンプルは、8個のサンプルの組のう
ち周期及び周波数において干渉信号に最も近接し
たサンプルである。このような自己相関関数の最
大値を与えるために、絶対値回路群130の出力
が最大値選択回路140の各入力端子に結合され
る。140等の最大値選択回路は当業者に周知で
ある。このようにして、最大の自己相関関数値が
選択回路140で決定され、比較回路150の入
力端子に供給される。比較的小振幅の干渉信号が
存在する場合は、8個の自己相関関数値はこれに
対応して比較的小さな値であり、最大の自己相関
関数値も小さな値である。これに対して、相当大
振幅の干渉波が存在する場合には、選択された自
己相関関数の最大値は相当大きな値となろう。所
定の閾値電圧THが比較回路150に供給されて
おり、選択された最大の自己相関関数がこのTH
を越える場合には、相当大振幅の干渉信号が受信
されたものとみなされる。比較回路150の出力
は電子プロセツサ50に結合され、閾値THより
も大きな値の自己相関関数が発生したときに、こ
の自己相関関数値及び対応のTがプロセツサ50
内に適切に格納される。このプロセツサ50のT
CONTROL出力端子は、サンプリング回路4
0に結され、サンプリング回路40に関し前述し
たように、サンプリング時刻T1乃至T8を調整す
る。
自己相関関数値が閾値THを越えるると、干渉
検出回路45は内蔵のモード2回路200によつ
てモード2の動作状態となる。このモード2回路
は電子プロセツサ50に結合されている。ここで
第6図Aを参照すれば、ロランC信号のPTRに
対するる干渉信号の自己相関関数のグラフが示さ
れている。自己相関関数のピーク近傍のS0ストロ
ーブ位置にR0が示されている。このR0は、モー
ド1回路100で決定された最大の自己相関関数
値である。図示のように、この自己相関関数値
R0の両側には自己相関関数値R-1及びR1が配置さ
れている。S0は、S(t−T2)乃至S(t−T7
の組のうち最大の自己相関関数値R0に対応する
サンプルとして定義される。このサンプルS0の直
前及び直後S-及びS+サンプルは、それぞれ第6
図Aに示すように、自己相関関数値R-1及びR1
生ずる。自己相関関数値R0は最大値ではあるが、
このR0は要求されている自己相関関数のピーク
に正確に一致していないことに留意されたい。モ
ード2回路は、自己相関関数値R0(即ちS0サンプ
ル)が自己相関関数波形のピークで生ずるように
なるまで、補助サンプルの組S(t−T)のサン
プル時刻を移動させる。この所望の結果は、第6
図Bに図示されたように、S-及びS+サンプル対
応の自己相関関数値が等しいとき、即ち両者の差
がゼロのときに達成される。モード2回路200
は、S-及びS+対応の自己相関関数値相互の差が
ゼロになり、従つてS0サンプル及び対応の自己相
関関数値R0が自己相関関数波形のピークで生ず
るように動作する。
更に詳細には、第5図に図示されたように、モ
ード200回路は乗算回路群210で表示された
第1、第2の回路を備えており、これらの回路群
は電子プロセツサ50に結合されて、サンプルSZ
(従前はS(t))、S-及びS+をその入力端子に受
ける。第1の乗算回路は現在のS-及びSZサンプ
ルを乗算し、この結果をその出力端子に出力す
る。第2の乗算回路はS+及びSZを乗算し、この
結果をその出力端子に出力す。この乗算回路群2
10の出力は差分回路の入力端子に結合され、こ
の差分回路は乗積(S-)(SZ)から乗積(S+
(SZ)を減算し、この減算結果その出力端子に出
力する。この差分回路220の出力は、乗算回路
225の入力端子に結合される。この乗算回路2
25は、差分回路220の出力信号をプロセツサ
50の指令に応じて+1又は−1で乗算する。更
に詳細には、干渉信号の自己相関関数値の極性が
正である旨がハード・リミタ135によつてプロ
セツサ50に示されると、プロセツサ50は、差
分回路220の出力信号を+1で乗算するよう乗
算回路225に指令する。干渉信号の自己相関関
数値の極性が負あることがハード・リミタ135
で示された場合には、プロセツサ50は、差分回
路220の信号を−1で乗算するよう乗算回路2
25に指令する。このようにして、2つの乗算
(S-)(SZ)及び(S+)(SZ)間の差分信号は、こ
のような乗積を発生する自己相関関数値の極性に
応じて適正な符号が与えられる。
まず、差分回路220の出力端子に結合された
積算回路230中に乗積の差分がロランCパルス
のKの数に対応して積算される。この積算回路2
30の積算出力は、S0ストローブのタイミングに
おける誤差量を示している。この積算された乗積
の差分の全量は、デイジタル切替可能帯域通過
波回路240に供給される。この切替可能な帯域
通過波回路240は、このモード2回路200
で演算処理される最初のKパルス群について、積
算回路230から供給された乗積の差分の積算値
に比較的広帯域の波処理を施す。Kの初期値は
典型的には24である。各KロランCパルス群の
のち、積算回路230は、第6図示のようにこれ
に接続された積算回路制御信号線231を介して
プロセツサ50からの信号を受けてゼロにリセツ
トされる。KロランCパルス群の最初のJ群(J
は個数であり、典型的には36である)がモード
2回路200で演算される間は、デイジタル切替
可能帯域通過波回路240は上述した比較的広
帯域の波特性を保持する。しかしながら、モー
ド回路2回路200がKロランCパルスの最初の
J群を演算処理したのち、積算回路230がゼロ
にリセツトされ、24よりも相当大きな、例えば
720のKの値のロランCパルス群に対する積算
が再び初期設定される。モード2回路200がこ
の第2の大きなK値のロランCパルス群を演算処
理する間は、デイジタル切替可能帯域通過波路
240は切替えられて、Kパルス群の最初のJ群
に対するものよりも狭い帯域波特性を呈する。
上述のパラメータの変更は、積算回路230及び
波回路240にそれぞれ制御信号線231及び
241を介してプロセツサ50から適宜な制御信
号を送出することにより達成されるる。切替可能
帯域通過波回路240の出力信号は、S0サンプ
リング・ストローブが自己相関関数のピークから
時間的にどの程度離間しているかを示す誤差信号
である。このような誤差信号が存在する波回路
240の出力は、電子プロセツサ50を経てサン
プリング回路40に結合され、S1乃至S8のサンプ
ルの組の中から選択されたS0サンプルが干渉信号
の自己相関関数のピークで生ずるようになるま
で、サンプリング回路40のサンプリング時点を
制御、調整する。このように、モード2回路20
0、プロセツサ50及びサンプリング回路40は
一体となつて制御ループを形成し、S0サンプリン
グ・ストローブの時点を最適化する。積算回路2
30に対して24という初期パラメータKが選択
され、かつこれに対応して波回路240は比較
的広い帯域を有し、その結果この状態においては
比較的高速のアタツクないしライズ・ライムでS0
サンプルが自己相関関数のピーク近傍の時点に位
置せしめられる。一方、積算回路230に対して
720という次のパラメータKが選択され、かつ
これに対応して波回路240は比較的狭い帯域
を有し、その結果この状態においては高精度の誤
差信号がプロセツサ50及び関連のサンプリング
回路40に供給され、S0サンプルの最適タイミン
グが達成される。干渉信号の自己相関関数のピー
クに対するS0サンプルの追尾精度が高まるにつれ
て、波回路240のの出力端子の誤差信号は漸
次減少し、最終的には最大精度が達成されるとゼ
ロになる。
モード2A回路300が電子プロセツサ50に
結合され、S0サンプルを干渉信号の自己相関関数
のピーク対応時点に可能な限り接近せしめるよう
な極めて高精度の同調を行う。より詳細には、こ
のモード2A回路300は電子プロセツサ50に
結合された乗算回路310を備え、この乗算回路
はモード1及びモード2回路100及び200な
らびに関連回路で決定された現在のS0サンプル及
びSZサンプルを連続的に受信する。乗算回路31
0は、ロランCパルス群の対応のSZサンプルに対
するS0サンプルの自己相関関数値の決定に必要な
第1ステツプを遂行する。さらに詳細には、乗算
回路310は、各ロランCパルス群について各S0
サンプルを対応のSZサンプルで乗算することによ
つてこれを達成する。このようにして作成された
各乗算(S0)(SZ)は積算回路320の入力端子
に供給され、この回路は(S0)(SZ)積をロラン
Cパルス群の個数M、例えばMは720、にわた
つて積算する。各(S0)(SZ)積の最大値は±1
であるから、積算回路320の出力端子に出力さ
れる最大値は+720又は選択されたMの値の正も
しくは負の値となる点に留意されたい。
積算回路320の出力は、絶対値回路330の
入力端子に結合されて正極性が保証れたのち所定
の閾値と比較されるが、これについては以下説明
する。絶対値回路330の出力は、比較回路34
0の入力端子に結合される。この比較回路340
は、積算された(S0)(SZ)積の合計値を積算回
路320に対して選択されたM値近傍の所定の閾
値と比較する。例えば、Mが720であれば、比
較回路340に関する閾値レベルは715であ
る。積算回路320からの全積算値がこの閾値、
この場合には715、を越えるとS0サンプルとSZ
サンプル間の高い相関が示される。この状態では
比較回路340が出力信号を発生し、この出力信
号は第6図示のように比較回路240とデイジタ
ル切替可能帯域通過波回路240のデセーブル
端子間の接続を介してこの波回路240をデセ
ーブルする。本発明の方法の説明において既に述
べたように、上述したデイジタル切替可能帯域通
過漆波回路のデセーブル動作は、高精度で時間
決めされたS0サンプルが自己相関関数のピークに
おける所望の精度の時間位置にゆらぐことなく保
持されることを好適には許容する。このようにし
て、S0サンプリング・ストローブの極めて高精度
の同調が達成される。従つてS0ストローブ及び
PTRにおけるSZストローブ間の時間は、干渉信
号の周期及び周波数の両者を高精度で表示する。
絶対値回路330の出力は比較回路350の入
力端子にも結合されており、干渉信号が消滅した
かあるいは干渉信号の周波数検出及び減衰が不要
である程度の低閾値レベルまで減少したか否かが
検出される。比較回路350の入力端子に供給さ
れ得る(S0)(SZ)積の最大積算値がM(ここでは
720)、即ち積算回路320がゼロに再設定さ
れるまでに動作するロランCパルスの個数に等し
い点に再び留意されたい。(S0)(SZ)積の全積算
値がMよりも相当小さければ、干渉信号が停止し
たかあるいは無視できるような低レベルに減少し
たかのいずれかである。720というMの値に対
しては、比較回路350の閾値レベルは便宜的に
288に設定される。比較回路350の動作によ
り、乗算の全積算値が288以下であれば電子プ
ロセサ5が本発明装置をモード1状態に復帰さ
せ、従つて干渉信号の探索が再び初期設定され
る。(比較回路350の出力は第6図示のように
電子プロセツサ50に結合されている。) このようにして、干渉検出回路45は、モード
1回路100、モード2回路200及びモード2
A回路300の動作を通じて、サンプリング回路
40のT CONTROL入力端子に制御信号を供
給し、この制御信号は、ロランCパルスの選択さ
れたパルス・タイミング基準点に対する干渉信号
の自己相関関数のピーク対応時点においてS0補助
サンプルを抽出することを回路40に指令する。
このようにして作成された各S0サンプルは対応の
S(t)(即ちSZ)と共に加算回路60に供給さ
れ、このようなS(t)PTRサンプルから干渉信
号が大幅に除去される。このように干渉信号の存
在下にも拘らずPTRの正確な追尾が可能になる。
第5図においてはモード1回路100、モード2
回路200及びモード2A回路300、回路6
0,70及び80がプロセツサ50の外部に存在
することが例示されているが、本発明の他の実施
例においては、上記各回路は適宜プロセツサ50
内に組込まれていてもよい。第7図は、このよう
な回路が組込まれたときのプロセツサ50の動作
のフローチヤートである。
第7図Aは、干渉信号検出回路45のモード1
部分のフローチヤートである。図示のように、モ
ード1はステツプ410において初期設定され
る。ステツプ420において、サンプリング回路
40が最初の8個のサンプルS1−S8を抽出する時
間が定められ、またモード1パメータLが120
に設定される。ステツプ430及び440はS
(t−Ti)・S(t)積の積算を行うが、このよう
に積算された乗算はACCUM1積と表示されてい
る。第6図示の実施例においては、このような乗
算は乗算回路110で発生され、積算回路群12
0で積算される。再び第7図Aを参照すれば、ス
テツプ450がそのような積算乗積の絶対値を決
定し、そのような乗積の極性を決定する。これら
の処理はそれぞれ絶対値回路群130及びハー
ド・リミタ135で行われる。この各積算乗積S
(t−Ti)・S(t)の最大値がステツプ460で
決定されるが、このような最大値が決定されたの
ちはRと表示される。これは、最大値選択回路1
40による自己相関関数の最大値選択に対応す
る。ステツプ470は、比較回路150の動作と
類似の方法により、上記Rが所定の閾値レベル
THを越えたか否かを検出する。RがTHを越え
ておれば、干渉信号が検出されたことになり、モ
ード2に変改される。RがTHを越えなければ、
ステツプ410に戻ることによりモード1が継続
される。
第7B図は、干渉検出回路45のモード2部分
のフローチヤートである。このモード2はステツ
プ510で初期設定される。ステツプ520にお
いて、既に説明したパラメータJ及びKがそれぞ
れ36及び24に初期設定される。またステツプ
520において、デイジタル切替可能帯域通過
波回路に適宜なパラメータが供給され、広帯域特
性に切替えられる。ステツプ530において
ACC1がゼロに設定される。これは第6図中の
積算回路230をゼロに設定することに対応す
る。ステツプ530はサブルーチン
CALCULATH ERROR(ステツプ610)に進
み、干渉信号の自己相関関数のピークに最も近接
したサンプリング・ストローブにおける誤差量が
検出される。第7図Cのステツプ620に示され
るように、ACC1=ACC1+SIGNI*(SI-1*SZ
−SI+1*SZ)である。この表式は、前述のモード
2回路、特にその乗算回路210、差分回路22
0、乗算回路225、積算回路230及び波回
路240の動作を参照すれば明らかであろう。
SI-1及びSI+1はそれぞれS-サンプル及びS+サンプ
ルと定義される。SZは現在のPTR推定値である。
SIGNIはハード・リミタ135で供給されるよう
な極性情報である。上述の表示ACCIは、ステツ
プ630における指定によつて現在選択されてい
るデイジタル切替可能帯域通過波回路のパラメ
ータのもとで、ステツプ620においてK=1か
らKまで積算された誤差信号を供給する。この誤
差信号は、S0ストローブが干渉信号の自己相関関
数のピークから時間的にどの程度離間しているか
の表示を含んでいる。ステツプ640はリターン
を実行し、モード2中のステツプ530の最後に
リターンさせる。ステツプ540において、モー
ド2AのパメータK及びMの両者が設定される。
ステツプ530において、デイジタル切替可能帯
域通過波回路240に適切なパメータが供給さ
れる。
ステツプ810において、モード2Aが開始さ
れる。ステツプ820において、ACC1及び
ACC3がゼロに設定される。このACC3はステツ
プ830においてm=1からMまで積算される際
にACC3+(S0*SZ)で表示される。第6図中の
装置においては、乗算回路310及び積算回路3
20が上記結果を得るように動作する。ステツプ
840において、絶対値回路330の動作と類似
の方法によりACC3の絶対値が決定される。判定
ステツプ850は、ACC3が所定の閾値
THRESH2以下であるか否かを判定し、小さけ
れば、モード1が再び実行される。ACC3が上記
閾値より小さくなければ、次の判定ステツプ86
0が実行され、ACC3が他の閾値THRESH1と
比較される。この比較は実際には比較回路340
及び350で実行される。ACC3がTHRESH1
より大きければ、ステツプ870によつて
ERRORがゼロと決定される。このような誤差無
しの場合には、8個のサンプリング・ストローブ
S1−S8のタイミングは適正であり、ステツプ89
0におけるタイミング調整が不要である。一方、
ACC3がTHRESH1より大きければ、S1−S8
イミンング・ストローブ特にS0のタイミングに誤
差が存在する。この場合、上記誤差がステツプ8
80によつてサブルーチンCALCULATE
ERROR計算される。
このサブルーチンにおいて誤差が計算される
と、この既知の誤差を用いて位置調整、即ちS0
ンプルが干渉信号の自己相関関数のピークにおい
て適正にタイミングされるように1−S8サンプル
のタイミングが調整される。
干渉信号を減衰させるために、第7図D図示の
各ステツプが実行される。ステツプ910により
PTR追尾が継続される。モード1の干渉信号検
出回路が実行中であれば、干渉信号の減衰はまだ
要求されていない。この場合には上記観点に基
き、ステツプ920においてSIGNI(後述する)
がゼロに設定される。ステツプ930は、SZ=SZ
−SIGNI*S0の関係に従つて現在のSZPTRサン
プルから現在のS0サンプルを有効に減算すること
により、干渉信号の減衰を実行する。このSIGNI
の符号は干渉信号の減衰を保証するのに必要な+
1又は−1に設定される。
以上、ロランC信号の通過帯域内に出現する不
要無線周波信号を、ロランC信号パルスを歪ませ
ることなく、大幅に減衰させることができる装置
及び方法を詳細に説した。
いくつかの好適実施例だけを例示したが、当業
者にとつて多くの修正、変更が可能である。従つ
て、本発明の範囲内に含まれるそのような修正、
変更をすべて網羅するように請求の範囲が記載さ
れていることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ロランCの主局及び従局の異なる送
信時間帯の時間関係を図示するグラフ、第2図
は、狭帯域干渉信号で劣化した典型的なロランC
信号の例示、第3図は、第2図の干渉信号の自己
相関関数をロランC信号中の選択されたパルス追
尾基準点に対してプロツトした図、第4図は、本
発明の干渉信号減衰装置のブロツク図、第5図
は、第4図示の干渉信号減衰装置の更に詳細なブ
ロツク図、第6図A及び第6図Bは、干渉信号の
自己相関関数のピークに位置するように干渉信号
のサンプリングを行うことを例示する図、第7図
A、第7図B、第7図C、第7図Dは、本発明の
方法に従つて干渉信号を減衰させるのに用いる干
渉信号減衰方法のステツプのフローチヤートであ
る。 3,4…干渉信号の自己相関関数、20…無線
周波帯域通過波回路、30…ハード・リミタ、
40…サンプリング回路、45…干渉検出回路、
50…プロセツサ、60…加算増幅回路、70…
増幅回路、80…位相ロツク・ループ回路、10
0…モード1回路、110…乗算回路群、120
…積算回路群、130…絶対値回路群、140…
最大値選択回路、150…比較回路、200…モ
ード2回路、210…乗算回路群、220…差分
回路、230…積算回路、240…デイジタル切
替可能帯域通過波回路、300…モード2A回
路、310…乗算回路、320…積算回路、33
0…絶対値回路、340,350…比較回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロランC信号と干渉する不要信号を実質的に
    減衰させる干渉信号減衰装置であつて、 ロランC信号と不要干渉信号とをふくむ信号を
    受信する受信手段と、 前記受信手段に結合され、ロランC信号のパル
    ス追尾基準点(PTR)において前記ロランC信
    号のパルスをサンプリングし選択された時点にお
    いて前記不要干渉信号をサンプリングするサンプ
    リング手段と、 前記サンプリング手段に結合され、ロランC信
    号のパルス追尾基準点(PTR)のサンプルに関
    して不要干渉信号の自己相関関数のピーク値を決
    定し前記選択された時点は前記ピーク値において
    実質的に生ずる自己相関関数決定手段と、 前記サンプリング手段に結合され、前記不要干
    渉信号を実質的に減衰させる前記ロランC信号の
    対応するサンプルと前記不要干渉信号のサンプル
    とを結合させる結合手段と、から構成され、 前記自己相関関数決定手段は、サンプリング回
    路40の出力端子からPTRサンプルS(t)及び
    補助サンプルS(t−T)を受け、サンプルS(t
    −T)が自己相関関数の略々ピークにおいて抽出
    されるように決定されるまでロランCパルス当り
    の種々の時間Tにおいて1ないし複数の干渉信号
    のサンプルS(t−T)を抽出することをサンプ
    リング回路40に指令し、ロランC信号に対する
    干渉信号の周期を決定する干渉検出回路45から
    成り、 前記結合手段は、前記補助サンプルを増幅する
    増幅回路70と前記サンプルS(t)と増幅回路
    70により増幅された補助サンプルS(t−T)
    の極性を反転し加算する2入力加算回路60から
    構成され、 かつ前記干渉検出回路は、前記サンプリング手
    段及び前記増幅回路70のタイミングを制御する
    とともに、前記サンプルS(t)及び補助サンプ
    ルS(t−T)を入力とすることで前記結合手段
    と互いに接続された関係を有することを特徴とす
    るロランC信号と干渉する不要信号を減衰させる
    干渉信号減衰装置。 2 前記受信手段は、正の極性の不要信号とロラ
    ンC信号を+1の相対値を具備する信号に変換
    し、かつ負の極性の不要信号とロランC信号を−
    1の相対値を具備する信号に変換する、ハード・
    リミタを含むことを特徴とする前記請求項1記載
    の干渉信号減衰装置。 3 複数のロランC信号の無線周波数パルスを含
    む望ましいロランC信号と干渉する不要干渉信号
    を減衰させる干渉信号減衰方法であつて、 (a) ロランC信号と該ロランC信号と干渉する不
    要信号とを含む信号を受信する工程と、 (b) 複数のパルス追尾基準点(PTR)のサンプ
    ルを形成するように実質的にそのパルスの
    PTRにおいて前記ロランC信号をサンプリン
    グする工程と、 (c) 複数の不要信号のサンプルのセツトを形成す
    るべく、各々のロランCパルスに隣接するが、
    その期間中ではない時刻に各々のロランCパル
    スに対して前記不要信号をサンプリングする工
    程と、 (d) PTRのサンプルに関して不要信号の自己相
    関関数のピークが生ずる時刻を決定する工程
    と、 (e) PTRのサンプルに関して不要信号の自己相
    関関数のピークが生ずる前記時刻に最も近い前
    記セツトの内のサンプルを選択する工程と、 (f) 工程(e)において選択された不要信号サンプル
    を対応するPTRのサンプルとともに、不要信
    号が実質的に減衰されるように組み合わせる工
    程とを含むことを特徴とする干渉信号減衰方
    法。 4 複数のロランC信号の無線周波数パルスを含
    む望ましいロランC信号に関する不要な干渉信号
    を減衰させる干渉信号減衰方法であつて、 (a) 前記不要信号と前記ロランC信号を含む信号
    を受信する工程と、 (b) 複数のサンプルS(t)を形成するべく、実
    質的にそのパルスのパルス追尾基準点(PTR)
    において前記ロランC信号をサンプリングする
    工程と、 (c) 各々のロランCパルスに対して複数のサンプ
    ルS(t−T)を形成するべく、各々の前記ロ
    ランCパルスの前に予め、複数のサンプリング
    時間Tで前記干渉信号をサンプリングする工程
    と、 (d) 対応するS(t)サンプルに関して、前記S
    (t−T)サンプルの自己相関関数の値を決定
    する工程と、 (e) S(t)サンプルに関して、不要信号の自己
    相関関数のピークにおいて選択されたS(t−
    T)サンプルが発生するまでサンプリング時間
    Tを変化させる工程と、 (f) 不要干渉信号が実質的に減衰させるように、
    対応するS(t)サンプルへ、自己相関関数の
    ピークにおいて発生するS(t−T)サンプル
    を結合させる工程とを含むことを特徴とする干
    渉信号減衰方法。
JP56215963A 1981-01-05 1981-12-29 Interference signal damping apparatus and method Granted JPS57135376A (en)

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